JP6613460B2 - 部品搭載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、部品を吸引して保持するノズルを備えた部品搭載装置に関するものである。
従来、基板に部品を搭載する部品搭載装置が知られている。部品搭載装置は、部品を吸引して保持するための吸引路が内部に形成されたノズルシャフトと、ノズルシャフトの下端に設けられたノズル装着部に着脱自在に装着されるノズルを備えている。ノズル装着部は一対のアームを備えており、この一対のアームによってノズルの被挟持部を挟持することで、ノズルシャフトの長手方向に対してノズルを位置決めするようになっている。また、ノズル装着部は、ノズルに設けられた断面V形の係合用凹部に係合させる断面山形の係合用凸部を備えており、この係合用凸部をノズルの係合用凹部とノズルシャフトの長手方向に係合させることで、ノズルシャフトの長手方向を軸とする回転方向(横方向)に対してノズルを位置決めするようになっている(例えば、下記の特許文献1)。
特開2000−252695号公報
しかしながら、上記係合用凸部と係合用凹部との間には、ノズルをノズル装着部に対してスムーズに着脱させるための横方向のわずかな隙間が形成されており、この隙間においてノズルがノズル装着部に対してがたつき、ノズルシャフトに対する部品の姿勢が不安定になって、基板に対する部品の実装精度が低下するおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、ノズル装着部に対するノズルのがたつきをなくして実装精度を向上させることができる部品搭載装置を提供することを目的とする。
本発明の部品搭載装置は、部品を吸引して保持するための吸引路が内部に形成されたノズルシャフトと、前記部品を吸引して保持するノズルを、前記ノズルシャフトに対して着脱自在に装着するノズル装着部とを有し、前記ノズル装着部は、前記ノズルの被係合部と係合するとともに、前記ノズルが前記ノズルシャフトの長手方向を軸とする回転方向へ動くことを規制する係合部と、前記回転方向にノズルを付勢する付勢部とを備えた。
本発明によれば、ノズル装着部に対するノズルのがたつきをなくして実装精度を向上させることができる。
本発明の第1実施形態における部品搭載装置の斜視図 本発明の第1実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドの正面図 本発明の第1実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズルの近傍の正面図 本発明の第1実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズルの近傍の側面図 本発明の第1実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズルシャフト及びノズルの(a)横断面図(b)横断面図におけるV1−V1縦断面図 本発明の第1実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズルシャフト及びノズルの(a)横断面図(b)横断面図におけるV2−V2縦断面図 本発明の第1実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズルの近傍の斜視図 本発明の第1実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズルシャフトからノズルを取り外した状態の斜視図 本発明の第1実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズル装着部の断面斜視図 本発明の第2実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズルの近傍の斜視図 本発明の第2実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズルシャフトからノズルを取り外した状態の斜視図 本発明の第2実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズルの近傍の正面図 本発明の第2実施形態における部品搭載装置が備える部品搭載ヘッドのノズルの近傍の側面図
(第1実施形態)
はじめに、本発明の第1実施形態について説明する。図1に示す部品搭載装置1は基板PBに部品PTを搭載する装置である。部品搭載装置1は基台11、基板搬送部12、複数の部品供給部13、搭載ヘッド移動機構14、部品搭載ヘッド15、基板認識カメラ16及び部品認識カメラ17を備えている。
図1において、基板搬送部12は基台11上を作業者OPから見た左右方向(X軸方向)に延びている。基板搬送部12は部品搭載装置1に上流工程側(作業者OPから見た左側)から送られてきた基板PBを搬入して基台11の中央の所定の作業位置に位置決めする。複数の部品供給部13は基板搬送部12の側方にX軸方向に並んで設けられている。各部品供給部13は基板搬送部12側の端部の部品供給口13Kに部品PTを供給する。
搭載ヘッド移動機構14は基台11の上方を作業者OPから見た前後方向(Y軸方向)に延びた固定ビーム14a、X軸方向に延びた移動ビーム14b及び移動プレート14cを備えている。固定ビーム14aは基台11に固定されている。移動ビーム14bは固定ビーム14aにガイドされてY軸方向に移動する。移動プレート14cは移動ビーム14bにガイドされてX軸方向に移動する。
部品搭載ヘッド15は移動プレート14cに取り付けられている。部品搭載ヘッド15は、固定ビーム14aに対する移動ビーム14bのY軸方向への移動と、移動プレート14cの移動ビーム14bに対するX軸方向への移動とによって、水平面内を移動する。
基板認識カメラ16は部品搭載ヘッド15に、撮像光軸を下方に向けた状態で取り付けられている。基板認識カメラ16は部品搭載ヘッド15の移動により水平面内を移動する。部品認識カメラ17は基台11上の基板搬送部12と部品供給部13の間に、撮像光軸を上方に向けた状態で取り付けられている。
図2、図3及び図4において、部品搭載ヘッド15は下方に突出して延びた中空の複数のノズルシャフト21を備えている。各ノズルシャフト21の下端部にはノズル装着部22が取り付けられている。ノズル装着部22には部品吸着用の複数のノズル23が着脱自在に装着されている。
図2において、部品搭載ヘッド15は各ノズルシャフト21に対応したノズルシャフト駆動部15Kを備えている。各ノズルシャフト駆動部15Kは対応するノズルシャフト21を(すなわちノズル23を)昇降させ、上下軸(Z軸)回りに回転させる。
図3及び図4において、ノズル装着部22は受け部31、ピン32、2つの規制爪33、2つの付勢爪34及びばね35を備えている。図5(a),(b)及び図6(a),(b)に示すように、受け部31は中空の部材から成り、ノズルシャフト21の下端に外嵌されている。ピン32は受け部31を水平方向に貫通している。ピン32の両端部は受け部31の外周面の外側に突出している。2つの規制爪33と2つの付勢爪34は受け部31の側面に取り付けられている。各規制爪33と各付勢爪34はそれぞれ、受け部31の側面に沿ってノズルシャフト21の長手方向(上下方向)に延びた形状を有している。なお、図5(a)及び図6(a)においては、ノズルシャフト21、受け部31及び規制爪33等の構造を分かり易く描写するため、ばね35等を一点鎖線で示している。
図7及び図8において、各付勢爪34は各規制爪33に並べて配置されており、それぞれ上端部を受け部31の外周面に当接させている。各規制爪33にはその一部を切り欠いて形成された凹部33Kが設けられており、付勢爪34はその凹部33K内に収められるようにして配置されている。ここでは付勢爪34は規制爪33に設けられた凹部33Kに配置されているとしているが、これは規制爪33と付勢爪34をコンパクトに受け部31に配置するためであり、必須ではない。よって、付勢爪34は、必ずしも規制爪33の凹部33Kに配置されていなくてもよく、単に、規制爪33の側方に並べられて配置されているのであってもよい。
図3、図4、図7及び図8において、ばね35は円環形状を有しており、受け部31の外周面の外側に配置されている。ばね35はその弾性力によって、2つの規制爪33と2つの付勢爪34それぞれの中間部を受け部31の外周面側に付勢している。これにより2つの規制爪33と2つの付勢爪34はそれぞれ、受け部31と当接させた上端を支点として上下面内で揺動自在であり、ばね35による付勢力に抗して下端側を押し広げることができるようになっている。
ここで、2つの付勢爪34それぞれが揺動する面(揺動面YM)は同一ではなく、ノズルシャフト21の長手方向の軸JXを挟んで互いにずれている(図5(a))。すなわち、2つの付勢爪34は同一の面内を揺動するのではなく、ノズルシャフト21の長手方向の軸JXを挟んで互いに平行に位置する2つの揺動面YM内をそれぞれ揺動する。
図3において、ノズルシャフト21の内部空間と受け部31の内部空間は、部品PTを吸引して保持するための吸引路36(図5(a),(b)及び図6(a),(b)も参照)を形成している。すなわち第1実施形態において、ノズルシャフト21は、部品PTを吸引して保持するための吸引路36が内部に形成されたものとなっている。
図5(b)及び図6(b)において、受け部31の下端にはフィルタユニット37が着脱自在に取り付けられている。フィルタユニット37はエアーフィルタ38を備えている。エアーフィルタ38は、ノズル23を介して吸引した空気中に含まれるごみや埃等が吸引路36中に侵入することを防止する。
図7及び図8において、ノズル23はノズル装着部22の受け部31に取り付けられる基部41と、基部41から下方に延びた管状の本体部42を備えている。基部41の下部には円盤状に広がった鍔部43が形成されている。本体部42の内部にはノズル23の上下軸に沿って貫通して延びる吸引管路44が設けられている。
図5(b)、図6(b)、図7及び図8において、基部41の側面の、ノズル23の上下軸を挟んで対向する一対の部分には、2つの傾斜面45が設けられている。また、基部41の側面であって、平面視において2つの傾斜面45のそれぞれから90度ずれた箇所には、上方に開口した形状(ここではU字形状)の溝部41Mが設けられている(図3)。
図5(b)、図6(b)、図7及び図8において、基部41の側面であって、2つの傾斜面45及び2つの溝部41Mよりも下方の位置には、円環状の凹状溝46が設けられている。基部41の内部には、上方に開口して吸引管路44に連通する空洞部47が形成されている(図5(b)及び図6(b))。空洞部47の内径は、ノズル装着部22の受け部31の外径よりも若干大きい寸法を有している。
ノズル23をノズル装着部22に取り付ける場合には、ノズル23の空洞部47を受け部31の下端に外嵌させる(図8中に示す矢印A)。このときノズル23に形成された2つの溝部41M内にノズル装着部22のピン32の両端部を嵌入させる。溝部41Mの横方向(ノズルシャフト21の長手方向を軸JXとする回転方向)の内径はピン32の外径よりもわずかに大きくなっており、これにより溝部41Mにピン32がスムーズに嵌入し得るようになっている。
ノズル23の空洞部47がノズル装着部22の受け部31に外嵌されるとき、ノズル23に形成された2つの傾斜面45は、2つの規制爪33の下端及び2つの付勢爪34の下端のそれぞれに当接し、2つの規制爪33と2つの付勢爪34をそれぞればね35の付勢力に抗して押し広げていく。そして、ピン32の両端部が2つの溝部41M内に嵌入し終えたところで各規制爪33の下端部が傾斜面45の下端に達し、2つの規制爪33は下端側が閉じる方向に揺動して、それぞれの下端を凹状溝46に係止させる。これによりノズル23はノズル装着部22に(すなわちノズルシャフト21に)装着された状態となる(図7)。
ノズル23がノズル装着部22に装着された状態では、ノズル23は2つの規制爪33に挟持されてノズルシャフト21の長手方向に対する位置決めがなされ、これによりノズル23のノズルシャフト21の長手方向に沿った動きが規制される。また、ノズル23は、ピン32の両端部が2つの溝部41M内に嵌入(係合)することで、ノズル装着部22に対する横方向の位置決めがなされる。また、吸引路36はノズル23の吸引管路44と連通した状態となる。
このように第1実施形態において、ノズル装着部22のピン32は、ノズル23の被係合部である溝部41Mと係合するとともに、ノズル23がノズルシャフト21の長手方向を軸JXとする回転方向へ動くことを規制する係合部となっている。
また、上記のようにノズル23がノズル装着部22に装着された状態では(図7)、2つの付勢爪34はそれぞれ下端を傾斜面45に当接させ、ばね35の付勢力によって傾斜面45を押圧する。2つの付勢爪34は、前述したように、ノズルシャフト21の長手方向の軸JXを挟んで互いに平行に位置する2つの揺動面YM内をそれぞれ揺動するようになっているので、2つの付勢爪34が2つの傾斜面45を押圧する一対の力Pは(図9)、ノズルシャフト21の長手方向の軸JX(ノズル23の上下軸でもある)を中心とする偶力となる。この偶力は、ノズル23をノズルシャフト21の長手方向の軸JX回りに回転させる方向の付勢力となり、ノズル23の溝部41Mの内壁がピン32に押し付けられるので、ノズル23はノズル装着部22にロックされる。
このように第1実施形態において、付勢爪34は、ノズルシャフト21の長手方向を軸JXとする回転方向にノズル23を付勢する付勢部となっている。また、ばね35は、規制爪33及び付勢爪34に弾性力を作用させ、規制爪33がノズル23を規制する力及び付勢爪34がノズル23を回転方向へ付勢させる力を発生させる弾性体となっている。また、ノズル23に設けられた傾斜面45は、規制爪33を押し広げる機能を有し、付勢爪34は、傾斜面45に当接してノズル23を回転方向に付勢するようになっている。
上記構成の部品搭載装置1が部品搭載作業を行う場合には、先ず、基板搬送部12が上流工程側の装置(例えば基板PBに半田等のペーストを印刷する装置)から基板PBを受け取って搬送し、作業位置に位置決めする。そして、部品搭載ヘッド15が基板PBの上方に移動し、基板認識カメラ16は基板PBに設けられた基板マーク(図示せず)を撮像する。基板認識カメラ16が撮像した基板マークの画像データは部品搭載装置1が備える制御部(図示せず)に送られ、制御部はその画像データに基づいて基板PBの位置を把握する。
制御部が基板PBの位置を把握したら、各部品供給部13が部品供給口13Kに部品PTを供給し、部品搭載ヘッド15は部品供給部13の上方に移動して各ノズル23に部品PTを吸着してピックアップする。部品搭載ヘッド15は、各ノズル23において部品PTをピックアップしたら、各部品PTが部品認識カメラ17の上方を通過するように移動する。部品認識カメラ17は各部品PTを撮像する。部品認識カメラ17が撮像した各部品PTの画像データは制御部に送られ、制御部はその画像データに基づいて各部品PTを認識する。
制御部が各部品PTを認識したら、部品搭載ヘッド15は基板PBの上方に移動する。そして、制御部で得られた基板PBの位置の情報と部品PTの認識結果に基づいて、ノズル23にピックアップさせた各部品PTを基板PB上の定められた位置に搭載する。このような部品PTのピックアップ動作から基板PBへの搭載動作までの動作を部品搭載ヘッド15が繰り返して予め定められた部品PTを基板PBに搭載したら、基板搬送部12が基板PBを下流工程側に搬出する。
上述のように、第1実施形態における部品搭載装置1では、各ノズルシャフト21のノズル装着部22にノズル23が装着された状態において、ノズル装着部22が備える2つの付勢爪34が、ノズル23に設けられた2つの傾斜面45を押圧し、ノズル23をノズルシャフト21の長手方向を軸JXとする回転方向へ付勢するようになっている。これによりノズル23に設けられた溝部41M(被係合部)はノズル装着部22に設けられたピン32(係合部)に押し付けられ、ノズル23がノズル装着部22にロックされるので、ノズル23の溝部41Mとノズル装着部22のピン32との間の隙間に起因するノズル装着部22に対するノズル23のがたつきがなくなる。このためノズルシャフト21に対する部品PTの姿勢が安定し、実装精度が向上する。なお、この第1実施形態では、2つの付勢爪34がノズル23を押圧する面は、ノズル23が通常有している2つの傾斜面45であるので、ノズル23については従来品をそのまま用いることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を示す。第2実施形態における部品搭載装置は、前述の第1実施形態における部品搭載装置1と比較して、ノズル23とノズル装着部22の構成が異なるのみである。よって、第1実施形態と共通する構成部分についての説明は省略する。
第2実施形態における部品搭載装置のノズル装着部22は、図10、図11、図12及び図13に示すように、2つの付勢爪34が、2つの規制爪33と並べて配置されるのではなく、ノズルシャフト21の長手方向の軸JXを中心に、平面視において、90度ずつずれた位置に、2つの規制爪33と交互に配置されている。また、ノズル23の基部41の側面には、ノズル23の上下軸を挟んで対向する2つの第1の傾斜面45Aと、同じくノズル23の上下軸を破産で対向する2つの第2の傾斜面45Bが、平面視において、互いに90度ずつずれた位置に設けられている。ピン32の両端部は、2つの第1の傾斜面45Aから突出して延びている。
第2実施形態における部品搭載装置では、ノズル23の空洞部47がノズル装着部22の受け部31に外嵌されるとき(図11中に示す矢印A)、ノズル23に形成された2つの第1の傾斜面45Aは2つの規制爪33の下端に当接し、2つの規制爪33をばね35の付勢力に抗して押し広げていく。また、2つの第2の傾斜面45Bは2つの付勢爪34の下端に当接し、2つの付勢爪34をばね35の付勢力に抗して押し広げていく。そして、ピン32の両端部が2つの溝部41M内に嵌入し終えたところで各規制爪33の下端部が傾斜面45の下端に達し、2つの規制爪33は下端側が閉じる方向に揺動して、それぞれの下端を凹状溝46に係止させる。これによりノズル23はノズル装着部22に(すなわちノズルシャフト21に)装着された状態となる(図10、図12及び図13)。
ノズル23がノズル装着部22に装着された状態では、ノズル23は2つの規制爪33に挟持されてノズルシャフト21の長手方向に対する位置決めがなされ、これによりノズル23のノズルシャフト21の長手方向に沿った動きが規制される。また、ノズル23は、ピン32の両端部が2つの溝部41M内に嵌入(係合)することで、ノズル装着部22に対する横方向の位置決めがなされ、吸引路36はノズル23の吸引管路44と連通した状態となる。
このように第2実施形態において、ノズル装着部22のピン32は、ノズル23の被係合部である溝部41Mと係合するとともに、ノズル23がノズルシャフト21の長手方向を軸JXとする回転方向へ動くことを規制する係合部となっている。
また、上記のようにノズル23がノズル装着部22に装着された状態では(図10、図12及び図13)、2つの付勢爪34はそれぞれ下端を傾斜面45に当接させ、ばね35の付勢力によって第2の傾斜面45Bを押圧する。2つの付勢爪34が2つの第2の傾斜面45Bに与える偶力は、ノズル23をノズルシャフト21の長手方向の軸JX回りに回転させる方向の付勢力となり、ノズル23の溝部41Mの内壁はピン32に押し付けられるので、ノズル23はノズル装着部22にロックされる。
このため第2実施形態では、前述の例の場合と同様、ノズル23の溝部41Mとノズル装着部22のピン32との間の隙間に起因するノズル装着部22に対するノズル23のがたつきがなくなり、ノズルシャフト21に対する部品PTの姿勢が安定するので、実装精度が向上する。第2実施形態では、2つの規制爪33と2つの付勢爪34が、ノズルシャフト21の長手方向の軸JXを中心に、平面視において、90度ずつずれた位置に、交互に配置されている。このため、ノズル23をより安定的にノズル装着部22に装着することができる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、ノズル装着部22側の係合部とノズル23側の被係合部の組み合わせはピン32と溝部41Mとの組み合わせから成るものであったが、係合部と被係合部は、ノズル23がノズルシャフト21の長手方向を軸JXとする回転方向へ動くことを規制するものであればよく、ピン32と溝部41Mとの組み合わせに限定されない。また、上述の実施の形態では、ノズルシャフト21の長手方向を軸JXとする回転方向にノズル23を付勢する付勢部は付勢爪34であったが、上記回転方向にノズル23を付勢するものであれば、特に限定されない。
また、ばね35は、規制爪33及び付勢爪34に弾性力を作用させ、規制爪33がノズル23を規制する力及び付勢爪34がノズル23を上記回転方向へ付勢させる力を発生させる弾性体であればよく、上述したものに限定されない。また、上述の実施の形態では、規制爪33の数は2つであったが、その数は任意であり、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。同様に、付勢爪34の数は、上述の実施の形態では2つであったが、その数は任意であり、1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
ノズル装着部に対するノズルのがたつきをなくして実装精度を向上させることができる部品搭載装置を提供する。
1 部品搭載装置
21 ノズルシャフト
22 ノズル装着部
23 ノズル
32 ピン(係合部)
33 規制爪
33K 凹部
34 付勢爪(付勢部)
35 ばね(弾性体)
36 吸引路
41M 溝部(被係合部)
45 傾斜面
45A 第1の傾斜面
45B 第2の傾斜面
JX 軸
PT 部品

Claims (4)

  1. 部品を吸引して保持するための吸引路が内部に形成されたノズルシャフトと、
    前記部品を吸引して保持するノズルを、前記ノズルシャフトに対して着脱自在に装着するノズル装着部とを有し、
    前記ノズル装着部は、前記ノズルの被係合部と係合するとともに、前記ノズルが前記ノズルシャフトの長手方向を軸とする回転方向へ動くことを規制する係合部と、
    前記回転方向にノズルを付勢する付勢部とを備え
    前記ノズル装着部は、前記ノズルの動きを規制する規制爪を有し、前記付勢部は前記ノズルを付勢する付勢爪であり、
    前記規制爪は凹部を有し、前記付勢爪は前記凹部に配置された部品搭載装置。
  2. 前記規制爪及び前記付勢爪に弾性力を作用させ、前記規制爪が前記ノズルを規制する力及び前記付勢爪が前記ノズルを前記回転方向へ付勢させる力を発生させる弾性体を有する請求項1に記載の部品搭載装置。
  3. 前記付勢爪は前記規制爪と並べて配置されており、前記ノズルは前記規制爪を押し広げる傾斜面を有しており、前記付勢爪は前記傾斜面に当接して前記ノズルを前記回転方向に付勢する請求項1または2に記載の部品搭載装置。
  4. 前記ノズルは前記規制爪を押し広げる第1の傾斜面と前記付勢爪を押し広げる第2の傾斜面を有しており、前記付勢爪は前記第2の傾斜面に当接して前記ノズルを前記回転方向へ付勢する請求項1または2に記載の部品搭載装置。
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