JP2006310548A - 電子部品吸着ノズル、部品移載装置、icハンドラーおよび表面実装機 - Google Patents

電子部品吸着ノズル、部品移載装置、icハンドラーおよび表面実装機 Download PDF

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Abstract

【課題】電子部品の高さが所定の高さより高くなったとしても供給時に衝撃を確実に緩和することができる電子部品吸着ノズル、部品移載装置、ICハンドラーおよび表面実装機を提供する。
【解決手段】筒状に形成され吸着ヘッドの下端部に取付けられる本体2を備える。電子部品と接触する吸着面23aを有し、本体2の中空部内に昇降自在かつ上下方向の軸線回りの回動が規制された状態で挿入された吸着部材3を備える。この吸着部材3の下降方向における最下端の位置を規制する下端位置規制手段(貫通孔16とピン17)を有する。吸着部材3を下方と回転方向とに付勢するコイルばね4を備える。吸着部材3にコイルばね4の下端部を支承する受け部22を設ける。コイルばね4を本体2を巻回するように受け部22と本体2との間に弾装した。
【選択図】図3

Description

本発明は、電子部品に接触し吸着する可動先端部を下方および回転方向に付勢するコイルばねを備えた電子部品吸着ノズル、部品移載装置、ICハンドラーおよび表面実装機に関するものである。
従来、例えば表面実装機などにおいて、電子部品を移載するに当たっては、電子部品吸着ノズル(以下、単に吸着ノズルという)を使用している。表面実装機において、電子部品は、部品供給用テープの凹陥部内に収納された状態で吸着位置に装填され、この状態で吸着ノズルによって上方から吸着されてプリント配線板の上に移載される。
従来の吸着ノズルには、吸着時に吸着面が電子部品に衝突することにより電子部品が破損することを防ぐために緩衝機構が設けられている。この種の緩衝機構としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に示されている吸着ノズルは、表面実装機において実装用部品を部品供給部からプリント配線板上へ移載するために用いるもので、移載装置の下端部に取付けられた本体と、この本体の内部に嵌合するとともに昇降自在に支持された軸状の吸着部材と、この吸着部材を下方へ付勢する緩衝用の圧縮コイルばねと、前記吸着部材の下降方向における最下端の位置を規制する下端位置規制手段と、この吸着部材の軸線回りの回転を規制する回転規制手段などによって構成されている。
前記吸着部材は、部品吸着面を下端に有する中空の軸状に形成されており、前記本体の内部に下方から挿入されて組付けられている。この吸着部材の中空部は、空気吸引装置に接続されており、吸着面に形成された開口から空気を吸入する。
前記圧縮コイルばねは、前記吸着部材に形成された軸部を巻回する状態で本体と吸着部材との間に弾装されている。
前記回転規制手段は、吸着部材に取付けられて横方向に延びるピンと、本体に上下方向へ延びるように形成された切欠きとから構成されている。
このように構成された従来の吸着ノズルにおいては、吸着時に吸着部材が電子部品に接触しこれを上方から押すようになってしまう場合、圧縮コイルばねの弾発力に抗して吸着部材が本体に対して上方に移動することによって衝撃が緩和される。
しかし、この特許文献1に記載されている吸着ノズルの吸着部材は、電子部品をプリント配線板に載せるときに回転規制手段のピンの周面と切欠きまたは長穴の内面との間のクリアランス分だけ本体に対して軸線回りの位置がずれることがある。このため、上述した従来の吸着ノズルを装備した表面実装機においては、吸着部材の回転方向の位置を一定位置に保つことができないために、プリント配線板上に実装された電子部品の位置がばらつくことがある。
このような不具合を解消した吸着ノズルとしては、例えば特許文献2に記載されているものがある。
特許文献2に示されている電子部品吸着ノズルは、吸着部材を回転方向に付勢するための捩りコイルばねを備えている他は前記特許文献1に記載された吸着ノズルと同等の構造が採られている。前記捩りコイルばねは、吸着部材の軸状部分に巻回するように本体と吸着部材との間に弾装されている。
これらの特許文献1,2に示されているような吸着ノズルは、表面実装機の部品移載装置の他に、電子部品を検査装置に移載するICハンドラーにも使用されている。
特開2002−36160号公報(第3−5頁、第1図) 特開2001−328089号公報(第−5頁、第1図)
電子部品を吸着位置に送るために用いる部品供給用テープの凹陥部の底の厚みは、同一の電子部品を収納しているものであっても製造者や品種などが異なると変化することがある。部品供給用テープの厚みが相対的に厚い場合は、吸着位置に位置付けられた電子部品の高さが所定の高さより高くなる。
このような場合、特許文献1または特許文献2に記載されている従来の吸着ノズルにおいては、吸着時に緩衝用コイルばねの変形量が多くなり、電子部品に加えられる反力が大きくなるから、電子部品が破損するおそれがあった。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、電子部品の高さが所定の高さより高くなったとしても吸着時に衝撃を確実に緩和することができる電子部品吸着ノズル、部品移載装置、ICハンドラーおよび表面実装機を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係る電子部品吸着ノズルは、筒状に形成され吸着ヘッドの下端部に取付けられる本体と、電子部品と接触する吸着面を有し、前記本体の中空部内に昇降自在かつ上下方向の軸線回りの回動が規制された状態で挿入された吸着部材と、この吸着部材の下降方向における最下端の位置を規制する下端位置規制手段と、前記吸着部材を下方と回転方向とに付勢するコイルばねとを備えた電子部品吸着ノズルにおいて、前記吸着部材に前記コイルばねの下端部を支承する受け部を設け、前記コイルばねを前記本体を巻回するように前記受け部と本体との間に弾装したものである。
請求項2に記載した発明に係る電子部品吸着ノズルは、請求項1に記載した電子部品吸着ノズルにおいて、吸着部材にコイルばねの下端側の外周部分を囲む筒体を設けたものである。
請求項3に記載した発明に係る電子部品吸着ノズルは、請求項1に記載した電子部品吸着ノズルにおいて、コイルばねの両端部は軸線方向に延びるように形成され、本体と吸着部材とに穿設された係入孔に係入されているものである。
請求項4に記載した発明に係る電子部品吸着ノズルは、請求項4に記載した電子部品吸着ノズルにおいて、本体側の係入孔と吸着部材側の係入孔のうちいずれか一方は、コイルばねの周方向に間隔をおいて複数設けられているものである。
請求項5に記載した発明に係る部品移載装置は、吸着ノズルを有しかつ吸着ノズルを昇降させる吸着ヘッドと、前記吸着ヘッドを支持するヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを部品供給部の上方から部品載置部の上方に移動させる移動装置とを備えた部品移載装置において、前記吸着ノズルを、請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載した電子部品吸着ノズルによって構成したものである。
請求項6に記載した発明に係る部品移載装置は、吸着ノズルを有しかつ吸着ノズルを昇降させる吸着ヘッドと、複数の前記吸着ヘッドを備えたヘッドユニットと、前記ヘッドユニットを部品供給部の上方から部品載置部の上方に移動させる移動装置とを備えた部品移載装置において、前記複数の吸着ノズルのうち少なくとも一つを、請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載した電子部品吸着ノズルによって構成したものである。
請求項7に記載した発明に係る部品移載装置は、吸着ノズルを着脱可能に支持する吸着ヘッドと、交換用吸着ノズルを有する吸着ノズル交換用ステーションとを備えた部品移載装置において、前記吸着ヘッドと吸着ノズル交換用ステーションのうちいずれか一方に請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載した電子部品吸着ノズルを装備したものである。
請求項8に記載した発明に係るICハンドラーは、請求項5ないし請求項7のうちいずれか一つに記載した部品移載装置によって被検査用電子部品を部品検査装置と部品収容部との間で移動させるものである。
請求項9に記載した発明に係る表面実装機は、請求項5ないし請求項7のうちいずれか一つに記載の部品移載装置によって実装用電子部品を部品供給部からプリント配線板に移載させるものである。
本発明によれば、本体の外周側にコイルばねが位置しており、このコイルばねのコイル径を従来のコイルばねのコイル径に較べて大きく形成することができ、コイルばねの素線の長さを確保することができるから、コイルばねのばね定数を小さくすることができる。したがって、吸着時に吸着部材が電子部品を押してしまう場合でも押圧力は、吸着部材の変位量が増大しても小さく保つことができるから、部品供給用テープの上方に開口した凹陥部の底の厚みが相対的に厚くなり電子部品の高さが高くなるような場合であっても電子部品を破損することなくかつ正しく吸着することができる。しかも、本体に対して吸着部材を上下方向の軸線回りに回動を規制しても上下方向可動とすることによるクリアランスのための周方向のがたつきを、コイルばねにより吸着部材が回転方向に付勢され吸着部材を回転規制手段によって回転方向に位置決めすることによって、無くすことができる。このため、電子部品を移載するときに電子部品の位置の精度を向上させることができる。
また、本発明に係る吸着ノズルのコイルばねは、従来のコイルばねに較べてコイル径を相対的に大きく形成することができるから、素線の長さを確保しながら軸線方向の長さを短く形成することができる。このため、本発明によれば、吸着ノズルの上下方向の小型化を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、コイルばねの下部を吸着部材の筒体によって所定の位置に保持することができる。このため、この発明に係る吸着ノズルにおいては、吸着時にコイルばねの下端部が本体に押し付けられて吸着部材の上方への相対的な移動を妨げるようなことがない。この結果、この発明によれば、吸着時に確実に衝撃が緩和される電子部品吸着ノズルを提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、コイルばねの両端部が軸線方向に延びているから、前記両端部が係入孔に係入するときの方向と、コイルばねの内周部内に本体を挿入するときの方向とが一致する。このため、コイルばねの組付け作業を容易に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、コイルばねの先端部を係入させる係入孔を変えることによってコイルばねの弾発力が変化する。このため、この発明に係る吸着ノズルは、コイルばねの製造誤差などに起因して生じる弾発力のばらつきを容易に調整して使用することができる。
請求項5記載の発明によれば、電子部品の高さが所定の高さより高くなったとしても吸着ノズルが電子部品を吸着するときの衝撃を確実に緩和することができ、電子部品が破損することがない部品移載装置を提供することができる。
請求項6記載の発明によれば、電子部品の高さが所定の高さより高くなったとしても電子部品を吸着するときの衝撃を確実に緩和することができ、電子部品が破損することがない吸着ノズルを少なくとも一つ備えた部品移載装置を提供することができる。
請求項7記載の発明によれば、電子部品の高さが所定の高さより高くなったとしても電子部品を吸着するときの衝撃を確実に緩和することができ、電子部品が破損することがない吸着ノズルを備えた部品移載装置を提供することができる。
請求項8記載の発明によれば、電子部品の高さが所定の高さより高くなったとしても吸着ノズルが電子部品を吸着するときの衝撃を確実に緩和することができ、電子部品が破損することがないICハンドラーを提供することができる。
請求項9記載の発明によれば、電子部品の高さが所定の高さより高くなったとしても吸着ノズルが電子部品を吸着するときの衝撃を確実に緩和することができ、電子部品が破損することがない表面実装機を提供することができる。
以下、本発明に係る電子部品吸着ノズルの一実施の形態を図1ないし図5によって詳細に説明する。
図1は本発明に係る電子部品吸着ノズルの正面図、図2は同じく底面図、図3は図2における主要部のIII−III線断面図、図4はコイルばねの自然状態での正面図、図5はコイルばねの特性を示すグラフ、図6はコイルばねの捩りトルクに基づく接触荷重の変化を示すグラフである。図7は本発明に係る電子部品吸着ノズルを使用する部品移載装置の一種である表面実装機の平面図、図8は表面実装機の正面図である。
これらの図において、符号1で示すものは、この実施の形態による電子部品吸着ノズルを示す。この吸着ノズル1は、図7および図8中に符号100で示す表面実装機において電子部品としての実装用部品102(図8参照)を部品供給部103からプリント配線板104(部品載置部)上に移載する部品移載装置105に装備するものである。
前記部品供給部103は、この実施の形態では多数のテープフィーダー103aによって実装用部品102を供給する構成が採られている。プリント配線板104は、表面実装機100の基台106上に設けられたベルトコンベア107の上に載せられて図7において左右方向(X方向)に搬送される。このベルトコンベア107と前記部品供給部103との間には、実装用部品102を下方から撮像するための撮像装置108が設けられている。
前記部品移載装置102は、基台2の上でY方向に延びる一対の固定レール110と、これらの固定レール110にY方向に移動自在に支持されたガイド部材111と、このガイド部材111にX方向に移動自在に支持されたヘッドユニット112などによって構成されている。前記ガイド部材111は、図7において右側の固定レール110に沿うように設けられたボールねじ式駆動装置113によってY方向に駆動される。
前記ヘッドユニット112は、後述する吸着ノズル1を備えた吸着ヘッド114をX方向に並ぶ状態で複数装備しており、ガイド部材111に沿うように設けられたボールねじ式駆動装置115によってX方向に駆動される。前記吸着ヘッド114は、この実施の形態では一つのヘッドユニット112に6台装備されており、下端部に吸着ノズル1が取付けられている。各吸着ヘッド114は、不図示のZ軸サーボモータの駆動により吸着ノズル1と一体に上下方向(Z方向)に移動するとともに、上下方向の軸線回りに不図示のR軸サーボモータの駆動により回動することができるように構成されている。前記固定レール110と、前記ガイド部材111と、ボールねじ式駆動装置113,115などによって、請求項5と請求項6に記載された発明でいう移動装置が構成されている。
前記吸着ノズル1は、図1に示すように、前記部品移載装置105の吸着ヘッド114に取付けられた本体2と、この本体2の下端部に装着された吸着部材3と、これら両者の間に弾装されたコイルばね4と、後述する回転規制手段5とから構成されている。
前記本体2は、吸着ヘッド114に取付けられる円筒状の取付部11と、この取付部11の下端部から径方向の外側に延びる円板部12と、この円板部の下端から下方に延びる筒状部13とから構成され、軸心部に中空部14(図3参照)が形成されている。この中空部14は、前記取付部11を吸着ヘッド114に取付けることによって、吸着ヘッド114内の吸引用空気通路(図示せず)に接続される。
前記円板部12には、図3に示すように、後述するコイルばね4の上端部4aを取付けるための係入孔15が穿設されている。
前記筒状部13は、円筒からなり、前記取付部11と同一軸線上に位置付けられている。この筒状部13の上下方向の途中の部位には、軸線方向とは直交する方向に延びる貫通孔16が係入孔15に対して周方向所定の位相角位置に穿設されている。この貫通孔16には、回転規制手段5の一部を構成するピン17が圧入されている。
前記吸着部材3は、図3に示すように、前記筒状部13内に摺動自在に嵌入する円筒からなる円筒部21と、この円筒部21の下端部から径方向の外側に延びる平面視円形の受け部22と、この受け部22の下端部に下方へ突出するように設けられた吸着部23とから構成されている。この吸着部23の下端部には先端部材23bが着脱可能に取付けられている。また、この吸着部材3の軸心部には、吸着部23の下端の吸着面23aに一端が開口しかつ他端が本体2内の中空部14に接続された空気通路24が形成されている。
前記円筒部21は、前記筒状部13の下端から取付部11の下端の近傍まで延びる長さに形成され、軸線方向の途中に長穴25が形成されている。この長穴25は、前記ピン17とともに回転規制手段5を構成するもので、円筒部21の周方向の二箇所にそれぞれ軸線方向へ所定の長さで延びるように形成されている。この長穴25の横方向の開口幅は、前記ピン17が遊嵌状態で係入することができるように形成されている。この長穴25に前記ピン17が係入することにより、吸着部材3の本体2に対する軸線回りの回転が規制されるとともに、本体2に対する上下方向への移動可能な距離が所定距離に制限される。但し、ピン17は、長穴25に遊嵌状態で係入しており、筒状部13に対して円筒部21は周方向にがたつくことになる。
この吸着部材3の前記受け部22は、後述するコイルばね4の下端部を支承するためのもので、前記円筒部21の下端から径方向の外側に延びる平面視円環状の平坦面22aが形成された径方向延在部22bと、この径方向延在部22bの径方向の外側の端部から上方に延びる筒体22cとから構成されている。前記径方向延在部22bには、後述するコイルばね4の下端部4bを係入するための係入孔26が周方向に間隔をおいて複数穿設されている。
この係入孔26は、図2に示すように、前記径方向延在部22bの周方向に貫通孔16と各々所定の位相角で4箇所に形成されている。なお、この係入孔26は、このように複数設ける必要はなく、一つだけ設けることができる。
前記筒体22cは、図3に示すように、前記円筒部21と同一軸線上に位置するように形成されている。この筒体22cの内径は、後述するコイルばね4の外径より大きくなるように形成されている。
前記コイルばね4は、圧縮コイルばねからなり、前記本体2の筒状部13の外周を巻回するように本体2の円板部12の下面と、吸着部材3の前記平坦面22aとの間に弾装されている。このコイルばね4の上端部4aと下端部4bは、図3および図4に示すように、このコイルばね4の軸線方向(上下方向)に延びるように形成されている。コイルばね4の上端部4aは、上述したように円板部12の係入孔15に下方から係入され、コイルばね4の下端部4bは、吸着部材3に複数形成された係入孔26の一つに上方から係入されている。
このコイルばね4を本体2と吸着部材3との間に弾装するに当たっては、自然状態にあるコイルばね4が軸線方向に所定量だけ圧縮されるとともに、コイルばね4の下端部4bが上端部4aに対して軸線回りに所定角度だけ捩られるように行う。すなわち、このコイルばね4は、吸着部材3を下方へ付勢するとともに、軸線回りに回転する方向へも付勢するように弾装されている。この周方向の付勢力により筒状部13に対する円筒部21の周方向がたつきを消すことができる。
このようにコイルばね4を軸線回りに捩った状態で弾装するに当たっては、例えば、上端部4aを円板部12の係入孔15に係入させた状態で下端部4bを軸線回りに回し、この下端部4bを吸着部材3の四箇所の係入孔26,26‥‥のうちいずれか一つに係入させることによって行う。このコイルばね4は、どの係入孔26に係入させるかにより、自然状態からの捩れ角が変化し、弾装時の弾発力が変化する。
このコイルばね4の内径は前記筒状部13の外径より大きくなるように形成され、外径は、このコイルばね4の下部と前記筒体22cとの間にクリアランスが形成されるような寸法に形成されている。すなわち、この実施の形態によるコイルばね4は、前記筒状部13の外周面と、筒体22cの内周面との両方に接触することがない状態で本体2と吸着部材3との間に弾装されている。
この実施の形態によるコイルばね4の素線間の隙間C(図1参照)は、同図に示すようにコイルばね4が前記本体2と吸着部材3との間に弾装されている状態で前記ピン17の外径より狭くなるように形成されている。このため、この実施の形態による吸着ノズル1においては、前記ピン17が筒状部13から抜け出て外れることをコイルばね4によって防ぐことができる。なお、ピン17の貫通孔16への圧入は、図示していない治具によってコイルばね4の前記隙間Cを拡げた状態で行う。
上述したように構成された吸着ノズル1の吸着部材3は、コイルばね4の弾発力によって下方に付勢されるとともに回転方向に付勢され、ピン17によって下方への移動と回転とが規制された状態で本体2に保持される。この吸着ノズル1は、このように本体2の下端部に吸着部材3が保持され、内部の空気通路(中空部14と空気通路24)が負圧源に接続された状態で吸着動作を行う。
この吸着動作は、例えば前記テープフィーダー103aの部品供給用テープ(図示せず)に収納されて吸着位置に装填された実装用部品102の上面に吸着部材3の吸着面23aを上方からできる限り近付けるようにして行われる。このとき、Z軸サーボモータによる吸着ノズル1の下降位置や部品供給用テープの底の厚み、実装用部品102の高さによっては吸着面23で実装用部品102を押し付けることになってしまう場合がある。この場合、吸着部材3がコイルばね4の弾発力に抗して本体2に対して上方に移動することによって、吸着部材3と実装用部品102との接触時の衝撃が緩和される。
この実施の形態による吸着ノズル1は、本体2の筒状部13の外周側にコイルばね4が位置しているから、吸着部材3の円筒部21を巻回するように構成された従来のコイルばねに較べてコイル径を相対的に大きく形成することができる。このため、この実施の形態による吸着ノズル1においては、コイルばねのばね定数を小さくすることができる。
このようにコイルばね4のばね定数を小さくすることができることから、このコイルばね4において、実装用部品102の吸着時に吸着部材3が実装用部品102を押す押圧力は、吸着部材3の変位量が増大しても小さく保つことができる。このため、吸着部材3が吸着時に本体2内に大きく押し込まれるような場合、図5に示すように、発生する衝撃は小さいものとなる。図5において、白丸はこの実施の形態による吸着ノズルの押し込み量に対する衝撃値を示し、黒丸と黒四角は従来の吸着ノズルにおける押し込み量に対する衝撃値を示す。黒丸は吸着時の速度を通常速度とした場合のデータであり、黒四角は吸着時の速度を通常速度の50%とした場合のデータである。
したがって、この吸着ノズル1は、Z軸サーボモータの下降位置が下方にずれたり、部品供給用テープの凹陥部の底の厚みが相対的に厚くなり実装用部品102の高さが高くなるような場合であっても、この実装用部品102を破損することなくかつ正しく吸着することができる。同様不図示の基板の所定位置に実装用部品102を装着する場合においても、Z軸サーボモータの下降位置のずれ、基板の歪みや実装用部品102の高さによって、衝突が生じる場合でも実装用部品102の破損を防ぐことができる。上述した衝撃作用時には、コイルばね4によって吸着部材3が上下方向の軸線回りに回転する方向に付勢されていることから、吸着部材3の二つの長穴25,25における回転方向前側に位置する二つの側面と、これらの側面に対向するピン17の端部との二箇所で接触しながら吸着部材3が本体2に対して上方に移動する。
前記二箇所の接触部分での接触荷重は、この実施の形態による吸着ノズル1においては、図6に示すように、吸着部材3の押し込み量が増大するにしたがってそれぞれ約90gfから僅かに増加する。この吸着ノズル1は、このように吸着部材3にコイルばね4によって接触荷重が付与されているから、吸着時に周方向に位置ずれを起こさないのに加え、実装用部品102をプリント配線板104に載置するときに前記回転方向に対して位置ずれを起こすことがない。すなわち、吸着時の周方向位置に起因する装着時の周方向位置ずれや、装着そのものに起因する周方向位置ずれを防ぐことができる。
この結果、この吸着ノズル1を装備した部品移載装置105や、この部品移載装置105を備えた表面実装機100においては、実装用部品102の吸着、載置を実装用部品102が破損することなく行うことができるとともに、載置時に実装用部品102の回転方向の位置決めを高い精度で行うことができる。
この実施の形態によるコイルばね4は、従来のコイルばねに較べてコイル径を相対的に大きく形成することができるから、素線の長さを確保しながら軸線方向の長さを短く形成することができる。さらに、この実施の形態によるコイルばね4は、吸着ノズル1の外側に露出しているから、目視による異常の検出を容易に行うことができる。しかも、この吸着ノズル1は、内部の吸引用空気通路にコイルばねが配設されている吸着ノズルに較べて、コイルばね4が空気の抵抗になることはないし、空気通路内のコイルばねが原因で空気通路内に異物が付着するようなこともなくなる。
この実施の形態による吸着ノズル1においては、コイルばね4の径方向の内側に回転規制手段5(ピン17と長穴25)が設けられているから、これらの部材が上下方向に並ぶ構造の吸着ノズルに較べて上下方向にコンパクトに形成することができる。
また、この実施の形態によるコイルばね4は、素線間の隙間Cがピン17の外径より小さくなるように形成されているから、コイルばね4によってピン17の脱落防止を図ることができる。さらに、この吸着ノズル1は、吸着部材3のみやコイルばね4のみを交換することができることから、ランニングコストを低く抑えることができる。
この実施の形態による吸着ノズル1は、コイルばね4の下端側の外周部を囲む筒体22cを備えているから、この筒体22cによってコイルばね4の下部を所定の位置に保持することができる。このため、この吸着ノズル1においては、吸着時にコイルばね4の下部が本体2に押し付けられて吸着部材3の上方への相対的な移動を妨げるようなことがない。
この実施の形態による吸着ノズル1のコイルばね4は、上端部4aと下端部4bとが軸線方向に延びるように形成されており、前記両端部を係入孔15,26に係入させるときの方向(上下方向)と、コイルばね4の内周部内に本体2の筒状部13を挿入するときの方向(上下方向)とが一致するから、コイルばね4の組付作業を容易に行うことができる。
この実施の形態によるコイルばね4の捩りの弾発力は、このコイルばね4の下端部4bを係入させる係入孔26を他の係入孔26に変えることによって変化する。この実施の形態による構成を採ることにより、この種の小型のコイルばね4において捩りトルクすなわちピン17に対する円筒部21の周方向接触荷重を容易に調整することができる。これにより円筒部21の振動等による踊りを適切に防止できる。なお、円筒部21の部分の外形を四角柱状とし、これに嵌合するように筒状部13の内側を四角形の穴としてもよい。
この実施の形態においては、吸着部材3に別体の先端部材23aを脱可能に固着させるようにしているが、先端部材23aを吸着部材3の一部として一体に形成してもよい。
この実施の形態による吸着ノズル1は、吸着ヘッド114を複数備えた部品移載装置105に設ける他に、吸着ヘッドを1本のみ有する部品移載装置にも装備することができ、このような部品移載装置に設ける場合であっても同等の効果を奏する。
本発明に係る吸着ノズルは、図7および図8に示した表面実装機100の他に、図9に示すように、吸着ノズル交換用ステーションを備えた表面実装機にも装備することができる。
図9は表面実装機の他の例を示す平面図で、同図において、前記図1〜図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図9に示す表面実装機200は、同図において上側に位置する装置後部に吸着ノズル交換用ステーション201が設けられている。この吸着ノズル交換用ステーション201は、本発明に係る吸着ノズル1と、予備の吸着ノズル202や特殊な吸着ノズル203などの交換用吸着ノズルとを仮に保持するとともに、これらの吸着ノズルをヘッドユニット112に装着されている吸着ノズルと交換することができるように構成されている。すなわち、この実施の形態による表面実装機200は、吸着ノズル交換用ステーション201とヘッドユニット112との少なくとも一方に本発明に係る吸着ノズル1を装着することができるように構成されている。このように構成された表面実装機200においても、図7および図8に示されている表面実装機100と同等の効果を奏する。
本発明に係る吸着ノズルは、表面実装機において実装用部品を吸着するために用いる他に、図10に示すように、電子部品を部品検査装置に装填するためのICハンドラーにも使用することができる。
図10は本発明に係る吸着ノズルを用いたICハンドラーを示す平面図で、同図において、前記図1〜図8によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図10に示すICハンドラー300は、基台106の一側部(図10においては右側の端部)に設けられた部品検査装置301と、この部品検査装置301に隣接するように設けられた電子部品収納用トレイ302との間で電子部品(被検査用電子部品と検査後の電子部品)を部品移載装置303によって移動させる構成のものである。
前記部品検査装置301は、電子部品を上方から装填する構造の部品ソケット(図示せず)を備えている。
前記トレイ302は、電子部品を収容する凹部302aが上面に多数形成されており、前記部品検査装置301から離間する方向に複数並べられている。これらのトレイ302は、装置前側(図10においては下側)に複数設けられたストッカー304からトレイ移動装置305によって後方に引き出され、このトレイ移動装置305によって必要に応じてストッカー304に戻される。
前記部品移載装置303は、基台106の上でX方向に延びる一対の固定レール306と、これらの固定レール306にX方向に移動自在に支持されて固定レール間に延びる本体307と、この本体307の先端部に設けられた吸着ヘッド114などによって構成されている。この吸着ヘッド114の下端部に本発明に係る吸着ノズル1が取付けられている。
このように構成されたICハンドラー300においては、トレイ302の部品載置面の実際の高さが部品移載装置303において予め設定してある高さより高くなった場合でも吸着ノズル1によって電子部品を破損することなく確実に吸着することができる。これとともに、このICハンドラー300は、部品検査装置301に電子部品を装填するときや、検査後の電子部品をトレイ302に戻すときに過度に大きな力によって電子部品を検査用ソケットやトレイ302に押し付けるようなことがなく、しかも、電子部品を検査用ソケットに装填するときの電子部品の回転方向の位置を高い精度で位置決めすることができる。
本発明に係る電子部品吸着ノズルの正面図である。 本発明に係る電子部品吸着ノズルの底面図である。 図2における主要部のIII−III線断面図である。 コイルばねの自然状態での正面図である。 コイルばねの特性を示すグラフである。 コイルばねの捩りトルクに基づく接触荷重の変化を示すグラフである。 本発明に係る電子部品吸着ノズルを使用する部品移載装置の一種である表面実装機の平面図である。 表面実装機の正面図である。 表面実装機の他の例を示す平面図である。 本発明に係る吸着ノズルを用いたICハンドラーを示す平面図である。
符号の説明
1…吸着ノズル、2…本体、3…吸着部材、4…コイルばね、4a…上端部、4b…下端部、5…回転規制手段、13…筒状部、17…ピン、21…円筒部、22…大径部、22c…筒体、23a…吸着面、25…長穴、26…不等ピッチ部、100,200…表面実装機、102…実装用部品、103…部品供給部、104…プリント配線板、105…部品移載装置、112…ヘッドユニット、114…吸着ヘッド、300…ICハンドラー、301…電子部品検査装置、302…トレイ、303…部品移載装置。

Claims (9)

  1. 筒状に形成され吸着ヘッドの下端部に取付けられる本体と、電子部品と接触する吸着面を有し、前記本体の中空部内に昇降自在かつ上下方向の軸線回りの回動が規制された状態で挿入された吸着部材と、この吸着部材の下降方向における最下端の位置を規制する下端位置規制手段と、前記吸着部材を下方と回転方向とに付勢するコイルばねとを備えた電子部品吸着ノズルにおいて、
    前記吸着部材に前記コイルばねの下端部を支承する受け部を設け、
    前記コイルばねを前記本体を巻回するように前記受け部と本体との間に弾装したことを特徴とする電子部品吸着ノズル。
  2. 請求項1記載の電子部品吸着ノズルにおいて、
    吸着部材は、コイルばねの下端側の外周部分を囲む筒体を備えていることを特徴とする電子部品吸着ノズル。
  3. 請求項1記載の電子部品吸着ノズルにおいて、
    コイルばねの両端部は軸線方向に延びるように形成され、本体と吸着部材とに穿設された係入孔に係入されていることを特徴とする電子部品吸着ノズル。
  4. 請求項3記載の電子部品吸着ノズルにおいて、
    本体側の係入孔と吸着部材側の係入孔のうちいずれか一方は、コイルばねの周方向に間隔をおいて複数設けられていることを特徴とする電子部品吸着ノズル。
  5. 吸着ノズルを有しかつ吸着ノズルを昇降させる吸着ヘッドと、
    前記吸着ヘッドを支持するヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットを部品供給部の上方から部品載置部の上方に移動させる移動装置とを備えた部品移載装置において、
    前記吸着ノズルは、請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載した電子部品吸着ノズルによって構成されていることを特徴とする部品移載装置。
  6. 吸着ノズルを有しかつ吸着ノズルを昇降させる吸着ヘッドと、
    複数の前記吸着ヘッドを備えたヘッドユニットと、
    前記ヘッドユニットを部品供給部の上方から部品載置部の上方に移動させる移動装置とを備えた部品移載装置において、
    前記複数の吸着ノズルのうち少なくとも一つは、請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載した電子部品吸着ノズルによって構成されていることを特徴とする部品移載装置。
  7. 吸着ノズルを着脱可能に支持する吸着ヘッドと、
    交換用吸着ノズルを有する吸着ノズル交換用ステーションとを備えた部品移載装置において、
    前記吸着ヘッドと吸着ノズル交換用ステーションのうちいずれか一方に請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載した電子部品吸着ノズルが装備されていることを特徴とする部品移載装置。
  8. 請求項5ないし請求項7のうちいずれか一つに記載の部品移載装置によって被検査用電子部品を部品検査装置と部品収容部との間で移動させることを特徴とするICハンドラー。
  9. 請求項5ないし請求項7のうちいずれか一つに記載の部品移載装置によって実装用電子部品を部品供給部からプリント配線板に移載させることを特徴とする表面実装機。
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