JP5085434B2 - バックアップ装置および該バックアップ装置を備えた表面実装機 - Google Patents

バックアップ装置および該バックアップ装置を備えた表面実装機 Download PDF

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Description

本発明は、バックアップ装置および該バックアップ装置を備えた表面実装機に関する。さらに詳しくは、基板をその下側からバックアップピンで支持した状態で、ICなどの電子部品が基板上に移送されて実装されるバックアップ装置および該バックアップ装置を備えた表面実装機に関する。
従来、ICなどの電子部品を、部品供給部から所定の位置に固定されたプリント基板上に移送し、実装するようにした表面実装機が知られている。表面実装機には、主に、部品吸着用の吸着ヘッドを含むヘッドユニットと、ヘッドユニットを移動させる直角座標ロボットとが備えられている。
この種の表面実装機では、一般的に、バックアップピンというピン状の部品によりプリント基板の下側面の特定のポイントを支えた状態で実装処理が行われる。バックアップピンによりプリント基板の下側面を支えることで、プリント基板の撓みが防止されている。
このように、バックアップピンでプリント基板を支える場合、そのポイントはプリント基板の大きさや種類に応じて異なる。そのため、プリント基板の種類の変更に応じてバックアップピンの配置位置を変更する必要がある。一般的には、バックアップピンを挿着可能な孔がマトリックス状に形成されたバックアッププレートを設置し、プリント基板の種類に応じてバックアップピンをバックアッププレートに挿脱することで、バックアップピンの配置を変更している。
たとえば、特許文献1の技術では、バックアップピンの下部を、バックアッププレートに形成された所定の深さの孔に差し込んで植立させることで、バックアップピンの容易な位置決めと、バックアップピンの姿勢の決定と、バックアップピンの姿勢の維持とを同時に達成している。したがって、バックアップピンがバックアッププレートに形成された孔に植立されない場合には、バックアップピンがバックアッププレート上に横転し、誤段取りを容易に認識することが可能である。
また、特許文献2の技術では、バックアッププレートとバックアップピンの脚部との磁気吸着のみでバックアップピンの位置決めとバックアップピンの姿勢の決定とバックアップピンの姿勢の維持とが達成されている。したがって、バックアップピンの精密な位置決めに対応可能で、バックアッププレートの厚さを薄くすることも可能である。
特許登録第2792931号公報 特開2003−283197号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、バックアップピンを植立させるために、バックアッププレートに孔を所定の深さに形成する必要があるため、その分バックアッププレートの厚さを所定の厚さだけ確保しなければならない。
さらに、特許文献2の技術では、バックアップピンの位置決めを迅速に行うことが難しいという問題がある。しかも、バックアップピンが誤った位置に配置されたとしても、バックアップピンの姿勢は変わらないため、誤段取りを容易に認識することができない。
そこで、かかる3つの問題を合理的に解決することが望まれる。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、バックアッププレートの薄板化を図るとともに、バックアップピンの迅速かつ正確な位置決めが可能で、バックアップピンをバックアッププレート上の適正な位置でのみ直立させることができるバックアップ装置および該バックアップ装置を備えた表面実装機を提供することを目的としている。
本発明のバックアップ装置は、移動可能なヘッドにより電子部品を基板上に移送して実装する表面実装機に搭載される前記基板のバックアップ装置であって、上面に多数の凹部がマトリックス状に形成されたバックアッププレートと、該バックアッププレートの上面に配置され、前記バックアッププレートに磁気吸着により姿勢が維持された状態で、前記基板を下側から支持するバックアップピンとを有し、前記バックアップピンは、下端部に、略球状の部材により構成される曲面状の突出部を有し、前記突出部が前記凹部に嵌るように置かれたとき直立し、平坦面に置かれたとき前記バックアップピンの高さが、直立したときの高さ以下の状態になることを特徴とする。
この発明によれば、バックアッププレートに多数の凹部がマトリックス状に形成され、バックアップピンは磁気吸着によってその姿勢が維持される。これにより、所定の位置に形成された凹部目指してバックアップピンを配置すれば、バックアップピンは目指した凹部に嵌り込んで位置決めされる。また、バックアップピンをバックアッププレートに植立させる必要なく、磁気吸着でバックアップピンの姿勢を維持することができるので、バックアッププレートの厚さを所定の厚さだけ確保する必要がない。したがって、バックアッププレートの薄板化を図るとともに、バックアップピンの迅速かつ正確な位置決めが可能である。さらに、この発明によれば、バックアップピンの下端部に、バックアップピンが凹部に嵌るように置かれたとき直立し、平坦面に置かれたときバックアップピンの高さが、直立したときの高さ以下の状態になるような曲面状または尖頭状の突出部が備えられている。つまり、バックアップピンは、バックアップピンの突出部がバックアッププレートの凹部に嵌まり込んだときのみに、その姿勢が直立した状態に定まる。言い換えれば、バックアップピンは、突出部がバックアッププレートの凹部に嵌り込んでいない場合には、バックアッププレートの平坦面に沿って、バックアップピンの下端部に設けられた突出部が転がり、バックアップピンは傾いた姿勢で維持されるか、あるいは、横転し、バックアップピンの高さが、直立したときの高さ以下になる。したがって、バックアップピンをバックアッププレート上の適正な位置でのみ直立させることができる。しかも、バックアップピンがバックアッププレート上の適正な位置(凹部)に配置されていない場合には、バックアップピンの姿勢が傾くので、バックアップピンの誤段取りが容易に認識可能になる。
また、突出部が略球状というきわめて単純な形状であることで、突出部の製造が容易であることに加え、バックアップピンへ突出部を組み込む作業が容易になり、組み立て作業の効率を向上させ、製造コストを低く抑えることができる。
また、前記バックアッププレートは磁性材料を含み、かつ、前記突出部は磁石により形成されていることが好ましい。
この発明によれば、突出部が磁石により形成されていることで、突出部に、バックアップピンの姿勢を決定する機能と磁気吸着によってバックアップピンの姿勢を所定の姿勢に維持する機能とを兼用させることができる。すなわち、バックアップピンの姿勢を所定の姿勢に維持させるための磁石を別途設ける必要がない。
また、前記バックアッププレートは、プレート本体と、該プレート本体の上面に設けられ、多数の孔がマトリックス状に形成された薄板とを含み、前記プレート本体は、磁性材料により形成されていることが好ましい。
この発明によれば、多数の孔がマトリックス状に形成された薄板を、磁性材料により形成されたプレート本体上に設けてバックアッププレートが構成されているので、薄板を交換すれば、マトリックスの配置を容易に変更することが可能である。
本発明の表面実装機は、移動可能なヘッドにより電子部品を基板上に移送して実装する表面実装機であって、基台と、間隔が調整可能な一対のコンベアを含み、前記基台上の所定の位置に前記基板を搬送する基板搬送手段と、前記一対のコンベアの間に設けられ、前記基板搬送手段によって前記基台上の所定の位置に搬入された前記基板を支持する上記のバックアップ装置とを有する表面実装機。
この発明によれば、上記のバックアップ装置が備えられていることにより、バックアッププレートの薄板化を図るとともに、バックアップピンの迅速かつ正確な位置決めが可能で、バックアップピンをバックアッププレート上の適正な位置でのみ直立させることができる。また、バックアップピンには、下方に突出し、バックアップピンが平坦面に置かれたときにバックアップピンを傾けるような曲面状または尖頭状の突出部が備えられているので、バックアップピンに直接的な力が加わるとバックアップピンは転がりやすい。よって、一対のコンベアの間隔を調整したときに、コンベアがバックアップピンに衝突すると、バックアップピンは転倒する。したがって、コンベアとバックアップピンとの干渉による装置の損傷を回避することができる。
本発明によれば、バックアッププレートの薄板化を図るとともに、バックアップピンの迅速かつ正確な位置決めが可能で、バックアップピンをバックアッププレート上の適正な位置でのみ直立させることができる。
以下で、本発明のバックアップ装置および該バックアップ装置を備えた表面実装機について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、表面実装機を概略的に説明するための平面図である。
表面実装機は、図1に示されるように、主に、基台1と、基台1上でプリント基板Pを所定の方向に搬送するための基板搬送手段2と、プリント基板Pをその下側面から支持することによりプリント基板Pの撓みを防止した状態でプリント基板Pを基台1上の所定の位置に位置決めするためのバックアップ装置3と、IC、トランジスタ、コンデンサなどの小片状の電子部品を収納し、順次これらの電子部品を供給するための部品供給部6と、電子部品を部品供給部6から、バックアップ装置3によって位置決め固定されたプリント基板P上に搬送するための部品搬送手段4とを備えている。
表面実装機の基台1上には、基板搬送手段2として、プリント基板Pの搬送用の一対のコンベア2aが長手方向を平行な状態にして配置されている。一対のコンベア2aは、大きさの異なるプリント基板Pの搬送に対応するために、その間隔を狭めたり、広めたりといった調整が可能なように構成されている。プリント基板Pは、コンベア2a上に、一対のコンベア2aを跨ぐように載置された状態で、コンベア2aの長手方向に沿って搬送される。そして、プリント基板Pが所定の装着作業位置に到達すると、コンベア2aが停止する。以下では、プリント基板Pの搬送方向に平行な方向をX方向、X方向に垂直な方向であって水平な方向をY方向、X方向およびY方向によって形成されるX−Y平面に垂直な方向をZ方向として説明する。
プリント基板Pが停止した装着作業位置の下方には、バックアップ装置3が設けられている。図2は、図1の表面実装機に備えられたバックアップ装置を説明するための図である。
バックアップ装置3は、図2に示されるように、バックアッププレート32と、バックアッププレート32上に配置されるバックアップピン31と、バックアッププレート32を昇降させるための昇降装置33とを含む。このうち、バックアップピン31およびバックアッププレート32については、後に詳細に説明する。昇降装置33は、主に、エアシリンダなどにより上端がZ方向に昇降する支柱33bと、支柱33bの上端に略水平に固定された板状の固定台33aとを備え、基台1上の所定の位置に設けられている。
部品供給部6は、一対のコンベア2aの外側にそれぞれ配置されている。部品供給部6には、多数のテープフィーダ6aが、それぞれの部品吸着位置をコンベア2a側へ向けた状態で配設され、固定されている。各テープフィーダ6aは、リールに巻き付けられたテープが送り機構によって間欠的に送り出されるように構成されている。そして、テープには、テープの長手方向に所定の間隔を空けて空間が形成されており、その空間内に小片状の電子部品が収容されている。後述の吸着ヘッド43a1は、順次送り出されるテープから電子部品をピックアップする。
また、基台1上のバックアップ装置3と部品供給部6との間には、ピンステーション5が設けられている。ピンステーション5は、バックアップ装置3のバックアップピン31のうち、バックアッププレート32上に配置する必要のないバックアップピン31や、プリント基板Pの種類の変更を伴う段取り時に、バックアッププレート32上から撤去されたバックアップピン31を一時的に保管するための場所である。
部品搬送手段4は、基台1上を水平方向に移動し、所定の位置で各種部品を装着または吸着するために、各種部品を垂直方向に移動させるためのヘッドユニット43と、ヘッドユニット43をY方向に移動させるためのY方向移動手段41と、ヘッドユニット43をX方向に移動させるためのX方向移動手段42とを有する。
ヘッドユニット43は、部品供給部6で供給された電子部品を吸着により保持する吸着ヘッド43aと、バックアップ装置3のバックアッププレート32上に配置されるバックアップピン31を移送するためのピン挿脱機構43bとを備えている。
本実施の形態では、8本の吸着ヘッド43aがX方向に平行に一列になるように配設されている。各吸着ヘッド43aの下端にはノズル43a1が設けられている。部品吸着時には、図示していない負圧供給手段によってノズル43a1の先端に負圧を生じさせ、この負圧の吸引力で電子部品を吸着する。また、各吸着ヘッド43aは、垂直方向(Z軸方向)の移動およびノズル中心軸(R軸)回りの回転が可能に構成されている。具体的には、Z軸サーボモータを駆動源とする昇降駆動手段によって吸着ヘッド43aの垂直方向の移動が実現され、R軸サーボモータを駆動源とする回転駆動手段によって吸着ヘッド43aのノズル中心軸回りの回転が実現されている。
また、ピン挿脱機構43bには、開閉可能に構成された一対のアームおよびそのアームの開閉を作動させるサーボモータを含むチャック43b0と、バックアッププレート32上に配置されたバックアップピン31を検知するピンセンサ43b1とが備えられている。チャック43b0は、昇降可能に構成されている。バックアップピン31を移送する際には、バックアップピン31が配置された所定の位置で、一対のアームを離間した状態に開き、チャック43b0を下降させ、一対のアームの間にバックアップピン31を挟みこんで、バックアップピン31を掴持した状態で、バックアップピン31を所定の高さに持ち上げる。ピンセンサ43b1は、光の照射部と受光部とを有する周知のビームセンサなどから構成されている。ピンセンサ43b1はバックアッププレート32上に配置されたバックアップピン31を上方から検知する。
ヘッドユニット43は、Y方向移動手段41によってY方向に移動可能に設けられ、さらに、X方向移動手段42によってX方向に移動可能に設けられている。具体的には、基台1上には、X方向移動手段42がY方向移動手段41のガイド部材41dに対してY方向に移動可能に配置され、さらに、X方向移動手段42のガイド部材42dに対してヘッドユニット43が、X方向に移動可能に配置されている。そして、Y軸サーボモータ41bが駆動するとY軸サーボモータ41bの駆動力を受けてボールねじ41cが回転し、X方向移動手段42がY方向に移動する。また、X軸サーボモータ42bが駆動するとX軸サーボモータ41bの駆動力を受けてボールねじ42cが回転し、ヘッドユニット43がX方向に移動する。また、ヘッドユニット43の移動量は、X軸サーボモータ41bに一体に組み込まれたエンコーダ41aおよびY軸サーボモータに一体に組み込まれたエンコーダ42aによってそれぞれ検出される。
ここで、本実施の形態のバックアップ装置3についてさらに詳しく説明する。
図3は、バックアップ装置3のバックアッププレート32を説明するための平面図である。
バックアップ装置3のバックアッププレート32は、昇降装置33の固定台33a上に載置され、固定されるプレート本体32bと、プレート本体32bの上面に固定される薄板32aとを含む。
プレート本体32bは、鉄などの磁性材料により形成された平板状の部材である。バックアッププレート32上に配置されるバックアップピン31は、バックアップピン31に備えられた磁石(後述の球磁石31c)とこのプレート本体32bとの間に作用する磁気吸着によりその姿勢が維持される。
薄板32aは、多数の貫通孔32aaがマトリックス状に打ち抜き加工された薄い板状の部材である。とくに、薄板32aは、厚さが薄いので、容易に貫通孔32aaを形成することができる。本実施の形態では、薄板32aとして、パンチングメタルを用いている。
薄板32aの材質は、とくに限定されない。たとえば、アルミニウム、鋼鉄、ステンレス、ブロンズなどの金属を用いることができる。本実施の形態では、パンチングメタル32aの材質として非磁性材料であるアルミニウムを用いている。
プレート本体32bの上面に薄板32aがボルトBなどにより固定されると、図3に示されるように、薄板32aに形成された多数の貫通孔32aaによって、バックアッププレート32全体として、上側表面に多数の凹部rがマトリックス状に形成されることになる。凹部rは、バックアップピン31をバックアッププレート32上の所定の位置に迅速かつ正確に位置決めするための部分である。
このように、バックアッププレート32を、薄板32aと、プレート本体32bとの2層構造にすることで、薄板32aを交換すれば、貫通孔32aaのマトリックスの配置、つまり、凹部rの平面形状、凹部rの間隔、凹部rの内径などを容易に変更することが可能である。したがって、貫通孔32aaの配置が異なる多数の薄板32aを予め準備しておくことで、バックアップピン31のバックアッププレート32上での位置決めの精密な調整に柔軟に対応することもできる。
図4は、バックアップピン31の構造を説明するための図である。
バックアップピン31は、図4に示されるように、プリント基板Pの下側面を先端で直接支持する主軸31aと、主軸31aを支えるための基部31bと、バックアップピン31のバックアッププレート32上での姿勢を決定および維持するための球磁石(突出部)31cと、バックアップピン31の配設時の球磁石31cに加わる衝撃を和らげるための弾性材31dとを含む。このうち、主軸31aおよび基部31bは、ステンレスにより一体に形成されている。バックアップピン31は、主軸31aの側を上方へ向けて基部31bの側を下方(すなわち、バックアッププレート32の上面)へ向けて、バックアッププレート32上に配置される。
主軸31aは、細長い棒状を呈している。主軸31aの一方の端部には、プリント基板Pの下側面に当接する先端部31a1が形成されている。また、他方の端部は、後述の基部31bに繋がっている。
基部31bは、主軸31aの下部に主軸31aと一体に設けられた略円柱状の部分である。基部31bには、下端部に下方へ向けて開口した空間(以下、保持空間という)31baが形成されている。また、基部31bには、下端に、保持空間31bを囲うような基端部31b1と、基端部31b1の内側に下方へ向けて延出した保持部31b2とが形成されている。基端部31b1は、バックアップピン31がバックアッププレート32上に直立した姿勢で配置された状態において、バックアッププレート32の上面に当接し(すなわち、基端部31b1は、バックアッププレート32の上面に支えられ)、バックアップピン31を直立した姿勢のままより安定させるための部分である。また、保持部31b2は球磁石31cを保持するための部分であり、球磁石31cの一部が保持空間31b内に収容された状態で、保持部がかしめられることで、球磁石31cが基部31bの所定の位置に保持される。
球磁石31cは、略球状を呈した磁石である。球磁石31cは、基部31bの下端部にその一部が下方へ向けて突出するように設けられている。具体的には、球磁石31cは、基部31bに形成された保持部31b2によって保持され、保持空間31b内に一部が収容された状態であって、残る部分を基部31bの下端から外方へ露出させた状態に備えられている。球磁石31cの直径は、バックアッププレート32に形成された凹部rの内径より大きい。これによって、球磁石31cが凹部rに嵌り込んだときに、球磁石31cの表面をバックアッププレート32に形成された凹部rの縁で支持させることができる。このように、突出部としての球磁石31cが、略球状という極めて単純な形状であることにより、部品の製造が容易であることに加え、バックアップピン31の基部31bへ突出部31cを組み込む作業が容易になり、組み立て作業の効率を向上させ、コストを低く抑えることができる。
弾性材31dは、基部31bに形成された保持空間31b内に収容される。具体的には、弾性材31dは、保持空間31bの内部であって、基部31bと球磁石31cとの垂直方向の隙間に、挟み込まれるように配置される。弾性材31dの材質は、とくに限定されるものではない。たとえば、ゴム製のOリングなどを用いることができる。
ここで、バックアッププレート32上に配置されるバックアップピン31について説明する。図5は、バックアッププレート32上に配置されたバックアップピン31の姿勢を説明するための図である。図6(a)〜図6(c)は、バックアッププレート32上に配置されたバックアップピン31の基部31bの一部の状態を説明するための拡大図であり、図6(a)はバックアップピン31が適正な位置に配置された状態を示し、図6(b)はバックアップピン31が若干の位置ずれを伴って配置される状態を示し、図6(c)はバックアップピン31が不適正な位置に配置された状態を示している。
バックアップピン31が、ヘッドユニット43によってピンステーション5からバックアッププレート32上に移送されると、バックアップピン31の基部31bに保持された球磁石31cがバックアッププレート32上に形成された所定の凹部rに向けて配置される。
このとき、球磁石31cは、その形状でバックアップピン31の姿勢を決定するように機能し、さらに、球磁石31cは、その材質でバックアップピン31の姿勢を維持するように機能する。
具体的には、バックアップピン31に球磁石31cを備えることによって、バックアップピン31の下端部に、下に凸状の曲面が形成されることになる。そのため、バックアッププレート32の平坦な面(すなわち、凸部)上ではバックアップピン31が球磁石31cの曲面に沿って転がるために、バックアップピン31を直立した姿勢に定めることができない(図5の符号A’によって示されたバックアップピン31および図6(c)参照)。一方、バックアップピン31の球磁石31cを平坦な面に形成された凹部rに嵌まり込むように配置した場合には、凹部rの縁および凹部rの底面によって球磁石31cの表面が支持され、バックアップピン31が球磁石31cの曲面に沿って転がることが阻止される(図5の符号Aによって示されたバックアップピン31および図6(a)参照)。したがって、バックアップピン31を直立した姿勢に定めることができる。また、球磁石31cの素材となっている磁石と、バックアッププレート32に含まれる磁性材料との間に作用する磁気の吸引力により、バックアップピン31の姿勢が決定された状態で、バックアップピン31をバックアッププレート32上の所定の位置(すなわち、凹部r)に吸着させて、バックアップピン31の姿勢を維持することができる。
また、球磁石31cを備えることによって、バックアップピン31が若干の位置ずれを伴ってバックアッププレート32上に配置されるような場合にも、バックアップピン31の位置ずれを修正するように機能させることができる。具体的には、図6(b)に示されるように、バックアップピン31の軸心線L1が、凹部rの中心線L2から若干ずれた状態でバックアップピン31が配置されると、球磁石31cとプレート本体32bとの間に作用する磁気吸引力によって、球磁石31cは下方へ向けて吸引される。このとき、球磁石31cは球磁石31cの表面が凹部rの縁に沿うように(すなわち、凹部rの縁と球磁石31cの曲面によって誘導されて)、水平方向への若干の移動を伴いながら凹部rの底部へ向けて下降する。そして、軸心線L1と中心線L2とが一致した状態になり、バックアップピン31の位置ずれが修正される(図6(a)参照)。このような、バックアップピン31の若干の位置ずれを修正する機能は、とくに、ヘッドユニット43に設けられたピン挿脱機構43bなどを用いて自動で段取りを行う場合に効果的に機能する。
さらに、バックアップピン31の誤段取りが生じた場合であっても、バックアップピン31の姿勢が傾いたり、バックアップピン31が転倒していたりするので、目視でも簡単に誤段取りを認識することができる。また、バックアップピン31の誤段取りが生じた場合には、バックアップピン31の姿勢が傾いたり、バックアップピン31が転倒したりするので、バックアップピン31の先端部31a1の位置が、バックアップピン31を適正な位置に配置した場合より低い位置になる。つまり、バックアップピン31がバックアッププレート32上で傾いた姿勢にある場合のバックアッププレート32の上面からバックアップピン31の先端部31a1までの高さh2は、バックアップピン31がバックアッププレート32上で直立した姿勢にある場合のバックアッププレート32の上面からバックアップピン31の先端部31a1までの高さh1以下になる。したがって、バックアップピン31の誤段取りを見落とすことによって、バックアップピン31の先端部31a1の高さが所定の高さより高い状態のまま作業が続行され、バックアップピン31の先端部31a1が過度にプリント基板Pの下側面を押圧するようなことは生じない。
また、本実施の形態では、薄板32aの材質として非磁性材料であるアルミニウムを用いていることにより、バックアップピン31に備えられた球磁石31cとプレート本体32bとの間に作用する磁気を、貫通孔32aaを除く部分で弱めるような構造となっている。したがって、バックアップピン31の誤段取りが生じた場合には、バックアップピン31が傾いていることに加えて、球磁石31cは磁気の弱い位置に位置することになる。そのため、バックアップピン31の姿勢を維持する機能も弱まり、バックアップピン31はより転倒しやすい状態になっている。この状態では、たとえば、プリント基板Pの下側面に先に実装された部品がある場合や、プリント基板Pの下側面に突出部がある場合も、それらにバックアップピン31の先端部31a1が軽く接触するだけでバックアップピン31は転倒する。したがって、プリント基板Pの下側面から下方へ突出した部分があっても、傾いた状態のバックアップピン31の先端部31a1でそれらを押圧するようなことは生じない。
ここで、表面実装機に搬入されるプリント基板Pの種類を変更するときの、表面実装機の動作とバックアップピン31との間に生ずる問題について説明する。
プリント基板Pの種類を変更する際には、変更前のプリント基板Pの種類に応じてバックアッププレート32上に配置されているバックアップピン31を撤去した後、基板搬送手段2の一対のコンベア2aの間隔を調整し、その後、変更後のプリント基板Pに応じてバックアップピン31を配置し直すことが行われる。このうち、基板搬送手段2の一対のコンベア2aの間隔を狭めて調整する場合に、バックアッププレート32上に変更前のプリント基板Pに応じた配置のバックアップピン31のいくつかが撤去されずに残っていると、コンベア2aとバックアップピン31とが干渉し、バックアップピン31が損傷したり、基板搬送手段2の一部が損傷したりする問題があった。
本実施の形態の表面実装機では、バックアップピン31がバックアッププレート32上に残った状態で、基板搬送手段2の一対のコンベア2aの間隔を狭めて調整する場合であっても、装置の損傷といった不具合を生じさせない。具体的には、コンベア2aによってバックアップピン31に、球磁石31cとプレート本体32bとの間に作用する磁気による保持力より大きな力が加えられると、バックアップピン31にはその姿勢を維持する機能が働かなくなり、バックアップピン31は転倒する。とくに、本実施の形態では、バックアップピン31は、球磁石31cの形状によって姿勢が不安定に決定されているため、バックアップピン31の姿勢を維持する機能が働かなくなると、容易に転倒し易くなる。したがって、コンベア2aとバックアップピン31との干渉による装置の損傷を回避することができる。
以上の実施の形態によれば、バックアッププレート32に多数の凹部rがマトリックス状に形成され、バックアップピン31は磁気吸着によってその姿勢が維持される。これにより、所定の位置に形成された凹部r目指してバックアップピン31を配置すれば、バックアップピン31は目指した凹部rに嵌り込んで位置決めされる。また、バックアップピン31をバックアッププレート32に植立させる必要なく、磁気吸着でバックアップピン31の姿勢を維持することができるので、バックアッププレート32の厚さを所定の厚さだけ確保する必要がない。したがって、バックアッププレート32の薄板化を図るとともに、バックアップピン31の迅速かつ正確な位置決めが可能である。さらに、バックアップピン31の下端部に、バックアッププレート32の上面に形成された凹部rに嵌るように下方へ向けて一部が突出した略球状の磁石31cが備えられている。つまり、バックアップピン31は、バックアップピン31の磁石31cがバックアッププレート32の凹部rに嵌まり込んだときのみに、その姿勢が直立した状態に定まる。言い換えれば、バックアップピン31は、磁石31cがバックアッププレート32の凹部rに嵌り込んでいない場合には、バックアッププレート32の表面に沿って、バックアップピン31の下端部に設けられた略球状の磁石31cが転がり、バックアップピン31は傾いた姿勢で維持されるか、あるいは、横転する。したがって、バックアップピン31をバックアッププレート32上の適正な位置でのみ直立させることができる。しかも、バックアップピン31がバックアッププレート32上の適正な位置(凹部r)に配置されていない場合には、バックアップピン31の姿勢が傾くので、バックアップピン31の誤段取りが容易に認識可能になる。
なお、上記実施の形態では、突出部31cとして球状を呈した磁石を用いて、バックアップピンの姿勢の維持と姿勢の決定とを兼用させた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。必ずしも突出部31cが磁石である必要はない。たとえば、突出部31cを合成樹脂などにより形成し、姿勢の決定機能のみを突出部31cに割り当て、姿勢の維持機能は基部に別途設けた磁石に割り当てる形態であってもよい。
また、上記実施の形態では、バックアップピン31の磁石31cと、バックアッププレート32の鉄板との間に作用する磁気吸着力で、バックアップピン31の姿勢を維持させた形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。バックアッププレート32に磁石を含ませ、バックアップピン31の突出部31cを鉄などの磁性材料により形成し、バックアップピンとバックアッププレートとの間に作用する磁気吸着力で、バックアップピン31の姿勢を維持させる形態であってもよい。
また、上記実施の形態では、突出部(球磁石)31cが略球状を呈している形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。たとえば、突出部31cの形状は、略円錐状、略三角錐状、略四角錐状などの各種錐体、略半球状であってもよい。
また、上記実施の形態では、バックアップ装置3が、バックアッププレート32が磁性材料により形成されたプレート本体32bとプレート本体32b上に固定されるパンチングメタル32aとの2層で構成された形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。バックアッププレート32が磁性材料により形成されたプレート本体32bの単層で構成された形態であってもよい。図7は、バックアップ装置3の他の形態を説明するための図である。たとえば、図7に示されるように、磁性材料により形成されたプレート本体32bの表面に、断面が略円弧状の凹部rを形成し、凹部rの表面全体とバックアップピン31に備えられた球磁石31cとを磁気吸着させて、バックアップピン31の姿勢の決定と姿勢の維持とを達成する形態であってもよい。この場合、プレート本体32bの上面にパンチングメタルなどの薄板32aを設ける必要がないので、バックアッププレート32の厚さをより薄くすることもできる。
表面実装機を概略的に説明するための平面図である。 図1の表面実装機に備えられたバックアップ装置を説明するための図である。 バックアップ装置のバックアッププレートを説明するための平面図である。 バックアップピンの構造を説明するための図である。 バックアッププレート上に配置されたバックアップピンの姿勢を説明するための図である。 バックアッププレート上に配置されたバックアップピンの基部を説明するための拡大図であり、(a)はバックアップピンが適正な位置に配置された状態を示し、(b)はバックアップピンが若干の位置ずれを伴って配置される状態を示し、(c)はバックアップピンが不適正な位置に配置された状態を示している。 バックアップ装置の他の形態を説明するための図である。
符号の説明
1 基台
2 基板搬送手段
2a コンベア
3 バックアップ装置
31 バックアップピン
31c 球磁石(突出部)
32 バックアッププレート
32a 薄板
32aa 貫通孔(孔)
32b プレート本体
r 凹部
P プリント基板(基板)

Claims (4)

  1. 移動可能なヘッドにより電子部品を基板上に移送して実装する表面実装機に搭載される前記基板のバックアップ装置であって、
    上面に多数の凹部がマトリックス状に形成されたバックアッププレートと、
    該バックアッププレートの上面に配置され、前記バックアッププレートに磁気吸着により姿勢が維持された状態で、前記基板を下側から支持するバックアップピンとを有し、
    前記バックアップピンは、下端部に、略球状の部材により構成される曲面状の突出部を有し、前記突出部が前記凹部に嵌るように置かれたとき直立し、平坦面に置かれたとき前記バックアップピンの高さが、直立したときの高さ以下の状態になることを特徴とするバックアップ装置。
  2. 前記バックアッププレートは磁性材料を含み、かつ、前記突出部は磁石により形成されている請求項1記載のバックアップ装置。
  3. 前記バックアッププレートは、プレート本体と、該プレート本体の上面に設けられ、多数の孔がマトリックス状に形成された薄板とを含み、
    前記プレート本体は、磁性材料により形成されている請求項1または2に記載のバックアップ装置。
  4. 移動可能なヘッドにより電子部品を基板上に移送して実装する表面実装機であって、
    基台と、
    間隔が調整可能な一対のコンベアを含み、前記基台上の所定の位置に前記基板を搬送する基板搬送手段と、
    前記一対のコンベアの間に設けられ、前記基板搬送手段によって前記基台上の所定の位置に搬入された前記基板を支持する請求項1〜3のいずれか1項に記載のバックアップ装置とを有する表面実装機
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