JP6280822B2 - 部品実装装置、及びアクチュエータシステム - Google Patents

部品実装装置、及びアクチュエータシステム Download PDF

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本発明は、部品実装装置、及びアクチュエータシステムに関する。例えば、本発明は、電子部品供給装置が供給する電子部品を取り出してプリント基板上に移動させ、所定の位置に配置するヘッド及びそれを用いた電子部品実装装置に関する。
電気製品は基板上に部品を搭載することで製造される。部品実装装置は、基板に電子部品を実装し、電気製品を製造するために使用される装置である。
部品実装装置には様々な方式が提案されているが、1つの方式では部品を吸着保持したノズルを有する装着ヘッドを基板に対して相対的に移動させ、基板の所望の位置に部品を搭載することで実装を行う方式が提案されている。
従来技術としては、以下の特許文献1、及び2が挙げられる。
特開2006−245034号公報 特開2013−153227号公報
部品実装装置の評価の指標としては、生産性が考えられる。生産性は様々な定義が可能であるが、1つの表現としては単位時間当たりの基板枚数や、単位時間当たりの部品装着点数で表現することができる。
生産性に影響を与える要因には様々な要因が考えられるが、例えば、装着ヘッドを保守管理する時間が考えられる。
装着ヘッドを交換調整している間は、部品の実装は行われない。よってこれらの時間は短いほど生産性が向上し、好ましいと表現することもできる。しかし、従来技術では生産性に関する配慮が十分ではない。
本発明は、非常にコンパクトなアクチュエータを有する点を1つの特徴とする。
本発明は、アクチュエータを装着するためのホルダを有する点を1つの特徴とする。
本発明は、このホルダは複数のアクチュエータを搭載することが可能であり、アクチュエータの取り外しが容易となるよう構成したことを1つの特徴とする。
本発明によれば生産性を向上させることができる。より具体的には、ヘッドの保守管理が容易となる。
本実施例の実装ヘッドを示した斜視図である。 図1に示した実装ヘッドと実装ヘッドに搭載するアクチュエータの給電や信号授受を示した実装ヘッドの斜視図である。 図2に示した実装ヘッドにおいて、アクチュエータを装着するアクチュエータ装着部を示した斜視図である。 図2に示した実装ヘッドにおいて、アクチュエータの装着位置の正誤を示す表示部を備えたフレーム及びアクチュエータを備えた実装ヘッドを示した斜視図である。 図2に示した実装ヘッドにおいて、実装ヘッドのフレームへの着脱力を伝達するグリップ部を備えたアクチュエータを示した斜視図である。 アクチュエータへの給電方法及び信号授受の方法を示した説明図である。 アクチュエータにおいて、アクチュエータに関する情報を記憶する記憶手段を搭載したアクチュエータを示した説明図である。 アクチュエータとアクチュエータホルダの間にばね部材と減衰部材のいずれかまたは両方を搭載するアクチュエータホルダを示す説明図である。 アクチュエータをアクチュエータホルダに位置決めする手段を示す説明図である。 アクチュエータの重心位置を示す説明図である。 実装ヘッドとXビームの位置関係を示す説明図である。 図10のアクチュエータにおいて、位置決め用部材の配置を示した説明図である。 アクチュエータをアクチュエータホルダに固定する手段を示した説明図である。 アクチュエータホルダにアクチュエータを任意に配置した実装ヘッドを示した説明図である。 本実施例の電子部品供給装置において、作業時間を最小化するための方法を示した説明図である。 本実施例のアクチュエータの外観の一例を示した説明図である。 本実施例のアクチュエータの内部構造の一例を示した説明図である。 本実施例の電子部品実装装置を備える生産ラインの構成の一例を示した説明図である。 図17で示した生産ラインの段取り替えを示した説明図である。 本実施例の2自由度アクチュエータを用いた電子部品実装装置の構成の一例を示した説明図である。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図20は、本実施例の2自由度アクチュエータを用いた電子部品実装装置の一例を示した説明図である。
プリント基板152に電子部品を実装するための電子部品実装装置150の平面図を示す。電子部品実装装置150の基台159上に種々の電子部品をそれぞれの電子部品の取り出し位置(部品吸着位置)に供給する電子部品供給装置が部品供給部153に着脱可能に複数個並んで設置固定されている。対向する部品供給部153との間には、基板搬送コンベア151が設けられている。基板搬送コンベア151は、プリント基板152を搬送する搬送手段と、矢印Fの方向から搬送されてくるプリント基板を所定の位置に位置決め保持するプリント基板保持手段と、を持ち、プリント基板152上に電子部品が装着された後、矢印Gの方向にプリント基板を搬送する。
155は、プリント基板152が搬送される方向と同方向に長い一対のXビームであり、その両端部には図示していないアクチュエータ(例えば、リニアモータなど)が取り付けられている。このアクチュエータによりXビーム155は、プリント基板152が搬送される方向と直交する方向に、Yビーム157に沿って移動可能に支持されており、部品供給部153とプリント基板152との間を行き来することが可能である。さらにXビーム155には、図示していないアクチュエータ(例えば、リニアモータなど)により、Xビーム155の長手方向に、Xビームに沿って移動する部品吸着装着手段を複数搭載した実装ヘッド154が設置されている。部品供給部153と基板搬送コンベア151との間には、認識カメラ156とノズル保管部158が配置されている。認識カメラ156は、部品供給部153にて実装ヘッド154に吸着した電子部品の部品情報や位置ずれ情報を取得するためのもので、基板搬送方向および基板搬送方向と直交する方向の吸着した電子部品の位置ずれ量や回転角度を、電子部品を撮影することにより確認できる。言うまでもなく、撮影することにより、電子部品が吸着されているか否かを確認することもできる。Xビーム155およびYビーム157が並行して動作することにより、部品供給部153からプリント基板152上に移動する際に、実装ヘッド154は認識カメラ156上を通過させられ、前述した電子部品の位置ずれ情報を取得する。ノズル保管部158は、種々の電子部品を吸着および装着するために必要な、実装ヘッド154に取り付けられた図示していない複数の吸着ノズルを保管しておくところである。電子部品に対応した吸着ノズルを取り付けるように指示された場合、実装ヘッド154はXビーム155およびYビーム157が独立して並行動作することにより、ノズル保管部158まで移動させられ、吸着ノズルを交換する。
図1から図5を用いて本実施例の実装ヘッドの一例を説明する。図1に示すように、実装ヘッド154は、ノズル4を備えるアクチュエータ1と、アクチュエータホルダ21を備えるフレーム20と、から構成される。
図1は、アクチュエータ1がフレーム20に装着される前の状態を示す。また図1では、アクチュエータ1を1台示しているが、言うまでも無く複数台のアクチュエータ1をフレーム20に装着可能である。また、実装ヘッドに関連する方向を前後左右上下で示し、ノズル4のある方向を前とし、逆の方向を後としている。
図2は、実装ヘッドと実装ヘッドに搭載するアクチュエータの給電や信号授受を示した実装ヘッドの斜視図である。フレーム20は、アクチュエータ1へ給電する給電部22と、アクチュエータ1への制御信号やアクチュエータ1から出力される各種センサ、アクチュエータの動作情報等を伝達する信号授受部23を有する。
給電部22及び信号授受部23は、例えば、図2に示すようにアクチュエータ1の後面に相対するアクチュエータホルダ21の面内に設けられても良いし、アクチュエータ1の下面に相対するアクチュエータホルダ21の面何に設けられても良い。また、図示していないが、アクチュエータ1の上面に相対するアクチュエータホルダ21の面が存在する場合には、その面内に設けても良い。また、給電部22及び信号授受部23は、非接触で給電及び信号授受を行うようにしても良いし、コネクタのように接触して給電及び信号授受を行うようにしても良い。
図3は、図2に示した実装ヘッドにおいて、アクチュエータを装着するアクチュエータ装着部を示した斜視図である。図3は、アクチュエータ1の下面に相対するアクチュエータホルダ21の面に、アクチュエータ装着部24が設けられていることを示す。アクチュエータ装着部24は、スロット24−1からスロット24−8のように複数のスロットを設けている。図3では、スロットを8個示しているが、8個に限定されるものではない。各スロットはアクチュエータ1の下部の形状にあわせて溝部を設け、アクチュエータ1を嵌合するようになっていても良い。またアクチュエータ1の下部に凸部あるいは凹部を設けていれば、前記形状に相応した凹部あるいは凸部を設けるとこと所定の位置に位置決めされるようになっていても良い。
このように、アクチュエータホルダ21内に非常に薄い複数のアクチュエータを配置することで、実装ヘッドは保持する部品の数を増やすことができる。その結果、部品の補給動作は減り、生産性が向上することになる。また、本実施例におけるアクチュエータのアクチュエータホルダ21への装着、及び取り外しは非常に容易である。
図3において、アクチュエータ1は筐体300を含む。筐体300は第1の寸法301、第2の寸法302、第3の寸法303によって表現できる。1つの表現としては、第1の寸法301は第2の寸法302より小さく、第2の寸法302は第3の寸法303より小さいと表現できる。
前記アクチュエータホルダ21は筐体300を支持するための第1の面304、及び第2の面305を含む。第1の面304には前記アクチュエータの装着位置を規定するスロット24−1からスロット24−8が配列される。第2の面305を経由して前記アクチュエータ1を駆動するための信号(例えば、電源電圧、入出力信号)はアクチュエータ1へ供給される。第1の寸法301と第2の寸法302によって定義される装着面はスロット24−1からスロット24−8の任意のスロットへ装着される。
図4は、図2に示した実装ヘッドにおいて、アクチュエータ1の装着位置の正誤を示す表示部を備えたアクチュエータホルダ21及びアクチュエータ1と、を備えた実装ヘッドを示した斜視図である。フレームの構成要素であるアクチュエータホルダ21の上面にアクチュエータホルダ表示部25を設けている。
アクチュエータホルダ表示部25は、生産ラインの作業効率を向上させて生産性を最大化するように事前に計画された複数のアクチュエータ1の配置位置情報に基づいて、取り込まれた装着したアクチュエータ1の情報と整合性を確認する手段を別途備える。
またアクチュエータホルダ表示部は、図3に示した各スロットに適切なアクチュエータ1が装着されている場合と、不適切なアクチュエータ1が装着された場合で、異なる表示をするように設定されている(例えば、適切ならば「緑」の光を発光し、不適切ならば「赤」の光を発光する)。説明ではアクチュエータホルダ21の上面に表示部を設けるとしたが、作業上視認性が良い場所であれば、例えば、アクチュエータホルダ21の前面であっても良い。
また、アクチュエータ1の前面にアクチュエータ表示部11が設けられている。アクチュエータ表示部11も前出のアクチュエータホルダ表示部25と同様に指定されたスロットに装着したかどうかを判断し、その正誤を表示するようになっている。
また、アクチュエータ表示部11は、アクチュエータ1に図示していない電源によって、アクチュエータ1の固有情報を表示させ、さらにアクチュエータホルダ表示部には、各ホルダ毎に装着すべきアクチュエータ1の固有情報を表示させ、作業者が各スロットに適合するアクチュエータ1を目視確認できるようにしても良い。また、事前に装着すべきスロットの情報をアクチュエータ1に記憶させ、アクチュエータホルダ21のスロット情報をアクチュエータ1に信号授受部23を通して入手することによって、アクチュエータ1の装着位置の正誤を示しても良い。
1つの表現としては、筐体300、及びアクチュエータホルダ21の少なくとも1つは装着位置の正誤を示す表示部を有し、前記表示部は、前記アクチュエータが装着されるべきスロットに装着されている場合と装着されていない場合とで異なる表示を行うと表現することができる。
図5は、図2に示した実装ヘッドにおいて、実装ヘッドのフレームへの着脱力を伝達するグリップ部12を備えたアクチュエータを示した斜視図である。
アクチュエータ1は、アクチュエータ1の前面にアクチュエータホルダへアクチュエータ1を装着するための力を伝達するグリップ部12を備える。グリップ部12は、前から後方向に力を伝達してアクチュエータ1をアクチュエータホルダに装着しても良い。
また上から下方向に力を伝達してアクチュエータ1をアクチュエータホルダに装着しても良い。また前から後方向及び上から下方向の両方に力を伝達してアクチュエータ1をアクチュエータホルダに装着しても良い。言うまでもないが、前述の力の伝達方向を逆にすれば、アクチュエータホルダからアクチュエータ1を取り外すことが可能である。
図5にように、グリップ部12がアクチュエータ1に2ヶ所で固定され、グリップ部12とアクチュエータ1と、のすきまに手掛けするようにすれば、アクチュエータ1を落下させる恐れを軽減することもできる。
以上のような、構成にすることにより、複数のアクチュエータ1を任意位置のスロット及び任意数のスロットに装着することができるため、生産ラインの作業効率を向上させるために好適なアクチュエータ配置が可能となる。
図6から図8、及び図15及び図16、図10から図11を用いて、アクチュエータの特徴を説明する。
図6は、アクチュエータへの給電方法及び信号授受の方法を示した説明図である。アクチュエータ1は、アクチュエータ1の後面に、アクチュエータ受電部13と、アクチュエータ信号授受部14を備える。
アクチュエータ受電部13とアクチュエータ信号授受部14は、図2に示した給電部22と信号授受部23にそれぞれ相対する位置関係にあり、電力や信号のやり取りを行うことができる。
図7は、アクチュエータにおいて、アクチュエータに関する情報を記憶する記憶手段を搭載したアクチュエータを示した説明図である。アクチュエータ1は、アクチュエータ情報(例えば、固有識別ID、稼働状況、エラー状況、及び使用履歴の少なくとも1つ)を保持する記憶手段15を備える。
記憶手段15に保持された情報は、アクチュエータホルダに装着された時に、アクチュエータ信号授受部14を通して、電子部品実装装置を管理するコンピュータに出力され、アクチュエータ1の情報を監視することが可能である。
図8は、アクチュエータとアクチュエータホルダの間に弾性体の一例であるばね部材と減衰部材の少なくとも1つを搭載するアクチュエータホルダを示す説明図である。
アクチュエータ1をアクチュエータホルダ21に装着すると、アクチュエータホルダ上部21aとアクチュエータホルダ21bと、に設けられたばね部材26a及び26b、減衰部材27a及び27bによって、アクチュエータ1は支持される。前述の支持構造により、アクチュエータ1動作時に発生した振動をアクチュエータホルダへ伝達することを抑制する。
また、実装ヘッドが移動することにより発生した振動がアクチュエータホルダからアクチュエータ1に伝達することを抑制する。
図16は、本実施例のアクチュエータの外観の一例を示した説明図である。アクチュエータ1は、ノズル4と、ノズル4と同軸に配置され、ノズル4を支持するノズルシャフト5を備える。ノズルシャフト5は、図示した矢印のように、上下方向に直動することができるとともに、上下方向軸回りに回転できる構成となっている。これにより、ノズル4の先端に吸着された電子部品を部品供給部から取り出し、電子部品をノズル4の先端に保持し、必要に応じてノズルシャフト5を回転させることで電子部品の回転姿勢を調整し、ノズルシャフト5を下降させて、電子部品をプリント基板へ装着する。
図17は、本実施例のアクチュエータの内部構造の一例を示した説明図である。アクチュエータ1は、回転機構2と直動機構3を備える。回転機構2は、回転用モータ6と、回転用モータ6の回転軸(軸線1a)と同軸に配置されたノズルシャフト5と、ノズル4と、からなる。直動機構3は、直動用モータ7と、直動用モータ7に連結されたねじ軸8と、ねじ軸8が軸線1b回りに回転することにより、上下方向に移動するナット9と、ナット9に連結された可動部材10と、からなる。可動部材10は、前述の回転機構2と連結されており、直動用モータ7が動作することにより、ナット9が上下方向に移動すると、回転機構2も上下方向に移動するようになっている。図17では、直動用モータ7(例えば、回転モータ)の動力をねじ軸8とナット9を用いて上下方向に移動させる直動機構としたが、直動用モータ7をリニアモータとし、リニアモータの可動子と回転機構2を連結する可動部材10と、で構成することにより直動動作を実現しても良い。また、回転機構2と直動機構3の動作軸(軸線1a及び軸線1b)を同一平面内に併設することにより、軸線1a及び軸線1bにより形成される平面の面外方向のアクチュエータ厚さを軽減することが可能である。さらに回転機構2は、直動機構3によって軸線1aの方向に移動可能に指示されているが、直動機構3を大きくすることなく(あるいは直動機構3に備わる直動用モータ7を推力確保のために大型化することなく)、回転機構2を移動させるために、回転機構2は軽量化されて構成されていることが望ましい。
以上説明してきたように、本実施例のアクチュエータは薄型に構成されているため、図3に示した複数のスロットに装着しても実装ヘッドの左右方向の長さを大きくすること無く、実装ヘッドを構成することができる。
またアクチュエータ内に種々の情報を記憶する記憶手段を有することで、フレームと(さらに言うならば、電子部品実装装置を管理する制御装置と)情報の授受を行い、確実に所定のアクチュエータが実装ヘッドに装着されていることを確認することができる。
また、アクチュエータの種々の情報の中にアクチュエータに搭載した各種センサ(図示せず、例えば、加速度センサ、荷重センサ、流体の速度センサ、流体の圧力センサ、異常な音を検出するマイクロフォンなど)の出力情報を、信号授受部を通して上位の制御装置(図示せず)に伝達することにより、電子部品実装装置の異常診断や、保守タイミングの指示、動作モードを変更(例えば、高速動作から低速動作に変更)して装置を止めずに装置の稼働データを収集しながら対策を指示して(あるいは自動的に)復旧するシステムをアクチュエータ単位で構築することが可能である。
図10は、アクチュエータの重心位置を示す説明図である。アクチュエータ1に内蔵される回転用モータ及び直動用モータの構成は、例えば、図17に示した構造であっても良い。
図10のアクチュエータ1は、図17のモータ構成に準ずれば、前方向に回転機構、後方向に直動機構を備える。前述した図17の説明のように、回転機構は直動機構を大きくすることなく(あるいは直動機構に備わる直動用モータを推力確保のために大型化することなく)、回転機構を移動させるために、回転機構は軽量化されて構成されていることが望ましい。それ故にアクチュエータ1において、アクチュエータ1のアクチュエータ重心18がアクチュエータ1の前後方向の長さの中央を基準とすれば、相対的に中央より後側に位置するように各要素部品を配置する。
図10において、筐体300は第3の面1001、及び第3の面と向き合う第4の面1002を有すると表現することができ、第3の面1001は筐体300がアクチュエータホルダ21に装着された状態で前記第4の面1002よりも前記第2の面305に近い位置にあり、重心18は第4の面1002よりも第3の面1001に近い位置にあると表現することができる。
図11は、実装ヘッドとXビームの位置関係を示す説明図である。図11は、複数のアクチュエータ1をアクチュエータホルダ21に装着した実装ヘッド154と、実装ヘッド154を交差する前後の矢印と上下の矢印で作られる平面に垂直な方向(紙面に垂直な方向)に移動可能に支持する移動機構(例えば、リニアモータ、図示せず)と、前記移動機構と接続され、前後方向に移動可能なようにYビーム(図示せず)に支持されているXビーム155と、を説明する。符号19は、Xビーム155の重心を示す。アクチュエータ重心18とXビーム重心19は、おおよそ軸線3上にあるように、実装ヘッド154とXビーム155は配置される。
前述のようにアクチュエータ重心18とXビーム重心19がおおよそ軸線3上にあり、さらにアクチュエータ重心18とXビーム重心19との距離が小さくなるようにアクチュエータ1のアクチュエータ重心18を設定したことにより、実装ヘッド154が交差する前後の矢印と上下の矢印で作られる平面に垂直な方向に移動したり、前後の矢印の方向に移動した時の実装ヘッド154の振動(例えば、Xビーム重心19回りの振動)を低減する効果がある。
軸線3はアクチュエータ重心18とXビーム重心19とを結ぶ線であると表現することもできる。軸線3はノズル4の軌跡の延長線1101と交差し、より具体的には実質的に直交する。
図12は、図10のアクチュエータにおいて、位置決め用部材の配置を示した説明図である。位置決め用に設けられたアクチュエータ1の上面の上凸部16aは、おおよそアクチュエータ1の軸線2上に設けられている。前記のように構成することにより、アクチュエータ1がアクチュエータホルダ(図示せず)ごと移動することにより作用するアクチュエータ重心18を通る外力の主たる成分を上凸部16aで確実に受け止めることができるため、アクチュエータ1を安定して保持することができる。
図9は、アクチュエータ1をアクチュエータホルダ21に位置決めする手段を示す説明図である。アクチュエータ1は、上部に上凸部16と、下部に下凹部17と、を持つ。
アクチュエータホルダ21は、アクチュエータホルダ上部21aと、アクチュエータホルダ下部21bと、アクチュエータホルダ後部21cと、から成る。図9では、アクチュエータホルダ21を複数の部品から構成されるように記載したが、一体形成されていても良い。アクチュエータホルダ上部21aは、上凸部16と嵌合する上凹部28を有する。アクチュエータホルダ下部21bは、下凹部17と嵌合する下凸部29を備える。作業者はアクチュエータ1を、アクチュエータホルダ21に対して矢印1のように動かして、上凸部16と上凹部28とを、下凹部17と下凸部29とを、嵌め合わせる()。嵌合させることにより、アクチュエータ1はアクチュエータホルダ21に対して、上下、前後、及び交差する前後の矢印と上下の矢印で作られる平面に垂直な方向(紙面に垂直な方向)に固定される。矢印1のように、下凹部17を下凸部29の略上方に移動させて下方に移動させることにより、下凹部17と下凸部29を嵌合させるように記載したが、下凹部17を後方向に延長することで、前後方向にアクチュエータ1を移動させるのみで位置決め及び固定をするようにしてもよい。
図13は、アクチュエータ1をアクチュエータホルダ21に固定する手段を示した説明図である。アクチュエータ1の後方には、左右の両面に溝部19aと19bが設けられている。アクチュエータホルダ21は、アクチュエータ1の溝部19a及び19bが設けられている後方部を嵌合する嵌合部28を備える。嵌合部28は、左右方向の側面に可撓部材30aと30bを備える。また可撓部材30aと30bは、アクチュエータ1が挿入されてくる方向の端部近くにアクチュエータ1に設けられた溝部19aと19bにそれぞれ嵌合する突起部31aと31bを備える。
図13(a)は、アクチュエータ1を嵌合部28に装着することを説明する図である。アクチュエータ1を白抜きの矢印のように後方へ移動させる。アクチュエータ1の左右方向の幅は、嵌合部28の開口している幅よりも大きくなるように構成されている。さらに嵌合部28に備えられている可撓部材30aと30bは、嵌合部28の入り口(矢印前)側に一端を取り付けられている。また可撓部材30aと30bは、入り口(矢印前)側から奥(矢印後)側に向けて、嵌合部28への取り付け端とは異なる他端の間隔が、アクチュエータ1の幅よりも小さくなるように構成されている。このように構成されることにより、アクチュエータ1が嵌合部28に対して後方に挿入されていくと、可撓部材30aと30bがアクチュエータ1の側面に接触して、可撓部材30aと30bの端部がそれぞれ矢印2及び矢印3のように移動する(可撓部材30aと30bが変形する)。図13(b)は、装着後の状態(アクチュエータ1が嵌合部28に嵌合した状態)を説明する図である。装着後の状態は、アクチュエータ1にも受けられている溝部19a及び19bと、嵌合部28に備えられている可撓部材30a及び30bの端部に設けられた突起部31a及び31bと、が嵌合した状態である。嵌合した状態では、可撓部材30a及び30bは変形することによって、アクチュエータ1の側面に矢印4及び矢印5のごとく押し付け力を付与する。前述のように、溝部19a及び19bと突起部31a及び31bが嵌合することにより、アクチュエータ1の前後方向の位置決めを行う。さらに可撓部材30a及び30bによる押し付け力により、左右方向に位置決めする。したがって、アクチュエータ1は、アクチュエータホルダ21に確実に位置決めされる。
図9の上凸部16、下凹部17や図13の構造は例えば、筐体300とアクチュエータホルダとを嵌め合わせるための構造と表現することができる。
図14は、アクチュエータホルダにアクチュエータ(1−1、1−2、1−5、1−7、1−8)を配置した実装ヘッドを示した説明図である。図14はアクチュエータを8台配置可能なアクチュエータホルダを示しており、右から3番目、4番目、6番目の空間には、図示していないアクチュエータ(1−3、1−4、1−6)が装着可能である。アクチュエータは容易にアクチュエータホルダへ着脱可能に構成されているため、アクチュエータホルダの任意の位置に装着可能である。例えば、アクチュエータ1−1と1−2、及びアクチュエータ1−7と1−8を隣接させ、右方向端部及び左方向端部に配置し、アクチュエータ1−5を左右両側に接してアクチュエータを配置しないようにすると、アクチュエータ1−5は左右に空間があるため、隣接したアクチュエータ1−1及び1−2、1−7及び1−8と比較して、より大きな部品を取り扱うことが可能である(小さな部品と大きな部品を同時に取り扱うことができる)。またアクチュエータホルダに任意の数のアクチュエータを装着することができるため、部品を取り扱うために好適なノズル数を有する実装ヘッドを構成することができるため、実装ヘッド全体の重量の軽量化を図ることも可能である。
図14に示すアクチュエータ配置をした場合、左右方向の重量バランスが悪くなるが、その場合、図示していないが、アクチュエータと同じ質量のダミーヘッドをアクチュエータ1−5の右側に隣接して配置することにより、重量バランスをとっても良い。重量バランスを取る構成にすることができるため、実装ヘッドが前後左右方向に移動したときに発生する実装ヘッドの重量に起因する振動を小さくすることができる。
図15は、本実施例の電子部品実装装置において、作業時間を最小化するための方法を示した説明図である。
開始指示で作業時間の最小化を開始する(ステップ48)。
最初に製作する電子回路基板に搭載する電子部品の配置情報を入力する(ステップ49)。
次に電子部品の情報(例えば、幅寸法、奥行き寸法、高さ寸法)を入力する(ステップ50)。
次に入力した電子部品の配置情報と電子部品の情報より電子部品の配置順序を作成する(ステップ51)。このとき、作成した配置順序で電子部品を配置したときの作業時間をA時間とする。
A時間となる配置順序時の各機構の動作条件(例えば、各動作の移動距離、移動速度、移動加速度)を動作ごとに設定する(ステップ52)。
次に設定した各機構の動作に基づいて電子部品実装装置を動作させたときの振動解析を実施する(ステップ53)。
各動作の振動解析した結果、電子部品を配置するときの左右前後方向の振動振幅があらかじめ決められている所望の振動振幅以下になるまでの静定時間を算出する(ステップ54)。
次に算出した静定時間が所定の時間(しきい値)内であるかを判断する(ステップ55)。
静定時間がしきい値内でない場合、電子部品の配置順序を並び替えて再度各機構の動作条件を決定する(ステップ56)。
その後、ステップ53に戻って、ステップ54、ステップ55を繰り返す。
ステップ55で静定時間が所定の時間内であると判断されると、ステップ56で振動解析に基づく配置順序を再作成し、このときの作業時間をB時間とする(57)。
次にA時間と、B時間とA時間の差分との比が所定のしきい値以下、すなわち、電子部品の配置位置情報と電子部品の情報から算出された最適な経路(例えば、最短経路)と、各動作の動作条件に基づく振動解析に基づいて各動作の静定時間を最小にする経路と、がほぼ等しくなるかを判断する(58)。
しきい値以上の結果であれば、ステップ51に戻って、再度配置順序を作成してA時間を求め、ステップ52、ステップ53、とステップを進める。ステップ58にて、A時間と、B時間とA時間の差分との比が所定のしきい値以下となった場合、電子部品を配置する際の振動を抑制しつつ作業時間を最小とする電子部品配置順序が作成されたとして、ステップ59で終了となる。
このように、電子部品の配置順序を最短経路となるように設定するだけでなく、各電子部品を配置する動作時の振動を抑制する配置順序とすることで、作業時間を最小化するだけでなく、配置したときの位置ずれを軽減する効果がある。
図18は、本実施例の電子部品実装装置を備える生産ラインの構成の一例を示した説明図である。電子回路基板を生産する電子部品実装装置(ステージ)がn個配置された(Stage.1、Stage.2、・・・・、Stage.n)生産ラインである。それぞれのステージには、部品供給部FA1、FA2、・・・、FAn、FB1、FB2、・・・、FBn、と、電子部品を配置するヘッドHA1、HA2、・・・、HAn、HB1、HB2、・・・、HBnと、を備える。また、電子回路基板は、矢印Fの方向から導入され、各ステージで電子部品を配置された後、矢印Gのように排出される。
また、図18では、矢印Fから矢印G方向に搬送される電子回路基板が2種類(ヘッドHA1側とヘッドHB1側)ある場合が記載されているが、1種類の電子回路基板を搬送して電子部品を配置することも可能である。本発明の実装ヘッドを用いれば、配置する電子部品の種類や員数によって、ステージ毎の作業時間を均一化するように任意の数のノズルを搭載する実装ヘッドを各ステージに配置することが可能である。これにより、いずれのステージも作業を停止することなく、連続して生産を続けることができるため、生産ラインの生産性を向上させる。
図19は、図18で示した生産ラインの段取り替えを示した説明図である。生産する電子回路基板を変更する場合、生産ラインの構成(例えば、実装ヘッドの交換や部品供給部に搭載する部品種を増減する)の変更を開始する(ステップ60)。新たに生産する電子部品の配置情報を入力する(61)。次に電子部品の情報(形状など)を入力する(62)。次に電子部品の配置順序を作成する(63)。電子部品の配置順序に基づいて、ステージ毎に使用するアクチュエータの数や種類を選択する(64)。さらにステージ毎に使用する部品供給装置の数及び種類を選択する(65)。次に選択したアクチュエータを各ステージのヘッドに搭載する(66)。同様に選択した部品供給部を各ステージに搭載する。
このように電子部品を取り扱うノズルを1個有するアクチュエータをステージ毎に自在にその数と種類を変えて実装ヘッドに搭載することができるため、ステージ毎の作業時間を均一化することができる。ステージ毎の作業時間が均一化されると、電子回路基板がステージ内で待機(例えば、次のステージの作業時間が長いと前のステージで配置作業が完了しても次ステージには搬送できない)することなく、連続して電子回路基板を生産することができる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明の思想は実施例に限定されない。上記実施例の内容を一部削除、変更、他の構成と組み合わせた内容も本明細書の開示の範囲内と表現することができる。
また、例えば、部品実装装置の構造は実施例に記載された方式以外のものでもよく、アクチュエータ1やアクチュエータホルダ21は所定の試料へ所定の処理を行う装置であれば幅広く適用可能である。
1・・・アクチュエータ
2・・・回転機構
3・・・直動機構
4・・・ノズル
5・・・ノズルシャフト
6・・・回転用モータ
7・・・直動用モータ
8・・・ねじ軸
9・・・ナット
10・・・可動部材
11・・・アクチュエータ表示部
16・・・上凸部
12・・・グリップ部
17・・・下凹部
13・・・アクチュエータ受電部
15・・・記憶手段
14・・・アクチュエータ信号授受部
18・・・アクチュエータ重心
19・・・Xビーム重心
20・・・フレーム
21・・・アクチュエータホルダ
26a・・・ばね部材
22・・・給電部
26b・・・ばね部材
23・・・信号授受部
27a・・・減衰部材
24・・・アクチュエータ装着部
27b・・・減衰部材
25・・・アクチュエータホルダ表示部
21a・・・アクチュエータホルダ上部
21b・・・アクチュエータホルダ下部
21c・・・アクチュエータホルダ上部
150・・・電子部品実装装置
155・・・Xビーム
151・・・基板搬送コンベア
156・・・認識カメラ
152・・・プリント基板
157・・・Yビーム
153・・・部品供給部
158・・・ノズル保管部
154・・・ヘッド
159・・・基台

Claims (14)

  1. 筐体と部品を実装するためのノズルとを有するアクチュエータと、
    前記アクチュエータを装着するためのホルダと、を有し、
    前記筐体は第1の寸法、第2の寸法、及び第3の寸法を有し、前記第1の寸法は前記第2の寸法より小さく、前記第2の寸法は前記第3の寸法より小さく、
    前記ホルダは前記筐体を支持するために、前記筐体の上部に相対するホルダ上部と、前記筐体の下部に相対するホルダ下部と、前記筐体の後部に相対するホルダ後部とを含み、
    前記ホルダ下部の第1の面には前記アクチュエータの装着位置を規定する複数のスロットが並設され
    前記ホルダ後部の第2の面を経由して前記アクチュエータを駆動するための信号は前記アクチュエータへ供給され、
    前記第1の寸法と前記第2の寸法によって定義される、前記筐体の下部における装着面は前記スロットへ装着され
    前記筐体の上部及び下部と、前記ホルダのホルダ上部及びホルダ下部とには、前記筐体と前記ホルダとを嵌め合わせるための構造が形成され、当該構造により前記筐体と前記ホルダとが嵌合して、前記アクチュエータが前記ホルダに装着された状態では、前記ノズルが前記ホルダのホルダ下部よりも前方に位置しており、
    前記アクチュエータは、前記複数のスロットのうちの任意のスロットに対して着脱可能に装着される、部品実装装置。
  2. 請求項に記載の部品実装装置において、
    前記筐体、及び前記ホルダの少なくとも1つは前記アクチュエータの装着位置の正誤を示す表示部を有し、
    前記表示部は、前記アクチュエータが装着されるべきスロットに装着されている場合と装着されていない場合とで異なる表示を行う部品実装装置。
  3. 請求項1又は2に記載の部品実装装置において、
    前記筐体はグリップ部を有する部品実装装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品実装装置において、
    前記アクチュエータは、固有識別ID、稼働状況、エラー状況、及び使用履歴の少なくとも1つを保存する記憶部を有する部品実装装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の部品実装装置において、
    弾性体、及び減衰部材を有し、
    前記弾性体、及び前記減衰部材は前記筐体と前記ホルダとを接続する部品実装装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の部品実装装置において
    前記筐体は第3の面、及び前記第3の面と向き合う第4の面を有し、
    前記第3の面は前記筐体が前記ホルダに装着された状態で前記第4の面よりも前記第2の面に近い位置にあり、
    前記アクチュエータの重心は前記第4の面よりも前記3の面に近い位置にある部品実装装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の部品実装装置において、
    前記ホルダを支持するビームを有し
    前記アクチュエータの重心と前記ビームの重心とを結ぶ線と前記ノズルの軌跡とは交差する部品実装装置。
  8. 請求項に記載の部品実装装置において、
    前記線と前記軌跡とは実質的に直交する部品実装装置。
  9. 筐体と部品を実装するためのノズルとを有するアクチュエータと、
    前記アクチュエータを装着するためのホルダと、を有し、
    前記筐体は第1の寸法、第2の寸法、及び第3の寸法を有し、前記第1の寸法は前記第2の寸法より小さく、前記第2の寸法は前記第3の寸法より小さく、
    前記ホルダは前記筐体を支持するために、前記筐体の上部に相対するホルダ上部と、前記筐体の下部に相対するホルダ下部と、前記筐体の後部に相対するホルダ後部とを含み、
    前記ホルダ下部の第1の面には前記アクチュエータの装着位置を規定する複数のスロットが並設され
    前記ホルダ後部の第2の面を経由して前記アクチュエータを駆動するための信号は前記アクチュエータへ供給され、
    前記第1の寸法と前記第2の寸法によって定義される、前記筐体の下部における装着面は前記スロットへ装着され
    前記筐体の上部及び下部と、前記ホルダのホルダ上部及びホルダ下部とには、前記筐体と前記ホルダとを嵌め合わせるための構造が形成され、当該構造により前記筐体と前記ホルダとが嵌合して、前記アクチュエータが前記ホルダに装着された状態では、前記ノズルが前記ホルダのホルダ下部よりも前方に位置しており、
    前記アクチュエータは、前記複数のスロットのうちの任意のスロットに対して着脱可能に装着される、アクチュエータシステム。
  10. 請求項に記載のアクチュエータシステムにおいて、
    前記筐体、及び前記ホルダの少なくとも1つは前記アクチュエータの装着位置の正誤を示す表示部を有し、
    前記表示部は、前記アクチュエータが装着されるべきスロットに装着されている場合と装着されていない場合とで異なる表示を行うアクチュエータシステム。
  11. 請求項9又は10に記載のアクチュエータシステムにおいて、
    前記筐体はグリップ部を有するアクチュエータシステム。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載のアクチュエータシステムにおいて、
    前記アクチュエータは、固有識別ID、稼働状況、エラー状況、及び使用履歴の少なくとも1つを保存する記憶部を有するアクチュエータシステム。
  13. 請求項9〜12のいずれか1項に記載のアクチュエータシステムにおいて、
    弾性体、及び減衰部材を有し、
    前記弾性体、及び前記減衰部材は前記筐体と前記ホルダとを接続するアクチュエータシステム。
  14. 請求項9〜13のいずれか1項に記載のアクチュエータシステムにおいて
    前記筐体は第3の面、及び前記第3の面と向き合う第4の面を有し、
    前記第3の面は前記筐体が前記ホルダに装着された状態で前記第4の面よりも前記第2の面に近い位置にあり、
    前記アクチュエータの重心は前記第4の面よりも前記3の面に近い位置にあるアクチュエータシステム。
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