JP6599242B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置に関する。
従来の技術として、タッチ操作によって入力が行われる操作面を含むタッチ操作部と、操作面へのタッチ操作を検出する操作検出手段と、タッチ操作部を変位させる操作部変位手段と、操作検出手段がタッチ操作を検出したときに、操作部変位手段を駆動制御することでタッチ操作部の変位を制御する変位制御手段と、を備えた操作入力装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この操作入力装置は、変位制御手段が操作部変位手段を駆動制御する際に、タッチ操作部に対して、互いに正負が異なる二つのピークを有するように加速度を付与する加速度付与制御を実行するので、メカニカルなスイッチから受ける触感に近い触覚フィードバックを生成することができる。
特開2015−11376号公報
本発明の目的は、よりメカニカルスイッチの操作感に近い振動フィードバックを行うことができる入力装置を提供することにある。
本発明の一態様は、操作指によって操作面になされた入力を検出する入力検出部と、入力に伴って操作面に印加された圧力を検出する圧力検出部と、操作面に振動を付加する振動付加部と、検出された圧力に基づいてプッシュ操作に伴う押し込みを判定した後、操作指に第1の圧力を付加するように操作面を上方に振動させる第1の波形パターン、操作指に付加した第1の圧力を緩和して続いて第2の圧力を付加するように操作面を下方、上方と続けて振動させる第2の波形パターン、及び操作面を上方及び下方に交互に減衰させながら振動させる第3の波形パターンを有する波形パターン、及び検出された圧力に基づいてプッシュ操作に伴う押し戻しを判定した後、波形パターンを反転させた反転波形パターン、に基づいて振動付加部を制御して振動フィードバックを呈示する制御部と、を備えた入力装置を提供する。
本発明によれば、よりメカニカルスイッチの操作感に近い振動フィードバックを行うことができる。
図1(a)は、第1の実施の形態に係る触覚呈示装置の搭載の一例を示す車両内部の概略図であり、図1(b)は、触覚呈示装置のブロック図の一例である。 図2は、第1の実施の形態に係る触覚呈示装置の波形パターンと反転波形パターンの一例を示すグラフである。 図3(a)は、メカニカルスイッチに対してプッシュ操作を行った際の操作指の振動の一例を示すグラフであり、図3(b)は、図3(a)において左側の点線で囲んだ領域を拡大したグラフである。 図4は、第1の実施の形態に係る触覚呈示装置の動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、第2の実施の形態に係る触覚呈示装置のブロック図の一例である。 図6は、第2の実施の形態に係る触覚呈示装置の動作の一例を示すフローチャートである。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係る入力装置は、操作指によって操作面になされた入力を検出する入力検出部と、入力に伴って操作面に印加された圧力を検出する圧力検出部と、操作面に振動を付加する振動付加部と、検出された圧力に基づいてプッシュ操作に伴う押し込みを判定した後、操作指に第1の圧力を付加するように操作面を上方に振動させる第1の波形パターン、操作指に付加した第1の圧力を緩和して続いて第2の圧力を付加するように操作面を下方、上方と続けて振動させる第2の波形パターン、及び操作面を上方及び下方に交互に減衰させながら振動させる第3の波形パターンを有する波形パターン、及び検出された圧力に基づいてプッシュ操作に伴う押し戻しを判定した後、波形パターンを反転させた反転波形パターン、に基づいて振動付加部を制御して振動フィードバックを呈示する制御部と、を備えて概略構成されている。
この入力装置は、メカニカルスイッチの操作感(クリック感)を模した波形パターン及び反転波形パターンに基づいた振動を操作面に付加するので、よりメカニカルスイッチの操作感に近い振動フィードバックを行うことができる。
[第1の実施の形態]
(触覚呈示装置1の概要)
図1(a)は、第1の実施の形態に係る触覚呈示装置の搭載の一例を示す車両内部の概略図であり、図1(b)は、触覚呈示装置のブロック図の一例である。図2は、第1の実施の形態に係る触覚呈示装置の波形パターンと反転波形パターンの一例を示すグラフである。図2は、縦軸が駆動信号Sの振幅Xであり、横軸が時間(s)である。なお、以下に記載する実施の形態に係る各図において、図形間の比率は、実際の比率とは異なる場合がある。また図1(b)、及び後述する図5では、主な信号や情報の流れを矢印で示している。さらに数値範囲を示す「A〜B」は、A以上B以下の意味で用いるものとする。
入力装置としての触覚呈示装置1は、例えば、図1(a)に示すように、車両9の運転席と助手席の間に伸びるフロアコンソール91に配置されている。この触覚呈示装置1は、センターコンソール92に配置された表示装置95に表示されたカーソルの移動や選択、表示されたアイコンの選択、決定、ドラッグ、ドロップなどの指示を行うことができるように構成されている。
触覚呈示装置1は、図1(b)に示すように、操作指8によって操作面20になされた入力を検出する入力検出部としてのタッチパッド2と、入力に伴って操作面20に印加された圧力を検出する圧力検出部としての圧力センサ3と、操作面20に振動を付加する振動付加部としての振動アクチュエータ4と、を備えて概略構成されている。
また触覚呈示装置1は、図2に示すように、検出された圧力に基づいてプッシュ操作に伴う押し込みを判定した後、操作指8に第1の圧力601aを付加するように操作面20を上方に振動させる第1の波形パターン601、操作指8に付加した第1の圧力601aを緩和して続いて第2の圧力602bを付加するように操作面20を下方、上方と続けて振動させる第2の波形パターン602、及び操作面20を上方及び下方に交互に減衰させながら振動させる第3の波形パターン603を有する波形パターン600、及び検出された圧力に基づいてプッシュ操作に伴う押し戻しを判定した後、波形パターン600を反転させた反転波形パターン605、に基づいて振動アクチュエータ4を制御して振動フィードバックを呈示する制御部6と、を備えて概略構成されている。
この振動フィードバックは、メカニカルスイッチの操作感、主にクリック感を操作指に与えるものである。なお図2は、駆動信号Sのグラフであるが振幅に対応させて、操作面20が操作指8に与える圧力の一例を図示している。
(タッチパッド2の構成)
タッチパッド2は、例えば、操作者の体の一部(例えば、操作指)や専用のペンで操作面20に触れることにより、触れた操作面20上の位置を検出するセンサである。操作者は、例えば、操作面20に操作を行うことにより、接続された電子機器の操作を行うことが可能となる。タッチパッド2としては、例えば、抵抗膜方式、静電容量方式などのセンサを用いることが可能である。本実施の形態のタッチパッド2は、一例として、静電容量方式のタッチセンサである。このタッチパッド2は、例えば、タッチ操作やなぞり操作などを検出する。
操作面20の下方には、交差する複数の検出電極が配置されている。つまりタッチパッド2は、検出電極を板状の部材で挟むような多層構造を有している。
タッチパッド2は、操作面20に二次元座標系が設定され、操作指が検出された二次元座標系の座標に関する情報である検出情報Sを制御部6に出力する。この検出情報Sは、複数の検出電極を走査する周期に応じて出力される。この検出情報Sは、操作指を検出した場合、座標の情報を含んでいる。
(圧力センサ3の構成)
圧力センサ3は、例えば、シート型のセンサであり、タッチパッド2の裏面21側に配置されている。この圧力センサ3は、操作面20に付加された圧力を検出して圧力情報Sとして制御部6に出力する。
この圧力は、操作面20を押し込む方向を正としている。従って圧力センサ3は、例えば、図1(b)に示すように、操作指8が操作面20に接触した状態で、操作面20が上方に移動すると、正の圧力が検出される。
(振動アクチュエータ4の構成)
振動アクチュエータ4は、例えば、モータ、ボイスコイルモータ及び圧電素子などのアクチュエータによって概略構成されている。本実施の形態の振動アクチュエータ4は、一例として、ボイスコイルモータである。
振動アクチュエータ4は、例えば、触覚呈示装置1の本体とタッチパッド2の間に配置されている。この振動アクチュエータ4は、制御部6から出力された駆動信号Sに基づいて操作面20を振動させる。この振動の方向は、振動が付加されていない状態を基準状態として、操作面20の法線方向を上方、裏面21の法線方向を下方としている。つまり図1(b)に示す点線が基準状態の操作面20の高さである場合、上向きの矢印方向が上方であり、下向きの矢印方向が下方である。
(制御部6の構成)
制御部6は、例えば、記憶されたプログラムに従って、取得したデータに演算、加工などを行うCPU(Central Processing Unit)、半導体メモリであるRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)などから構成されるマイクロコンピュータである。このROMには、例えば、制御部6が動作するためのプログラムと、波形パターン情報60と、しきい値情報61と、が格納されている。RAMは、例えば、一時的に演算結果などを格納する記憶領域として用いられる。
波形パターン情報60は、波形パターン600及び反転波形パターン605に関する情報である。制御部6は、この波形パターン情報60に基づいて駆動信号Sを生成する。
しきい値情報61は、圧力に関するしきい値である。この圧力に関するしきい値とは、プッシュ操作に伴う押し込み、及び押し戻しを判定するためのしきい値である。押し込みは、プッシュ操作の初期の動作であり、操作者がメカニカルスイッチの弾性力に抗してボタンを押し込む動作である。また押し戻しは、プッシュ操作の後期の動作であり、操作者がプッシュ操作を終えて操作面20との接触を解除しようと押し込む操作力を緩めた際にメカニカルスイッチの弾性力によって押し戻される動作である。
制御部6は、圧力センサ3から取得した圧力情報Sとしきい値情報61に基づいて押し込みと押し戻しを判定する。押し込みは、検出された圧力がしきい値情報61に基づく第1のしきい値以上となると判定される。また押し戻しは、検出された圧力がしきい値情報61に基づく第2のしきい値以下となると判定される。
制御部6は、タッチパッド2から取得した検出情報Sに基づいて操作が検出された座標の情報である操作情報Sを生成して接続された電子機器に出力する。
(波形パターン600及び反転波形パターン605について)
図3(a)は、メカニカルスイッチに対してプッシュ操作を行った際の操作指の振動の一例を示すグラフであり、図3(b)は、図3(a)において左側の点線で囲んだ領域を拡大したグラフである。図3(a)及び図3(b)は、縦軸が、操作指が受ける振動の振幅であり、横軸が時間t(s)である。
図3(a)及び図3(b)は、実際にメカニカルスイッチを操作した際に操作指がメカニカルスイッチからの反力などを受けて振動する様子をグラフ化したものである。図3(a)の紙面において左側の点線で囲まれた領域は、プッシュ操作に伴う押し込み時の領域を示している。
図3(b)に示す時間t〜時間tは、圧力付加期間であり、操作指によって操作面が押し込まれている第1の期間である。また時間t〜時間tは、圧力が緩和された後に圧力が付加される第2の期間である。そして時間t〜時間tは、圧力が減衰しながら付加される第3の期間である。
この第1の期間〜第3の期間において受ける圧力により、操作者は、メカニカルスイッチのクリック感を感じていると考えられる。
また図3(a)の紙面において右側の点線で囲まれた領域は、プッシュ操作に伴う押し戻し時の領域を示している。この押し戻しは、押し込みの波形が反転した形状を有している。従って触覚呈示装置1は、押し込み時の波形と、この波形を反転した反転波形に基づいて操作面20を振動させることで、実際のメカニカルスイッチに近いクリック感を呈示することが可能となる。
この第1の期間は、図2における時間t〜時間t11に対応し、この期間の波形を模したパターンが第1の波形パターン601である。第2の期間は、時間t11〜時間t12に対応し、この期間の波形を模したパターンが第2の波形パターン602である。そして第3の期間は、時間t12〜時間t13に対応し、この期間の波形を模したパターンが第3の波形パターン603である。
具体的には、第1の波形パターン601は、操作指8に第1の圧力601aを付加するため、振幅Xが正となって操作面20が上方に移動する。この第1の波形パターン601は、一例として、以下の式(1)によって与えられる。
(t)=ASin(2πft+θ)+A・・・(1)
A=A、θは、第2の波形パターン602と接続させるためのパラメータである。
2πfは、メカニカルスイッチのストローク感を生成するパラメータである。長いとストロークが長く感じる。
=(1/4f
第2の波形パターン602は、第1の圧力601aを緩和する緩和圧力602aまで圧力を減少させるため、振幅が負となって操作面20が下方に移動する。そして第2の波形パターン602は、第2の圧力602bを付加するため、振幅が正となって操作面20が上方に移動する。この第2の波形パターン602は、一例として、以下の式(2)によって与えられる。
(t)=BSin(2πf(t−t)+θ)+B・・・(2)
B=A−B、θは、第3の波形パターン603と接続させるためのパラメータ。
2πfは、急峻な圧力の変化を生成する。このfが大きいと、はっきりとした操作感が得られる。
=t+(1/f
第3の波形パターン603は、第2の圧力602bから減衰しながら振幅がゼロとなるので、操作面20が上方及び下方に交互に移動する。この第3の波形パターン603は、一例として、以下の式(3)によって与えられる。
(t)=Cνexp[−β(t−t)]×Sin(2πf(t−t)+θ)+Cexp[−κ(t−t)]+C・・・(3)
νは、係数である。またθは、第2の波形パターン603と接続させるためのパラメータである。
2πfは、残振動を生成する。
C=−(Cν+C−A
このように第3の波形パターン603は、式(3)の前半の減衰曲線波形と、後半の減衰振動波形の合成波である。
ここで、βは、100〜1000のパラメータである。本実施の形態では、一例として、β=100である。
κは、10〜100のパラメータである。本実施の形態では、一例として、κ=30である。
このβ及びκは、第3の波形パターン603の減衰のし易さに関するパラメータであり、硬い、軟らかいといった操作感に影響し、大きいと操作感が硬くなる。
は、50〜500Hzのパラメータである。本実施の形態では、一例として、100Hzである。このfは、ストローク感に影響し、小さいとロングストローク感が得られる。
は、100〜1000Hzのパラメータである。本実施の形態では、一例として、550Hzである。このfは、圧力の増減を急峻にさせるものであり、くっきりした操作感に影響し、大きいとよりくっきりした操作感が得られる。
は、100〜1000Hzのパラメータである。本実施の形態では、一例として、700Hzである。このfは、残振動を生成するものであって振動感に影響し、小さいと振動感が高まる。
波形パターン600は、上述の式(1)〜式(3)に基づいて設定される。そして反転波形パターン605は、図2において時間t14〜時間t15における波形であり、式(1)〜式(3)のX(t)〜X(t)を−X(t)〜−X(t)として設定される。従って第1の圧力601aは、図2に示すように、負側の圧力である第1の反転圧力605aとなる。また緩和圧力602aは、第2の反転圧力605bとなる。また第2の圧力602bは、第3の反転圧力605cとなる。そして減衰圧力603aは、増加圧力605dとなる。
以下に本実施の形態の触覚呈示装置1の動作の一例について図4のフローチャートに従って説明する。
(動作)
触覚呈示装置1の制御部6は、車両9の電源が投入されると、タッチパッド2から検出情報Sを取得すると共に圧力センサ3から圧力情報Sを取得する。制御部6は、ステップ1の「Yes」が成立する、つまり検出情報Sに基づいて操作が検出されると共に圧力情報Sに基づく圧力がしきい値情報61の押し込みに関するしきい値以上となって押し込みが検出されたと判定した場合(Step1:Yes)、波形パターン情報60に基づいて波形パターン600に応じた駆動信号Sを生成して振動アクチュエータ4に出力する(Step2)。振動アクチュエータ4は、入力する駆動信号Sに基づいて操作面20を振動させる。
制御部6は、ステップ3の「Yes」が成立する、つまり検出情報Sに基づいて操作が検出されると共に圧力情報Sに基づく圧力がしきい値情報61の押し戻しに関するしきい値以下となって押し戻しが検出されたと判定した場合(Step3:Yes)、波形パターン情報60に基づいて反転波形パターン605に応じた駆動信号Sを生成して振動アクチュエータ4に出力する(Step4)。振動アクチュエータ4は、入力する駆動信号Sに基づいて操作面20を振動させ、メカニカルスイッチを模したプッシュ操作に対する振動フィードバックを終了する。
(第1の実施の形態の効果)
本実施の形態に係る触覚呈示装置1は、よりメカニカルスイッチの操作感に近い振動フィードバックを行うことができる。具体的には、触覚呈示装置1は、メカニカルスイッチの操作感、特にクリック感を模した波形パターン600及び反転波形パターン605に基づいた振動を操作面20に付加するので、メカニカルスイッチの操作感に近い振動フィードバックを行うことができる。
触覚呈示装置1は、残振動に係る第3の波形パターン603を生成するので、この構成を採用しない場合と比べて、よりメカニカルスイッチの操作感に近くなる。また触覚呈示装置1は、反転波形パターン605が第3の波形パターン603を反転したパターンを有しているので、この構成を採用しない場合と比べて、さらにメカニカルスイッチの操作感に近くなる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態は、波形パターン600及び反転波形パターン605が実際の操作面20の振動に近くなるようにフィードバック制御を行う点で第1の実施の形態と異なっている。
図5は、第2の実施の形態に係る触覚呈示装置のブロック図の一例である。なお以下に記載する実施の形態において、第1の実施の形態と同じ機能及び構成を有する部分は、第1の実施の形態と同じ符号を付し、その説明は省略するものとする。
触覚呈示装置1は、図5に示すように、操作面20の振動を測定する振動測定部5を備えている。制御部6は、振動測定部5が測定した操作面20の振動に基づいて波形パターン600及び反転波形パターン605に従って操作面20が振動するようにフィードバック制御を行う。
振動測定部5は、一例として、タッチパッド2を支持する本体に配置され、本体の振動の測定を介して操作面20の振動の測定を行っている。この振動測定部5は、例えば、レザーを用いて振動を測定し、測定した振動に基づく測定情報Sを制御部6に出力する。
制御部6は、波形パターン情報60に応じた駆動信号Sを出力して操作面20の振動が始まると、振動測定部5から出力される測定情報Sに基づいて、測定された振動が波形パターン600及び反転波形パターン605に近くなるように駆動信号Sを補正する。
以下に本実施の形態の触覚呈示装置1の動作の一例を図6のフローチャートに従って説明する。
(動作)
触覚呈示装置1の制御部6は、車両9の電源が投入されると、タッチパッド2から検出情報Sを取得すると共に圧力センサ3から圧力情報Sを取得する。制御部6は、ステップ10の「Yes」が成立する、つまり検出情報Sに基づいて操作が検出されると共に圧力情報Sに基づく圧力がしきい値情報61の押し込みに関するしきい値以上となった場合、押し込みが検出されたと判定する(Step10:Yes)。
制御部6は、押し込みが検出されたと判定すると、波形パターン情報60に基づいて波形パターン600に応じた駆動信号Sを生成して振動アクチュエータ4に出力すると共に振動測定部5から測定情報Sを取得して波形パターン600に測定された振動が近くなるように駆動信号Sを補正するフィードバック制御を行う(Step11)。
制御部6は、ステップ12の「Yes」が成立する、つまり検出情報Sに基づいて操作が検出されると共に圧力情報Sに基づく圧力がしきい値情報61の押し戻しに関するしきい値以下となった場合、押し戻しが検出されたと判定する(Step12:Yes)。
制御部6は、押し戻しが検出された判定すると、波形パターン情報60に基づいて反転波形パターン605に応じた駆動信号Sを生成して振動アクチュエータ4に出力すると共に振動測定部5から測定情報Sを取得して反転波形パターン605に測定された振動が近くなるように駆動信号Sを補正するフィードバック制御を行う(Step13)。制御部6は、反転波形パターン605の呈示が終了すると、メカニカルスイッチを模したプッシュ操作に対する振動フィードバックを終了する。
(第2の実施の形態の効果)
本実施の形態の触覚呈示装置1は、操作面20の振動を測定してフィードバック制御を行うので、この構成を採用しない場合と比べて、波形パターン600及び反転波形パターン605の再現性が高くなり、より一層メカニカルスイッチの操作感に近い振動フィードバックを行うことができる。
以上、本発明のいくつかの実施の形態及び変形例を説明したが、これらの実施の形態及び変形例は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。また、これら実施の形態及び変形例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態及び変形例は、発明の範囲及び要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…触覚呈示装置、2…タッチパッド、3…圧力センサ、4…振動アクチュエータ、5…振動測定部、6…制御部、8…操作指、9…車両、20…操作面、21…裏面、60…波形パターン情報、61…しきい値情報、91…フロアコンソール、92…センターコンソール、95…表示装置、600…波形パターン、601〜603…第1の波形パターン〜第3の波形パターン、601a…第1の圧力、602a…緩和圧力、602b…第2の圧力、603a…減衰圧力、605…反転波形パターン、605a〜605c…第1の反転圧力〜第3の反転圧力、605d…増加圧力

Claims (3)

  1. 操作指によって操作面になされた入力を検出する入力検出部と、
    入力に伴って前記操作面に印加された圧力を検出する圧力検出部と、
    前記操作面に振動を付加する振動付加部と、
    検出された圧力に基づいてプッシュ操作に伴う押し込みを判定した後、前記操作指に第1の圧力を付加するように前記操作面を上方に振動させる第1の波形パターン、前記操作指に付加した前記第1の圧力を緩和して続いて第2の圧力を付加するように前記操作面を下方、上方と続けて振動させる第2の波形パターン、及び振動が付加されない前記操作面の基準状態から上側の領域において前記操作面を上方及び下方に交互に減衰させながら振動させる第3の波形パターンを有する波形パターン、及び検出された圧力に基づいて前記プッシュ操作に伴う押し戻しを判定した後、前記波形パターンを反転させた反転波形パターン、に基づいて前記振動付加部を制御して振動フィードバックを呈示する制御部と、
    を備えた入力装置。
  2. 前記操作面の振動を測定する振動測定部を有し、
    前記制御部は、前記振動測定部が測定した前記操作面の振動に基づいて前記波形パターン及び前記反転波形パターンに従って前記操作面が振動するようにフィードバック制御を行う、
    請求項に記載の入力装置。
  3. 前記第3の波形パターンは、減衰曲線波形と減衰振動波形の合成波である、
    請求項1又は2に記載の入力装置。
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