JP6595864B2 - エンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置 - Google Patents

エンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置 Download PDF

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Description

本発明は、所定長さのエンドレスチェーンを用いた駆動機構を備えた機械式駐車装置に関する。
従来、アクチュエータによって離れた位置の軸を回転させる機構や、機械部品を移動させる機構などにエンドレスチェーンを用いた駆動機構が用いられている。このようなエンドレスチェーン駆動機構には、エンドレスチェーンのたるみを除くために、テンショナ等を用いて常時張力を与えるものがある。この場合、エンドレスチェーンのフリー部分を横方向からスプロケットなどをばねで押し付けるテンショナが一般的に用いられる。
例えば、チェーン駆動機構を用いる装置として、機械式駐車装置がある。以下、機械式駐車装置を例に説明する。機械式駐車装置には、チェーン駆動機構を用いて機械部品であるパレットを昇降させるものがある。パレットをチェーン駆動機構で昇降させる機械式駐車装置として、例えば、多段方式の昇降式駐車装置がある。
多段方式の昇降式駐車装置におけるエンドレスチェーン駆動機構では、エンドレスチェーンを駆動するスプロケットの軸間距離を調整することで初期張力を与えるものや、一方のスプロケットの軸をばねなどで他方のスプロケットの軸から離れる方向に付勢してチェーンに張力を与えるものがある。
なお、この種の先行技術として、駆動用スプロケットと従動用スプロケットとの間に掛けられたエンドレスチェーンの張力を保つように、これらのスプロケット間にチェーンを押圧するローラを有するテンショナを設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、他の先行技術として、多段式の駐車装置において、上下に離間したスプロケット間に張り渡されたチェーン直線部を利用して、パレットを吊り上げ又は吊り下げするものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−59567号公報 特開平9−250253号公報
しかし、上記特許文献1では、スプロケット間にテンショナを設けるためのスペースが必要になるとともに、エンドレスチェーンの長さによっては保守に時間を要する。しかも、通常、テンショナに対応してスプロケットの軸間距離を調整する案内ガイドが必要であり、このガイドの部分にも給油が必要で、保守に多くの時間と労力を要する。
また、上記特許文献2では、上下に離間したスプロケット間に張り渡されたチェーンの、相対するチェーン直線部間に梁や柱などの部材を配置するために距離を広げたい場合、スプロケット径が大きくなり、スプロケット半径の上下張り出しが大きくなる。そのため、ピット掘削量が増えるなどの問題が生じる。しかも、チェーンの張力を保つ構成については記載がない。
そこで、本発明は、コンパクトな構成で保守が容易なエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置は、エンドレスチェーンを、上部と下部に離間して備えた旋回部に配置した回転式チェーン案内部材によって旋回駆動するエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置であって、前記エンドレスチェーンは、パレットに係止させて昇降させる係止フックを所定間隔で有し、一端側旋回部は、前記エンドレスチェーンの旋回方向の前後に離れて配置された少なくとも2つの前記回転式チェーン案内部材を備え、他端側旋回部は、少なくとも1つの前記回転式チェーン案内部材を備え、前記一端側旋回部は、該一端側旋回部の前記回転式チェーン案内部材の、それぞれの軸部を連結する揺動部材を有し、前記揺動部材で連結された一方の前記回転式チェーン案内部材の第1軸部は位置固定され、他方の前記回転式チェーン案内部材の第2軸部は、位置固定された前記第1軸部を中心に前記エンドレスチェーンの他端側旋回部に対して調整機構で位置調整可能に構成されており、前記第1軸部は、前記係止フックで前記パレットを昇降させる作業側に配置され、前記第2軸部は非作業側に配置されている。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「回転式チェーン案内部材」は、駆動及び従動の「スプロケット」、「ローラ」を含む。また、「作業側」は、構造物等を昇降させるエンドレスチェーンの作業を行う側であり、「非作業側」は、単にエンドレスチェーンが昇降を行う側をいう。
この構成により、エンドレスチェーンの一端側旋回部において、旋回方向の前後に離れて少なくとも2つ配置された回転式チェーン案内部材が、一方の回転式チェーン案内部材の第1軸部を中心に他方の回転式チェーン案内部材の第2軸部を揺動部材で揺動させるように構成されているので、エンドレスチェーンに適切な張力を与える構成をコンパクトに構成し、保守が容易に行えるようにできる。その上、回転式チェーン案内部材の軸間距離を前後方向に広げることで離間した旋回部の間の距離を変化させることなくエンドレスチェーンの前後方向のピッチを広げることができるので、エンドレスチェーンの旋回部における上下方向への張り出し量を抑えることができる。しかも、エンドレスチェーンの作業側では離間した旋回部の間で距離に変化はなく、非作業側で揺動部材を移動させてエンドレスチェーンの張力を保つようにできる。
また、エンドレスチェーンを、離間した旋回部に配置した回転式チェーン案内部材によって旋回駆動するエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置であって、一端側旋回部は、前記エンドレスチェーンの旋回方向の前後に離れて配置された少なくとも2つの前記回転式チェーン案内部材を備え、他端側旋回部は、少なくとも1つの前記回転式チェーン案内部材を備え、前記一端側旋回部は、該一端側旋回部の前記回転式チェーン案内部材の、それぞれの軸部を連結する揺動部材を有し、前記揺動部材で連結された一方の前記回転式チェーン案内部材の第1軸部は位置固定され、他方の前記回転式チェーン案内部材の第2軸部は、位置固定された前記第1軸部を中心に前記エンドレスチェーンの他端側旋回部に対して調整機構で位置調整可能に構成されており、前記調整機構は、前記一端側旋回部側において該一端側旋回部に対し前記他端側旋回部側に配置されていてもよい。この構成により、エンドレスチェーンの一端側旋回部において、エンドレスチェーンに適切な張力を与える構成をコンパクトに構成することができる。
また、エンドレスチェーンを、離間した旋回部に配置した回転式チェーン案内部材によって旋回駆動するエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置であって、一端側旋回部は、前記エンドレスチェーンの旋回方向の前後に離れて配置された少なくとも2つの前記回転式チェーン案内部材を備え、他端側旋回部は、少なくとも1つの前記回転式チェーン案内部材を備え、前記一端側旋回部は、該一端側旋回部の前記回転式チェーン案内部材の、それぞれの軸部を連結する揺動部材を有し、前記揺動部材で連結された一方の前記回転式チェーン案内部材の第1軸部は位置固定され、他方の前記回転式チェーン案内部材の第2軸部は、位置固定された前記第1軸部を中心に前記エンドレスチェーンの他端側旋回部に対して調整機構で位置調整可能に構成されており、前記調整機構は、前記一端側旋回部の近くに配置されていてもよい。この構成により、エンドレスチェーンの一端側旋回部において、エンドレスチェーンに適切な張力を与える構成をコンパクトに構成でき、一端側旋回部において調整機構の保守が容易に行える。
また、前記調整機構は、前記第1軸部を中心に、前記第2軸部が前記エンドレスチェーンの他端側旋回部から離れる方向に付勢する付勢部材を備えていてもよい。このように構成すれば、付勢部材の付勢力によってエンドレスチェーンに安定した張力を常に与えることができる。
また、前記付勢部材は、ばね部材で構成されていてもよい。このように構成すれば、ばね部材で大きな付勢力を作用させることができるので、付勢部材をコンパクトに構成し、調整機構の省スペース化と簡素な構造で省メンテナンスな構成にすることができる。
また、前記付勢部材は、重りで構成されていてもよい。このように構成すれば、エンドレスチェーンの伸びによる揺動部材の位置変化に影響されることなく、常に重りの重量で付勢力を作用させる調整機構を構成することができる。
また、前記揺動部材の揺動位置を検出する検出装置を更に備え、前記揺動位置に基づいて、前記エンドレスチェーンの設定伸び量を検知するように構成されていてもよい。このように構成すれば、エンドレスチェーンの伸び量が設定値に達したことを自動的に検知することができる。
また、前記回転式チェーン案内部材のうちの少なくとも1つが駆動スプロケットであり、前記駆動スプロケットを駆動する駆動機を更に備え、前記検出装置の検出情報に基づいて前記エンドレスチェーンの情報を発信又は前記駆動機を停止させる制御装置を備えていてもよい。このように構成すれば、検出装置の検知情報に基づいて、エンドレスチェーンの伸び量が設定値に達した場合や、エンドレスチェーンに大きな負荷が作用した場合など、そのことをモニタなどに表示したり警告音を発したり、自動的に動作を停止させたりすることができる。
また、前記一端側旋回部が下部の旋回部に備えられていてもよい。このように構成すれば、下部の旋回部において調整機構の保守が容易に行える。
本発明によれば、エンドレスチェーンに適切な張力を与える構成をコンパクトに構成することができ、保守も一端側旋回部で容易に行うことが可能となる。
図1は、本発明に係るエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置の一例を示す正面図である。 図2は、本発明に係るエンドレスチェーン駆動機構の概要を示す斜視図である。 図3は、図2に示すエンドレスチェーン駆動機構で昇降させるパレットを示す斜視図である。 図4は、図2に示すエンドレスチェーン駆動機構の一部を示す側面図である。 図5は、図4に示す第1実施形態に係るエンドレスチェーン駆動機構における下部の旋回部分を示す拡大図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係るエンドレスチェーン駆動機構における下部の旋回部分を示す拡大図である。 図7は、本発明の第3実施形態に係るエンドレスチェーン駆動機構における下部の旋回部分を示す拡大図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、縦方向にパレットを昇降させる、4段、5列の機械式駐車装置1にエンドレスチェーン駆動機構を用いた例を説明する。また、この実施形態では、回転式チェーン案内部材として、上部に駆動スプロケットと従動ローラを備え、下部に2つの従動ローラを備えた例を説明する。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における前後左右方向の概念は、図1に示す機械式駐車装置1に向かった状態における前後左右方向の概念と一致するものとする。
図1に示すように、この機械式駐車装置1は、地上Gに設けられた地上乗入型で、最下段の1段目10から、2段目11、3段目12、最上段の4段目13と、左端列の1列目20から2列目21、3列目22、4列目23、右端列の5列目24となった4段×5列であり、20箇所の格納スペース40を備えている。そして、1箇所の格納スペース40が空きスペース41となっており、自動車Vを格納するパレット30は1つ少ない19個で、19台の自動車Vが格納可能となっている。図示する状態では、右端列である5列目24の最上段である4段目13の格納スペース40が、1箇所の空きスペース41となっている。他の各格納スペース40には、パレット30が配置されている。
この機械式駐車装置1は、前後位置で鉛直に設けられた柱材2と、この柱材2を前後方向に連結する前後梁材3と、左右方向に連結する左右梁材(図示略)が設けられた枠体4を備えている。この実施形態の機械式駐車装置1は、最下段となる地上階の1段目10の、右端列である5列目24が入出庫部42となっている。この入出庫部42には、開閉させることができる前面可動柵43が設けられている。
この実施形態の機械式駐車装置1は、最下段である1段目10と最上段である4段目13では、各パレット30が個別に矢印Wで示すように横行可能となっており、1列目20〜5列目24の各列では、最下段である1段目10と最上段である4段目13との間で、その列の全てのパレット30を一緒(同時)に矢印Hで示すように昇降させることが可能となっている。そして、このパレット30を昇降させるエンドレスチェーン駆動機構50が、上記枠体4に設けられた前後の柱材2の位置に設けられている。この機械式駐車装置1は、制御装置5によって駆動制御されている。
図2は、上記エンドレスチェーン駆動機構50の概要を示す斜視図であり、図3は、このエンドレスチェーン駆動機構50で昇降させる構造物たるパレット30の斜視図である。図2に示すように、この実施形態のエンドレスチェーン駆動機構50は、各列20〜24(図1)の前後左右位置に設けられており、上下に離間して設けられた上部の旋回部53と下部の旋回部56との間で旋回駆動されるエンドレスチェーン51を備えている。上部の他端側旋回部53には、回転式チェーン案内部材たる駆動スプロケット54と従動ローラ55との2つが配置されている。これら駆動スプロケット54と従動ローラ55とは、エンドレスチェーン51の旋回方向の前後(この図では、左右)に離れて配置され、駆動スプロケット54が上方に位置するように設けられている。また、下部の一端側旋回部56には、回転式チェーン案内部材たる2つの従動ローラ57,58が配置されている。これらの従動ローラ57,58は、エンドレスチェーン51の旋回方向の前後(この図では、左右)に離れて配置されている。エンドレスチェーン51は、駆動スプロケット54を回転駆動する駆動機6によって旋回駆動される。
上記エンドレスチェーン51には、係止フック52が所定間隔で設けられている。係止フック52は、上記1段目10〜4段目13までの間隔に適した間隔で設けられている。一方、図3に示すように、パレット30の下面の前後左右端部の4隅には、係止部材31が設けられている。そして、エンドレスチェーン51に設けられた係止フック52でパレット30の4隅に設けられた係止部材31を係止し、エンドレスチェーン51を旋回させることでパレット30を昇降させるようになっている。
なお、上記前後左右位置に設けられたエンドレスチェーン51は、パレット30を水平状態で昇降させるように同期駆動されている。エンドレスチェーン51の同期駆動は、機械的に連結して同期させても、駆動機6を電気的に同期させてもよい。
図4は、図2に示すエンドレスチェーン駆動機構50の一部を示す側面図であり、図5は、図4に示す第1実施形態に係るエンドレスチェーン駆動機構50における下部の旋回部分を示す拡大図である。上記したように、上部の旋回部53に配置された駆動スプロケット54及び従動ローラ55と、下部の旋回部56に配置された従動ローラ57と従動ローラ58とに、エンドレスチェーン51が掛けられている。この例では、図示するエンドレスチェーン51の右側(片側)が作業側Fとなっており、エンドレスチェーン51に設けられた係止フック52が上向きになる。図示する左側(片側)の非作業側Rでは、係止フック52が下向きになる。
図5に示すように、下部の旋回部56には、上部の旋回部53に設けられた駆動スプロケット54に対して従動ローラ57の位置を調整することでエンドレスチェーン51に対して所定の張力をかける調整機構70が設けられている。
上記旋回部56に設けられた従動ローラ57の第2軸部59と従動ローラ58の第1軸部60は、揺動部材(リンクプレート)61で連結されている。右側の第1軸部60はフレーム部材62に位置固定された固定軸であり、左側の第2軸部59は揺動軸となっており、それぞれの軸部59,60は、揺動部材61に対して回転自在となっている。固定側の第1軸部60は、フレーム部材62に支持されており、定位置で移動しないようになっている。揺動側の第2軸部59は、第1軸部60を中心に揺動部材61が上下方向に揺動することで揺動可能となっている。
そして、この旋回部56には、エンドレスチェーン51の上部の旋回部53(図4)に対して、下部の旋回部56における従動ローラ57の第2軸部59を下方に位置調整可能とする調整機構70が備えられている。この実施形態では、揺動部材61の第2軸部59に近い位置を下方へ付勢するように、フレーム部材62に対して揺動部材61を下方に付勢する付勢部材たるばね部材71が設けられている。フレーム部材62には、上記旋回部56の位置から上方に支持フレーム部材63が設けられ、この支持フレーム部材63の所定位置に支持板66が設けられている。そして、この支持板66に設けられた貫通穴64と、フレーム部材62の水平板67に設けられた貫通穴65とに軸部材72が挿通されている。軸部材72の下端は、フレーム部材62の貫通穴65から下方に延びて、上記揺動部材61にピン73で連結されている。この軸部材72には、付勢部材たるばね部材71(この実施形態は、圧縮ばね)が挿通されている。ばね部材71は、上端が上記支持フレーム部材63に当接した状態で、下端は上記軸部材72に設けられたねじ部74に螺合されたロックナット75によって位置が決められている。ロックナット75の位置を上方へ調整することでばね部材71の圧縮量が大きくなって、軸部材72で揺動部材61に大きな付勢力を作用させることができる。ロックナット75の位置を下方へ調整することでばね部材71の圧縮量が小さくなって、軸部材72で揺動部材61に小さな付勢力を作用させることができる。
また、軸部材72に設けたロックナット75の位置から所定量下方には、軸部材72が最も下方に移動する位置を決定する規制ナット76が設けられている。図示する規制ナット76は、フレーム部材62に当接した位置が揺動部材61の最も下方に揺動した位置となっている。また、軸部材72には、フレーム部材62に当接して軸部材72の上昇を制限する制限板77が設けられている。
この例では、図示するように、初期セット長L0とし、摩耗伸び時のばね長L1としている。ここでいう初期セット長L0は、例えばエンドレスチェーン51の無負荷状態である。摩耗伸び時のばね長L1は、例えばエンドレスチェーン51の最大負荷時における弾性伸びを含んだ状態であってもよい。以下の説明でも同様である。図示する状態は、初期セット長L0からエンドレスチェーン51の摩耗伸びによって摩耗伸び時のばね長L1になった状態を示している。この状態になると、ばね部材71によってかけているエンドレスチェーン51の張力が下がるので、ロックナット75の位置を調整することで初期セット長L0に調整する。
このような調整機構70により、エンドレスチェーン51は揺動側の従動ローラ57によって外方へ押し出すように付勢され、ばね部材71によって適切な張力がかけられた状態となる。つまり、ばね部材71で揺動部材61を付勢することで、この揺動部材61を介して従動ローラ57の第2軸部59が固定側の第1軸部60を中心に、エンドレスチェーン51の他端側旋回部53(上部)に対して一端側旋回部56(下部)を内方から外方に向けて付勢し、エンドレスチェーン51に対して適切な張力がかけられた状態にする。このエンドレスチェーン51に張力をかける動きは、第1軸部60を中心とした揺動部材61の円運動であるため、エンドレスチェーン51の動作に応じた張力を安定してかけることができる。
その上、エンドレスチェーン51の非作業側Rで、揺動部材61の移動による張力の保持であるため、エンドレスチェーン51の作業側Fでは離間した一端側旋回部56と他端側旋回部53との間で距離に変化はなく、パレット30の昇降に影響することなくエンドレスチェーン51の張力を保つことができる。
また、従動ローラ57,58の位置に調整機構70が設けられているため、従動ローラ57,58の保守時(給油時)に揺動部材61などにも同時に給油できるので、保守に要する労力も低減できる。
しかも、下部に配置される2つの従動ローラ57,58を前後方向に離して配置することで、旋回部56における従動ローラ57,58を小径にすることができる。これにより、旋回部56において、第2軸部59と第1軸部60を好ましい位置に配置した状態で、これらの軸部59,60から下方へのはみ出し量を最小限に抑えることができる。従って、機械式駐車装置1においては、下部の従動ローラ57の第2軸部59と従動ローラ58の第1軸部60とを適切な位置に配置するために地面を掘削する量を減らすことが可能となる。
その上、上記エンドレスチェーン駆動機構50では、揺動させる従動ローラ57の軸部59ではなく揺動部材61を付勢して軸部59を間接的に付勢する構成であるため、ばね部材71の配置を比較的自由に決定することができる。そのため、付勢位置の設定によって、エンドレスチェーン51の張力を変更することも可能である。なお、揺動部材61を間接的に付勢するのではなく、揺動側の第2軸部59を直接付勢するように構成してもよい。
図6は、第2実施形態に係るエンドレスチェーン駆動機構80における下部の旋回部分を示す拡大図である。なお、上記第1実施形態のエンドレスチェーン駆動機構50と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図示するように、この第2実施形態のエンドレスチェーン駆動機構80には、エンドレスチェーン51が伸びて上記揺動部材61の揺動位置が所定位置まで移動したことを検出する検出装置81が設けられている。この実施形態の検出装置81は、ロックナット75の位置に検知スイッチ用ドグ82(例えば、板材など)を取り付け、固定側であるフレーム部材62にリミットスイッチ83を設けている。
この検出装置81によれば、エンドレスチェーン51が伸びて検知スイッチ用ドグ82が下降したことをリミットスイッチ83で検知できる。そのため、エンドレスチェーン51が設定伸び量に達したことをばね部材71の伸び量で検知して、ばね部材71の調整時期であることを検知できる。エンドレスチェーン51の伸び量は、軸部材72の移動量から揺動部材61の揺動角度を求め、この結果に基づいて計算で求めることができる。
そして、このリミットスイッチ83の検知により、エンドレスチェーン51の伸び量が設定値に達したことや、エンドレスチェーン51に大きな負荷が作用したことなどを検知し、そのことをモニタなどに表示したり警告音を発したり、自動的に動作を停止させたりすることができる。
しかも、ばね部材71の伸縮部に検出装置81を設けることで、検出装置81のための追加部品を最小限に抑えるとともに、検出装置81に要する構成をコンパクトにまとめて下方の旋回部56に配置することができる。これにより、大雨などで機械式駐車装置1の下部に水がたまった場合でも、検出装置81が水で被害を受けることを最小限にできる。
また、エンドレスチェーン51の摩耗伸びによってばね部材71による張力が低下したことを検出装置81で検知するタイミングを常に一定にすることができる。これにより、検出装置81でエンドレスチェーン51の伸びを検知して、ばね部材71の圧縮量を初期値に調整し直すことで、リミットスイッチ83が検知するタイミングを一定にできる。
なお、揺動部材61に検出装置81を配置すれば、ばね部材71の周囲の構成を減らして、ばね部材71の調整作業を行いやすくできる。
また、この第2実施形態でも、ばね部材71で揺動部材61を介して従動ローラ57を外方に付勢する間接的な付勢例を示したが、ばね部材71によって従動ローラ57の軸部59を直接付勢するようにしてもよい。
図7は、第3実施形態に係るエンドレスチェーン駆動機構90における下部の旋回部分を示す拡大図である。第3実施形態のエンドレスチェーン駆動機構90では、第1実施形態における付勢部材たるばね部材71が、重り91になっている。なお、他の構成は上記第1実施形態と同一であるため、第1実施形態のエンドレスチェーン駆動機構50と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
この実施形態では、上記支持フレーム部材63の内部の、上記支持板66の上方に重り91が配置されている。この重り91は、支持フレーム部材63をガイドに昇降するように設けられている。この重り91の下部は、上記軸部材72に連結されている。そのため、重り91で軸部材72を介して揺動部材61を付勢するようになっている。この実施形態によれば、所定の付勢力を作用させるための重り91を配置するためのスペースが必要であるが、重り91を用いることで、エンドレスチェーン51が伸びて揺動部材61の位置が変化したとしても、常に、重り91の重量分で付勢力を作用させることができる。そのため、エンドレスチェーン51の伸びに関係なく常に張力を一定に保つことができる。しかも、常に張力を一定に保つので、エンドレスチェーン51が伸びても重り91の位置調整などの必要がなく、保守などがさらに容易になる。
以上のように、上記エンドレスチェーン駆動機構50によれば、エンドレスチェーン51の一端側旋回部56において、旋回方向の前後に離れて配置された一方の従動ローラ58の第1軸部60を中心に他方の従動ローラ57の第2軸部59を揺動部材61で揺動させるので、揺動側の従動ローラ57を揺動させてエンドレスチェーン51に適切な張力を与える構成の保守が一端側旋回部56で容易に可能となる。しかも、エンドレスチェーン51に適切な張力を与える構成をコンパクトに構成することが可能となる。
また、従動ローラ57,58の軸間距離を前後方向に広げることで上下の旋回部53,56の間の距離を変化させることなくエンドレスチェーン51の前後方向のピッチを広げることができるので、エンドレスチェーン51の旋回部における上下方向への突出量を抑えることが可能となる。
その上、上記した機械式駐車装置1のように、パレット30の係止部材31をエンドレスチェーン51に設けた係止フック52で係止して昇降させる構成では、エンドレスチェーン51に適切な張力が常にかかって安定した係合が可能となる。
また、上記した実施形態では、ばね部材71又は重り91によって揺動部材61を介してエンドレスチェーン51を内方から外方に押して付勢する例を説明したが、ばね部材71又は重り91によって揺動部材61を外方から引いてエンドレスチェーン51を付勢する構成としてもよく、付勢部材の配置は上記実施形態に限定されるものではない。
さらに、上記した実施形態では、上方に駆動スプロケット54を配置した例を説明したが、下方に駆動スプロケット54を配置した構成でもよく、駆動スプロケット54、従動ローラ55,57,58(従動スプロケット)の配置や個数は、上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記実施例では、他端側旋回部53に2つの回転式チェーン案内部材(駆動スプロケット54、従動ローラ55)を備える例を示したが、スペースや速度、駆動力(一般に、小径ほど低速、高牽引力)などの条件により、1つや3つ以上のチェーン案内部材としてもよい。
さらに、調整機構70は、上記実施形態に示す付勢機構(ばね部材71、重り91)を有するものに限らず、ジャッキボルトやねじ、ライナー等により位置調整が行えるものでもよい。
また、上記した実施形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
1 機械式駐車装置
5 制御装置
6 駆動機
30 パレット(構造物)
31 係止部材
50 エンドレスチェーン駆動機構
51 エンドレスチェーン
52 係止フック
53 他端側旋回部(上部)
54 駆動スプロケット(回転式チェーン案内部材)
55 従動ローラ(回転式チェーン案内部材)
56 一端側旋回部(下部)
57 従動ローラ(回転式チェーン案内部材:揺動側)
58 従動ローラ(回転式チェーン案内部材:固定側)
59 第2軸部(揺動側)
60 第1軸部(固定側)
61 揺動部材(リンクプレート)
62 フレーム部材
63 固定部材
64,65 貫通穴
70 調整機構
71 ばね部材(付勢部材)
72 軸部材
73 ピン
75 ロックナット
76 規制ナット
77 制限板
80 エンドレスチェーン駆動機構
81 検出装置
82 検知スイッチ用ドグ
83 リミットスイッチ
90 エンドレスチェーン駆動機構
91 重り(付勢部材)
F 作業側
R 非作業側
V 自動車
H 矢印(昇降)
W 矢印(横行)

Claims (8)

  1. エンドレスチェーンを、上部と下部に離間して備えた旋回部に配置した回転式チェーン案内部材によって旋回駆動するエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置であって、
    前記エンドレスチェーンは、パレットに係止させて昇降させる係止フックを所定間隔で有し、
    一端側旋回部は、前記エンドレスチェーンの旋回方向の前後に離れて配置された少なくとも2つの前記回転式チェーン案内部材を備え、
    他端側旋回部は、少なくとも1つの前記回転式チェーン案内部材を備え、
    前記一端側旋回部は、該一端側旋回部の前記回転式チェーン案内部材の、それぞれの軸部を連結する揺動部材を有し、
    前記揺動部材で連結された一方の前記回転式チェーン案内部材の第1軸部は位置固定され、他方の前記回転式チェーン案内部材の第2軸部は、位置固定された前記第1軸部を中心に前記エンドレスチェーンの他端側旋回部に対して調整機構で位置調整可能に構成されており、
    前記第1軸部は、前記係止フックで前記パレットを昇降させる作業側に配置され、前記第2軸部は非作業側に配置されている、
    ことを特徴とするエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置。
  2. エンドレスチェーンを、離間した旋回部に配置した回転式チェーン案内部材によって旋回駆動するエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置であって、
    一端側旋回部は、前記エンドレスチェーンの旋回方向の前後に離れて配置された少なくとも2つの前記回転式チェーン案内部材を備え、
    他端側旋回部は、少なくとも1つの前記回転式チェーン案内部材を備え、
    前記一端側旋回部は、該一端側旋回部の前記回転式チェーン案内部材の、それぞれの軸部を連結する揺動部材を有し、
    前記揺動部材で連結された一方の前記回転式チェーン案内部材の第1軸部は位置固定され、他方の前記回転式チェーン案内部材の第2軸部は、位置固定された前記第1軸部を中心に前記エンドレスチェーンの他端側旋回部に対して調整機構で位置調整可能に構成されており、
    前記調整機構は、前記一端側旋回部の近くに配置され、該一端側旋回部に対し前記他端側旋回部側に配置されている、
    ことを特徴とするエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置。
  3. 前記調整機構は、前記第1軸部を中心に、前記第2軸部が前記エンドレスチェーンの他端側旋回部から離れる方向に付勢する付勢部材を備えている、請求項1又は2に記載のエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置。
  4. 前記付勢部材は、ばね部材で構成されている、請求項に記載のエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置。
  5. 前記付勢部材は、重りで構成されている、請求項に記載のエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置。
  6. 前記揺動部材の揺動位置を検出する検出装置を更に備え、
    前記揺動位置に基づいて、前記エンドレスチェーンの設定伸び量を検知するように構成されている、請求項1〜のいずれか1項に記載のエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置。
  7. 前記回転式チェーン案内部材のうちの少なくとも1つが駆動スプロケットであり、
    前記駆動スプロケットを駆動する駆動機を更に備え、
    前記検出装置の検出情報に基づいて前記エンドレスチェーンの情報を発信又は前記駆動機を停止させる制御装置を備えている、請求項に記載のエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置。
  8. 前記一端側旋回部が下部の旋回部に備えられている、請求項1〜のいずれか1項に記載のエンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置。
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