JP7198004B2 - 機械式駐車設備 - Google Patents
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Description
図1は、一実施形態に係る機械式駐車設備1を示す正面図である。図2は、図1に示す機械式駐車設備1の1列分を示す拡大正面図である。図3は、図2に示す1列分の斜視図である。図4は、横行装置30の横行レール部分を示す側面図である。図3では、自動車Vの図示を省略し、パレット50の一部の図示を省略している。
図5は、図3に示す昇降装置10の正面図である。図6は、図5に示す昇降装置10の側面図である。図6は、係合フック15でパレット50を持ち上げる前の状態を示している。図7(A)~(D)は、昇降装置10における係合フック15の動作説明図である。これらの図に基づいて、昇降チェーン11に設けられた1つの係合フック15(係合部)について説明する。
図8は、図5に示す昇降装置10によるパレット50の持上げ時における動作を示す側面図である。横行装置30によって支持されたパレット50を持ち上げる場合、昇降チェーン11に設けられた係合フック15がパレット50の所定位置下方まで上昇してきた段階でソレノイド20のロッド21が伸長させられる。係合フック15の位置は、例えば、図示しないセンサ等によって検出することができる。これにより、ソレノイド20のロッド21の先端に設けられた回転ローラ22が、昇降チェーン11によって上昇させられる係合フック15の上端部に当接する。その後、昇降チェーン11によって係合フック15が上昇させられると、係合フック15はフック支持ピン16を中心に下向きに回動させられる。この時、回転ローラ22が転動し、係合フック15はスムーズに回動させられる。
図9は、係合フック65と進退部が異なる例を示す側面図である。なお、図8と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略する。また、横行装置30に関する構成は図示を省略する。この例の係合フック65は、昇降チェーン11に対して水平方向にスライドして、フック先端部65aを昇降路9に進出、又は昇降路9から後退させるように構成されている。係合フック65のフック先端部65aは、上向きに屈曲してパレット50の支持部材52に係合するように形成されている。係合フック65は、フック先端部65aから反昇降路の方向に延びるスライド部65bと、スライド部65bの後端部で上向きに突出するバネ受け部65cとを有している。バネ受け部65cの昇降路9と反対方向の面は、昇降路側から下向きに傾斜する傾斜面65dに形成されている。
図10(A)~(K)は、図1に示す機械式駐車設備1におけるパレット50の移動動作例を示す概略図である。なお、この図では、昇降装置10及び横行装置30の記載を省略している。この図に基づいて、図1に示す状態の配置から、1列目L1、3段目F3の所定のパレット50(自動車Vを太線で示す)を、3列目L3の1段目F1の目的位置(入出庫部等)まで移動させる動作を説明する。
以上のように、上記機械式駐車設備1によれば、任意の格納スペース7の間でパレット50の横行、昇降が可能となるため、パレット50の移動経路を種々の設置条件を満足するように柔軟に適応させることが可能となる。しかも、パレット50を自動車Vの車幅方向に横行させ、車高方向に昇降させるので、循環時間を短くできる。よって、任意のパレット50を目的位置まで最短ルートで効率良く移動させることができ、円滑性が高く、呼び時間の短縮などを図ることが可能な機械式駐車設備1を構成することが可能となる。
機械式駐車設備1の列数及び段数は、上記した実施形態に限定されるものではない。例えば、3列、3段以上であれば、より効率良くパレット50を移動させることができるので、より好ましい。また、全ての列において段数が同一でない構成も可能であり、例えば、一部の列が5段で他の列が3段の構成などでもよく、列数及び段数の形態も上記した実施形態に限定されるものではない。
5 枠体
6 制御装置
7 格納スペース
8 空スペース
9 昇降路
10 昇降装置
11 昇降チェーン(索状体)
14 昇降駆動機
15 係合フック(係合部)
15a フック先端部
16 フック支持ピン(回動軸)
17 フック支持板
18 バネ材(付勢部)
19 止めピン
20 ソレノイド(進出駆動部)
22 回転ローラ
30 横行装置
31 横行ユニット
32 横行ローラ
33 横行駆動機
35 ガイドレール
36 進退駆動機
40 ガイド板
41 ガイドローラ
50 パレット
51 横行レール
52 支持部材(支持部)
60 ピット
V 自動車
Claims (3)
- 少なくとも2列、3段の格納スペースを備え、入出庫する自動車を搭載するパレットを前記格納スペースの間で車高方向に昇降させ、車幅方向に横行させる機械式駐車設備であって、
前記格納スペースには、少なくとも1箇所に前記パレットが配置されていない空スペースが備えられ、
前記格納スペースの各段には、前記パレットを個別に横行させる横行装置が備えられ、
前記格納スペースの各列には、前記パレットを昇降させる昇降装置が備えられ、
前記パレットは、昇降時に支持される支持部を有し、
前記昇降装置は、索状体を最下段と最上段との間で昇降駆動する昇降駆動機と、前記索状体に設けられ前記パレットの前記支持部に係合させる係合部と、前記係合部を前記支持部に向けて進出又は前記支持部から後退させる進退部と、を有し、
前記進退部は、前記係合部を前記支持部から後退させた状態を保つ付勢部と、前記係合部を前記付勢部の付勢力に抗して前記支持部に向けて進出させる進出駆動部と、を有しており、
前記索状体の上昇に伴って前記進出駆動部と当接した前記係合部を所定の前記パレットの前記支持部に向けて進出させる制御装置を備えており、
前記横行装置に支持された所定の前記パレットに対して、前記索状体を上昇させるとともに、前記進退部及び前記制御装置を介して、前記係合部を前記支持部に係合させて、所定の前記パレットを前記横行装置から持ち上げてから上昇又は下降させる、
ことを特徴とする機械式駐車設備。 - 前記係合部は、前記支持部に係合させる係合フックを有し、
前記係合フックは、前記支持部に係合させたフック先端部が回動軸を中心に前記付勢部で下向きに回動して後退するように構成されている、
請求項1に記載の機械式駐車設備。 - 前記索状体は、最上段に設けられた上部スプロケットと最下段に設けられた下部スプロケットとの間に掛けられた2本の昇降チェーンで構成され、
前記係合部は、2本の前記昇降チェーンの間に設けられ、前記進退部によって前記昇降チェーンの間から前記支持部に向けて進出又は前記支持部から後退するように構成されている、
請求項1又は2に記載の機械式駐車設備。
Priority Applications (1)
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JP2018120997A JP7198004B2 (ja) | 2018-06-26 | 2018-06-26 | 機械式駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018120997A JP7198004B2 (ja) | 2018-06-26 | 2018-06-26 | 機械式駐車設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020002569A JP2020002569A (ja) | 2020-01-09 |
JP7198004B2 true JP7198004B2 (ja) | 2022-12-28 |
Family
ID=69099173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018120997A Active JP7198004B2 (ja) | 2018-06-26 | 2018-06-26 | 機械式駐車設備 |
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JP (1) | JP7198004B2 (ja) |
Citations (1)
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JP2016065436A (ja) | 2014-09-24 | 2016-04-28 | 新明和工業株式会社 | 機械式駐車設備 |
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2018
- 2018-06-26 JP JP2018120997A patent/JP7198004B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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