JP2019060163A - 機械式駐車設備 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1実施形態に係る機械式駐車設備1を示す正面図である。この実施形態では、最上段と最下段が横行段となっている。第1実施形態の機械式駐車設備1は、地上Gに入出庫部30が設けられた地上乗入型で、最下段の1段目F1から、2段目F2、3段目F3、最上段の4段目F4となった複数段(階床位置)を有する。また、左端列の1列目L1から2列目L2、3列目L3、4列目L4、右端列の5列目L5となった複数列を有し、4段×5列の格納スペース20を有する複数列多段式となっている。そして、2箇所が空きスペース25となっており、自動車Vを搭載するパレット10は2つ少ない18個で、18台の自動車Vを格納することができる。図示する状態では、1列目L1の4段目F4と5列目L5の4段目F4とが、2箇所の空きスペース25となっている。他の各格納スペース20には、パレット10が配置されている。なお、空きスペース25は1箇所でもよい。
図5(A)は、図4に示す昇降装置(エンドレスチェーン駆動装置50)と横行装置61と上部の階床位置におけるセンサとを示す拡大図であり、(B)は係合部(係合フック51)の拡大図である。図6は、図5(A)に示す上部の階床位置におけるセンサを正面側から見た配置図である。この実施形態では、第1センサ81及び第2センサ82として投受光型光学センサが用いられている。図5(B)に示すように、係合フック51の所定位置には、反射体80(例えば、再帰反射材)が設けられている。これにより、第1センサ81及び第2センサ82から投光された光が係合フック51の反射体80に反射した光を第1センサ81及び第2センサ82で検知するようになっている。
第1実施形態に係る機械式駐車設備1において、パレット10を上昇させて4段目F4の上部階床支持装置60で支持する場合と、1段目F1の下部階床支持装置70で支持する場合とを説明する。各検知と動作は、制御装置5によって制御される。
最上段である4段目F4にパレット10を配置する場合、まず、揺動駆動機64によって支持アーム62を回動させて上部階床支持装置60を退避状態とする(二点鎖線位置)。その状態で、パレット10を支持している係合フック51が上昇する方向にエンドレスチェーン52が回転駆動される。そして、パレット10を支持している係合フック51が4段目F4の階床位置よりも所定距離上方の第1待機位置(二点鎖線で示す位置)まで上昇させられる。係合フック51が第1センサ81によって検知されると、エンドレスチェーン52による係合フック51の上昇が停止される。
第1実施形態の下部階床支持装置69は、入出庫部30が設けられた1段目F1であるため固定式である。この下部階床支持装置69には、上記図3に示すように、上部階床支持装置60と同様に横行装置61が備えられている。下部階床支持装置69にパレット10を受け渡す場合、パレット10を支持している係合フック51が下降する方向にエンドレスチェーン52が回転駆動される。そして、パレット10を支持している係合フック51が下部階床支持装置69の部分を通過して下降することで、パレット10が下部階床支持装置69に受け渡される。パレット10を下部階床支持装置69に受け渡した後の係合フック51は、さらに所定距離下方へ移動するようにエンドレスチェーン52が駆動される。そして、エンドレスチェーン52の上方に設けられた他の係合フック51が上部階床支持装置60の近傍に備えられた第2センサ8によって検知される。これにより、エンドレスチェーン52による係合フック51の下降が停止される。下部階床支持装置69の下方における係合フック51の待機位置を、上部階床支持装置60の近傍における係合フック51の検知によって認識するため、エンドレスチェーン52が伸びている場合には下部階床支持装置69の位置の係合フック51をより下方位置に待機させることができる。
図7は、第2実施形態に係る機械式駐車設備100を示す正面図である。第2実施形態の機械式駐車設備100は、地上階F0に入出庫部30と待合室40(子供室や荷物置き場などを含む)及びゴミステーション41が設けられ、その上部に複数の格納スペース20が設けられている。この実施形態の機械式駐車設備100は、地上階F0の部分を駐車設備以外に活用したい場合などの例であり、待合室40とゴミステーション41は一例である。地上階F0は、例えば、自転車を置く駐輪場や、身体障害者用の自動車を駐車するスペースを設けるようにしてもよい。なお、図1に示す機械式駐車設備1と同一の構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図8(A)、(B)は、図7に示す機械式駐車設備100の上部の階床位置近傍におけるセンサの配置図であり、(A)は側面図、(B)は正面図である。図9(A)、(B)は、図7に示す機械式駐車設備100の下部の階床位置近傍におけるセンサの配置図であり、(A)は側面図、(B)は正面図である。図10(A)、(B)は、図7に示す機械式駐車設備100の入出庫部における着床位置近傍におけるセンサの配置図であり、(A)は側面図、(B)は正面図である。
第2実施形態に係る機械式駐車設備100において、パレット10を上昇させて4段目F4の上部階床支持装置60で支持する場合と、パレット10を下降させて1段目F1の下部階床支持装置70で支持する場合と、上昇させて下部階床支持装置70で支持する場合と、パレット10をさらに下降させて地上階F0の入出庫部支持装置75で支持する場合とを説明する。
4段目F4の上部階床支持装置60でパレット10を支持する場合、まず、揺動駆動機64によって支持アーム62を回動させて上部階床支持装置60を退避状態とする。また、下部階床支持装置70も必要であれば退避状態とする。その状態で、パレット10を支持している係合フック51が上昇する方向にエンドレスチェーン52が回転駆動される。そして、パレット10を支持している係合フック51を、4段目F4の階床位置よりも所定距離上方の第1待機位置まで移動させる。そして、エンドレスチェーン52の下方に設けられている他の係合フック51が、下部階床支持装置70の近傍に備えられた第1センサ81によって検知される。これにより、エンドレスチェーン52による係合フック51の上昇が停止される。この第1センサ81による係合フック51の検知は、下部階床支持装置70の近傍において他の係合フック51を検知することによって認識するため、エンドレスチェーン52に伸びが生じている場合には4段目F4の係合フック51は上部階床支持装置60から所定距離上方の第1待機位置よりもさらに上方位置にあり、パレット10が上部階床支持装置60と干渉することのない第1待機位置に待機させることができる。
1段目F1の下部階床支持装置70に向けてパレット10を下降させて支持する場合、揺動駆動機64によって支持アーム62を回動させて下部階床支持装置70を進出状態とする。その状態で、パレット10を支持している係合フック51が下降する方向にエンドレスチェーン52が回転駆動される。そして、パレット10を支持している係合フック51が下部階床支持装置70の部分を通過して下降することで、パレット10が下部階床支持装置70に受け渡される。パレット10を下部階床支持装置70に受け渡した後の係合フック51は、さらに所定距離下方へ移動するようにエンドレスチェーン52が駆動され、エンドレスチェーン52の上方に設けられている他の係合フック51が第2待機位置に位置したときに上部階床支持装置60の近傍に備えられた第2センサ82によって検知される。これにより、エンドレスチェーン52による係合フック51の下降が停止される。
入出庫部30の入出庫部支持装置75でパレット10を支持する場合、下部階床支持装置70が退避状態にされ、パレット10を支持している係合フック51が下降する方向にエンドレスチェーン52が回転駆動される。そして、パレット10を支持している係合フック51が入出庫部支持装置75の部分を通過して下降することで、パレット10が入出庫部支持装置75に受け渡される。パレット10を入出庫部支持装置75に受け渡した後の係合フック51は、さらに所定距離下方へ移動するようにエンドレスチェーン52が駆動され、第3待機位置に位置したときに第3センサ87によって検知される。
以上のように、上記機械式駐車設備1,100によれば、複数段の階床を有し、複数のパレット10を無端状のエンドレスチェーン52(索状体)で昇降させる構成において、エンドレスチェーン52が積載荷重や経年変化などにより伸びたとしても、パレット10を昇降させる係合フック51を適切な待機位置となるよう動作させることが可能となる。
上記した実施形態では、4段、5列となった複数列多段式の機械式駐車設備1を例に説明したが、複数のパレット10を一緒に昇降させる構成であれば同様に適用でき、機械式駐車設備1は上記実施形態に限定されるものではない。
4 枠状フレーム
5 制御装置
10 パレット
11 係止部材
20 格納スペース
25 空きスペース
30 入出庫部
50 エンドレスチェーン駆動装置(昇降装置)
51 係合フック(係合部)
52 エンドレスチェーン(索状体)
55 昇降駆動機
60 上部階床支持装置
61 横行装置
62 支持アーム
69 下部階床支持装置
70 下部階床支持装置
75 入出庫部支持装置
80 反射体
81 第1センサ
82 第2センサ
83 第1ブラケット
84 第2ブラケット
85 第3ブラケット
86 第4ブラケット
87 第3センサ
88 第5ブラケット
89 固定ボルト
100 機械式駐車設備
R1 第1光軸
R2 第2光軸
R3 第3光軸
F1 1段目
F2 2段目
F3 3段目
F4 4段目
Claims (8)
- 複数の階床位置の格納スペースに備えられた複数のパレットを、無端状に巻き掛けられた索状体に所定間隔で設けた係合部に係合して一緒に昇降させる昇降装置を有する機械式駐車設備であって、
複数の前記階床位置の少なくとも上部と下部の2箇所の前記階床位置は、前記係合部で係合して昇降させる前記パレットを受け渡して支持する階床支持装置を有し、
前記係合部と前記階床支持装置との間で前記パレットを受け渡す際の前記係合部の待機位置として、前記パレットを受け渡す前記係合部を前記階床位置の所定距離上方で待機させる第1待機位置と、前記パレットの受け渡し後に前記係合部を前記階床位置の所定距離下方で待機させる第2待機位置と、を設定し、
前記階床支持装置を有する最も上方の階床位置近傍において前記索状体に設けた前記係合部を第2センサで検知することによって、前記係合部が前記第2待機位置に位置することを認識する制御装置を備えている、
ことを特徴とする機械式駐車設備。 - 前記階床支持装置は、前記パレットを横行させる横行装置を備え、
前記制御装置は、前記係合部を前記第2待機位置に下降させた後で前記パレットを横行させるように構成されている、
請求項1に記載の機械式駐車設備。 - 前記昇降装置は、前記パレットを下部の前記階床支持装置よりも下方に移動させるように構成され、
前記制御装置は、前記階床支持装置を有する最も上方の前記階床位置より下方の階床位置近傍において前記係合部を第1センサで検知することによって、前記係合部が前記第1待機位置に位置することを認識するように構成されている、
請求項1又は2に記載の機械式駐車設備。 - 前記制御装置は、下部の前記階床支持装置を有する階床位置近傍において前記係合部を前記第1センサで検知することによって、前記係合部が前記第1待機位置に位置することを認識するように構成されている、
請求項3に記載の機械式駐車設備。 - 下部の前記階床支持装置は、前記パレットが昇降通過する前に退避状態にできる可動式階床支持装置で構成されている、
請求項2〜4のいずれか1項に記載の機械式駐車設備。 - 下部の前記階床支持装置は最下段に備えられ、
前記制御装置は、上部の前記階床位置近傍において前記係合部を第1センサで検知することによって、前記係合部が上部の前記階床支持装置の前記第1待機位置に位置することを認識するように構成されている、
請求項1又は2に記載の機械式駐車設備。 - 上部の前記階床支持装置は、前記パレットが昇降通過する前に退避状態にできる可動式階床支持装置で構成されている、
請求項3〜6のいずれか1項に記載の機械式駐車設備。 - 前記制御装置は、前記可動式階床支持装置が進出状態に移動後に、前記パレットを前記第1待機位置から下降させて前記係合部から前記可動式階床支持装置へ受け渡しを行うように構成されている、
請求項5又は7に記載の機械式駐車設備。
Priority Applications (1)
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JP2017186387A JP7064839B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 機械式駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017186387A JP7064839B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 機械式駐車設備 |
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Family Applications (1)
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JP2017186387A Active JP7064839B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 機械式駐車設備 |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07225272A (ja) * | 1994-02-14 | 1995-08-22 | Kokusai Electric Co Ltd | 物体有無検出装置 |
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2017
- 2017-09-27 JP JP2017186387A patent/JP7064839B2/ja active Active
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