JP7064847B2 - 機械式駐車設備 - Google Patents
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Description
図1は、一実施形態に係る機械式駐車設備1を示す正面図である。この実施形態の機械式駐車設備1は、地上Gに設けられた地上乗入型で、最下段の1段目F1から、2段目F2、3段目F3、最上段の4段目F4と、左端列の1列目L1から2列目L2、3列目L3、4列目L4、右端列の5列目L5となった4段×5列の格納スペース20を有する複数列多段式となっている。そして、2箇所が空きスペース25となっており、自動車Vを搭載するパレット10は2つ少ない18個で、18台の自動車Vを格納することができる。図示する状態では、1列目L1の4段目F4と5列目L5の4段目F4とが、2箇所の空きスペース25となっている。他の各格納スペース20には、パレット10が配置されている。
図2は、図1に示す機械式駐車設備における駆動制御回路例を示すブロック図である。図3は、図2に示すインバータの内部回路図で、第1、第2インバータがA、B接触器(図2)の切り替えにより昇降モータに接続されている状態を示している。図2では、1列目L1と3列目L3の駆動制御回路のみを示している。この実施形態の機械式駐車設備1の場合、5列分の図示する「前側」と「後側」の回路が並設される。図2に示すように、パレット配置移動を行う駆動制御回路の構成としては、電源50が第1インバータ51と第2インバータ52とに供給されている。
図4(A)~(C)は、図1に示す機械式駐車設備1におけるパレット配置移動の第1動作例を示す説明図である。図4(A)に示すように、第1動作例では、目的位置である入出庫部30を有する1列目L1の4段目F4と、5列目L5の4段目F4に空きスペース25がある状態からの動作例である。第1動作例における目的パレット15(黒丸で示す)は、3列目L3の4段目F4にある。
図5(A)~(C)は、図1に示す機械式駐車設備1におけるパレット配置移動の第2動作例を示す説明図である。図5(A)に示すように、第2動作例では、目的位置である入出庫部30の1列目L1の1段目F1と、入出庫部30を有する1列目L1の4段目F4とに空きスペース25がある状態からの動作例である。第2動作例における目的パレット15(黒丸で示す)は、3列目L3の4段目F4にある。
図6(A)~(C)は、図1に示す機械式駐車設備1におけるパレット配置移動の第3動作例を示す説明図である。図6(A)に示すように、第3動作例では、目的位置である入出庫部30を有する1列目L1の4段目F4と、2列目L2の4段目F4とに空きスペース25がある状態からの動作例である。第3動作例における目的パレット15(黒丸で示す)は、3列目L3の4段目F4にある。
以上のように、上記機械式駐車設備1によれば、目的パレット15を目的位置に移動させる時に、空きスペース25を異なる列の上部横行段と下部横行段との対角位置に配置し、空きスペース25を配置した2列で同時に昇降移動をさせることで、2列がそれぞれ下降(制動)動作と上昇(駆動)動作の逆動作となる。そして、下降動作側の制動電流(回生電流)を上昇動作側の駆動電流(力行電流)に利用して、省エネルギ化を図ることが可能となる。
上記した実施形態の機械式駐車設備1は、格納スペース20の最上段である4段目F4が上部横行段であり、最下段である1段目F1が下部横行段の例を説明したが、上部横行段と下部横行段は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、地上階の1段目F1に独立した入出庫部30を設け、2段目F2が下部横行段となった機械式駐車設備などでもよい。
5 制御装置
10 パレット
15 目的パレット
20 格納スペース
25 空きスペース
30 入出庫部
31 前面可動柵
32 固定柵
50 電源
51 第1インバータ
52 第2インバータ
53 制動抵抗器
60 A接触器
61 上接触器
62 昇降モータ
63 上横行モータ
70 B接触器
71 下接触器
73 下横行モータ
F1 1段目
F2 2段目
F3 3段目
F4 4段目
L1 1列目
L2 2列目
L3 3列目
L4 4列目
L5 5列目
Claims (5)
- 複数列・複数段の格納スペースを備え、一部の段が横行可能な横行段で、各列が昇降可能に構成され、前記格納スペースの間で自動車を搭載するパレットを昇降、横行させる機械式駐車設備であって、
前記複数列・複数段の格納スペースは、少なくとも2箇所に前記パレットが配置されていない空きスペースを予め有し、
前記複数列・複数段の格納スペースは、1箇所に前記自動車を前記パレットに入出庫する入出庫部を有し、
前記格納スペースの各列に配置されている全ての前記パレットを一緒に昇降させる昇降駆動部と、
前記格納スペースの上部横行段と下部横行段とに配置されている前記パレットを個別に横行させる横行駆動部と、
前記昇降駆動部と横行駆動部とを駆動制御して前記入出庫部に目的パレットを移動させる制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記複数列・複数段の格納スペースの少なくとも2箇所の空きスペースが異なる列にある状態とした後、該2箇所の空きスペースの一方の列における全ての前記パレットの上昇動作と他方の列における全ての前記パレットの下降動作とを同時に行って前記目的パレットを前記入出庫部に向けて移動させる昇降動作と横行動作を繰り返すように構成されている、
ことを特徴とする機械式駐車設備。 - 前記制御装置は、前記目的パレットが位置する列の一方に隣接する列の上部横行段又は下部横行段のいずれかと、前記目的パレットが位置する列の他方に隣接する列の下部横行段又は上部横行段のいずれかとの異なる段に前記空きスペースが配置されるように前記パレットを移動させるように構成されている、
請求項1に記載の機械式駐車設備。 - 前記制御装置は、前記目的パレットが位置する列の隣の列の上部横行段又は下部横行段のいずれかと、前記目的パレットが位置する列の下部横行段又は上部横行段のいずれかとの異なる段に前記空きスペースが配置されるように前記パレットを移動させるように構成されている、
請求項1に記載の機械式駐車設備。 - 前記昇降駆動部はインバータで制御されており、前記下降動作の前記昇降駆動部と前記上昇動作の前記昇降駆動部とを異なる前記インバータで制御するように構成され、
前記下降動作を制御する前記インバータと前記上昇動作を制御する前記インバータの直流回路が相互接続されている、
請求項1~3のいずれか1項に記載の機械式駐車設備。 - 前記昇降駆動部を制御するインバータを、前記空きスペースを有する列における、前記下降動作を行う列の前記昇降駆動部と前記上昇動作を行う列の前記昇降駆動部とにそれぞれ切り替え可能とし、
前記インバータの前記直流回路の相互接続部に1台の制動抵抗器を接続している、
請求項4に記載の機械式駐車設備。
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- 2017-10-26 JP JP2017207197A patent/JP7064847B2/ja active Active
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