JP6588813B2 - 機械式駐車装置の動作制御方法 - Google Patents
機械式駐車装置の動作制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6588813B2 JP6588813B2 JP2015241415A JP2015241415A JP6588813B2 JP 6588813 B2 JP6588813 B2 JP 6588813B2 JP 2015241415 A JP2015241415 A JP 2015241415A JP 2015241415 A JP2015241415 A JP 2015241415A JP 6588813 B2 JP6588813 B2 JP 6588813B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- row
- column
- opponent
- designated
- pallet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 20
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 9
- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims description 7
- 230000001965 increasing effect Effects 0.000 description 9
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
また、前記総重量の推定は各列における実車搬器の数により行い、前記相手列として、前記実車搬器の数が最も少ない列を前記総重量が最も軽い列として選択するようにしてもよい。このように構成すれば、総重量が最も軽い相手列として実車搬器の数で判断して、相手列の選択を容易に行うことができる。
図1に示すように、この実施形態の機械式駐車装置1は、地上乗入型で、前後位置で鉛直に設けられた柱材2と、この柱材2を前後方向に連結する前後梁材3と、左右方向に連結する左右梁材(図示略)とを有する枠体4を備えている。この機械式駐車装置1は、最下段の1段目F1から、2段目F2、3段目F3、最上段の4段目F4と、左端列の1列目L1から2列目L2、3列目L3、4列目L4、右端列の5列目L5となった4段×5列であり、20箇所の格納部20を備えている。そして、1箇所の格納部20が空スペース30となっており、自動車Vを格納するパレット10は1つ少ない19個で、19台の自動車Vが格納可能となっている。図示する状態では、3列目L3の最上段である4段目F4の格納部20が、1箇所の空スペース30となっている。他の各格納部20には、パレット10が配置されている。最下段である1段目F1の5列目L5が、入出庫部40(目的地)となっている。この入出庫部40には、例えば赤外線やレーザー光などがパレットを横断するように設けられた光学センサや、画像によるものなどの、図示しない公知の実車検知手段が備えられている。この実車検知手段により、自動車Vの入庫の際には、入出庫部40に配置されているパレット10の識別情報に関連付けて、少なくとも実車であることが判定できる情報(例えば、パレット10を呼び出したユーザーの契約ID等)が記憶され、出庫の際には、このパレット10に関連付けられた情報が削除され、空車であると判定して記憶される。なお、入出庫部40は、他の格納部20などにあってもよい。
図3は、図2に示す配置状態から指定パレットを目的地段に向けて昇降させるときの相手列を選択する昇降時相手列選択フローチャートである。図示する例では、指定パレット15が横行段ではないため、指定パレット15の次の動作は昇降から行われる。なお、装置全体の動作としては、指定パレット15が昇降動作できるように、横行段F4における空スペース30にパレットを横行させる横行動作から行われる。指定パレット15を昇降させるときには、昇降時相手列選択フローチャートによって相手列の選択がなされる。
次に、図4に基づいて、図3の昇降時相手列選択フローチャートに基づいて選択した相手列50と指定列21との間で指定パレット15を昇降させるときの昇降フローチャートについて説明する。この昇降フローチャートは、空スペース30の位置によって異なる動作から始る。
上記図2の配置例に基づいて、上記昇降フローチャートを説明する。図2の配置状態における相手列50の選択としては、まず昇降検索1において、指定列21以外の列で、目的地段24から横行隣接段25の間の総重量が最も軽い列を検索すると、2列目L2と4列目L4が、ともに実車パレット11が1台となるため選択される。しかし、1列ではないため、上記昇降検索2において、横行隣接段25が実車パレット11となっている列が選択される。図2の場合、2列目L2が選択される。
図5は、図4に示す昇降フローチャートで横行段まで移動させた指定パレットを目的地に向けて横行させるときの相手列を選択する横行時相手列選択フローチャートである。指定パレット15を横行させるときには、この横行相手列選択フローチャートによって相手列50の選択がなされる。なお、総重量の推定などは上記昇降と同一であるため、その説明は省略する。
次に、図6に基づいて、図5の横行時相手列選択フローチャートに基づいて指定パレット15を横行させるときの横行フローチャートについて説明する。上記図5の(S23)において、相手列50が選択されると、[H2]からの流れで実行される。横行フローチャートも、空スペース30の位置によって異なる動作から始まる。
図7は、上記機械式駐車装置1の制御装置6に予め設定される動作速度テーブルの図面である。この例では、実車パレット11の数で総重量を設定し、実車パレット11の数に応じて速度を設定している。上記相手列50を昇降又は横行させるときに、実車パレット11の数に応じて、予め、制御装置6に設定された少なくとも2種類以上の速度から、推定した相手列50の総重量に基づいて動作速度を選択して駆動部5を動作させることができる。例えば、実車パレット11が3台の場合は速度x3、実車パレット11が2台の場合は速度x2、実車パレット11が1台の場合は速度x2よりも速い速度x1、実車パレット11が無い場合はより速い速度x0とし、相手列50の推定した総重量が軽くなるのに応じて速い速度を選択するようにすれば、駆動部の制御の簡素化して循環速度の向上を図ることができる。この速度選択は、指定列21の動作速度選択にも適用できる。
以上のように、上記機械式駐車装置1の動作制御方法によれば、指定パレット15を入出庫部40(目的地)に移動させるための循環動作に際し、指定パレット15を循環させるために移動させる相手列50に軽い列を選択して昇降させる。そのため、駆動部5にインバータなど能力制御できる機械を付ければ、相手列50に選択した列の総重量が軽くなるのに応じてより速い速度で移動させることで、全体の循環速度を上げることが可能となる。しかも、軽い列を上げることから、駆動部5(例えば、モータ)の消費エネルギを抑えることができる。そして、機械式駐車装置1の円滑性を向上させることが可能となる。
5 駆動部
6 制御装置
7 動作速度テーブル
10 パレット(搬器)
11 実車パレット(実車搬器)
15 指定パレット(指定搬器)
20 格納部
21 指定列
22 指定段
23 目的地列
24 目的地段
25 横行隣接段
30 空スペース
40 入出庫部(目的地)
50 相手列
Claims (7)
- 自動車を載置できる搬器を格納する複数列・複数段の格納部を平面状に有し、少なくとも1つの格納部が搬器のない空スペースとなっており、一部の段が搬器を横行可能な横行段で、各列が搬器を縦行可能に構成された循環方式の機械式駐車装置の動作制御方法であって、
前記格納部における目的地の位置と、各動作毎の指定搬器の位置と、自動車を搭載した実車搬器の位置と、前記空スペースの位置と、を記憶し、
前記指定搬器を前記目的地に向けて移動させる動作に際し、該指定搬器が位置する指定列を縦行させるために前記空スペースを移動させて循環動作をさせる相手列として、少なくとも前記相手列となり得る列毎の総重量を推定し、該総重量が最も軽い列を選択して循環させる、ことを特徴とする機械式駐車装置の動作制御方法。 - 前記総重量の推定は、各列の、前記目的地側の横行段から前記空スペースを配置して縦行させる他の横行段までの搬器の数から前記空スペースの分の1を除いた搬器の数を対象とする、請求項1に記載の機械式駐車装置の動作制御方法。
- 前記総重量の推定は各列における前記実車搬器の数により行い、
前記相手列として、前記実車搬器の数が最も少ない列を前記総重量が最も軽い列として選択する、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置の動作制御方法。 - 前記総重量の推定は各列における自動車の重量データに基づいて行い、
前記相手列として、制御装置に搬器の識別情報と関連付けて記憶されている前記実車搬器に搭載される自動車の重量データに基づいて前記総重量が最も軽い列を選択する、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置の動作制御方法。 - 選択されるべき前記相手列の候補が複数列存在する場合、複数列の前記候補の中の、前記横行段に隣接する横行隣接段が実車搬器となっている列を前記相手列として選択する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の機械式駐車装置の動作制御方法。
- 選択されるべき前記相手列の候補が複数列存在する場合、複数列の前記候補の中の、前記指定列側の隣接列における前記目的地の段が前記実車搬器でない列を前記相手列として選択する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の機械式駐車装置の動作制御方法。
- 前記相手列を縦行させる速度として、少なくとも2種類以上の速度を予め設定し、前記推定した前記相手列の前記総重量の軽さに応じて前記設定した速い速度を選択する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の機械式駐車装置の動作制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015241415A JP6588813B2 (ja) | 2015-12-10 | 2015-12-10 | 機械式駐車装置の動作制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015241415A JP6588813B2 (ja) | 2015-12-10 | 2015-12-10 | 機械式駐車装置の動作制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017106254A JP2017106254A (ja) | 2017-06-15 |
JP6588813B2 true JP6588813B2 (ja) | 2019-10-09 |
Family
ID=59059192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015241415A Active JP6588813B2 (ja) | 2015-12-10 | 2015-12-10 | 機械式駐車装置の動作制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6588813B2 (ja) |
-
2015
- 2015-12-10 JP JP2015241415A patent/JP6588813B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017106254A (ja) | 2017-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6597061B2 (ja) | 物品搬送設備 | |
CN103459271B (zh) | 自动化仓库 | |
WO2010084542A1 (ja) | 自動倉庫 | |
JP2016052947A5 (ja) | ||
JP2010007271A (ja) | 機械式駐車装置とその制御方法 | |
CN109748023A (zh) | 输送装置 | |
JP4505743B2 (ja) | 物品搬送設備 | |
JP6588813B2 (ja) | 機械式駐車装置の動作制御方法 | |
JP2009084986A (ja) | 駐車塔の横行機構 | |
JP5136391B2 (ja) | 自動倉庫 | |
JP2007009500A (ja) | パズル循環式駐車設備の運転方法 | |
JP6588812B2 (ja) | 機械式駐車装置とその動作制御方法 | |
JP6401641B2 (ja) | 機械式格納庫の動作制御方法 | |
JP6401640B2 (ja) | 機械式格納庫の駆動動作方法 | |
JP4943773B2 (ja) | フロアリフト | |
JP7198004B2 (ja) | 機械式駐車設備 | |
JP6787815B2 (ja) | 機械式駐車設備 | |
JP6983643B2 (ja) | 縦列型機械式駐車装置及び縦列型機械式駐車装置の制御方法 | |
JP6217591B2 (ja) | 物品搬送設備 | |
JP4725790B2 (ja) | 物品搬送設備 | |
JP2003034409A (ja) | 立体格納庫における昇降搬器位置保持装置 | |
JP4470120B2 (ja) | 物品搬送設備 | |
JP7064847B2 (ja) | 機械式駐車設備 | |
JP6368615B2 (ja) | 機械式駐車装置とその運転方法 | |
JP5394683B2 (ja) | 立体駐車場装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181016 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190820 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190913 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6588813 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |