JP6588812B2 - 機械式駐車装置とその動作制御方法 - Google Patents
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Description
図1に示すように、この実施形態の機械式駐車装置1は、地上乗入型で、前後位置で鉛直に設けられた柱材2と、この柱材2を前後方向に連結する前後梁材3と、左右方向に連結する左右梁材(図示略)とを有する枠体4を備えている。この機械式駐車装置1は、最下段の1段目F1から、2段目F2、3段目F3となっている。また、左端列の1列目L1から、2列目L2、3列目L3、4列目L4となっている。従って、3段×4列であり、12箇所の格納部20を備えている。そして、1箇所の格納部20が空スペース30となっており、自動車Vを格納するパレット10は1つ少ない11個が配置されており、11台の自動車Vが格納可能となっている。この実施形態では、最下段である1段目F1の4列目L4が、入出庫部(目的地)40となっている。この入出庫部40には、例えば赤外線やレーザー光などがパレット10を横断するように設けられた光学センサや、画像によるものなどの、図示しない公知の実車検知手段が備えられている。この実車検知手段により、自動車Vの入庫の際には、入出庫部40に配置されているパレット10の識別情報に関連付けて、少なくとも実車であることが判定できる情報(例えば、パレット10を呼び出したユーザーの契約ID等)が記憶され、出庫の際には、このパレット10に関連付けられた情報が削除され、空車であると判定して記憶される。なお、入出庫部40は、他の格納部20の位置などにあってもよい。
入出庫部40でパレット10に入出庫させる自動車Vは、この横行駆動部による横行動作と、昇降駆動部5による昇降動作により、格納部20内に搬送、格納される。
図2は、上記機械式駐車装置1における自動車の配置を示すレイアウト図である。図1に示す機械式駐車装置1における自動車Vの配置レイアウトを示している。この実施形態の場合、基準の座標を(F1,L1)としており、入出庫部40の座標は(F1,L4)となっている。アルファベットの「A」〜「G」は異なる自動車Vを示し、空白部分は空車の格納部20を示している。「無」は空スペース30を示している。
図4は、上記機械式駐車装置1の制御装置に予め設定される速度テーブルの図面である。この実施形態では、3段の機械式駐車装置1を例にしているため、1列において空スペース30に向けて上昇させるパレット10は、1つ又は2つとなる。そのため、パレット10のみで自動車Vを格納していない場合(実車0)、1台の自動車Vを移動させる場合(実車1)、2台の自動車Vを移動させる場合(実車2)の3通りとなる。
図5は、図1に示す機械式駐車装置に備えられた制御装置の記憶部における指示動作終了毎の記憶の概念を示すブロック図である。制御装置6の記憶部では、各格納部20の自動車Vを移動させるために1列横行、1段昇降などの機械動作(S1)をした場合、その動作毎に変化するレイアウト情報が更新(S2)される。これにより、動作後に各自動車Vがどの座標に位置しているかの情報が指示動作終了毎に更新されて記憶される。
図6は、図1に示す機械式駐車装置における制御装置の動作制御方法を示すブロック図である。この図に基づいて、上記機械式駐車装置1の動作制御を説明する。このブロック図では、図2に示す1段目F1の3列目L3に格納されている「E」の自動車Vを搭載したパレット10(指定パレット)を上昇させる場合を例に説明する。
以上のように、上記機械式駐車装置1によれば、複数の格納部20に格納した自動車Vのうち複数の自動車Vを昇降駆動部5で一緒に移動させるときに、記憶部に記憶された情報に基づいて、その昇降駆動部5で一緒に移動させる自動車Vの数によって動作速度を適切な速度に制御して動作の円滑性を向上させることが可能となる。
4 枠体
5 昇降駆動部
6 制御装置(記憶部、速度設定部、経路決定部)
7 速度テーブル
10 パレット
20 格納部
25 実車の格納部
30 空スペース
40 入出庫部(目的地)
v0、v1、v2 速度
Claims (8)
- 複数列・複数段の格納部を平面状に有し、一部の段が列方向に横行可能な横行段で、各列が段方向に昇降可能に構成され、自動車を搬器に入出庫させる入出庫部から、該搬器を横行及び昇降動作により前記格納部内に搬送、格納する機械式駐車装置であって、
前記列は、同一の該列における複数の搬器を一緒に昇降させる昇降駆動部を備え、
前記入出庫部は、前記搬器を該入出庫部から前記格納部に搬送する際に、該搬器に搭載している前記自動車の有無を検知する実車検知手段を備え、
前記昇降及び横行動作毎に、前記格納部それぞれの前記列の情報と該格納部における前記搬器の前記自動車の有無の情報を関連付けて記憶する記憶部と、
予め設定された、前記列における前記搬器に搭載されている前記自動車の数である実車数に対応する速度を記憶させた速度テーブルと、
前記昇降駆動部の動作速度を前記速度テーブルから設定する速度設定部と、
を有する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記昇降駆動部で一緒に移動させる実車数を求め、該実車数に対応した前記昇降駆動部の動作速度を前記速度設定部で設定して前記昇降駆動部を動作させるように構成されている、ことを特徴とする機械式駐車装置。 - 前記速度テーブルは、前記実車数が0のときに前記対応する速度が最も高速に設定され、前記実車数が一緒に昇降させる前記搬器の数と同一のときに最も低速に設定されている、請求項1に記載の機械式駐車装置。
- 前記速度テーブルに記憶させられる前記速度の個数は、少なくとも一緒に昇降させる前記搬器の数より1つ多い個数に設定されている、請求項1又は2に記載の機械式駐車装置。
- 前記速度設定部は、前記昇降動作を開始する前に、前記記憶部の情報から前記列の情報が該昇降動作させようとしている前記列と一致するものの前記自動車の有無の情報を読み取り、該有無の情報が有のとき前記実車数に1を加算する動作を繰り返すことにより該実車数を求め、前記速度テーブルからこの実車数と一致する速度を選択して設定するように構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の機械式駐車装置。
- 前記記憶部は、予め格納する前記自動車の重量が利用者の登録情報と関連付けて登録されており、
前記記憶部は、入庫の際、入庫操作を行った前記利用者の登録情報に基づいて、入庫した前記搬器の識別情報と関連付けて前記自動車の重量を記憶し、
前記速度設定部は、実車の前記搬器に格納された前記自動車の前記記憶部に登録されている重量に応じて前記速度テーブルの速度を選択するように構成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載の機械式駐車装置。 - 前記速度テーブルに記憶させられた前記速度は、対応する前記実車数と、実車の前記搬器の数に応じて設定された最大許容車重の比率との積で定められる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の機械式駐車装置。
- 前記格納部は、複数列・複数段を平面状に有し、少なくとも1つの前記格納部が前記搬器のない空スペースで、他の前記格納部は前記自動車を格納する前記搬器を有しており、一部の段が横行可能な横行段で、各列が縦行可能に構成されており、前記段と列の少なくとも一方は同一駆動系で一緒に移動可能に構成され、
前記制御装置は、前記自動車を搭載している前記搬器を目的地に向けて移動させる際に、前記記憶部に記憶された情報に基づいて、前記同一駆動系で一緒に移動させる前記搬器の実車の数の少ない列又は段で前記空スペースを移動させる経路決定部を更に有している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の機械式駐車装置。 - 複数列・複数段の格納部を平面状に有し、一部の段が列方向に横行可能な横行段で、各列が段方向に昇降可能に構成され、自動車を搬器に入出庫させる入出庫部から、該搬器を横行及び昇降動作により前記格納部内に搬送、格納する機械式駐車装置の動作制御方法であって、
前記昇降及び横行動作毎に、前記格納部それぞれの前記列の情報と該格納部における前記搬器の前記自動車の有無の情報を関連付けて記憶し、
前記昇降駆動部で一緒に移動させる実車数を求め、該実車数に対応した前記昇降駆動部の動作速度を、予め設定された、前記列における前記搬器に搭載されている前記自動車の数である実車数に対応する速度を記憶させた速度テーブルから設定する、ことを特徴とする機械式駐車装置の動作制御方法。
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