JP4560732B2 - テンション装置 - Google Patents
テンション装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4560732B2 JP4560732B2 JP2005312557A JP2005312557A JP4560732B2 JP 4560732 B2 JP4560732 B2 JP 4560732B2 JP 2005312557 A JP2005312557 A JP 2005312557A JP 2005312557 A JP2005312557 A JP 2005312557A JP 4560732 B2 JP4560732 B2 JP 4560732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- fastener
- screwed
- male screw
- tension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 55
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 7
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 6
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
そして、このようなテンション装置は、一対のナットのうちの索条体側のナットを締結具の軸部に螺合し、その螺合した索条体側のナットを索条体側へ回転操作してスプリングを弾性変形させることによって、索条体に対して適正なテンションが付与されるように組み付けられ、一対のナットのうちの索条体から離れる側のナットの締め付けにより、緩み止めが行われるものである。そして、従来では、締結具の軸部が1つの軸部材にて構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
ちなみに、特許文献1のテンション装置は、締結具を固定部材から離間する側に付勢するスプリングが、固定部材と締結具に螺合させた索条体側のナットとの間に、締結具を固定部材から離間する側に付勢するように圧縮状態で且つ軸部を囲繞する状態に設けられており、索条体側のナットが締結具における軸部の端部に位置する状態で、索条体に対して適正なテンションを付与するように構成されている。
ちなみに、締結具の軸部を軸心方向に充分に長いものに形成すれば、ナットを軸部に螺合させる際のスプリングの弾性変形を小さなものとして、索条体側のナットを締結具の軸部に螺合させる作業を容易に行えるものとなるが、例えば、スタッカークレーンの昇降台を支持するチェーンにテンションを付与すべくテンション装置を昇降台に設けた場合において締結具の長い軸部が昇降台の昇降の邪魔になる等、締結具における長い軸部が邪魔になる虞があった。
また、締結具におけるテンション輪体を回転自在に支持する支持部が、固定部材の案内部にて軸心方向に沿って移動自在に案内されるように構成されており、索条体に対してテンションを直接付与するテンション輪体の近くの支持部を案内するものであるので、締結具を捩れが小さな状態で安定良く案内することができる。
図1に示すように、自動倉庫は、物品出し入れ方向が互いに対向するように間隔を隔てて設置した二つの収納棚1と、それらの収納棚1どうしの間に形成した作業通路2を自動走行するスタッカークレーン3とが設けられ、各収納棚1には多数の物品収納部4が上下方向および左右方向に並設されている。
そして、前後一対の昇降マスト13の上端部は上部フレーム15にて連結されており、この上部フレーム15には、スタッカークレーン3の左右方向への揺れを規制する左右一対のガイドローラ15aがガイドレール6を挟み込む状態に設けられている。
よって、走行用駆動モータ18にて駆動走行輪17aが回転駆動されることにより、走行台車10が走行レール5に沿って走行するように構成されている。
また、一対の昇降用チェーン14における昇降台12の後端部に連結される後端部用の昇降用チェーン14は、一端側が昇降台12の後端部に備えられた枠体28に上方側から連結されており、中間部が一端側から順に、上部後方従動スプロケット22、上下中間部従動スプロケット24、前記駆動スプロケット21、下部後方従動スプロケット25に巻き掛けられて、他端側が昇降台12の後端部に備えられた枠体28に下方側から連結されている。
尚、駆動スプロケット21、上部後方従動スプロケット22、並びに、上下中間部従動スプロケット24の夫々は、昇降台12の前端部に連結される昇降用チェーン14用のスプロケットと昇降台12の後端部に連結される昇降用チェーン14用のスプロケットとの一対を左右方向に並べて構成されている。
ちなみに、先に軸部38に螺合させる締め付け用のナット36aと後で軸部38に螺合させる緩み止め用のナット36bとの一対のナット36は、同じナット36にて構成されている。また、圧縮スプリング33は上下に一対設けられており、圧縮スプリング33同士の間や圧縮スプリング33とナット36との間には座金が介在されている。
このように、前記締結具31における前記昇降用チェーン14に対してテンションを付与するテンション輪体34を回転自在に支持する支持枠39が、前記固定部材32の案内孔32bにて前記軸心方向に沿って移動自在に案内されるように構成されている。
つまり、図7に示すように、本体軸44の一端側は支持枠39に螺合連結され、分離軸47の一端側は本体軸44の他端側に螺合連結されており、昇降用チェーン14に対して適正なテンションが付与された後は、分離軸47を本体軸44から分離可能に構成されている。そして、本体軸44と分離軸47との螺合連結は、本体軸44の他端側に形成された雌ネジ部45に分離軸47の一端側に形成された雄ネジ部46を螺合させることにより行われている。よって、分離軸47を本体軸44から分離可能で、分離軸47に雄ネジ部46を形成することにより、分離軸47を分離させた際に雄ネジ部46も共に本体軸44から分離させることができる。
つまり、締め付け用のナット36a並びに緩み止め用のナット36bとの夫々は、本体軸44の雄ネジ37から分離軸47の雄ネジ37に跨って螺合させることはできず、本体軸44の雄ネジ37或いは分離軸47の雄ネジ37のいずれか一方にのみ選択的に螺合させることができる。また、接触する締め付け用のナット36aと緩み止め用のナット36aとは、その両方が本体軸44の雄ネジ37と分離軸47の雄ネジ37とのいずれにも螺合することなく細軸部分48に位置することができず、締め付け用のナット36aが本体軸44の雄ネジ37に螺合しながら緩み止め用のナット36bが分離軸47の雄ネジ37に螺合させることができる。
尚、上記したナット36の移動手順は一例に過ぎないものであり、他の移動手順で行ってもよい。
図6に示すように、チェーン伸び検出シール53には、下方側から順に、NG、BEST、OK、ATT、NG、注意項目記載の範囲に区分けされており、昇降用チェーン14が適正な長さで且つ締め付け用ナット36aを設定位置に回転操作した状態で、且つ、無負荷状態の昇降台12を最下段に位置させた状態において、ドグ40の下端部がチェーン伸び検出シール53におけるBESTの範囲に位置するように構成されている。尚、注意項目記載の範囲には、「最下段・無負荷の状態でチェックのこと unloaded/nearL.A.D.」と記載されている。
そして、昇降用チェーン14に対するテンションが異常に小さくなり、ドグ40の上端部がチェーン伸び検出シール53における上方側に位置するNGの範囲の上端部まで移動した場合は、ドグ40の下端部がリミットスイッチ52に接触し、また、昇降用チェーン14に対するテンションが異常に大きくなり、ドグ40の上端部がチェーン伸び検出シール53における下方側に位置するNGの範囲の下端部まで移動した場合は、ドグ40の上端部がリミットスイッチ52に接触することにより、経年変化により昇降用チェーン14が伸びることや昇降用チェーン14が切れてしまう等により昇降用チェーン14のテンションが許容範囲から外れてしまう異常事態を検出することができる。
(1) 上記実施の形態では、締結具31における支持部39を固定部材32の案内部32bにて軸心方向に沿って移動自在に案内するように構成したが、締結具31における軸部38を固定部材32の案内部32bにて軸心方向に沿って移動自在に案内するように構成してもよく、また、締結具31における軸部38と支持部39との両方を固定部材32の案内部32bにて軸心方向に沿って移動自在に案内するように構成してもよい。
また、上記実施の形態では、締結具31における軸部38と支持部39とを別体に構成したが、締結具31における軸部38と支持部39とを一体に構成してもよい。
20 テンション装置
31 締結具
32 固定部材
33 スプリング
36 ナット
37 雄ネジ
38 軸部
44 本体軸
45 雌ネジ部
46 雄ネジ部
47 分離軸
48 細軸部分
Claims (3)
- 一対のナットが螺合する雄ネジが軸部に形成されている締結具が、固定部材に対して軸心方向に相対移動可能に設けられ、前記締結具を前記固定部材から離間する側に付勢するスプリングが設けられ、前記スプリングの付勢による前記締結具の移動により索条体に対してテンションを付与するように構成されているテンション装置であって、
前記締結具の軸部が、前記索条体側の本体軸と、この本体軸における前記索条体から離れる側の端部に形成された雌ネジ部に分離可能に螺合連結される雄ネジ部を備えた分離軸とで構成され、
前記分離軸が、前記本体軸に螺合連結する一端側に前記ナットが空転可能な細さに形成された細軸部分を備えて構成され、
その細軸部分が、前記分離軸を前記本体軸に螺合連結した状態において1つの前記ナットが前記本体軸の雄ネジと前記分離軸の雄ネジとの両方に同時には螺合不能な長さで、かつ、接触する2つの前記ナットの一方が前記本体軸の前記雄ネジに螺合でき且つ他方が前記分離軸の前記雄ネジに螺合できる長さに形成されているテンション装置。 - 前記分離軸における前記細軸部分に、分離軸回転操作用の異形部が形成されている請求項1記載のテンション装置。
- 前記スプリングが、前記固定部材と前記締結具に螺合させたナットとの間に、前記締結具を前記固定部材から離間する側に付勢するように圧縮状態に設けられ、
前記締結具における前記索条体に対してテンションを付与するテンション輪体を回転自在に支持する支持部が、前記固定部材の案内部にて前記軸心方向に沿って移動自在に案内されるように構成されている請求項1又は2記載のテンション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005312557A JP4560732B2 (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | テンション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005312557A JP4560732B2 (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | テンション装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007120593A JP2007120593A (ja) | 2007-05-17 |
JP4560732B2 true JP4560732B2 (ja) | 2010-10-13 |
Family
ID=38144660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005312557A Active JP4560732B2 (ja) | 2005-10-27 | 2005-10-27 | テンション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4560732B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015015603A1 (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-05 | 株式会社白井産業 | 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物 |
JP5719485B1 (ja) * | 2013-07-31 | 2015-05-20 | 株式会社白井産業 | 部材の結合構造及びこれを備えた組立構造物 |
JP6515854B2 (ja) * | 2016-04-04 | 2019-05-22 | 株式会社ダイフク | 昇降装置、及び、索状体接続方法 |
GB202019717D0 (en) * | 2020-12-14 | 2021-01-27 | Ocado Innovation Ltd | Gripping device |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5099355U (ja) * | 1974-01-18 | 1975-08-18 | ||
JPH05238508A (ja) * | 1992-11-18 | 1993-09-17 | Daifuku Co Ltd | 倉庫用クレーンの昇降キャレッジ駆動装置 |
JP2002147001A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-05-22 | Kizo Maezawa | 床 束 |
-
2005
- 2005-10-27 JP JP2005312557A patent/JP4560732B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5099355U (ja) * | 1974-01-18 | 1975-08-18 | ||
JPH05238508A (ja) * | 1992-11-18 | 1993-09-17 | Daifuku Co Ltd | 倉庫用クレーンの昇降キャレッジ駆動装置 |
JP2002147001A (ja) * | 2000-11-14 | 2002-05-22 | Kizo Maezawa | 床 束 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007120593A (ja) | 2007-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004284704A (ja) | 物品搬送装置 | |
JP2004284702A (ja) | 物品搬送装置 | |
JP4560732B2 (ja) | テンション装置 | |
US9169109B2 (en) | Stacker crane | |
KR20100009937U (ko) | 신축 컨베이어 | |
KR102299046B1 (ko) | 지게차의 포크 카메라 장착구조 | |
US20180194594A1 (en) | Elevator derailment detection device | |
JP2009270297A (ja) | 駐車装置及び昇降装置 | |
JP2006124064A (ja) | エレベータの主ロープ張力調整装置 | |
CN101163611A (zh) | 用于分离有轨车辆限制器的系统、设备和方法 | |
CN113911978B (zh) | 一种堆垛机 | |
KR102492833B1 (ko) | 이송대차 장치 | |
JP6489047B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP6595864B2 (ja) | エンドレスチェーン駆動機構を備えた機械式駐車装置 | |
CN211570012U (zh) | 一种提升机构及堆垛机 | |
JP7049233B2 (ja) | エンドレスチェーン駆動機構とそれを備えた機械式駐車設備 | |
US20130087752A1 (en) | Air lift jack with jack locking mechanism | |
JP2003002409A (ja) | 自動倉庫 | |
KR200356445Y1 (ko) | 간이 권동식 화물 리프터 | |
KR102481565B1 (ko) | 가동 케이블 텐션 유지를 위한 사이드 롤러 구조를 포함하는 자율 주행 지게차 | |
JP3561819B2 (ja) | スタッカクレーンにおける保守用昇降機の落下防止装置 | |
KR102223088B1 (ko) | 갠트리의 마스트 | |
KR100853237B1 (ko) | 간이 권동식 화물 리프터 | |
JP6736850B2 (ja) | 搬送車 | |
CN111115512A (zh) | 一种提升机构及堆垛机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091008 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100701 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100714 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4560732 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |