JP6592831B2 - モノクロ画像形成装置 - Google Patents
モノクロ画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6592831B2 JP6592831B2 JP2017069116A JP2017069116A JP6592831B2 JP 6592831 B2 JP6592831 B2 JP 6592831B2 JP 2017069116 A JP2017069116 A JP 2017069116A JP 2017069116 A JP2017069116 A JP 2017069116A JP 6592831 B2 JP6592831 B2 JP 6592831B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light source
- image forming
- forming apparatus
- reference voltage
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Laser Beam Printer (AREA)
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Description
本発明は、モノクロ画像形成装置に関するものである。
ある画像形成装置は、レーザーダイオードからの光線をポリゴンミラーで走査している。そのような画像形成装置では、レーザーダイオード、およびポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターがプロセッサーにより制御される。その場合、プロセッサーは、複数のポートで、レーザーダイオード、およびポリゴンモーターをそれぞれ独立に制御している(例えば特許文献1参照)。
近年、高機能な画像形成装置は種々の内部装置を内蔵しており、内蔵のプロセッサーは、種々の内部装置を制御している。その際、プロセッサーは、ポートを介して各内部装置へ制御信号を供給している。しかしながら、内部装置の制御に必要なポート数が多くなり、プロセッサーの有するポートが足りなくなると、ポート数の多い高コストなプロセッサーを代わりに使用する必要がある。そのため、画像形成装置のコストが高くなってしまう。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、内部装置の制御に必要なポート数が少なくて済むモノクロ画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明に係るモノクロ画像形成装置は、レーザー光を出射する光源と、前記光源を駆動する光源駆動回路と、前記レーザー光を走査するポリゴンミラーと、前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターと、速度基準電圧に応じた回転速度で前記ポリゴンモーターを駆動する制御回路と、プロセス線速に応じた光源制御信号を前記光源駆動回路に供給して前記光源駆動回路を制御するメインコントローラーと、前記光源制御信号に応じた前記速度基準電圧を設定する設定回路とを備える。
本発明によれば、内部装置の制御に必要なポート数が少なくて済むモノクロ画像形成装置が得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態に係るモノクロ画像形成装置の機械的な内部構成を示す側面図である。図1に示すモノクロ画像形成装置は、プリンター、ファクシミリ装置、複写機、複合機などといった、電子写真方式の印刷機能を有する装置である。また、図1に示すモノクロ画像形成装置は、直接転写方式の画像形成装置である。
図1に示すモノクロ画像形成装置は、感光体ドラム1、露光装置2、現像ユニット3、搬送ベルト4、駆動ローラー5、転写ローラー6、および定着器7を備える。
露光装置2は、感光体ドラム1へレーザー光を照射して静電潜像を形成する。
現像ユニット3は、ブラックトナーが充填されているトナーコンテナーを装着され、トナーコンテナーから供給されるトナーを、感光体ドラム1上の静電潜像に付着させる。
搬送ベルト4は、駆動ローラー5からの駆動力によって周回して、感光体ドラム1へ印刷用紙を、感光体ドラム1と転写ローラー6との間へ搬送する。
転写ローラー6は、搬送されてくる印刷用紙を感光体ドラム1に接触させ、感光体ドラム1上のトナー画像を用紙に転写する。トナー画像を転写された印刷用紙は、定着器7へ搬送され、トナー画像が用紙へ定着される。
図2は、図1における露光装置2の構成の一例を示す図である。
図2において、光源21は、レーザー光を出射する。光源21は例えばレーザーダイオードである。光学系22は、光源21からポリゴンミラー23までの間、および/またはポリゴンミラー23から感光体ドラム1およびPDセンサー24までの間に配置された各種レンズ群である。光学系22には、fθレンズなどが使用される。
また、ポリゴンミラー23は、感光体ドラム1の軸に対して垂直な軸を有し、その軸に垂直な断面が多角形であり、その側面がミラーとなっている素子である。ポリゴンミラー23は、その軸を中心に回転し、光源21から出射したレーザー光を感光体ドラム1の軸方向(主走査方向)に沿って走査する。ポリゴンモーターユニット23aは、ポリゴンミラー23を回転させる。
また、PDセンサー24は、主走査同期信号を生成するためにポリゴンミラー23により走査されているレーザー光を所定位置で受光するセンサーである。PDセンサー24は、光が入射すると、光量に応じた出力電圧を誘起する。PDセンサー24は、光が走査される線上の所定の位置に配置され、光のスポットがその位置を通過するタイミングを検出し、そのタイミングで形成されるパルスを主走査同期信号として出力する。
図3は、実施の形態1に係るモノクロ画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。
図3に示すように、ポリゴンモーターユニット23aは、ポリゴンモーター31および制御回路32を備える。ポリゴンモーター31は、ポリゴンミラー23を回転させるDCブラシレスモーターである。制御回路32は、速度基準電圧に応じた回転速度でポリゴンモーター31を駆動する。
図1および図2に示すモノクロ画像形成装置は、光源駆動回路41、メインコントローラー42、設定回路43、およびクロック生成回路44をさらに備える。
光源駆動回路41は、光源制御信号Vrefにより指定されたパワーで光源21を駆動する回路である。例えば、光源制御信号Vrefは、所定の2値(ハイおよびロー)のレベルを取り得る信号である。
メインコントローラー42は、通常の画像形成時の速度である全速や、厚紙を通紙させる場合又は画像表面のグロス処理を行う場合等に用いる半速などのプロセス線速に応じた光源制御信号Vrefを光源駆動回路41に供給して光源駆動回路41を制御する。
メインコントローラー42は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサーであり、1または複数のポート(つまり、物理的なI/Oポート)を備えており、制御プログラムなどに従って動作する。
設定回路43は、光源制御信号Vrefに応じた速度基準電圧Vpを設定する。つまり、制御回路32は、設定回路43により設定された速度基準電圧に応じた回転速度でポリゴンモーター31を駆動する。
図4は、図3における設定回路43の一例を示す回路図である。図4に示す設定回路43では、トランジスターなどのスイッチング素子Qが、光源基準信号Vrefによりオン/オフされる。
ここでは、メインコントローラー42は、プロセス線速を全速に設定する場合、光源21のレーザー光のパワーを大きくするために光源基準信号Vrefをハイレベルとし、プロセス線速を半速に設定する場合、光源21のレーザー光のパワーを小さくするために光源基準信号Vrefをローレベルとする。光源基準信号Vrefがハイレベルであるときには、スイッチング素子Qがオンし、光源基準信号Vrefがローレベルであるときには、スイッチング素子Qがオフする。
したがって、光源基準信号Vrefがハイレベルであるときには、速度基準電圧Vpは、抵抗R1,R3の並列回路の抵抗と抵抗R2との分圧比で電源電圧+Vccを分圧して得られる電圧とされる。一方、光源基準信号Vrefがローレベルであるときには、速度基準電圧Vpは、抵抗R1の並列回路の抵抗と抵抗R2との分圧比で電源電圧+Vccを分圧して得られる電圧とされる。これにより、速度基準電圧Vpは、光源基準信号Vrefがローレベルであるときには(半速の場合)、光源基準信号Vrefがハイレベルであるとき(全速)より高くなる。
クロック生成回路44は、所定の一定周波数でクロック信号を生成する。
実施の形態1では、メインコントローラー42は、1または複数のポートを備え、光源制御信号Vrefとして、いずれか1つのポート42aを介して1つの信号を光源駆動回路41へ出力する。設定回路43は、この1つの信号のレベルに応じた速度基準電圧Vpのレベルを設定する。
図5は、図3における制御回路32の動作を説明するタイミングチャートである。
図5に示すように、制御回路32は、クロック生成回路44により生成された所定周波数のクロック信号(矩形波)から所定周波数の三角波を生成し、その三角波と速度基準電圧Vpとを比較して、速度基準電圧Vpに応じたデューティの駆動信号を生成し、その駆動信号でポリゴンモーター31を駆動する。
プロセス線速が全速である場合、光源基準信号Vrefがローレベルに設定され、速度基準電圧Vpは低くなり、駆動信号のデューティが高くなる。これにより、ポリゴンモーターの回転速度が高くなる。一方、プロセス線速が半速である場合、光源基準信号Vrefがハイレベルに設定され、速度基準電圧Vpは高くなり、駆動信号のデューティが低くなる。これにより、ポリゴンモーターの回転速度が低くなる。
次に、上記画像形成装置の動作について説明する。
メインコントローラー42は、例えばユーザー操作などに従ってプロセス線速を全速または半速に選択すると、その選択したプロセス線速に応じた光源制御信号Vrefを出力する。
光源駆動回路41は、その光源制御信号Vrefに応じたパワーで、光源21にレーザー光を出射させる。
他方、設定回路43は、その光源制御信号Vrefに応じた速度基準電圧Vpを設定する。そして、ポリゴンモーターユニット23aの制御回路32は、上述のようにPWM(Pulse Width Modulation)制御によって、その速度基準電圧Vpに応じた回転速度でポリゴンモーター31を駆動する。
これにより、光源駆動回路41および制御回路32は、1つの光源制御信号Vrefに従って、各プロセス線速に対応した動作をする。
以上のように、上記実施の形態1によれば、光源駆動回路41は、レーザー光を出射する光源21を駆動する。ポリゴンモーター31は、そのレーザー光を走査するポリゴンミラーを回転させる。制御回路32は、速度基準電圧Vpに応じた回転速度でポリゴンモーター31を駆動する。メインコントローラー42は、プロセス線速に応じた光源制御信号Vrefを光源駆動回路41に供給して光源駆動回路41を制御する。そして、設定回路43は、その光源制御信号Vrefに応じた速度基準電圧Vpを設定する。
これにより、光源21のレーザー光を調節するための光源制御信号Vrefを利用してポリゴンモーター31の回転速度を調節するため、光源制御信号Vrefとは別に、ポリゴンモーター31の回転速度を調節するためにポートを使用する必要がなく、内部装置の制御に必要なポート数が少なくて済む。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係るモノクロ画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。
実施の形態2では、図6に示すように、メインコントローラーは、複数のポートを備え、光源制御信号としてそれらのポートのうち、プロセス線速の種別の数(ここでは、全速および半速の2種類)と同数のポート42a,42bを介してその種別の数と同数の信号を光源駆動回路41へ出力する。光源駆動回路41は、それらの信号に従って光源21のレーザー光のパワーを調節する。また、設定回路43は、その種別の数と同数の信号Vref1,Vref2のうちに少なくとも1つ(ここでは、2つ)のレベルに応じた速度基準電圧Vpのレベルを設定する。
なお、実施の形態2に係るモノクロ画像形成装置のその他の構成および動作については実施の形態1と同様であるので、その説明を省略する。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
本発明は、例えば、モノクロ画像形成装置に適用可能である。
21 光源
23 ポリゴンミラー
31 ポリゴンモーター
32 制御回路
41 光源駆動回路
42 メインコントローラー
42a,42b ポート
43 設定回路
23 ポリゴンミラー
31 ポリゴンモーター
32 制御回路
41 光源駆動回路
42 メインコントローラー
42a,42b ポート
43 設定回路
Claims (4)
- レーザー光を出射する光源と、
前記光源を駆動する光源駆動回路と、
前記レーザー光を走査するポリゴンミラーと、
前記ポリゴンミラーを回転させるポリゴンモーターと、
速度基準電圧に応じた回転速度で前記ポリゴンモーターを駆動する制御回路と、
プロセス線速に応じた光源制御信号を前記光源駆動回路に供給して前記光源駆動回路を制御するメインコントローラーと、
前記光源制御信号に応じた前記速度基準電圧を設定する設定回路と、
を備えることを特徴とするモノクロ画像形成装置。 - 前記メインコントローラーは、1または複数のポートを備え、前記光源制御信号として前記ポートのうちの1つを介して1つの信号を前記光源駆動回路へ出力し、
前記設定回路は、前記1つの信号のレベルに応じた前記速度基準電圧のレベルを設定すること、
を特徴とする請求項1記載のモノクロ画像形成装置。 - 前記メインコントローラーは、複数のポートを備え、前記光源制御信号として前記ポートのうち、前記プロセス線速の種別の数と同数のポートを介して前記種別の数と同数の信号を前記光源駆動回路へ出力し、
前記設定回路は、前記種別の数と同数の信号のうちに少なくとも1つのレベルに応じた前記速度基準電圧のレベルを設定すること、
を特徴とする請求項1記載のモノクロ画像形成装置。 - 前記制御回路は、所定周波数の三角波と前記速度基準電圧とを比較して、前記速度基準電圧に応じたデューティの駆動信号を生成し、前記駆動信号で前記ポリゴンモーターを駆動することを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載のモノクロ画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017069116A JP6592831B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | モノクロ画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017069116A JP6592831B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | モノクロ画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018167563A JP2018167563A (ja) | 2018-11-01 |
JP6592831B2 true JP6592831B2 (ja) | 2019-10-23 |
Family
ID=64019835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017069116A Expired - Fee Related JP6592831B2 (ja) | 2017-03-30 | 2017-03-30 | モノクロ画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6592831B2 (ja) |
-
2017
- 2017-03-30 JP JP2017069116A patent/JP6592831B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018167563A (ja) | 2018-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10481518B2 (en) | Image forming apparatus which changes time period for masking detection of period of rotation synchronous signal | |
JP2018010167A5 (ja) | ||
JP6726046B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4633508B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6592831B2 (ja) | モノクロ画像形成装置 | |
JP4417299B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5865280B2 (ja) | レーザー光制御装置及び画像形成装置 | |
JP2018066849A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5380204B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN108693640B (zh) | 图像形成装置和异常检测方法 | |
JP2004249591A (ja) | 露光装置及びそのレーザーパワー補正方法 | |
JP6281331B2 (ja) | 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み方法 | |
JP5885713B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6650121B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004317843A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6573383B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6256318B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6350496B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4730354B2 (ja) | 画像形成装置及びプログラム | |
JP5676994B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2019168566A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2015108772A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020013038A (ja) | 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置 | |
JP2019120745A (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2018125909A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190822 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190904 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6592831 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |