JP6588773B2 - 微細機械装置およびその製造方法 - Google Patents

微細機械装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6588773B2
JP6588773B2 JP2015171860A JP2015171860A JP6588773B2 JP 6588773 B2 JP6588773 B2 JP 6588773B2 JP 2015171860 A JP2015171860 A JP 2015171860A JP 2015171860 A JP2015171860 A JP 2015171860A JP 6588773 B2 JP6588773 B2 JP 6588773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
convex portion
substrate
movable
convex
positive resist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015171860A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017047497A (ja
Inventor
将 添田
将 添田
卓也 石原
卓也 石原
正志 関根
正志 関根
偉伸 栃木
偉伸 栃木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2015171860A priority Critical patent/JP6588773B2/ja
Priority to TW105122192A priority patent/TWI642617B/zh
Priority to KR1020160103682A priority patent/KR101876047B1/ko
Priority to CN201610707721.5A priority patent/CN106477515B/zh
Publication of JP2017047497A publication Critical patent/JP2017047497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6588773B2 publication Critical patent/JP6588773B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C1/00Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate
    • B81C1/00912Treatments or methods for avoiding stiction of flexible or moving parts of MEMS
    • B81C1/0096For avoiding stiction when the device is in use, i.e. after manufacture has been completed
    • B81C1/00968Methods for breaking the stiction bond
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C1/00Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate
    • B81C1/00015Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate for manufacturing microsystems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B3/00Devices comprising flexible or deformable elements, e.g. comprising elastic tongues or membranes
    • B81B3/0002Arrangements for avoiding sticking of the flexible or moving parts
    • B81B3/0008Structures for avoiding electrostatic attraction, e.g. avoiding charge accumulation
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B3/00Devices comprising flexible or deformable elements, e.g. comprising elastic tongues or membranes
    • B81B3/0002Arrangements for avoiding sticking of the flexible or moving parts
    • B81B3/001Structures having a reduced contact area, e.g. with bumps or with a textured surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B7/00Microstructural systems; Auxiliary parts of microstructural devices or systems
    • B81B7/02Microstructural systems; Auxiliary parts of microstructural devices or systems containing distinct electrical or optical devices of particular relevance for their function, e.g. microelectro-mechanical systems [MEMS]
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C1/00Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate
    • B81C1/00349Creating layers of material on a substrate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C1/00Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate
    • B81C1/00436Shaping materials, i.e. techniques for structuring the substrate or the layers on the substrate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B2201/00Specific applications of microelectromechanical systems
    • B81B2201/02Sensors
    • B81B2201/0228Inertial sensors
    • B81B2201/0235Accelerometers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B2201/00Specific applications of microelectromechanical systems
    • B81B2201/02Sensors
    • B81B2201/0264Pressure sensors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)

Description

この発明は、微細な可動部を備える微細機械装置およびその製造方法に関するものである。
近年、スイッチやセンサにおいて機械的な動作で機能を発揮する微細機械装置を用いるMEMS(Micro Electro Mechanical System)が重要視されている。MEMSは、既に圧力センサや加速度センサとして使用され、LSIとともに重要な部品となってきている。MEMSは、薄膜形成技術,フォトリソグラフィー技術,および各種のエッチング技術を用いた微細加工により、微細な可動構造体を備える立体的な構造を有している。
例えば、静電容量式の圧力センサでは、図8Aに示すように、圧力によって変位する微細なダイアフラム(可動部)401を、基板402の上に離間して支持部403で支持して配置している。基板402とダイアフラム401との間には空隙404が存在し、空隙404に面した箇所のそれぞれに電極(不図示)を対向して配置し、容量を形成する。
被測定媒体の圧力は、図8Bに示すように、ダイアフラム401の容量を形成する面とは反対側の面に印加され、この圧力印加でダイアフラム401が変形する。この変化に対応して上記電極間の距離が変化し、この変化に対応して電極間の容量が変化してセンサ出力となる。空隙404が真空ならば、この圧力センサは絶対圧を計測することができる。
このような微細機械装置では、変形した可動部の一部が基板に接合し、弾性力による反発では可動部が元に戻らなくなる場合がある(特許文献1,2,3,4,5,6参照)。この現象はスティッキングや固着などと呼ばれ、微細機械装置において問題となっている。
例えば、静電容量式の隔膜真空計のように大気圧より小さな圧力を計測する圧力センサは、搬送・取り付け時やメンテナンス時に大気に曝されるため、計測範囲以上の過大な圧力が印加される状況が頻繁に発生する。このように過大な圧力が印加されると、受圧したダイアフラム401は、図8Cに示すように、実使用範囲を超えて大きく撓み、ダイアフラム401の一部が、基板402に接触(着底)してしまう。
ダイアフラム401の厚みおよび変形領域の大きさ、また、ダイアフラム401の材料などの設計パラメータによって、上述した着底の状態は異なるが、多くの場合、着底によりスティッキングが発生する。スティッキングが発生すると、圧力を除去してもダイアフラム401が復帰せず、あたかも圧力が印加されているかのような出力を出してしまい、測定のエラーを招くことになる。特に、隔膜真空計の場合、基板と可動部との間が真空状態に維持されるので、よりスティッキングが発生し易い傾向にある。
また、ダイアフラムの着底時には上述したスティッキング現象以外にも下記のような計測電圧に起因するプルイン現象も発生することが知られている。一般に静電容量式の圧力センサのようにある距離をおいて平行に対向する2枚の電極間に電圧が掛かると距離の二乗に反比例する引力(電圧起因の引力)が発生する。この為、圧力が印加されたときにより変形したダイアフラムが基板に極めて近い距離まで近づくと、ダイアフラムと基板との間の距離が極端に狭くなるので、電圧起因の引力が大きくなり、強く引きつけられて着底する(プルイン)。
ここで、着底した途端に電極間は短絡するので電圧起因の引力は働かなくなり、ダイアフラムが基板より離脱する。ところが、離脱した直後は再び電圧起因の引力が加わるために強く引きつけられて、再び着底する。電極間の距離が極めて小さい場合には、このような着底と離脱とが繰り返されるものとなる。
静電容量式の圧力センサの場合、容量を計測する為に電圧を印加する必要があり、これに伴う電圧起因の引力の影響を受けてプルイン現象が起き、結果として上述した着底と離脱とが繰り返され、センサの出力はダイアフラムが受けた圧力とは無関係に不安定となってしまう。このプルイン現象は、小型で電極間の距離が小さく、さらに基材や電極上の接触部表面がなめらかなMEMSセンサで顕著に起きる。
特表平10−512675号公報 特開平11−340477号公報 特開2000−040830号公報 特開2000−196106号公報 特開2002−299640号公報 特開2007−078439号公報
従来の微細機械装置では、上述したような電圧に起因するプルイン現象とスティッキング現象を防止するために、可動部もしくは基板の少なくとも一方の向かい合う面に、突起などの微細な構造を形成して接触面積を減らして接触力を抑制するようにしている。具体的には、よく知られた半導体装置の製造技術を用い、微細機械装置を構成しているシリコンなどの半導体や石英などの基材に、微小な突起を形成している。例えば、公知のリソグラフィー技術およびエッチング技術によるパターニングで、半導体や石英などの基材に数μm程度の大きさの突起を形成するようにしている。なお、本明細書でいう基材とは、基板および可動部を総称する部材のことを言う。
しかしながら、隔膜真空計では、使用する環境に対応させて耐酸性や耐熱性を持たせるために、サファイアなどの結晶材料やアルミナセラミックスなどの材料が用いられる。このような高い絶縁性を有する材料では、シリコンやガラスなどの場合と比較してスティッキングがより発生しやすい。
すなわち、初期には帯電していない絶縁抵抗の大きな基板および可動部が繰り返し接触することにより、接触帯電が起きて表面に静電気が発生する。これらの静電気は基材の絶縁抵抗が大きく、且つ接触する雰囲気も真空中で逃げ場がないために接触を繰り返す度に蓄積され、基板と可動部との間に静電引力を発生させてスティッキングを生じると考えられる。
特に、ダイアフラムが薄い構造になると、数μm程度の大きさの突起では有効な対策とはならない。このような接触帯電の発生を抑えるためには、接触する面積自体をさらに減らすことが有効な対策である。このため、例えばサブμm以下のサイズの微小凹凸を形成することが考えられるが、サファイアやアルミナセラミックスなどの材料は、高い機械的強度や高い耐食性,耐薬品性を有している反面、シリコンやガラスなどの材料よりも加工がしにくく、サブμm以下のサイズの微細加工は極めて困難である。
なお、表面を安定化させる表面被膜によりスティッキングを防止する技術もあるが、この場合、表面被覆に有機材料が使われることが多く、高温環境で用いられる場合や、ダイアフラムと基板との間の空間を真空にする構成では使用できない。
また、サブμm以下の凹凸構造を形成する従来技術は、一般的に2通り考えられる。
1つはサンドブラスト等の表面を機械的に荒らす手法であるが、粗さをコントロールすることが難しい上に基材の破壊起点を形成することになり、可動部を備える圧力センサに採用するにはリスクが大きい。
もう1つは半導体製造プロセスで用いられているステッパや電子線描画露光装置を利用する方法である。しかし、真空計の使用用途や条件によっては、例えば可動部の厚みが厚く計測する圧力のレンジが高いセンサなどのように数nm〜数100nmの凹凸は不要なものもあることを考慮すると、工程や装置について凹凸が不要なものと共通化できる割合が低下し、製造コストや生産管理という点で不利になる。
また、ステッパや電子線描画露光装置を利用して、局所的に数nm〜数100nmの凹凸をサファイアやアルミナセラミックスなどの基材に形成したとしても、電圧に起因する引力を抑制することは困難である。すなわち、数nm〜数100nmの表面粗さでは、高さも高々数nm〜数100nm程度にしかならず、プルイン現象を防ぐことができない。
このようなことから、特に、サファイアやアルミナセラミックスなどのような高い絶縁性の基材を用いた微細機械装置では、有効なスティッキング防止策を取りづらい状況にあった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、高い絶縁性の基材を用いた微細機械装置において有効なスティッキング防止策を得ることを目的とする。
本発明に係る微細機械装置の製造方法は、基板の上に支持部によって支持されて可動領域で基板と離間して配置され、可動領域で基板の方向に変位可能とされた可動部を備える微細機械装置の製造方法であって、可動領域で向かい合う基板および可動部の少なくとも一方の面に、基板または可動部の他方の面に向かい合う平坦な上面を備える第1凸部を形成する第1工程と、第1凸部の周囲に隣接してこの第1凸部の上面よりも低い平坦な上面を備える第2凸部を形成する第2工程とを備え、第2工程は、ポジ型のレジストを使用しての近接露光マスクによるフォトリソグラフィおよびエッチングを実施して第2凸部を形成し、この第2凸部を形成する際の露光時に回折光が干渉し強め合う領域をポジ型のレジスト内に発生させることによって第1凸部の上面および第2凸部の上面に凹部を形成することを特徴とする。
また、本発明に係る微細機械装置は、基板の上に支持部によって支持されて可動領域で基板と離間して配置され、可動領域で基板の方向に変位可能とされた可動部と、可動領域で向かい合う基板および可動部の少なくとも一方の面に形成され、基板または可動部の他方の面に向かい合う平坦な上面を備える第1凸部と、第1凸部の周囲に隣接して形成され、この第1凸部の上面よりも低い平坦な上面を備える第2凸部とを備え、第2凸部は、ポジ型のレジストを使用しての近接露光マスクによるフォトリソグラフィおよびエッチングを実施して形成され、第1凸部の上面および第2凸部の上面は、第2凸部を形成する際の露光時に回折光が干渉し強め合う領域をポジ型のレジスト内に発生させることによって形成された凹部を備えることを特徴とする。
本発明では、可動領域で向かい合う基板および可動部の少なくとも一方の面に、基板または可動部の他方の面に向かい合う平坦な上面を備える第1凸部を形成する。例えば、基板側の面を一方の面、可動部側の面を他方の面として、一方の面(基板側の面)に他方の面(可動部側の面)に向かい合う平坦な面を備える第1凸部を形成する。そして、この第1凸部の周囲に隣接して、第1凸部の上面よりも低い平坦な上面を備える第2凸部を形成する。この第2凸部は、ポジ型のレジストを使用しての近接露光マスクによるフォトリソグラフィおよびエッチングを実施して形成する。本発明では、この第2凸部を形成する際の露光時に、回折光が干渉し強め合う領域をポジ型のレジスト内に意図的に発生させて、第1凸部の上面および第2凸部の上面に凹部を形成する。例えば、第1凸部の上面に凹部を1つ、第2凸部の上面に凹部を複数形成する。
本発明では、第2凸部を形成する際の露光時に回折光が干渉し強め合う領域をポジ型のレジスト内に発生させることにより、突起(第1凸部および第2凸部)の上面に局所的に微小な凹部を形成することが可能である。例えば、数μm程度の大きさの突起の上面にサブμm以下のサイズの凹部を形成することが可能である。この結果、接触面積が低減し、静電引力だけでなく、分子間力などの他の引力に対しても、スティッキングの確率や程度を減らすことが可能となる。また、突起の上面に形成される凹部の角部は丸みを帯びた形となり、破壊起点をなくすことが可能となる。また、数μm程度の大きさの突起の上面に数nm〜数100nmの微細な凹凸を破壊起点なしに形成することも可能であり、スティッキング現象と合わせて、プルイン現象を防ぐことも可能となる。さらに、ステッパや電子線描画露光装置を利用する場合に比べると、工程や装置について凹凸が不要なものと共通化できる割合が高くなるので、製造コストや生産管理という点で優位になる。
本発明によれば、第1凸部の周囲に隣接してこの第1凸部の上面よりも低い平坦な上面を備える第2凸部を形成する際の露光時に、回折光が干渉し強め合う領域をポジ型のレジスト内に発生させることによって、第1凸部の上面および第2凸部の上面に凹部を形成するようにしたので、高い絶縁性の基材を用いた微細機械装置において有効なスティッキング防止策を得ることが可能となる。
図1Aは、本発明の実施の形態における微細機械装置の構成例を示す断面図である。 図1Bは、本発明の実施の形態における微細機械装置の一部構成例を示す断面図である。 図2は、この微細機械装置における基板側の面に形成された突起の平面図である。 図3Aは、本発明の実施の形態における微細機械装置の製造方法を説明するための途中工程(第1工程)の状態を示す断面図である。 図3Bは、本発明の実施の形態における微細機械装置の製造方法を説明するための途中工程(第1工程)の状態を示す断面図である。 図3Cは、本発明の実施の形態における微細機械装置の製造方法を説明するための途中工程(第1工程)の状態を示す断面図である。 図3Dは、本発明の実施の形態における微細機械装置の製造方法を説明するための途中工程(第1工程)の状態を示す断面図である。 図4Aは、本発明の実施の形態における微細機械装置の製造方法を説明するための途中工程(第2工程)の状態を示す断面図である。 図4Bは、本発明の実施の形態における微細機械装置の製造方法を説明するための途中工程(第2工程)の状態を示す断面図である。 図4Cは、本発明の実施の形態における微細機械装置の製造方法を説明するための途中工程(第2工程)の状態を示す断面図である。 図4Dは、本発明の実施の形態における微細機械装置の製造方法を説明するための途中工程(第2工程)の状態を示す断面図である。 図5は、第2工程で形成した突起の上面を斜光照明を使用して電子顕微鏡で観察した結果を示す写真である。 図6は、本発明の実施の形態における微細機械装置の他の構成例を示す断面図である。 図7は、本発明の実施の形態における微細機械装置の他の構成例を示す断面図である。 図8Aは、圧力センサの一部構成を示す断面斜視図である。 図8Bは、圧力センサの一部構成を示す断面斜視図である。 図8Cは、圧力センサの一部構成を示す断面斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1Aは、本発明の実施の形態における微細機械装置の構成例を示す断面図である。また、図1Bは、本発明の実施の形態における微細機械装置の一部構成例を示す断面図である。図1Bは、図1Aの一部を拡大して示している。
この微細機械装置100(100A)は、基板101の上に支持部102によって支持されて可動領域121で基板101と離間して配置され、可動領域121で基板101の方向に変位可能とされた可動部103を備える。可動部103は、支持部102に固定されている。
この微細機械装置100Aは、例えば、可動部103がダイアフラムである圧力センサである。例えば、基板101および可動部103は、サファイアから構成され、図示していないが、可動部103および基板101の間の空隙104における向かい合う面の各々には、電極が形成されている。
この微細機械装置100Aでは、受圧した可動部103が基板101の方向に変位することにより、各々の電極の間隔が変化し、容量が変化する。この容量変化により可動部103が受圧した圧力を測定する。電極形成領域が真空とされていれば、絶対圧力が測定可能な圧力センサとして用いることができる。
この微細機械装置100Aにおいて、可動領域121で向かい合う基板101側の面101aには、複数の突起105が形成されている。この突起105は、平面視円形とされた小径部105−1と大径部105−2とからなる段差構造の突起であり、小径部105−1の周囲に隣接して小径部105−1の上面105aよりも低い平坦な上面105bを備える大径部105−2が形成されている。
この例において、小径部105−1の直径φ1は3μm程度、大径部105−2の直径φ2は9μm程度、隣り合う突起105の間隔Lは0.5mm程度とされている。また、小径部105−1と大径部105−2との高さの差(段差)hは0.2μm程度とされている。
この突起105において、小径部105−1が本発明でいう第1凸部に相当し、大径部105−2が第2凸部に相当する。以下、小径部105−1を第1凸部と呼び、大径部105−2を第2凸部と呼ぶ。この突起105は、近接露光マスクによるフォトリソグラフィおよびエッチングを実施して形成されている。この突起105の形成過程については後述する。
図2に突起105の平面図を示す。本実施の形態において、第1凸部105−1の上面105aおよび第2凸部105−2の上面105bには、凹部106が形成されている。この例では、第1凸部105−1の上面105aの中央に凹部106が1つ、第2凸部105−2の上面105bに凹部106が複数形成されている。また、これらの凹部106の平面視の径および深さはサブμm以下とされており、第1凸部105−1の上面105aに形成されている凹部106の径は第2凸部105−2の上面105bに形成されている凹部106の径よりも若干大きい。
以下、この微細機械装置100Aの製造方法について、図3A〜図3Dおよび図4A〜図4Dを用いて説明する。図3A〜図3Dおよび図4A〜図4Dは、この微細機械装置100Aの製造方法を説明するための途中工程の状態を示す断面図である。
〔第1工程:第1凸部の形成〕
先ず、図3A〜図3Dに示すように、基板101に対して1回目の近接露光マスクによるフォトリソグラフィおよびエッチングを実施して、基板101の面101aに平坦な上面105aを備える第1凸部105−1を形成する。
なお、図3Aにおいて、1はガラス、2はガラス1の下面に形成された円形のクロムマスク(近接露光マスク)、3は基板101の面101aに感光層として形成されたポジ型のレジストである。
この第1凸部105−1の形成過程について具体的に説明する。まず、基板101の面101aに感光層としてポジ型のレジスト3を形成する(図3A)。
次に、ポジ型のレジスト3の上面にクロムマスク2の下面を近接させた状態とし、ガラス1の上方から光(紫外線)を照射し、ポジ型のレジスト3に対する露光を行う(図3B)。
すると、ポジ型のレジスト3には、光の照射を受けた露光部分3−1と、クロムマスク2の影になって光の照射を受けなかった非露光部分3−2とが形成される。この後、現像すると、非露光部分3−2が残る(図3C)。
次に、気相あるいは液相でエッチングを実施することにより、非露光部分3−2で覆われていない基板101の面101aを削る。その後、非露光部分3−2を除去することによって、基板101の面101aに平坦な上面105aを備える第1凸部105−1を得る(図3D)。
〔第2工程:第2凸部の形成〕
次に、図4A〜図4Dに示すように、基板101に対して2回目の近接露光マスクによるフォトリソグラフィおよびエッチングを実施して、基板101の面101aに形成されている第1凸部105−1の周囲に隣接して、この第1凸部105−1の上面105aよりも低い平坦な上面105bを備える第2凸部105−2を形成する。
なお、図4Aにおいて、10はガラス、20はガラス10の下面に形成されたクロムマスク(近接露光マスク)、30は第1凸部105−1を含む基板101の面101aに感光層として形成されたポジ型のレジストである。この例において、クロムマスク20の径は、第1凸部105−1の径φ1よりも大きく、第1凸部105−1の周囲に隣接して形成する第2凸部105−2の径φ2に合わせた径とされている。また、ポジ型のレジスト30の厚みdは1μm程度とされている。
この第2凸部105−2の形成過程について具体的に説明する。まず、第1凸部105−1が形成されている基板101の面101aに感光層としてポジ型のレジスト30を形成する(図4A)。
次に、ポジ型のレジスト30の上面にクロムマスク20の下面を近接させた状態とし、マスク板2の上方から光(紫外線)を照射し、ポジ型のレジスト30に対する露光を行う(図4B)。この例では、クロムマスク2の下面をポジ型のレジスト30の上面から数〜10数μm程度離して、露光を行う。
すると、ポジ型のレジスト30には、光の照射を受けた露光部分30−1と、クロムマスク20の影になって光の照射を受けなかった非露光部分30−2とが形成されるが、この露光時に、第1凸部105−1の壁面(第1凸部105−1を構成する面)、レジスト30、クロムマスク20、基板101の界面などで光の回折が発生し、非露光部分30−2内に回折光が干渉し強め合う領域が発生する。図4Bでは、この回折光が干渉し強め合う領域を点線で囲み干渉領域SAとして示している。
本実施の形態のように、第1凸部105−1およびクロムマスク20の輪郭が円形の場合、このクロムマスク20の輪郭で囲まれた領域に斑点状に干渉領域SAが発生する。これにより、特にアライメントを必要とせず自動的に、サブμm以下のサイズでレジスト厚が薄いあるいは干渉により影響を受けた領域が、ダメージ領域として非露光部分30−2に斑点状に発生する。この後、現像すると、非露光部分30−2が残る(図4C)。なお、図4Cでは、非露光部分30−2に発生するダメージ領域をSBとして示している。
次に、気相あるいは液相でエッチングを実施することにより、非露光部分3−2で覆われていない基板101の面101aを削る。この際、非露光部分30−2に発生しているダメージ領域SB内では中心からレジストが決壊し、レジスト除去後に微小な窪みが形成される。この窪みが、図4Dを用いて後で説明する凹部106となる。
その後、非露光部分30−2を除去することによって、第1凸部105−1の周囲に隣接した位置に、第1凸部105−1の上面105aよりも低い平坦な上面105bを備える第2凸部105−2を得る(図4D)。すなわち、第1の凸部105−1と第2の凸部105−2とからなる段差構造の突起105を得る。
この突起105において、第1凸部105−1の上面105aおよび第2凸部105−2の上面105bには、先のエッチングに際する非露光部分30−2におけるダメージ領域SB内のレジストの決壊により、微小な凹部106が形成されている。この例では、平面視の径および深さがサブμm以下の凹部106が、第1凸部105−1の上面105aの中央に1つ、第2凸部105−2の上面105bに複数形成される。この凹部106は、角部がシャープではなく、丸みを帯びた形となる。
図5にこの突起105における凹部106の形成例を示す。図5は、突起105の上面を斜光照明を使用して光学顕微鏡で観察した結果を示す写真である。この写真からも、突起105の上面に、その中央に凹部が1つ、この中央の凹部を囲むように複数の凹部が形成されていることが分かる。この凹部は突起105の上面に周期的に斑点状に形成される。
なお、図5に示した凹部106の形成例において、レジスト材料および露光条件は例えば下記のような条件とした。
レジスト材料:ポジレジスト、OFPR-800LB(東京応化工業(株))、膜厚1〜3μm。
露光条件:高圧水銀ランプ(主波長 約365〜436nm)使用。
露光モード:ハードコンタクトおよびソフトコンタクト。
露光量:30〜80mJ/cm^2
また、エッチング条件は、ドライエッチングとし、例えば下記のような条件とした。
エッチングガス:BCL3あるいはCL2。
ガス流量:10sccm
電力:アンテナ75W、バイアス5W。
このようにして、本実施の形態によれば、第1凸部105−1の周囲に隣接してこの第1凸部105−1の上面よりも低い平坦な上面105bを備える第2凸部105−2を形成する際の露光時に、回折光が干渉し強め合う領域を干渉領域SAとしてポジ型のレジスト30内に発生させることにより、数μm程度の大きさの突起105(第1凸部105−1および第2凸部105−2)の上面に局所的にサブμm以下のサイズの凹部106を形成することができる。
この結果、接触面積が低減し、静電引力だけでなく、分子間力などの他の引力に対しても、スティッキングの確率や程度を減らすことができるようになる。また、突起105の上面に形成される凹部106の角部は丸みを帯びた形となり、破壊起点をなくすことが可能となる。また、数μm程度の大きさの突起105の上面に数nm〜数100nmの微細な凹凸を破壊起点なしに形成することも可能であり、スティッキング現象と合わせて、プルイン現象も防ぐことが可能となる。さらに、ステッパや電子線描画露光装置を利用する場合に比べると、工程や装置について凹凸が不要なものと共通化できる割合が高くなるので、製造コストや生産管理という点で優位になる。
なお、上述した実施の形態では、可動領域121で向かい合う基板101側の面101aに微小な凹部106を備える第1凸部105−1と第2凸部105−2とからなる段差構造の突起105を形成するようにしたが、図6に示す微細機械装置100(100B)のように、可動領域121で向かい合う可動部103側の面103aに同様の突起105を形成するようにしてもよい。また、図7に示す微細機械装置100(100C)のように、可動領域121で向かい合う基板101側の面101aと可動部103側の面103aの両方に同様の突起105を形成するようにしてもよい。
また、上述した実施の形態では、突起105を数μm程度の大きさとしたが、数10μm程度(1〜数10μm)としてもよい。また、凹部106のサイズもサブμm以下としたが、突起105の大きさ以下であればよく、サブμmよりも大きくしてもよく、例えば数μm以下のサイズとしてもよい。なお、実際の凹部106の平面視サイズは、サブ〜3μm程度となる。
また、上述した実施の形態では、第1凸部105−1の周囲に隣接して、この第1凸部105−1の上面よりも低い平坦な上面105bを備える第2凸部105−2を形成するようにしたが、第2凸部105−2と同様にして、第2凸部105−2と同様の凸部を第2凸部105−2の下段にさらに設けるようにしてもよい。
すなわち、本発明において、凸部は第1凸部と第2凸部とだけに限られるものではなく、3段以上の多段(例えば、第1凸部も含めて合計4〜5段)としてもよい。また、本発明において、凸部を3段以上の多段とする場合、少なくとも第1凸部と第2凸部には凹部を形成するようにするが、他の凸部には必ずしも凹部を形成するようにしなくてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、第1凸部105−1の周囲に隣接してこの第1凸部105−1の上面よりも低い平坦な上面105bを備える第2凸部105−2を形成する際の露光時に、回折光が干渉し強め合う領域を干渉領域SAとしてポジ型のレジスト30内に発生させることによって、第1凸部105−1の上面105aおよび第2凸部105−2の上面105bに微小な凹部106を形成するようにしているので、サファイアやアルミナセラミックスなどのような高い絶縁性の基材を用いた微細機械装置100において有効なスティッキング防止策を得ることが可能となる。
例えば、微細なダイアフラムを用いた静電容量式の隔膜真空計は、製造装置に実装され、更に、この製造装置が生産現場に設置されて稼働状態となる。製造装置に実装される段階、装置のメンテナンス中などは、上記真空計が大気に曝されることになり、真空計の使用から見れば、異常な高圧下に配置されることになり、スティッキングが発生しやすい状態となる。例えば、メンテナンス中にスティッキングが発生し、これが復帰しなければ、真空計により正常な測定が実施できず、製造プロセスに悪影響が生じる。これに対し、本発明によれば、スティッキングが発生しにくくなり、また、スティッキングから復帰しやすい状態となるので、上述したような問題発生が抑制できるようになる。また、計測動作中、プルイン現象が生じることも防がれる。
〔実施の形態の拡張〕
以上、実施の形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明の技術思想の範囲内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
10…ガラス、20…クロムマスク、30…ポジ型のレジスト、30−1…露光部分、30−2…非露光部分、100(100A、100B、100C)…微細機械装置、101…基板、101a…面(基板側の面)、102…支持部、103…可動部、103a…面(可動部側の面)、104…空隙、105…突起、105−1…小径部(第1凸部)、105−2…大径部(第2凸部)、105a…上面(第1凸部の上面)、105b…上面(第2凸部の上面)、106…凹部、121…可動領域、SA…干渉領域、SB…ダメージ領域。

Claims (3)

  1. 基板の上に支持部によって支持されて可動領域で前記基板と離間して配置され、前記可動領域で前記基板の方向に変位可能とされた可動部を備える微細機械装置の製造方法であって、
    前記可動領域で向かい合う前記基板および前記可動部の少なくとも一方の面に、前記基板または前記可動部の他方の面に向かい合う平坦な上面を備える第1凸部を形成する第1工程と、
    前記第1凸部の周囲に隣接して前記第1凸部の上面よりも低い平坦な上面を備える第2凸部を形成する第2工程とを備え、
    前記第2工程は、
    ポジ型のレジストを使用しての近接露光マスクによるフォトリソグラフィおよびエッチングを実施して前記第2凸部を形成し、前記第2凸部を形成する際の露光時に回折光が干渉し強め合う領域を前記ポジ型のレジスト内に発生させることによって前記第1凸部の上面および前記第2凸部の上面に凹部を形成する
    ことを特徴とする微細機械装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載された微細機械装置の製造方法において、
    前記第1凸部の上面に前記凹部を1つ、
    前記第2凸部の上面に前記凹部を複数形成する
    ことを特徴とする微細機械装置の製造方法。
  3. 基板の上に支持部によって支持されて可動領域で前記基板と離間して配置され、前記可動領域で前記基板の方向に変位可能とされた可動部と、
    前記可動領域で向かい合う前記基板および前記可動部の少なくとも一方の面に形成され、前記基板または前記可動部の他方の面に向かい合う平坦な上面を備える第1凸部と、
    前記第1凸部の周囲に隣接して形成され、前記第1凸部の上面よりも低い平坦な上面を備える第2凸部とを備え、
    前記第2凸部は、
    ポジ型のレジストを使用しての近接露光マスクによるフォトリソグラフィおよびエッチングを実施して形成され、
    前記第1凸部の上面および前記第2凸部の上面は、
    前記第2凸部を形成する際の露光時に回折光が干渉し強め合う領域を前記ポジ型のレジスト内に発生させることによって形成された凹部を備え
    前記第1凸部の上面に、1つの第1の凹部が形成され、
    前記第2凸部の上面に、前記第1の凹部を囲むように、6つの第2の凹部が周期的に形成されている
    ことを特徴とする微細機械装置。
JP2015171860A 2015-09-01 2015-09-01 微細機械装置およびその製造方法 Active JP6588773B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015171860A JP6588773B2 (ja) 2015-09-01 2015-09-01 微細機械装置およびその製造方法
TW105122192A TWI642617B (zh) 2015-09-01 2016-07-14 微機械裝置及其製造方法
KR1020160103682A KR101876047B1 (ko) 2015-09-01 2016-08-16 미세 기계 장치 및 그 제조 방법
CN201610707721.5A CN106477515B (zh) 2015-09-01 2016-08-23 微细机械装置及其制造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015171860A JP6588773B2 (ja) 2015-09-01 2015-09-01 微細機械装置およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017047497A JP2017047497A (ja) 2017-03-09
JP6588773B2 true JP6588773B2 (ja) 2019-10-09

Family

ID=58273322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015171860A Active JP6588773B2 (ja) 2015-09-01 2015-09-01 微細機械装置およびその製造方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP6588773B2 (ja)
KR (1) KR101876047B1 (ja)
CN (1) CN106477515B (ja)
TW (1) TWI642617B (ja)

Family Cites Families (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5311360A (en) * 1992-04-28 1994-05-10 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford, Junior University Method and apparatus for modulating a light beam
WO1996023230A1 (de) 1995-01-24 1996-08-01 Siemens Aktiengesellschaft Mikromechanisches bauelement
JPH11340477A (ja) 1998-05-26 1999-12-10 Texas Instr Japan Ltd マイクロマシニングにおける電極のスティッキング防止方法
JP4193232B2 (ja) 1998-07-22 2008-12-10 株式会社デンソー 力学量センサ
JP3527117B2 (ja) 1998-12-24 2004-05-17 富士電機デバイステクノロジー株式会社 半導体力学量センサの製造方法およびその製造装置
JP2001092147A (ja) * 1999-09-20 2001-04-06 Ricoh Co Ltd レジストパターン形成方法およびレジストパターン形成装置およびレジストパターンおよびマイクロレンズ
JP4329275B2 (ja) 2001-04-03 2009-09-09 株式会社デンソー 力学量センサ
JP3756769B2 (ja) * 2001-03-08 2006-03-15 株式会社山武 静電容量式圧力センサ、センサ素子およびセンサ素子の製造方法
US6791441B2 (en) * 2002-05-07 2004-09-14 Raytheon Company Micro-electro-mechanical switch, and methods of making and using it
JP2005064324A (ja) * 2003-08-18 2005-03-10 Konica Minolta Holdings Inc 微細形状の加工方法及び光学素子
JP2005233877A (ja) * 2004-02-23 2005-09-02 Alps Electric Co Ltd 圧力センサ
JP2007078439A (ja) 2005-09-13 2007-03-29 Sony Corp 容量検出型センサ素子
JP2007101282A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Alps Electric Co Ltd 静電容量型圧力センサ
US7859740B2 (en) * 2008-07-11 2010-12-28 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Stiction mitigation with integrated mech micro-cantilevers through vertical stress gradient control
JP2010098518A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Rohm Co Ltd Memsセンサの製造方法およびmemsセンサ
JP5048633B2 (ja) * 2008-11-13 2012-10-17 アルプス電気株式会社 Memsセンサの製造方法
WO2011033729A1 (ja) * 2009-09-17 2011-03-24 パナソニック株式会社 Memsスイッチおよびそれを用いた通信装置
WO2011111539A1 (ja) * 2010-03-08 2011-09-15 アルプス電気株式会社 物理量センサ
US20120107992A1 (en) * 2010-10-28 2012-05-03 Freescale Semiconductor, Inc. Method of producing layered wafer structure having anti-stiction bumps
US8836055B2 (en) * 2011-09-30 2014-09-16 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. MEMS structures and methods for forming the same
US9912255B2 (en) * 2012-04-09 2018-03-06 Pioneer Corporation Electrostatic actuator, variable capacitance capacitor, electric switch, and method for driving electrostatic actuator
JP5973792B2 (ja) * 2012-05-31 2016-08-23 新日本無線株式会社 Mems素子の製造方法
JP2014055576A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 半導体装置及びその製造方法
TW201423935A (zh) * 2012-12-07 2014-06-16 Powertech Technology Inc 柱狀凸塊具有十字端面之半導體裝置
US9290380B2 (en) * 2012-12-18 2016-03-22 Freescale Semiconductor, Inc. Reducing MEMS stiction by deposition of nanoclusters
US8921956B2 (en) * 2013-01-25 2014-12-30 Infineon Technologies Ag MEMS device having a back plate with elongated protrusions
KR101489302B1 (ko) * 2013-07-31 2015-02-04 전자부품연구원 압력센서
JP2015211988A (ja) * 2014-05-01 2015-11-26 セイコーエプソン株式会社 Mems構造体、電子機器および移動体

Also Published As

Publication number Publication date
TW201710175A (zh) 2017-03-16
CN106477515A (zh) 2017-03-08
KR20170027280A (ko) 2017-03-09
JP2017047497A (ja) 2017-03-09
KR101876047B1 (ko) 2018-07-06
TWI642617B (zh) 2018-12-01
CN106477515B (zh) 2018-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7494830B2 (en) Method and device for wafer backside alignment overlay accuracy
EP2460762B1 (en) MEMS device having reduced stiction and manufacturing method
JP5634490B2 (ja) サポート、リソグラフィ装置、およびデバイス製造方法
WO2013033032A2 (en) Method and apparatus for release-assisted microcontact printing of mems
US20150076632A9 (en) Method and apparatus for release-assisted microcontact printing of mems
JP2010029976A (ja) 微細構造体形成方法
JP6588773B2 (ja) 微細機械装置およびその製造方法
US20240103035A1 (en) Micromechanical component, in particular, inertial sensor, including a seismic mass, a substrate, and a cap
JP6587870B2 (ja) 微細機械装置およびその製造方法
JP2012076237A (ja) ナノインプリント用モールド及びその製造方法
KR102160678B1 (ko) 실리콘 나노와이어 기반 압저항 감지 방식의 압력센서의 제조 방법
JPH07167725A (ja) 静電容量型圧力センサとその製造方法
CN106477508B (zh) 微细机械装置
JP6511368B2 (ja) 微細機械装置
TWI647795B (zh) 半導體器件及其製造方法
JP2007312373A (ja) 半導体装置の製造方法およびこれを用いた半導体装置
Murarka et al. Printed MEMS membranes on silicon
Krishnan et al. Design and fabrication of a combined MEMS actuator and grating
Jantawong et al. Fabrication of Contour Cavity Using Multi-Exposure Lithography for MEMS Capacitive Microphone
KR20000074405A (ko) 미세 구조물 제조방법
Lim et al. Novel fabrication process of vertical spring for micro mirror
JP2009223227A (ja) ポリマーmemsアクチュエータ、光スイッチ及びポリマーmemsアクチュエータの製造方法
JP2014173955A (ja) 変位検知装置及び変位検知装置の製造方法
JP2005144616A (ja) マイクロ構造体のスティッキング防止方法、マイクロ構造体およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190603

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190910

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190913

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6588773

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250