JP6587124B2 - インプリント装置及びインプリント方法 - Google Patents

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本発明は、インプリント装置及びインプリント方法に関する。
近年、フォトリソグラフィ技術に代わるパターン形成技術として、インプリント方法を用いたパターン形成技術が注目されている。インプリント方法は、例えば微細な凹凸形状が形成されたパターン領域を有するインプリント用モールド(以下、モールドと呼ぶ。)を用い、前記凹凸形状を被成形材料に転写することで微細な凹凸形状を等倍転写するパターン形成技術である。
例えば、被成形材料として光硬化性の樹脂組成物を用いたインプリント方法は、以下のように行われる。まず、転写基板の表面に光硬化性樹脂組成物の液滴を供給する。次に、所望の凹凸形状が形成されたパターン領域を有するモールドと、光硬化性樹脂組成物とを所定の距離まで近接させる又は接触させることにより前記凹凸形状内に光硬化性樹脂組成物を充填する。この状態でモールド側から光を照射して光硬化性樹脂組成物を硬化させることにより樹脂層を形成する。その後、モールドと樹脂層とを引き離すことにより、モールドのパターン領域における凹凸形状が反転した凹凸形状を有するパターン構造体(単にパターンともいう)を形成する。また、その後、このようなパターン構造体をエッチングレジストとして転写基板をエッチング加工する場合もある。
インプリント用のモールドとしては、石英等からなる可撓性を具備しないモールドと、樹脂製フィルム等からなる可撓性を具備するモールドとが、従来から知られている。
可撓性を具備しないモールドを使用するインプリントでは、モールドから引き離された樹脂層における残膜厚みを均一とするために、モールドと転写基板との平行が維持されることが要求される。しかし、このような可撓性を具備しないモールドは、面積が拡大すると、樹脂層との引き離しの際に大きな剥離応力が作用するため、パターンに欠陥を生じさせないような離型が難しくなる。このため、可撓性を具備しないインプリント用のモールドは、極端に大面積化することが困難であり、大型のパターン構造体の形成に関しては不向きといえる。
一方、可撓性を具備するモールドを使用する場合には、ローラーインプリントを行うことができる。このローラーインプリントは、可撓性を有する基材に微細な凹凸形状を含むパターン領域を形成することによりモールドを作製し、このモールドの裏面(凹凸形状が形成されていない面)からローラーでモールドを加圧することにより、例えばエッチングレジスト等の樹脂組成物を含む被転写物に対してモールドを接触させ、接触後に樹脂組成物を硬化させ、その後、樹脂組成物が硬化した樹脂層とモールドとの離型を行う手法である。このようなローラーインプリントを採用する場合、離型の際にモールドと転写基板との平行を必ずしも維持しなくてもよいため、可撓性のないモールドを用いたインプリント方法に比べて大面積化が容易である。
このようなインプリント用モールドを使用したインプリント方法は、近年、種々の製品の製造に採用されることが期待されている。例えば、インプリント方法により製造可能な製品として、ワイヤーグリッド偏光子を挙げることができる。
特開2007−19451号公報 特開2011−183782号公報
ところで、上述のようなローラーインプリント方法においては、被転写物を水平方向に移動させながらローラーによりモールドを押圧してモールドのパターンを被転写物に転写している。この場合、モールドはその両端においてスプリングを介して保持部により保持されている。次に被転写物からモールドを離型する場合は、モールドの両端にスプリングを介して保持された保持部を上昇させることにより、被転写物からモールドを離型している。
しかし、このようなローラーインプリント方法を用いた場合、モールドのパターンを被転写物に転写するために被転写物を水平方向へ移動させている。また被転写物からモールドを離型する場合は、モールドの両端を保持部により持上げており、モールドの転写工程およびモールドの剥離工程の各々に対して被転写物の移動機構およびモールドの持上機構が必要となる。
このためローラーインプリント方法を実施するための駆動機構が複雑化している。またモールドはその両端がスプリングを介して保持部により常時保持されているため、ローラーより下流側でもモールドに張力が加わり、被転写物に転写されるパターンが歪んでしまうこともある。
本発明は、上記このような点を考慮してなされたものであり、簡単な駆動機構を用いてモールドのパターンを転写することができるとともに、モールドを離型することができ、かつ転写中あるいは離型中にモールドに対して過度の張力が加わることによりモールドが変形することのないインプリント装置及びインプリント方法を提供することを目的とする。
本発明は、被転写物が配置されるステージと、前記被転写物上に載置され、パターンを含む可撓性をもつインプリント用モールドと、前記モールドの一端をスプリング部を介して保持するモールド保持部と、前記モールド上に回転自在に設けられ、前記ステージに対して水平方向に相対的に移動させることにより、前記被転写物に対して前記モールドを自由端となる他端側から押圧して前記モールドのパターンを前記被転写物に対して転写するローラー部と、前記被転写物に対してエネルギを照射して前記被転写物を硬化させるエネルギ付与部と、を備えたことを特徴とするインプリント装置である。
本発明は、前記被転写物上に前記モールドを供給するモールドガイドを設けるとともに、前記モールド保持部を前記モールドガイドに設置したことを特徴とするインプリント装置である。
本発明は、前記被転写物は転写基板と、この転写基板上に設けられた光硬化性樹脂からなる転写層とを有し、前記エネルギ付与部は前記転写層を露光する光照射装置を有することを特徴とするインプリント装置である。
本発明は、前記モールドガイドに、前記被転写物の初期位置を規制する規制具を設けたことを特徴とするインプリント装置である。
本発明は、前記スプリング部は定荷重バネを含むことを特徴とするインプリント装置である。
本発明は、前記スプリングは、前記ステージを他方向へローラー部に対して相対的に移動させることにより、前記モールドを前記被転写物から剥離する剥離装置となることを特徴とするインプリント装置である。
本発明は、ステージ上に被転写物を配置する工程と、前記被転写物上にパターンを含む可撓性をもつインプリント用モールドを載置するとともに、前記モールドの一端をスプリング部を介してモールド保持部により保持する工程と、前記モールド上に回転自在に設けられたローラー部を用い、前記ステージを前記ローラー部に対して相対的に一方向へ移動させることにより、前記被転写物に対して前記モールドを自由端となる他端側から押圧して前記モールドのパターンを前記被転写物に対して転写する工程と、前記被転写物に対してエネルギ付与部からエネルギを照射して前記被転写物を硬化させる工程と、を備えたことを特徴とするインプリント方法である。
本発明は、前記ステージを前記ローラー部に対して相対的に他方向へ移動させることにより、前記スプリング部により前記モールドを前記被転写物から剥離することを特徴とするインプリント方法である。
本発明によれば、簡単な駆動機構を用いてインプリント用モールドのパターンを転写することができ、かつ当該モールドを離型することができる。またモールドのパターンの転写中およびモールドの離型中において、モールドに対して過度に張力が加わることはない。
図1は本発明の実施の形態によるインプリント装置を示す概略図である。 図2は本発明の実施の形態によるインプリント方法を示す工程図である。 図3は本発明の実施の形態によるインプリント方法を示す工程図である。 図4は本発明の実施の形態によるインプリント方法を示す工程図である。 図5は本発明の実施の形態によるインプリント方法を示す工程図である。 図6は本発明の実施の形態によるインプリント方法を示す工程図である。 図7は本発明の実施の形態によるインプリント方法を示す工程図である。 図8はモールドガイドを示す平面図である。 図9は本発明の実施の形態に用いられるインプリント用モールドの平面図である。 図10は図9のX−X線に沿う断面図である。 図11は被転写物を示す断面図である。
<本発明の実施の形態>
以下、図面を参照しながら本発明の各実施の形態について説明する。図面は例示であり、説明のために特徴部を誇張することがあり、実物とは異なる場合がある。なお、以下の各図において、同一部分には同一の符号を付している。
また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
まず本発明によるインプリント装置及びインプリント方法により用いられるインプリント用モールド11について図9および図10により説明する。
ここで図9は、本発明の第1の実施の形態にかかるインプリント用モールド11の平面図であり、図10は、図9のX−X線断面図である。このインプリント用モールド11は全体として可撓性を有し、ローラー転写方式のインプリント方法に使用される。まず、図9及び図10を参照して、インプリント用モールド11について説明する。
[インプリント用モールド]
図9及び図10に示すように、本実施の形態にかかるインプリント用モールド11は、シート状に形成され、その対向する一対の面のうちの一方の面に、例えば、互いに隣接する第1パターン領域12と第2パターン領域13とが形成されている。図9の例においては、ドットを付して示した矩形の領域が、第1パターン領域12を示し、第1パターン領域12の周囲を囲んだ矩形枠状の領域が、第2パターン領域13を示している。本実施の形態では、一例として、第1パターン領域12及び第2パターン領域13の輪郭が共に矩形に形成されているが、これらは他の形状に形成されていてもよい。また、インプリント用モールド11は、ダミーパターンとなる第2パターン領域13を含むことなく、第1パターン領域12のみで形成されていてもよい。
図9及び図10おいて、符号22は、インプリント用モールド11のうちの第1パターン領域12を形成する第1パターン部を示し、符号23は、インプリント用モールド11のうちの第2パターン領域13を形成する第2パターン部を示している。図示の例では、第1パターン部22及び第2パターン部23は、同一の材料から一体に形成されている。
このインプリント用モールド11は、単層構造で形成されていてもよいし、多層構造で形成されていてもよい。例えば、インプリント用モールド11は、PET(ポリエチレンテレフタレート)等の樹脂組成物から形成されたシート状の基材と、基材の一方の面上に形成され第1パターン領域12と第2パターン領域13とを形成する樹脂層と、で構成されていてもよい。この場合、第1パターン部22及び第2パターン部23はそれぞれ、基材の一部と樹脂層の一部とからなる2層構造で構成されていてもよい。
図9及び図10に示すように、第1パターン領域12及び第2パターン領域13の各々には、凹凸形状32,33が形成されており、本実施の形態の凹凸形状32,33は、ラインアンドスペースパターンにて形成されている。ここではラインアンドスペースパターンについて記載するが、ドットやホールパターンなど様々な形状を用いてよい。
詳しくは、第1パターン領域12には、幅W1を有し矢印Aで示される方向にライン形状に延びる凹部32Aと、幅W2を有し矢印Aで示される方向にライン形状に延びる凸部32Bとで構成される凹凸のペアを矢印B方向に配列して構成された凹凸形状32が形成されている。一方、第2パターン領域13には、幅W3を有し矢印Aで示される方向にライン形状に延びる凹部33Aと、幅W4を有し矢印Aで示される方向にライン形状に延びる凸部33Bとで構成される凹凸のペアを矢印B方向に配列して構成された凹凸形状33が形成されている。図9及び図10から明らかなように、本実施の形態では、第1パターン領域12の凹凸形状32の凹部32Aと凸部32Bとが並ぶ方向と、第2パターン領域13の凹凸形状33の凹部33Aと凸部33Bとが並ぶ方向とが、互いに同一となっている。互いに同一なライン方向とすることで転写時の樹脂の流動性を改善している。
図示の例では、第1パターン領域12の全域に、凹凸形状32が形成され、第1パターン領域12には、凹部32Aと凸部32Bとで構成される凹凸のペアが複数含まれている。各凹部32A及び各凸部32Bは、第1パターン領域12の矢印A方向における両端に跨がって延びている。一方、第2パターン領域13の全域においても、凹凸形状33が形成されている。第2パターン領域13においても、凹部33Aと凸部33Bとで構成される凹凸のペアが複数含まれている。
なお、本実施の形態では、第2パターン領域13の凹凸形状33が、第1パターン領域12の外周部分の全域を囲むように形成されているが、第2パターン領域13の凹凸形状33は、第1パターン領域12に隣接した状態で第1パターン領域12の外周部分を部分的に囲むように形成されてもよい。例えば、第1パターン領域12のB方向における一方側のみに、第2パターン領域の凹凸形状33が形成されてもよいし、第1パターン領域12のB方向における両側のみに、第2パターン領域の凹凸形状33が形成されてもよいし、他の態様でも構わない。
本実施の形態では、このような第1パターン領域12の凹凸形状32及び第2パターン領域13の凹凸形状33が共に、後述する転写基板101の一の面101aに位置付けられた被成形材料103(図11参照)に接触されるようになっており、被成形材料103にパターンを転写するようになっている。このうち、第1パターン領域12の凹凸形状32が、「メインパターン」として機能し、第2パターン領域13の凹凸形状33が、「ダミーパターン」として機能するようになっている。
本実施の形態でいう「メインパターン」とは、被成形材料103に特定の機能を有するパターンを作製する目的又は転写基板101に特定の機能を有するパターンを作製するための下地部分(レジストパターン層等)を被成形材料103に作製する目的で、被成形材料103にパターンを転写する部分のことを意味する。一方で、「ダミーパターン」とは、上述のような目的を有することなく、被成形材料103にパターンを転写する部分を意味する。
また、本実施の形態では、第1パターン領域12の凹凸形状32と第2パターン領域13の凹凸形状33とが共にラインアンドスペースパターンにて形成されており、第1パターン領域12の凹凸形状32のデュ−ティー比と、第2パターン領域13の凹凸形状33のデュ−ティー比とが、互いに同一となっている。なお、ラインアンドスペースパターンである場合、第1パターン領域12の凹凸形状32のデュ−ティー比は、「W2/W1+W2」で表され、第2パターン領域13の凹凸形状33のデュ−ティー比は、「W4/W3+W4」で表される。
第1パターン領域12の凹凸形状32と第2パターン領域13の凹凸形状33とを被成形材料103に接触させる際には、凸部に接触した被成形材料103が凹部内に流動する。ここで、第1パターン領域12の凹凸形状32のデュ−ティー比と、第2パターン領域13の凹凸形状33のデュ−ティー比とが、互いに同一である場合には、第1パターン領域12の凹凸形状32と第2パターン領域13の凹凸形状33とのそれぞれで、凸部に接触した被成形材料103の流動を均一にするまたは近似させることができる。これにより、凹凸形状32の凸部32Bが被成形材料103から受ける抵抗と、凹凸形状33の凸部33Bが被成形材料103から受ける抵抗とを、均一化することができる。このため、本実施の形態では、インプリント用モールド11が傾く或いはうねることが効果的に抑制されるようになっている。
また、本実施の形態では、第2パターン領域13の凹凸形状33のピッチP2は、第1パターン領域12の凹凸形状32のピッチP1よりも大きくなっている。なお、第1パターン領域12の凹凸形状32のピッチP1は、「W1+W2」で表され、第2パターン領域13の凹凸形状33のピッチP2は、「W3+W4」で表される。
第2パターン領域13の凹凸形状33のピッチP2は、第1パターン領域12の凹凸形状32のピッチP1の10倍〜100倍であることが好ましく、より好ましくは、10倍〜20倍である。ピッチP2は、ピッチP1の10倍未満(ピッチP1よりも小さい場合、ピッチP1と等倍の場合も含む)でもよいが、この場合、凹凸形状33と凹凸形状32との境界が視覚的に認識し難くなる。ピッチP2を、ピッチP1の10倍以上とすれば、凹凸形状33と凹凸形状32との境界が視覚的に認識し易くなるため、取り扱い性が向上する。そのため、ピッチP2は、ピッチP1の10倍以上が好ましい。
一方、ピッチP2は、ピッチP1の100倍よりも大きくてもよいが、この場合、凹凸形状33の凹部33Aの幅が大きくなり過ぎて、変形が生じ易くなる虞がある。そのため、ピッチP2は、ピッチP1の100倍以下が好ましい。また、変形を極力抑制することを重視するのであれば、ピッチP2は、ピッチP1の20倍以下であることがより好ましい。
また、このようなインプリント用モールド11は、ローラーインプリントに使用可能な可撓性を有し、具体的には、その曲げ剛性が、全体として0.35Nm以下であることが好ましい。また、その曲げ剛性は、0.35Nm以下で且つ0.0055Nm以上であることがより好ましい。これは、インプリント用モールド11の曲げ剛性が0.0055Nm未満となると、容易に撓み易くなり過ぎて取り扱い性が良好でなくなるからである。なお、インプリント用モールド11は、ローラーインプリント時にローラーによって湾曲させられるが、少なくとも、このようにローラーによって湾曲させる方向での曲げ剛性が、全体として0.35Nm以下であることが良い。
また、本実施の形態では、ローラーインプリントにおいて後述する被成形材料103に光硬化性樹脂組成物を用いるため、インプリント用モールド11として、光、例えば紫外線等を透過可能な光透過性を有する材料が選択されることが好ましい。なお、上述の光透過性とは、波長200〜400nmにおける光透過率が50%以上、好ましくは70%以上であることを意味する。光透過率の測定は、日本分光(株)製V−650を用いて行うことができる。なお、ローラーインプリントにおいて被成形材料103として熱硬化性樹脂組成物を用いる場合には、光透過性は特に要求されない。インプリント用モールド11は、一例として、光学特性に優れるポリエチレンテレフタレート(PET)からなる透明基材と、透明基材上に設けられパターン領域12,13を形成する樹脂層と、で構成され得る。この場合、透明基材としては、可撓性を有するものであれば、その他の透明樹脂フィルム、薄板ガラス等の透明なフレキシブル材を用いることもできる。また、光透過性を要求されない場合には、有色の樹脂フィルム、有色の薄板ガラス等のフレキシブル材を用いることもできる。
[インプリント装置及びインプリント方法]
次に上述したインプリント用モールド11を使用したインプリント装置及びインプリント方法について、以下に説明する。
図1乃至図8に示すように、インプリント装置10はベース1と、ベース1上に水平方向に移動自在に設けられ、その上部に被転写物100が配置されたステージ2とを備え、このステージ2上の被転写物100には、上述した可撓性をもつインプリント用モールド11が載置されている。
ステージ2上の被転写物100はメカクランプや真空吸着等によりステージ2上に固定され、ステージ2と一体となって動作する。
メカクランプを用いる場合、クランプ部がプレスされることを避けるため、側面から固定するようにし、クランプ部が被転写物100の最表面よりも上に出ない構成とする。
また、被転写物100をステージ2上に載置したことによりステージ2上に1mm以上の段差が生じている場合ローラーが段差を乗り越えられない可能性があるためステージ上に段差を緩和するような治具を用いることが望ましい。
また図1に示すように、ステージ2の左側には、モールド11を載置するとともに、このモールド11を被転写物100上へ供給するモールドガイド3が設置され、モールドガイド3の上端にはモールド11の一端11aをスプリング部5aを介して保持するモールド保持部5が設置されている。なお、このスプリング部5aとしては定荷重バネを用いることが望ましい。
さらにまた、モールドガイド3はステージ2の左側上方に、例えば30°の傾斜角αだけ傾斜して設けられている。またスプリング部5aはモールド11の一端11aを把持する把持体6に連結され、さらにモールドガイド3にはモールド11の一端11aに当接して、モールドガイド3上においてモールド11を初期位置に規制するモールド規制具7が取付けられている(図8参照)。
ここでモールド11の初期位置とは、モールド11の他端11bが被転写物100の右端に揃う位置をいい、インプリント方法を実行する際のモールド11の初期位置となる。
またステージ2上には、被転写物100上に載置されたモールド11を上方から押圧するローラー部50が回転自在に設けられている。このローラー部50は水平方向には固定されているが、上下方向に昇降可能となっている。またローラー部50はステージ2を水平方向に移動させることにより被転写物100に対してモールド11を他端11b側から押圧して、モールド11のパターン部22、23のパターンを被転写物100に対して転写するものである。
なお、構成が簡便となるためステージ2を移動させて押圧させているが、ステージ2とモールド11に対してローラー部50が相対的に同様の移動となればローラー部50側を移動させても構わない。
なお、モールド11の他端11bは、把持されることなく、自由端となっている。
またローラー部50の右側には、被転写物100を露光する光照射装置(エネルギ付与部)60が設置されている。
次にこのような構成からなる本実施の形態の作用、すなわちインプリント方法について図2乃至図7により説明する。
この実施の形態では、まず、図11に示した被転写物100を準備してステージ2上に載置する。この場合、被転写物100は転写基板101と、転写基板101上に設けられた被エッチング層102と、被エッチング層102上に設けられた被成形材料103とを有している。
ここで使用する転写基板101は、適宜選択することができ、例えば、石英やソーダライムガラス、ホウ珪酸ガラス等のガラス、シリコンやガリウム砒素、窒化ガリウム等の半導体、ポリカーボネート、ポリプロピレン、ポリエチレン等の樹脂基板、金属基板、あるいは、これらの材料の任意の組み合わせからなる複合材料基板が、用いられ得る。また、例えば、半導体やディスプレイ等に用いられる微細配線や、フォトニック結晶構造、光導波路、ホログラフィのような光学的構造等の所望のパターン構造物が形成されたものであってもよい。また、被エッチング層102は、転写基板101上に形成するパターンの材質として要求される材質からなる薄膜であってよく、例えば、無機物薄膜、有機物薄膜、有機無機複合薄膜等、適宜選択することができる。なお、転写基板101の形状は、図示例では、平板形状であるが、例えば、周囲よりも突出した凸構造平面部位を一方の面101aに有するメサ構造であってもよい。
また、被成形材料103は、所望の樹脂組成物、例えば、光硬化性樹脂組成物、熱硬化性樹脂組成物等を用いて、スピンコート法、ディスペンスコート法、ディップコート法、スプレーコート法、インクジェット法等の公知の塗布手段で形成することができる。本実施の形態では、被成形材料103として光硬化性樹脂組成物を用いる光ローラーインプリントを行うため、被成形材料103は、光硬化性樹脂組成物である。この被成形材料103の厚みは、使用するインプリント用モールド11の第1パターン領域12の凹凸形状32及び第2パターン領域の凹凸形状33の各々における、凸部の高さ、凹部の深さ、および、形成するパターン構造体に生じる残膜(凸部間に位置する部位)の厚みの許容範囲等を考慮して設定することができる。なお、残膜の厚みは、好ましくは100nm未満であり、より好ましくは20nm未満である。
次に図2に示すように、モールドガイド3上に配置されていたモールド11を被転写物100上へ供給する。この場合、モールドガイド3上において、モールド11の一端11aは、スプリング部5aに連結された把持体6により把持されており、このためモールド11の一端11aは把持体6およびスプリング部5aを介してモールド把持部5により保持されている。
またモールド11の他端11bは自由端となっている。そしてモールド11の一端11aがモールドガイド3上の規制具7に当接することにより、モールド11は初期位置に規制され、モールド11の他端11bが被転写物100の右端に揃えられる。
図2において、ローラー部50はモールド11の上方にモールド11から離間して配置されている。
次に図3に示すようにローラー部50が降下して、モールド11の他端(自由端)11b側を被転写物100に対して押圧する。この状態で、ステージ2をベース1上で右方向(一方向)へ移動させ、モールド11のパターン部22、23のパターンを被転写物100へ転写させる(図4参照)。
このように、ローラー部50によりモールド11を被転写物100に対して押圧し、ステージ2をベース1上で右方向に移動させる間、図4に示すようにモールド11も被転写物100とともに右方向へ移動し、ローラー部50がモールド11に対して左方向へ相対的に移動する。このことによってモールドガイド3上のモールド11が被転写物100上に供給される。この間、モールド11の一端11aが、モールド保持部5によりスプリング5aを介して保持されているので、モールド11はスプリング部5aが伸びてモールド11に対して引張り力が働く。このようにして、モールド11によるパターンの転写中、モールド11の歪み及び弛みを防ぐことができる。
その後、被転写物100に対して光照射装置60からモールド11を通過する光、例えば紫外線60aが照射され、被転写物100が露光される。
この場合、インプリント用モールド11と接触した被転写物100の被成形材料103が、硬化してインプリント用モールド11の第1パターン領域12のパターン部22及び第2パターン領域13のパターン部33の各凹凸形状に対応するパターンが転写された転写層104となる。
このようにしてベース1上でステージ2が右方向へ移動し、ステージ2がベース1上で停止する。同時に光照射装置60からの紫外線60aの照射も停止する。
その後、図5に示すように、ベース1上でステージ1が左方向(他方向)へ移動する。この場合、被転写物100上に載置されているモールド11の一端11aが把持体6及びスプリング部5aを介してモールド保持部5により保持されているため、モールド11はスプリング部5aにより左方向上方へ引張られる。
ベース1上でステージ1が左方向へ移動する間、ローラー部50がモールド11に対して右方向へ相対的に移動し、モールド11はスプリング部5aにより左方向上方へ引張られるため、モールド11は被転写物100から徐々に離型される(剥離される)(図6参照)。
このようにしてローラー部50がモールド11の他端11bまで達したところで、ローラー部50が上昇してモールド11から離れる(図7参照)。
このようにして被転写物100からモールド11を剥離することができ、スプリング5aは剥離装置として機能する。
以上のように本実施の形態によれば、ローラー部50によりモールド11の自由端11bを押圧した状態で、ステージ2を右方向に移動させるだけで、モールド11のパターンを被転写物100へ容易に転写することができる。またモールド11のパターンを被転写物100へ転写した後、ステージ2を左方向へ移動させるだけで、離型のための駆動機構を特別に設置することなく、被転写物100からモールド11を容易かつ簡単に離型することができる。このためインプリント装置の全体の駆動機構を簡略化することができる。
またモールド11の他端(自由端)11bはスプリング部5aにより拘束されない部分となっている。このためローラー部50により被転写物100に対してパターンを転写した後のモールド11の部分(ローラー部50より右方の部分)は、パターンの転写中及びモールド11の離型中、いずれの場合も引張り力が働かない部分となっており、モールド11が歪んだり変形したりすることがない。このことにより、モールド11によるパターンの転写を精度良く行なうことができ、かつモールド11の離型作業をスムーズに行なうことができる。
また、スプリング部5aは定荷重バネからなるため、モールド11の一端11aを定荷重で引張ることができ、モールド11の位置によらずモールド11に対して略一定の引張り力を付与することができる。このためモールド11による転写中に、モールド11のパターンが過度に変形したり、モールド11のパターンが不均一に変形することはない。
さらにまた一定の傾斜角(α=30°)をもって傾斜するモールドガイド3からモールド11が被転写物100上へ供給されるため、被転写物100上へモールド11を精度良く安定して載置することができる。
<本発明の変形例>
次に本発明の変形例について述べる。ベース1上でステージ2は水平方向に移動可能となっているが、この移動速度を可変としてもよい。
例えば、モールド11の離型中にステージ2の移動速度を変化させ、パターンの密度が大きいモールド11の部分を離型させる場合は大きな離型力を要するため、ステージ2を低速で移動させ、モールド11をゆっくりと離型させる。他方、パターンの密度が小さいモールド11の部分を離型させる場合、ステージ2を高速で移動させ、モールド11を迅速に離型させてもよい。
またモールドガイド6が傾斜角α(α=30°)で傾斜して設けられている例を示したが、このモールドガイド6の傾斜角αを可変としてもよい。例えばモールド11によるパターンの転写中、モールドガイド6の傾斜角αを小さくする。そして、モールド11をスプリング部5aにより略水平方向に引張ることにより、モールド11に引張り力を生じさせてモールド11の歪みを抑えることができる。
またモールド11の離型中、モールドガイド6の傾斜角αを大きくする。このことによりスプリング部5aによりモールド5aに対して上方へ向う引張り力を生じさせ、モールド11を容易に離型することができる。
さらにまた、モールド11の離型中、光照射装置60からの紫外線60aの照射を停止する例を示したが、モールド11の離型中、光照射装置60からの紫外線60aの照射を停止することなく、モールド11の離型中も引き続いて光照射装置60から紫外線60aを照射し続けてもよい。このようにモールド11の離型中、引き続いて光照射装置60から紫外線60aを照射し続けることにより、モールド11のパターン転写中に被転写物100の被成形材料103が十分に硬化しない場合であっても、モールド11の離型中に光照射装置60から紫外線60aを照射し続けることにより、被転写物100の被成形材料103を確実に硬化させることができる。
さらにまた被転写物100を硬化させるためのエネルギ付与部として光照射装置を用いた例を示したが、被転写物100を硬化させるため、例えば電磁波照射装置と電磁誘導により加熱可能な基材を用いて熱エネルギを発生させ、その熱エネルギを用いてもよい。
1 ベース
2 ステージ
3 モールドガイド
5 モールド保持部
5a スプリング部
6 把持体
7 モールド規制具
10 インプリント装置
11 インプリント用モールド
11a 一端
11b 他端
50 ローラー部
60 光照射装置
100 被転写物
101 転写基板
103 被成形材料
104 転写層

Claims (9)

  1. 被転写物が配置されるステージと、
    前記被転写物上に載置され、パターンを含む可撓性をもつインプリント用モールドと、
    前記モールドの一端をスプリング部を介して保持するモールド保持部と、
    前記モールド上に回転自在に設けられ、前記ステージに対して水平方向に相対的に移動させることにより、前記被転写物に対して前記モールドを自由端となる他端側から押圧して前記モールドのパターンを前記被転写物に対して転写するローラー部と、
    前記被転写物に対してエネルギを照射して前記被転写物を硬化させるエネルギ付与部と、を備えたことを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記被転写物上に前記モールドを供給するモールドガイドを設けるとともに、前記モールド保持部を前記モールドガイドに設置したことを特徴とする請求項1記載のインプリント装置。
  3. 前記被転写物は転写基板と、この転写基板上に設けられた光硬化性樹脂からなる転写層とを有し、
    前記エネルギ付与部は前記転写層を露光する光照射装置を有することを特徴とする請求項記載のインプリント装置。
  4. 前記被転写物は転写基板と、この転写基板上に設けられた光硬化性樹脂からなる転写層とを有し、
    前記エネルギ付与部は前記転写層を露光する光照射装置を有することを特徴とする請求項2記載のインプリント装置。
  5. 前記モールドガイドに、前記被転写物の初期位置を規制する規制具を設けたことを特徴とする請求項2または4記載のインプリント装置。
  6. 前記スプリング部は定荷重バネを含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか記載のインプリント装置。
  7. 前記スプリングは、前記ローラー部を前記ステージに対して水平方向に相対的に前記一端側から前記他端側へ移動させることにより、前記モールドを前記被転写物から剥離する剥離装置となることを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載のインプリント装置。
  8. ステージ上に被転写物を配置する工程と、
    前記被転写物上にパターンを含む可撓性をもつインプリント用モールドを載置するとともに、前記モールドの一端をスプリング部を介してモールド保持部により保持する工程と、
    前記モールド上に回転自在に設けられたローラー部を用い、前記ステージを前記ローラー部に対して相対的に一方向へ移動させることにより、前記被転写物に対して前記モールドを自由端となる他端側から押圧して前記モールドのパターンを前記被転写物に対して転写する工程と、
    前記被転写物に対してエネルギ付与部からエネルギを照射して前記被転写物を硬化させる工程と、
    を備えたことを特徴とするインプリント方法。
  9. 前記ローラー部を前記ステージに対して水平方向に相対的に前記一端側から前記他端側へ移動させることにより、前記スプリング部により前記モールドを前記被転写物から剥離することを特徴とする請求項記載のインプリント方法。
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