JP6585316B1 - 木柱の堀立構造 - Google Patents
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Abstract
Description
前記第2態様において、好ましくは、前記剛性部材は、断面形状が一対の長辺及び一対の短辺によって画される長方形状の板状体とされ、前記一対の長辺の一方が前記垂直木柱の径方向外方を向くように前記係入溝に装着される。
これに代えて、前記剛性部材を、前記垂直木柱の外周を囲繞する単一部材によって形成することも可能である。
この場合、好ましくは、前記木柱フランジ部及び前記ベースプレートの境界は接着材で覆われる。
この場合、前記間隙のうち、前記木柱側フランジ部よりも下方の領域には粒状充填材が充填される。
この場合、より好ましくは、前記第2木柱フランジ部及び前記ベースプレートの境界は接着材で覆われる。
前記垂直木柱は、前記木柱側分割フランジが平面視において前記支持筒側分割フランジに少なくとも部分的にオーバーラップするように、周方向位置が画される。
一方、前記上端側保護カバーには、前記上端側剛性部材と対向する位置に取付孔が設けられる。
そして、前記上端側保護カバー及び前記垂直木柱の上端部は、前記取付孔に挿通され且つ前記上端側剛性部材に締結される上端側締結部材を介して連結される。
そして、前記水平木柱用支持筒及び前記水平木柱は、前記水平木柱用支持筒の前記取付孔に挿通され且つ前記水平木柱用剛性部材に締結される水平木柱用締結部材を介して連結される。
前記上端側係入溝には前記垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に上端側剛性部材が装着され、前記上端側保護カバーは前記上端側剛性部材と対向する位置に上端側取付孔を有するものとされ、前記上端側保護カバー及び前記垂直木柱は、前記上端側取付孔に挿通され且つ前記上端側剛性部材に締結される上端側締結部材を介して連結される。
前記第2係入溝には前記第2垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に第2垂直木柱用剛性部材が装着され、前記第2保護カバーは前記第2垂直木柱用剛性部材と対向する位置に第2垂直木柱用取付孔を有するものとされ、前記第2保護カバー及び前記第2垂直木柱は、前記第2垂直木柱用取付孔に挿通され且つ前記第2垂直木柱用剛性部材に締結される第2締結部材を介して連結される。
この場合、前記上端側保護カバーには、前記複数の積層プレートのうちの一の積層プレートを抜き出し可能な取出開口が設けられる。
前記上端側取付孔は、前記複数の積層プレートの全てが介挿されている状態から前記複数の積層プレートの全てが取り外される状態まで前記積層プレートが1枚取り外される毎に前記上端側剛性部材と対向するように設けられた複数段の上端側取付孔を含む。
前記第2垂直木柱の基端部には径方向外方に開く第2係入溝が設けられ、前記第2係入溝には前記第2垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に第2垂直木柱用剛性部材が装着される。
前記筒状部材には、前記上端側剛性部材及び前記第2垂直木柱用剛性部材とそれぞれ対向する位置に上端側取付孔及び第2垂直木柱用取付孔が設けられる。
この場合、前記筒状部材には、前記複数の積層プレートのうちの一の積層プレートを抜き出し可能な取出開口が設けられる。
前記第2垂直木柱用取付孔は、前記複数の積層プレートの全てが介挿されている状態から前記複数の積層プレートの全てが取り外される状態まで前記積層プレートが1枚取り外される毎に前記第2垂直木柱用剛性部材と対向するように設けられた複数段の第2垂直木柱用取付孔を含む。
また、垂直木柱に装着された保護カバーの木柱側フランジ部と支持筒の支持筒側フランジ部とが固着材を上下方向に挟むように構成されているので、設置木柱が単独又は低数本であったとしても木柱の設置強度、特に、設置木柱に対する引き抜き強度を有効に確保することができる。
さらに、垂直木柱の基端面に設けられた凹部及びベースプレートに設けられた凸部が係合した状態で垂直木柱がベースプレートの上面に立設されているので、垂直木柱の立設姿勢を良好に維持しつつ、垂直木柱に横向き外力が作用した場合に前記垂直木柱の局所的な応力集中が生じることを有効に防止乃至は低減することができる。
また、垂直木柱に装着された保護カバーの木柱側フランジ部と支持筒の支持筒側フランジ部とが固着材を上下方向に挟むように構成されているので、設置木柱が単独又は低数本であったとしても木柱の設置強度、特に、設置木柱に対する引き抜き強度を有効に確保することができる。
また、垂直木柱の基端面に設けられた凹部及びベースプレートに設けられた凸部が係合した状態で垂直木柱がベースプレートの上面に立設されているので、垂直木柱の立設姿勢を良好に維持しつつ、垂直木柱に横向き外力が作用した場合に前記垂直木柱の局所的な応力集中が生じることを有効に防止乃至は低減することができる。
以下、本発明に係る木柱の堀立構造の一実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
又、図2に図1におけるII-II線に沿った横断面図を、図3に図2におけるIII-III線に沿った縦断面図を示す。
本実施の形態においては、前記凸部は半球状とされている。
なお、図中、本実施の形態におけると同一部材には同一符号を付している。
前述の通り、本実施の形態においては前記凸部50は半球状とされており、従って、前記凹部12もこれに応じた半球状とされている。
好ましくは、前記凹部12へのアクセスを許容する為に前記基端プレート50に設けられる開口は、前記凸部50及び前記凹部12の外形状に合致した形状とされる。
前記基端プレート15は、防錆性に優れた金属材料、例えば、ステンレス等によって形成され得る。
前記基端プレート15を設けることにより、垂直木柱10に横方向の外力が加わった際に、前記凹部12が前記凸部50からの応力によって損傷や変形することを有効に防止乃至は低減することができる。
図2及び図5に示すように、前記筒状部62の内周面と前記垂直木柱10の基端部の外周面との間に前記垂直木柱10の長手方向に延び且つ下方において外方に開く長手溝19が形成されるように、前記垂直木柱10の基端部には長手方向に沿った凹部が設けられている。
本実施の形態においては、複数の前記凹部が周方向に配列されている。
この場合、前記筒状部62を構成する筒状部シート体と、前記木柱側フランジ部65を構成する木柱側フランジ部シート体とを用意し、前記木柱側フランジシート体を前記筒状部シート体に溶接等によって固着させて保護カバーシート体を形成し、前記保護カバーシート体を前記垂直木柱10の基端部の外周に巻き付けることによって、前記垂直木柱10の基端部の外周を囲繞する前記保護カバー60を形成することができる。
本実施の形態においては、図5に示すように、前記開口63は、前記長手溝19の上端部を外方に開く上方開口63aと、前記長手溝19の上下中間部を外方に開く下方開口63bとを有している。
この構成によれば、周方向に沿って設けられた複数の前記長手溝19の位置で、前記圧縮木材が前記保護カバー60及び前記垂直木柱10の間で径方向に膨出し、結果、前記保護カバー60を前記垂直木柱10に強固に装着させることが可能となる。
好ましくは、前記圧縮木材への湿度の添加は、前記圧縮木材に防腐剤を含浸させることによって行うことができる。
前記支持筒40は、溶接やネジ締結等の種々の方法によって前記ベースプレート30に固着され得る。
前記接着材79としては、好適には、コーキング等の柔軟性を有する接着材を用いることができる。
好ましくは、前記補強リブ35は、前記支持筒40の中心回り等間隔に、複数個、設けられる。
さらに、前記垂直木柱10の断面形状及び前記支持筒本体42の平面視形状を同一とすることも可能であるし、異ならせることも可能である。
即ち、前記垂直木柱10が断面円形である場合において、前記支持筒本体42を平面視円形とすることも可能であるし、平面視多角形とすることも可能である。
前記根株相当領域10aとは、植立樹木200における地表面GLに位置する地表面部位210の基準直径をDとした場合において、前記地表面部位210より1.5×Dの距離だけ上方に位置する根株相当領域上端位置211と、前記地表面部位210より0.5×Dの距離だけ地中に位置する根株相当領域下端位置212とによって挟まされる領域を言う。
この場合、前記保護カバー60は前記補強シートを覆うように装着される。
なお、図中、本実施の形態におけると同一部材には同一符号を付している。
図7(a)は垂直木柱10を支持筒40内に挿入させる作業途中の状態を示し、図7(b)は垂直木柱10を支持筒40内に挿入設置させて、前記間隙18に固着材78を充填させる直前の状態を示している。
この場合には、前記木柱側フランジ部65の自由端(径方向外端)が前記支持筒側フランジ部45の自由端(径方向内端)よりも径方向内方に位置されて、前記木柱側フランジ部65の自由端(径方向外端)及び前記支持筒側フランジ部45の自由端(径方向内端)との間に径方向に関し隙間が存するように構成される。
なお、図中、本実施の形態におけると同一部材には同一符号を付している。
前記支持装置20Dは、前記支持装置20に比して、前記補強リブ35に代えてスタッド36を有している。前記スタッド36は、前記支持筒本体42の外周面から径方向外方へ延びている。
なお、前記補強固着材140として、例えば、コンクリート又はモルタル、好ましくは、セメント系無収縮材を用いることができる。
なお、図中、本実施の形態におけると同一部材には同一符号を付している。
以下、本発明に係る木柱の堀立構造の他の実施の形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図10に本実施の形態に係る木柱の堀立構造2の部分縦断面図を示す。
又、図11に図10におけるXI-XI線に沿った横断面図を示す。
なお、図中、前記実施の形態1におけると同一部材には同一符号を付して、その説明を適宜省略する。
また、図13に、図10におけるXI-XI線に沿った前記垂直木柱10の拡大分解横断面図を示す。
なお、本実施の形態においては、前記係入溝305は前記垂直木柱10の全周に亘って設けられているが、前記係入溝305は前記垂直木柱10の外周の少なくとも一部において設けられていても良い。
前記剛性部材310は、前記係入溝305に係入された状態で前記締結部材320を介して前記保護カバー60に連結されることによって、前記垂直木柱10が前記保護カバー60から抜け出ることを防止し得る剛性を有する限り、ステンレスや鉄、銅等の金属、又は、圧縮木材などの種々の材質によって形成され得る。圧縮木材は、例えば、膨張方向が前記垂直木柱の長手方向に沿うように配設され得る。
なお、図10〜図12に示すように、本実施の形態においては、前記締結部材320は先端部が前記垂直木柱10の内部で終焉するように構成されているが、これに代えて、前記締結部材320が前記垂直木柱10を横断する貫通ボルトとすることも可能である。
斯かる構成によれば、前記剛性部材310及び前記垂直木柱10に損傷が生じることを有効に防止しつつ、前記剛性部材310を前記係入溝305に嵌入させることができる。
これに代えて、前記剛性部材310を前記垂直木柱の基端部における長手方向上端近傍に配置、即ち、前記剛性部材が前記垂直木柱の長手方向に関し前記保護カバーの筒状部の開口近傍に位置するように前記剛性部材を前記垂直木柱の基端部に装着させることも可能である。
さらに、前記垂直木柱の長手方向に関し複数段に前記剛性部材310を配置させることも可能である。
斯かる圧縮加工を行うことにより、前記垂直木柱10の基端部11aの強度を有効に高めることができる。
図14に示すように、前記垂直木柱10の中間部11b及び基端部11aの間に設けられた段部の径方向内端から当該垂直木柱10の長手方向上方へ切り溝を形成し、前記切り溝内に防水プレート330が差し込まれている。
図15に、本実施の形態2に前記第4変形例1Eの構成を適用した木柱の堀立構造2’の部分縦断面図を示す。
なお、図中、前記実施の形態1及び2と同一部材には同一符号を付している。
この場合、前記第2木柱側フランジ68及び前記ベースプレート30の境界を接着材79によって覆うことができる。
前記第3木柱側フランジ部69を備えることにより、前記保護カバー60と前記垂直木柱10との境界近傍の剛性を高めることができる。
なお、前記筒状部62の上端部に設けられる前記第3木柱側フランジ部69は、前記実施の形態1及び2を含め、本発明に係る木柱の堀立構造の種々の形態に適用可能である。
なお、前記垂直木柱10の上部に水平木柱450を支持可能とする構成は前記実施の形態1に係る木柱の堀立構造1にも適用可能である。
図17に図16におけるXVII-XVII線に沿った断面図を、図18に図17におけるXVIII-XVIII線に沿った断面図を、それぞれ示す。
なお、本実施の形態においては、前記上端側締結部材385は先端部が前記垂直木柱10の内部で終焉するように構成されているが、これに代えて、前記上端側締結部材385が前記垂直木柱10を横断する貫通ボルトとすることも可能である。
そして、前記段部が前記上端側保護カバー360の自由端面(下端面)に係合された状態で前記垂直木柱10の上端部11cが前記上端側保護カバー360内に挿入されている。
本実施の形態においては、前記上端側凸部390は、前記凸部50と同軸上に配置される。
これに代えて、前記上端側凸部390を複数個、設けることも可能である。
なお、本実施の形態においては、前記水平木柱用締結部材470は先端部が前記水平木柱450の内部で終焉するように構成されているが、これに代えて、前記水平木柱用締結部材470が前記水平木柱450を横断する貫通ボルトとすることも可能である。
なお、本実施の形態においては、前記第2凸部415は前記上端側凸部390と同軸上に配置されているが、これに代えて、前記第2凸部415を複数個、設けることも可能である。
なお、本実施の形態においては、前記第2締結部材525は先端部が前記第2垂直木柱510の内部で終焉するように構成されているが、これに代えて、前記第2締結部材525が前記第2垂直木柱510を横断する貫通ボルトとすることも可能である。
即ち、前記第2ベースプレート530は、前記取付孔525aに挿通される前記固定ボルト425によって前記水平木柱用支持筒420にも固定されるようになっている。
前記引っ掛け爪539を設けることにより、前記第2ベースプレート530、前記第2保護カバー560及び前記第2垂直支柱510を含む第2垂直木柱ユニットのジャッキアップを容易に行うことができる。
例えば、前記引っ掛け爪539と前記第2ベースプレート530の上面との間に鉄板等の剛性板状体を差し込み、前記剛性板状体をジャッキアップ装置に係合させることができる。
本実施の形態においては、前記引っ掛け爪539は、径方向外端部が前記第2ベースプレート530の外周縁よりも径方向外方に位置するように構成されている。
好ましくは、前記ジョイント金物400に、前記ターンバックル590が挿通されるボルト連通孔を設けることができる。
なお、図19中の符号595は、前記第2ベースプレート530及び前記天板370を連結するボルト等の締結部材である。
図20に、前記堀立構造2から前記第2支持筒540を削除した変形例3の図16に対応した縦断側面図を示す。
さらに、図21に図20におけるXXI-XXI線に沿った断面図を、図22に図21におけるXXII-XXII線に沿った断面図を、それぞれ示す。
また、図23に、前記堀立構造2Bから前記第2支持筒540を削除した変形例3Bの縦断側面図を示す。
なお、図中、前記実施の形態におけると同一部材には同一符号を付して、その詳細な説明を適宜省略する。
図25に、前記変形例2Bの変形構成2B’の正面図を示す。
また、図26及び図27に、それぞれ、図25におけるXXVI-XXVI線及びXXVII-XXVII線に沿った断面図を示す。
なお、図中、前記変形例2Bにおけると同一部材には同一符号を付している。
従って、この状態においては、前記上端側保護カバー360及び前記天板370は、前記第2ベースプレート530、前記第2保護カバー360及び前記第2垂直木柱510を含む前記第2垂直木柱ユニットと共に、前記垂直木柱10に対して長手方向移動可能となる。
前記押出開口364を備えることにより、前記取出開口362を介した前記積層プレート610の取り出し作業の容易化を図ることができる。
なお、図中、前記実施の形態、前記変形例2B及び前記変形構成2B’と同一部材には同一符号を付している。
この場合、最下段の第1積層プレート611(1)の上面に設けられた凸状レール611aが、前記第1積層プレートの上に積層された第2積層プレート611(2)の下面に設けられた凹状レール611bに係入される。
また、図32及び図33に、それぞれ、図31におけるXXXII-XXXII線及びXXXIII-XXXIII線に沿った断面図を示す。
なお、図中、前記変形例4におけると同一部材には同一符号を付している。
これにより、前記垂直木柱10の上端面には第2積層プレート610(2)が載置されることになる。
前記押出開口604を備えることにより、前記取出開口602を介した前記積層プレート610の取り出し作業の容易化を図ることができる。
前記変形構成4''は、前記積層プレート610に代えて、積層プレート615を有している。
詳しくは、前記複数のプレート片616は、それぞれの長手方向がプレート抜き出し方向Xに沿った状態で抜き出し方向Xとは直交する横方向Yに並列配置されている。
図示の例においては、前記複数のプレート片616は、第1〜第7プレート片616(1)〜616(7)を有している。
図36に示す例においては、前記取出開口605は前記プレート片616を1枚ずつ抜き出すような大きさとされている。
この仮止めは、例えば、前記保護カバー600に設けられた仮止め用スリットに挿通される係止部材を介して行うことができる。
そして、前記取出可能位置に位置されているプレート片616を前記取出開口605を介して取り出す。
そして、前記長手溝19’には、圧縮木材77が装着されている。
この構成によれば、周方向に沿って設けられた複数の前記長手溝19’の位置で、前記圧縮木材77が前記筒状部材600及び前記垂直木柱10の間で径方向に膨出し、結果、前記筒状部材600を前記垂直木柱10に強固に装着させることが可能となる。
前記圧縮木材77は、例えば、前記剛性部材380の厚みの略半分の厚みを有するものとされる。即ち、前記剛性部材380が20mmの厚みを有する場合には、前記圧縮木材77は10mmの厚みを有するものとされる。
好ましくは、前記圧縮木材77への湿度の添加は、前記圧縮木材77に防腐剤を含浸させることによって行うことができる。
なお、図中、前記実施の形態、前記変形例及び前記変形構成におけると同一部材には同一符号を付している。
なお、図38の構成においては、前記天板380と前記第2ベースプレート530との間には4枚の積層プレート620(1)〜620(4)が介挿されている。
また、好ましくは、前記上端側剛性部材380より下方に設けられる圧縮部材395の下端は、前記上端側保護カバー360の下端と面一とされる。
また、好ましくは、前記第2垂直木柱用剛性部材520より上方に設けられる圧縮部材567の上端は、前記第2保護カバー560の上端と面一とされる。
前記圧縮木材395、397、565、567は、例えば、前記剛性部材380、520の厚みの略半分の厚みを有するものとされる。即ち、前記剛性部材380、520が20mmの厚みを有する場合には、前記圧縮木材395、397、565、567は10mmの厚みを有するものとされる。
好ましくは、前記圧縮木材395、397、565、567への湿度の添加は、これらに防腐剤を含浸させることによって行うことができる。
また、図40(a)及び(b)に、それぞれ、図39におけるXXXXa−XXXXa線、及び、XXXXb−XXXXb線に沿った断面図を示す。
図中、前記実施の形態、前記変形例及び前記変形構成におけると同一部材には同一符号を付している。
また、図42に、図31におけるXXXXII−XXXXII線に沿った断面図を示す。
図中、前記実施の形態、前記変形例及び前記変形構成におけると同一部材には同一符号を付している。
詳しくは、前記締結部材660は、前記貫通孔43に挿通されるネジ付き軸部661を有しており、前記ネジ付き付き軸部661の先端部が前記筒状部62の外周面に当接された状態で前記支持筒本体42に固定可能とされている。
この場合、前記ナット665に代えて、又は、加えて、前記ネジ付き軸部661及び前記ネジ付き孔の螺合連結によって、前記締結部材660が前記支持筒本体42に固定される。
斯かる構成によれば、前記筒状部62と前記垂直木柱10との間から雨水等の不純物が侵入することを有効に防止乃至は低減することができる。
前記圧縮木材655、657は、例えば、前記剛性部材310の厚みの略半分の厚みを有するものとされる。即ち、前記剛性部材310が20mmの厚みを有する場合には、前記圧縮木材655、657は10mmの厚みを有するものとされる。
好ましくは、前記圧縮木材655、657への湿度の添加は、これらへの防腐剤の含浸によって行うことができる。
10 垂直木柱
10a 根株相当領域
11a 垂直木柱の基端部
11b 垂直木柱の中間部
11c 垂直木柱の上端部
12 凹部
18 間隙
19 長手溝
20、20B、20D 支持装置
30 ベースプレート
32 外方延在部
34 取付孔
40 支持筒
42 支持筒本体
43 ネジ付き孔
45 支持筒側フランジ部
46a 支持筒側分割フランジ
46b 支持筒側隙間
50 凸部
60 保護カバー
62 筒状部
62a、62b 第1及び第2取付孔
65 木柱側フランジ部
66a 木柱側分割フランジ
66b 木柱側隙間
70 棒状部材
72a、72b 第1及び第2抜け止め部材
75、79 接着材
78 固着材
100 基礎コンクリート
110 アンカーボルト
305 係入溝
310 剛性部材
310a 長辺
310b 短辺
311 直線状分割体
320 締結部材
360 上端側保護カバー
362 取出開口
364 押出開口
370 天板
380 上端側剛性部材
385 上端側締結部材
390 上端側凸部
400 ジョイント金物
410 中央連結部
415 第2凸部
420 水平木柱用支持筒
450 水平木柱
451a 水平木柱の基端部
460 水平木柱用剛性部材
470 水平木柱用締結部材
510 第2垂直木柱
515 第2凹部
520 第2垂直木柱用剛性部材
525 第2締結部材
530 第2ベースプレート
540 第2支持筒
570 第2垂直木柱用締結部材
580 第2基端プレート
600 筒状部材
602 取出開口
604 押出開口
610、620 積層プレート
625 凸部
626 凹部
650 突っ張り部材
655 上方圧縮部材
657 下方圧縮部材
660 締結部材
661 ネジ付き軸部
663 頭部
665 ナット
Claims (34)
- 基礎コンクリート上に固着されるベースプレート、前記ベースプレートの上面に設けられ且つ上方が開口とされた支持筒及び前記ベースプレートの上面のうち前記支持筒によって囲繞される領域の中心部に設けられた上方を向く凸部を有する支持装置と、
基端面に前記凸部に対応した凹部が設けられ且つ基端部の外周が保護カバーで覆われた垂直木柱であって、前記保護カバーの外周面及び前記支持筒の内周面の間に間隙が存する状態で前記支持筒内において立設された垂直木柱とを備え、
前記保護カバーは、前記垂直木柱の基端部を囲繞する筒状部であって、前記垂直木柱を前記支持筒内に立設させた状態において上端部が前記支持筒より上方に位置するように構成された筒状部と、前記筒状部のうち、前記垂直木柱の立設状態において前記支持筒内に位置する部分から径方向外方へ延びる木柱側フランジ部とを有し、
前記筒状部によって囲繞される前記垂直木柱の基端部には径方向外方に開く係入溝が設けられ、前記係入溝には前記垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に剛性部材が装着され、
前記筒状部には、前記剛性部材と対向する位置に取付孔が設けられており、
前記筒状部及び前記垂直木柱は、前記取付孔に挿通され且つ前記剛性部材に締結される締結部材を介して連結され、
前記支持筒は、筒状の支持筒本体と、前記支持筒本体から径方向内方へ延びる支持筒側フランジ部を有し、
前記筒状部の外周面と前記支持筒本体の内周面との間の前記間隙のうち、少なくとも上下方向に関し前記支持筒側フランジ部及び前記木柱側フランジ部によって挟まれる領域には固着材が充填されていることを特徴とする木柱の堀立構造。 - 前記剛性部材は、断面形状が一対の長辺及び一対の短辺によって画される長方形状の板状体とされており、前記一対の長辺の一方が前記垂直木柱の径方向外方を向くように前記係入溝に装着されていることを特徴とする請求項1に記載の木柱の堀立構造。
- 前記剛性部材は、前記垂直木柱の外周に周方向等間隔に配置された複数の分割体を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の木柱の堀立構造。
- 前記垂直木柱の基端部は、当該基端部に連接される中間部から段部を伴って小径とされており、
前記保護カバーの自由端面が前記段部に係合された状態で前記垂直木柱の基端部の外周が前記保護カバーによって覆われていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記垂直木柱は根株相当領域を有しており、上下方向位置に関し前記根株相当領域が前記支持筒本体の上端部を跨ぐように配置されていることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の木柱の堀立構造。
- 前記垂直木柱の基端面には、前記凸部が前記凹部に係合することを許容する開口であって、前記凸部及び前記凹部の外形状に応じた形状の開口を有する基端プレートが設けられていることを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の木柱の堀立構造。
- 前記木柱側フランジ部は、前記垂直木柱を前記ベースプレートの上面に設置した状態において前記ベースプレートの上面に接するように前記筒状部の下端部から径方向外方へ延び、
前記垂直木柱フランジ部及び前記ベースプレートの境界は接着材で覆われていることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記木柱側フランジ部は、前記垂直木柱を前記ベースプレートの上面に設置した状態において前記ベースプレートと前記支持筒側フランジ部との間に位置しており、
前記間隙のうち、前記木柱側フランジ部よりも下方の領域には粒状充填材が充填されていることを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記保護カバーは、前記垂直木柱を前記ベースプレートの上面に設置した状態において前記ベースプレートの上面に接するように前記筒状部の下端部から径方向外方へ延びる第2木柱側フランジ部を有していること特徴とする請求項8に記載の木柱の堀立構造。
- 前記保護カバーは、前記筒状部の上端部から径方向外方へ延びる木柱側上端フランジ部を有していることを特徴とする請求項1から9の何れかに記載の木柱の堀立構造。
- 前記間隙のうち、上下方向に関し前記支持筒側フランジ及び前記木柱側フランジによって挟まれた領域には、前記支持筒の内周面と前記筒状部の外周面との間において径方向に延びる突っ張り部材が周方向に複数配列されており、前記固着材は前記複数の突っ張り部材を囲繞するように設けられていることを特徴とする請求項1から10の何れかに記載の木柱の堀立構造。
- 前記支持筒本体の内周面及び外周面の間を貫通する複数の貫通孔であって、上下方向に関し前記支持筒側フランジ及び前記木柱側フランジの間に位置し且つ周方向に配列された複数の貫通孔と、
前記複数の複数の貫通孔にそれぞれ挿通される複数の締結部材とを備え、
前記締結部材は、前記貫通孔に挿通されるネジ付き軸部を有し、前記ネジ付き付き軸部の先端部が前記筒状部の外周面に当接された状態で前記支持筒本体に固定可能とされており、
前記固着材は前記ネジ付き軸部を囲繞するように設けられていることを特徴とする請求項1から11の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記締結部材は、前記ネジ付き軸部の径方向外端部に連結され、前記支持筒本体より径方向外方に位置する頭部を有するボルトであることを特徴とする請求項12に記載の木柱の堀立構造。
- 前記ネジ付き軸部のうち前記支持筒本体より径方向内方に位置する部分に螺合されたナットを有し、
前記頭部及び前記ナットが前記支持筒本体を挟圧することで前記締結部材が前記支持筒本体に固定されていることを特徴とする請求項13に記載の木柱の堀立構造。 - 前記筒状部によって囲繞される前記垂直木柱の基端部のうち前記係入溝より上方に位置する部位には、径方向外方に開く上方係入溝が設けられており、
前記上方係入溝には、径方向外方面が前記筒状部の内周面に当接するように上側圧縮木材が挿入されていることを特徴とする請求項1から14の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記筒状部によって囲繞される前記垂直木柱の基端部のうち前記係入溝より下方に位置する部位には、径方向外方に開く下方係入溝が設けられており、
前記下方係入溝には、径方向外方面が前記筒状部の内周面に当接するように下側圧縮木材が挿入されていることを特徴とする請求項1から15の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記ベースプレートは、前記支持筒より径方向外方に延びる外方延在部を有し、
前記外方延在部には、基端側が前記基礎コンクリートに埋設されたアンカーボルトの上端側が挿通される取付孔が設けられていることを特徴とする請求項1から16の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記支持筒側フランジ部は、支持筒側隙間を存しつつ周方向に配列された複数の支持筒側分割フランジを有し、
前記木柱側フランジ部は、木柱側隙間を存しつつ周方向に配列された複数の木柱側分割フランジを有し、
前記支持筒側分割フランジの径方向長さ及び前記木柱側分割フランジの径方向長さの和は前記間隙の径方向長さよりも大とされ、
前記支持筒側分割フランジの周方向長さは前記木柱側隙間の周方向長さより小とされ、且つ、前記木柱側分割フランジの周方向長さは前記支持筒側隙間の周方向長さよりも小とされており、
前記垂直木柱は、前記木柱側分割フランジが平面視において前記支持筒側分割フランジに少なくとも部分的にオーバーラップするように、周方向位置が画されていることを特徴とする請求項1から17の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記支持装置は、前記支持筒の外周面から径方向外方へ延びるように前記支持筒に固着されたスタッドを有していることを特徴とする請求項1から18の何れかに記載の木柱の木柱の堀立構造。
- 前記支持装置を囲繞するように前記基礎コンクリート上に設けられた外枠と、前記外枠の内周面及び前記支持筒の外周面の間において前記基礎コンクリートの上面から上方へ延びて、前記スタッドに直接又は間接的に連結される上方延在部を有するように前記基礎コンクリートに設けられたアンカーと、前記アンカー及び前記スタッドを埋め込むように前記外枠及び前記支持筒の間に充填された補強固着材とを備えていることを特徴とする請求項19に記載の木柱の堀立構造。
- 前記垂直木柱の上端部の外周を囲繞する筒状の上端側保護カバーと、前記上端側保護カバーの上方開口を閉塞する天板と、前記天板の上面に載置されるジョイント金物と、前記ジョイント金物に支持される水平木柱とが備えられており、
前記垂直木柱の上端部には径方向外方に開く上端側係入溝が設けられ、前記上端側係入溝には前記垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に上端側剛性部材が装着され、
前記上端側保護カバーには、前記上端側剛性部材と対向する位置に取付孔が設けられており、
前記上端側保護カバー及び前記垂直木柱の上端部は、前記取付孔に挿通され且つ前記上端側剛性部材に締結される上端側締結部材を介して連結され、
前記水平木柱の基端部には、当該水平木柱の径方向外方に開く水平木柱側係入溝が設けられ、前記水平木柱側係入溝には前記水平木柱の長手方向に関し相対移動不能に水平木柱用剛性部材が装着され、
前記ジョイント金物は、前記天板に載置連結される中央連結部と、前記中央連結部に支持され、前記水平木柱の基端部が挿入される支持孔を有する水平木柱用支持筒とを備え、
前記水平木柱用支持筒には、前記水平木柱用剛性部材と対向する位置に取付孔が設けられており、
前記水平木柱用支持筒及び前記水平木柱は、前記水平木柱用支持筒の前記取付孔に挿通され且つ前記水平木柱用剛性部材に締結される水平木柱用締結部材を介して連結されていることを特徴とする請求項1から20の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記天板には、上方へ延びる上端側凸部が設けられ、
前記ジョイント金物の中央連結部のうち前記天板に接する底面には前記上端側凸部が挿通される挿通孔が設けられていることを特徴とする請求項21に記載の木柱の堀立構造。 - 前記ジョイント金物の中央連結部に載置連結される第2ベースプレートと、筒状の第2保護カバーであって、下方開口が前記第2ベースプレートによって閉塞された状態で前記第2ベースプレートに固着された第2保護カバーと、基端部が前記第2保護カバー内に挿入された第2垂直木柱とを備え、
前記第2ベースプレートには、前記ジョイント金物の中央連結部の上面に設けられた第2凸部が挿通可能な開口が設けられ、
前記第2垂直木柱は基端部に径方向外方に開く第2係入溝を有し且つ基端面に前記第2凸部が係入可能な第2凹部を有しており、
前記第2係入溝には前記第2垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に第2垂直木柱用剛性部材が装着され、
前記第2保護カバーは、前記第2垂直木柱用剛性部材と対向する位置に取付孔を有し、
前記第2保護カバー及び前記第2垂直木柱は、前記取付孔に挿通され且つ前記第2垂直木柱用剛性部材に締結される第2締結部材を介して連結されていることを特徴とする請求項21又は22に記載の木柱の堀立構造。 - 前記第2垂直木柱の基端面には、前記第2凸部が前記第2凹部に係合することを許容する開口であって、前記第2凸部及び前記第2凹部の外形状に応じた形状の開口を有する第2基端プレートが設けられていることを特徴とする請求項23に記載の木柱の堀立構造。
- 前記垂直木柱の上端部の外周を囲繞する筒状の上端側保護カバーと、前記上端側保護カバーの上方開口を閉塞する天板と、前記天板に載置連結される第2ベースプレートと、筒状の第2保護カバーであって、下方開口が前記第2ベースプレートによって閉塞された状態で前記第2ベースプレートに固着された第2保護カバーと、基端部が前記第2保護カバー内に挿入された第2垂直木柱とを備え、
前記垂直木柱の上端部には径方向外方に開く上端側係入溝が設けられ、前記上端側係入溝には前記垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に上端側剛性部材が装着され、
前記上端側保護カバーには、前記上端側剛性部材と対向する位置に上端側取付孔が設けられており、
前記上端側保護カバー及び前記垂直木柱の上端部は、前記上端側取付孔に挿通され且つ前記上端側剛性部材に締結される上端側締結部材を介して連結され、
前記第2ベースプレートには、前記天板に設けられた上端側凸部が挿通可能な開口が設けられ、
前記第2垂直木柱は基端部に径方向外方に開く第2係入溝を有し且つ基端面に前記上端側凸部が係入可能な第2凹部を有しており、
前記第2係入溝には前記第2垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に第2垂直木柱用剛性部材が装着され、
前記第2保護カバーは、前記第2垂直木柱用剛性部材と対向する位置に第2垂直木柱用取付孔を有し、
前記第2保護カバー及び前記第2垂直木柱は、前記第2垂直木柱用取付孔に挿通され且つ前記第2垂直木柱用剛性部材に締結される第2締結部材を介して連結されていることを特徴とする請求項1から20の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記第2垂直木柱の基端面には、前記上端側凸部が前記第2凹部に係合することを許容する開口であって、前記上端側凸部及び前記第2凹部の外形状に応じた形状の開口を有する第2基端プレートが設けられていることを特徴とする請求項25に記載の木柱の堀立構造。
- 前記垂直木柱の上端部の外周を囲繞する筒状の上端側保護カバーと、前記上端側保護カバーの上方開口を閉塞する天板と、前記天板に直接又は間接的に載置連結される第2ベースプレートと、筒状の第2保護カバーであって、下方開口が前記第2ベースプレートによって閉塞された状態で前記第2ベースプレートに固着された第2保護カバーと、基端部が前記第2保護カバー内に挿入された第2垂直木柱とを備え、
前記垂直木柱の上端部には径方向外方に開く上端側係入溝が設けられ、前記上端側係入溝には前記垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に上端側剛性部材が装着され、
前記上端側保護カバーには、前記上端側剛性部材と対向する位置に上端側取付孔が設けられており、
前記上端側保護カバー及び前記垂直木柱の上端部は、前記上端側取付孔に挿通され且つ前記上端側剛性部材に締結される上端側締結部材を介して連結され、
前記第2垂直木柱は基端部に径方向外方に開く第2係入溝を有しており、
前記第2係入溝には前記第2垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に第2垂直木柱用剛性部材が装着され、
前記第2保護カバーは、前記第2垂直木柱用剛性部材と対向する位置に第2垂直木柱用取付孔を有し、
前記第2保護カバー及び前記第2垂直木柱は、前記第2垂直木柱用取付孔に挿通され且つ前記第2垂直木柱用剛性部材に締結される第2締結部材を介して連結されていることを特徴とする請求項1から20の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記天板と前記第2ベースプレートとは、複数の積層プレートが介挿された状態で連結可能とされていることを特徴とする請求項27に記載の木柱の堀立構造。
- 前記積層プレートは、下面に凸部又は凹部の一方を有し、上面に、前記下面における前記凸部又は凹部の一方が凹凸係合可能な凸部又は凹部の他方を有していることを特徴とする請求項28に記載の木柱の堀立構造。
- 前記天板の上面には、前記凸部又は凹部の他方が形成され、
前記第2ベースプレートの下面には、前記凸部又は凹部の一方が形成されていることを特徴とする請求項29に記載の木柱の堀立構造。 - 前記第2ベースプレートの上面には凸部が設けられ、
前記第2垂直木柱の基端面には、前記第2ベースプレートの凸部が係入可能な凹部が設けられていることを特徴とする請求項27から30の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 前記第2垂直木柱の基端面には、前記第2ベースプレートの凸部が当該第2垂直木柱の基端面の凹部に係入することを許容する開口であって、当該凸部及び凹部の外形状に応じた形状の開口を有する第2基端プレートが設けられていることを特徴とする請求項31に記載の木柱の堀立構造。
- 前記垂直木柱の上端面に載置される第2垂直木柱と、前記第2垂直木柱の基端面が前記垂直木柱の上端面に当接された状態で前記垂直木柱の上端部及び前記第2垂直木柱の基端部の外周を囲繞する筒状部材とを備え、
前記垂直木柱の上端部には径方向外方に開く上端側係入溝が設けられ、前記上端側係入溝には前記垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に上端側剛性部材が装着され、
前記第2垂直木柱の基端部には径方向外方に開く第2係入溝が設けられ、前記第2係入溝には前記第2垂直木柱の長手方向に関し相対移動不能に第2垂直木柱用剛性部材が装着され、
前記筒状部材には、前記上端側剛性部材及び前記第2垂直木柱用剛性部材とそれぞれ対向する位置に上端側取付孔及び第2垂直木柱用取付孔が設けられ、
前記筒状部材は、前記筒状部材及び前記上端側剛性部材が前記上端側取付孔に挿通される上端側締結部材によって締結されることで前記垂直木柱の上端部に連結され、且つ、前記筒状部材及び前記第2垂直木柱用剛性部材が前記第2垂直木柱用取付孔に挿通される第2締結部材によって締結されることで前記第2垂直木柱の基端部に連結されていることを特徴とする請求項1から20の何れかに記載の木柱の堀立構造。 - 支持孔に木柱を長手方向に沿った状態で支持させる木柱の堀立構造であって、
前記木柱は根株相当領域を有しており、前記根株相当領域が木柱の長手方向位置に関し前記支持孔の開口端部を跨ぐように配置されていることを特徴とする木柱の堀立構造。
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