JPH11100898A - 木造柱の取付け構造 - Google Patents

木造柱の取付け構造

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JPH11100898A
JPH11100898A JP9262459A JP26245997A JPH11100898A JP H11100898 A JPH11100898 A JP H11100898A JP 9262459 A JP9262459 A JP 9262459A JP 26245997 A JP26245997 A JP 26245997A JP H11100898 A JPH11100898 A JP H11100898A
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Japan
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steel material
grooved steel
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floor
columns
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JP9262459A
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Yasuhide Watanabe
泰秀 渡辺
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/18Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons
    • E04B1/26Structures comprising elongated load-supporting parts, e.g. columns, girders, skeletons the supporting parts consisting of wood
    • E04B2001/2696Shear bracing

Landscapes

  • Foundations (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の改良に係る発明は、柱脚を凹部と硬化
材とを利用して基礎に固定する構成である。従って、柱
脚と基礎との強固な連繋が期待できない課題があり、換
言すると耐震性、耐久性等において少なからず問題とな
る。また柱脚と基礎との連繋箇所が限定されており、中
間通し柱の取付け位置が限定される課題がある。 【解決手段】 図示の如く、木構造の軸組を、土台用の
溝型鋼材、一方・他方の胴差し用の倒溝型鋼材・溝型鋼
材及び敷げた用の溝型鋼材で構成し、この土台用の溝型
鋼材と一方・他方の胴差し用の溝型鋼材と敷げた用の溝
型鋼材間に一階・二階の柱、筋かいの両端部を挿設する
構成である。従って、柱と土台、一方・他方の胴差し、
敷げたとの連繋関係を強固にして、耐震性、耐久性の向
上が図れること、又は柱と土台、一方・他方の胴差し、
敷げたの連繋位置の変更が可能となること、等の特徴が
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造柱の取付け構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木造住宅に於ける木造柱の取付け
構造は、図16に示す如く、断面方形状でむくの構造で
ある土台、胴差し、敷げたを構成し、この土台と敷げ
た、又は土台と一方の胴差し、又は他方の胴差しと敷げ
たの間に柱を立設し、この土台と敷げた、又は一方・他
方の胴差しの基部に、ガセットプレート、金物又はかす
がい等の補強部材を取付ける構造となっている。従っ
て、耐震性、耐久性が十分とは云えないこと、又は施工
に熟練、時間を要すること、等の問題がある。
【0003】尚、柱と土台、胴差し等との関係ではない
が、本発明と構成の一部が類似する文献としては、次の
ような発明が挙げられる。特開平4-312620号の柱脚固
定構造で、基礎の上面に方形状の凹部を形成し、この凹
部に硬化材を充填して柱脚を圧入する構成であり、前記
硬化材の硬化及びアンカーボルトにて基礎と柱脚を固定
する構造である。特開平8-232272号の束石と束柱との
接合方法とその接合構造で、束石の上部に釘打ち座を接
合し、釘打ち座の上部で束柱を位置決めするとともに、
束柱を釘打ち座に釘打ちしてなる構造である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術の改良
として提案されている文献、には次のような課題が
考えられる。の発明は、柱脚を凹部と硬化材とを利用
して基礎に固定する構成である。従って、柱脚と基礎と
の強固な連繋が期待できない課題があり、換言すると耐
震性、耐久性等において少なからず問題となる。また柱
脚と基礎との連繋箇所が限定されており、中間通し柱の
取付け位置が限定される課題がある。の発明は、束石
と束柱との関係であり、柱と土台、胴差し等との関係と
は異なる。しかし、束石と束柱との関係に幾分の類似点
は見当るが、前述の如く、束石と束柱との連繋箇所が限
定されるものであり、前述と同様な課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、柱と土台、敷
げたとの連繋関係を強固にして、耐震性、耐久性の向上
を図ること、又は柱と土台、敷げたの連繋位置の変更を
可能とすること、等を目的として下記の構成とする。
【0006】請求項1の発明は、木構造の軸組を、土台
用の溝型鋼材、敷げた用の溝型鋼材で構成し、この土台
用の溝型鋼材、敷げた用の溝型鋼材間に柱、筋かいの両
端部を挿設する構成の木造柱の取付け構造である。
【0007】本発明は、柱と土台、一方・他方の胴差
し、敷げたとの連繋関係を強固にして、耐震性、耐久性
の向上を図ること、又は柱と土台、一方・他方の胴差
し、敷げたの連繋位置の変更を可能とすること、等を目
的として下記の構成とする。
【0008】請求項2の発明は、木構造の軸組を、土台
用の溝型鋼材、一方・他方の胴差し用の倒溝型鋼材・溝
型鋼材及び敷げた用の溝型鋼材で構成し、この土台用の
溝型鋼材と一方の胴差し用の倒溝型鋼材との間に一階の
柱、筋かいの両端部を挿設し、また他方の胴差し用の溝
型鋼材と敷げた用の溝型鋼材との間に二階の柱、筋かい
の両端部を挿設する構成の木造柱の取付け構造である。
【0009】本発明は、土台用の溝型鋼材、一方・他方
の胴差し用の溝型鋼材又は敷げた用の溝型鋼材と、土
台、胴差し、梁材、敷げた等の横材を、横材等取付用の
補助板を介して強固にすることにより、構築の利便性、
耐震性、耐久性の向上を図ることを目的として下記の構
成とする。
【0010】請求項3の発明は、土台用の溝型鋼材、一
方・他方の胴差し用の倒溝型鋼材・溝型鋼材又は敷げた
用の溝型鋼材の少なくとも一方に、大引き、床板、胴差
し、梁材、ろく梁、はさみづか、真づか、方づえ等の横
材等取付用の補助板を設ける構成とした木造柱の取付け
構造である。
【0011】また本発明は、土台と敷げたとの連繋位置
の自由な変更を利用して、構築の利便性、耐震性、耐久
性の向上を図ることを目的として下記の構成とする。
【0012】請求項4の発明は、土台用の溝型鋼材を、
基礎の全長に亘って設ける構成とした木造柱の取付け構
造である。
【0013】
【発明の実施の形態】一階建て木造住宅では、布基礎の
上に、補助板(除く場合も有る。以下同じ)を介して土
台用の溝型鋼材(溝形鋼も含む。)を設置する。この土
台用の溝型鋼材は布基礎の全体に設ける。この土台用の
溝型鋼材には、隅柱、中間通し柱等の各種一階用の柱
(総称する一階用の柱とする。)の下方を挿設する。こ
の際に、土台用の溝型鋼材と一階用の柱の寸法関係は、
ほぼ嵌合関係を維持できる構造とし、この土台用の溝型
鋼材に一階用の柱をワンタッチで立設する寸法関係が望
ましい。またこの土台用の溝型鋼材と一階用の柱の下方
の固定は、従来とほぼ同様であり、例えば、取付金物、
釘、ボルト・ナット等を利用して固定される。またガセ
ットプレート、方づえ等の補助部材を設けることも有り
得る。以上のようにして、土台用の溝形鋼材には多数の
一階用の柱が立設される。また補助板間には大引き、床
板、土台補助板等の横材が架設される。
【0014】この立設された一階用の柱の上方には、補
助板を介して敷げた用の倒溝型鋼材が被嵌されていき、
結果として布基礎とほぼ同様な配置の敷げたが設けられ
る。この一階用の柱は、土台用・敷げた用の溝型鋼材の
中に固定される。また補助板間にはろく梁、敷げた補助
板等の横材が架設される。
【0015】また筋かい、方づえ等も同様に、土台用・
敷げた用の溝型鋼材の中に設置される。従って、一階用
の柱の立設が、確実かつ簡便に行えること、及び耐震
性、耐久性等の向上に役立つ特徴がある。
【0016】一方、二階建て木造住宅では、布基礎の上
に補助板を介して土台用の溝型鋼材を設置し、この土台
用の溝型鋼材に一階用の柱の下方を挿設して、この一階
用の柱を土台用の溝型鋼材に立設し、固定することは、
前述の土台用の溝型鋼材と一階用の柱の下方の固定の例
とほぼ同様である。また大引き、床板、土台補助板等の
横材を設けることは、前述の例とほぼ同様である。前記
の如く、立設された多数の一階用の柱の上方には、補助
板を介して一方の胴差し用の倒溝型鋼材が被嵌されてい
き、結果として布基礎とほぼ同様な配置で一方の胴差し
用の倒溝型鋼材が設けられる。またこの一方の胴差し用
の倒溝型鋼材の上には、重畳するようにして他方の胴差
し用の溝型鋼材が設けられる。この一方の胴差し用の倒
溝型鋼材と他方の胴差し用の溝型鋼材とで胴差しが形成
される。
【0017】この他方の胴差し用の溝型鋼材には、補助
板を介して二階の柱の下方を挿設し、この他方の胴差し
用の溝型鋼材と二階用の柱の下方を固定するが、この固
定は、前述の土台用の溝型鋼材と一階用の柱の下方の固
定とほぼ同じである。尚、この補助板間には胴差し、胴
差し補助板等の横材を設ける。前記の如く、立設された
多数の二階用の柱の上方には、敷げた用の倒溝型鋼材が
被嵌されていき、結果として他方の胴差し用の溝型鋼材
とほぼ同様な配置の敷げたが設けられる。従って、この
二階用の柱は、一方の胴差し用の倒溝型鋼材と他方の胴
差し用の溝型鋼材の中に固定される。尚、補助板間には
ろく梁、敷げた補助板等の横材が架設されることは、前
述の例とほぼ同様である。
【0018】尚、一階の筋かい、方づえ等は前述の例と
同様であり、また二階の筋かい、方づえ等は他方の胴差
し用の溝型鋼材と敷げた用の倒溝型鋼材の中に設置され
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0020】図1〜図3に示す一階建て木造住宅につい
て説明する。尚、後述する二階建て木造住宅について
も、同じ部材、機構等については、同じ名称、番号を使
用する。
【0021】1は布基礎(基礎の一種である。)で、こ
の布基礎1には、土台用の溝型鋼材2が設けられる。布
基礎1と土台用の溝型鋼材2は、ボルト・ナット等の緊
締具、接着剤等の手段で固定される(図示せず)。また
土台用の溝型鋼材2は、鋼材が理想であるが、アルミニ
ュウム、プラスチック、木質、複合材料等の他の材料も
可能である。
【0022】3は一階の柱で、この一階の柱3の下方3
aは、前記土台用の溝型鋼材2に挿設されるとともに、
この一階の柱3の下方3aと土台用の溝型鋼材2とは、
ボルト・ナット等の緊締具A、接着剤(図示せず)等の
手段で固定される。この一階の柱3は多数本設けられ
る。
【0023】4は多数の一階の柱3の上方3bに被嵌さ
れる敷げた用の倒溝型鋼材で、この敷げた用の倒溝型鋼
材4は布基礎1とほぼ同様な配置して、敷げたを形成す
る。この敷げた用の倒溝型鋼材4を、多数の一階の柱の
上方3bに順次被嵌するとともに、ボルト・ナット等の
緊締具B、接着剤(図示せず)等の手段で固定される。
尚、この敷げた用の倒溝型鋼材4の上に補助の敷げた用
の溝型鋼材(図示せず)を設けて、はさみづか、真づ
か、方づえ等を設けることも有りえる(以下、同じ)。
【0024】以上のように、一階建ての木造住宅では、
前記土台用・敷げた用の溝型鋼材2、4間に、多数の一
階の柱3が固定される。
【0025】図4〜図7に示す二階建て木造住宅につい
て説明する。
【0026】5は多数の一階の柱3の上方3bに被嵌さ
れる一方の胴差し用の倒溝型鋼材で、この一方の胴差し
用の倒溝型鋼材5は布基礎1とほぼ同様な配置をして、
一方の胴差しを形成する。この一方の胴差し用の倒溝型
鋼材5を、多数の一階の柱3の上方3bに順次被嵌する
とともに、この一方の胴差し用の倒溝型鋼材5と多数の
一階の柱3の上方3bを、ボルト・ナット等の緊締具
C、接着剤(図示せず)等の手段で固定される。
【0027】6は一方の胴差し用の倒溝型鋼材5に重畳
するように配置した他方の胴差し用の溝型鋼材で、この
配置により他方の胴差しを形成する。この他方の胴差し
用の溝型鋼材6に、多数の二階の柱7の下方7aに順次
挿設するとともに、この他方の胴差し用の溝型鋼材6と
多数の二階の柱7の下方7aを、ボルト・ナット等の緊
締具D、接着剤(図示せず)等の手段で固定される。
【0028】7は二階の柱で、この二階の柱7の下方7
aは、前記他方の胴差し用の溝型鋼材6に挿設されると
ともに、この二階の柱7の下方7aと他方の胴差し用の
溝型鋼材6とは、ボルト・ナット等の緊締具D、接着剤
(図示せず)等の手段で固定される。またこの二階の柱
7の上方7bには敷げた用の倒溝型鋼材4が被嵌され
る。この敷げた用の倒溝型鋼材4は、他方の胴差し用の
溝型鋼材6とほぼ同様な配置に設けられて敷げたが形成
される。従って、この二階の柱7は、一方の胴差し用の
倒溝型鋼材5と他方の胴差し用の溝型鋼材6の中に固定
される。
【0029】10は筋かい、11は方づえ、12は屋
根、13は壁を示す。図8〜図11は、大引き、床板、
梁材、ろく梁等の横材等取付用の板状の補助板20を設
けた構成例である。図8は、布基礎1と土台用の溝型鋼
材2との間(一方又は双方、以下同じ)に補助板20を
設け、この土台用の溝型鋼材2と補助板20を緊締具E
等を介して固定する例である。この補助板20を利用し
て、土台用の溝型鋼材2間に横材21を設ける。また図
9は敷げた用の倒溝型鋼材4(一方又は双方、以下同
じ)に補助板20を設け、この敷げた用の倒溝型鋼材4
と補助板20を緊締具F等を介して固定する例である。
この補助板20には横材22が設けられる。図10は二
階の柱7と一方の胴差し用の倒溝型鋼材5と他方の胴差
し用の溝型鋼材6との間(一方又は双方、以下同じ)に
補助板20を設け、この一方・他方の胴差し用の倒溝型
鋼材・溝型鋼材5、6と補助板20を緊締具G等を介し
て固定する例である。この補助板20を利用して、他方
の胴差し用の溝型鋼材6間に横材23を設ける。尚、図
11は、敷げた用の倒溝型鋼材4に補助板20を設け、
この敷げた用の倒溝型鋼材4と補助板20を緊締具F等
を介して固定する例である。この補助板20を利用し
て、敷げた用の倒溝型鋼材4間に横材22を設ける。
【0030】また図12〜図15は、大引き、床板、梁
材、ろく梁等の横材等取付用のL型の補助板20aを設
けた構成例である。図12は土台用の溝型鋼材2に、緊
締具A又は緊締具A’等を利用して補助板20aを固定
する。図13は、敷げた用の倒溝型鋼材4に、緊締具B
又は緊締具B’等を利用して補助板20aを固定する。
図14は、一方の胴差し用の倒溝型鋼材5に、緊締具C
又は緊締具C’等を利用して補助板20aを固定する。
図15は、敷げた用の倒溝型鋼材4(一方又は双方)
に、緊締具B又は緊締具B’等を利用して補助板20a
を固定する。他の使用方法は前述の例と、ほぼ同様であ
る。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明は、木構造の軸組を、土
台用の溝型鋼材、敷げた用の溝型鋼材で構成し、この土
台用の溝型鋼材、敷げた用の溝型鋼材間に柱、筋かいの
両端部を挿設する構成である。従って、柱と土台、敷げ
たとの連繋関係を強固にして、耐震性、耐久性の向上が
図れること、又は柱と土台、敷げたの連繋位置の変更が
可能となること、等の特徴がある。
【0032】請求項2の発明は、木構造の軸組を、土台
用の溝型鋼材、一方・他方の胴差し用の倒溝型鋼材・溝
型鋼材及び敷げた用の溝型鋼材で構成し、この土台用の
溝型鋼材と一方・他方の胴差し用の倒溝型鋼材・溝型鋼
材と敷げた用の溝型鋼材との間に一階・二階の柱、筋か
いの両端部を挿設する構成である。従って、柱と土台、
胴差し、敷げたとの連繋関係を強固にして、耐震性、耐
久性の向上が図れること、又は柱と土台、胴差し、敷げ
たの連繋位置の変更が可能となること、等の特徴があ
る。請求項3の発明は、土台用の溝型鋼材、一方・他方
の胴差し用の溝型鋼材又は敷げた用の溝型鋼材の少なく
とも一方に、大引き、床板、胴差し等の横材等取付用の
補助板を設ける構成である。従って、柱と横材との連繋
関係を強固にして、耐震性、耐久性の向上が図れるこ
と、又は土台、胴差し、敷げたと横材の連繋位置の変更
が可能となること、等の特徴がある。
【0033】請求項4の発明は、土台用の溝型鋼材を、
基礎の全長に亘って設ける構成である。従って、土台と
敷げたとの連繋位置の自由な変更を利用して、構築の利
便性、耐震性、耐久性の向上が図れる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一階建て木造住宅の全体を示した一部欠截の模
式図である。
【図2】図1の布基礎と土台用の溝型鋼材及び一階の柱
との関係を示す拡大斜視図である。
【図3】一階の柱と敷げた用の倒溝型鋼材との関係を示
す拡大正面図である。
【図4】二階建て木造住宅の全体を示した一部欠截の模
式図である。
【図5】図4の布基礎と土台用の溝型鋼材及び一階の柱
との関係を示す拡大斜視図である。
【図6】一階の柱と二階の柱とを一方の胴差し用の倒溝
型鋼材と他方の胴差し用の溝型鋼材とで連繋する状態を
示した拡大正面図である。
【図7】二階の柱と敷げた用の倒溝型鋼材との関係を示
す拡大正面図である。
【図8】布基礎と土台用の溝型鋼材及び一階の柱並びに
補助板との関係を示す拡大斜視図である。
【図9】一階の柱と敷げた用の倒溝型鋼材及び補助板と
の関係を示す拡大正面図である。
【図10】一階の柱と二階の柱とを一方の胴差し用の倒
溝型鋼材と他方の胴差し用の溝型鋼材とで連繋し、かつ
補助板との関係を説明する拡大正面図である。
【図11】二階の柱と敷げた用の倒溝型鋼材及び補助板
との関係を示す拡大正面図である。
【図12】布基礎と土台用の溝型鋼材及び一階の柱並び
に他の補助板との関係を示す拡大斜視図である。
【図13】一階の柱と敷げた用の倒溝型鋼材及び他の補
助板との関係を示す拡大正面図である。
【図14】一階の柱と二階の柱とを一方の胴差し用の倒
溝型鋼材と他方の胴差し用の溝型鋼材とで連繋し、かつ
他の補助板との関係を説明する拡大正面図である。
【図15】二階の柱と敷げた用の倒溝型鋼材及び他の補
助板との関係を示す拡大正面図である。
【図16】従来の木造住宅の一例を示した模式図であ
る。
【符号の説明】
1 布基礎 2 土台用の溝型鋼材 3 一階の柱 3a 下方 3b 上方 4 敷げた用の倒溝型鋼材 5 一方の胴差し用の倒溝型鋼材 6 他方の胴差し用の溝型鋼材 7 二階の柱 7a 下方 7b 上方 10 筋かい 11 方づえ 12 屋根 13 壁 20 補助板 20a 補助板 21〜23 横材 A〜G 緊締具 A’〜C’ 緊締具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木構造の軸組を、土台用の溝型鋼材、敷
    げた用の溝型鋼材で構成し、この土台用の溝型鋼材、敷
    げた用の溝型鋼材間に柱、筋かいの両端部を挿設する構
    成の木造柱の取付け構造。
  2. 【請求項2】 木構造の軸組を、土台用の溝型鋼材、一
    方・他方の胴差し用の倒溝型鋼材・溝型鋼材及び敷げた
    用の溝型鋼材で構成し、この土台用の溝型鋼材と一方の
    胴差し用の倒溝型鋼材との間に一階の柱、筋かいの両端
    部を挿設し、また他方の胴差し用の溝型鋼材と敷げた用
    の溝型鋼材との間に二階の柱、筋かいの両端部を挿設す
    る構成の木造柱の取付け構造。
  3. 【請求項3】 上記の土台用の溝型鋼材、一方・他方の
    胴差し用の倒溝型鋼材・溝型鋼材又は敷げた用の溝型鋼
    材の少なくとも一方に、大引き、床板、胴差し、梁材、
    ろく梁、はさみづか、真づか、方づえ等の横材等取付用
    の補助板を設ける構成とした請求項1又は請求項2に記
    載の木造柱の取付け構造。
  4. 【請求項4】 上記の土台用の溝型鋼材を、基礎の全長
    に亘って設ける構成とした請求項1又は請求項2に記載
    の木造柱の取付け構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007186954A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Kaneshin:Kk 柱と土台の接合装置
WO2019172051A1 (ja) * 2018-03-05 2019-09-12 株式会社瀧川寺社建築 木柱の堀立構造
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