JPH09273213A - 定着金物及びその設置方法並びに柱脚基礎接合構造 - Google Patents

定着金物及びその設置方法並びに柱脚基礎接合構造

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JPH09273213A
JPH09273213A JP8360796A JP8360796A JPH09273213A JP H09273213 A JPH09273213 A JP H09273213A JP 8360796 A JP8360796 A JP 8360796A JP 8360796 A JP8360796 A JP 8360796A JP H09273213 A JPH09273213 A JP H09273213A
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plate
foundation
metal fitting
concrete foundation
locking
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JP8360796A
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Makoto Hoshi
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 係合式ジョイントピン等の接合金具を用いて
も、信頼性の高い柱脚基礎接合構造を実現する。 【解決手段】 ボルト92を袋ナット723に螺着する
ことで、プレート721と補助プレート9とを(両プレ
ート間にコンクリートが入り込めない程度に)圧接状態
にする。次に、基礎型枠11両側の堰板12,12間
に、プレート721を下向きにしてアンカーボルト72
4を基礎型枠11内に沈め、補助プレート9を架け渡
す。この後、コンクリートを基礎型枠11内に流し込ん
で養生し、コンクリート硬化後に補助プレート9を取り
外す。この結果、プレート721の上面が、コンクリー
ト基礎1の水平性の良い天端と確実に同一面となる。そ
れゆえ、ジョイントピン71は、袋ナット723に確実
にかつ直立状態で螺着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリート基
礎と、その上部に載置される構造物とを接合するための
定着金物、及び該定着金物の設置方法、並びに、上記定
着金物及び設置方法を利用して、柱の下端部である柱脚
と、コンクリート基礎とが接合される柱脚基礎接合構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、建物の工業生産化率を高める
一方式として、ユニット建物が普及している。このユニ
ット建物は、一棟の建物を予めいくつかの運搬可能な大
きさのユニットに分けて工場で生産した後、これらのユ
ニットを建築現場に輸送し、予め準備した基礎の上で施
工・組立する方式の建物である。組立は、まず、下階と
なる建物ユニットを基礎の上に据え付けてから相互に連
結し、次に、据え付けられた下階建物ユニットの上に上
階となる建物ユニットを据え付けてから相互に連結し、
さらに、上階建物ユニット(上階部分がない場合には、
下階建物ユニット)の上に対応する屋根ユニットを据え
付け、これら屋根ユニットを相互に連結することで行わ
れる。
【0003】また、最近では、このようなユニット建物
の組立簡易性・施工迅速性・作業安全性の一層の向上を
図ることを目的として、上階建物ユニットと下階建物ユ
ニットとを、対応する柱同士を相互に突き合わせて重ね
るだけで、自動的に締結できる自動嵌合係着式の柱頭柱
脚接合構造が、例えば、この出願人の出願に係る特願平
7−154597号等によって提供されている。
【0004】上記出願に係る柱頭柱脚接合構造では、図
13に示すように、予め下階建物ユニットの四隅に配さ
れる柱100の上端部(柱頭)101に、上面開口の凹
部102を設け、この凹部102に収納固着された裏ナ
ット200に、輪帯状の凹段部301を有する円錐型の
ねじ付きジョイントピン300を螺着しておく。一方、
上階建物ユニットの四隅に配される柱400の下端部
(柱脚)401に下面開口の凹部402を設け、この凹
部402に、可撓性を有する素材によって形成された二
股状の係止部材500を吊り下げ状態で収納固着してお
く。
【0005】このような構成において、下階建物ユニッ
トの上に上階建物ユニットを載置固定する際には、同図
に示すように、上階建物ユニットの四隅に配された柱4
00を下階建物ユニットの四隅に配された柱100の上
にゆっくり吊り下ろして行き、上階柱脚401と下階柱
頭101とを互いに突合せの状態にして行く。このと
き、上階柱脚401に設けられた係止部材500の二股
先端部501が、下階柱頭101に螺着された円錐型の
ジョイントピン300によって押圧され、ジョイントピ
ンピン300が円錐状に形成されているため、係止部材
500の二股先端部501が押し広げられながら摺動
し、図14に示すように、ジョイントピン300の円錐
下端に来ると凹段部301に嵌まって係止固定される。
このようにして、下階建物ユニットと上階建物ユニット
とが自動的に締結固定されるので、組立作業が簡易・迅
速・安全となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記公報記
載の嵌合係着式の柱頭柱脚接合構造を、コンクリート基
礎と1階柱脚との接合に応用することも可能である。こ
の場合に問題となるのは、コンクリート基礎側に取付固
定されるジョイントピン等の直立精度である。すなわ
ち、自動嵌合係着式の柱脚基礎接合構造では、コンクリ
ート基礎の上に、1階建物ユニットを載置するだけで、
自動的に1階建物ユニットがコンクリート基礎に固着さ
れるのであるから、ジョイントピン等の接合金具を前も
ってコンクリート基礎の上から非常に高い精度で直立状
態にしておくことが要求される。もしも、ジョイントピ
ン等の接合金具が高い精度で直立できなければ、柱脚基
礎接合構造が脆弱になる虞があるので、この問題は重要
である。しかしながら、コンクリート基礎の打設は、現
場作業であるため、ピン固定用の裏ナット等を非常に高
い作業精度でコンクリート基礎に埋設するのは困難であ
る。また、一旦、基礎型枠に流し込まれたコンクリート
が硬化してしまうと、その後に、ジョイントピン等に対
して直立調整を行うことは、もっと至難である。
【0007】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、ジョイントピンやボルト等の接合金具をコンク
リート基礎の上から、容易にかつ高精度で、直立させる
ことのできる定着金物及びその設置方法並びに柱脚基礎
接合構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係る定着金物は、コンクリー
ト基礎に定着され、該コンクリート基礎と、その上部に
載置される構造物とを接合するための定着金物であっ
て、プレートと、該プレートの下面から垂下されるアン
カーボルトとからなり、上記プレートの上面にはねじ穴
が設けられていることを特徴としている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の定着金物に係り、上記プレートにその上下面を貫く
貫通孔を設け、袋ナットを上記プレート下面の上記貫通
孔の位置に、かつ、貫通孔に軸心を合わせた状態で固着
して、上記ねじ穴を構成したことを特徴としている。
【0010】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の定着金物をコンクリート基礎に定着させて設
置する定着金物の設置方法に係り、コンクリート基礎上
面の横幅よりも広幅の補助プレートを、該補助プレート
に予め開けておいたボルト挿通孔と上記定着金物のプレ
ートのねじ穴とを位置合わせした状態で、上記プレート
の上面に重ね、上記補助プレートのボルト挿通孔にボル
トを挿通し、挿通したボルトを対応する上記ねじ穴に螺
着することで、上記プレートと補助プレートとを圧接状
態にした後、基礎型枠を構成する両側の堰板間に、上記
プレートを下向きにして上記補助プレートを架け渡し、
コンクリートを基礎型枠内に流し込んで養生し、コンク
リート硬化後に上記補助プレートを取り外すことで、上
記アンカーボルトが上記コンクリート基礎内に埋没さ
れ、かつ、上記プレートの上面が、上記コンクリート基
礎の天端と同一面に設定されることを特徴としている。
【0011】また、請求項4記載の発明は、柱の下端部
である柱脚が、コンクリート基礎の上部に突付けの状態
で、自動係合式の接合金物により接合されてなる柱脚基
礎接合構造に係り、上記接合金物が、柱脚に取付固定さ
れた柱脚金物と、コンクリート基礎の上部に取付固定さ
れた基礎金物とからなり、上記コンクリート基礎の上に
上記柱脚を突付けて載置するときの垂直荷重の働きによ
り、上記基礎金物と柱脚金物とが自動的に係合状態にな
って上記コンクリート基礎と柱脚とが互いに接合され、
上記基礎金物が、雄型又は雌型の第1の係止金具と、該
第1の係止金具の下方側に配設され、該第1の係止金具
を螺着して固定するための支持部材とを備えてなり、か
つ、上記柱脚金物は、上記垂直荷重の作用により上記第
1の係止金具と押し合うと該第1の係止金具と係合状態
になる雌型又は雄型の第2の係止金具と、該第2の係止
金具を支持固定するための請求項1又は2記載の定着金
物とを備えてなり、該定着金物が、請求項3記載の設置
方法を用いて上記コンクリート基礎に定着されてなるこ
とを特徴としている。
【0012】また、請求項5記載の発明は、複数の柱脚
が集まって、コンクリート基礎の上部にそれぞれ突付け
の状態で、自動係合式の接合金物により接合されてなる
柱集合部における請求項4記載の柱脚基礎接合構造に係
り、上記接合金物が、上記柱集合部に集められた複数の
上記柱脚のそれぞれに取付固定された複数の柱脚金物
と、上記コンクリート基礎の上部に取付固定された基礎
金物とからなり、該基礎金物が、一つの定着金物と、該
定着金物に螺着された複数の上記第1の係止金具とから
なることを特徴としている。
【0013】また、請求項6記載の発明は、請求項4又
は5記載の柱脚基礎接合構造に係り、上記雄型の第1又
は第2の係止金具が、先端部がテーパ状の係止段部付き
ピン部材からなり、かつ、上記雌型の第2又は第1の係
止金具が、上記垂直荷重の作用により上記ピン部材と押
し合うと該ピン部材の上記係止段部と係合状態になる一
対の係止片を先端部に有する二股状の可撓性部材からな
っていることを特徴としている。
【0014】
【作用】この発明の構成によれば、上記プレートの上面
にコンクリート基礎の横幅よりも広幅の補助プレート
を、該補助プレートに予め開けておいたボルト挿通孔と
上記プレートのねじ穴とを位置合わせした状態で重ね、
上記補助プレートのボルト挿通孔にボルトを挿通し、挿
通したボルトを対応する上記ねじ穴に螺着することで、
上記プレートと補助プレートとを圧接状態にした後、基
礎型枠を構成する両側の堰板間に、上記プレートを下向
きにして上記補助プレートを架け渡し、コンクリートを
基礎型枠内に流し込んで養生し、コンクリート硬化後に
上記補助プレートを取り外すことで、上記アンカーボル
トが上記コンクリート基礎内に埋没され、かつ、上記プ
レートの上面が、上記コンクリート基礎の水平性の良い
天端と同一の面に設定される。このように設置されたプ
レートなら、第1の係止金具(例えば、係止段部付きピ
ン部材等)をねじ穴に螺着すると、第1の係止金具は正
確に上方に直立する。それゆえ、柱載置時の垂直荷重の
働きにより、柱脚金物の第2の係止金具(例えば、二股
状の可撓性部材)が、直立した上記第1の係止金具に正
確に係合され、信頼性の高い柱脚基礎接合構造を得るこ
とができる。したがって、現場施工の負担を著しく軽減
することができる。
【0015】なお、この発明は、自動係合式の接合金物
のみに適用されるものではなく、コンクリート基礎上か
ら突出する非係合式の雄ねじ部材(例えば、非係合式の
ジョイントピンやボルト等)にも適用可能である。ま
た、コンクリート基礎に接合される対象は、柱脚に限定
されず、他の構造物、例えば、土台等でも良い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例である自動係合式の柱脚
基礎接合構造を採り入れたユニット建物の一部構成を分
解して示す分解斜視図、図2は、同柱脚基礎接合構造に
用いられる雄型基礎金物の構成及び取付状態を示す図
で、同図(a)は、同雄型基礎金物の分解垂直断面図、
同図(b)は、同雄型基礎金物の完成垂直断面図、図3
は、同柱脚基礎接合構造に用いられる雌型柱脚金物の構
成及び取付状態を示す図で、同図(a)は、正面図、同
図(b)は、同図(a)のA−A線に沿う垂直断面図、
図4は、同雄型基礎金物を構成するジョイントピンの正
面図、図5は、同雌型柱脚金物を構成する二股状の板ば
ね係止部材を示す図であり、同図(a)は正面図、同図
(b)は、同図(a)のB−B線に沿う水平断面図、図
6は、同雄型基礎金物の取付施工を説明するための斜視
図、図7は、同垂直断面図、また、図8は、同ユニット
建物の組立施工時に、同雄型基礎金物(ジョイントピ
ン)と同雌型柱脚金物(二股状の板ばね係止部材)とが
自動的に嵌合係着されて、柱脚基礎接合構造が作られて
ゆく様子を示す図である。
【0017】まず、この例に係るユニット建物の全体構
成について説明する。この例に係るユニット建物は、図
1に示すように、予め準備したコンクリート基礎(布基
礎)1の上に、建物各階の部屋部分を構成する建物ユニ
ット2A,2B,2Cと屋根部分を構成する屋根ユニッ
ト3とを水平方向及び垂直方向(同図には垂直方向のみ
を示す)に組立連結してなる木質三階建住宅に係り、各
建物ユニット2A,2B,2Cは、床パネル4の三つの
側縁に沿って、壁パネル5,5,…が壁勝ちに立設さ
れ、四隅には、構造耐力を高めるために角形の木質柱
6,6,…が配されている。床パネル4は、根太(短根
太)41,41,…に直交してこれらの木口と突き付け
の状態で、端根太(長根太)42,42が釘打ちされて
方形の床枠組が構成され、この床枠組の上面に構造用合
板やパーティクルボード等の図示せぬ床面材が取り付け
られて床構面として構成されている。各壁パネル5,
5,…は、縦枠51,51,…の上端と下端とのそれぞ
れにおいてこれらの木口と突き付けの状態で上枠52と
下枠53がそれぞれ釘打ちされて壁枠組とされ、この壁
枠組の内面及び外面の両側に石膏ボードや硬質木片セメ
ント板等の壁面材が取り付けられて耐力壁とされてい
る。木質柱6には、例えば、JAS寸法形式404材
(89×89mmの製材又は集積材)が好適に用いられ
る。
【0018】次に、この例の柱脚基礎接合構造について
説明する。上記構成のユニット建物において、1階建物
ユニット2Aは、四隅に配置された木質柱6,6,…を
コンクリート基礎1の上面に載置したときに、予め木質
柱脚(木質柱6の下端部)61とコンクリート基礎1と
に取り付けておいた柱脚基礎接合金物の係合機構が自動
的に働いて、据付固定される。この自動係合式の柱脚基
礎接合金物は、図2に示すように、コンクリート基礎1
の上面に取付固定される雄型基礎金物7と、図3に示す
ように、木質柱脚61に取付固定される雌型柱脚金物8
とから構成されている。
【0019】上記雄型基礎金物7は、図4に示すよう
に、先端部にテーパ状の頭部71aを有し、中間部に凹
段部(嵌合係着段部)71bが設けられ、後端部に雄ね
じ部71cの付いたジョイントピン71と、図2に示す
ように、コンクリート基礎1に埋設され、ジョイントピ
ン71を固定するための定着金物72とから構成されて
いる。この定着金物72は、四角形のプレート721の
中心部に貫通孔722を開け、この貫通孔722の下端
部に、かつ、貫通孔722と軸心を合わせた状態で、ジ
ョイントピン71と螺合可能な六角の袋ナット(半球形
の帽子を付けたナット)723を溶接により固着し、さ
らに、プレート721の下面に直径12mm以上で長さ
400mm以上のアンカーボルト724,724を突設
してなっている。
【0020】上記構成の雄型基礎金物7を、コンクリー
ト基礎1の上面に取付固定するには、図6に示すよう
に、コンクリート基礎1の横幅よりも広幅の長方形の補
助プレート9を、この補助プレート9に予め開けておい
たボルト挿通孔91と、プレート721の貫通孔722
とを位置合わせした状態で、プレート721の上面に重
ねる。そして、補助プレート9のボルト挿通孔91とプ
レート721の貫通孔722とにボルト92を挿通し、
袋ナット723に螺着することで、プレート721と補
助プレート9とを(両プレート間にコンクリートが入り
込めない程度に)圧接状態にする。次に、図7に示すよ
うに、基礎型枠11を構成する両側の堰板12,12間
に、プレート721を下向きにしてアンカーボルト72
4,724を基礎型枠11内に沈め、かつ、堰板12,
12の上面に載置する状態で、補助プレート9を架け渡
す。この後、コンクリートを基礎型枠11内に流し込ん
で充分に養生し、コンクリート硬化後にボルト92によ
る締め付けを解いて補助プレート9を取り外す。そし
て、ボルト92に代えて、ジョイントピン71を袋ナッ
ト723に螺着する。この取付方法によれば、プレート
721の上面が、コンクリート基礎1の水平性の良い天
端と容易に同一面に設定されるので、ジョイントピン7
1は、袋ナット723に螺着されると、正確に上方に直
立することとなる。
【0021】次に、上記雌型柱脚金物8は、図3に示す
ように、上階積載時に加えられる垂直荷重の作用により
ジョイントピン71の凹段部71bに嵌合係着される一
対の係止片81a,81aを先端部に有し、後端部に取
付孔81bを有する二股状の板ばね係止部材(ばね鋼)
81と、図5に示すように、この板ばね係止部材81を
収納するための6面体構成の箱金物82と、板ばね係止
部材81を箱金物82に収納状態で支持固定するための
取付ボルト83と、接合解除用の雄ねじ部材84と、箱
金物82を木質柱脚61に取付固定すると共に、木質柱
脚61を補強するための一対の取付補強プレート85,
85とから構成されている。これに対応して、木質柱脚
61の下端面には、雌型柱脚金物8を装着するための凹
部62が、木質柱脚61の四つの立側面のうち、屋外側
の立側面に直交して相対向する二つの立側面間を切り通
す状態に設けられている(図3)。さらに、これら二つ
の立側面間を貫いて、上下二つの取付用のボルト挿通孔
が設けられている。
【0022】箱金物82は、比較的厚肉の上蓋82aと
下蓋82bと断面長方形の角筒部82cとから6面体箱
形に構成され、木質柱脚61の下端面の凹部62と嵌合
可能な大きさ形状に形成されている。箱金物82の上蓋
82aには取付ボルト83と螺合可能な雌ねじ部が設け
られている。また、下蓋82bには、接合作業時、雄型
柱頭金物7のジョイントピン71を箱金物82の内部に
挿入させるための貫通孔が設けられている。二股状の板
ばね係止部材81は、図5に示すように、係止片81
a,81a(以下、二股先端部ともいう)を下向きにし
て、箱金物82内に収納され、取付孔81bを経由し
て、取付ボルト83が上蓋82aの雌ねじ部に螺着する
ことで、箱金物82の上蓋82aに固着されている。
【0023】また、取付補強プレート85,85は、横
幅(38mm)が、404材(89×89mm)の木質
柱6の横幅よりも狭幅で、かつ、比較的長尺の鋼板(例
えば、4.5×38×248mm)からなり、長手方向
が起立する状態で、それぞれの下端部が箱金物82(角
筒部82c)の相対向する短辺側の両外側面に当接され
て、溶接により固着されている。これらの取付補強プレ
ート85,85には、木質柱脚61に予め設けられた上
下二つのボルト挿通孔に対応する位置に、二つの取付用
のボルト挿通孔が開けられている。
【0024】上記構成の雌型柱脚金物8を、木質柱脚6
1の下端面に取付固定するには、木質柱脚61の下端面
の下方から、取付補強プレート85,85を、木質柱脚
61の四つの立側面のうち、屋外側の立側面に直交して
相対向する二つの立側面を挟み込む状態で、箱金物82
を木質柱脚61下端面の凹部62に嵌め込む。そして、
箱金物82が木質柱脚61の凹部62に完全に嵌め込ま
れたとき、図3に示すように、2枚の取付補強プレート
85,85に設けられた上下二つのボルト挿通孔と、木
質柱脚61に予め設けておいた上下二つのボルト挿通孔
とがそれぞれ重なる状態となるので、これらのボルト挿
通孔に例えばM12の長ボルト76,76を挿通し、挿
通した長ボルト76,76をナット77,77で締結固
定する。このようにして、雌型柱脚金物8が、木質柱脚
61の下端面に取付固定される。なお、これらの取付補
強プレート85,85は、下端面に凹部62が刻設され
たことによる木質柱脚61の強度低下分を補強する機能
も有している。
【0025】次に、ユニット建物の組立施工時、この例
の柱脚基礎接合構造により、1階建物ユニット2Aをコ
ンクリート基礎1の上面に据付固定するには、まず、1
階建物ユニット2Aを、予め準備したコンクリート基礎
1上にクレーンで運び、図8(a)に示すように、1階
建物ユニット2Aの四隅の木質柱脚61とコンクリート
基礎1上の雄型基礎金物7とが重なり合う位置で、1階
建物ユニット2Aを、コンクリート基礎1の上面にゆっ
くりと下ろしてゆく。このとき、コンクリート基礎1
(雄型基礎金物7)側のジョイントピン71が、所望の
挿入荷重(例えば、1階建物ユニット2Aの重量の1/
4の垂直荷重)で木質柱脚61(雌型柱脚金物8)側の
箱金物82内に挿入され、箱金物82内の二股状の板ば
ね係止部材81がジョイントピン71によって押圧さ
れ、ジョイントピン71の頭部71aがテーパ状に形成
されているため、同図(b)に示すように、板ばね係止
部材81の二股先端部81a,81aが押し広げられな
がら摺動し、同図(c)に示すように、ジョイントピン
71の頭部71aを過ぎると、凹段部71bに嵌まって
係止固定される。このような柱脚基礎接合が、1階建物
ユニット2Aの四隅において行われることにより、1階
建物ユニット2Aがコンクリート基礎1上に自動的にか
つ確実に固定される。
【0026】この第1実施例の構成によれば、雄型基礎
金物7の定着金物72をコンクリート基礎1に埋設して
定着する際には、基礎型枠11内に打設されたコンクリ
ートの養生期間、定着金物72のプレート721は、堰
板12,12間に架け渡された補助プレート9に密接状
態に支えられるので、上面が、コンクリート基礎1の水
平性の良い天端と確実に同一面となる。また、この際、
ジョイントピン71と螺着するナット部には、袋ナット
723が用いられているので、コンクリートが雌ねじ穴
に流れ込むことによる螺着不良等の事態は生じない。そ
れゆえ、ジョイントピン71は、袋ナット723に確実
にかつ直立状態で螺着されので、信頼性の高い柱脚基礎
接合構造を得ることができる。したがって、現場施工の
負担を著しく軽減することができる。
【0027】◇第2実施例 図9は、この発明の第2実施例に係る雄型基礎金物の取
付施工を説明するための斜視図、図10は、同垂直断面
図、また、図11は、同雄型基礎金物の外観を示す斜視
図である。この例の雄型基礎金物7aは、木質柱6,
6,…が4本集結する柱集結部における4本分の木質柱
脚61,61,…をコンクリート基礎1に接合できる基
礎合金物であって、プレート721aの下面に縦に2個
横に2個合計4個の袋ナットが固着され、これらの袋ナ
ットに4個のジョイントピン71,71,…が螺着され
てなってる。このような柱集結部は、ユニット建物を組
み立てる際に、1階建物ユニット2A,2A,…が、妻
方向に二つ、桁方向に二つ隣接してコンクリート基礎1
上に据付される場合に生じる。なお、図9乃至図11に
おいて、第1実施例(図2、図4図6及び図7)の構成
部分と、同一の構成各部については、同一の符号を付し
てその説明を省略する。また、対応する構成各部につい
ては、同一の符号に添字して、その説明も省略する。こ
の第2実施例の構成によっても、上述の第1実施例で述
べたと略同様の効果を得ることができる。加えて、この
ような柱集結部においては、1穴型の雄型基礎金物7を
複数個、コンクリート基礎1に埋設する煩わしさを回避
できる。
【0028】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、雄型ジョ
イント部材(ジョイントピン)や雌型ジョイント部材
(二股状の板ばね係止部材)は、図示例のものに限定さ
れない。また、この発明の柱脚基礎接合構造の適用対象
となる建物は、ユニット建物に限定されない。また、ユ
ニット建物は三階建住宅に限らず、二階建住宅、又は平
屋住宅でも良い。また、上述の実施例では、コンクリー
ト基礎側にジョイントピンを、木質柱脚側に二股状の板
ばね係止部材を配設したが、これを逆にして用いること
も可能である。また、上述の実施例では、柱が木質柱で
ある場合について述べたが、これに限らず、コンクリー
ト柱、鋼柱、合成木材柱、強化プラスチック(FRP)
柱、又はこれらの複合材からなる柱を用いても良い。
【0029】また、上述の実施例では、1穴型及び4穴
型のプレートを用いたが、必要に応じて、2穴型又は3
穴型のものを用いても良い。もっとも、4穴型のもの
は、2穴型及び3穴型を兼ねることもできる。また、上
述の実施例では、プレートの下面に袋ナットを固着した
が、これに代えて、例えば、図12に示すように、厚板
のプレート721bにジョイントピン71と螺合可能な
先端部閉塞のねじ穴723bを螺刻して用いても良い。
【0030】また、上述の実施例では、自動係合式の接
合金物を用いて、柱脚とコンクリート基礎とを接合する
場合について述べたが、この発明は、自動係合式の接合
金物のみに適用されるものではなく、コンクリート基礎
上から突出する接合用雄ねじ部材である限り、全て適用
できる。つまり、非係合式ジョイントピンやボルト等に
も適用可能である。また、コンクリート基礎に接合され
る対象は、柱脚に限定されず、他の構造物、例えば、土
台等でも良い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、定着金物をコンクリート基礎に定着する際に
は、基礎型枠内に打設されたコンクリートの養生期間、
定着金物のプレートは、堰板間に架け渡された補助プレ
ートに密接状態に支えられるので、上面が、コンクリー
ト基礎の水平性の良い天端と確実に同一面となる。ま
た、この際、第1の係止金具(例えば、係止段部付きピ
ン部材)と螺着するねじ穴の先端部を例えば袋ナット等
を用いて閉塞状態にすれば、コンクリートの流れ込みに
よる螺着不良を防止できる。それゆえ、第1の係止金具
が、ねじ穴に確実に直立状態で螺着されので、信頼性の
高い柱脚基礎接合構造を得ることができる。したがっ
て、現場施工の負担を著しく軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である自動係合式の柱脚
基礎接合構造を採り入れたユニット建物の一部構成を分
解して示す分解斜視図である。
【図2】同柱脚基礎接合構造に用いられる雄型基礎金物
の構成及び取付状態を示す図で、同図(a)は、同雄型
基礎金物の分解垂直断面図、同図(b)は、同雄型基礎
金物の完成垂直断面図である。
【図3】同柱脚基礎接合構造に用いられる雌型柱脚金物
の構成及び取付状態を示す図で、同図(a)は、正面
図、同図(b)は、同図(a)のA−A線に沿う垂直断
面図である。
【図4】同雄型基礎金物を構成するジョイントピンの正
面図である。
【図5】同雌型柱脚金物を構成する二股状の板ばね係止
部材を示す図であり、同図(a)は正面図、同図(b)
は、同図(a)のB−B線に沿う水平断面図である。
【図6】同雄型基礎金物の取付施工を説明するための斜
視図である。
【図7】同雄型基礎金物の取付施工を説明するための同
垂直断面図である。
【図8】同ユニット建物の組立施工時に、同雄型基礎金
物(ジョイントピン)と同雌型柱脚金物(二股状の板ば
ね係止部材)とが自動的に嵌合係着されて、柱脚基礎接
合構造が作られてゆく様子を示す図である。
【図9】この発明の第2実施例に係る雄型基礎金物の取
付施工を説明するための斜視図である。
【図10】同雄型基礎金物の取付施工を説明するための
垂直断面図である。
【図11】同雄型基礎金物の外観を示す斜視図である。
【図12】第1及び第2実施例の変形例に係る定着金物
の構成を示す断面図である。
【図13】従来における柱頭柱脚接合金物の構成を示す
部分断面図である。
【図14】同柱頭柱脚接合金物を用いた柱頭柱脚接合構
造を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 コンクリート基礎 6 木質柱(柱) 61 木質柱脚(柱脚) 7 雄型基礎金物(基礎金物) 71 ジョイントピン(雄型の第1又は第2の係止
金具、係止段部付きピン部材) 71b 凹段部(係止段部) 72 定着金物 721,721a,721b プレート 722,722a 貫通孔 723 袋ナット(ねじ穴) 723b 先端部閉塞のねじ穴(ねじ穴) 724 アンカーボルト 8 雌型柱脚金物(柱脚金物) 81 板ばね係止部材(雌型の第1又は第2の係止
金具、二股状の可撓性部材) 81a 係止片 82 箱金物(支持部材) 9,9a 補助プレート 91 ボルト挿通孔 92 ボルト 12 堰板 11 基礎型枠

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート基礎に定着され、該コンク
    リート基礎と、その上部に載置される構造物とを接合す
    るための定着金物であって、 プレートと、該プレートの下面から垂下されるアンカー
    ボルトとからなり、上記プレートの上面にはねじ穴が設
    けられていることを特徴とする定着金物。
  2. 【請求項2】 前記プレートにその上下面を貫く貫通孔
    を設け、袋ナットを前記プレート下面の前記貫通孔の位
    置に、かつ、貫通孔に軸心を合わせた状態で固着して、
    前記ねじ穴を構成したことを特徴とする請求項1記載の
    定着金物。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の定着金物をコンク
    リート基礎に定着させて設置する定着金物の設置方法で
    あって、 コンクリート基礎上面の横幅よりも広幅の補助プレート
    を、該補助プレートに予め開けておいたボルト挿通孔と
    前記定着金物のプレートのねじ穴とを位置合わせした状
    態で、前記プレートの上面に重ね、前記補助プレートの
    ボルト挿通孔にボルトを挿通し、挿通したボルトを対応
    する前記ねじ穴に螺着することで、前記プレートと補助
    プレートとを圧接状態にした後、 基礎型枠を構成する両側の堰板間に、前記プレートを下
    向きにして前記補助プレートを架け渡し、コンクリート
    を基礎型枠内に流し込んで養生し、 コンクリート硬化後に前記補助プレートを取り外すこと
    で、前記アンカーボルトが前記コンクリート基礎内に埋
    没され、かつ、前記プレートの上面が、前記コンクリー
    ト基礎の天端と同一面に設定されることを特徴とする定
    着金物の設置方法。
  4. 【請求項4】 柱の下端部である柱脚が、コンクリート
    基礎の上部に突付けの状態で、自動係合式の接合金物に
    より接合されてなる柱脚基礎接合構造であって、 前記接合金物は、柱脚に取付固定された柱脚金物と、コ
    ンクリート基礎の上部に取付固定された基礎金物とから
    なり、前記コンクリート基礎の上に前記柱脚を突付けて
    載置するときの垂直荷重の働きにより、前記基礎金物と
    柱脚金物とが自動的に係合状態になって前記コンクリー
    ト基礎と柱脚とが互いに接合され、 前記基礎金物は、雄型又は雌型の第1の係止金具と、該
    第1の係止金具の下方側に配設され、該第1の係止金具
    を螺着して固定するための支持部材とを備えてなり、 かつ、前記柱脚金物は、前記垂直荷重の作用により前記
    第1の係止金具と押し合うと該第1の係止金具と係合状
    態になる雌型又は雄型の第2の係止金具と、該第2の係
    止金具を支持固定するための請求項1又は2記載の定着
    金物とを備えてなり、 該定着金物が、請求項3記載の設置方法を用いて前記コ
    ンクリート基礎に定着されてなることを特徴とする柱脚
    基礎接合構造。
  5. 【請求項5】 複数の柱脚が集まって、コンクリート基
    礎の上部にそれぞれ突付けの状態で、自動係合式の接合
    金物により接合されてなる柱集合部における請求項4記
    載の柱脚基礎接合構造であって、 前記接合金物は、前記柱集合部に集められた複数の前記
    柱脚のそれぞれに取付固定された複数の柱脚金物と、前
    記コンクリート基礎の上部に取付固定された基礎金物と
    からなり、該基礎金物は、一つの定着金物と、該定着金
    物に螺着された複数の前記第1の係止金具とからなるこ
    とを特徴とする柱脚基礎接合構造。
  6. 【請求項6】 前記雄型の第1又は第2の係止金具は、
    先端部がテーパ状の係止段部付きピン部材からなり、 かつ、前記雌型の第2又は第1の係止金具は、前記垂直
    荷重の作用により前記ピン部材と押し合うと該ピン部材
    の前記係止段部と係合状態になる一対の係止片を先端部
    に有する二股状の可撓性部材からなっていることを特徴
    とする請求項4又は5記載の柱脚基礎接合構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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