JP6583475B2 - パワーデバイス駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲート電極を備えることでターンオフを高速に行うことを可能にしたパワーデバイスを駆動する駆動回路に関する。
特許文献1には、2つのゲート電極7a,7bを備える絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(RC(Reverse Conducting)−IGBT。以下、単にIGBTと称す)が開示されている。このIGBTをターンオンさせる場合は、ゲート電極7a,7bに対してターンオン電圧を印加し、ターンオフさせる際には、ゲート電極7bにターンオフ電圧を印加した後にゲート電極7aにターンオフ電圧を印加する。これにより、ターンオフをより高速に行うことを可能にしている。
特開2013−98415号公報
特許文献1におけるIGBTを高速にターンオフさせるには、ゲート電極7bに負電圧を印加するのが望ましい(図3(c)参照)。しかしながら、そのために別途負電源を用意するとコストがアップし、駆動損失も増大することが問題となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、負電源を用いずとも、パワーデバイスを迅速にターンオフさせることが可能なパワーデバイス駆動回路を提供することにある。
請求項1記載のパワーデバイス駆動回路によれば、ゲート端子、エミッタ端子、容量接続端子の何れかの間に接続される複数のスイッチ回路を備える。そして、制御回路は、複数のスイッチ回路のオンオフを制御して、パワーデバイスをターンオンしている状態からターンオフさせる際に、ゲート−エミッタ間容量に充電されている電荷を、容量接続端子に接続されている容量素子に充電させる充電経路を形成してから、容量素子の正電位側端子、負電位側端子を、エミッタ、ゲートにそれぞれ接続させる負電圧印加経路を形成する。
これにより、ターンオンしているパワーデバイスのゲート−エミッタ間容量に充電されている電荷を容量素子に充電させた後、その容量素子を、充電電荷が逆極性となるようにパワーデバイスのエミッタ、ゲートに接続して、ゲートを負電圧にできる。したがって、負電圧印加用の電源を別途用意せずとも、パワーデバイスのゲートを負電圧にしてターンオフを高速に行うことができる。
請求項4記載のパワーデバイス駆動回路によれば、複数のスイッチ回路を、ゲート端子とエミッタ端子との間に接続される第1スイッチ回路、ゲート端子と容量接続端子の一方との間に接続される第2スイッチ回路、ゲート端子と容量接続端子の他方との間に接続される第3スイッチ回路、容量接続端子の一方とエミッタ端子との間に接続される第4スイッチ回路、容量接続端子の他方とエミッタ端子との間に接続される第5スイッチ回路とする。
そして、請求項5記載のパワーデバイス駆動回路によれば、制御回路は、第2及び第5スイッチ回路をオンさせて充電経路を形成し、ゲートに充電されている電荷を容量素子に充電させる。それから、第2及び第5スイッチ回路をオフさせると、第1スイッチ回路をオンさせて、ゲートをエミッタと同電位にする。その後、第1スイッチ回路をオフさせると、第3及び第4スイッチ回路をオンさせて負電圧印加経路を形成し、ゲートを負電圧にする。
これにより、ゲートの充電電荷を放電させた後、ゲートを一旦エミッタと同電位にしてから負電圧にするので、ゲートの負電位をより大きくすることができ、パワーデバイスのターンオフをより高速に行うことができる。
第1実施形態であり、RC−IGBT駆動回路の構成を示す図 ターンオフ時の各スイッチ回路のオンオフ状態を示す図 図2に対応するタイミングチャート ターンオン動作も含むタイミングチャート 第2実施形態であり、ターンオフ時の各スイッチ回路のオンオフ状態を示す図 ターンオフ時のタイミングチャート 第3実施形態であり、RC−IGBT駆動回路の構成を示す図 第4実施形態であり、コントロールゲート駆動部の各スイッチ回路の具体構成を示す図 第5実施形態であり、コントロールゲート駆動部の各スイッチ回路の具体構成を示す図 第6実施形態であり、コントロールゲート駆動部の各スイッチ回路の具体構成を示す図 (a)は第7実施形態であり、IGBTを交互にターンオン、ターンオフさせる場合のタイミングチャート、(b)は第2実施形態の(a)相当図
(第1実施形態)
図1に示すように、本実施形態の駆動回路1は、メインゲートG(第1ゲート)と、コントロールゲートCG(第2ゲート)とを備えるRC−IGBT(以下、単にIGBTと称す)2を駆動対象とするもので、このIGBT2は、特許文献1に開示されている半導体装置と同じものである。すなわち、図4に示すように、PWM制御信号がハイレベルとなりIGBT2をターンオンさせる場合には、メインゲートG及びコントロールゲートCGに対して同時にターンオン電圧(ハイレベル駆動電圧)を印加する。
一方、PWM制御信号がローレベルとなりIGBT2をターンオフさせる場合には、先にコントロールゲートCGの電位を低下させてから(0V→負電圧)、メインゲートGにターンオフ電圧(ローレベル駆動電圧)を印加するように制御する。このように、先にコントロールゲートCGの電位を低下させることで、ドリフト層に蓄積されている正孔又は電子の一部が予め引き抜かれるため、メインゲートGにターンオフ電圧を印加した際に残留している正孔又は電子の引き抜きが短時間で完了するようになる(特許文献1,段落[0013]参照)。したがって、IGBT2のスイッチング速度が向上し、損失の低減を図ることができる。
駆動回路1は、制御信号生成部3(制御回路)、コントロールゲート駆動部4及びメインゲート駆動部5を備えている。また、駆動回路1には、電源端子6を介して駆動電源7(電圧VB、例えば20V程度)が供給され、信号入力端子8を介して外部(上位の制御装置であるマイクロコンピュータ等)よりPWM制御信号が入力される。駆動回路1のCG接続端子9(1),9(2)(第2ゲート端子)は、それぞれ外付けの抵抗素子RGP,RGNを介してコントロールゲートCGに接続されている。また、G接続端子10(1),10(2)は、それぞれ外付けの抵抗素子RGP,RGNを介してメインゲートGに接続されている。尚、抵抗素子RGP,RGNの抵抗値は、各ゲートCG、Gのターンオン,ターンオフ速度の設定に応じて適宜決定される。
E接続端子11(エミッタ端子)はIGBT2のエミッタに接続され、グランド端子12はグランドに接続されるが、エミッタはグランドに接続されているので端子11及び12は同電位となっている。そして、容量接続端子13(1)、13(2)には、コンデンサ14(容量素子)が外付けで接続されている。以下、各端子については「端子××(符号)」と記載する。
コントロールゲート駆動部4において、スイッチ回路SW1は、端子6と端子9(1)との間に接続されており、スイッチ回路SW2(第1スイッチ回路)は、端子9(2)と端子11との間に接続されている。スイッチ回路SW3(第2スイッチ回路)は、端子9(2)と端子13(1)との間に接続されており、スイッチ回路SW4(第5スイッチ回路)は、端子13(2)と端子11との間に接続されている。スイッチ回路SW5(第3スイッチ回路)は、端子9(2)と端子13(2)との間に接続されており、スイッチ回路SW6(第4スイッチ回路)は、端子13(1)と端子11との間に接続されている。
メインゲート駆動部5において、スイッチ回路SW7は、端子6と端子10(1)との間に接続されており、スイッチ回路SW8は、端子10(2)と端子12との間に接続されている。制御信号生成部3には、端子8を介してPWM制御信号が入力され、制御信号生成部3は、そのPWM制御信号の変化に応じて各スイッチ回路SW1〜SW8のオンオフを制御する。
次に、本実施形態の作用について説明する。
<(1)ON保持>
PWM制御信号がハイレベルになりIGBT2をターンオンさせる場合、制御信号生成部3は、スイッチ回路SW1及びSW7をオンする。これにより、それぞれの抵抗素子RGPを介してメインゲートC側のゲート容量及びコントロールゲートCG側のゲート容量を電圧VBに充電する(図2及び図3(1)参照、図中は丸数字)。
<(2)ターンオフ1>
そして、PWM制御信号がローレベルになりIGBT2をターンオフさせる場合、制御信号生成部3は、スイッチ回路SW1をオフさせてからスイッチ回路SW3及びSW4をオンさせる。すると、コントロールゲートCG側のゲート容量に充電されていた電荷によって、コンデンサ14が充電される。
<(3)ターンオフ2>
次に、制御信号生成部3は、スイッチ回路SW3及びSW4をオフさせてからスイッチ回路SW2をオンさせる。これにより、コントロールゲートCGの電圧はエミッタと同電位の0Vになる。
<(4)ターンオフ3>
続いて、スイッチ回路SW2をオフさせてからスイッチ回路SW5及びSW6をオンさせる。すると、コンデンサ14の正電位側端子(+)がエミッタに、負電位側端子(−)がコントロールゲートCGに接続される。これにより、コントロールゲートCGには負電圧が印加される。
またこの時、図2及び図3では図示しないが、制御信号生成部3は、スイッチ回路SW7をオフさせてからスイッチ回路SW8をオンさせて、メインゲートG側の容量を放電させてIGBT2をターンオフさせる。
<(5)0V保持>
最後に、スイッチ回路SW5及びSW6をオフさせてからスイッチ回路SW2をオンさせて、コントロールゲートCGの電位を0Vにすることでターンオフシーケンスが終了する。
尚、<(4)ターンオフ3>において、コントロールゲートCGに印加される負電圧をV∞とすると、以下の式で表される。なお、負電圧V∞は、<(4)ターンオフ3>のフェーズで時間が無限大に経過したことを仮定した場合の電圧である。コンデンサ14の容量をCCHG、コントロールゲートCGの容量をCCGとすると、
Figure 0006583475
となる。そして、上式に記載しているように、IGBT2を安定した状態でターンオフさせるため、負電圧をV∞を駆動電源電圧VBの凡そ1/2にすることを目標にすると、CCHG≫CCGとなる条件が必要であり、そのためには、例えば容量CCHGを容量CCGの10倍以上に設定すれば十分である。
以上のように本実施形態によれば、駆動回路1に、CG接続端子9、E接続端子11、容量接続端子13の何れかの間に接続される複数のスイッチ回路SW2〜SW6を備える。そして、制御信号生成部3は、複数のスイッチ回路SW2〜SW6のオンオフを制御し、IGBT2をターンオンしている状態からターンオフさせる際に、コントロールゲートCG−エミッタ間容量に充電されている電荷を、容量接続端子13に接続されているコンデンサ14に充電させる充電経路を形成してから、コンデンサ14の正電位側端子、負電位側端子を、エミッタ、第2ゲートにそれぞれ接続させて負電圧印加経路を形成する。
これにより、ターンオンしているIGBT2のコントロールゲートCG−エミッタ間容量に充電されている電荷をコンデンサ14に充電させた後、そのコンデンサ14を、充電電荷が逆極性となるようにIGBT2のエミッタ、コントロールゲートCGに接続して、コントロールゲートCGを負電圧にできる。したがって、負電圧印加用の電源を別途用意せずとも、IGBT2のターンオフを高速に行うことができる。
具体的には、CG接続端子9(2)とE接続端子11との間にスイッチ回路SW2、CG接続端子9(2)と容量接続端子13(1)との間にスイッチ回路SW3、CG接続端子9(2)と容量接続端子13(2)との間にスイッチ回路SW5、容量接続端子13(1)とE接続端子11との間にスイッチ回路SW6、容量接続端子13(2)とE接続端子11との間にスイッチ回路SW4を接続する。
そして、制御信号生成部3は、スイッチ回路SW3及びSW4をオンさせて充電経路を形成し、コントロールゲートCGに充電されている電荷を容量素子に充電させる。それから、スイッチ回路SW3及びSW4をオフさせると、スイッチ回路SW2をオンさせて、コントロールゲートCGをエミッタと同電位の0Vにする。その後、スイッチ回路SW2をオフさせると、スイッチ回路SW5及びSW6をオンさせて負電圧印加経路を形成し、コントロールゲートCGを負電圧にする。
これにより、コントロールゲートCGの充電電荷を放電させた後、コントロールゲートCGを一旦0Vにしてから負電圧にするので、コントロールゲートCGの負電位をより大きくすることができ、IGBT2のターンオフをより高速に行うことができる。
また、コントロールゲートCGを負電圧にした後に、スイッチ回路SW5及びSW6をオフにしてからスイッチ回路SW2をオンさせて、コントロールゲートCGの電位を0Vにするので、次回のIGBT2のターンオンを高速且つ低駆動損失に行うことができる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図5及び図6に示すように、第2実施形態は、第1実施形態のターンオフシーケンスより<(3)ターンオフ2>のフェーズを削除したもので、(2)でコンデンサ14を充電すると、次の(3)でコントロールゲートCGの電位を0Vにすることなく、直ちにコントロールゲートCGに負電圧を印加する。これが第2実施形態の<(3)ターンオフ2>となっている。
このような第2実施形態によれば、制御信号生成部3による各スイッチ回路の制御が簡単になる。但し、コントロールゲートCGの電位が0Vを超えている状態から負電圧を印加するので、印加される負側の電位は第1実施形態に比較して小さくなる。
(第3実施形態)
図7に示すように、第3実施形態の駆動回路21は、端子6と端子13(1)との間にスイッチ回路SW9を追加し、制御信号生成部3に替わる制御信号生成部22が、スイッチ回路SW9のオンオフも併せて制御する。制御信号生成部22は、IGBT2を最初にターンオンさせる前に、スイッチ回路SW9及びSW4をオンさせてスタートアップ充電経路を形成し、コンデンサ14を予め設定した電圧まで充電させるようにする。これにより、最初のターンオフシーケンスからコントロールゲートCGに十分な電位の負電圧を印加することが可能になり、ターンオフシーケンスを安定して行うことができる。
(第4実施形態)
図8に示すように、第4実施形態のコントロールゲート駆動部31は、スイッチ回路SW1〜SW6の具体構成を示す。スイッチ回路SW1はPチャネルMOSFET_M1で、スイッチ回路SW6はNチャネルMOSFET_M6でそれぞれ構成する。その他のスイッチ回路SW2〜SW5は、何れも2つのNチャネルMOSFETのソースを共通に接続した(それぞれM21及びM22、M31及びM32、M41及びM42、M51及びM52)双方向スイッチで構成する。尚、図示しないが、メインゲート駆動回路5のスイッチ回路SW7はPチャネルMOSFETで、スイッチ回路SW8はNチャネルMOSFETでそれぞれ構成すれば良い。
(第5実施形態)
図9に示すように、第5実施形態のコントロールゲート駆動部32は、第4実施形態のコントロールゲート駆動部31におけるスイッチ回路SW2を、NチャネルMOSFET_M21と、その寄生ダイオードと逆方向に直列接続されるダイオードD2とで構成し、スイッチ回路SW4を同様に、NチャネルMOSFET_M41と、その寄生ダイオードと逆方向に直列接続されるダイオードD4とで構成している。このように置き換えたスイッチ回路SW2、SW4は、双方向スイッチに比較してダイオードD2、D4の順方向電圧分だけコントロールゲートCGに印加する負電圧の電位が低下するが、簡易な回路構成で実現できる。
(第6実施形態)
図10に示すように、第6実施形態のコントロールゲート駆動部33は、第4実施形態のコントロールゲート駆動部31におけるスイッチ回路SW2を、抵抗素子R2に置き換えたものである。このように構成すれば、例えば図3に示すタイミングチャートで対応する(3)、(5)において、コントロールゲートCGを放電する際の速度が、抵抗素子R2の抵抗値を含む時定数によって第1実施形態よりも遅くなるが、簡易な回路構成で実現できる。
(第7実施形態)
例えば第1、第2実施形態では、ターンオフ動作の最後にスイッチ回路SW2をオンしてコントロールゲートCGを0Vにしていたが、第7実施形態では最後にスイッチ回路SW2をオンせず、次のターンオン動作を直ちに行うようにする。図11(b)は、第2実施形態に対応してIGBT2を交互にターンオン、ターンオフさせた場合である。これに対して第7実施形態では、図6に示す(3)からスイッチ回路SW5及びSW6をオフにすると、直ちにスイッチ回路SW7をオンしてIGBT2のターンオンに移行する。以上のような第7実施形態によれば、ターンオフ制御をより簡単にできる。
本発明は上記した、又は図面に記載した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
駆動電源電圧は20Vに限らない。
必ずしもターンオン用の抵抗素子RGPと、ターンオフ用の抵抗素子RGNとを設ける必要はなく、それぞれの動作速度に問題がなければ共通の抵抗素子を用いても良い。
スイッチ回路に、CMOSトランスファゲートを用いても良い。
コンデンサ14の容量は、必ずしもコントロールゲートCGの容量の10倍以上に限ることなく、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
図面中、1は駆動回路(RC−IGBT駆動回路)、2はRC−IGBT、3は制御信号生成部(制御回路)、4はコントロールゲート駆動部、9はCG接続端子(第2ゲート端子)、11はE接続端子(エミッタ端子)、13は容量接続端子、14はコンデンサ(容量素子)、Gはゲート(第1ゲート)、CGはコントロールゲート(第2ゲート)、SW2はスイッチ回路(第1スイッチ回路)、SW3はスイッチ回路(第2スイッチ回路)、SW4はスイッチ回路S(第5スイッチ回路)、SW5はスイッチ回路(第3スイッチ回路)、SW6はスイッチ回路(第4スイッチ回路)を示す。

Claims (14)

  1. 少なくとも1つ以上のゲートを備えてなるパワーデバイスを駆動対象とする駆動回路であって、
    前記ゲートに接続されるゲート端子(9)と、
    前記パワーデバイスのエミッタに接続されるエミッタ端子(11)と、
    容量素子が接続される2つの容量接続端子(13(1)、13(2))と、
    前記ゲート端子、前記エミッタ端子、前記容量接続端子の何れかの間に接続される複数のスイッチ回路(SW2〜SW6)と、
    これら複数のスイッチ回路のオンオフを制御することで、前記パワーデバイスをターンオフさせる際に、前記パワーデバイスのゲート−エミッタ間容量に充電されている電荷を前記容量素子に充電させる充電経路を形成してから、前記容量素子の正電位側端子、負電位側端子を、前記エミッタ、前記ゲートにそれぞれ接続させる負電圧印加経路を形成する制御回路(3)とを備えることを特徴とするパワーデバイス駆動回路。
  2. 前記パワーデバイスは、IGBTである請求項1記載のパワーデバイス駆動回路。
  3. 前記パワーデバイスは、RC(Reverse Conducting)−IGBTである請求項2記載のパワーデバイス駆動回路。
  4. 前記複数のスイッチ回路は、
    前記ゲート端子と前記エミッタ端子との間に接続される第1スイッチ回路(SW2)と、
    前記ゲート端子と前記容量接続端子の一方との間に接続される第2スイッチ回路(SW3)と、
    前記ゲート端子と前記容量接続端子の他方との間に接続される第3スイッチ回路(SW5)と、
    前記容量接続端子の一方と前記エミッタ端子との間に接続される第4スイッチ回路(SW6)と、
    前記容量接続端子の他方と前記エミッタ端子との間に接続される第5スイッチ回路(SW4)とからなることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のパワーデバイス駆動回路。
  5. 前記制御回路は、前記第2及び第5スイッチ回路をオンさせて前記充電経路を形成し、
    前記第2及び第5スイッチ回路をオフさせると、前記第1スイッチ回路をオンさせて、
    前記第1スイッチ回路をオフさせると、前記第3及び第4スイッチ回路をオンさせて前記負電圧印加経路を形成することを特徴とする請求項4記載のパワーデバイス駆動回路。
  6. 前記制御回路は、前記第2及び第5スイッチ回路をオンさせて前記充電経路を形成し、
    前記第2及び第5スイッチ回路をオフさせると、前記第3及び第4スイッチ回路をオンさせて前記負電圧印加経路を形成することを特徴とする請求項4記載のパワーデバイス駆動回路。
  7. 前記制御回路は、前記第3及び第4スイッチ回路をオフさせると、前記1スイッチ回路をオンさせることを特徴とする請求項5又は6記載のパワーデバイス駆動回路。
  8. 前記制御回路(22)は、前記IGBTをターンオンさせる前に、駆動電源により設定電圧まで前記容量素子を充電するスタートアップ充電経路を形成することを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載のパワーデバイス駆動回路。
  9. 駆動電源が接続される電源端子と、前記充電経路の形成時に前記正電位側端子となる容量接続端子との間に接続される第6スイッチ回路(SW9)を備え、
    前記制御回路は、前記パワーデバイスをターンオンさせる前に前記第5及び第6スイッチ回路をオンさせて、前記スタートアップ充電経路を形成することを特徴とする請求項4から7を引用する請求項8記載のパワーデバイス駆動回路。
  10. 前記第1、第2、第3及び第5スイッチ回路を、2つのMOSFET(M21及びM22、M31及びM32、M41及びM42、M51及びM52)を、寄生ダイオードが互いに逆方向となるように直列に接続したスイッチ回路で構成したことを特徴とする請求項4から7又は9の何れか一項に記載のパワーデバイス駆動回路。
  11. 前記第2及び第3スイッチ回路を、2つのMOSFET(M31及びM32、M51及びM52)を、寄生ダイオードが互いに逆方向となるように直列に接続したスイッチ回路で構成し、
    前記第1スイッチ回路及び第5スイッチ回路の少なくとも何れか一方を、MOSFET(M21、M41)と、このMOSFETの寄生ダイオードと逆方向に、前記MOSFETに直列接続されるダイオード(D2、D4)とからなるスイッチ回路で構成したことを特徴とする請求項4から7又は9の何れか一項に記載のパワーデバイス駆動回路。
  12. 前記ゲート端子と前記エミッタ端子との間に接続される抵抗素子(R2)を備え、
    前記複数のスイッチ回路は、
    前記ゲート端子と前記容量接続端子の一方との間に接続される第1スイッチ回路(SW3)と、
    前記ゲート端子と前記容量接続端子の他方との間に接続される第2スイッチ回路(SW5)と、
    前記容量接続端子の一方と前記エミッタ端子との間に接続される第3スイッチ回路(SW6)と、
    前記容量接続端子の他方と前記エミッタ端子との間に接続される第4スイッチ回路(SW4)とからなることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のパワーデバイス駆動回路。
  13. 前記制御回路は、前記第1及び第4スイッチ回路をオンさせて前記充電経路を形成し、
    前記第1及び第4スイッチ回路をオフさせると、前記第2及び第3スイッチ回路をオンさせて前記負電圧印加経路を形成し、
    前記第2及び第3スイッチ回路をオフさせるように制御することを特徴とする請求項12記載のパワーデバイス駆動回路。
  14. 前記容量接続端子に、前記ゲート−エミッタ間容量の10倍以上の容量を有する容量素子を接続したことを特徴とする請求項1から13の何れか一項に記載のパワーデバイス駆動回路。
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