JP6580295B1 - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、クレーン(2)の搬送部を移動させるためのモータ(21)を制御するモータ制御装置(1)であって、搬送部の移動を開始させるための第1の操作および搬送部を停止させるための第2の操作に基づいてモータ(21)に対する速度指令を生成する指令生成器(11)と、補正が行われる前の速度指令に基づいて、クレーン(2)に対する第1の操作により搬送部が移動を開始してから、クレーン(2)に対する第2の操作により搬送部が減速を開始し、停止するまでの搬送部の移動距離を算出し、算出した移動距離をモニタ(4)に表示させる停止位置演算部(16)と、を備える。

Description

本発明は、クレーンの台車を移動させるモータを制御するモータ制御装置に関する。
ホイスト式クレーンおよびクラブトロリ式クレーンといった、台車から懸垂したロープに積荷を吊り下げて横行、走行などの移動を行うクレーン装置を天井走行クレーンと呼ぶ。天井走行クレーンが備える台車は、ホイスト、トロリーなど巻上機を搬送する装置である。
天井走行クレーンに限らずクレーンの操作系は速度制御であることが一般的である。オペレータは加減速信号が割ついたレバーまたはボタンを操作することで、クレーンを加減速させる。
天井走行クレーンの横行および走行の操作において、加減速を有する速度指令に従って台車を移動させると、台車の移動に伴い積荷に振動が発生する。台車の停止後にも振動が残留すると、タクトタイムが増大し、また、安全面で問題となる。そのため、台車の停止後も残留する振動を抑制することを目的とした様々な制振制御技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、コンテナを吊り上げるワイヤの繰り出しおよび巻き取りを行うドラムに対する操作信号から特定周波数域の振動成分を除去して振動を抑制するためのノッチフィルタを備えたコンテナ搬送クレーンが記載されている。
特開2007−223745号公報
しかしながら、ノッチフィルタを使用して振動抑制を行う場合、オペレータによっては操作性が阻害されるという問題があった。ノッチフィルタ適用時の速度指令には、ノッチフィルタを適用しない場合と比較して目標速度への到達時間(整定時間ともいう)に遅れが発生する。すなわち、ノッチフィルタを適用した場合、ノッチフィルタを適用しない場合と比較して、クレーンの台車の移動速度は、加減速時の変化が緩やかになる。よって、オペレータがクレーンの台車を停止させる操作を行ってからクレーンの台車が実際に停止するまでの移動距離は、ノッチフィルタを適用した場合の方がノッチフィルタを適用しない場合よりも長くなる。そのため、ノッチフィルタ適用前の操作に慣れているオペレータが、それまでに身に着けた感覚でノッチフィルタ適用後のクレーンを操作すると、台車はオペレータが予測した停止位置より後方で停止してしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、クレーンのオペレータの操作性を向上させることが可能なモータ制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、クレーンの搬送部を移動させるためのモータを制御するモータ制御装置であって、搬送部の移動を開始させるための第1の操作および搬送部を停止させるための第2の操作に基づいてモータに対する速度指令を生成する指令生成器と、補正が行われる前の速度指令に基づいて、クレーンに対する第1の操作により搬送部が移動を開始してから、クレーンに対する第2の操作により搬送部が減速を開始し、停止するまでの搬送部の移動距離を算出し、算出した移動距離を表示装置に表示させる停止位置演算部と、を備える。
本発明にかかるモータ制御装置は、オペレータがクレーンを操作する際の操作性の向上を実現できる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかるモータ制御装置の構成例を示す図 実施の形態1にかかるモータ制御装置で使用される指令停止距離を説明するための図 指令停止距離生成部による指令停止距離の生成処理を説明するための第1の図 指令停止距離生成部による指令停止距離の生成処理を説明するための第2の図 本発明の実施の形態2にかかるモータ制御装置の構成例を示す図 本発明の実施の形態3にかかるモータ制御装置の構成例を示す図 本発明にかかるモータ制御装置のハードウェア構成の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるモータ制御装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるモータ制御装置の構成例を示す図である。実施の形態1にかかるモータ制御装置1は、指令生成器11、ノッチフィルタ12、微分器13、減算器14、モータ制御器15および停止位置演算部16を備える。停止位置演算部16は、積分器161、指令停止距離生成部162、加算器163および並進変換器166を備える。
モータ制御装置1は、クレーン2を構成するモータ21を制御する装置である。クレーン2は、モータ21に加えて、モータ21の位置を検出する位置検出器22を備える。クレーン2は天井走行クレーンとし、モータ21を駆動させることにより移動する台車を備えるものとする。なお、図1では、クレーン2が備える台車の記載を省略している。
ここで、オペレータは、クレーンの台車を何m移動させたいか、および、どこで停止させたいか、といった位置的なイメージを持ちクレーンを操作している。オペレータがノッチフィルタを適用していないモータ制御装置に接続されたクレーンの操作に慣れている場合、ノッチフィルタを適用したモータ制御装置に接続されたクレーンを操作すると、台車の実際の動きがオペレータが記憶している動きと異なるために目標の位置に停止させることが難しくなる。そのため、実施の形態1にかかるモータ制御装置1は、クレーン2の減速を開始させるタイミングをオペレータに把握させるための手段として、現時刻に停止操作を行い台車の減速を開始させた場合に台車が停止するまでの総移動距離を算出してオペレータに通知する。ここでの総移動距離とは、台車が移動を開始してから停止するまでの移動距離、すなわち、オペレータの第1の操作により台車が移動を開始してからオペレータの第2の操作により台車が減速を開始して停止するまでの間に台車が移動する距離である。これにより、ノッチフィルタを適用していないモータ制御装置に接続されたクレーンの操作に慣れているオペレータであっても、目標の位置に台車を停止させることが可能となる。例えば、オペレータは、台車を10m移動させたい場合、モータ制御装置1から通知される総移動距離が10mとなった時点で停止操作を行い台車の減速を開始させればよい。
図1の説明に戻り、モータ制御装置1の指令生成器11には、オペレータによるクレーン2の操作を受け付ける操作部3が接続される。操作部3は、オペレータにより操作される操作レバーなどを備えて構成される。操作部3は、操作を受け付けると、操作内容に対応する加減速信号を出力する。加減速信号は、クレーン2の搬送部である台車の移動および停止を指示する信号であり、例えば、台車の移動を指示する場合は‘1’、台車の停止を指示する場合は‘0’となるような信号である。なお、図1ではモータ制御装置1の外部に操作部3を設ける構成としたが、モータ制御装置1が操作部3を備える構成であってもよい。操作部3がオペレータから受け付ける操作は、クレーン2の台車の移動を開始させるための第1の操作と、クレーン2の台車を停止させるための第2の操作とを含む。
指令生成器11は、加減速信号に基づいて速度指令x'refを生成してノッチフィルタ12、積分器161および指令停止距離生成部162へ出力する。
ノッチフィルタ12は、指令生成器11から入力される速度指令を補正し、補正後の速度指令である補正速度指令x'crrを減算器14へ出力する。ノッチフィルタ12は、クレーン2の振動周波数がノッチ周波数に設定されており、入力される速度指令からクレーン2の振動周波数成分を除去することにより速度指令を補正して補正速度指令を生成する。すなわち、ノッチフィルタ12は、モータ21に対する速度指令を補正して補正速度指令を生成する補正部である。
減算器14は、微分器13から入力されるモータ実速度x'realを補正速度指令から減算して速度偏差x'errを生成し、モータ制御器15へ出力する。
モータ制御器15は、減算器14から入力される速度偏差に基づいて、速度偏差を0にするモータ電圧Vを生成し、モータ電圧Vをクレーン2のモータ21に印加する。モータ制御器15がモータ電圧Vをモータ21に印加することで、クレーン2の図示を省略した台車を移動させる。
クレーン2の位置検出器22は、モータ21の位置、すなわち、モータ21の回転子の位置を検出し、検出結果をモータ実位置xrealとして微分器13へ出力する。
微分器13は、入力されるモータ実位置を微分してモータ実速度x'realを求め、減算器14へ出力する。
モータ制御装置1の停止位置演算部16は、指令生成器11から入力される速度指令、すなわち、ノッチフィルタ12で補正が行われる前の速度指令に基づいて、停止中のクレーン2に対するオペレータの第1の操作によりクレーン2の台車が移動を開始してから、移動中のクレーン2に対するオペレータの第2の操作によりクレーン2の台車が減速を開始し、その後台車が停止するまでの台車の移動距離を算出する。停止位置演算部16は、計算した移動距離をモニタ4へ出力する。なお、モニタ4は、液晶モニタ、ディスプレイ等の表示装置である。また、本実施の形態ではモータ制御装置1とモニタ4とを別構成とする場合の例を示したが、一体型の構成、すなわち、モータ制御装置1にモニタ4が含まれる構成としてもよい。停止位置演算部16は、指令生成器11から入力される速度指令が0から0以外の値になると移動距離の計算を開始し、速度指令が0になると計算を終了する。停止位置演算部16が算出する移動距離は、後述する台車停止位置Prefstopである。
停止位置演算部16において、積分器161は、指令生成器11から入力される速度指令を積分して位置指令xrefを求め、求めた位置指令xrefを加算器163へ出力する。
指令停止距離生成部162は、指令生成器11から入力される速度指令に基づいて指令停止距離drefを生成し、生成した指令停止距離drefを加算器163へ出力する。
ここで、指令停止距離drefについて説明する。図2は、実施の形態1にかかるモータ制御装置1で使用される指令停止距離を説明するための図である。図2において、実線は指令生成器11が出力する速度指令であり、ノッチフィルタ12で補正が行われる前の速度指令を示す。また、破線はノッチフィルタ12が出力する補正速度指令を示す。右下がりの斜線で示した三角形部分の面積が指令停止距離drefである。すなわち、指令停止距離drefは、図2に示したように、ノッチフィルタ12で補正が行われる前の速度指令に従ってモータ21を制御してクレーン2の台車を停止させる場合における、減速を開始してから停止するまでの間に台車が移動する距離である。換言すれば、指令停止距離drefは、ノッチフィルタ12を削除した構成(ノッチフィルタ12を備えない構成)とした場合のモータ制御装置1がモータ21を制御してクレーン2の台車を停止させる場合における、減速を開始してから停止するまでの間の台車の移動距離である。
図2において、クレーン速度が増加する側の右上がりの斜線で示したS1部分の面積は、図2に示した速度指令に従いクレーンの台車が加速する場合の加速中の移動距離と、図2に示した補正速度指令に従いクレーンの台車が加速する場合の加速中の移動距離との差を表す。また、クレーン速度が減少する側の右上がりの斜線で示したS2部分の面積は、図2に示した速度指令に従いクレーンの台車が減速する場合の減速中の移動距離と、図2に示した補正速度指令に従いクレーンの台車が減速する場合の減速中の移動距離との差を表す。
ここで、S1部分の面積は、時間あたりの速度指令の増加量と補正速度指令の増加量との差に依存し、この増加量の差は、速度指令から特定の周波数成分が除去されて補正速度指令が生成されることにより生じる。すなわち、S1部分の面積は、ノッチフィルタ12で除去される周波数成分により決まる。また、S2部分の面積は、時間あたりの速度指令の減少量と補正速度指令の減少量との差に依存し、この減少量の差は、速度指令から特定の周波数成分が除去されて補正速度指令が生成されることにより生じる。すなわち、S2部分の面積も同様に、ノッチフィルタ12で除去される周波数成分により決まる。このように、S1部分の面積およびS2部分の面積はノッチフィルタ12で除去される周波数成分によって決まる。そして、クレーンの台車が加速する場合に速度指令からノッチフィルタ12が除去する周波数成分とクレーンの台車が減速する場合に速度指令からノッチフィルタ12が除去する周波数成分とは同じであるため、S1部分の面積とS2部分の面積は同じになる。これは、ノッチフィルタ12を備える構成の場合、ノッチフィルタ12を備えない構成の場合と比較して、クレーン2の台車が移動を開始してから移動速度が上限値となるまでの所要時間、および、減速を開始してから停止するまでの所要時間がそれぞれ長くなるが、台車が移動を開始してから減速を開始するまでの時間が同じであれば、ノッチフィルタ12を備える構成およびノッチフィルタ12を備えない構成のいずれであっても、台車の移動距離は変わらないことを意味する。すなわち、ノッチフィルタ12を備える実施の形態1にかかるモータ制御装置1を操作するオペレータが現時刻にクレーン2を停止させる操作を行った場合にクレーン2の台車が停止する位置(台車が移動を開始してから停止するまでの移動距離)は、ノッチフィルタ12で補正が行われる前の速度指令に基づいて計算できることを意味する。
なお、図2では、加速区間が終了して最高速度に達し、台車が一定速度で移動している状態で減速を開始する場合のS1部分の面積とS2部分の面積が等しくなることを示したが、ノッチフィルタ12の直流成分は1であるため、加速中に停止操作が行われて減速状態に移行する場合も同様に、図2のS1部分に相当する部分の面積とS2部分に相当する部分の面積は同じになる。図2のS1部分に相当する部分の面積は、ノッチフィルタで補正が行われる前の速度指令に従いクレーンの台車が加速する場合の加速中の移動距離と、ノッチフィルタで補正が行われた後の速度指令(補正速度指令)に従いクレーンの台車が加速する場合の加速中の移動距離との差である。図2のS2部分に相当する部分の面積は、ノッチフィルタで補正が行われる前の速度指令に従いクレーンの台車が減速する場合の減速中の移動距離と、ノッチフィルタで補正が行われた後の速度指令(補正速度指令)に従いクレーンの台車が減速する場合の減速中の移動距離との差である。
指令停止距離は、クレーン2の台車の移動速度が上限値に達した後は一定値となるが、クレーン2の台車の移動速度が上限値に達する前、すなわち、台車が加速中の場合は、台車が減速を開始した時点の移動速度に応じた値となる。そのため、指令停止距離生成部162は、以下のようにして指令停止距離を生成する。
図3は、指令停止距離生成部162による指令停止距離の生成処理を説明するための第1の図である。図3に示した斜線部の面積は、クレーン2の台車の移動速度が上限値に達した後の指令停止距離を示している。図3に示したtdは、ノッチフィルタ12を削除した構成(ノッチフィルタ12を備えない構成)とした場合のモータ制御装置1がモータ21を制御してクレーン2の台車の移動速度が上限値に達した状態において、台車が減速を開始してから停止するまでの所要時間である減速時間を示す。また、Wmaxは、台車の最高速度、すなわち、台車の移動速度の上限値を示す。
指令停止距離生成部162は、クレーン2の台車が最高速度で移動している場合、次式(1)に従って指令停止距離drefを算出する。指令停止距離生成部162は、速度指令に基づいてクレーン2の台車の移動速度を算出し、移動速度が上限値か否かを判別する。指令停止距離生成部162は、移動速度の上限値を示す最高速度Wmaxのデータを予め保持しているものとする。
Figure 0006580295
図4は、指令停止距離生成部162による指令停止距離の生成処理を説明するための第2の図である。図4に示した斜線部の面積は、クレーン2の台車の移動速度が上限値未満の状態の時に減速を開始した場合の指令停止距離を示している。図4に示したtdxは、ノッチフィルタ12を削除した構成(ノッチフィルタ12を備えない構成)とした場合のモータ制御装置1がモータ21を制御してクレーン2の台車の移動速度が上限値に達する前に台車が減速を開始してから停止するまでの所要時間である減速時間を示す。なお、現時刻tcにおいて台車が減速を開始するものとしている。また、W(tC)は、現時刻における台車の移動速度を示す。tdは、図3と同様に、ノッチフィルタ12を削除した構成とした場合のモータ制御装置1がモータ21を制御してクレーン2の台車の移動速度が上限値に達した状態において、台車が減速を開始してから停止するまでの所要時間である減速時間を示す。Wmaxは、図3と同様に、台車の最高速度、すなわち、台車の移動速度の上限値を示す。
指令停止距離生成部162は、クレーン2の台車が図3および図4に示した最高速度Wmax以外の速度で移動している場合、次式(2)に従って指令停止距離drefを算出する。なお、図3および図4より、tdx:td=W(t):Wmaxが成立しており、この関係より式(2)が導出される。また、クレーン2の台車が最高速度Wmax以外の速度で移動している場合とは、クレーン2の台車が加速中の場合である。
Figure 0006580295
このように、指令停止距離生成部162は、クレーン2の台車が最高速度で移動中か否かに応じて、式(1)または式(2)に従い指令停止距離drefを計算し、加算器163へ出力する。なお、指令停止距離生成部162は、クレーン2の台車が最高速度で移動中の場合の指令停止距離drefを保持しておき、クレーン2の台車が最高速度で移動中の場合は保持している指令停止距離drefを加算器163へ出力するようにしてもよい。
加算器163は、積分器161から入力される位置指令を指令停止距離生成部162から入力される指令停止距離に加算することで停止位置xrefstopを計算し、並進変換器166へ出力する。停止位置xrefstopは、モータ21の回転子の停止位置を示す。
図1の説明に戻り、並進変換器166は、加算器163から入力される停止位置に基づいて、現時刻にオペレータが停止操作を行った場合のクレーン2の台車の停止位置、すなわち、モータ制御装置1がクレーン2の移動を開始させる操作を受け付けて台車が移動を開始してから、クレーン2を停止させる操作を受け付けて台車が減速を開始し、台車が停止するまでの間の台車の移動距離を示す台車停止位置Prefstopを計算する。並進変換器166は、台車停止位置Prefstopをモニタ4に出力して台車の停止位置を表示させる。モニタ4は、例えば、台車停止位置Prefstopを数値で表示する。この場合、モニタ4には、現時刻にクレーン2を停止させる操作を受け付けた場合の、クレーン2の台車の移動開始から停止するまでの移動距離が「移動を開始してから停止するまでの移動距離○○m」などといった内容で表示される。クレーン2のオペレータは、モニタ4を確認し、表示されている移動距離が台車を移動させたい距離となった時点で停止操作を行うことにより、台車を所望の位置で停止させることができる。
このように、本実施の形態にかかるモータ制御装置1は、ノッチフィルタ12でクレーン2の振動周波数成分を除去する補正が行われた後の速度指令に基づいてクレーン2のモータ21を制御し、また、ノッチフィルタ12で補正が行われる前の速度指令に基づいて、台車停止位置を計算してモニタ4に出力する。これにより、ノッチフィルタ12を備えていない構成のモータ制御装置1に相当するモータ制御装置を使用したクレーン2の操作に慣れているオペレータであっても、モータ制御装置1を使用するクレーン2の台車を目標の位置に停止させるのが容易となる。また、操作に慣れていない新人のオペレータなどであっても、クレーン2の台車を目標の位置に停止させるのが容易となる。よって、モータ制御装置1は、オペレータがクレーン2を操作する際の操作性の向上を実現できる。
実施の形態2.
図5は、本発明の実施の形態2にかかるモータ制御装置の構成例を示す図である。実施の形態2にかかるモータ制御装置1aは、実施の形態1にかかるモータ制御装置1と同様に、クレーン2が備える台車の移動開始から停止までの移動距離を示す台車停止位置Prefstopを計算し、さらに、クレーン2を停止させる操作を受け付けた場合にクレーン2が備える台車が減速を開始してから停止するまでの間に台車が移動する距離を示す台車減速移動距離Prealstopを計算する。台車減速移動距離Prealstopは搬送部減速移動距離に相当する。本実施の形態では、実施の形態1にかかるモータ制御装置1と異なる部分を説明する。
実施の形態2にかかるモータ制御装置1aは、台車停止位置Prefstopおよび台車減速移動距離Prealstopを計算する停止位置演算部16aを備える。モータ制御装置1aの停止位置演算部16a以外の構成要素はモータ制御装置1と同じ符号が付された構成要素と同様であるため、説明を省略する。
停止位置演算部16aは、実施の形態1にかかるモータ制御装置1が備える停止位置演算部16の並進変換器166を並進変換器166aに置き換え、積分器164および減算器165を追加した構成である。
積分器164には、ノッチフィルタ12が出力する補正速度指令が入力される。積分器164は、補正速度指令を積分して補正位置指令xcrrを求め、減算器165へ出力する。
減算器165には、積分器164からの補正位置指令に加えて、加算器163から停止位置xrefstopが入力される。減算器165は、停止位置から補正位置指令を減算して減速移動距離xrealstopを求め、並進変換器166aへ出力する。
並進変換器166aには、減算器165から減速移動距離xrealstopが入力されるとともに、加算器163から停止位置xrefstopが入力される。並進変換器166aは、並進変換器166と同様に、加算器163から入力される停止位置に基づいて、台車停止位置Prefstopを計算する。並進変換器166aは、さらに、減算器165から入力される減速移動距離に基づいて、台車減速移動距離Prealstopを計算する。並進変換器166aは、台車停止位置Prefstopおよび台車減速移動距離Prealstopをモニタ4に出力して台車の停止位置および台車減速移動距離を表示させる。モニタ4は、実施の形態1と同様に、例えば、台車停止位置Prefstopおよび台車減速移動距離Prealstopを数値で表示する。
このように、本実施の形態にかかるモータ制御装置1aは、実施の形態1にかかるモータ制御装置1と同様に、ノッチフィルタ12で補正が行われる前の速度指令に基づいて台車停止位置を計算し、さらに、ノッチフィルタ12で補正が行われた後の速度指令に基づいて台車減速移動距離を計算し、モニタ4に出力する。モータ制御装置1aは、クレーン2の台車が停止するまでの移動距離を示す台車停止位置に加えて、クレーン2が備える台車が減速を開始してから停止するまでの間に台車が移動する距離を示す台車減速移動距離をモニタ4に出力してオペレータに通知するので、オペレータは現時刻において減速を開始した際に、現在位置から何m先に台車が停止するかを把握でき、停止のタイミングがイメージしやすくなる。
実施の形態3.
図6は、本発明の実施の形態3にかかるモータ制御装置の構成例を示す図である。実施の形態3にかかるモータ制御装置1bは、実施の形態2にかかるモータ制御装置1aと同様に、台車停止位置Prefstopおよび台車減速移動距離Prealstopを計算する。実施の形態2で説明したように、実施の形態2にかかるモータ制御装置1aではノッチフィルタ12が出力する補正速度指令に基づいて台車減速移動距離Prealstopを計算していた。これに対して、本実施の形態にかかるモータ制御装置1bでは、クレーン2が備える位置検出器22で検出されるモータ実位置xrealに基づいて台車減速移動距離Prealstopを計算する。本実施の形態では、実施の形態2にかかるモータ制御装置1aと異なる部分を説明する。
実施の形態3にかかるモータ制御装置1bは、台車停止位置Prefstopおよび台車減速移動距離Prealstopを計算する停止位置演算部16bを備える。モータ制御装置1bの停止位置演算部16b以外の構成要素はモータ制御装置1aと同じ符号が付された構成要素と同様であるため、説明を省略する。
停止位置演算部16bは、積分器161、加算器163、減算器165および並進変換器166aを備える。これらの各構成要素は、実施の形態2にかかるモータ制御装置1aが備える停止位置演算部16aの積分器161、加算器163、減算器165および並進変換器166aと同じものである。ただし、減算器165には、加算器163が出力する停止位置xrefstopと、クレーン2の位置検出器22が出力するモータ実位置xrealとが入力される。
減算器165は、停止位置からモータ実位置を減算して減速移動距離xrealstopを求め、並進変換器166aへ出力する。停止位置演算部16bの減算器165は、クレーン2が備えるモータ21の回転子の実際の位置に基づいて減速移動距離xrealstopを計算するため、実施の形態2にかかるモータ制御装置1aが備える停止位置演算部16aと比較して、台車減速移動距離Prealstopを高精度に演算することが可能である。
つづいて、上記の各実施の形態で説明したモータ制御装置のハードウェア構成について説明する。各実施の形態で説明したモータ制御装置を構成する構成要素のそれぞれは、各構成要素が実行する処理に対応する専用の処理回路で実現される。専用の処理回路は、単一回路、複合回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、又は、これらを組み合わせたものが該当する。
各実施の形態で説明したモータ制御装置を構成する構成要素のそれぞれは、図7に示したプロセッサ101およびメモリ102で構成される処理回路で実現されてもよい。図7に示したプロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)等である。また、図7に示したメモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク等である。また、各実施の形態で説明したモータ制御装置を構成する構成要素の一部を図7に示したプロセッサ101およびメモリ102で実現し、残りの構成要素を専用の処理回路で実現するようにしてもよい。例えば、停止位置演算部16,16a,16bをプロセッサ101およびメモリ102で実現し、その他の各構成要素を専用の処理回路で実現してもよい。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
例えば、実施の形態1〜3では、クレーン2が天井走行クレーンの場合を想定して説明を行ったが、クレーン2が旋回クレーンの場合であっても本発明を適用できる。クレーン2が旋回クレーンの場合、クレーン2に対する操作は、積荷を搬送する搬送部の旋回操作および起伏操作となる。旋回クレーンに対して本発明を適用する場合、上述した並進変換器166および166aは不要となる。この場合、実施の形態1に対応するモータ制御装置に接続されたモニタには、現時刻に停止操作を行った場合のクレーンの停止位置(旋回クレーンの搬送部が移動を開始してから停止するまでの移動距離)が表示される。また、実施の形態2,3に対応するモータ制御装置に接続されたモニタには、現時刻に停止操作を行った場合のクレーンの停止位置に加えて、クレーンが減速を開始してから停止するまでの移動距離が表示される。なお、この場合の移動距離は、回転量すなわち角度で表される。
1,1a,1b モータ制御装置、2 クレーン、3 操作部、4 モニタ、11 指令生成器、12 ノッチフィルタ、13 微分器、14,165 減算器、15 モータ制御器、16,16a,16b 停止位置演算部、21 モータ、22 位置検出器、161,164 積分器、162 指令停止距離生成部、163 加算器、166,166a 並進変換器。

Claims (6)

  1. クレーンの搬送部を移動させるためのモータを制御するモータ制御装置であって、
    前記搬送部の移動を開始させるための第1の操作および前記搬送部を停止させるための第2の操作に基づいて前記モータに対する速度指令を生成する指令生成器と、
    補正が行われる前の前記速度指令に基づいて、前記クレーンに対する前記第1の操作により前記搬送部が移動を開始してから、前記クレーンに対する前記第2の操作により前記搬送部が減速を開始し、停止するまでの前記搬送部の移動距離を算出し、算出した移動距離を表示装置に表示させる停止位置演算部と、
    を備えることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記停止位置演算部は、前記クレーンを操作して前記搬送部を移動させている作業者が前記第2の操作を行った場合の前記移動距離を前記第2の操作が行われるまで繰り返し算出し、前記移動距離を算出するごとに前記表示装置への表示を更新する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記速度指令から前記クレーンの振動周波数成分を除去して補正速度指令を生成する補正部、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記補正部をノッチフィルタで構成することを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
  5. 前記停止位置演算部は、
    前記補正が行われる前の速度指令と、前記補正速度指令とに基づいて、前記第2の操作が行われた場合に前記搬送部が減速を開始してから停止するまでの間に前記搬送部が移動する距離を示す搬送部減速移動距離をさらに算出し、前記移動距離および前記搬送部減速移動距離を前記表示装置に表示させる、
    ことを特徴とする請求項3または4に記載のモータ制御装置。
  6. 前記停止位置演算部は、
    前記補正が行われる前の速度指令と、前記モータを構成する回転子の位置を示すモータ実位置とに基づいて、前記第2の操作が行われた場合に前記搬送部が減速を開始してから停止するまでの間に前記搬送部が移動する距離を示す搬送部減速移動距離をさらに算出し、前記移動距離および前記搬送部減速移動距離を前記表示装置に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のモータ制御装置。
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