JP6710319B2 - エレベータの制御装置および巻上ロープの伸縮量推定方法 - Google Patents

エレベータの制御装置および巻上ロープの伸縮量推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、巻上ロープの伸縮量を推定するエレベータの制御装置および巻上ロープの伸縮量推定方法に関する。
従来のエレベータにおいて、出発階から目的階に走行するかごの目的階での停止位置が指定の位置に対してずれた場合には、かごが指定の停止位置に停止するようにかごを再度動かすリレベル動作が必要となる。そこで、調速機に掛けられる調速機ロープの伸縮量を推定し、その推定結果を用いて、かごを指定の位置に停止させる着床制御を行うエレベータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−12245号公報
ここで、特許文献1に記載の従来技術では、巻上機に掛けられる巻上ロープの伸縮量を考慮していないので、調速機ロープの伸縮量の推定結果を用いて着床制御を行っても、かごを指定の位置に精度良く停止させることができない可能性がある。したがって、巻上ロープの伸縮量を考慮した着床制御の技術が求められるが、その前提として、巻上ロープの伸縮量を推定する技術が必要である。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、巻上ロープの伸縮量を推定することのできるエレベータの制御装置および巻上ロープの伸縮量推定方法を得ることを目的とする。
本発明におけるエレベータの制御装置は、巻上機と、巻上機に巻き掛けられている巻上ロープと、巻上機によって巻上ロープが巻き上げられることで昇降路内を移動するかごと、昇降路内に階床ごとに対応して設けられた着床プレートと、かごに設けられ、着床プレートを検出した場合に検出信号を出力する着床プレート検出器と、を備えたエレベータにおいて、巻上ロープの伸縮量を推定伸縮量として推定する制御装置であって、制御装置は、かごのかご位置を演算して出力するかご位置演算器と、かご位置演算器によって出力されるかご位置から、かごが出発階から目的階へ運行制御される際の目的階のかご停止位置までの第1の残距離を演算して出力する残距離演算器と、残距離演算器によって出力される第1の残距離と、着床プレート検出器から入力される検出信号と、目的階とに基づいて、検出信号の入力開始時点における第1の残距離と、着床プレートのプレート検出開始位置からかご停止位置までの距離として設定されるプレート−停止位置間距離との差分を演算し、差分を推定伸縮量として推定する伸縮量推定器と、一定減速度で減速されたかごがプレート検出開始位置に到達した際に伸縮量推定器により推定された推定伸縮量に基づいて巻上機をかご停止位置に向けて減速停止させる制御を実行する着床制御部と、を備えたものである。
本発明におけるエレベータの巻上ロープの伸縮量推定方法は、巻上機と、巻上機に巻き掛けられている巻上ロープと、巻上機によって巻上ロープが巻き上げられることで昇降路内を移動するかごと、昇降路内に階床ごとに対応して設けられた着床プレートと、かごに設けられ、着床プレートを検出した場合に検出信号を出力する着床プレート検出器と、を備えたエレベータにおいて、巻上ロープの伸縮量を推定伸縮量として推定する方法であって、方法は、かごのかご位置を演算して出力するステップと、かご位置から、かごが出発階から目的階へ運行制御される際の目的階のかご停止位置までの第1の残距離を演算して出力するステップと、第1の残距離と、着床プレート検出器から入力される検出信号と、目的階とに基づいて、検出信号の入力開始時点における第1の残距離と、着床プレートのプレート検出開始位置からかご停止位置までの距離として設定されるプレート−停止位置間距離との差分を演算し、差分を推定伸縮量として推定するステップと、一定減速度で減速されたかごがプレート検出開始位置に到達した際に推定された推定伸縮量に基づいて巻上機をかご停止位置に向けて減速停止させる着床制御を実行するステップと、を備えたものである。
本発明によれば、巻上ロープの伸縮量を推定することのできるエレベータの制御装置および巻上ロープの伸縮量推定方法を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置を備えたエレベータを示す全体構成図である。 本発明の実施の形態1における伸縮量推定器による推定伸縮量の推定方法を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1における伸縮量推定器によって生成される伸縮量推定マップの一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態1における速度指令演算器によるかご速度指令の演算方法を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態1における速度変換器を示す構成図である。 本発明の実施の形態1における速度変換器の出力の時間変化を示す説明図である。 本発明の実施の形態2におけるエレベータの制御装置を備えたエレベータを示す全体構成図である。 本発明の実施の形態2における残距離演算器による第2の残距離の演算方法を説明するための説明図である。 本発明の実施の形態2における速度指令演算器によって用いられる速度パターンマップの一例を示す説明図である。
以下、本発明によるエレベータの制御装置および巻上ロープの伸縮量推定方法を、好適な実施の形態にしたがって図面を用いて説明する。なお、図面の説明においては、同一部分または相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータの制御装置9を備えたエレベータを示す全体構成図である。
図1に示すように、昇降路内には、かご1および釣合錘3が、巻上機4およびそらせ車6に巻き掛けられている巻上ロープ2により吊り下げられている。かご1および釣合錘3は、巻上機4によって巻上ロープ2が巻き上げられることで、昇降路内を上下方向へ移動する。
巻上機4には、巻上機4の回転数を検出する回転数検出器5が設けられている。回転数検出器5は、巻上機4の回転速度に応じて、例えばパルス信号を回転数として制御装置9に出力する。回転数検出器5は、例えば、エンコーダを用いて構成される。
かご1は、運行指令に従って出発階から目的階へ走行し、その目的階の着床ゾーン内でのかご停止位置に停止する。着床ゾーンは、エレベータが設置される建物の階床ごとに設けられる。着床プレート7は、各階床の着床ゾーンに対応して昇降路内に設けられる。つまり、着床プレート7は、昇降路内に階床ごとに対応して設けられる。
着床プレート検出器8は、かご1に設けられ、着床プレート7を検出した場合に検出信号を制御装置9に出力する。すなわち、着床ゾーン内へのかご1の進入が開始されると、その着床ゾーンに対応する着床プレート7を検出し、検出信号を制御装置9に出力する。着床プレート検出器8は、着床プレート7を検出している間は、検出信号を制御装置9に出力し続ける。
なお、各階床において、かごドアの開閉動作を許可するドアゾーンに対応してプレートをさらに設けてもよい。この場合、ドアゾーンに対応するプレートを検出するプレート検出器をかご1にさらに設ける。また、各階床において、かご1のリレベル動作を許可するリレベルゾーンに対応してプレートをさらに設けてもよい。この場合、リレベルゾーンに対応するプレートを検出するプレート検出器をかご1にさらに設ける。
制御装置9は、例えば、メモリと、そのメモリに格納されたプログラムを実行するマイクロコンピュータによって実現される。制御装置9は、かご位置演算器91、運行指令演算器92、残距離演算器93、伸縮量推定器94、速度指令演算器95、速度変換器96、および巻上機制御器97を備える。なお、制御装置9の各機能は、同一のマイクロコンピュータによって実現してもよいし、個別のマイクロコンピュータによって実現してもよい。
かご位置演算器91は、かご1の昇降路内での位置であるかご位置を演算して出力する。具体的には、かご位置演算器91は、回転数検出器5から入力される回転数と、着床プレート検出器8から入力される検出信号とに基づいて、かご位置を演算して出力する。
運行指令演算器92は、かご1を出発階から目的階へ運行制御するための運行指令を演算する。運行指令演算器92は、演算した運行指令に対応する出発階と目的階を、運行情報として生成して出力する。
残距離演算器93は、かご位置演算器91によって出力されるかご位置と、かご1が出発階から目的階へ運行制御される際の目的階とに基づいて、かご位置からその目的階のかご停止位置までの残存距離である第1の残距離を演算して出力する。一例として、残距離演算器93は、運行指令演算器92から出力される運行情報を取得することで、かご1の目的階を把握する。
残距離演算器93は、かご停止位置を階床ごとに予め把握しているので、目的階が分かれば、その目的階に対応するかご停止位置を求めることができる。したがって、残距離演算器93は、かご位置とかご1の目的階に関する情報を用いて、かご位置からかご停止位置までの第1の残距離を求めることができる。
伸縮量推定器94は、残距離演算器93によって出力される第1の残距離と、着床プレート検出器8から入力される検出信号と、かご1が出発階から目的階へ運行制御される際の目的階とに基づいて、検出信号の入力開始時点における第1の残距離と、その目的階に対応するプレート−停止位置間距離との差分を演算し、その差分を推定伸縮量とする。一例として、伸縮量推定器94は、運行指令演算器92から出力される運行情報を取得することで、かご1の目的階を把握する。
なお、プレート検出開始位置とは、着床プレート検出器8が着床プレート7の検出を開始する位置を意味し、プレート−停止位置間距離とは、着床プレート7のプレート検出開始位置からかご停止位置までの距離を意味する。また、推定伸縮量とは、巻上ロープ2の伸縮量の推定値を意味する。
ここで、伸縮量推定器94による推定伸縮量の推定方法について、図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態1における伸縮量推定器94による推定伸縮量の推定方法を説明するための説明図である。
なお、図2において、上図では、残距離演算器93によって出力される第1の残距離の時間変化を示し、下図では、伸縮量推定器94に入力される検出信号の時間変化を示している。また、下図に示すように、伸縮量推定器94への検出信号の入力開始時点、すなわち、検出信号がOFF状態からON状態に切り替わる時点を時刻t1とする。
図2において、時刻t1では、かご1に設けられる着床プレート検出器8がプレート検出開始位置に位置することとなる。一般的には、プレート検出開始位置は、着床プレート7のエッジ位置となる。
したがって、時刻t1における実際の第1の残距離は、プレート検出開始位置からかご停止位置までの距離、すなわちプレート−停止位置間距離となる。
しかしながら、下図に示すように、時刻t1において、残距離演算器93から出力される第1の残距離は、実際の第1の残距離、すなわちプレート−停止位置間距離と異なる。これは、巻上ロープ2の伸縮量に影響して、かご位置演算器91によって演算されるかご位置が実際のかご位置に対してその伸縮量の分だけずれているからである。
そこで、伸縮量推定器94は、時刻t1における第1の残距離と、プレート−停止位置間距離との差分を演算し、その差分を推定伸縮量として推定するように構成されている。
伸縮量推定器94は、プレート−停止位置間距離を階床ごとに予め把握しているので、目的階が分かれば、その目的階に対応するプレート−停止位置間距離を求めることができる。したがって、伸縮量推定器94は、かご1の目的階と第1の残距離と検出信号に関する情報を用いて、目的階に対応する推定伸縮量を求めることができる。
なお、巻上ロープ2の伸縮量はかご位置によって異なるので、かご位置、具体的には階床ごとに推定伸縮量を把握しておく必要がある。そこで、伸縮量推定器94は、かご位置と推定伸縮量とを関連付けた伸縮量推定マップを事前に生成して保持するよう構成されている。
ここで、伸縮量推定器94による伸縮量推定マップの生成方法について、図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態1における伸縮量推定器94によって生成される伸縮量推定マップの一例を示す説明図である。
まず、かご1が出発階から任意の目的階へ運行制御される場合、伸縮量推定器94は、上記で説明した方法によって、任意の目的階に対応する推定伸縮量を推定する。なお、任意の目的階は、最上階以外の階床のうちのどの階床であってもよい。
続いて、伸縮量推定器94は、最上階に対応する推定伸縮量を0と仮定し、図3に示すように、横軸をかご位置、縦軸を推定伸縮量とした座標系において、任意の目的階に対応する推定伸縮量と、最上階に対応する推定伸縮量(=0)のデータをプロットする。さらに、伸縮量推定器94は、プロットしたデータを一次式等の近似式で近似することで、伸縮量推定マップを生成する。このように、伸縮量推定器94は、任意の目的階に対応する推定伸縮量を用いて、最上階に対応する推定伸縮量を0と仮定して、伸縮量推定マップを生成する。
なお、伸縮量推定器94は、最上階に対応する推定伸縮量を0と仮定することなく、複数の目的階のそれぞれに対応する推定伸縮量を推定し、上記の座標系においてプロットするデータを増やし、プロットしたデータを近似式で近似することで伸縮量推定マップを生成するように構成されていてもよい。このように、伸縮量推定器94は、複数の目的階のそれぞれに対応する推定伸縮量を用いて、伸縮量推定マップを生成するように構成されていてもよい。
また、伸縮量推定器94は、かご1が出発階から目的階へ運行制御される際、その目的階に対応する推定伸縮量を適宜推定し、その推定結果を用いて伸縮量推定マップを更新するように構成されていてもよい。
このように、伸縮量推定器94は、事前に生成した伸縮量推定マップを保持しているので、そのマップから、各階床に対応する推定伸縮量を推定可能である。本実施の形態1では、この推定伸縮量を巻上機4の制御に利用している。すなわち、伸縮量推定器94は、推定伸縮量を巻上機4の制御に利用するために、伸縮量推定マップを用いて、かご1が出発階から目的階へ運行制御される際の目的階に対応する推定伸縮量をそのマップから抽出して速度変換器96に出力する。
また、推定伸縮量を巻上機4の制御に利用する場合、伸縮量推定マップを用いて目的階に応じて推定伸縮量の値を変化させることで、目的階に応じた適切な推定伸縮量を用いて、かご1の停止階によらず、かご1の着床制御の精度向上を期待できる。
図1の説明に戻り、速度指令演算器95は、残距離演算器93によって出力される第1の残距離と、着床プレート検出器8から入力される検出信号とに基づいて、かご1が出発階から目的階へ運行制御される際のかご1の速度を制御するためのかご速度指令を演算する。
ここで、速度指令演算器95によるかご速度指令の演算方法について、図4を参照しながら説明する。図4は、本発明の実施の形態1における速度指令演算器95によるかご速度指令の演算方法を説明するための説明図である。
なお、図4において、上図では、速度指令演算器95によって出力されるかご速度指令の時間変化を示し、下図では、速度指令演算器95に入力される検出信号の時間変化を示している。また、図4では、第1の残距離が一定減速開始距離になるまでの間の速度指令演算器95の出力の図示を省略し、第1の残距離が一定減速開始距離になって以降の速度指令演算器95の出力を抜粋して図示している。また、下図に示すように、速度指令演算器95への検出信号の入力開始時点、すなわち、検出信号がOFF状態からON状態に切り替わる時点を時刻t1とする。
速度指令演算器95は、かご1が出発階から出発し、第1の残距離が一定減速開始距離になるまでの間は、速度指令演算器95は、予め設定される速度パターンでかご1を移動させるかご速度指令を演算して出力する。
続いて、速度指令演算器95は、残距離演算器93によって出力される第1の残距離が一定減速開始距離になれば、一定減速度でかご1を減速させるかご速度指令を演算して出力する。なお、一定減速開始距離の値、および一定減速度の値は、予め設定される。また、ここでは、負の値の加速度を、減速度と表記している。
続いて、速度指令演算器95は、図4に示すように、検出信号が入力されれば、一定ジャークでかごを減速させて停止させるかご速度指令を演算して出力する。なお、一定ジャークの値は、予め設定される。
このように、速度指令演算器95は、残距離演算器93によって出力される第1の残距離が一定減速開始距離になれば一定減速度でかご1を減速させ、着床プレート検出器8から検出信号が入力されれば一定ジャークでかご1を減速させて停止させるかご速度指令を演算して出力する。
速度変換器96は、速度指令演算器95によって出力されるかご速度指令を、巻上ロープ2の伸縮を考慮した変換かご速度指令に変換して出力する。
ここで、速度変換器96によるかご速度指令の変換方法について、図5を参照しながら説明する。図5は、本発明の実施の形態1における速度変換器96を示す構成図である。図5において、速度変換器96は、2階微分器961、ω2演算器962、除算器963および加算器964を備える。
2階微分器961は、速度指令演算器95によって出力されるかご速度指令を2階微分することで得られる第1の値を演算して出力する。なお、かご速度指令に対する2階微分後の値のノイズが大きくなる場合、2階微分器961は、適宜、その値を位相遅れが大きくならない程度の低域通過フィルタに通過させた後の値を出力するようにしてもよい。
ω2演算器962は、かご1の減速度の値を、伸縮量推定器94によって出力される推定伸縮量で除することで得られる第2の値を演算して出力する。なお、ここでいうω2とは、巻上ロープを含む機械系の固有振動数の2乗値を意味する。また、ω2演算器962は、速度指令演算器95によって演算されるかご速度指令に対応する加速度の値が正である場合には、かご1の加速度の値を推定伸縮量で除することで得られる第2の値を演算して出力する。
除算器963は、2階微分器961によって出力される第1の値を、ω2演算器962によって出力される第2の値で除することで得られる第3の値を演算して出力する。
加算器964は、除算器963によって出力される第3の値に、速度指令演算器95によって出力されるかご速度指令を加算し、加算後の値を、変換かご速度指令として出力する。
このように、速度変換器96は、速度指令演算器95によって出力されるかご速度指令と、伸縮量推定器94によって出力される推定伸縮量とに基づいて、かご速度指令を2階微分した値を、かご1の減速度を推定伸縮量で除した値で除した値に、かご速度指令を加算した値を、変換かご速度指令として演算して出力する。
続いて、速度変換器96の出力、すなわち、変換かご速度指令の時間変化について、図6を参照しながら説明する。図6は、本発明の実施の形態1における速度変換器96の出力の時間変化を示す説明図である。なお、図6では、図4に示す速度指令演算器95の出力の時間変化も併せて図示している。また、図6では、先の図4と同様に、第1の残距離が一定減速開始距離になるまでの間の速度変換器96の出力の図示を省略し、第1の残距離が一定減速開始距離になって以降の速度変換器96の出力を抜粋して図示している。
図6において、時刻t1以前では、速度指令演算器95は、上述のとおり、一定減速度でかご1を減速させるかご速度指令を速度変換器96に出力する。この場合、図6に示すように、かご1の減速度が一定となる時刻t1以前では、破線で示す変換かご速度指令と、実線で示すかご速度指令が同じ値となる。
時刻t1以降では、速度指令演算器95は、上述のとおり、一定ジャークでかご1を減速させて停止させるかご速度指令を速度変換器96に出力する。この場合、図6に示すように、一定ジャークでかご1を減速停止させる時刻t1以降では、破線で示す変換かご速度指令と、実線で示すかご速度指令が異なる値となる。
巻上機制御器97は、速度変換器96によって出力される変換かご速度指令に従って巻上機4を制御する。なお、変換かご速度指令に従った巻上機4の具体的な制御方式としては、例えば、巻上機4の回転数を帰還することによる速度制御方式、巻上機4の電流を帰還することによるインバーターPWM制御等が挙げられる。図1では、巻上機4の制御方式として、巻上機4の回転数を帰還することによる速度制御方式を採用する場合を例示している。この場合、図1に示すように、速度検出器98は、巻上機4の回転数を取得し、その回転数をかご速度に変換し、そのかご速度を巻上機制御器97に与える。巻上機制御器97は、速度検出器98から得たかご速度と、変換かご速度指令とが一致するように、巻上機4を制御する。このように、変換かご速度指令に従った巻上機4の制御を行うことで、巻上ロープ2の伸縮を考慮したかごの速度制御が実現可能である。
以上、本実施の形態1によれば、かご位置を演算し、演算したかご位置から目的階のかご停止位置までの第1の残距離を演算し、第1の残距離と、着床プレート検出器から入力される検出信号と、目的階とに基づいて、検出信号の入力開始時点における第1の残距離と、プレート検出開始位置からかご停止位置までのプレート−停止位置間距離との差分を演算し、差分を推定伸縮量として推定するように構成されている。これにより、エレベータの巻上機に巻き掛けられている巻上ロープの伸縮量を推定することができる。
また、伸縮量推定器によって推定される推定伸縮量を巻上機の制御に利用することで、エレベータ通常サービス時に、巻上ロープの伸縮を考慮したかご速度制御を可能とし、特殊な調整操作を省略し得る。さらに、伸縮量推定器による推定伸縮量の推定時において、着床プレートの検出以前はかごを一定減速度で減速させ、着床プレートの検出以降はかごを一定ジャークで減速停止させるかご速度指令を出力する速度制御を行うことで、かごの一定減速中の巻上ロープの伸縮量を推定可能となる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2では、かご速度指令の演算方法が先の実施の形態1と異なる速度指令演算器95を備えた制御装置9について説明する。なお、本実施の形態2では、先の実施の形態1と同様である点の説明を省略し、先の実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
図7は、本発明の実施の形態2におけるエレベータの制御装置9を備えたエレベータを示す全体構成図である。
伸縮量推定器94は、先の実施の形態1と同様に、伸縮量推定マップを用いて、かご1が出発階から目的階へ運行制御される際の目的階に対応する推定伸縮量をそのマップから抽出して速度変換器96に出力し、さらに、その推定伸縮量を残距離演算器93に出力する。
残距離演算器93は、先の実施の形態1と同様に第1の残距離を演算し、さらに、演算した第1の残距離と、伸縮量推定器94によって出力される推定伸縮量とに基づいて、第2の残距離を演算して出力する。
ここで、残距離演算器93による第2の残距離の演算方法について、図8を参照しながら説明する。図8は、本発明の実施の形態2における残距離演算器93による第2の残距離の演算方法を説明するための説明図である。
なお、図8において、上図では、残距離演算器93によって演算される第1の残距離および第2の残距離のそれぞれの時間変化を示し、下図では、第1の残距離から第2の残距離を演算するための補正量の時間変化を示している。
下図に示すように、補正量は、第2の残距離が、目的階に対応するプレート−停止位置間距離になるまでは、その目的階に対応する推定伸縮量の値と等しく、第2の残距離がそのプレート−停止位置間距離になって以降は、その推定伸縮量を経時的に徐々に減少変化させた値と等しい。なお、推定伸縮量を経時的に減少変化させる際の減少度合いは予め設定される。
残距離演算器93は、上図に示す第1の残距離から、下図に示す補正量を減算した値を、第2の残距離として演算する。すなわち、残距離演算器93は、演算した第1の残距離から推定伸縮量を減算することで第2の残距離を演算し、第2の残距離がプレート−停止位置間距離になれば、その推定伸縮量を減少変化させながら第2の残距離を演算する。
速度指令演算器95は、残距離演算器93によって出力される第2の残距離に基づいて、第2の残距離が一定減速開始距離になれば一定減速度でかご1を減速させ、第2の残距離がプレート−停止位置間距離になれば一定ジャークでかご1を減速させて停止させるかご速度指令を演算して出力する。
具体的には、速度指令演算器95は、速度パターンマップに従って、第2の残距離(例えば1mm刻み等)に応じたかご速度指令を演算して出力する。図9は、本発明の実施の形態2における速度指令演算器95によって用いられる速度パターンマップの一例を示す説明図である。なお、図9では、第2の残距離がプレート−停止位置間距離になって以降のかご速度指令の変化を抜粋して示している。
速度パターンマップは、第2の残距離とかご速度指令とが関連付けられた、事前に用意されたマップであり、速度指令演算器95は、そのマップを保持するように構成されている。なお、速度パターンマップは、保持するデータ数が有限であるため、データ間は線形補完して使用される。
速度パターンマップにおいて、第2の残距離が一定減速開始距離になるまでは、予め設定される速度パターンでかご1を移動可能となり、第2の残距離が一定減速開始距離になって以降は一定減速度でかご1を減速させるように、第2の残距離とかご速度指令とが関連付けられている。
また、速度パターンマップにおいて、第2の残距離がプレート−停止位置間距離になって以降0になるまでの間は、図9に示すように、一定ジャークでかご1を減速させて停止させるように、第2の残距離とかご速度指令とが関連付けられている。
速度変換器96は、上記のように演算されたかご速度指令を用いて、先の実施の形態1と同様に、変換かご速度指令を演算して出力し、巻上機制御器97は、その変換かご速度指令に従って巻上機4を制御する。
以上、本実施の形態2によれば、伸縮量推定器によって推定される推定伸縮量を巻上機の制御に利用するにあたって、先の実施の形態1の構成に対して、第1の残距離と推定伸縮量を用いて第2の残距離をさらに演算し、第2の残距離を用いてかご速度指令を演算するように構成されている。
これにより、先の実施の形態1と同様の効果が得られるとともに、さらに、巻上ロープの伸縮によらず、かご位置からかご停止位置までの残存距離をより正確に演算可能であり、その結果、かごの着床制御のさらなる精度向上を期待できる。
なお、本実施の形態1、2では、伸縮量推定器94によって推定される推定伸縮量を巻上機4の制御に利用する場合を例示したが、これに限定されず、例えば、巻上機4以外の他の機器の制御に推定伸縮量を利用してもよいし、巻上ロープ2の伸縮量をモニタリングするために推定伸縮量を利用してもよい。
1 かご、2 巻上ロープ、3 釣合錘、4 巻上機、5 回転数検出器、6 そらせ車、7 着床プレート、8 着床プレート検出器、9 制御装置、91 かご位置演算器、92 運行指令演算器、93 残距離演算器、94 伸縮量推定器、95 速度指令演算器、96 速度変換器、97 巻上機制御器、98 速度検出器、961 2階微分器、962 ω2演算器、963 除算器、964 加算器。

Claims (9)

  1. 巻上機と、
    前記巻上機に巻き掛けられている巻上ロープと、
    前記巻上機によって前記巻上ロープが巻き上げられることで昇降路内を移動するかごと、
    前記昇降路内に階床ごとに対応して設けられた着床プレートと、
    前記かごに設けられ、前記着床プレートを検出した場合に検出信号を出力する着床プレート検出器と、
    を備えたエレベータにおいて、前記巻上ロープの伸縮量を推定伸縮量として推定する制御装置であって、
    前記制御装置は、
    前記かごのかご位置を演算して出力するかご位置演算器と、
    前記かご位置演算器によって出力される前記かご位置から、前記かごが出発階から目的階へ運行制御される際の前記目的階のかご停止位置までの第1の残距離を演算して出力する残距離演算器と、
    前記残距離演算器によって出力される前記第1の残距離と、前記着床プレート検出器から入力される前記検出信号と、前記目的階とに基づいて、前記検出信号の入力開始時点における前記第1の残距離と、前記着床プレートのプレート検出開始位置から前記かご停止位置までの距離として設定されるプレート−停止位置間距離との差分を演算し、前記差分を前記推定伸縮量として推定する伸縮量推定器と、
    一定減速度で減速された前記かごが前記プレート検出開始位置に到達した際に前記伸縮量推定器により推定された前記推定伸縮量に基づいて前記巻上機を前記かご停止位置に向けて減速停止させる制御を実行する着床制御部と、
    を備えたエレベータの制御装置。
  2. 前記伸縮量推定器は、
    複数の前記目的階のそれぞれに対応する前記推定伸縮量を推定し、
    前記かごが前記出発階から前記目的階へ運行制御される場合、前記目的階に対応する前記推定伸縮量を出力し、
    前記着床制御部は、
    前記残距離演算器によって出力される前記第1の残距離と、前記着床プレート検出器から入力される前記検出信号とに基づいて、前記第1の残距離が一定減速開始距離になれば一定減速度で前記かごを減速させ、前記検出信号が入力されれば予め設定された速度パターンで前記かごを減速させて停止させるかご速度指令を演算して出力する速度指令演算器と、
    前記速度指令演算器によって出力される前記かご速度指令と、前記伸縮量推定器によって出力される前記推定伸縮量とに基づいて、前記かご速度指令を2階微分した値を、前記かごの減速度を前記推定伸縮量で除した値で除した値に、前記かご速度指令を加算した値を、変換かご速度指令として演算して出力する速度変換器と、
    前記速度変換器によって出力される前記変換かご速度指令に従って前記巻上機を制御する巻上機制御器と、
    を備えた請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  3. 前記伸縮量推定器は、
    複数の前記目的階のそれぞれに対応する前記推定伸縮量を推定し、
    前記かごが前記出発階から前記目的階へ運行制御される場合、前記目的階に対応する前記推定伸縮量を出力し、
    前記残距離演算器は、
    演算した前記第1の残距離と、前記伸縮量推定器によって出力される前記推定伸縮量とに基づいて、前記第1の残距離から前記推定伸縮量を減算することで第2の残距離を演算し、前記第2の残距離が前記目的階に対応する前記プレート−停止位置間距離になれば、前記推定伸縮量を減少変化させながら前記第2の残距離を演算して出力し、
    前記着床制御部は、
    前記残距離演算器によって出力される前記第2の残距離に基づいて、前記第2の残距離が一定減速開始距離になれば一定減速度で前記かごを減速させ、前記第2の残距離が前記プレート−停止位置間距離になれば予め設定された速度パターンで前記かごを減速させて停止させるかご速度指令を演算して出力する速度指令演算器と、
    前記速度指令演算器によって出力される前記かご速度指令と、前記伸縮量推定器によって出力される前記推定伸縮量とに基づいて、前記かご速度指令を2階微分した値を、前記かごの減速度を前記推定伸縮量で除した値で除した値に、前記かご速度指令を加算した値を、変換かご速度指令として演算して出力する速度変換器と、
    前記速度変換器によって出力される前記変換かご速度指令に従って前記巻上機を制御する巻上機制御器と、
    を備えた請求項1に記載のエレベータの制御装置。
  4. 前記速度指令演算器は、
    速度指令演算器から入力されるかご速度指令を2階微分する2階微分器と、
    かごの減速度を、伸縮量推定器から入力される推定伸縮量によって除すω 演算器と、
    を備えた請求項2または3に記載のエレベータの制御装置。
  5. 前記速度変換器は、
    前記2階微分器からの出力値を、前記ω 演算器からの出力値によって除した値に、前記かご速度指令を加算した値を、変換かご速度指令として出力することを特徴とする
    請求項4に記載のエレベータの制御装置。
  6. 前記伸縮量推定器は、
    最上階以外の任意の前記目的階に対応する前記推定伸縮量を推定し、任意の前記目的階に対応する前記推定伸縮量を用いて、前記最上階に対応する前記推定伸縮量を0と仮定して、前記かご位置と前記推定伸縮量とを関連付ける
    請求項1から5のいずれか1項に記載のエレベータの制御装置。
  7. 巻上機と、
    前記巻上機に巻き掛けられている巻上ロープと、
    前記巻上機によって前記巻上ロープが巻き上げられることで昇降路内を移動するかごと、
    前記昇降路内に階床ごとに対応して設けられた着床プレートと、
    前記かごに設けられ、前記着床プレートを検出した場合に検出信号を出力する着床プレート検出器と、
    を備えたエレベータにおいて、前記巻上ロープの伸縮量を推定伸縮量として推定する方法であって、
    前記方法は、
    前記かごのかご位置を演算して出力するステップと、
    前記かご位置から、前記かごが出発階から目的階へ運行制御される際の前記目的階のかご停止位置までの第1の残距離を演算して出力するステップと、
    前記第1の残距離と、前記着床プレート検出器から入力される前記検出信号と、前記目的階とに基づいて、前記検出信号の入力開始時点における前記第1の残距離と、前記着床プレートのプレート検出開始位置から前記かご停止位置までの距離として設定されるプレート−停止位置間距離との差分を演算し、前記差分を前記推定伸縮量として推定するステップと、
    一定減速度で減速された前記かごが前記プレート検出開始位置に到達した際に推定された前記推定伸縮量に基づいて前記巻上機を前記かご停止位置に向けて減速停止させる着床制御を実行するステップと、
    を備えたエレベータの巻上ロープの伸縮量推定方法。
  8. 前記推定するステップは、
    複数の前記目的階のそれぞれに対応する前記推定伸縮量を推定するステップと、
    前記かごが前記出発階から前記目的階へ運行制御される場合に前記目的階に対応する前記推定伸縮量を出力するステップと、
    を有し、
    前記着床制御を実行するステップは、
    前記第1の残距離と、前記検出信号とに基づいて、前記第1の残距離が一定減速開始距離になれば一定減速度で前記かごを減速させ、前記検出信号が入力されれば予め設定された速度パターンで前記かごを減速させて停止させるかご速度指令を演算して出力するステップと、
    前記かご速度指令と、前記推定伸縮量とに基づいて、前記かご速度指令を2階微分した値を、前記かごの減速度を前記推定伸縮量で除した値で除した値に、前記かご速度指令を加算した値を、変換かご速度指令として演算して出力するステップと、
    前記変換かご速度指令に従って前記巻上機を制御するステップと、
    を有する
    請求項7に記載のエレベータの巻上ロープの伸縮量推定方法。
  9. 前記推定するステップは、
    複数の前記目的階のそれぞれに対応する前記推定伸縮量を推定するステップと、
    前記かごが前記出発階から前記目的階へ運行制御される場合、前記目的階に対応する前記推定伸縮量を出力するステップと、
    を有し、
    前記第1の残距離を演算して出力するステップは、
    前記第1の残距離と、前記推定伸縮量とに基づいて、前記第1の残距離から前記推定伸縮量を減算することで第2の残距離を演算し、前記第2の残距離が前記目的階に対応する前記プレート−停止位置間距離になれば、前記推定伸縮量を減少変化させながら前記第2の残距離を演算して出力するステップ、
    を有し、
    前記着床制御を実行するステップは、
    前記第2の残距離に基づいて、前記第2の残距離が一定減速開始距離になれば一定減速度で前記かごを減速させ、前記第2の残距離が前記プレート−停止位置間距離になれば予め設定された速度パターンで前記かごを減速させて停止させるかご速度指令を演算して出力するステップと、
    前記かご速度指令と、前記推定伸縮量とに基づいて、前記かご速度指令を2階微分した値を、前記かごの減速度を前記推定伸縮量で除した値で除した値に、前記かご速度指令を加算した値を、変換かご速度指令として演算して出力するステップと、
    前記変換かご速度指令に従って前記巻上機を制御するステップと、
    を有する
    請求項7に記載のエレベータの巻上ロープの伸縮量推定方法。
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