JP6576812B2 - 滅菌バッグ - Google Patents
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Description
前記第一収納部の非通気性シート表面に配置される、非通気性部分と細菌非透 過性通気性部分を含むシートと前記第一収納部の非通気性シートを貼りあわせて 作られる第二収納部とからなり、
第二収納部を構成するシートは第一収納部を構成するシートより小さく、
第一収納部の外周上の箇所であって、当該箇所と向かい合う対辺との間に第二 収納部の収納部分を含まない箇所に切断部を有し、
前記第二収納部の貼りあわせ箇所の一部と、それに重なる箇所の前記第一収納 部の非通気性シートと細菌非透過性通気性シートとが貼りあわされた滅菌バッグ に関する。
前記非通気性シートと細菌非透過性通気性シートと熱溶着して開口部を有する 第一収納部を形成する工程と、
前記第二収納部の開口部を熱溶着する工程と、
前記第一収納部の開口部を熱溶着する工程と、を含む
滅菌バッグの製造方法に関する。
図1aからcに示すように本発明に係る滅菌バッグ1は、非通気性のフィルムシート11と、細菌非透過性通気性シート12と、非通気性シートと細菌非透過性通気性シートからなるシート13とを備える。なお、図1cにおいては、滅菌バッグの封入物を図示していない。この滅菌バッグ1の平面形状は四角形状であるが、形状に特に限定はなく、封入物の形状や用途に応じて、長方形状や正方形状、円形状、さらには不定形など任意の形状でよい。非通気性のフィルムシートの材質は、樹脂性が好ましく、特にPE、PET、NY(ナイロン)が好ましい。細菌非透過性通気性シートの材質は、樹脂製や紙製がこのましく、樹脂製ではPEやNYが挙げられるが、柔軟性および紙粉が生じないことからPEが好ましい。シートの厚さは、20μmから400μmが好ましく、50μmから200μmがより好ましい。
図2aには図1と同様な形状の滅菌バッグだが、製品情報が第二の収納部を構成する非通気性のフィルムシートに表示されていることが特徴である。製品情報とは、例えばカテーテルの場合、製品名、滅菌日、使用期限、ロット番号、シリアル番号、バルーン径、バルーン長、カテーテル長、耐圧性能、滅菌情報、禁止事項、梱包内容などを指すが、特に限定はしない。さらに表示方法については前記製品情報が記載されたラベルの貼り付けや非通気性のフィルムへの直接印字を用いる手段があるが特に限定はしない。表示情報が消えにくくなる利点から、表示内容は第二の収納部22内部に配置することが好ましい。また、第一収納部の非通気性シート上であって、第二収納部が設けられている箇所のすぐ脇に製品情報を表示することも好ましい。第一収納部を開封し、第二収納部が設けられている箇所以外の第一収納部を構成するシートを廃棄しても製品情報の表示部分は第二収納部とともに保持されるようにするためである。特に、第一収納部の切断部によって切断した場合に、第二収納部の配置される部位に表示されるようにすることが好ましい。
本発明に係る滅菌バッグの製造方法について図面を参照しつつ説明する。
11 非通気性シート
12 細菌非透過性通気性シート
13 非通気性シートと細菌非透過性通気性シートからなるシート
14 貼りあわせ部
21 第一の収納部
22 第二の収納部
31 第一の切断部
32 第二の切断部
41 非通気性のフィルムロール
42 シートロール
43 細菌非透過性通気性シートロール
51 第一の切断部制作部
52 第二の切断部制作部
53 第一のブロックヒーター
54 第二のブロックヒーター
55 カッティング部
101 カテーテル
102 アクセサリ
103 製品情報表示
Claims (7)
- 非通気性シートと細菌非透過性通気性シートを貼りあわせて作られる第一収納 部と、
前記第一収納部の非通気性シート表面に配置される、非通気性部分と細菌非透 過性通気性部分を含むシートと前記第一収納部の非通気性シートを貼りあわせて 作られる第二収納部とからなり、
第二収納部を構成するシートは第一収納部を構成するシートより小さく、
第一収納部の外周上の箇所であって、当該箇所と向かい合う対辺との間に第二 収納部の収納部分を含まない箇所に切断部を有し、
前記第二収納部の貼りあわせ箇所の一部と、それに重なる箇所の前記第一収納 部の非通気性シートと細菌非透過性通気性シートとが貼りあわされた滅菌バッグ 。 - 第二収納部の外周上の一または複数の箇所に切断部を有する請求項1に記載の 滅菌バッグ。
- 前記第一収納部の非通気性シート上であって、第二収納部の向かい合う二辺と その延長とにより規定される箇所上に製品情報が表示されている請求項1または 2に記載の滅菌バッグ。
- 前記第二収納部の貼りあわせ箇所の一部と、前記それに重なる第一収納部の非 通気性シートと細菌非透過性通気性シートの貼りあわせ箇所は、熱溶着されてい る請求項1から3のいずれか一項に記載の滅菌バッグ。
- すべての貼りあわせ箇所が熱溶着により貼りあわせられ、熱溶着された箇所の うち、非通気性シートと細菌非透過性通気性シートとの貼りあわせ箇所のシール 強度が3N以上である請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の滅菌バッグ 。
- 非通気性シートと細菌非透過性通気性シートはポリエチレンの層が含まれるこ とが特徴である、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の滅菌バッグ。
- 一または複数の切断部を有する、非通気性部分と細菌非透過性通気性部分を含 むシートと、前記シートよりも大きい非通気性シートとを熱溶着して開口部を有 する第二収納部を形成する工程と、
前記非通気性シートと細菌非透過性通気性シートと熱溶着して開口部を有する 第一収納部を形成する工程と、
前記第二収納部の開口部を熱溶着する工程と、
前記第一収納部の開口部を熱溶着する工程と、を含む
滅菌バッグの製造方法。
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JP2015238550A JP6576812B2 (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 滅菌バッグ |
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JP2015238550A JP6576812B2 (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 滅菌バッグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017104175A JP2017104175A (ja) | 2017-06-15 |
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Family Applications (1)
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JP2015238550A Active JP6576812B2 (ja) | 2015-12-07 | 2015-12-07 | 滅菌バッグ |
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- 2015-12-07 JP JP2015238550A patent/JP6576812B2/ja active Active
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