JP6575924B2 - NOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法 - Google Patents

NOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法 Download PDF

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Description

本発明は、NOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法に関する。
近年、電気化学素子に電圧を印加することによりNOxを浄化させる方法が研究されてきた。また、このような方法に用いられるNOx浄化装置としては、様々な構成のものが開示されている。
このようなNOx浄化装置として、特開2004−141750号公報(特許文献1)には、ナフィオン(登録商標)等の水素イオンを選択的に透過させる導電性の固体電解質膜と、この固体電解質膜表面の一部に配設された電子導電性基材と陽極酸化を促進する触媒よりなる第1の電極と、前記固体電解質膜表面の他の部分に配設された電子導電性基材と陰極還元を促進する触媒よりなる第2の電極と、この第2の電極に隣接して配設された多孔体の金属酸化物に担持された白金族触媒とを備えた窒素酸化物分解素子が開示されている。しかしながら、特許文献1に開示されている窒素酸化物分解素子は、電解質膜としてナフィオン(登録商標)等の高分子固体電解質膜を用いているため260℃以上の使用条件下では使用できないという問題を有しており、耐熱性が十分なものではなかった。
また、特開2008−108568号公報(特許文献2)には、パーフルオロカーボンスルホン酸等の高分子電解質膜と、その一方の側に設けた水素イオン形成能を有する電子導電性燃料極と、これに接して設けた水素含有ガスを供給する通路と、高分子電解質膜の他方の側に設けたNOxを還元しこれを無害化する機能を有する電子導電性空気極と、これに接して設けたNOx含有ガスを供給する通路を備えた高分子電解質型燃料電池が開示されている。しかしながら、特許文献2に開示されている高分子電解質型燃料電池においても、電解質膜としてパーフルオロカーボンスルホン酸等の高分子電解質膜を用いているため260℃以上の使用条件下では使用できないという問題を有しており、耐熱性が十分なものではなかった。
特開2004−141750号公報 特開2008−108568号公報
本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたものであり、装置の使用温度が260℃以上の高温条件を含む場合においても、十分に高いNOx浄化性能を有するNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、カソード側電極とアノード側電極との間に酸化シリコンからなる多孔性電解質膜を配置し、前記カソード側電極及び/又は前記多孔性電解質膜に貴金属触媒を担持せしめることによって、装置の使用温度が260℃以上の高温条件を含む場合においても、十分に高いNOx浄化性能を有するNOx浄化装置を提供することが可能となることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明のNOx浄化装置は、メタけい酸ナトリウム九水和物の飽和水溶液から得られたシリカゲルである酸化シリコンからなる多孔性電解質膜と、前記多孔性電解質膜の一方の面上に配置されたカソード側電極と、前記多孔性電解質膜の他方の面上に配置されたアノード側電極と、前記カソード側電極及び/又は前記多孔性電解質膜に担持されている貴金属触媒と、前記アノード側電極及び前記カソード側電極に接続されている通電装置と、を備えていることを特徴とするものである。
本発明のNOx浄化方法は、上記本発明のNOx浄化装置に、電圧を印加し、排ガスを接触させて排ガス中の水分を分解して水素を発生させ、該水素を排ガス中のNOxと反応せしめてNOxを浄化することを特徴とするものである。
なお、本発明のNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法によって上記目的が達成される理由は必ずしも定かではないが、本発明者らは以下のように推察する。すなわち、本発明においては、電解質膜として酸化シリコンからなる多孔性電解質膜を備えており、このような酸化シリコンからなる多孔性電解質膜は、水素イオン(プロトン)伝導を促進するシラノール基が多数存在し、また、多孔構造のために細孔内部に水や水素イオン(プロトン)伝導を促進する官能基等が保持できることから、水素イオン(プロトン)伝導に優れた電解質とすることが可能となり、十分に高いNOx浄化性能を発揮することが可能になるものと推察される。また、NOとOの共存下では、硝酸が水中に存在することによりプロトンのカウンターカチオンとして有効に作用している可能性もある。更に、酸化シリコンは高い耐熱性を有しており、このような酸化シリコンからなる多孔性電解質膜を備えたNOx浄化装置とすることにより、装置の使用温度が260℃以上の高温条件を含む場合においても多孔性電解質膜が劣化することがなく、十分に高いNOx浄化性能を発揮することが可能になるものと推察される。
このような作用により、本発明のNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法においては、装置の使用温度が260℃以上の高温条件を含む場合においても、多孔性電解質膜が劣化することがなく十分に高いNOx浄化性能を有することが可能なものとなり、優れたNOx浄化性能を発揮することができるようになるものと本発明者らは推察する。
本発明によれば、装置の使用温度が260℃以上の高温条件を含む場合においても、十分に高いNOx浄化性能を有するNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法を提供することが可能となる。
本発明のNOx浄化装置の好適な一実施形態を模式的に示す概略縦断面図である。
以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。
[NOx浄化装置]
以下、図面を参照しながら本発明のNOx浄化装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び図面中、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1に示す実施形態は、本発明のNOx浄化装置の好適な一実施形態として、多孔性電解質膜2、カソード側電極3、アノード側電極4及び電極ホルダー6からなる電気化学セルを備えたNOx浄化装置に適用したものである。図1は、本発明のNOx浄化装置の好適な一実施形態を模式的に示す概略縦断面図である。図1に示すNOx浄化装置1は、基本的に、酸化シリコンからなる多孔性電解質膜2と、前記多孔性電解質膜2の一方の面上に配置されたカソード側電極3と、前記多孔性電解質膜2の他方の面上に配置されたアノード側電極4と、前記カソード側電極3及び/又は前記多孔性電解質膜2に担持されている貴金属触媒と、前記アノード側電極4及び前記カソード側電極3に接続されている通電装置5と、を備えていることを特徴するものである。なお、本実施形態においては、更に、前記多孔性電解質膜2のそれぞれの面上に配置された前記カソード側電極3及びアノード側電極4を挟み込んで支持するように配置された電極ホルダー6が配置されており、多孔性電解質膜2、カソード側電極3、アノード側電極4及び電極ホルダー6により電気化学セルを構成している。また、矢印Gは基本的にガスの流れる方向を概念的に示すものである。
多孔性電解質膜2は、水素イオン(プロトン)伝導性(導電性)を示すものであり、酸化シリコンからなるものであることが必要である。このような多孔性電解質膜2は、カソード側電極で生成する水素イオンをアノード側電極まで移送する機能を有するものである。なお、本発明において多孔性電解質膜として用いる酸化シリコンには水素イオン(プロトン)伝導を促進するシラノール基が多数存在し、また、多孔構造のために細孔内部に水や水素イオン(プロトン)伝導を促進する官能基等が保持できることから、水素イオン(プロトン)伝導に優れた電解質とすることが可能となる。
このような多孔性電解質膜における酸化シリコン(酸化ケイ素)としては、特に制限されないが、具体的には、組成式:SiOx(式中、xは1以上2以下の数を示す。)で表される材料が挙げられる。これらの中でも、排ガス中の水蒸気を保持するという観点から、多孔性の構造であることがより好ましく、シリカゲルであることが特に好ましい。すなわち、前記多孔性電解質膜2がシリカゲルからなる膜であることが特に好ましい。
このような多孔性電解質膜の平均細孔径としては、特に制限されないが、0.1〜10μmであることが好ましい。このような多孔性電解質膜の平均細孔径が、前記下限未満では、水蒸気が孔の中へ十分に入らない傾向にあり、他方、前記上限を超えると、吸湿性が不足する傾向にある。なお、吸湿性を保つという観点から、前記平均細孔径が0.2〜1μmの範囲にあることがより好ましい。
また、このような多孔性電解質膜の膜厚としては、特に制限されないが、0.1〜5mmであることが好ましい。このような多孔性電解質膜の膜厚が、前記下限未満では、強度が不足したり、電極が接触する傾向にあり、他方、前記上限を超えると、セル全体の抵抗が大きくなる傾向にある。なお、安定動作という観点から、前記膜厚が0.5〜2mmの範囲にあることがより好ましい。
更に、このような多孔性電解質膜の細孔容積としては、特に制限されないが、0.5〜10cm/gであることが好ましく、1〜5cm/gであることがより好ましい。このような多孔性電解質膜の細孔容積が、前記下限未満では、水蒸気が十分に内部まで拡散できない傾向にあり、他方、前記上限を超えると、吸湿性が不足する又は抵抗が大きくなる傾向にある。
また、このような多孔性電解質膜の比表面積としては、特に制限されないが、100〜1000m/gであることが好ましい。このような多孔性電解質膜の比表面積が、前記下限未満では、吸湿性が不足する傾向にあり、他方、前記上限を超えると、水蒸気が内部に拡散できない傾向にある。
このような多孔性電解質膜の製造方法としては、特に制限されないが、例えば、基材を用いる場合には、セラミックメッシュ等の基材を用い、該基材を珪酸塩を溶解した飽和水溶液(例えば、メタ珪酸酸ナトリウム九水和物)に浸漬し、所望の板(例えば、テフロン(登録商標)板等の金属材料)上で例えば100℃の温度条件下で所定時間乾燥せしめることにより、多孔性電解質膜を得ることができる。このときに用いうる珪酸塩としては、具体的には、メタ珪酸ナトリウム、オルト珪酸ナトリウム、二珪酸ナトリウム、四珪酸ナトリウム等が挙げられる。これらの珪酸塩のうち、吸湿性と安定性という観点から、メタ珪酸ナトリウムであることが好ましい。
また、多孔性電解質膜の製造方法の他の例としては、珪酸塩を溶解した水溶液に、酸性水溶液を添加して珪素の酸化物、水酸化物或いは水和物を沈殿させ、この沈殿物を含む懸濁液を必要に応じて基板(例えば、金属材料、プラスチック材料)上に膜状に付着させ、100〜300℃の温度範囲で加熱処理することにより酸化シリコン膜からなる多孔性電解質膜を得る方法が挙げられる。更に、原料として、珪素原料とアルコキシド(例えば、ケイ素のアルコキシド)等を用いてゾル−ゲル反応により酸化シリコン膜からなる多孔性電解質膜を製造することもできる。
カソード側電極3は、前記多孔性電解質膜2の一方の面上に配置されたものであることが必要である。このようなカソード側電極3の材料としては、特に制限されず、従来公知の電極材料を使用することができる。具体的には、カーボンペーパー、カーボンクロス、ステンレスメッシュ、チタンメッシュ等が挙げられる。これらの中でも、導電性、ガス接触性という観点から、カーボンペーパーであることが好ましい。更に、このようなカソード側電極3の形状としては、特に制限されないが、多孔性のもの、メッシュ状のもの等が挙げられる。これらの中でも、ガスの拡散性、接触性、抵抗の低下という観点から多孔性のものであることが好ましい。
このような前記多孔性電解質膜2の一方の面上に配置されるカソード側電極3の厚みとしては、特に制限されないが、1〜2000μmであることが好ましく、100〜1000μmであることがより好ましい。このようなカソード側電極3の厚みが前記下限未満では、強度が不足したり、抵抗が大きくなる傾向にあり、他方、前記上限を超えると、ガスの接触性が悪くなる傾向にある。
また、このようなこのカソード側電極3には、NOxを還元するための還元触媒を含有させておくことが好ましい。このような還元触媒としては、Pt、Pd、ロジウム、銀などを含む単体や化合物等を挙げることができる。
アノード側電極4は、前記多孔性電解質膜2の他方の面上に配置されたものであることが必要である。このようなアノード側電極4の材料としては、特に制限されず、従来公知の電極材料を使用することができる。具体的には、カーボンペーパー、カーボンクロス、ステンレスメッシュ、チタンメッシュ等が挙げられる。これらの中でも、導電性、ガス接触性という観点から、カーボンペーパーであることが好ましい。更に、このようなアノード側電極4の形状としては、特に制限されないが、多孔性のもの、メッシュ状のもの等が挙げられる。これらの中でも、ガス接触性という観点から、多孔質であることが好ましい。
このような前記多孔性電解質膜2の他方の面上に配置されるアノード側電極4の厚みとしては、特に制限されないが、1〜2000μmであることが好ましく、100〜1000μmであることがより好ましい。このようなアノード側電極4の厚みが前記下限未満では、強度が不足したり、抵抗が大きくなる傾向にあり、他方、前記上限を超えると、ガスの接触性が悪くなる傾向にある。
また、このようなアノード側電極4には、NOを酸化するための触媒を含有させておくことが好ましい。このような触媒としてはPt,Pd、Rh、Ag等を挙げることができる。
貴金属触媒は、前記カソード側電極3及び/又は前記多孔性電解質膜2に担持されていることが必要である。このような貴金属触媒は、H(又はプロトン)によるNO還元能する機能を有するものである。このような貴金属触媒が前記カソード側電極3及び/又は前記多孔性電解質膜2に担持されていることにより、水電解によって生成した水素(又はプロトン)によりNOを還元することが可能となる。なお、このような貴金属触媒としては、前記カソード側電極3又は前記多孔性電解質膜2の少なくとも一方に担持されていればよく、特に限定されないが、活性な反応場が三相界面であるとの観点から、前記カソード側電極3に担持されていることがより好ましく、前記カソード側電極3及び前記多孔性電解質膜2の両者に担持されていることが特に好ましい。
このような貴金属触媒の貴金属としては、白金(Pt)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)が挙げられる。これらの中でも、NOとHの反応を活性化させ得るという観点から、前記貴金属がPt、Pd及びRhからなる群から選択される少なくとも一種であることが好ましく、Pt、Pdからなる群から選択される少なくとも一種であることがより好ましい。なお、このような貴金属は1種を単独で或いは2種以上を併用して用いてもよい。このような貴金属の担持量としては、金属換算で、前記カソード側電極及び/又は前記多孔性電解質膜100質量部に対して0.01〜5質量部であることが好ましく、0.1〜1質量部であることがより好ましい。このような貴金属の担持量が、前記下限未満では触媒活性が不十分となる傾向にあり、他方、前記上限を超えて貴金属を担持しても触媒活性が飽和するとともにコストが上昇する傾向にある。
通電装置5は、前記アノード側電極4及び前記カソード側電極3に接続されていることが必要である。このような通電装置5としては、直流の電圧を前記多孔性電解質膜2に印加できる装置であればよく、特に制限されず、公知の通電装置(電源)を適宜用いることができる。
このような本実施形態のNOx浄化装置において、アノード側電極4、カソード側電極3及び貴金属触媒における反応は、以下の反応式1〜13のように例示される。
(アノード側電極における反応)
O→2H+1/2O+2e (1)
2NO+O→NO (2)
+1/2O→HO (3)
(カソード側電極における反応)
2H+2NO+2e→N+HO+1/2O (4)
2H+2e+1/2NO+1/4O→1/4N+HO (5)
2H+2e+2/3NO+1/3O→1/3NO+HO (6)
O+2H+2e→N+HO (7)
NO+5H+3e→NH+HO (8)
2H+2e→H (9)
(貴金属触媒における反応、カソード側)
+2NO→N+HO+1/2O (10)
2H+NO+1/2O→2/1N+2HO (11)
3/2H+NO+1/2O→1/2NO+3/2HO (12)
O+H→N+HO (13)
本実施形態におけるNOx浄化装置の作動機構について、上記反応式1〜13を用いて説明する。本実施形態のNOx浄化装置1において、多孔性電解質膜2、カソード側電極3、アノード側電極4及び電極ホルダー6からなる電気化学セルに排ガスを接触せしめる。同時又はその前後に通電装置5の通電を開始し、カソード側電極3及びアノード側電極4の電極間に直流電圧を印加すると、カソード側電極3は陰極、アノード側電極4は陽極となり、カソード側電極3、アノード側電極4、前記カソード側電極3及び/又は前記多孔性電解質膜2に担持されている貴金属触媒等の作用により陽極酸化、陰極還元が起こる。
先ず、陽極であるアノード側電極4では、反応式1に示すように排ガス中の水分(水蒸気、HO)が電気分解され水素(水素イオン、H)と電子(e)を生成し、水素イオン(H)は多孔性電解質膜2を通り、また電子(e)は通電回路を通って、カソード側電極3に移動する。カソード側電極3へ移動した水素イオン(H)は、カソード側電極3上においてNOx(窒素酸化物)と反応し、反応式4、5に示すようにNOxは窒素分子(N)と水分子に電気化学的に還元分解される。
また、反応式6に示すように一酸化二窒素(NO)が生成された場合は、反応式7に示すようにさらに還元分解され窒素分子と水分子に還元分解される。また、陰極側の貴金属触媒上においては、カソード側電極3上で生成した水素分子(反応式9)と窒素酸化物が貴金属触媒の作用により反応し、反応式10〜13に示すようにNOx(窒素酸化物)が化学的に還元分解される。
[NOx浄化方法]
以上、図1に示すNOx浄化装置について説明したが、以下、このような図1に示すNOx浄化装置を利用して該装置に排ガスを接触させてNOxを浄化するNOx浄化方法について説明する。
このような図1に示すNOx浄化装置を利用してNOxを浄化するNOx浄化方法は、本発明のNOx浄化方法の好適な一実施形態である。なお、前記本発明のNOx浄化装置の好適な一実施形態において説明した内容と重複する内容については省略する。
本実施形態のNOx浄化方法は、上記NOx浄化装置1を用いたNOx浄化方法であって、前記本発明のNOx浄化装置の好適な一実施形態において説明したNOx浄化装置1に、電圧を印加し、排ガスを接触させて排ガス中の水分を分解して水素を発生させ、該水素を排ガス中のNOxと反応せしめてNOxを浄化することを特徴とする方法である。
このよう本発明のNOx浄化方法において、前記NOx浄化装置1に排ガスを接触させる方法としては、特に制限されないが、公知の方法を適宜採用することができ、例えば、内燃機関から排出されるガスのNOx浄化を行う場合、内燃機関から排出されるガスが流通する排ガス管内に上記本発明にかかるNOx浄化装置1を配置することにより、NOx浄化装置1に対して内燃機関からの排ガスを接触させる方法を採用してもよい。また、このような場合、前記酸化シリコンからなる多孔性電解質膜と前記カソード側電極と前記アノード側電極と前記貴金属触媒とにより構成される電気化学セルを前記排ガス管内に配置し、前記通電装置を前記排ガス管外に設置して、前記NOx浄化装置1の前記電気化学セルに対して内燃機関からの排ガスを接触させる方法を採用してもよい。
図1に示す実施形態においては、先ず、酸化シリコンからなる多孔性電解質膜2と、前記多孔性電解質膜2の一方の面上に配置されたカソード側電極3と、前記多孔性電解質膜2の他方の面上に配置されたアノード側電極4と、前記カソード側電極3及び/又は前記多孔性電解質膜2に担持されている貴金属触媒と、前記多孔性電解質膜2のそれぞれの面上に配置された前記カソード側電極3及びアノード側電極4を挟み込んで支持するように配置された電極ホルダー6と、前記アノード側電極4及び前記カソード側電極3に接続されている通電装置5と、を備えているNOx浄化装置1において、多孔性電解質膜2、カソード側電極3、アノード側電極4及び電極ホルダー6からなる電気化学セルに排ガスを接触せしめる。同時又はその前後に通電装置5の通電を開始し、カソード側電極3及びアノード側電極4の電極間に直流電圧を印加すると、カソード側電極3は陰極、アノード側電極4は陽極となり、前記カソード側電極3及び/又は前記多孔性電解質膜2に担持されている貴金属触媒等の作用により陽極酸化、陰極還元が起こる。先ず、アノード側電極4において排ガス中の水分を分解して水素(水素イオン、H)と電子(e)を発生させ、水素イオン(H)は多孔性電解質膜2を通し、また電子(e)は通電回路を通って、カソード側電極3に移動する。カソード側電極3においては、前記アノード側電極4から移動してきた前記水素イオン(H)及び電子(e)と排ガス中のNOxとの反応によりNOx等が分解無害化され水等が生成し、排ガス中のNOxを浄化せしめることができる。この時、前記カソード側電極3及び/又は前記多孔性電解質膜2に担持されている貴金属触媒により、排ガス中のNOx等の分解無害化反応が促進される。
また、NOx浄化装置に接触させる排ガスとしては、NOxを含有ガスするガスであれば特に制限されないが、Oガスを5質量%以上含み、HOを3質量%以上含むものであることが好ましい。このような排ガスを用いた場合、NOとHの反応性が向上する傾向にある。
以上、図1を参照して本発明のNOx浄化装置及びNOx浄化装置方法の好適な実施形態について説明したが、本発明のNOx浄化装置及びNOx浄化装置方法は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明のNOx浄化装置は、上記実施形態においては、多孔性電解質膜2、カソード側電極3、アノード側電極4及び電極ホルダー6からなる電気化学セルを備えるものであるが、電極ホルダー6を用いないNOx浄化装置であってもよい。更に、本発明のNOx浄化装置においては、酸化シリコンからなる多孔性電解質膜と、前記多孔性電解質膜の一方の面上に配置されたカソード側電極と、前記多孔性電解質膜の他方の面上に配置されたアノード側電極と、前記カソード側電極及び/又は前記多孔性電解質膜に担持されている貴金属触媒と、前記アノード側電極及び前記カソード側電極に接続されている通電装置と、を備えていればよく、他の構成は特に制限されるものではない。すなわち、本発明のNOx浄化装置は、基本的に、前記酸化シリコンからなる多孔性電解質膜と前記カソード側電極と前記アノード側電極と前記貴金属触媒とにより構成される電気化学セル、及び、前記通電装置を備えていればよく、このような電気化学セルを所定の場所に配置して排ガスを接触させNOxを浄化することが可能であり、簡便なNOx浄化装置及びNOx浄化方法とすることができる。
以上、本発明のNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法の好適な実施形態について説明したが、上記実施形態に限定されるものではない。
以下、実施例及び比較例に基づいて本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示すNOx浄化装置を作製した。図1は、前記本発明のNOx浄化装置の好適な一実施形態を模式的に示す概略縦断面図であり、本実施例のNOx浄化装置を模式的に示す概略縦断面図でもある。図1に示すNOx浄化装置1は、基本的に、酸化シリコンからなる多孔性電解質膜2と、前記多孔性電解質膜2の一方の面上に配置され、貴金属触媒が担持されたカソード側電極3と、前記多孔性電解質膜2の他方の面上に配置され、貴金属触媒が担持されたアノード側電極4と、前記多孔性電解質膜2のそれぞれの面上に配置された前記カソード側電極3及びアノード側電極4を挟み込んで支持するように配置された電極ホルダー6と、前記アノード側電極4及び前記カソード側電極3に接続されている通電装置5とを備えるものである。また、矢印Gは基本的にガスの流れる方向を概念的に示すものである。
すなわち、先ず、セラミックメッシュ(長さ1cm×幅1cm、アルミナ製、線径1mm、目開き1.1mm)を、メタけい酸ナトリウム九水和物(和光純薬工業社製)の飽和水溶液に浸し、テフロン(登録商標)板上で100℃の温度条件下で一晩乾燥せしめることにより、多孔性電解質膜2を得た。この多孔性電解質膜2は、セラミックメッシュ基材にシリカゲルが被覆されており、平均細孔径が1μm、被覆厚さが0.1mmであり、多孔性電解質膜2の厚さは1mmであった。
次に、カソード側電極3及びアノード側電極4は、Pt付カーボン電極(長さ0.8cm×幅0.8cm、厚さ50μm、東洋テクニカ社製、型番「EC−10−05−7」、Pt担持量が0.5mg/cmのPt塗布品)を用い、前記多孔性電解質膜2をカソード側電極3及びアノード側電極4で挟み込んだ後、更に、一方の面上に1mmの凹凸を有するステンレス板からなる電極ホルダー6で挟みこんだ(以下、多孔性電解質膜2、貴金属触媒が担持されたカソード側電極3、貴金属触媒が担持されたアノード側電極4及び電極ホルダー6からなるセルを電気化学セルと称する。)。なお、アノード側電極4のPtが担持されている面を前記多孔性電解質膜2側、カソード側電極3のPtが担持されている面を前記多孔性電解質膜2側、となるように配置した。
通電装置5は、直流電源((株)TFF ケースレーインスツルメンツ社製、「2400−C型汎用ソースメータ」)を用い、前記カソード側電極3及び前記アノード側電極4に接続した。
(性能評価試験)
実施例1により作製されたNOx浄化装置1の電気化学セルを直径2cmの石英管内に挿入し、0.2%NO+1%O+3%HO(全流量60cc/分、He希釈)の混合ガスを、30℃の温度条件下で流通させた。次いで、室温で電流を20mA/cmの条件で印加し、この時のNO濃度を質量分析器(キヤノンアネルバ社製、「四重極型質量分析計M−101QA−TDF」)で、質量電荷比(m/z)=30として測定した。ガス濃度と質量分析ピーク強度の関係は、予め既知の濃度のガスを用いて校正した。その結果、NOの処理速度は0.071μmol/秒であった。
(実施例2)
セラミックメッシュを、メタけい酸ナトリウム九水和物の飽和水溶液に浸し、テフロン(登録商標)板上で100℃の温度条件下で一晩乾燥させた後に、大気中で300℃の温度条件下で1時間焼成せしめることにより多孔性電解質膜2を得た以外は、実施例1と同様にしてNOx浄化装置を作製した。なお、得られた多孔性電解質膜2は、セラミックメッシュ基材にシリカゲルが被覆されており、平均細孔径が1μm、被覆厚さが0.1mmであり、多孔性電解質膜2の厚さは1mmであった。
実施例2により作製されたNOx浄化装置の電気化学セルを石英管内に挿入し、実施例1と同様にして評価試験を行った。その結果、NOの処理速度は0.071μmol/秒であった。
(実施例3)
セラミックメッシュを、メタけい酸ナトリウム九水和物の飽和水溶液に浸し、テフロン(登録商標)板上で100℃の温度条件下で一晩乾燥させた後に、大気中で400℃の温度条件下で1時間焼成せしめることにより多孔性電解質膜2を得た以外は、実施例1と同様にしてNOx浄化装置を作製した。なお、得られた多孔性電解質膜2は、セラミックメッシュ基材にシリカゲルが被覆されており、平均細孔径が1μm、被覆厚さが0.1mmであり、多孔性電解質膜2の厚さは1mmであった。
実施例3により作製されたNOx浄化装置の電気化学セルを石英管内に挿入し、実施例1と同様にして評価試験を行った。その結果、NOの処理速度は0.084μmol/秒であった。
(比較例1)
電解質膜として固体高分子電解質膜(長さ1cm×1幅cm×膜厚183μm、デュポン社製、商品名「ナフィオン117(登録商標)」)を用いた以外は、実施例1と同様にして比較用NOx浄化装置を作製した。
比較例1により作製された比較用NOx浄化装置の電気化学セルを石英管内に挿入し、実施例1と同様にして評価試験を行った。その結果、NOの処理速度は0.19μmol/秒であった。
(比較例2)
電解質膜として固体高分子電解質膜(長さ1cm×幅1cm×膜厚183μm、デュポン社製、商品名「ナフィオン117(登録商標)」)を用い、この固体高分子電解質膜を大気中で300℃の温度条件下で1時間焼成せしめることにより電解質膜を得た以外は、実施例1と同様にしてNOx浄化装置を作製した。なお、得られた固体高分子電解質膜にはところどころに穴が発生していた。
比較例2により作製された比較用NOx浄化装置の電気化学セルを石英管内に挿入し、実施例1と同様にして評価試験を行った。その結果、アノード側電極とカソード側電極とが短絡してしまい電気化学セルとして作用しなかった。
(比較例3)
電解質膜として固体高分子電解質膜(長さ1cm×幅1cm×膜厚183μm、デュポン社製、商品名「ナフィオン117(登録商標)」)を用い、この固体高分子電解質膜を大気中で400℃の温度条件下で1時間焼成せしたところ、固体高分子電解質膜は焼失してしまい電気化学セル化ができなかった。
(評価試験結果)
以上により、実施例1〜3の結果と比較例1〜3の結果との比較から明らかなように、実施例1〜3のNOx浄化装置は、大気中で300℃(実施例2)及び400℃(実施例3)の温度条件下で1時間焼成せしめて作製した多孔性電解質膜を用いた場合においても、このような焼成を施さなかった多孔性電解質膜(実施例1)と同程度以上のNO処理速度が得られており、装置の使用温度が260℃以上の高温条件を含む場合においても、十分に高いNOx浄化性能を有するNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法であることが確認された。
これに対して、比較例2〜3の固体高分子電解質膜を用いた場合は、大気中で300℃の温度条件下で1時間焼成せしめて作製した比較用電解質膜を用いた比較用NOx浄化装置はアノード側電極とカソード側電極とが短絡してしまい電気化学セルとして作用せず(比較例2)、また、大気中で400℃の温度条件下で1時間焼成した場合には固体高分子電解質膜が焼失して電気化学セル化ができず(比較例3)、このような固体高分子電解質膜を電解質膜としてNOx浄化装置に用いた場合は、装置の使用温度が260℃以上の高温条件を含む場合には使用できないことが確認された。
なお、前記実施例1〜3のNOx浄化装置においては、アノード側電極及びカソード側電極に貴金属触媒を担持したものを用いたが、本発明においてはカソード側電極に担持されている貴金属触媒が備えられていれば十分であり、これにより上記本実施例の効果を奏することができるものである。
以上の結果より、本発明のNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法は、装置の使用温度が260℃以上の高温条件を含む場合においても、十分に高いNOx浄化性能を有するNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法であることが確認された。
以上説明したように、本発明によれば、装置の使用温度が260℃以上の高温条件を含む場合においても、十分に高いNOx浄化性能を有するNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法を提供することが可能となる。
したがって、本発明のNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法は、自動車排ガス処理、低温排ガス処理、分散型コージェネレーションシステム、長距離トンネルや工場などの閉鎖空間におけるNOx浄化等に使用でき、特に、ディーゼルエンジンや燃料消費率の低い希薄燃焼式(リーンバーン)エンジン等の内燃機関から排出される排ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)を浄化するためのNOx浄化装置及びそれを用いたNOx浄化方法として特に有用である。
1…NOx浄化装置、2…多孔性電解質膜、3…カソード側電極、4…アノード側電極、5…通電装置、6…電極ホルダー、G…ガスの流れる方向を概念的に示す矢印。

Claims (2)

  1. メタけい酸ナトリウム九水和物の飽和水溶液から得られたシリカゲルである酸化シリコンからなる多孔性電解質膜と、前記多孔性電解質膜の一方の面上に配置されたカソード側電極と、前記多孔性電解質膜の他方の面上に配置されたアノード側電極と、前記カソード側電極及び/又は前記多孔性電解質膜に担持されている貴金属触媒と、前記アノード側電極及び前記カソード側電極に接続されている通電装置と、を備えていることを特徴とするNOx浄化装置。
  2. 請求項1に記載のNOx浄化装置に、電圧を印加し、排ガスを接触させて排ガス中の水分を分解して水素を発生させ、該水素を排ガス中のNOxと反応せしめてNOxを浄化することを特徴とするNOx浄化方法。
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