JP6568684B2 - 温度補償発振器、及びそれを含む電子装置 - Google Patents

温度補償発振器、及びそれを含む電子装置 Download PDF

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Description

本発明は、温度補償発振器に係り、より詳しくは、低電流で具現される温度補償発振器、及びそれを含む装置に関する。
基準クロック信号を発生させる発振器として、リングオシレーター(Ring Oscillator)が多く使われる。一般的なリングオシレーター設計において温度変化に対する周波数変動を最小化するために、入力電流としてBGR(Band Gap Reference)回路から生成された電流等の温度補償された電流を使う。しかし、温度補償された電流を生成するための回路は、一般的に1つの演算増幅器(OP−AMP)と多数の抵抗(Resistor)とを含むので、スタンバイモード(あるいはストップモード)のように超低電流(例えば、nano−current)動作のための設計には具現上難点がある。
超低電流基準クロック発生器は、温度変化に対して安定した周波数特性と共に、小さな最小動作電流を必要とする。しかし、それを満足するために、数乃至数十MΩ抵抗成分を数個必要とする現設計方式によっては具現し難い問題点がある。
本発明が解決しようとする技術的な課題は、温度変化に対して安定した周波数特性と共に、低い動作電流を有する温度補償発振器、及びそれを含む装置を提供するところにある。
本発明の実施形態による温度補償発振器は、動作電流と動作電圧とを用いて発振信号を発生させる発振部と、温度上昇によって前記発振信号の周波数が増加する方向に前記動作電流を制御するバイアス回路と、温度によって変わる前記動作電圧を発生させる電圧発生部と、を含み、前記電圧発生部は、前記温度上昇によって前記発振信号の周波数が減少するように、前記動作電圧を制御することによって、温度変化による前記発振信号の周波数の変化を前記バイアス回路と相補的に補償する。
前記発振部は、リング状に直列に連結される奇数個のインバータと、前記動作電圧のうちの第1動作電圧と前記インバータとの間に連結され、前記バイアス回路によって制御される第1電流源と、前記インバータと前記動作電圧のうちの第2動作電圧に連結され、前記バイアス回路によって制御される第2電流源と、のうち少なくとも1つの電流源と、を含みうる。
前記バイアス回路は、前記温度上昇によって増加する前記動作電流を生成するPTAT電流源を含みうる。
前記電圧発生部は、供給電圧と、前記動作電圧のうちの第1動作電圧との間に連結され、ダイオード結合を有する動作電圧発生トランジスタを含みうる。
前記電圧発生部は、接地電圧と、前記動作電圧のうちの第2動作電圧との間に連結され、ダイオード結合を有する動作電圧発生トランジスタを含みうる。
前記電圧発生部は、複数(2以上)のビットにより構成されるデジタル制御信号に応答して、前記動作電圧発生トランジスタのバルク電圧を制御するバルク電圧調節回路をさらに含みうる。
前記PTAT電流源は、そのゲートとドレインが、第1ノードに共通連結される第1トランジスタと、そのゲートとドレインが、第3ノードに共通連結される第4トランジスタと、そのゲートが、前記第3ノードに連結され、そのドレインが、第4ノードに連結される第5トランジスタと、そのソースが、前記供給電圧に連結され、そのゲートが、前記第4ノードに連結され、そのドレインが、前記第3ノードに連結される第6トランジスタと、そのゲートとドレインが、前記第4ノードに共通連結され、そのソースが、前記供給電圧に連結される第7トランジスタと、そのゲートが、第4ノードに連結され、そのソースが、供給電圧に連結され、そのドレインが、第1ノードに連結される第8トランジスタと、を含みうる。
前記第1ノードは、前記第2電流源に連結されうる。
前記PTAT電流源は、そのゲートが、前記第1ノードに連結され、そのドレインが、第2ノードに連結される第2トランジスタと、そのゲートとドレインが、前記第2ノードに共通連結され、そのソースが、前記第1動作電圧VDDに連結される第3トランジスタと、をさらに含み、前記第2ノードは、前記第1電流源に連結されうる。
本発明の他の実施形態による温度補償発振器は、リング状に直列に連結される奇数個のインバータを用いて発振信号を発生させる発振部と、温度上昇によって前記インバータのそれぞれの動作電流を増加させるバイアス回路と、供給電圧と第1動作電圧との間に連結され、ダイオード結合を有する第1動作電圧発生トランジスタと、接地電圧と第2動作電圧との間に連結され、ダイオード結合を有する第2動作電圧発生トランジスタと、のうち少なくとも1つを含み、前記温度上昇によって前記インバータの動作電圧を増加または減少させる。
前記発振部は、第1動作電圧と前記インバータとの間に連結され、前記バイアス回路によって制御される第1電流源と、前記インバータと第2動作電圧とに連結され、前記バイアス回路によって制御される第2電流源と、のうち少なくとも1つの電流源をさらに含みうる。
本発明の実施形態による電子装置は、温度変化に鈍感な出力周波数を有する発振信号を発生させる温度補償発振器と、前記発振信号に応答して動作するロジック回路と、を含む。
前記温度補償発振器は、リング状に直列に連結される奇数個のインバータを用いて前記発振信号を発生させる発振部と、温度上昇によって前記インバータのそれぞれの動作電流を増加させるバイアス回路と、前記温度上昇によって前記インバータのそれぞれの両端にかかる動作電圧の大きさを増加させる電圧発生部と、を含む。
本発明の実施形態による電子装置用温度補償発振器は、温度によって変わる動作電圧及び動作電流を供給されて発振信号を出力する発振部を含み、前記発振部は、インバータを用いて具現されたリングオシレーターを含む。
前記温度補償発振器は、温度上昇によって増加する前記動作電流を生成するトランジスタを有するバイアス回路と、前記温度上昇によって変化する前記動作電圧を生成する電圧発生部と、をさらに含む。
前記動作電圧及び前記動作電流は、前記発振部に相応するインバータに同時に印加される。
本発明の実施形態によれば、通常、リング発振器の動作電流として使われる温度補償された基準電流を使わず、温度変化に比例する動作電流と温度変化に対して所定の値を有する電源電圧とを使って、発振器の出力周波数を補償できる。これにより、温度変化に対して安定した周波数特性が得られる。
また、低電流発振器の具現に必要な抵抗成分の大きさを大きく減らして、発振器のサイズを減らすことができる。
本発明の詳細な説明により引用する図面をより十分に理解するために、各図面の簡単な説明を提供する。
本発明の一実施形態による温度補償発振器1の概略的な構成ブロック図である。 図1に示した発振部の一実施形態100Aを示す概略的な回路図である。 図2の‘110−n’を等価的に示す回路図である。 本発明の他の実施形態による温度補償発振器1Aの回路図である。 本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Bの回路図である。 本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Cの回路図である。 図4に示したPTAT電流源210A及びバイアス調節回路230の一実施形態を示す回路図である。 図5に示した電圧発生部300A及びバルク電圧調節回路350の一実施形態を示す回路図である。 本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Dの回路図である。 本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Eの回路図である。 本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Fの回路図である。 本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Gの回路図である。 本発明の一実施形態による温度補償発振器の出力周波数と比較例による発振器の出力周波数とをシミュレーションした結果を示すグラフである。 本発明の一実施形態による電子装置を概略的に示すブロック図である。
以下、本明細書に添付の図面を参照して、本発明の実施形態を詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施形態による温度補償発振器1の概略的な構成ブロック図である。図2は、図1に示した発振部の一実施形態100Aを示す概略的な回路図である。
図1及び図2を参照すれば、本発明の一実施形態による発振器1は、発振部100、バイアス回路200、及び電圧発生部300を含む。
発振部100は、第1動作電圧VDD、第2動作電圧VSS、及び動作電流Iを用いて出力周波数(fOSC)を有する発振信号SOを発生させる。発振信号SOは、基準クロック信号であって、基準クロック信号に同期するか、または基準クロック信号から発生したクロック信号に同期して動作するロジック回路(図示せず)に印加される。
図2に示すように、発振部100Aは、第1動作電圧VDD、第2動作電圧VSSと動作電流Iとを使うリングオシレーターとして具現可能であるが、これに限定されるものではない。リングオシレーターは、複数(奇数)のインバータIV1乃至IVn(nは、奇数)をリング状に連結したインバータチェーン103を含む。また、発振部100Aは、各インバータIV1乃至IVnに動作電流を提供するための複数(2以上)の電流源101−1乃至101−n、102−1乃至102−nを含む。
第1電流源101−1乃至101−nのそれぞれは、第1動作電圧VDDと対応するインバータ(IV1乃至IVnのうち何れか1つ)との間に連結され、第2電流源102−1乃至102−nのそれぞれは、対応するインバータ(IV1乃至IVnのうち何れか1つ)と第2動作電圧VSSとの間に連結される。第1電流源101−1乃至101−n及び第2電流源102−1乃至102−nは、バイアス回路200によって制御される。
第2動作電圧VSSは、接地電圧に代替されることもある。
図3は、図2の‘110−n’を等価的に示す回路図である。第2動作電圧VSSは、接地電圧であると仮定する。
図3を参照すれば、図2の‘110−n’は、電流Iを提供する1つの電流源、抵抗Rtot、キャパシタCtot及びスイッチSWにより構成される等価回路により表示される。
したがって、発振部100Aから出力される発振信号の周波数(fOSC、以下、発振周波数と称する)は、次の数式のように表現される。
Figure 0006568684
数式1から分かるように、発振周波数(fOSC)は、第1動作電圧VDDには反比例し、動作電流Iには比例する特性を有する。
したがって、温度によって動作電流Iと第1動作電圧VDDとを相補的に可変することによって、温度の変化に鈍感な、すなわち、温度補償された発振周波数が得られる。
例えば、温度上昇によって、発振信号SOの周波数が増加するように動作電流Iを増加させる一方、温度上昇によって発振信号の周波数が減少するように動作電圧VDDを増加させることによって、温度補償された発振周波数が得られる。
バイアス回路200は、発振部100の動作電流Iを制御する。バイアス回路200は、温度上昇によって増加するバイアス電流IPTATを生成できる。また、バイアス回路200は、PTAT(Proportional To Absolute Temperature)特性を有するバイアス電流IPTATを動作電流Iにミラーリング(mirroring)する。
バイアス回路200は、通常のベータマルチプライヤー(Beta Multiplier)等の電流バイアス回路として具現可能であるが、これに限定されるものではない。
バイアス電流IPTATが温度上昇によって増加すれば、このようなバイアス電流IPTATを発振部の動作電流Iにミラーリングして使う場合、温度上昇によって発振部1の出力周波数(fOSC)も増加する。
一方、リングオシレーターの出力周波数(fOSC)は、上述したように、インバータチェーン103の第1動作電圧VDDに対して反比例する特性を有する。もし、温度変化に対して動作電流Iの変化がないと仮定すれば、インバータチェーン103の第1動作電圧VDDが低ければ、出力周波数(fOSC)は増加し、第1動作電圧VDDが高ければ、出力周波数(fOSC)は減少する。
このような特性を用いて、電圧発生部300は、温度変化による出力周波数(fOSC)の変化をバイアス回路200と相補的に補償する第1動作電圧VDD及び/または第2動作電圧VSSを発生させる。
電圧発生部300は、供給電圧VRを用いて発振部100に印加される第1動作電圧VDD及び/または第2動作電圧VSSを発生させる。第1動作電圧VDDは、供給電圧VRと同じか異なり、第2動作電圧VSSは、接地電圧と同じか異なる。
図4は、本発明の他の実施形態による温度補償発振器1Aの回路図である。図4を参照すれば、温度補償発振器1Aは、発振部100A、バイアス回路200A及び電圧発生部300Aを含む。図4に示した発振部100Aは、図2に示した発振部100Aと同じ構成を有するが、動作電圧VDDと接地電圧との間に連結されるキャパシタ104をさらに含む。図4に示した発振部100Aは、第1動作電圧VDDと接地電圧とに連結される。
電圧発生部300Aは、供給電圧VRとノードNdとの間に連結されるダイオード結合(Diode−Connection)を有する動作電圧発生トランジスタ310を含む。
動作電圧発生トランジスタ310は、ダイオード結合(Diode−Connected)されたPMOSトランジスタまたはBJT(Bipolar Junction Transistor)である。
温度が上昇すれば、ダイオード結合されたPMOSトランジスタのVgs(ゲートとソースとの間の電圧)は減少するので、第1動作電圧VDDは増加し、逆に温度が下がれば、ダイオード結合されたPMOSトランジスタのVgsは増加するので、第1動作電圧VDDは減少する。ダイオード結合されたBJTも、ダイオード結合されたPMOSトランジスタと同様に、温度上昇によってVbe(ベースとエミッターとの間の電圧)は減少するので、第1動作電圧VDDは増加する。
他の条件が一定であるという仮定下において、第1動作電圧VDDが増加すれば、上述したように、出力周波数(fOSC)は減少する。
バイアス回路200Aは、PTAT電流源210A及び電流ミラー部220Aを含む。
PTAT電流源210Aは、温度上昇によって増加するバイアス電流IPTATを供給する。電流ミラー部220Aは、バイアス電流IPTATを動作電流Iにミラーリングするための回路である。
電流ミラー部220Aは、第1ないし第3トランジスタM1乃至M3を含む。第1及び第2トランジスタM1、M2は、NMOSトランジスタであり、第3トランジスタM3は、PMOSトランジスタである。第1トランジスタM1のゲートとドレインは、第1ノードN1に共通に連結され、ソースは、接地電圧に連結される。第2トランジスタM2のゲートは、第1ノードN1に連結され、ドレインは、第2ノードN2に、ソースは、接地電圧に連結される。第3トランジスタM3のゲートとドレインは、第2ノードN2に共通に連結され、ソースは、第1動作電圧VDDに連結される。
第1ノードN1は、第2電流源102−1乃至102−nのそれぞれに連結され、第2ノードN2は、第1電流源101−1乃至101−nのそれぞれに連結される。
PTAT電流源210Aは、供給電圧VRと第1ノードN1との間に連結されてバイアス電流IPTATを第1ノードN1に提供する。
PTAT電流源210Aは、第4乃至第8トランジスタM4乃至M8及び抵抗Rを含む。第4及び第5トランジスタM4、M5は、NMOSトランジスタであり、第6ないし第8トランジスタM6乃至M8は、PMOSトランジスタである。
第4トランジスタM4のゲートとドレインは、第3ノードN3に共通に連結され、ソースは、接地電圧に連結される。第5トランジスタM5のゲートは、第3ノードN3に連結され、ドレインは、第4ノードN4に連結され、ソースは、抵抗Rを通じて接地電圧に連結される。第6トランジスタM6のソースは、供給電圧VRに連結され、ゲートは、第4ノードN4に連結され、ドレインは、第3ノードN3に連結される。第7トランジスタM7のゲートとドレインは、第4ノードN4に共通に連結され、ソースは、供給電圧VRに連結される。第8トランジスタM8のゲートは、第4ノードN4に連結され、ソースは、供給電圧VRに連結され、ドレインは、第1ノードN1に連結される。
図5は、本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Bの回路図である。これを参照すれば、温度補償発振器1Bは、発振部100B、バイアス回路220A及び電圧発生部300Aを含む。バイアス回路200A及び電圧発生部300Aは、図4に示したバイアス回路200A及び電圧発生部300Aと同じ構成を有するので、これについての説明は省略する。
発振部100Bは、図2及び図4に示した発振部100Aと同様に、複数(奇数)のインバータIV1乃至IVn(nは、奇数)をリング状に連結したインバータチェーン103、各インバータに動作電流を提供するための第1及び第2電流源101−1乃至101−n、102−1乃至102−nを含む。図5の実施形態においては、nは、5であると仮定するが、本実施形態が、これに限定されるものではない。
発振部100Bは、また最後のインバータIV5の入力信号と出力信号とを受信して発振信号SOを出力するバッファ105をさらに含む。
第1電流源101−1乃至101−nのそれぞれは、PMOSトランジスタとして具現可能である。第1電流源101−1乃至101−nの各PMOSトランジスタは、第1動作電圧VDDと対応するインバータとの間に連結され、そのゲートが、バイアス回路200Aの第3トランジスタM3のゲート、すなわち、第2ノードN2に共通に連結される。
第2電流源102−1乃至102−nのそれぞれは、NMOSトランジスタとして具現可能である。第2電流源102−1乃至102−nの各NMOSトランジスタは、対応するインバータと接地電圧との間に連結され、そのゲートが、バイアス回路200Aの第1及び第2トランジスタM1、M2のゲート、すなわち、第1ノードN1に共通に連結される。
したがって、温度変化に対して動作電流が有するPTAT特性とインバータチェーン103の動作電圧VDDが有するCTAT(Complementary To Absolute Temperature)特性とが相互補償されて、リングオシレーターの出力周波数(fOSC)は、温度変化に対する誤差を大きく減らすことができる。
図6は、本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Cの回路図である。これを参照すれば、温度補償発振器1Cは、発振部100A’、バイアス回路200B及び電圧発生部300Bを含む。発振部100A’は、図4に示した発振部100Aと類似した構成を有するが、その動作電圧が異なる。
図4に示した発振部100Aは、第1動作電圧VDDと接地電圧とを用いて動作するが、図6に示した発振部100A’は、供給電圧VRと第2動作電圧VSSとを用いて動作する。すなわち、図4に示した発振部100Aは、第2動作電圧VSSとして接地電圧を使い、図6に示した発振部100A’は、第1動作電圧VDDとして供給電圧VRを使う。
電圧発生部300Bは、接地電圧とノードNsとの間に連結されるダイオード結合を有する動作電圧発生トランジスタ315を含む。
動作電圧発生トランジスタ315は、ダイオード結合されたNMOSトランジスタまたはBJTである。
温度が上昇すれば、ダイオード結合されたNMOSトランジスタのVgs(ゲートとソースとの間の電圧)は減少するので、第2動作電圧VSSは減少し、逆に温度が下がれば、ダイオード結合されたPMOSトランジスタのVgsは増加するので、第2動作電圧VSSは増加する。ダイオード結合されたBJTも、ダイオード結合されたNMOSトランジスタと同様に、温度上昇によってVbe(ベースとエミッターとの間の電圧)は減少するので、第2動作電圧VSSは減少する。
他の条件が一定であるという仮定下において、第2動作電圧VSSが低くなれば、インバータIV1乃至IVnの両端間にかかる電圧(例えば、VR−VSS)が増加して、出力周波数(fOSC)は減少する。すなわち、温度が上昇すれば、電圧発生部300Bによって発振部100A’の動作電圧の大きさが増加して、出力周波数(fOSC)を減少させる。一方、バイアス電流IPTATは、温度が上昇すれば増加する特性を有するので、発振部100A’の動作電流Iも、温度によって増加して、出力周波数(fOSC)を増加させる。
したがって、温度変化に対して動作電流が有するPTAT特性とインバータチェーン103の動作電圧の大きさ(VDD−VSS)が有するCTAT(Complementary To Absolute Temperature)特性とが相互補償されて、リングオシレーターの出力周波数(fOSC)は、温度変化に対する誤差を大きく減らすことができる。
図7は、図4に示したPTAT電流源210A及びバイアス調節回路230の一実施形態を示す回路図である。
図7を参照すれば、PTAT電流源210Aは、NMOSトランジスタM4、M5、PMOSトランジスタM6、M7、M8、及び抵抗Rを含む。
バイアス調節回路230は、PTAT電流源210Aの少なくとも1つのトランジスタ(例えば、M4)のバルク電圧レベルを調節する。本発明の実施形態によれば、バイアス回路200、200A、200Bは、PTAT電流源210A及び電流ミラー部220A以外にバイアス調節回路230をさらに含む。
バイアス調節回路230は、電流源240、複数(2以上)のバイアス電圧制御トランジスタ260及びスイッチ回路250を含む。
電流源240は、供給電圧VRとバルクノードNC1との間に連結される。複数(2以上)のバイアス電圧制御トランジスタのそれぞれ261は、ダイオード結合されたNMOSトランジスタとして具現可能である。
スイッチ回路250は、それぞれがバイアス電圧制御トランジスタ260のうち対応する1つとバルクノードNC1との間に連結され、スイッチ制御信号CB[1]乃至CB[m]のうち対応する信号に応答して開閉される複数のスイッチ251を含む。
各スイッチ251の選択的開閉によって、当該バイアス電圧制御トランジスタ261が選択的に導通される。
スイッチ回路250とバイアス電圧制御トランジスタ260の位置は変わりうる。例えば、バイアス電圧制御トランジスタ260のそれぞれがバルクノードNC1に連結され、各スイッチ251が、当該バイアス電圧制御トランジスタ261と接地電圧との間に位置しても良い。
また、図7においては、電圧制御トランジスタ261とスイッチ251とが一対一によりマッピングされるように備えられるが、これに限定されるものではない。例えば、2つ以上の電圧制御トランジスタ261に対して共通のスイッチが備えられ、または少なくとも1つの電圧制御トランジスタ261に対しては、スイッチなしに連結されても良い。
バイアス電圧制御トランジスタ261のそれぞれのサイズは、同一または異なることもある。スイッチ制御信号CB[1]乃至CB[m]によって、すなわち、各スイッチ251の選択的開閉によって、選択的に導通されるバイアス電圧制御トランジスタ261によって、バルクノードNC1の電圧レベルが調節され、また、PTAT電流源210AのトランジスタM4のバルク電圧レベルが調節される。これにより、バイアス電流IPTATのレベルが調節される。バイアス電流IPTATのレベルが調節されることによって、発振部の動作電流Iも調節される。動作電圧VDD及び動作電流Iは、温度変化によって発振信号SOの周波数の変化を減少させるために変化するが、動作電流Iは、発振信号SOが互いに異なる動作モード(operational modes)にそれぞれ相応する互いに異なる周波数を有するように、さらに調節される。前記互いに異なる周波数は、正規モード(normal mode)において使われる高周波数及び非正規モード(non−normal mode)、すなわち、超低電流モード(ultra−lowcurrent mode)、スタンバイモード(standby mode)、またはスリープモード(sleep mode)において使われる低周波数になりうる。図8は、図5に示した電圧発生部300A及びバルク電圧調節回路350の一実施形態を示す回路図である。図8を参照すれば、バルク電圧調節回路350は、電圧発生部300Aの動作電圧発生トランジスタ310のバルク電圧レベルを調節する。
バルク電圧調節回路350は、電流源340、複数(2以上)のバルク電圧制御トランジスタ320及びスイッチ回路330を含む。
複数(2以上)のバルク電圧制御トランジスタのそれぞれ321は、ダイオード結合されたPMOSトランジスタとして具現可能である。複数(2以上)のバルク電圧制御トランジスタ320は、供給電圧VRとスイッチ回路330との間に連結される。
スイッチ回路330は、それぞれがバルク電圧制御トランジスタ320のうち対応する1つと共通ノードNC2との間に連結され、それぞれ複数(2以上)のビットで構成されるデジタル制御信号CS[1]乃至CS[k]のうち対応する信号に応答して開閉される複数のスイッチ331を含む。
電流源340は、共通ノードNC2と接地との間に連結される。
各スイッチ331の選択的開閉によって、当該バルク電圧制御トランジスタ321が選択的に導通される。
スイッチ回路330とバルク電圧制御トランジスタ320の位置は変りうる。例えば、各スイッチ331が供給電圧VRに連結され、バルク電圧制御トランジスタ320のそれぞれが、当該スイッチ331と共通ノードNC2との間に位置しても良い。
また、図8においては、バルク電圧制御トランジスタ321とスイッチ331とが一対一によりマッピングされるように備えられるが、これに限定されるものではない。例えば、2つ以上のバルク電圧制御トランジスタ321に対して共通のスイッチが備えられ、または少なくとも1つのバルク電圧制御トランジスタ321に対しては、スイッチなしに連結されても良い。
バルク電圧制御トランジスタ321のそれぞれのサイズは、同一または異なることもある。デジタル制御信号CS[1]乃至CS[k]によって、すなわち、各スイッチ331の選択的開閉によって、選択的に導通されるバルク電圧制御トランジスタ321によって、ノードNBの電圧レベルが調節され、また電圧発生部300Aの動作電圧発生トランジスタ310のバルク電圧レベルが調節される。これにより、電圧発生部300Aから発生する第1動作電圧VDDのレベルが調節される。
図9は、本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Dの回路図である。図9を参照すれば、温度補償発振器1Dは、発振部100B、バイアス回路200C及び電圧発生部300Aを含む。電圧発生部300Aは、図4に示した電圧発生部300Aと同一なので、これについての説明は省略する。
発振部100Bは、図4に示した発振部100Aと比較して、複数(奇数)のインバータIV1乃至IVn(nは、奇数)をリング状に連結したインバータチェーン103、及び第1電流源101−1乃至101−nを含むが、第2電流源102−1乃至102−nを含まない。
バイアス回路200Cは、図4のバイアス回路200Aと同じ構成を有するが、第2電流源102−1乃至102−nを制御するための信号ラインが省略される。
図4に示した発振部100Aは、第2電流源102−1乃至102−nを含むので、バイアス回路200Aの第1トランジスタM1のゲートとドレイン、及び第2トランジスタM2のゲートが共通して連結された第1ノードN1が、第2電流源102−1乃至102−nのそれぞれに連結される。一方、図9に示した発振部100Bは、第2電流源102−1乃至102−nを含まないので、第1ノードN1と第2電流源102−1乃至102−nのそれぞれを連結するラインも備える必要がない。
バイアス回路200Cは、温度上昇によって増加するバイアス電流IPTATを発生させる。これにより、バイアス電流IPTATのミラーリング電流である動作電流Iも、温度によって上昇する。
一方、電圧発生部300Aは、温度上昇によって増加する第1動作電圧VDDを発生させる。
第1動作電圧VDDが増加すれば、上述したように、出力周波数(fOSC)は減少し、動作電流Iが増加すれば、出力周波数(fOSC)は増加する。したがって、温度上昇によって、第1動作電圧VDDの増加による出力周波数(fOSC)の減少と動作電流Iの増加による出力周波数(fOSC)の増加とが一部相殺されて、温度の変化に鈍感な出力周波数(fOSC)を有する発振信号SOが得られる。第1動作電圧VDDの変化(増加または減少)による発振周波数(fOSC)の変化(減少または増加)及び動作電流Iの変化(増加または減少)による発振周波数(fOSC)の変化(増加または減少)は、互いに部分的に相殺される。また、発振信号SOの発振周波数(fOSC)の変化は、少なくとも第1動作電圧VDD及び動作電流Iの温度変化による同時的な変化(増加または減少)によって減少する。本明細書において全体として記述しているように、前記温度変化による第1動作電圧VSSの変化(増加または減少)及び動作電流Iの変化(増加または減少)は、互いに連携して、発振信号SOの発振周波数(fOSC)の変化に影響を及ぼす。発振信号SOの発振周波数(fOSC)は、安定して保持されるか、または特定変動範囲内(例えば、温度が20℃から80℃の間において変化する場合に、基準周波数(reference frequency)の約2%内)において制限される。前記基準周波数は、発振信号を供給される外部装置が動作できる作動温度範囲内における最大温度及び最低温度にそれぞれ相応する動作周波数の間の値として設定する。
図10は、本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Eの回路図である。図10を参照すれば、温度補償発振器1Eは、発振部100C、バイアス回路200D及び電圧発生部300Aを含む。電圧発生部300Aは、図4に示した電圧発生部300Aと同一なので、これについての説明は省略する。
発振部100Cは、図4に示した発振部100Aと比較して、複数(奇数)のインバータIV1乃至IVn(nは、奇数)をリング状に連結したインバータチェーン103、及び第2電流源102−1乃至102−nを含むが、第1電流源101−1乃至101−nを含まない。
バイアス回路200Dは、第1トランジスタM1、第4乃至第8トランジスタM4乃至M8及び抵抗Rを含む。第1、第4及び第5トランジスタM1、M4、M5は、NMOSトランジスタであり、第6乃至第8トランジスタM6乃至M8は、PMOSトランジスタである。
第1トランジスタM1のゲートとドレインは、第1ノードN1に共通に連結され、ソースは、接地電圧に連結される。第1ノードN1は、第2電流源102−1乃至102−nのそれぞれに連結される。
第4トランジスタM4のゲートとドレインは、第3ノードN3に共通に連結され、ソースは、接地電圧に連結される。第5トランジスタM5のゲートは、第3ノードN3に連結され、ドレインは、第4ノードN4に連結され、ソースは、抵抗Rを通じて接地電圧に連結される。第6トランジスタM6のソースは、供給電圧VRに連結され、ゲートは、第4ノードN4に連結され、ドレインは、第3ノードN3に連結される。第7トランジスタM7のゲートとドレインは、第4ノードN4に共通に連結され、ソースは、供給電圧VRに連結される。第8トランジスタM8のゲートは、第4ノードN4に連結され、ソースは、供給電圧VRに連結され、ドレインは、第1ノードN1に連結される。
上述したような構成を有するバイアス回路200Dは、第1電流源101−1乃至101−nを制御する必要がないので、図4のバイアス回路200Aに比べて、第2及び第3トランジスタM2、M3が備えられない。
バイアス回路200Dは、温度上昇によって増加するバイアス電流IPTATを発生させる。これにより、バイアス電流IPTATのミラーリング電流である動作電流Iも、温度によって上昇する。一方、電圧発生部300Aは、温度上昇によって増加する第1動作電圧VDDを発生させる。
第1動作電圧VDDが増加すれば、上述したように、出力周波数(fOSC)は減少し、動作電流Iが増加すれば、出力周波数(fOSC)は増加する。したがって、温度上昇によって、第1動作電圧VDDの増加による出力周波数(fOSC)の減少と動作電流Iの増加による出力周波数(fOSC)の増加とが一部相殺されて、温度の変化に鈍感な出力周波数(fOSC)を有する発振信号SOが得られる。第1動作電圧VDDの増加による発振周波数(fOSC)の減少及び動作電流Iの増加による発振周波数(fOSC)の増加は、互いに部分的に相殺される。また、発振信号SOの発振周波数(fOSC)の変化は、少なくとも第1動作電圧VDD及び動作電流Iの温度変化による同時的な変化(増加)によって減少する。本明細書において全体として記述しているように、前記温度変化による第1動作電圧VDDの増加及び動作電流Iの増加は、互いに連携して、発振信号SOの発振周波数(fOSC)の変化に影響を及ぼす。
図11は、本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Fの回路図である。 図11を参照すれば、温度補償発振器1Fは、発振部100B、バイアス回路200E及び電圧発生部300Bを含む。電圧発生部300Bは、図6に示した電圧発生部300Bと同一なので、これについての説明は省略する。
発振部100Bは、図9に示した発振部100Bと同一なので、これについての詳しい説明は省略する。
バイアス回路200Eは、第1トランジスタM1、第4乃至第8トランジスタM4乃至M8及び抵抗Rを含む。
発振部100Bが、図6に示した発振部100A’と比較して、第2電流源102−1乃至102−nを含まないので、バイアス回路200Eは、図6に示したバイアス回路200Bに比べて、第2及び第3トランジスタM2、M3が備えられない。
第1、第4及び第5トランジスタM1、M4、M5は、NMOSトランジスタであり、第6乃至第8トランジスタM6乃至M8は、PMOSトランジスタである。
第8トランジスタM8のゲートとドレインは、第1ノードN1に共通に連結され、ソースは、第1動作電圧VDDに連結される。第1ノードN1は、第1電流源101−1乃至101−nのそれぞれに連結される。
第4トランジスタM4のゲートとドレインは、第3ノードN3に共通に連結され、ソースは、接地電圧に連結される。第5トランジスタM5のゲートは、第3ノードN3に連結され、ドレインは、第4ノードN4に連結され、ソースは、抵抗Rを通じて接地電圧に連結される。第6トランジスタM6のソースは、供給電圧VRに連結され、ゲートは、第4ノードN4に連結され、ドレインは、第3ノードN3に連結される。第7トランジスタM7のゲートとドレインは、第4ノードN4に共通に連結され、ソースは、供給電圧VRに連結される。
バイアス回路200Eは、温度上昇によって増加するバイアス電流IPTATを発生させる。これにより、バイアス電流IPTATのミラーリング電流である動作電流Iも、温度によって上昇する。一方、電圧発生部300Bは、温度上昇によって減少する第2動作電圧VSSを発生させる。
第2動作電圧VSSが減少すれば、上述したように、出力周波数(fOSC)は減少し、動作電流Iが増加すれば、出力周波数(fOSC)は増加する。したがって、温度上昇によって、第2動作電圧VSSの減少による出力周波数(fOSC)の減少と動作電流Iの増加による出力周波数(fOSC)の増加とが一部相殺されて、温度の変化に鈍感な出力周波数(fOSC)を有する発振信号SOが得られる。第2動作電圧VSSの減少による発振周波数(fOSC)の減少及び動作電流Iの増加による発振周波数(fOSC)の増加は、互いに部分的に相殺される。また、発振信号SOの発振周波数(fOSC)の変化は、少なくとも第2動作電圧VSS及び動作電流Iの温度変化による同時的な変化によって減少する。本明細書において全体として記述しているように、前記温度変化による第2動作電圧VSSの減少及び動作電流Iの増加は、互いに連携して、発振信号SOの発振周波数(fOSC)の変化に影響を及ぼす。
図12は、本発明のさらに他の実施形態による温度補償発振器1Gの回路図である。図12を参照すれば、温度補償発振器1Gは、発振部100C、バイアス回路200F及び電圧発生部300Bを含む。電圧発生部300Bは、図6に示した電圧発生部300Bと同一なので、これについての説明は省略する。
発振部100Cは、図10に示した発振部100Cと同一なので、これについての説明は省略する。
バイアス回路200Fは、図6のバイアス回路200Bとその構成は同一である。但し、発振部100Cが第1電流源101−1乃至101−nを含まないので、第1電流源101−1乃至101−nを制御するための信号ラインが省略される。
第2トランジスタM2のゲートとドレインとが共通して連結された第2ノードN2が、第2電流源102−1乃至102−nのそれぞれに連結される。
第3トランジスタM3のゲート及び第8トランジスタM8のゲートとドレインは、第1ノードN1に共通に連結され、第3、第8トランジスタM3、M8のソースは、第1動作電圧VDDに連結され、第3トランジスタM3のドレインは第2ノードN2に連結される。
第4トランジスタM4のゲートとドレインは、第3ノードN3に共通に連結され、ソースは、接地電圧に連結される。第5トランジスタM5のゲートは、第3ノードN3に連結され、ドレインは、第4ノードN4に連結され、ソースは、抵抗Rを通じて接地電圧に連結される。第6トランジスタM6のソースは、供給電圧VRに連結され、ゲートは、第4ノードN4に連結され、ドレインは、第3ノードN3に連結される。第7トランジスタM7のゲートとドレインは、第4ノードN4に共通に連結され、ソースは、供給電圧VRに連結される。
バイアス回路200Eは、温度上昇によって増加するバイアス電流IPTATを発生させる。これにより、バイアス電流IPTATのミラーリング電流である動作電流Iも、温度によって上昇する。一方、電圧発生部300Bは、温度上昇によって減少する第2動作電圧VSSを発生させる。
第2動作電圧VSSが減少すれば、上述したように、出力周波数(fOSC)は減少し、動作電流Iが増加すれば、出力周波数(fOSC)は増加する。したがって、温度上昇によって、第2動作電圧VSSの減少による出力周波数(fOSC)の減少と動作電流Iの増加による出力周波数(fOSC)の増加とが一部相殺されて、温度の変化に鈍感な出力周波数(fOSC)を有する発振信号SOが得られる。第2動作電圧VSSの減少による発振周波数(fOSC)の減少及び動作電流Iの増加による発振周波数(fOSC)の増加は、互いに部分的に相殺される。また、前記発振信号SOの発振周波数(fOSC)の変化は、少なくとも第2動作電圧VSS及び動作電流Iの温度変化による同時的な変化によって減少する。本明細書において全体として記述しているように、前記温度変化による第2動作電圧VSSの減少及び動作電流Iの増加は、互いに連携して、発振信号SOの発振周波数(fOSC)の変化に影響を及ぼす。
図13は、本発明の一実施形態による温度補償発振器の出力周波数と比較例による発振器の出力周波数とをシミュレーションした結果を示すグラフである。
図13を参照すれば、‘410’は、比較例による発振器の温度による出力周波数を表わし、‘420’は、本発明の一実施形態による温度補償発振器の温度による出力周波数を表わす。
本発明の一実施形態による温度補償発振器は、上述したように、温度上昇によって増加する動作電流を供給するPTAT電流源と温度上昇によって前記出力周波数が減少するように動作電圧を制御する電圧発生部とを共に備える発振器であり、比較例による発振器は、温度上昇によって増加する動作電流を供給するPTAT電流源のみを使い、前記電圧発生部は、備えられていない発振器である。
図13に示したように、比較例による発振器の出力周波数は、+−12%程度の温度に対する周波数変化を示す一方、本発明の一実施形態による発振器の出力周波数は、+−2%程度に温度に対する周波数正確度を大きく向上させる。
上述したように、本発明の実施形態によれば、通常、リング発振器の動作電流として使われる温度補償された基準電流を使わず、温度変化に比例する動作電流と温度変化に対して所定の値を有する電源電圧(例えば、温度変換に比例または反比例する電圧)とを使って、発振器の出力周波数を補償できる。
これにより、本発明の実施形態によれば、温度補償された発振周波数(例えば、15kHz)を有するリング発振器を小さいサイズの抵抗(例えば、2MΩ以下の単一抵抗)を使って、低い動作電流(例えば、200nA以下)において具現可能である。
図14は、本発明の一実施形態による電子装置を概略的に示すブロック図である。図14を参照すれば、電子装置10は、温度補償発振器1及びロジック回路2を含む。温度補償発振器1は、図1乃至図12を参照して上述した本発明の実施形態による温度補償発振器1、1A乃至1Gのうちの1つであり得る。
ロジック回路2は、発振信号SOをクロック信号として使う回路であって、発振信号SOまたは発振信号SOから発生したクロック信号に同期して動作する。ロジック回路2は、外部装置(external device)と通信するためのCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)、メモリ、通信回路(例えば、modem、transceiverなど)などであるが、これらに限定されるものではない。ロジック回路2は、電子装置10の機能部3に含まれる。機能部3は、ユーザにデータを出力するか、ユーザからユーザ命令を受信するために、ユーザと通信できるユーザインターフェース(user interface)、イメージ及び/またはサウンドを出力するためのビデオ部(video unit)及び/またはオーディオ部(audio unit)を含む。前記イメージは、ディスプレイ部(display unit;図示せず)にディスプレイされる。前記ディスプレイ部は、出力素子(output element)及びユーザ命令入力素子(user command input element)であって、タッチパネル(touch panel)であり得る。
発振信号SOは、機能部3の構成要素として使われる。発振信号SOは、互いに異なる発振周波数のそれぞれに相応する互いに異なる動作モードにおいてロジック回路2を含む電子装置10を動作させるために使われる。発振信号SOは、前記互いに異なる発振周波数のうち少なくとも何れか1つとして使われ、前記相応する互いに異なる動作モードを行うための互いに異なる発振周波数のうち少なくとも1つを生成するか、または前記互いに異なる発振周波数のうち少なくとも1つに変換するために使われる。
電子装置10は、メモリ装置、携帯電話(cellular phone)、スマートフォン(smart phone)、PDA(Personal Digital Assistant)、無線通信装置、デジタルカメラ、またはSSD(Solid State Drive)などであるが、これらに限定されるものではない。
本発明は、図面に示した実施形態を参考にして説明したが、これは例示的なものに過ぎず、当業者ならば、これより多様な変形及び均等な他実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。したがって、本発明の真の技術的保護範囲は、特許請求の範囲の技術的思想によって決定されるべきである。
本発明は、温度補償発振器、及びそれを含む装置関連の技術分野に適用可能である。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G 温度補償発振器
100、100A、100B、100C 発振部
103 インバータチェーン
200、200A、200B、200C、200D、200E、200F バイアス回路
210A PTAT電流源
220A 電流ミラー部
230 バイアス調節回路
240、340 電流源
250、330 スイッチ回路
300、300A、300B 電圧発生部
101 第1電流源
102 第2電流源
310、315 動作電圧発生トランジスタ
320 バルク電圧制御トランジスタ
350 バルク電圧調節回路

Claims (19)

  1. 動作電流と動作電圧とを用いて発振信号を発生させる発振部と、
    温度上昇によって前記発振信号の周波数が増加する方向に前記動作電流を制御するバイアス回路と、
    温度によって変わる前記動作電圧を発生させる電圧発生部と、を備え
    前記電圧発生部は、
    動作電圧発生トランジスタと、
    制御信号に応答して、前記動作電圧発生トランジスタのバルク電圧を制御するバルク電圧調節回路と、を含み、
    前記温度上昇によって前記発振信号の周波数が減少するように、前記動作電圧を制御することによって、温度変化による前記発振信号の周波数の変化を前記バイアス回路と相補的に補償することを特徴とする温度補償発振器。
  2. 前記発振部は、
    リング状に直列に連結される奇数個のインバータと、
    前記動作電圧のうちの第1動作電圧と前記インバータとの間に連結され、前記バイアス回路によって制御される第1電流源と、前記インバータと前記動作電圧のうちの第2動作電圧に連結され、前記バイアス回路によって制御される第2電流源と、のうち少なくとも1つの電流源と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の温度補償発振器。
  3. 前記バイアス回路は前記温度上昇によって増加する前記動作電流を生成するPTAT(Proportional To Absolute Temperature)電流源を含むことを特徴とする請求項2に記載の温度補償発振器。
  4. 前記動作電圧発生トランジスタ供給電圧前記動作電圧のうちの第1動作電圧との間に連結され、ダイオード結合を有すことを特徴とする請求項3に記載の温度補償発振器。
  5. 前記バルク電圧調節回路複数(2以上)のビットにより構成されるデジタル制御信号に応答して、前記動作電圧発生トランジスタのバルク電圧を制御すことを特徴とする請求項4に記載の温度補償発振器。
  6. 前記バルク電圧調節回路は、
    それぞれがそのゲートとそのドレインが、前記動作電圧発トランジスタのバルクに共通に連結される複数(2以上)のバルク電圧制御トランジスタと、
    前記バルク電圧制御トランジスタのうち少なくとも1つに連結され、前記デジタル制御信号に応答して開閉されるスイッチ回路と、を含むことを特徴とする請求項5に記載の温度補償発振器。
  7. 前記PTAT電流源は、
    そのゲートとドレインが、第1ノードに共通連結される第1トランジスタと、
    そのゲートとドレインが、第3ノードに共通連結される第4トランジスタと、
    そのゲートが、前記第3ノードに連結され、そのドレインが、第4ノードに連結される第5トランジスタと、
    そのソースが、前記供給電圧に連結され、そのゲートが、前記第4ノードに連結され、そのドレインが、前記第3ノードに連結される第6トランジスタと、
    そのゲートとドレインが、前記第4ノードに共通連結され、そのソースが、前記供給電圧に連結される第7トランジスタと、
    そのゲートが、前記第4ノードに連結され、そのソースが、前記供給電圧に連結され、そのドレインが、前記第1ノードに連結される第8トランジスタと、を含むことを特徴とする請求項4に記載の温度補償発振器。
  8. 前記第1ノードは、前記第2電流源に連結されることを特徴とする請求項7に記載の温度補償発振器。
  9. 前記PTAT電流源は、
    そのゲートが、前記第1ノードに連結され、そのドレインが、第2ノードに連結される第2トランジスタと、
    そのゲートとドレインが、前記第2ノードに共通連結され、そのソースが、前記第1動作電圧に連結される第3トランジスタと、を更に含み、
    前記第2ノードは、前記第1電流源に連結されることを特徴とする請求項7に記載の温度補償発振器。
  10. 動作電流と動作電圧とを用いて発振信号を発生させる発振部と、
    温度上昇によって前記発振信号の周波数が増加する方向に前記動作電流を制御するバイアス回路と、
    温度によって変わる前記動作電圧を発生させる電圧発生部と、を備え、
    前記バイアス回路は、
    前記温度上昇によって増加する前記動作電流を生成するPTAT(Proportional To Absolute Temperature)電流源と、
    複数(2以上)のビットにより構成されるデジタル制御信号に応答して、前記PTAT電流源に含まれる少なくとも1つのトランジスタのバルク電圧レベルを調節するバイアス調節回路と、を含み、
    前記電圧発生部は、
    接地電圧と前記動作電圧とのうちの第2動作電圧との間に連結され、ダイオード結合を有する動作電圧発生トランジスタを含み、
    前記温度上昇によって前記発振信号の周波数が減少するように、前記動作電圧を制御することによって、温度変化による前記発振信号の周波数の変化を前記バイアス回路と相補的に補償することを特徴とす温度補償発振器。
  11. 前記PTAT電流源は、
    そのドレインが、第1ノードに連結され、そのゲートが、第3ノードに連結される第1トランジスタと、
    そのゲートとドレインが、前記第3ノードに共通連結される第4トランジスタと、
    そのゲートが、前記第3ノードに連結され、そのドレインが、第4ノードに連結される第5トランジスタと、
    そのソースが供給電圧に連結され、そのゲートが、前記第4ノードに連結され、そのドレインが、前記第3ノードに連結される第6トランジスタと、
    そのゲートとドレインが、前記第4ノードに共通連結され、そのソースが、前記供給電圧に連結される第7トランジスタと、
    そのドレインが、前記第1ノードに連結される第8トランジスタと、を含むことを特徴とする請求項10に記載の温度補償発振器。
  12. 前記第1ノードは、前記バイアス回路によって制御される第1電流源に連結されることを特徴とする請求項11に記載の温度補償発振器。
  13. 前記PTAT電流源は、
    そのゲートとドレインが、第2ノードに共通連結され、そのソースが、前記第2動作電圧に連結される第2トランジスタと、
    そのゲートが、前記第1ノードに連結され、そのドレインが、前記第2ノードに連結される第3トランジスタと、を更に含み、
    前記第2ノードは、前記バイアス回路によって制御される第2電流源に連結されることを特徴とする請求項11に記載の温度補償発振器。
  14. 前記バイアス調節回路は前記第4ないし第8トランジスタのうち少なくとも1つのトランジスタのバルク電圧レベルを調節すことを特徴とする請求項11に記載の温度補償発振器。
  15. 前記バイアス調節回路は、
    前記第4ないし第8トランジスタのうち少なくとも1つのトランジスタのバルクに共通連結される複数(2以上)のバイアス電圧制御トランジスタと、
    前記バイアス電圧制御トランジスタのうち少なくとも1つに連結され、デジタル制御信号に応答して開閉されるスイッチ回路と、を含むことを特徴とする請求項14に記載の温度補償発振器。
  16. 温度変化に鈍感な出力周波数を有する発振信号を発生させる温度補償発振器と、
    前記発振信号に応答して動作するロジック回路と、を備え
    前記温度補償発振器は、
    リング状に直列に連結される奇数個のインバータを用いて前記発振信号を発生させる発振部と、
    温度上昇によって前記インバータのそれぞれの動作電流を増加させるバイアス回路と、
    前記温度上昇によって前記インバータのそれぞれの両端にかかる動作電圧の大きさを増加させる電圧発生部と、を含み、
    前記電圧発生部は、供給電圧と第1動作電圧との間に連結され、ダイオード結合を有する第1動作電圧発生トランジスタと、接地電圧と第2動作電圧との間に連結され、ダイオード結合を有する第2動作電圧発生トランジスタと、のうちの少なくとも1つを含み、
    前記温度補償発振器は、前記電圧発生部が、制御信号に応答して前記第1動作電圧発生トランジスタ及び前記第2動作電圧発生トランジスタのうちの少なくとも1つのバルク電圧を制御するバルク電圧調節回路を含み、
    前記電圧発生部は、前記温度上昇によって前記発振信号の周波数が減少するように、前記第1動作電圧を制御することによって、温度変化による前記発振信号の周波数の変化を前記バイアス回路と相補的に補償することを特徴とする電子装置。
  17. 前記発振部は、
    前記第1動作電圧と前記インバータとの間に連結され、前記バイアス回路によって制御される第1電流源と、
    前記インバータと前記第2動作電圧とに連結され、前記バイアス回路によって制御される第2電流源と、のうち少なくとも1つの電流源を更に含ことを特徴とする請求項16に記載の電子装置。
  18. 前記発振部は、インバータを用いて具現されたリングオシレーターを含ことを特徴とする請求項10に記載の温度補償発振器。
  19. 前記温度によって前記動作電圧及び前記動作電流は、前記発振部に相応するインバータに同時に印加されることを特徴とする請求項1又は10に記載の温度補償発振器。
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