JP6564818B2 - ハンドル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用ドアのドアパネルに取り付けられるインナハンドル等のハンドル装置に関する。
特許文献1は、ハンドル装置がドアパネルに取付けられた状態において、非係合位置に位置するケーブル保持部材と干渉するとともに、係合位置に位置するケーブル保持部材との干渉を回避する干渉部がドアパネルに設けられている車両用ドア装置を開示している。
このような構成によれば、ケーブル保持部材が非係合位置にある状態では、ケーブル保持部材の突出部がドアパネル側の干渉部に当たるので、ケーブル保持部材が係合位置にないことを、ハンドル装置を取付けるときに発見することが可能になる。
特許第5607239号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ケーブルが適切に取り付けられているかどうかは考慮されていない。すなわち、ケーブル保持部材の位置に着目しているだけなので、ケーブルが適切に取り付けられていなくても、ケーブル保持部材が係合位置に位置していれば干渉部と干渉しない。そのため、ケーブルの取り付け忘れを発見できないことがある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ケーブル保持部材によりケーブルが適切に取り付けられたことを容易に確認するための技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明のハンドル装置は、
車両のドアの開閉を操作する操作ハンドルを装着可能なハンドルベース部と、
前記ハンドルベース部に対して嵌合可能なケーブル部と、
前記ケーブル部を保持するケーブル保持部材と、を備え、
前記ケーブル保持部材は、保持の際に、前記ケーブル部が嵌合位置に位置していない場合には前記ケーブル部と干渉し、前記ケーブル部が前記嵌合位置に位置している場合には前記ケーブル部と干渉しない干渉部を有し、
前記ケーブル部は、長手方向の異なる位置に大径部と小径部とを有し、
前記ケーブル保持部材の前記干渉部は、保持の際に、前記ケーブル部が前記嵌合位置に位置している場合には、前記ケーブル部と干渉せず、且つ、前記小径部に当接することを特徴とする。
本発明によれば、ケーブル保持部材によりケーブルが適切に取り付けられたことを容易に確認することが可能となる。
実施形態に係るハンドル装置が適用されたドアの座席から車両外側方向を観察した図。 ハンドル装置の外観図。 裏側から観察した場合のハンドル装置の外観図。 ハンドル装置の拡大図。 ケーブル保持部材及び干渉部の拡大図。 ケーブル保持部材で保持した場合の図5のA−A断面図。 図6のB−B断面図及びC−C断面図。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、各図面を通じて同一の構成要素に対しては同一の参照符号を付している。
図1は、本発明の一実施形態に係るハンドル装置が適用されたドアの座席から車両外側方向を観察した図である。1は本実施形態の車両、2はドアミラー、3はドアパネル、4はハンドル装置である。図1のドアは、ドアパネル3を覆うドアライニングや、アームレストなどの内装部材が取り外されており、ドアパネル3が観察できる状態である。本実施形態のハンドル装置4を有するドアとして、四輪乗用車の右前部ドア(運転席のドア)を例示しているが、これに限らず、左前部ドア(助手席のドア)、右後部ドア、左後部ドア、そしてスライドドアにも本発明を適用可能である。
図2は、本発明の一実施形態に係るハンドル装置の外観図である。図3は、図2のハンドル装置を裏側から観察した外観図である。図2及び図3に示されるように、ハンドル装置4は、ハンドルベース部40と、ロック側ケーブル部41と、ラッチ側ケーブル部42とを含む。
ロック側ケーブル部41の一端は、ハンドルベース部40に対して嵌合可能であり、後述のロックノブ402と接続されている。ロック側ケーブル部41の他端は、ドア本体を車体に対して係合させるラッチ装置(不図示)をロックするためのロック装置(不図示)と接続される。ラッチ側ケーブル部42の一端は、ハンドルベース部40に対して嵌合可能であり、後述のインナハンドル(操作ハンドル)401と接続されている。ラッチ側ケーブル部42の他端は、ドア本体を車体に対して係合させるラッチ装置(不図示)と接続される。
ハンドルベース部40は、車両1のドアの開閉を操作する操作ハンドル(例えば後述のインナハンドル401)を装着可能なベース部であり、ドアパネル3に取り付けられる。ハンドルベース部40は、インナハンドル(操作ハンドル)401と、ロックノブ402と、ドアライニング係合部403a,403d,403eと、ハンドル装置取付部403b,403cと、ロック側ケーブル保持部材404と、ラッチ側ケーブル保持部材405とを備えている。
インナハンドル401は、ハンドルベース部40の支軸(不図示)を介して揺動自在に取付けられた操作ハンドルである。ロックノブ402は、ハンドルベース部40に支点ボス(不図示)を介して揺動自在に取付けられたロックノブであり、手動でロックのオン/オフを切り替えることができる。ロックがオンの時はインナハンドル401を操作してもドアが開放されなくなる。
ドアライニング係合部403a,403d,403eは、ドアライニング(不図示)にハンドルベース部40を取付けるための係合部である。ハンドル装置取付部403b,403cは、ドアパネル3にハンドルベース部40を取付けるための取付部である。但し、ドアライニング係合部、ハンドル装置取付部の個数は図示の例に限定されるものではない。ロック側ケーブル保持部材404は、ロック側ケーブル部41を保持する部材である。ラッチ側ケーブル保持部材405は、ラッチ側ケーブル部42を保持する部材である。
続いて、図4及び図5を参照して、ロック側ケーブル部41及びラッチ側ケーブル部42、ロック側ケーブル保持部材404及びラッチ側ケーブル保持部材405の詳細を説明する。図4はハンドル装置の拡大図である。図5はケーブル保持部材及び干渉部の拡大図である。
図4及び図5に示されるように、ロック側ケーブル部41は、ロック側ケーブル保持部材404に保持される筒部41aと、筒部41aの一部に形成されており後述のロック側嵌合部4045に嵌合される嵌合溝41bと、一端がロックノブ402と連結するインナケーブル41cと、インナケーブル41cをスライド自在に内包するアウタチューブ41dとを含む。筒部41aはアウタチューブ41dの一部を内包する。
ラッチ側ケーブル部42は、ロック側ケーブル部41と同様に、ラッチ側ケーブル保持部材405に保持される筒部42aと、筒部42aの一部に形成されており後述のラッチ側嵌合部4055に嵌合される嵌合溝42bと、一端がインナハンドル(操作ハンドル)401と連結するインナケーブル42cと、インナケーブル42cをスライド自在に内包するアウタチューブ42dとを含む。筒部42aはアウタチューブ42dの一部を内包する。
ロック側ケーブル保持部材404は、ロック側当接部4040と、ロック側干渉部4041と、ロック側開口部4042a,4042bと、ロック側係合凸部4043a,4043bと、ロック側折曲部4044と、ロック側嵌合部4045と、ロック側案内部材4046とを備えている。
同様に、ラッチ側ケーブル保持部材405は、ラッチ側当接部4050と、ラッチ側干渉部4051と、ラッチ側開口部4052a,4052bと、ラッチ側係合凸部4053a,4053bと、ラッチ側折曲部4054と、ラッチ側嵌合部4055とを備えている。ラッチ側ケーブル保持部材405もロック側案内部材4046と同様のラッチ側案内部材を備えているが不図示である。ラッチ側ケーブル保持部材405の構造はロック側ケーブル保持部材404の構造と同様であるため、以下では主にロック側ケーブル保持部材404について説明を行う。
ロック側当接部4040は、ロック側嵌合部4045に対してロック側ケーブル部41の嵌合溝41の部分が嵌め込まれた状態で、ハンドルベース部40から延びるロック側折曲部4044を軸に折り曲げ可能である。ロック側当接部4040は、ロック側折曲部4044を軸に折り曲げられることでロック側ケーブル部41の筒部41aに対して当接する。
ロック側干渉部4041は、ロック側当接部4040の一部から当接方向に向かって延びる凸部である。ロック側ケーブル保持部材404によるロック側ケーブル部41の保持の際、ロック側干渉部4041は、ロック側ケーブル部41が適切な嵌合位置に配置されている場合はロック側ケーブル部41と干渉しないが、ロック側ケーブル部41が適切な嵌合位置に配置されていな場合はロック側ケーブル部41(特に筒部41a)と干渉する。干渉が起こると、ロック側当接部4040はロック側ケーブル部41の筒部41aに対して当接することができないため、ロック側ケーブル保持部材404によりロック側ケーブル部41を保持することができない。これにより、ケーブル保持部材によりケーブルが適切に取り付けられたことを容易に確認することが可能となる。
ロック側開口部4042a,4042bは、ロック側当接部4040に設けられた開口部である。ロック側係合凸部4043a,4043bは、ハンドルベース部40から延びるように形成されており、ロック側開口部4042a,4042bに対して係合可能な凸部である。ロック側折曲部4044は、ハンドルベース部40から延びるように形成されており、折り曲げ可能な折曲部である。ロック側折曲部4044は、例えば樹脂ヒンジである。ロック側当接部4040がロック側折曲部4044を軸に折り曲げられることにより、ロック側係合凸部4043a,4043bがそれぞれロック側開口部4042a,4042bに挿入されて係合される。これにより、ロック側ケーブル部41が安定的に保持される。
ロック側嵌合部4045は、ハンドルベース部40から延びて形成されており、ロック側ケーブル部41の嵌合溝41bが嵌合される部材である。
ロック側案内部材4046は、ロック側ケーブル部41を案内するために、ハンドルベース部40上でロック側ケーブル部41の長手方向(X軸方向)に沿って形成された2つの部材である(図5及び後述の図7)。ロック側案内部材4046を配することにより、ロック側ケーブル部41の筒部41aを適切な支持位置へ案内するとともに、図5中のY軸方向へのズレを防止し、筒部41aを位置決めすることが可能となる。
ロック側係合凸部4043a,4043b、ロック側嵌合部4045、ロック側案内部材4046は、ハンドルベース部40と一体的に形成されている。但し、必ずしも一体形成される必要はなく、ハンドルベース部40とは独立したベース部上に形成し、当該ベース部をハンドルベース部40と接続する構成であってもよい。
なお、図1〜図5から明らかなように、ハンドル装置4が車両1のドア(特にドアパネル3)に設置された場合に、ロック側ケーブル保持部材404は、ロック側当接部4040が車両1の車外側から車内側へロック側ケーブル部41に当接することによりロック側ケーブル部41を保持する。このような配置構成にすることで、ロック側ケーブル部41が車外側の方向にたわんで、ハンドル装置4が取り付けられる先のドアパネル3に接触することを抑制することができる。
図3〜図5に示される例では、ロック側ケーブル部41が適切な嵌合位置に配置されているので干渉は生じない。ここで図6は、ロック側ケーブル保持部材404でロック側ケーブル部41を保持した状態、すなわちロック側当接部4040がロック側折曲部4044を軸に折り曲げられた状態における図5のA−A断面図である。図6に示されるように、ロック側ケーブル部41の保持時(折り曲げ時)において、ロック側干渉部4041はロック側ケーブル部41と接触することがないので干渉が生じない。
これに対して、例えば図5における筒部41aの位置が適切な嵌合位置よりもX軸の負方向にズレた状態の場合には、ロック側ケーブル部41の保持時(折り曲げ時)において、ロック側干渉部4041が筒部41aに干渉するため、ロック側係合凸部4043a,4043bがそれぞれロック側開口部4042a,4042bに係合されず、ロック側ケーブル部41が保持されない。このように、ロック側ケーブル部41が適切な嵌合位置にない場合にはロック側干渉部4041の干渉によってロック側ケーブル保持部材404によりロック側ケーブル部41を保持することができないため、組み立て時にエラーに容易に気が付くことができ、ハンドル装置の組み立ての確実性を向上させることができる。
図7は、図6のB−B断面図及びC−C断面図である。ロック側ケーブル部41は、長手方向の異なる位置に大径部(筒部41a)と小径部(アウタチューブ41d)とを有している。アウタチューブ41dの直径(断面寸法)がd1、筒部41aの直径(断面寸法)がd2である。B−B断面図において、ロック側当接部4040の下面位置(点701)からロック側干渉部4041のアウタチューブ41d側の最上面位置(点702)までの距離L1がロック側干渉部4041の干渉方向の寸法である。C−C断面図において、ロック側当接部4040の下面位置(点703)からロック側ケーブル保持部材404の底面位置(点704)までの距離L2が、ロック側干渉部4041が存在しない位置でロック側ケーブル保持部材404により形成されるケーブル保持空間の寸法である。
ここで、ロック側干渉部4041が干渉部として機能するための条件は、d2+L1>L2である。すなわち、大径部(筒部41a)の断面寸法d2と、ロック側干渉部4041の寸法L1との和は、ロック側干渉部4041が存在しない位置(C−C断面の位置)でロック側ケーブル保持部材404により形成されるケーブル保持空間の寸法L2よりも大きい。
ロック側ケーブル部41が適切な嵌合位置にない場合(例えばロック側ケーブル部41が図6の位置よりもX軸負方向の位置、すなわち紙面左側の位置に存在する場合)には、ロック側干渉部4041が大径部(筒部41a)と干渉するため、ロック側ケーブル保持部材404によりロック側ケーブル部41を保持することができない。一方、ロック側ケーブル部41が適切な嵌合位置にある場合(例えば図6の位置)には、ロック側干渉部4041が大径部(筒部41a)と干渉することはなく、小径部(アウタチューブ41d)に当接する。従って、ロック側ケーブル保持部材404によりロック側ケーブル部41を安定的に保持することができる。
以上、ロック側ケーブル保持部材404について説明を行ったが、ラッチ側ケーブル保持部材405も同様の構成を有している。
なお、上述した実施の形態は、本発明の一手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で実施形態を修正又は変形したものに適用可能である。本実施形態のハンドル装置の構造は、自動車以外の他の車両にも適用できることは言うまでもない。
例えば、上述した実施の形態では、インナハンドル(車内側でドアの開閉を操作する操作ハンドル)を例に説明を行ったが、本発明はアウタハンドル(車外側でドアの開閉を操作する操作ハンドル)にも適用可能である。
<実施形態のまとめ>
1.上記実施形態のハンドル装置(例えば4)は、
車両(例えば1)のドアの開閉を操作する操作ハンドル(例えば401)を装着可能なハンドルベース部(例えば40)と、
前記ハンドルベース部に対して嵌合可能なケーブル部(例えば41、42)と、
前記ケーブル部を保持するケーブル保持部材(例えば404、405)と、を備え、
前記ケーブル保持部材は、保持の際に、前記ケーブル部が嵌合位置に位置していない場合には前記ケーブル部と干渉し、前記ケーブル部が嵌合位置に位置している場合には前記ケーブル部と干渉しない干渉部(例えば4041、4051)を有する。
この実施形態によれば、ケーブル部が適切な位置にない場合には干渉部の干渉によってケーブル保持部材によりケーブル部を保持することができないため、組み立て時にエラーに容易に気が付くことができ、ハンドル装置の組み立ての確実性を向上させることができる。
2.上記実施形態のハンドル装置(例えば4)では、
前記ケーブル部(例えば41、42)は、長手方向の異なる位置に大径部(例えば41a、42a)と小径部(例えば41b、42b)とを有し、
前記大径部の断面寸法(例えばd2)と前記干渉部の干渉方向の寸法(例えばL1)との和は、前記干渉部が存在しない位置(例えばC−C断面)で前記ケーブル保持部材により形成されるケーブル保持空間の寸法(例えばL2)よりも大きい。
この実施形態によれば、ケーブル部が適切な位置にない場合には干渉部がケーブル部の大径部と干渉することにより、ケーブル保持部材によりケーブル部を保持することができないため、組み立て時にエラーに容易に気が付くことができ、ハンドル装置の組み立ての確実性を向上させることができる。
3.上記実施形態のハンドル装置(例えば4)では、
前記ケーブル保持部材の前記干渉部(例えば4041、4051)は、保持の際に、前記ケーブル部が前記嵌合位置に位置している場合には、前記ケーブル部と干渉せず、且つ、前記小径部(例えば41d、42d)に当接する(例えばB−B断面)。
この実施形態によれば、ケーブル部が適切な位置にある場合には、干渉が起こらず、小径部(例えば41d、42d)に当接することにより、ケーブル保持部材によりケーブル部を安定的に保持することができる。
4.上記実施形態のハンドル装置(例えば4)では、
前記ケーブル部(例えば41、42)は、
インナケーブル(例えば41c、42c)と、
前記インナケーブルをスライド自在に内包するアウタチューブ(例えば41d、42d)と、
前記アウタチューブの一部を内包する筒部(例えば41a、42a)と、
を有し、
前記筒部が前記大径部に対応し、前記アウタチューブが前記小径部に対応する。
この実施形態によれば、ケーブル部が適切な位置にない場合には干渉部がケーブル部の筒部と干渉することにより、ケーブル保持部材によりケーブル部を保持することができないため、組み立て時にエラーに容易に気が付くことができ、ハンドル装置の組み立ての確実性を向上させることができる。
5.上記実施形態のハンドル装置(例えば4)では、
前記ハンドルベース部(例えば40)は、前記ケーブル部が嵌合可能な嵌合部(例えば4045、4055)を有し、
前記ケーブル部の前記筒部には、前記嵌合部に嵌合するための嵌合溝(例えば41b、42b)が形成されている。
この実施形態によれば、ケーブル部を適切な嵌合位置で嵌合させることが可能となる。
6.上記実施形態のハンドル装置(例えば4)では、
前記ケーブル保持部材(例えば404、405)は、
前記ハンドルベース部から延びる折曲部(例えば4044、4054)と、
前記折曲部を軸に折り曲げられることにより前記ケーブル部に当接可能な当接部(例えば4040、4050)と、
を有し、
前記ケーブル保持部材は、前記当接部が前記ケーブル部に当接することにより前記ケーブル部を保持する。
この実施形態によれば、ケーブル部が適切な位置にある場合には、当接部がケーブル部に当接することにより、ケーブル保持部材によりケーブル部を安定的に保持することができる。
7.上記実施形態のハンドル装置(例えば4)では、
前記干渉部(例えば4041、4051)は、前記当接部(例えば4040、4050)の一部から当接方向に向かって延びる凸部である。
この実施形態によれば、ケーブル部が適切な位置にない場合には、当接部から延びる凸部が当接方向にあるケーブル部と干渉し、ケーブル保持部材によりケーブル部を保持することができないため、組み立て時にエラーに容易に気が付くことができ、ハンドル装置の組み立ての確実性を向上させることができる。
8.上記実施形態のハンドル装置(例えば4)では、
前記ハンドル装置(例えば4)が前記車両(例えば1)のドアに設置された場合に、前記ケーブル保持部材(例えば404、405)は、前記当接部(例えば4040、4050)が前記車両の車外側から車内側へ前記ケーブル部に当接することにより前記ケーブル部を保持する。
この実施形態によれば、ケーブル部が車外側の方向にたわんで、ハンドル装置が取り付けられる先のドアパネルに接触することを抑制することができる。
1:車両、2:ドアミラー、3:ドアパネル、4:ハンドル装置、40:ハンドルベース部、41:ロック側ケーブル部、42:ラッチ側ケーブル部、41a,42a:筒部、41b,42b:嵌合溝、41c,42c:インナケーブル、41d,42d:アウタチューブ、401:操作ハンドル(インナハンドル)、402:ロックノブ、403a,403d,403e:ドアライニング係合部、403b,403c:ハンドル装置取付部、404:ロック側ケーブル保持部材、4040:ロック側当接部、4041:ロック側干渉部、4042:ロック側開口部、4043:ロック側係合凸部、4044:ロック側折曲部、4045:ロック側嵌合部、4046:ロック側案内部材、405:ラッチ側ケーブル保持部材、4050:ラッチ側当接部、4051:ラッチ側干渉部、4052:ラッチ側開口部、4053:ラッチ側係合凸部、4054:ラッチ側折曲部、4055:ラッチ側嵌合部

Claims (7)

  1. 車両のドアの開閉を操作する操作ハンドルを装着可能なハンドルベース部と、
    前記ハンドルベース部に対して嵌合可能なケーブル部と、
    前記ケーブル部を保持するケーブル保持部材と、を備え、
    前記ケーブル保持部材は、保持の際に、前記ケーブル部が嵌合位置に位置していない場合には前記ケーブル部と干渉し、前記ケーブル部が前記嵌合位置に位置している場合には前記ケーブル部と干渉しない干渉部を有し、
    前記ケーブル部は、長手方向の異なる位置に大径部と小径部とを有し、
    前記ケーブル保持部材の前記干渉部は、保持の際に、前記ケーブル部が前記嵌合位置に位置している場合には、前記ケーブル部と干渉せず、且つ、前記小径部に当接することを特徴とするハンドル装置。
  2. 記大径部の断面寸法と前記干渉部の干渉方向の寸法との和は、前記干渉部が存在しない位置で前記ケーブル保持部材により形成されるケーブル保持空間の寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のハンドル装置。
  3. 前記ケーブル部は、
    インナケーブルと、
    前記インナケーブルをスライド自在に内包するアウタチューブと、
    前記アウタチューブの一部を内包する筒部と、
    を有し、
    前記筒部が前記大径部に対応し、前記アウタチューブが前記小径部に対応することを特徴とする請求項又はに記載のハンドル装置。
  4. 前記ハンドルベース部は、前記ケーブル部が嵌合可能な嵌合部を有し、
    前記ケーブル部の前記筒部には、前記嵌合部に嵌合するための嵌合溝が形成されていることを特徴とする請求項に記載のハンドル装置。
  5. 前記ケーブル保持部材は、
    前記ハンドルベース部から延びる折曲部と、
    前記折曲部を軸に折り曲げられることにより前記ケーブル部に当接可能な当接部と、
    を有し、
    前記ケーブル保持部材は、前記当接部が前記ケーブル部に当接することにより前記ケーブル部を保持することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載のハンドル装置。
  6. 前記干渉部は、前記当接部の一部から当接方向に向かって延びる凸部であることを特徴とする請求項に記載のハンドル装置。
  7. 前記ハンドル装置が前記車両のドアに設置された場合に、前記ケーブル保持部材は、前記当接部が前記車両の車外側から車内側へ前記ケーブル部に当接することにより前記ケーブル部を保持することを特徴とする請求項又はに記載のハンドル装置。
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