JP2014073702A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】シート本体に取り付けられた操作部材によって被操作機構を操作する際に、遠隔操作部材に連結されたケーブルが撓むことを防止又は抑制すると共に、部品点数を少なくする。
【解決手段】本リヤシートでは、図示せぬ遠隔操作レバーが回転操作されると、その操作力がケーブル24を介して解除レバー16に伝達され、解除レバー16が回転操作される。これにより、解除レバー16の操作力がロッド58を介してバックロック機構14に伝達され、バックロック機構14のロックが解除される。また、解除レバー16が直接回転操作された際にも、その操作力がバックロック機構14に伝達され、バックロック機構14のロックが解除される。この際には、ケーブル24の他端タイコ部86が解除レバー16のスロット66内で摺動することにより、解除レバー16がケーブル24に対して相対移動される。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート本体に設けられた操作部材及びシート本体とは離れた位置に設けられた遠隔操作部材の両方によって、シート本体の被操作機構を操作可能とされた車両用シートに関する。
下記特許文献1に記載された車両用シートは、シートバックを回動させる回動機構と、シートバックの回動を阻止するバックロック(被操作機構)と、ブラケットを介してバックロックに連結されたバック操作レバーとを備えている。このバック操作レバー(操作部材)が移動操作されると、バックロックのロックが解除される。
さらに、この車両用シートは、上記ブラケット、バックロック解除ケーブル、リレーASSY、及び操作用ケーブル等を介してバックロックと連結された遠隔操作レバー(遠隔操作部材)を備えている。この遠隔操作レバーの移動操作によってもバックロックのロックを解除可能とされている。
また、上記バックロック解除ケーブルは、上記ブラケットに取り付けられた第2係合部の開口部(貫通孔)に摺動可能に挿通されており、バック操作レバーの操作時には、バックロック解除ケーブルが第2係合部の開口部内で摺動する。これにより、バック操作レバーの操作時に、バックロック解除ケーブルが弛む(撓む)ことを防止するようにしている。
特開2009−035060号公報
しかしながら、上述の如き車両用シートでは、バックロック解除ケーブルの弛みを防止するための構成によって部品点数が増える可能性があり、部品点数を低減する点で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、シート本体に取り付けられた操作部材によって被操作機構を操作する際に、遠隔操作部材に連結されたケーブルが弛むことを防止又は抑制できると共に、部品点数を少なくすることができる車両用シートを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用シートは、シート本体に設けられた被操作機構と、前記シート本体から離れた位置で車両に取り付けられ、移動操作可能とされた遠隔操作部材と、前記遠隔操作部材に一端部が連結されたケーブルと、前記シート本体に対して移動操作可能に取り付けられ、前記被操作機構に対して移動操作力を伝達可能に連結されると共に、前記ケーブルの他端部が所定範囲相対移動可能に連結され、前記遠隔操作部材の移動操作力が前記ケーブルを介して伝達されることにより移動操作されると共に、自らが直接移動操作される際には前記ケーブルの他端部に対して相対移動される操作部材と、を備えている。
請求項1に記載の車両用シートでは、シート本体から離れた位置で車両に取り付けられた遠隔操作部材が移動操作されると、遠隔操作部材の移動操作力がケーブルを介して操作部材に伝達され、操作部材がシート本体に対して移動操作される。これにより、操作部材の移動操作力が、シート本体に設けられた被操作機構に伝達され、被操作機構が操作される。また、操作部材が直接移動操作された際にも、その移動操作力が被操作機構に伝達され、被操作機構が操作される。この際には、操作部材に対して所定範囲相対移動可能に連結されたケーブルの他端部に対して、操作部材が相対移動される。これにより、ケーブルの他端側が弛まないようにすることができる。しかも、操作部材におけるケーブルとの連結部の構成によって、ケーブルの弛みが防止又は抑制されるため、部品点数を低減することができる。
請求項2に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1において、前記操作部材には、前記ケーブルの他端部に設けられた他端係合部が摺動可能に挿入された溝部が形成されている。
請求項2に記載の発明では、ケーブルの他端部に設けられた他端係合部が、操作部材に設けられた溝部に摺動可能に挿入されている。これにより、ケーブルの他端部を操作部材に対して所定範囲相対移動可能に連結することができるので、操作部材の構成を簡単なものにすることができる。
請求項3に記載の発明に係る車両用シートは、請求項2において、前記操作部材は、前記シート本体に対して回転可能に取り付けられており、前記溝部は、前記操作部材の回転中心と同心状に湾曲している。
請求項3に記載の発明では、操作部材がシート本体に対して直接回転操作されると、ケーブルの他端部に設けられた他端係合部が操作部材の溝部に対して摺動する。この溝部は、操作部材の回転中心と同心状に湾曲しているため、他端係合部と溝部との摺動抵抗を小さくすることができる。これにより、操作部材の回転操作を円滑にすることができると共に、ケーブルの他端側にかかる負荷を低減することができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用シートは、請求項1において、前記操作部材には、前記ケーブルの他端側が摺動可能に挿通された貫通孔を有するケーブル連結部が設けられ、前記ケーブルの他端部には、前記貫通孔を通過不能な他端係合部が設けられている。
請求項4に記載の発明では、ケーブルの他端側が、操作部材のケーブル連結部に設けられた貫通孔に摺動可能に挿通されており、ケーブルの他端部に設けられた他端係合部が、上記貫通孔を通過不能とされている。これにより、ケーブルの他端部を操作部材に対して所定範囲相対移動可能に連結することができるので、操作部材の構成を簡単なものにすることができる。
請求項5に記載の発明に係る車両用シートは、請求項2において、前記操作部材は、前記シート本体に対して回転可能に取り付けられた本体部を有し、前記連結部は、前記本体部に対して前記本体部の回転軸線に沿った回転軸線回りに回転可能とされている。
請求項5に記載の発明では、操作部材の本体部がシート本体に対して直接回転操作されると、ケーブルの他端側が操作部材のケーブル連結部の貫通孔に対して摺動する。このケーブル連結部は、本体部に対して該本体部の回転軸線に沿った回転軸線回りに回転可能とされているため、ケーブル連結部の貫通孔とケーブルとの摺動抵抗を小さくすることができる。これにより、本体部の回転操作を円滑にすることができると共に、ケーブルの他端側にかかる負荷を低減することができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用シートでは、シート本体に取り付けられた操作部材によって被操作機構を操作する際に、遠隔操作部材に連結されたケーブルが弛むことを防止又は抑制できると共に、部品点数を少なくすることができる。
本発明の第1実施形態に係るリヤシートの構成を示す概略的な側面図である。 同リヤシートが備えるバックロック機構及び解除レバーASSYを含む周辺の構成を示す側面図である。 同解除レバーASSYの構成を示す分解斜視図である。 同解除レバーASSYが備える解除レバーの構成及びケーブルの部分的な構成を示す斜視図である。 同解除レバーがケーブルに引っ張られて操作位置へと回転した状態を示す側面図である。 同解除レバーがケーブルの他端部に対する相対回転を伴って操作位置へと回転した状態を示す側面図である。 同リヤシートが備える遠隔操作レバーASSYの構成を示す平断面図であり、(A)は遠隔操作レバーが非遠隔操作位置に位置する状態を示す図であり、(B)は遠隔操作レバーが遠隔操作位置に位置する状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るリヤシートの構成部材である解除レバーと、ケーブルの部分的な構成を示す側断面図であり、(A)は解除レバーが非操作位置に位置する状態の図であり、(B)は解除レバーがケーブルの他端部に対する相対回転を伴って操作位置へと回転した状態を示す図である。 同解除レバーのケーブル連結部を含む周辺の構成を示す斜視図である。
<第1の実施形態>
以下、図1〜図7を用いて、本発明の第1実施形態に係る車両用シートとしてのリヤシート10について説明する。なお、各図中に適宜記す矢印FRは車両前方向を示し、矢印UPは車両上方向を示し、矢印Wは車両幅方向(車両左右方向)を示している。以下、単に前後、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
(構成)
図1に示されるように、本実施形態に係るリヤシート10は、シート本体12と、被操作機構としてのバックロック機構14と、操作部材としての解除レバー16を含む解除レバーASSY18と、遠隔操作部材としての遠隔操作レバー20を含む遠隔操作レバーASSY22と、遠隔操作レバー20と解除レバー16とを連結したケーブル24(図2、図4〜図7参照)と、を含んで構成されている。
シート本体12は、乗員が着座するシートクッション28と、乗員の背凭れとなるシートバック30とを備えている。シートバック30は、図示せぬヒンジ機構(回動機構)を介して車体に連結されている。これにより、シートバック30は、図1に示される起立位置と、シートクッション28の上面に重なり合う前倒れ位置との間で、車両幅方向に沿った回転軸32回りに回転可能とされている(図1の矢印S参照)。
また、シートバック30は、上記ヒンジに取り付けられた図示せぬスプリングによって前倒れ位置へ付勢されている。なお、本実施形態では、シート本体12の前後方向、上下方向及び幅方向(左右方向)は、車両の前後方向、上下方向及び幅方向(左右方向)と一致している。
バックロック機構14は、シートバック30の上部に設けられており、図示せぬシートバックフレームに固定されている。図2に示されるように、バックロック機構14には、ラッチ34が設けられており、シートバック30が図1に示される起立位置に位置する状態では、当該ラッチ34が車体に取り付けられたストライカ36に引っ掛かる。これにより、シートバック30が起立位置に拘束(ロック)される。
また、バックロック機構14には、ロック解除部38が設けられており、このロック解除部38が車両幅方向に沿った軸線回りに図2の矢印T方向へ回転操作されると、上記ストライカに対するラッチ34の引っ掛かり状態が解除される。これにより、バックロック機構14のロックが解除され、シートバック30がスプリングの付勢力によって前倒れ位置へと回動する。
解除レバーASSY18は、図1に示されるように、シートバック30の上端部に取り付けられたケース40を備えている。このケース40は、例えば樹脂材料によって形成されたものであり、図3に示されるように上端部が開口した箱状に形成されたベース42と、当該ベース42の上端部に装着されたベゼル46とによって構成されている。ベース42の内側には、解除レバー16が設けられている。
解除レバー16は、例えば樹脂材料によって形成されたものであり、図4に示されるように、車両幅方向から見て略扇形状に形成された左右一対の側壁48、49と、一対の側壁48、49の上端部間(円弧状の外周部間)を連結した操作部50とを備えている。左右の側壁48、49の下端部には、それぞれ円形の軸受孔52が形成されており、解除レバー16は、各軸受孔52に挿通された支軸54(図3参照)を介してベース42に取り付けられている。この支軸54は、軸線方向が車両幅方向に沿っており、解除レバー16は、ベース42に対して図2に示される非操作位置と図5及び図6に示される操作位置との間で、車両幅方向に沿った軸線回りに回転操作可能に取り付けられている。そして、乗員は、ベゼル46に形成された開口56(図3参照)を介してケース40内に挿入した指などを解除レバー16の操作部50に引っ掛けることにより、解除レバー16を回転操作することができる。
また、図2に示されるように、解除レバー16の一方の側壁48の上端部には、ロッド58(操作力伝達部材)の一端部(上端部)が連結されたロッド連結孔60が形成されている。このロッド58は、例えば金属製の棒材によって形成されたものであり、シートバック30の高さ方向を長手として配置されている。このロッド58の一端部は、車両幅方向に屈曲されており、上記ロッド連結孔60に回転自在に挿入されている。これにより、ロッド58が解除レバー16に対して車両幅方向に沿った軸線回りに回転可能に連結されている。
ロッド58の他端部(下端部)は、ロッド58の一端部と同様に車両幅方向に屈曲されており、バックロック機構14のロック解除部38に形成されたロッド連結孔62に回転自在に挿入されている。これにより、ロッド58がロック解除部38に対して車両幅方向に沿った軸線回りに回転可能に連結されており、当該ロッド58を介してロック解除部38と解除レバー16とが連結されている。
このため、解除レバー16が図2に示される非操作位置から図5及び図6に示される操作位置へと回転操作されると、その回転操作力がロッド58(図5及び図6では図示省略)を介してロック解除部38に伝達され、ロック解除部38が図2の矢印T方向(ロック解除方向)へ回転操作される。これにより、バックロック機構14のロックが解除される構成になっている。なお、バックロック機構14のロック解除部38は、バックロック機構14が備える付勢部材によってロック方向(図2の矢印Tとは反対方向)へ付勢されている。このため、ロッド58を介してロック解除部38と連結された解除レバー16は、通常は上記付勢部材の付勢力によって非操作位置に保持されている。
また、解除レバー16の他方の側壁49には、操作部50とは反対側へ延びる延出部64が設けられている。この延出部64は、支軸54と同心の円弧状に湾曲している。この延出部64には、溝部としてのスロット66が形成されている。このスロット66は、延出部64と同様に支軸54と同心の円弧状に湾曲している。このスロット66は、後述するケーブル24に対応している。
遠隔操作レバーASSY22は、図7(A)及び図7(B)に示されるようにベース68を備えている。このベース68は、例えば樹脂材料によって形成されたものであり、リヤラゲッジスペース70(図1参照)の車体側部(例えばトリムカバー等の車両構成部材)に付けられている。このベース68は、車両幅方向内側へ開口した箱状に形成されている。このベース68の内側には、遠隔操作レバー20が設けられている。
遠隔操作レバー20は、例えば樹脂材料によって形成されたものであり、支軸72を介してベース68に取り付けられている。この支軸72は、軸線方向が車両上下方向に沿っており、遠隔操作レバー20は、ベース68に対して図7(A)に示される非遠隔操作位置と図7(B)に示される遠隔操作位置との間で、車両上下方向に沿った軸線回りに回転操作可能に取り付けられている。また、この遠隔操作レバー20は、ベース68と遠隔操作レバー20との間に架け渡された図示せぬ付勢部材によって非遠隔操作位置へと付勢されている。
この遠隔操作レバー20における支軸72とは反対側の端部は、操作部74とされている。乗員は、ベース68内に挿入した指などを遠隔操作レバー20の操作部74に引っ掛けることにより、遠隔操作レバー20を回転操作することができる。
ケーブル24は、アウターチューブ76(ケーブル被覆部材)内に摺動可能に挿通されている。アウターチューブ76は、図7(A)及び図7(B)に示されるように、一端部に設けられた一端係止部78が遠隔操作レバーASSY22のベース68に係止されている。また、アウターチューブ76は、図2に示されるように、他端部に設けられた他端係止部80が解除レバーASSY18のベース42に係止されている。これにより、アウターチューブ76が、解除レバーASSY18のベース42と遠隔操作レバーASSY22のベース68との間に架け渡されている。
ケーブル24は、図7(A)及び図7(B)に示されるように、一端側がアウターチューブ76の一端係止部78からアウターチューブ76の外側に突出している。ケーブル24の一端部には、円柱状に形成された一端タイコ部82(一端係合部)がカシメ等の手段によって固定されており、当該一端タイコ部82が遠隔操作レバー20の中間部に形成されたケーブル係止部84に回転可能に係止されている。
また、ケーブル24は、図2に示されるように、他端側がアウターチューブ76の他端係止部80からアウターチューブ76の外側に突出している。ケーブル24の他端部には、円柱状に形成された他端タイコ部86(他端係合部)がカシメ等の手段によって固定されている。この他端タイコ部86は、解除レバー16の延出部64に対応している。以下、本実施形態の要部について説明する。
(本実施形態の要部)
前述したように、解除レバー16の延出部64には、円弧状のスロット66が形成されている。このスロット66は、車両幅方向一側へ向けて開口しており、溝幅が他端タイコ部86の直径よりも若干大きく形成されている。また、延出部64の先端部には、スロット66の湾曲方向一端部を車両幅方向他側へ向けて開放した挿入孔88が形成されている。この挿入孔88は、他端タイコ部86の直径よりも大きく形成されており、他端タイコ部86は、当該挿入孔88からスロット66に挿入されている。
さらに、延出部64の先端部には、スロット66及び挿入孔88と連通された切込部90が形成されている。この切込部90は、延出部64の車両幅方向他側面から挿入孔88に沿って切り込まれると共に、延出部64の先端部を車両幅方向に分断するように切り込まれている。この切込部90の幅は、ケーブル24の直径よりも若干大きく形成されており、当該切込部90には、ケーブル24の他端側(ケーブル24における他端タイコ部86とアウターチューブ76の他端係止部80との間の部分:以下、「他端側露出部24A」という)が挿入されている。
これにより、ケーブル24の他端タイコ部86が、解除レバー16に対して支軸54の軸線方向に沿った軸線回り(他端タイコ部86の軸線回り)に回転可能で、且つ所定の範囲内(スロット66に沿った範囲内:予め設定された範囲内)で相対移動可能に連結されている。そして、このケーブル24を介して解除レバー16と遠隔操作レバー20とが連結されている。
ここで、本実施形態では、通常時には、解除レバー16が図2に示される非操作位置に位置しており、遠隔操作レバー20が図7(A)に示される非遠隔操作位置に位置している。この状態では、図2に示されるように、延出部64の先端部の下方に、アウターチューブ76の他端係止部80が位置しており、当該他端係止部80と他端タイコ部86との間でケーブル24の他端側露出部24Aが直線的に延びるように、他端係止部80がベース42に取り付けられている。また、この状態では、ケーブル24の他端タイコ部86が、スロット66の湾曲方向一端部に当接又は近接して配置されている。
この状態で、遠隔操作レバー20が非遠隔操作位置から遠隔操作位置へと回転操作されると、図7(B)に示されるように、ケーブル24の一端タイコ部82がアウターチューブ76の他端係止部80から離れる方向へ引っ張れる。その結果、ケーブル24の他端タイコ部86がアウターチューブ76の他端係止部80の方向(図4の矢印P方向)へ引っ張られ、解除レバー16が図4の矢印Q方向に回転する。これにより、解除レバー16が図5に示される操作位置へと回転操作されると共に、ケーブル24を介して解除レバー16に加わる回転操作力(移動操作力)が、ロッド58(図2参照)を介してロック解除部38に伝達され、ロック解除部38が図2の矢印T方向へ回転操作される。これにより、バックロック機構14のロックが解除される。
一方、図2に示される状態において、解除レバー16が非操作位置から操作位置へと直接回転操作されると、解除レバー16に直接加えられる回転操作力が、ロッド58を介してロック解除部38に伝達され、ロック解除部38が図2の矢印T方向へ回転操作される。これにより、バックロック機構14のロックが解除される。この場合、図6に示されるように、ケーブル24の他端タイコ部86がスロット66内をその湾曲方向他端部側へ移動することにより、解除レバー16と他端タイコ部86とが相対移動する。このため、他端タイコ部86がアウターチューブ76の他端係止部80側へ押されることがなく、解除レバー16の回転操作力がケーブル24を介して遠隔操作レバー20に伝達されないようになっている。
つまり、本実施形態では、遠隔操作レバー20が回転操作された際には、その回転操作力がケーブル24を介して解除レバー16に伝達される一方、解除レバー16が直接回転操作された際には、解除レバー16の回転操作力がケーブル24に伝達されない構成になっている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成のリヤシート10では、遠隔操作レバー20が回転操作されると、遠隔操作レバー20の回転操作力がケーブル24を介して解除レバー16に伝達され、解除レバー16がシートバック30に対して回転操作される。これにより、解除レバー16の回転操作力が、ロッド58を介してバックロック機構14のロック解除部38に伝達され、ロック解除部38がロック解除方向へ回転操作される。
また、解除レバー16が直接回転操作された際にも、その回転操作力がロッド58を介してロック解除部38に伝達され、ロック解除部38がロック解除方向へ回転操作される。この際には、解除レバー16に対してスロット66の範囲内で相対移動可能とされたケーブル24の他端タイコ部86と、解除レバー16とが相対移動する。これにより、ケーブル24の他端側露出部24Aが弛まないようにすることができる。
しかも、解除レバー16におけるケーブル24との連結部の構成によって、ケーブル24の弛みが防止又は抑制されるため、部品点数を低減することができる。つまり、本実施形態では、背景技術の欄で説明した車両用シートにおける第2係合部が不要になる。さらに、アウターチューブ76の他端係止部80が解除レバーASSY18のベース42に係止されているため、他端係止部80を係止するため特別な部品を設ける必要がない。従って、部品点数を低減することができる。
また、本実施形態では、ケーブル24の他端部に設けられた他端タイコ部86が、解除レバー16の延出部64に形成されたスロット66(溝部)に摺動可能に挿入されている。これにより、ケーブル24の他端部を解除レバー16に対して所定範囲相対移動可能に連結することができるので、解除レバー16の構成を簡単なものにすることができる。
さらに、本実施形態では、解除レバー16がシートバック30に対して直接回転操作されると、ケーブル24の他端タイコ部86が解除レバー16のスロット66に対して摺動する。このスロット66は、解除レバー16の回転中心と同心状に湾曲しているため、他端タイコ部86とスロット66との摺動抵抗を小さくすることができる。これにより、解除レバー16の回転操作を円滑にすることができると共に、ケーブル24の他端側露出部24Aにかかる負荷を低減することができる。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1実施形態と同符号を付与しその説明を省略する。
<第2の実施形態>
図8(A)及び図8(B)には、本発明の第2実施形態に係る車両用シートとしてのリヤシートにおける解除レバー100(操作部材)の周辺構成が断面図にて示されている。この実施形態では、解除レバー100以外の構成は、前記第1実施形態と同様の構成とされている。
この解除レバー100は、レバー本体102(本体部)と、当該レバー本体102に取り付けられたケーブル連結部104とによって構成されている。レバー本体102は、前記第1実施形態における解除レバー16と基本的に同様の構成とされているが、前記第1実施形態における延出部64及びスロット66が省略されている。
ケーブル連結部104は、例えば金属材料によって形成されたものであり、図9に示されるように、貫通孔106が形成されることにより略円筒状に形成された筒状部108と、筒状部108の外周部から突出した軸部110と、軸部110の先端から軸部110の半径方向両側へ延びる抜止部112とによって構成されている。筒状部108は、軸線方向から見て略D字状に形成されており、外周の一部に形成された平面状の部分に軸部110の基端部が一体に接続されている。
筒状部108の貫通孔106は、筒状部108の軸心部付近を軸線方向に貫通しており、当該貫通孔106には、ケーブル24の他端側露出部24Aが摺動可能に挿通されている。そして、上記貫通孔106を通過不能な他端タイコ部86がケーブル24の他端部に固定されることにより、筒状部108からのケーブル24の脱落が防止されている。これにより、ケーブル24の他端部がケーブル連結部104に対して所定の範囲内(予め設定された範囲内)で相対移動可能に連結されている。
また、軸部110は、円柱状に形成され、軸線方向が筒状部108の軸線方向と直交する状態で設けられている。抜止部112は、軸部110の軸線方向から見て、筒状部108の軸線方向と直交する方向を長手とした長円形状に形成されている。
上述の軸部110及び抜止部112に対応してレバー本体102の側壁48には、操作部50とは反対側の端部に長孔114(図9参照:図8では図示省略)が形成されている。この長孔114は、抜止部112と相似形で且つ抜止部よりも若干大きな長円形状に形成されている。この長孔114に抜止部112及び軸部110が挿入され、抜止部112が長孔114を通り抜けた状態でケーブル連結部104が軸部110回りに90度回転される。これにより、抜止部112が長孔114の孔縁部に引っ掛かり、レバー本体102からのケーブル連結部104の脱落が防止される。
このケーブル連結部104は、レバー本体102が図8(A)に示される非操作位置に位置する状態で、アウターチューブ76の他端係止部80の上方に位置するようにレバー本体102に取り付けられている。また、このケーブル連結部104は、軸部110の軸線方向が車両幅方向に沿うように設けられており、レバー本体102に対して軸部110回り(車両幅方向に沿った軸線回り:レバー本体の回転軸線に沿った軸線回り)に回転可能とされている。また、レバー本体102が非操作位置に位置する状態では、ケーブル24の他端タイコ部86がケーブル連結部104の上端面に当接又は近接して配置されている。
この実施形態においても、レバー本体102が非操作位置から操作位置へと直接回転操作された際には、レバー本体102に直接加えられる回転操作力が、ロッド58を介してロック解除部38(ともに図2参照:図8及び図9では図示省略)に伝達され、バックロック機構14のロックが解除される。この場合、図8(B)に示されるように、ケーブル24の他端側露出部24Aがケーブル連結部104の貫通孔106内で摺動することにより、ケーブル連結部104とケーブル24とが相対移動し、ケーブル連結部104が他端タイコ部86から離れる方向へ移動する。このため、他端タイコ部86がアウターチューブ76の他端係止部80側へ押されることがなく、ケーブル24の他端側露出部24Aが弛まないようにすることができる。
また、この実施形態においても、前記第1実施形態と同様にアウターチューブ76の他端係止部80が解除レバーASSY18のベース42(図2参照:図8及び図9では図示省略)に係止されるため、他端係止部80を係止するため特別な部品を設ける必要がない。従って、部品点数を低減することができる。
さらに、この実施形態では、ケーブル24の他端側露出部24Aが、解除レバー100のケーブル連結部104に設けられた貫通孔106に摺動可能に挿通されており、ケーブル24の他端部に設けられた他端タイコ部86が、上記貫通孔106を通過不能とされている。これにより、ケーブル24の他端部を解除レバー100に対して所定範囲相対移動可能に連結することができるので、解除レバー100の構成を簡単なものにすることができる。
しかも、この実施形態では、ケーブル連結部104が、レバー本体102に対して該レバー本体102の回転軸線に沿った回転軸線回りに回転可能とされているため、レバー本体102の回転操作に伴うケーブル連結部104と他端側露出部24Aとの角度の変化を、ケーブル連結部104の回転によって吸収することができ、貫通孔106とケーブル24との摺動抵抗を小さくすることができる。これにより、レバー本体102の回転操作を円滑にすることができると共に、ケーブル24の他端側露出部24Aにかかる負荷を低減することができる。
(実施形態の補足説明)
前記第1実施形態では、解除レバー16(操作部材)のスロット66(溝部)が、解除レバー16の回転中心と同心状に湾曲した構成にしたが、本発明はこれに限らず、溝部の形状は適宜変更することができる。
また、前記第2実施形態では、ケーブル連結部104がレバー本体102(本体部)に対して回転可能とされた構成にしたが、本発明はこれに限らず、ケーブル連結部が本体部と一体にされた構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、解除レバー16、100(何れも操作部材)及び遠隔操作レバー20(遠隔操作部材)が回転操作される構成にしたが、本発明はこれに限らず、操作部材及び遠隔操作部材がスライド操作される構成にしてもよい。
さらに、前記第1実施形態では、解除レバー16(操作部材)に設けられたスロット66(溝部)によってケーブル24の他端部と解除レバー16とを所定範囲相対移動可能に連結し、前記第2実施形態では、解除レバー100(操作部材)のケーブル連結部104の貫通孔106にケーブル24の他端側露出部24Aを挿通させ、他端タイコ部86によってケーブル24の抜止をすることにより、ケーブル24の他端部と解除レバー100とを所定範囲相対移動可能に連結したが、本発明はこれに限らず、操作部材の構成は適宜変更することができる。つまり、遠隔操作部材の移動操作力をケーブルを介して操作部材に伝達する際には、操作部材に設けた当接部をケーブルの他端係合部と当接させる一方、操作部材が直接移動操作される際には、上記当接部とケーブルの他端係合部とが離れるようにすればよい。
また、前記各実施形態では、リヤシートのバックロック機構14が被操作機構とされた構成にしたが、本発明はこれに限るものではなく、被操作機構は適宜変更可能である。例えば、車両用シートのリクライナ機構が被操作機構とされた構成にしてもよい。その場合、車両用シートのシート本体に設けられた解除レバー(操作部材)及びシート本体とは離れた位置に設けられた遠隔操作部材の両方によって、リクライナ機構のロックを解除可能な構成になる。また、例えば、車両用シートのシートスライド機構が被操作機構とされた構成にしてもよい。その場合、車両用シートのシート本体に設けられた解除レバー(操作部材)及びシート本体とは離れた位置に設けられた遠隔操作部材の両方によって、シートスライド機構のロックを解除可能な構成になる。
また、前記各実施形態では、車両のリヤシートに対して本発明が適用された場合について説明したが、これに限らず、本発明は車両のフロントシートに対しても適用することができる。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことは勿論である。
10 リヤシート(車両用シート)
12 シート本体
14 バックロック機構(被操作機構)
16 解除レバー(操作部材)
20 遠隔操作レバー(遠隔操作部材)
24 ケーブル
66 スロット(溝部)
86 他端タイコ部(他端係合部)
100 解除レバー(操作部材)
102 レバー本体(本体部)
106 貫通孔
108 ケーブル連結部

Claims (5)

  1. シート本体に設けられた被操作機構と、
    前記シート本体から離れた位置で車両に取り付けられ、移動操作可能とされた遠隔操作部材と、
    前記遠隔操作部材に一端部が連結されたケーブルと、
    前記シート本体に対して移動操作可能に取り付けられ、前記被操作機構に対して移動操作力を伝達可能に連結されると共に、前記ケーブルの他端部が所定範囲相対移動可能に連結され、前記遠隔操作部材の移動操作力が前記ケーブルを介して伝達されることにより移動操作されると共に、自らが直接移動操作される際には前記ケーブルの他端部に対して相対移動される操作部材と、
    を備えた車両用シート。
  2. 前記操作部材には、前記ケーブルの他端部に設けられた他端係合部が摺動可能に挿入された溝部が形成されている請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記操作部材は、前記シート本体に対して回転可能に取り付けられており、前記溝部は、前記操作部材の回転中心と同心状に湾曲している請求項2に記載の車両用シート。
  4. 前記操作部材には、前記ケーブルの他端側が摺動可能に挿通された貫通孔を有するケーブル連結部が設けられ、前記ケーブルの他端部には、前記貫通孔を通過不能な他端係合部が設けられている請求項1に記載の車両用シート。
  5. 前記操作部材は、前記シート本体に対して回転可能に取り付けられた本体部を有し、前記連結部は、前記本体部に対して前記本体部の回転軸線に沿った回転軸線回りに回転可能とされている請求項4に記載の車両用シート。
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