JP4840133B2 - ドア - Google Patents

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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Description

本発明は、盗難防止対策構造を備えるドアに関する。
自動車のドアは、車外に面するドアアウタパネルと、ドアアウタパネルよりも車内側に位置するドアインナパネルとを備えている。これらドアアウタパネルとドアインナパネルとによって規定されるドアの内側空間には、ドアの閉状態を維持するためのラッチ機構(本発明で言う係合機構の一例)が収容されている。ドアの閉状態を維持する構造を具体的に説明すると、例えばフロントサイドドアの場合では、車体のセンターピラーなどにストライカが固定されている。フロントサイドドアが閉まると、当該ドア内に収容されているラッチ機構がストライカ係合する。このことによって、サイドドアの閉状態が維持される。
ラッチ機構とストライカとの係合は、ドアに設けられるアウトサイドハンドル装置とインサイドハンドル装置とによって解除される。乗員は、乗り降りの際にアウトサイドハンドル装置またはインサイドハンドル装置を操作する。
ラッチ機構は、ストライカとの係合状態がロックされると、アウトサイドハンドル装置およびインサイドハンドル装置の操作によらず、係合状態が解除されなくなる。車外からラッチ機構をロックするために、ドアには、キーシリンダが設けられている。ドアアウタパネルには、キーシリンダにキーを挿入可能とするためのキー操作用孔が形成されている。乗員によるキー操作がラッチ機構に伝達されると、ラッチ機構の係合状態がロックされ、またはロックが解除される。
キー操作以外の手段によって、例えばウィンドガラスとドアアウタパネルとの間の隙間などからアクセスすることによって、ラッチ機構のロックが解除されることを防止するために、ドアには、盗難防止対策が施されている。
この種の盗難防止対策は、ラッチ機構の係合状態をロックするもしくは当該ロックを解除するラッチロッドなどを覆うカバー部材を備えている。例えば、カバー部材は、ドアアウタパネルに向かって開口する形状であるとともに、当該開口がドアアウタパネルによって覆われている(例えば、特許文献1参照。)。
また、カバー部材は、ドアインナパネルに固定されるとともにドアインナパネルに向かって開口している。キーシリンダは、カバー部材に抜け止めリテーナを介して固定されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−122872号公報 実開平5−21068号公報
特許文献1で開示されている盗難防止対策では、カバー部材によって、ウィンドガラスとドアアウタパネルとの間の隙間からのアクセスに対しては、有効である。
しかしながら、ドアアウタパネルに形成されるキー操作用孔(キーシリンダにキーを挿入する際の孔)を通してラッチロッドにアクセスすることによって、ラッチ機構のロックが解除されることが考えられる。この点について、具体的に説明する。
キー操作用孔を通してキーシリンダを取り外すような作業を施すと、キーシリンダの姿勢は、変位する。このため、キーシリンダとキー操作用孔との縁との間に隙間が形成される。特許文献1では、カバー部材がドアアウタパネルに向かって開口しているため、キーシリンダとキー操作用孔の縁との間からラッチロッドにアクセス可能となる。それゆえ、特許文献1では、キー操作用孔からのアクセスにより、ラッチ機構のロックが解除されることが考えられる。
特許文献2で開示されている盗難防止対策では、ウィンドガラスとドアアウタパネルとの間の隙間からのアクセスに対しては有効である。しかしながら、キー操作用孔を通してラッチロッドにアクセスすることによって、ラッチ機構のロックが解除されることが考えられる。この点について具体的に説明する。
特許文献2では、カバー部材は、ドアインナパネル側に向かって開口する形状である。しかしながら、キーシリンダがカバー部材に抜け止めリテーナを介して保持されている。それゆえ、キー操作用孔を介してキーシリンダを取り外すような作業を施すと、キー操作用孔の縁とキーシリンダとの間に隙間ができるとともに、抜け止リテーナとキーシリンダとの間にも隙間が形成されることが考えられる。それゆえ、これら隙間を介してラッチロッドにアクセス可能となるので、ラッチ機構のロックが解除されることが考えられる。
したがって、本発明の目的は、キー操作以外の手段によって係合機構のロックが解除されることを抑制するドアを提供することである。
本発明のドアは、当該ドアが閉じ姿勢にあるときに係合状態となって当該閉じた姿勢を維持する係合機構を備える。前記ドアは、車外側に配置されるドアアウタパネルと、車内側に配置されるドアインナパネルと、キーシリンダと、前記係合機構と、係合機構用ロッドと、シリンダロッドと、駆動部材と、カバー構造とを備える。前記キーシリンダは、前記ドアアウタパネルと前記ドアインナパネルとによって規定される空間内に収容されるとともに、前記ドアアウタパネルに形成される第1の貫通孔を通して車外にキー差込孔が露出する。前記係合機構は、前記空間に収容される。前記係合機構用ロッドは、前記係合機構に設けられるとともに、その姿勢を変位することによって前記係合機構の係合状態をロックし、または、当該ロックを解除する。前記シリンダロッドは、前記キーシリンダに設けられるとともに、前記キーシリンダに対するキー操作によってその姿勢を変位する。前記駆動部材は、前記シリンダロッドと前記係合機構用ロッドとに連結されるとともに、前記シリンダロッドの変位を受けて前記係合機構用ロッドを駆動する。前記カバー構造は、前記係合機構用ロッドと前記駆動部材とを、車幅方向と前後方向と上下方向とに覆うとともに、前記ドアアウタパネル側に対向しかつ前記シリンダロッドが通る第2の貫通孔を有する壁部を有する。
この構造によれば、係合機構用ロッドと駆動部材とは、車幅方向と前後方向と上下方向とに覆われる。さらに、カバー構造は、シリンダロッドが通る第2の貫通孔を有している。例えば車外からシリンダを引き抜こうとした場合であっても、当該作業に起因するシリンダロッドの変位に対して、シリンダロッドの変位の方が小さくなる。それゆえ、例えばシリンダを車外から引き抜こうとしても、壁部とシリンダロッドとの間に隙間が形成されにくくなる。または、隙間が形成されても、当該隙間が大きくなることが抑制される。
さらに、前記シリンダロッドにおいて前記壁部を挟んで前記ドアインナパネル側には、前記キーシリンダ側から前記シリンダロッドと前記駆動部材との連結部へ向かう方向に前記連結部を覆うつば部が設けられる。
この構造によれば、つば部によって、シリンダロッドと駆動部材との連結部が覆われるので、第1の貫通孔側から当該連結部へアクセスしにくくなる。
他の本発明のドアは、当該ドアが閉じた姿勢にあるときに係合状態となって当該閉じた姿勢を維持する係合機構を備える。前記ドアは、車外側に配置されるドアアウタパネルと、車内側に配置されるドアインナパネルと、キーシリンダと、前記係合機構と、係合機構用ロッドと、シリンダロッドと、駆動部材と、カバー構造とを備える。前記キーシリンダは、前記ドアアウタパネルと前記ドアインナパネルとによって規定される空間内に収容されるとともに、前記ドアアウタパネルに形成される第1の貫通孔を通して車外にキー差込孔が露出する。前記係合機構は、前記空間に収容される。前記係合機構用ロッドは、前記係合機構に設けられるとともに、その姿勢を変位することによって前記係合機構の係合状態をロックし、または、当該ロックを解除する。前記シリンダロッドは、前記キーシリンダに設けられるとともに、前記キーシリンダに対するキー操作によってその姿勢を変位する。前記駆動部材は、前記シリンダロッドと前記係合機構用ロッドとに連結されるとともに、前記シリンダロッドの変位を受けて前記係合機構用ロッドを駆動する。前記カバー構造は、前記係合機構用ロッドと前記駆動部材とを、車幅方向と前後方向と上下方向とに覆うとともに、前記ドアアウタパネル側に対向しかつ前記シリンダロッドが通る第2の貫通孔を有する壁部を有する。
この構造によれば、係合機構用ロッドと駆動部材とは、車幅方向と前後方向と上下方向とに覆われる。さらに、カバー構造は、シリンダロッドが通る第2の貫通孔を有している。例えば車外からシリンダを引き抜こうとした場合であっても、当該作業に起因するシリンダロッドの変位に対して、シリンダロッドの変位の方が小さくなる。それゆえ、例えばシリンダを車外から引き抜こうとしても、壁部とシリンダロッドとの間に隙間が形成されにくくなる。または、隙間が形成されても、当該隙間が大きくなることが抑制される。
さらに、前記第2の貫通孔は、前記壁部の周縁から前記壁部の内側に向かって形成されるJ字状である。前記壁部の前記周縁において前記第2の貫通孔の近傍の部位には、前記壁部と交差する方向に延びるフランジが形成される。
この構造によれば、壁部において第2の貫通孔の近傍の剛性が高くなる。
さらに、この構造によれば、壁部の縁から第2の孔を形成しても、当該第2の孔がJ字状に曲がることによって、第2の貫通孔の一部は、フランジの近傍に配置されるようになる。

本発明によれば、キー操作以外の手段では、係合機構の係合状態のロックを解除しにくくなる。
本発明の第1の実施形態に係るドアを、図1〜10を用いて説明する。図1は、本実施形態のドア20を備える自動車10を示す側面図である。図1は、自動車10の前側部分11を示している。ドア20は、自動車10の例えばフロントサイドドアとして用いられている。なお、ドア20は、フロントサイドドアに用いられることに限定されるものではない。
図2は、図1に示されるF2−F2線に沿って示すドア20の断面図である。図1,2に示すように、ドア20は、ドアアウタパネル21と、ドアインナパネル22と、ウィンドガラス23と、ラッチ機構24と、ラッチロッド25と、ラッチリンフォース26と、アウトサイドハンドル装置27と、キーシリンダ28と、シリンダロッド29と、ロータ30と、ロータブラケット31と、カバー部材32とを備えている。
ドアアウタパネル21は、ドア20において車外12に面する。ドアインナパネル22は、ドア20において車室13に面する。ドアアウタパネル21とドアインナパネル22とは、ドア20の外観を形成している。ドアアウタパネル21とドアインナパネル22とには、車室13と車外12とを連通する開口部33が形成されている。
ウィンドガラス23は、ドアアウタパネル21とドアインナパネル22とによって規定される空間34内に収容されている。ウィンドガラス23は、開口部33を覆う位置と開口部33を覆わない位置との間で、例えば図示しないウィンドレギュレータもしくはパワーウィンド装置などによって、移動可能である。
ラッチ機構24は、空間34内に収容されている。ラッチ機構24は、本発明で言う係合機構の一例である。ラッチ機構24は、例えば空間34内において下方に配置されている。図1に示されるドア20では、ドアアウタパネル21においてラッチ機構24が配置される部位周辺が切り欠かれた状態が示されている。図1に示すように、例えば車体において図示しないセンターピラーには、ラッチ機構24と係合するストライカ14が固定されている。
ドア20が閉じた姿勢(図1に示すドア20の姿勢)であると、ラッチ機構24は、ストライカ14と係合する。言い換えると、ドア20は、閉じた姿勢になると係合状態となる。ラッチ機構24が係合状態となることによって、ドア20の閉じた姿勢が維持される。ラッチ機構24は、本発明で言う係合機構の一例である。
ラッチ機構24は、ストライカ14との係合状態をロック可能な構造を有している。係合状態がロックされると、後述されるアウトサイドハンドル装置27、もしくは、図示しないインサイドハンドル装置を操作しても、ラッチ機構24の係合状態が解除されなくなる。ラッチ機構24は、ハウジング35を備えている。上記された機能を実現する構成要素などは、ハウジング35内に収容されている。
図2に示すように、ラッチロッド25は、ラッチ機構24に設けられている。ラッチロッド25は、ラッチ機構24の係合状態をロックする、もしくは、当該ロックを解除する。この点を具体的に説明する。
ハウジング35の上部には、貫通孔36が形成されている。ラッチロッド25は、当該貫通孔36を通ってハウジング35内にその一部が収容されている。ラッチロッド25は、ハウジング35内に収容される機構に連結されており、ラッチ機構24の係合状態をロック、もしくは、ロックを解除する。具体的には、ラッチロッド25は、その姿勢を変位することによって、ラッチ機構24の係合状態をロックする、もしくは、当該ロックを解除する。ラッチロッド25は、上方に向かって延びている。ラッチロッド25は、本発明で言う係合機構用ロッドの一例である。
ラッチリンフォース26は、例えばパネル状であって、空間34内に収容されている。ラッチリンフォース26は、ラッチ機構24とドアインナパネル22との間に配置されている。
アウトサイドハンドル装置27は、車外12にいる乗員がドア20を開ける際、もしくは、閉じる際に用いられる。図3は、車室13側から空間34内を見た状態を、ドアインナパネル22とラッチリンフォース26とを省略して示す斜視図である。
図1,3に示すように、アウトサイドハンドル装置27は、ベース部37と、ハンドル部38とを備えている。ベース部37は、空間34内に収容されている。ベース部37は、ドアアウタパネル21の内面21a(ドアアウタパネル21において空間34側に向く面)に固定されている。
ハンドル部38は、ドアアウタパネル21の外面21b(ドアアウタパネル21において車外12側に面する面)においてドアアウタパネル21を挟んでベース部37と向かい合う位置に配置されるとともに、図示しない一部がベース部37に係合されている。それゆえ、ハンドル部38は、ドアアウタパネル21の外面21b上に保持される。図3中では、ハンドル部38は、点線で示されている。
空間34内には、ハンドル部38の操作をラッチ機構24に伝達する伝達機構が収容されている。ハンドル部38の操作がラッチ機構24に伝えられることによって、ラッチ機構24の係合状態が解除される。なお、伝達機構は、図示されていない。
図4は、ドアアウタパネル21側から空間34を見た状態を、後述されるカバー部材32とアウトサイドハンドル装置27のベース部37とを省略して示す斜視図である。図2,4に示すように、キーシリンダ28は、空間34内に収容されている。キーシリンダ28には、キー挿入孔28aが形成されている。
ドアアウタパネル21には、キー操作用孔39が形成されている。キー操作用孔39は、アウトサイドハンドル装置27のハンドル部38の後方に位置している。キーシリンダ28は、キー挿入孔28aが車外12に露出するように、当該キーシリンダ28の一部がキー操作用孔39を通して車外12へ出ている。キー操作用孔39は、本発明で言う第1の貫通孔である。図2,3に示すように、アウトサイドハンドル装置27のベース部37には、キーシリンダ28を保持する保持部40が一体に形成されている。
シリンダロッド29は、キーシリンダ28に連結されており、ラッチロッド25の上端に向かって延びている。シリンダロッド29は、キーシリンダ28におけるキー操作に連動して、当該シリンダロッド29の軸心線周りに回動変位する。シリンダロッド29は、キーシリンダ28よりも細い。
図5は、図2に示すF5−F5線に沿うシリンダロッド29の先端部41近傍を示す断面図である。図2,4,5に示すように、シリンダロッド29の先端部41の形状は、シリンダロッド29の軸心線方向に広がる略三角形の平板状である。
例えば、シリンダロッド29とキーシリンダ28との連結部42は、他の部位に比べて比較的破断しやすくなるように設定されている。車外12からキーシリンダ28を引き抜こうとする荷重に対しては、当該荷重が所定値以上であると、連結部42が破断する。なお、破断しやすくなるように設定されている箇所は、連結部42に限定されない。例えば、シリンダロッド29の他の部位が破断しやすくなるよう設定されていてもよい。
図4に示すように、ロータ30は、シリンダロッド29の回転変位をラッチロッド25に伝達してラッチロッド25を駆動する、本発明で言う駆動部材の一例である。ロータ30は、ベース部43と、シリンダロッド29の先端部41が嵌合する嵌合部44と、ラッチロッド25が連結される連結部45とを有している。
ベース部43は、ロータブラケット31に支持されている。ロータブラケット31は、例えばラッチリンフォース26に固定されている。図2に示すように、ラッチリンフォース26は、上方に向かって延びており、ラッチ機構24とラッチロッド25の上端とを覆うに充分な面積を有している。
ベース部43においてドアインナパネル22側には、係合突部46が形成されている。係合突部46は、シリンダロッド29と同軸上に配置されるとともに、軸心線方向にドアインナパネル22に向かって延びている。ロータブラケット31には、係合突部46が回転可能に嵌る係合孔47が形成されている。係合突部46が係合孔47に嵌ることによって、ロータ30は、シリンダロッド29の回転方向に回転可能である。
係合突部46の先端部には、抜け止部48が形成されている。抜け止部48は、係合突部46の周方向外側に広がる形状である。抜け止部48が係合孔47の縁に引っ掛かることによって、ロータ30がロータブラケット31に保持される。
図4に示すように、嵌合部44は、ベース部43においてドアアウタパネル21側に形成されている。嵌合部44は、略平板状のシリンダロッド29の先端部41が嵌合する、内側空間が細長い筒状である。
シリンダロッド29の先端部41が嵌合部44に嵌ることによって、ロータ30は、キーシリンダ28のキー操作に伴うシリンダロッド29の回転変位にともなって、係合突部46回りに回転変位する。
連結部45は、ベース部43に一体に形成されている。連結部45は、ベース部43の周方向に突出するように形成されている。連結部45には、ラッチロッド25の回動軸部49が形成されている。回動軸部49は、シリンダロッド29の軸心線方向と平行に、かつ、ドアインナパネル22側に向かって延びている。ラッチロッド25の先端部には、回動軸部49が枢支される。ラッチロッド25の先端の回転方向は、シリンダロッド29の回転方向と同一方向である。
シリンダロッド29の回転変位にともなってロータ30が回転変位することによって、ラッチロッド25の位置も変位する。ラッチロッド25の位置が変位することによって、ラッチ機構24の係合状態がロックされる。もしくは、ロックが解除される。
図6は、車外12側から空間34を見た状態を示す斜視図である。図6では、アウトサイドハンドル装置27のベース部37は省略されている。図2,3,6に示すように、カバー部材32は、ラッチロッド25とロータ30とロータ30の近傍との、ドアアウタパネル21側と上方と前後方向とを覆っている。
図7は、カバー部材32を略正面から見た斜視図である。図8は、カバー部材32を車体後方側から見た状態を示す斜視図である。図7,8に示すように、カバー部材32は、ドアアウタパネル21側を覆う外壁50と、前側を覆う前壁51と、上側を覆う上壁52と、後側を覆う後方覆部53とを有している。
カバー部材32の形状を具体的に説明する。カバー部材32は、本体部54と、第1の壁片55と、第2の壁片56と、第3の壁片57と、第4の壁片58と、第5の壁片59と、第6の壁片60とを有している。
本体部54は、カバー部材32においてドアアウタパネル21側に向く壁部である。図2に示すように、本体部54は、ラッチロッド25とロータ30とロータブラケット31とを、ドアアウタパネル21側から覆う大きさを有している。本体部54は、外壁50であるとともに、本発明で言う壁部の一例である。本体部54は、キーシリンダ28から比較的離れた位置に配置されている。
図7に示すように、第1の壁片55は、本体部54に形成されており、本体部54がドアアウタパネル21側に向く姿勢(カバー部材32が空間34内に設置された際の姿勢)のときの本体部54の前縁に配置されている。第1の壁片55は、前縁の略全域に形成されている。
本体部54がドアアウタパネル21に向く姿勢であるときに、本体部54に対して第1の壁片55を車体前方に向くように折り曲げることによって、第1の壁片55が前壁51となる。図2に示すように、第1の壁片55は、ラッチロッド25とロータ30とロータブラケット31と、シリンダロッド29とロータ30との連結部100(先端部41と嵌合部44)とを、車体前方から覆う大きさを有している。
図7に示すように、カバー部材32が空間34内に配置される姿勢であるときに、第1の壁片55においてドアインナパネル22側の縁の上部と下部とには、それぞれ、フランジ部62,63が形成されている。フランジ部62,63には、それぞれウェルドナット64が設けられている。図6に示すように、フランジ部62,63は、カバー部材32を空間34内に固定する際に、ラッチリンフォース26に面接触する。カバー部材32は、フランジ部62,63がラッチリンフォース26に面接触する状態において、ドアインナパネル22側から図示しないボルトがウェルドナット64に螺合することによって、ラッチリンフォース26に締結される。
図7に示すように、第2の壁片56は、第1の壁片55に形成されている。第1の壁片55が車体前方を向いている姿勢(カバー部材32が空間34内に設置された際の姿勢)のときの第1の壁片55の上端縁に配置されている。第2の壁片56は、第1の壁片55の上端縁の略全域に形成されている。
本体部54がドアアウタパネル21に向く姿勢であるときに、第2の壁片56を第1の壁片55に対して上方に向くように折り曲げることによって、第2の壁片56が上壁52となる。第2の壁片56は、ラッチロッド25とロータ30とロータブラケット31と連結部100とを、上方から覆う大きさを有している。
図7,8に示すように、第3,4,5の壁片57,58,59は、後方覆部53を構成している。第3の壁片57は、第2の壁片56に形成されており、第2の壁片56が上方を向いている姿勢(カバー部材32が空間34内に設置されている際の姿勢)のときの第2の壁片56の後縁に配置されている。第3の壁片57は、第2の壁片56の後端縁の略全域に形成されている。
第2の壁片56が上方を向く姿勢であるときに、第3の壁片57を第2の壁片56に対して後方に向くように折り曲げることによって、第3の壁片57は、後方覆部53の一部となる。第3の壁片57は、後方覆部53の上部を構成している。
第4の壁片58は、本体部54に形成されており、本体部54がドアアウタパネル21側に向いている姿勢(カバー部材32が空間34内に設置されている際の姿勢)のときの本体部54の後端縁の上部に配置されている。第4の壁片58は、後端縁の上端から上下方向略中腹に渡って形成されている。
本体部54がドアアウタパネル21側を向いている姿勢のときに、第4の壁片58を本体部54に対して後方を向くように折り曲げることによって、第4の壁片58は、後方覆部53の一部となる。第4の壁片58は、後方覆部53の上部を構成している。
第5の壁片59は、本体部54に形成されており、本体部54がドアアウタパネル21側に向いている姿勢(カバー部材32が空間34内に設置されている際の姿勢)のときの本体部54の後端縁の下部に配置されている。第5の壁片59は、後端縁の下端近傍から上下方向略中腹に渡って形成されている。第4の壁片58と第5の壁片59とは、上下方向に離間している。
本体部54がドアアウタパネル21側を向いている姿勢のときに、第5の壁片59を本体部54に対して後方を向くように折り曲げることによって、第5の壁片59は、後方覆部53の一部となる。第5の壁片59は、後方覆部53の下部を構成している。後方覆部53は、ラッチロッド25とロータ30とロータブラケット31と連結部100とを、後方から覆っている。
第6の壁片60は、第2の壁片56に形成されており、第2の壁片56が上方に向く姿勢(カバー部材32が空間34内に設置される際の姿勢)のときの外側(ドアアウタパネル21側)縁に配置されている。第6の壁片60は、外側縁の略全域に形成されている。
第2の壁片56が上方に向いている姿勢のときに、第2の壁片56に対して第6の壁片60がドアアウタパネル21側に向くように折り曲げると、第6の壁片60は、外壁50と上壁52との隙間を覆う。
カバー部材32の外壁50(本体部54)と前壁51(第1の壁片55)と後方覆部53(第5の壁片59)とは、ラッチ機構24のハウジング35の上面35aの近傍まで延びている。前壁51(第1の壁片55)と上壁52(第2の壁片56)と後方覆部53(第4,5の壁片58,59)とは、ラッチリンフォース26の近傍まで延びている。
このように、シリンダロッド29とロータ30との連結部100と、ラッチロッド25とは、カバー部材32とラッチリンフォース26とハウジング35の上面35aとによって、前後方向と車幅方向と上下方向とに覆われる。
カバー部材32とラッチリンフォース26とハウジング35とは、本発明で言うカバー構造200を構成する。なお、本実施形態のカバー構造200は、一例である。例えば、カバー部材32は、シリンダロッド29とロータ30との連結部100とラッチロッド25とを、上下方向と車幅方向と前後方向とに覆う形状であってもよい。
図7に示すように、外壁50(本体部54)には、シリンダロッド29が通る溝部70が形成されている。溝部70は、略J字状であって、直線状部71と、屈曲部72とを有している。屈曲部72は、本体部54の後端縁において第4の壁片58と第5の壁片59との間から本体部54の内側上方に向かって形成されている。直線状部71は、屈曲部72の先端から上方に向かって形成されている。
それゆえ、溝部70は、外壁50(本体部54)の後端縁において上下方向中腹近傍から内側かつ上方に向かってJ字状に形成されている。図8に示すように、シリンダロッド29は、直線状部71を通っている。溝部70の幅L1は、シリンダロッド29の径と略同じであるが、シリンダロッド29の回転変位を阻害しない幅を有している。
溝部70の形状が略J字状であることによって、溝部70の直線状部71は、本体部54と第1,4の壁片55,58とによって囲まれる。それゆえ、カバー部材32において直線状部71近傍の剛性は、高い。第4の壁片58は、本発明で言うフランジの一例である。
図2,4,5,8に示すように、シリンダロッド29において外壁50(本体部54)よりもドアインナパネル22側には、つば部73が形成されている。つば部73は、シリンダロッド29の周囲方向外側に広がる形状であって、溝部70の幅L1よりも大きい。つば部73は、例えば正面形状が略円状である。つば部73は、カバー部材32によって囲まれている。
また、つば部73は、キー操作用孔39からロータ30とシリンダロッド29との連結部100(嵌合部44とシリンダロッド29の先端部41)を見たときに、当該連結部100を覆う大きさを有している。それゆえ、キー操作用孔39から連結部100を見たときに、連結部100はつば部73によって覆われるので、溝部70を通して連結部100にアクセスしにくくなる。
つぎに、キー操作によるラッチ機構24の係合状態のロック操作および当該ロックの解除操作を説明する。図4に示すように、キー操作用孔39を通して図示しないキーをキー挿入孔28aに挿入し、キーをひねる。
キーをひねることによってキー操作がなされると、図中に矢印で示すように、シリンダロッド29が回転する。先端部41が嵌合部44に嵌合していることによって、シリンダロッド29の回転変位がロータ30に伝達される。ロータ30は、シリンダロッド29の回転変位が伝達されることによって、図中矢印で示すように、回動軸部49回りに回転する。
ラッチロッド25の上端部がロータ30に連結されていることによって、図中矢印で示すように、ロータ30の変位がラッチロッド25に伝達される。ラッチロッド25の姿勢が変位することによって、ラッチ機構24の係合状態がロックされる、もしくは、ロックが解除される。
このように構成されるドア20では、キーシリンダ28のキー操作以外の手段によってでは、ラッチ機構24の係合状態のロックが解除されにくくなる。この点について、具体的に説明する。
上記されたように、ラッチロッド25と、ロータ30とシリンダロッド29との連結部100は、カバー構造200によって、車幅方向と前後方向と上下方向とに覆われている。それゆえ、例えば、ウィンドガラス23とドアアウタパネル21との間からであっても、ラッチロッド25と連結部100とにアクセスすることが抑制される。
さらに、キー操作用孔39を通してキーシリンダ28を引き抜こうとして、キーシリンダ28が上下方向に揺さぶられると、図9中に2点鎖線で示すように、キーシリンダ28とシリンダロッド29とは、その姿勢が変位する。このとき、キーシリンダ28とシリンダロッド29との姿勢は、シリンダロッド29とロータ30との連結部100を回動中心として、変位する。それゆえ、キーシリンダ28の変位量に対して、シリンダロッド29の変位量は、小さくなる。
キーシリンダ28が変位することによって、キー操作用孔39の縁がめくれるなどして、キー操作用孔39の縁とキーシリンダ28との間に隙間が形成される。同様に、シリンダロッド29が変位することによって、溝部70の縁とシリンダロッド29との間に隙間が形成されることが考えられる。
しかしながら、シリンダロッド29の変位量が小さくなるとともにカバー部材32の外壁50(本体部54)はシリンダロッド29の先端部41の近傍を覆っている。それゆえ、シリンダロッド29において溝部70近傍の部位の変位量が小さくなるので、シリンダロッド29の変位にともなって溝部70の縁とシリンダロッド29との間に隙間が形成されえることが抑制される。または、形成されても隙間が大きくなることが抑制される。
この結果、例えば、キーシリンダ28を引き抜こうとしても、シリンダロッド29と溝部70との間から連結部100とラッチロッド25とにアクセスしにくくなるので、ラッチ機構24の係合状態のロックを解除しにくくなる。
なお、図9は、車外12からキーシリンダ28を引き抜こうとした際の空間34内を、後方から前方に向かって見た状態を示す断面図である。図9では、キーシリンダ28が上下方向に揺さぶられた際における当該キーシリンダ28の変位とシリンダロッド29の変位とのみ示されている。しかしながら、キーシリンダ28が例えば前後方向に揺さぶられると、キーシリンダ28とシリンダロッド29とは、前後方向にも変位する。
また、つば部73は、キー操作用孔39から連結部100に向かう方向に沿って連結部100を覆っている。それゆえ、溝部70を通してラッチロッド25と連結部100とにアクセスしにくくなるので、キー操作以外の手段によっては、ラッチ機構24の係合状態のロックを解除しにくくなる。
また、キーシリンダ28とシリンダロッド29との連結部42は、シリンダロッド29の他の部位に比べて破断しやすくなっており、所定値以上の荷重が作用すると破断するように設定されている。
キーシリンダ28を引き抜こうとする際、所定値以上の荷重が連結部42に作用すると、まず、つば部73が溝部70の縁に当接することによって、つば部73が抜け止として機能する。そして、連結部42が破断する。この結果、キーシリンダ28は、車外12へ引き抜かれるが、シリンダロッド29は、空間34内に残る。
シリンダロッド29が空間34内に残ることによって、溝部70がつば部73によって覆われているので、キーシリンダ28が車外12へ引き抜かれても、キー操作用孔39を通して連結部100とラッチロッド25とにアクセスされることが抑制される。それゆえ、キー操作以外の手段によっては、ラッチ機構24の係合状態のロックが解除されにくくなる。
また、溝部70においてシリンダロッド29の先端部41が通る部位である直線状部71が第4の壁片58の近傍にあるので、本体部54において直線状部71が配置される部位の剛性は、高くなる。それゆえ、シリンダロッド29の変位に起因する溝部70の縁の変形が抑制される。または、つば部73が当接することによる変形が抑制される。
また、溝部70の形状がJ字状であることによって、溝部70を外壁50(本体部54)の後縁から内側に向かって形成しても、直線状部71が第4の壁片58の近傍に配置さされるようになる。それゆえ、溝部70の形状をJ字状にすることによって、外壁50(本体部54)においてシリンダロッド29が配置される位置近傍の剛性を、比較的容易に高くすることができる。
つぎに、本発明の第2の実施形態に係るドアを、図10を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同様な機能を有する構成は、同一の符号を付して説明を省略する。本実施形態では、溝部70の構造が第1の実施形態と異なる。他の構造は、第1の実施形態と同様であってよい。
上記異なる点を具体的に説明する。図10は、本実施形態のカバー部材32を略正面から見た斜視図である。第1の実施形態では、溝部70は、直線状部71と屈曲部72とを備えるJ字状としたが、図10に示すように本実施形態では、溝部70は、略直線状である。つば部73が溝部70の縁に当接することによって、つば部73が抜け止として機能する。
本実施形態であっても、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るドアを備える自動車を示す側面図。 図1に示されるF2−F2線に沿って示すドアの断面図。 図2に示される空間内を車室側から見た状態を、ドアインナパネルとラッチリンフォースとを省略して示す斜視図。 図2に示される空間をドアアウタパネル側から見た状態を、カバー部材とアウトサイドハンドル装置とを省略して示す斜視図。 図2に示されるF5−F5線に沿って示すシリンダロッドの先端部近傍の断面図。 図2に示される空間を車外側から見た状態を示す斜視図。 図2に示されるカバー部材を略正面から見た状態を示す斜視図。 図2に示されるカバー部材を車体後方側から見た状態を示す斜視図。 車外からキーシリンダを引き抜こうとした際の空間を、後方から前方に向かって見た状態を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に係るドアのカバー部材を略正面から見た状態を示す斜視図。
符号の説明
20…ドア、21…ドアアウタパネル、22…ドアインナパネル、24…ラッチ機構(係合機構)、25…ラッチロッド(係合機構用ロッド)、28…キーシリンダ、28a…キー挿入孔、29…シリンダロッド、30…ロータ(駆動部材)、34…空間、39…キー操作用孔(第1の貫通孔)、54…本体部(壁部)、58…第4の壁片(フランジ)、70…溝部(第2の貫通孔)、73…つば部、100…連結部、200…カバー構造。

Claims (2)

  1. 閉じた姿勢にあるときに係合状態となって当該閉じた姿勢を維持する係合機構を備えるドアであって、
    車外側に配置されるドアアウタパネルと、
    車内側に配置されるドアインナパネルと、
    前記ドアアウタパネルと前記ドアインナパネルとによって規定される空間内に収容されるとともに、前記ドアアウタパネルに形成される第1の貫通孔を通して車外にキー差込孔が露出するキーシリンダと、
    前記空間に収容される前記係合機構と、
    前記係合機構に設けられるとともに、その姿勢を変位することによって前記係合機構の係合状態をロックし、または、当該ロックを解除する係合機構用ロッドと、
    前記キーシリンダに設けられるとともに、前記キーシリンダに対するキー操作によってその姿勢を変位するシリンダロッドと、
    前記シリンダロッドと前記係合機構用ロッドとに連結されるとともに、前記シリンダロッドの変位を受けて前記係合機構用ロッドを駆動する駆動部材と、
    前記係合機構用ロッドと前記駆動部材とを、車幅方向と前後方向と上下方向とに覆うとともに、前記ドアアウタパネル側に対向しかつ前記シリンダロッドが通る第2の貫通孔を有する壁部を有するカバー構造と
    を具備し、
    前記シリンダロッドにおいて前記壁部を挟んで前記ドアインナパネル側には、前記キーシリンダ側から前記シリンダロッドと前記駆動部材との連結部へ向かう方向に前記連結部を覆うつば部が設けられる
    ことを特徴とするドア。
  2. 閉じた姿勢にあるときに係合状態となって当該閉じた姿勢を維持する係合機構を備えるドアであって、
    車外側に配置されるドアアウタパネルと、
    車内側に配置されるドアインナパネルと、
    前記ドアアウタパネルと前記ドアインナパネルとによって規定される空間内に収容されるとともに、前記ドアアウタパネルに形成される第1の貫通孔を通して車外にキー差込孔が露出するキーシリンダと、
    前記空間に収容される前記係合機構と、
    前記係合機構に設けられるとともに、その姿勢を変位することによって前記係合機構の係合状態をロックし、または、当該ロックを解除する係合機構用ロッドと、
    前記キーシリンダに設けられるとともに、前記キーシリンダに対するキー操作によってその姿勢を変位するシリンダロッドと、
    前記シリンダロッドと前記係合機構用ロッドとに連結されるとともに、前記シリンダロッドの変位を受けて前記係合機構用ロッドを駆動する駆動部材と、
    前記係合機構用ロッドと前記駆動部材とを、車幅方向と前後方向と上下方向とに覆うとともに、前記ドアアウタパネル側に対向しかつ前記シリンダロッドが通る第2の貫通孔を有する壁部を有するカバー構造と
    を具備し、
    前記第2の貫通孔は、前記壁部の周縁から前記壁部の内側に向かって形成されるJ字状であり、
    前記壁部の前記周縁において前記第2の貫通孔の近傍の部位には、前記壁部と交差する方向に延びるフランジが形成される
    ことを特徴とするドア。
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