JP6550847B2 - 画像読取り装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像読取り装置および画像形成装置に関する。
従来から、画像の記録された媒体、いわゆる、原稿を読み取る画像読取り装置について、以下の特許文献1〜3に記載の技術が知られている。
特許文献1としての特開2004−348074号公報には、原稿台(25)と平行に移動するキャリッジ(12)からフレキシブルフラットケーブル(15)が延びており、フレキシブルフラットケーブル(15)が原稿台(25)の下面を擦らないように抑えるために、キャリッジ(12)から延びる板状の押さえ部(13)を設けた構成が記載されている。
特許文献2としての特開2012−83515号公報には、原稿台(4)と平行に移動するキャリッジ(9)からフレキシブルフラットケーブル(14)が延びており、フレキシブルフラットケーブル(14)には幅方向(D2)に対して折り曲げられており、フレキシブルフラットケーブル(14)がキャリッジ(9)の移動方向において折れ曲がる(巻き込まれる)ことを抑制する技術が記載されている。
特許文献3としての特開2012−108424号公報には、原稿台(52)に沿って移動可能な読取りユニット(22)からフレキシブルフラットケーブル(25a)が延びており、フレキシブルフラットケーブル(25a)と原稿台(52)との間に、フレキシブルフラットケーブル(25a)に沿って延びる保護フィルム(25d)が支持された構成が記載されている。特許文献3の保護フィルム(25d)は、フレキシブルフラットケーブル(25a)に対してたるみが生じるように支持されており、保護フィルム(25d)は原稿台(52)の下面に接触する。
特開2004−348074号公報(「0002」〜「0003」、「0019」〜、「0021」、図1、図8) 特開2012−83515号公報(「0059」〜「0060」、図1、図4) 特開2012−108424号公報(「0018」〜「0020」、「0036」〜「0043」、図1、図3、図9)
本発明は、帯板状の接続部材が原稿台に接触することを抑えることを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の画像読取り装置は、
原稿が支持される支持台に沿って移動可能に支持され、少なくとも光源を支持する移動体と、
前記光源の制御を行う制御部と、
長手方向が前記移動体の移動方向に延び且つ短手方向が前記移動体の移動方向に交差する幅方向に延びる帯板状に形成され、前記移動体と前記制御部とを電気的に接続する接続部材であって、前記移動体の移動方向に対して折り返された折り返し部を有する前記接続部材と、
前記接続部材に沿って配置された案内部材であって、前記移動体が予め設定された待機位置に移動した状態における前記接続部材の折り返し部に対応して形成され、他の部分に比べて幅の狭い幅狭部を有し、前記接続部材が前記移動体の移動方向に沿って延びる部分では曲げ剛性が高く、且つ、前記接続部材の折り返し部では曲げ剛性が低い前記案内部材と、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項2に記載の発明の画像読取り装置は、
原稿が支持される支持台に沿って移動可能に支持され、少なくとも光源を支持する移動体と、
前記光源の制御を行う制御部と、
長手方向が前記移動体の移動方向に延び且つ短手方向が前記移動体の移動方向に交差する幅方向に延びる帯板状に形成され、前記移動体と前記制御部とを電気的に接続する接続部材であって、前記移動体の移動方向に対して折り返された折り返し部を有する前記接続部材と、
前記接続部材に沿って配置された案内部材であって、前記移動体が予め設定された待機位置に移動した状態における前記接続部材の折り返し部に対応して形成され、他の部分に比べて幅の狭い幅狭部を有し、前記幅方向に対して曲げられて形成され、且つ、前記折り返された部分では、幅方向に対して曲げられた部分が平板状に延びるように弾性変形可能な前記案内部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像読取り装置において、
電気的に接地され、且つ、導電性の前記案内部材、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項に記載の発明の画像形成装置は、
原稿の画像を読み取る請求項1ないしのいずれかに記載の画像読取り装置と、
前記画像読取り装置に読み取られた画像に基づいて、媒体に画像を記録する画像の記録部と、
を備えたことを特徴とする。
請求項1,2,4に記載の発明によれば、本発明の案内部材を有しない場合に比べて、帯板状の接続部材が原稿台に接触することを抑えることができる。
また、請求項1,2,4に記載の発明によれば、幅狭部を有しない場合に比べて、待機位置において案内部材が原稿台に向けて変形しようとする力を低減できる。
請求項3に記載の発明によれば、案内部材が接続部材を電気的にシールドすることができる。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は実施例1の画像の記録部の要部説明図である。 図3は実施例1の画像読取り装置の説明図である。 図4は実施例1の接続部材と案内部材との説明図であり、図4Aは折り返し部分の斜視図、図4Bは接続部材と案内部材との分解図である。 図5は実施例1の案内部材の説明図であり、図5Aは展開図、図5Bは図5AのVB−VB線断面図である。 図6は案内部材が設けられていない構成における説明図であり、図6Aは接続部材が原稿台に接触した状態の説明図、図6Bは接続部材が座屈した状態の説明図である。 図7は実施例1の曲げ剛性の説明図である。 図8は実施例2の画像読取り装置の説明図であり、図8Aは実施例1の図3に対応する図、図8Bは図8AのVIIIB−VIIIB線断面図、図8Cは図8AのVIIIC−VIIIC線断面図である。 図9は変更例の説明図であり、図9Aは案内部材の両端まで曲げ部が形成された構成の説明図、図9Bは案内部材の他端部に幅狭部が形成された構成の説明図である。 図10は変更例の説明図であって、実施例1の図5Bに対応する図であり、図10Aは曲げ部が1つのみの断面の説明図、図10Bは曲げ部が5つある場合の断面の説明図、図10Cは弧状に曲げられた断面の説明図である。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例(以下、実施例と記載する)を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
なお、以下の図面を使用した説明において、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としての複写機Uは、記録部の一例であって、画像記録装置の一例としてのプリンタ部U1を有する。プリンタ部U1の上部には、読取部の一例であって、画像の読取装置の一例としてのスキャナ部U2が支持されている。スキャナ部U2の上部には、原稿の搬送装置の一例としてのオートフィーダU3が支持されている。実施例1のスキャナ部U2には、入力部の一例としてのユーザインタフェースU0が支持されている。前記ユーザインタフェースU0は、操作者が入力をして、複写機Uの操作が可能である。
オートフィーダU3の上部には、媒体の収容容器の一例としての原稿トレイTG1が配置されている。原稿トレイTG1には、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて収容可能である。原稿トレイTG1の下方には、原稿の排出部の一例としての原稿の排紙トレイTG2が形成されている。原稿トレイTG1と原稿の排紙トレイTG2との間には、原稿の搬送路U3aに沿って、原稿の搬送ロールU3bが配置されている。
スキャナ部U2の上面には、透明な原稿台の一例としてのプラテンガラスPGが配置されている。実施例1のスキャナ部U2には、プラテンガラスPGの下方に、読取部の一例としての読取ユニットU2aが配置されている。実施例1の読取ユニットU2aは、プラテンガラスPGの下面に沿って、副走査方向の一例としての左右方向に移動可能に支持されている。読取ユニットU2aは、通常時は、図1の実線で示す初期位置に停止している。なお、読取ユニットU2aは、画像処理部GSに電気的に接続されている。
また、実施例1のスキャナ部U2では、原稿の搬送路U3aには、原稿の搬送方向に対して、読取ユニットU2aが対向する位置よりも下流側に、第2の読み取り部材の一例としての読取りセンサU3dが配置されている。読取りセンサU3dは、読取りユニットU2aとは原稿のGiの反対側の面を読み取り可能に構成されている。
図2は実施例1の画像の記録部の要部説明図である。
画像処理部GSは、プリンタ部U1の書込回路DLに電気的に接続されている。書込回路DLは、潜像の形成装置の一例としての露光装置ROSに電気的に接続されている。
実施例1の露光装置ROSは、書込光の一例としてのY,M,C,Kの各色に対応したレーザービームLy,Lm,Lc,Lkを出力可能に構成されている。露光装置ROSは、書込回路DLから入力された信号に応じたレーザービームLy〜Lkを出力可能に構成されている。
図1において、露光装置ROSの上方には、像保持体の一例としての感光体PRy,PRm,PRc,PRkが配置されている。図1、図2において、各感光体PRy〜PRkにレーザービームLy〜Lkが照射される領域により、書込領域Q1y,Q1m,Q1c,Q1kが構成されている。
各感光体PRy,PRm,PRc,PRkの回転方向に対して、書込領域Q1y〜Q1kの上流側には、帯電器の一例としての帯電ロールCRy,CRm,CRc,CRkが配置されている。実施例1の帯電ロールCRy〜CRkは、感光体PRy〜PRkに接触して従動回転可能に支持されている。
感光体PRy〜PRkの回転方向に対して、書込領域Q1y〜Q1kの下流側には、現像装置Gy,Gm,Gc,Gkが配置されている。各感光体PRy〜PRkと各現像装置Gy〜Gkとが対向する領域により、現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kが構成されている。
感光体PRy〜PRkの回転方向に対して、現像装置Gy〜Gkの下流側には、1次転写器の一例としての1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kが配置されている。各感光体PRy〜PRkと各1次転写ロールT1y〜T1kとが対向する領域により、1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kが構成されている。
感光体PRy〜PRkの回転方向に対して、1次転写ロールT1y〜T1kの下流側には、像保持体の清掃器の一例としての感光体クリーナCLy,CLm,CLc,CLkが配置されている。
前記Y色の感光体PRy、帯電ロールCRy、Y色のレーザービームLyを出力する露光装置ROS、現像装置Gy、1次転写ロールT1y、感光体クリーナCLyにより、可視像の一例としてのトナー像を形成する実施例1のY色の可視像の形成装置の一例としてのY色の作像部Uyが構成されている。同様に、各感光体PRm,PRc,PRk、帯電ロールCRm,CRc,CRk、露光装置ROS、現像装置Gm,Gc,Gk、1次転写ロールT1m,T1c,T1k、感光体クリーナCLm,CLc,CLkにより、前記M,C,K色の作像部Um,Uc,Ukが構成されている。
前記感光体PRy〜PRkの上方には、中間転写装置の一例としてのベルトモジュールBMが配置されている。ベルトモジュールBMは、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBを有する。中間転写ベルトBは、無端帯状の部材により構成されている。
実施例1の中間転写ベルトBは、駆動部材の一例としてのベルト駆動ロールRdと、張架部材の一例としてのテンションロールRtと、片寄りを補正する部材の一例としてのウォーキングロールRwと、従動部材の一例としてのアイドラロールRfと、2次転写領域の対向部材の一例としてのバックアップロールT2aと、1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kと、により回転可能に支持されている。
前記中間転写ベルトBを挟んでバックアップロールT2aに対向する位置には、2次転写部材の一例としての2次転写ロールT2bが配置されている。実施例1では、バックアップロールT2aは接地され、2次転写ロールT2bには電源回路Eからトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。バックアップロールT2aおよび2次転写ロールT2bにより、実施例1の2次転写器T2が構成されている。また、2次転写ロールT2bと中間転写ベルトBとが接触する領域により2次転写領域Q4が構成されている。
中間転写ベルトBの回転方向に対して、2次転写領域Q4の下流側には、中間転写体の清掃器の一例として、ベルトクリーナCLbが配置されている。
前記1次転写ロールT1y〜T1k、中間転写ベルトBおよび2次転写器T2等により、実施例1の転写装置T1+T2+Bが構成されている。また、作像部Uy〜Ukおよび転写装置T1+T2+Bとにより、実施例1の画像の記録部Uy〜Uk+T1+T2+Bが構成されている。
図1において、作像部Uy〜Ukの下方には、案内部材の一例としての左右一対のガイドレールGRが3段設けられている。各ガイドレールGRには、媒体の収容部の一例としての給紙トレイTR1〜TR3が前後方向に出入可能に支持されている。給紙トレイTR1〜TR3には、媒体の一例としての記録シートSが収容される。
給紙トレイTR1〜TR3の右上方には、取出部材の一例としてのピックアップロールRpが配置されている。記録シートSの搬送方向に対して、ピックアップロールRpの下流側には、捌き部材の一例としての捌きロールRsが配置されている。記録シートSの搬送方向に対して、捌きロールRsの下流側には、媒体の搬送路の一例として、上方に延びる給紙路SH1が形成されている。給紙路SH1には、搬送部材の一例としての複数の搬送ロールRaが配置されている。
給紙路SH1には、2次転写領域Q4の上流側に、搬送時期の調節部材の一例としてのレジロールRrが配置されている。
シートSの搬送方向に対して、2次転写領域Q4の下流側には、定着装置Fが配置されている。定着装置Fは、加熱用の定着部材の一例としての加熱ロールFhと、加圧用の定着部材の一例としての加圧ロールFpと、を有する。加熱ロールFhと加圧ロールFpとの接触領域により定着領域Q5が構成されている。
定着装置Fの上方には、搬送路の一例としての排紙路SH2が配置されている。プリンタ部U1の上面には、媒体の排出部の一例としての排紙トレイTRhが形成されている。排紙路SH2は、排紙トレイTRhに向けて延びる。排紙路SH2の下流端には、媒体の搬送部材の一例としての排紙ロールRhが配置されている。
(画像形成動作の説明)
前記構成を備えた実施例1の複写機Uでは、原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置いて複写を行う場合には、読取ユニットU2aが初期位置から左右方向に移動して、プラテンガラスPG上の原稿Giが、露光されながら走査される。また、前記オートフィーダU3を使用して自動的に原稿Giを搬送して複写を行う場合には、読取ユニットU2aは、初期位置から、図1の破線で示す原稿の読み取り位置に移動して停止する。そして、原稿トレイTG1に収容された複数の原稿Giは、プラテンガラスPG上の原稿の読み取り位置に順次搬送されて通過し、原稿の排紙トレイTG2に排出される。したがって、プラテンガラスPG上の読み取り位置を順次通過する各原稿Giは、停止した読取ユニットU2aに露光されて走査される。なお、原稿Giからの反射光は、読取ユニットU2aで受光される。前記読取ユニットU2aは、受光された原稿Giの反射光を電気信号に変換する。なお、原稿Giの両面読取りが行われる場合には、読取りセンサU3dでも原稿Giが読み取られる。
画像処理部GSは、読取ユニットU2aから出力された電気信号が入力される。画像処理部GSは、読取ユニットU2aが読み取ったR,G,Bの色の画像の電気信号を、潜像形成用のイエローY、マゼンタM、シアンC、黒Kの画像情報に変換する。画像処理部GSは、変換後の画像情報をプリンタ部U1の書込回路DLに出力する。なお、画像処理部GSは、画像が単色画像、いわゆる、モノクロの場合は、黒Kのみの画像情報を書込回路DLに出力する。
書込回路DLは、入力された画像情報に応じた制御信号を、露光装置ROSに出力する。露光装置ROSは、制御信号に応じたレーザービームLy〜Lkを出力する。
各感光体PRy〜PRkは、画像形成が開始されると回転駆動する。帯電ロールCRy〜CRkには、電源回路Eから帯電電圧が印加される。したがって、感光体PRy〜PRkの表面は、帯電ロールCRy〜CRkにより帯電される。帯電された感光体PRy〜PRkは、書込領域Q1y〜Q1kにおいて、レーザービームLy〜Lkにより、表面に静電潜像が形成される。感光体PRy〜PRkの静電潜像は、現像領域Q2y〜Q2kにおいて、現像装置Gy,Gm,Gc,Gkにより可視像の一例としてのトナー像に現像される。
現像されたトナー像は、中間転写体の一例としての中間転写ベルトBに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kに搬送される。1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3kにおいて、1次転写ロールT1y〜T1kには、電源回路Eからトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印加される。したがって、各感光体PRy〜PRk上のトナー像は、1次転写ロールT1y〜T1kにより、中間転写ベルトBに転写される。なお、多色のトナー像の場合、上流側の1次転写領域で中間転写ベルトBに転写されたトナー像に重ねて、下流側のトナー像が転写される。
1次転写後の感光体PRy〜PRkの残留物、付着物は、感光体クリーナCLy〜CLkにより清掃される。清掃された感光体PRy〜PRk表面は、帯電ロールCRy〜CRkにより再帯電される。
1次転写領域Q3y〜Q3kで1次転写ロールT1y〜T1kにより中間転写ベルトB上に転写された単色または多色のトナー像は、2次転写領域Q4に搬送される。
画像が記録されるシートSは、使用される給紙トレイTR1〜TR3のピックアップロールRpにより、取り出される。ピックアップロールRpで取り出されたシートSは、複数枚のシートSが重ねて取り出された場合、捌きロールRsにより1枚ずつに分離される。捌きロールRsで分離されたシートSは、搬送ロールRaにより給紙路SH1を搬送される。給紙路SH1を搬送されたシートSは、レジロールRrに送られる。
レジロールRrは、中間転写ベルトBに形成されたトナー像が2次転写領域Q4に搬送される時期を合わせて、シートSを2次転写領域Q4に搬送する。2次転写ロールT2bには、電源回路Eによりトナーの帯電極性と逆極性の2次転写電圧が印加される。したがって、中間転写ベルトB上のトナー像は、中間転写ベルトBからシートSに転写される。
2次転写後の前記中間転写ベルトBは、表面に付着した付着物等がベルトクリーナCLbにより清掃される。
前記トナー像が2次転写された記録シートSは、定着領域Q5を通過する際に加熱定着される。
画像が定着された記録シートSは、排紙路SH2を搬送される。排紙路SH2を搬送されたシートSは、排紙ロールRhにより排紙トレイTRhに排出される。
(画像読取り装置の説明)
図3は実施例1の画像読取り装置の説明図である。
図3において、画像読取り装置の一例としてのスキャナ部U2は、筐体の一例としてのケース1を有する。前記ケース1の上面には、前記プラテンガラスPGが支持されている。実施例1のプラテンガラスPGは、左側に配置された自動の読取りガラス2と、右側に配置された手動の読取りガラス3とを有する。
図1、図3において、プラテンガラスPGの下方には、読取ユニットU2aが配置されている。
実施例1の読取ユニットU2aは、移動部材の一例としてのキャリッジ11を有する。キャリッジ11は、図示しない駆動系により、プラテンガラスPGの下面に沿って、左右方向に移動可能に支持されている。キャリッジ11には、光源の一例としてのランプ12が支持されている。また、キャリッジ11には、光学系の一例としてのミラー13およびレンズ14が支持されている。さらに、キャリッジ11には、読取り部材の一例としての撮像素子16が支持されている。
図4は実施例1の接続部材と案内部材との説明図であり、図4Aは折り返し部分の斜視図、図4Bは接続部材と案内部材との分解図である。
図3において、キャリッジ11と、制御部の一例としての画像処理部GSとの間は、接続部材の一例としてのフレキシブルフラットケーブル17で接続されている。なお、以下、フレキシブルフラットケーブル:Flexible Flat Cableは、「FFC」と略記する。
図3、図4において、実施例1のFFC17は、長手方向が左右方向に延び、且つ、短手方向が前後方向に延びる帯板状に形成されている。そして、FFC17は、一端側がキャリッジ11に接続され、他端が画像処理部GSに接続されており、右部に部分円弧状に折り返された折り返し部17aが形成されている。
実施例1のFFC17は、キャリッジ11のランプ12や撮像素子16への制御信号や給電を行ったり、撮像素子16で読み取られた画像データを画像処理部GSに送信可能である。実施例1のFFC17は、市販のFFCを使用可能であるが、特に、電磁妨害EMI:Electro Magnetic Interference対策で、片面または両面にシールド加工がされたFFCを使用することがある。
図5は実施例1の案内部材の説明図であり、図5Aは展開図、図5Bは図5AのVB−VB線断面図である。
図3、図4において、FFC17の外側には、案内部材の一例としてのフィルム18が支持されている。フィルム18は一端18aがキャリッジ11の近傍でFFC17に支持されている。図4において、フィルム18の他端18bは、キャリッジ11が左端に移動した状態で、FFC17の折り返し部17aの下端17bに対応する位置に支持されている。
図4、図5において、実施例1のフィルム18は、幅方向に対して曲げられた曲げ部19が形成されている。実施例1のフィルム18は、曲げ部19が3つ形成されており、図5Bに示すように、断面が「W」字状に形成されている。
実施例1では、曲げ部19の他端19aは、フィルム18の他端18bまで設けられておらず、図4の破線で示すように、キャリッジ11が左端に移動した状態で、弧状の折り返し部17aに半分差し掛かる程度までしか形成されていない。
なお、実施例1のフィルム18は、弾性を有する材料の一例として、PET:Polyethylene terephthalateが使用されている。したがって、フィルム18に曲げ部19を成型または加工で容易に形成可能であるとともに、形成された曲げ部19は長期に渡って保持される。そして、フィルム18が折り返し部17aに差し掛かると、フィルム18が折り返し部17aに沿って曲がろうとする力を受けて、幅方向に延びる。すなわち、曲げ部19が延びて、幅方向に平板状の状態になる。
(実施例1の画像の読取装置の機能)
前記構成を備えた実施例1のスキャナ部U2では、オートフィーダU3が使用される場合には、キャリッジ11が、図4の実線で示す左端の自動読取り位置に移動する。そして、自動の読取りガラス2を通過する原稿Giを撮像素子16が読み取る。手動の読取りガラス3の上面に置かれた原稿Giを読み取る場合は、キャリッジ11が、図4の破線で示す手動の読取り開始位置から右端まで移動、すなわち、走査する。そして、走査中のキャリッジ11の撮像素子16が手動の読取りガラス3に置かれた原稿Giを読み取る。
図6は案内部材が設けられていない構成における説明図であり、図6Aは接続部材が原稿台に接触した状態の説明図、図6Bは接続部材が座屈した状態の説明図である。
ここで、キャリッジ11が移動する際に、FFC17は折り返し部17aが移動しながら移動する。この時、フィルム18が設けられてない構成では、図6Aに示すように、FFC01の折り返し部01aが上方に膨らんで、プラテンガラス02の下面を擦ることになる。よって、プラテンガラス02が経時的に汚れ、読取り画像に汚れが映り込む等の悪影響が発生する問題がある。また、図6Bに示すように、キャリッジ03が移動する際に、プラテンガラス02とFFC01との接触時の摩擦力で、FFC01の接触部01bがプラテンガラスPGに引っ掛かったような状態となると、FFC01の途中01cが座屈してしまう場合もある。FFC01が座屈すると、内部の信号線が破損する恐れがあり、通信不良や給電不良が発生する恐れがある。
これに対して、特許文献1に記載の技術のように、抑え部を設けた場合、抑え部の先端の位置でFFCに力が集中して、抑え部の先端の位置で、FFCが経時的に座屈しやすい問題がある。FFCが座屈した場合、通信不良等に加えて、プラテンガラスに接触する恐れも出てくる。
また、特許文献2に記載のように、FFCに直接曲げ部を形成しようとした場合、そもそもFFCは曲げ部を形成することが前提になっておらず、曲げ部自体を形成しにくい。仮に、強引に曲げ部を形成した場合、内部の信号線が破損する恐れがあったり、曲げ部が経時的に元の平板状の状態に戻りやすい問題もある。特に、シールド加工、すなわち、表面に金属が貼られているFFCは、剛性が強く、曲げ部を形成すること自体が極めて困難である。
さらに、特許文献3に記載の技術のように、保護フィルムを設けた構成では、FFCの座屈は低減されるが、プラテンガラスへの接触の課題は解消されない。
これらに対して、実施例1では、FFC17に沿ってフィルム18が配置されており、フィルム18には曲げ部19が形成されている。したがって、フィルム18は、折り返し部17a以外の左右方向に沿ったフラット部では、曲げ部19で、曲げ剛性が高くなっている。
図7は実施例1の曲げ剛性の説明図である。
曲げ剛性は、ヤング率をEとし、断面2次モーメントをIとした場合、(曲げ剛性)=E・Iで表される。ここで、ヤング率Eは材料で異なり、断面2次モーメントIは形状で異なる。図7に示すように、曲げ部19を有しない構成では、厚さ0.1mm、幅40mmの平板形状の断面2次モーメントIはI=33.3であり、折り曲げ部17aに沿って平板状になった部分は、この値となる。
一方で、曲げ部19が延びていない部分では、図7に示すように、曲げ部19の位置で80度を成すように3つの曲げ部19を形成した場合や、曲げ部19の位置で85度を成すように1つの曲げ部19を形成した場合には、断面2次モーメントI=2550となる。よって、曲げ剛性E・Iは、曲げ部19がない部分に比べて、曲げ部19がある部分では、77倍高くなっている。
よって、実施例1では、FFC17の折り返し部17aが上方に膨らもうとしても、曲げ部19を有し、曲げ剛性の高いフィルム18が、折り返し部17aを押さえる。よって、FFC17が上方に膨らんでプラテンガラスPGに接触することが低減される。
一方で、フィルム18は、キャリッジ11の移動に伴って折り返し部17aの位置が移動した場合、フィルム18の折り返し部17aに対応する部分は、曲げ部19が延びる形で断面がほぼ平板状になる。よって、フィルム18の曲げ剛性が低下し、FFC17に追従して弧状に湾曲する。よって、キャリッジ11の移動も妨げない。
また、実施例1では、特許文献1のように、FFCに力が集中する部分がなく、FFCの座屈も経時的に低減される。さらに、実施例1では、特許文献2のように、直接FFCに曲げ部を形成する必要がなく、容易に実用化可能であると共に、フィルム18が経時的に平板状に戻ることも少ない。また、実施例1では、特許文献3と異なり、プラテンガラスPGに接触することが抑えられる。よって、実施例1では、従来の技術に比べて、FFC17がプラテンガラスPGに接触することを長期に渡って抑える。
図8は実施例2の画像読取り装置の説明図であり、図8Aは実施例1の図3に対応する図、図8Bは図8AのVIIIB−VIIIB線断面図、図8Cは図8AのVIIIC−VIIIC線断面図である。
次に本発明の実施例2の説明をするが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
この実施例2は下記の点で、前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成される。
図8において、実施例2のスキャナ部U2では、フィルム18に替えて、案内部材の一例としての金属ベルト18′が使用されている。また、実施例2の金属ベルト18′は、導電性の材料の一例であって、弾性を有する材料の一例として、SUSが使用されている。実施例2の金属ベルト18′は、他端18bで電気的に接地、いわゆる、アースされている。また、実施例2の金属ベルト18′は、図8Bに示すように、FFC17の幅に対応する中央部18cと、中央部18cの両端からFFC17の側縁を覆うように折り曲げられた一対の側部18dとを有する。よって、中央部18cと側部18dとの間に、曲げ部19が形成されている。
(実施例2のスキャナ部U2の機能)
前記構成を備えた実施例2のスキャナ部U2では、金属ベルト18′は、実施例1と同様に、フラット部で曲げ部19があり、剛性が高くなっている。また、金属ベルト18′は、折り返し部17aに対応する部分では、曲げ部19が延びて図8Cに示すように平板状となり、FFC17に追従する。よって、実施例2の金属ベルト18′も実施例1と同様に、FFC17がプラテンガラスPGに接触することを長期に渡って抑える。
さらに、実施例2では、金属ベルト18′がアースされている。よって、FFC17にシールド加工がなくても、EMIなどのFFC17のノイズの影響を金属ベルト18′で抑制することが可能である。特に、実施例2では、金属ベルト18′がFFC17の側縁を覆うように配置されており、FFC17の側縁からのノイズも抑制可能である。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H09)を下記に例示する。
(H01)前記実施例において、画像形成装置の一例としての複写機Uを例示したが、これに限定されず、FAX、あるいは、FAXや、プリンタ、複写機などの複数の機能を備えた複合機等に適用可能である。また、電子写真方式の画像形成装置に限定されず、インクジェット記録方式やサーマルヘッド方式などをはじめリソグラフ等の印刷機等任意の画像形成方式の画像形成装置に適用可能である。また、多色現像の画像形成装置に限定されず、単色、いわゆるモノクロの画像形成装置により構成することも可能である。また、前記実施例において、画像の読取装置の一例としてスキャナ部U2を例示し、複写機Uに備えられた構成を例示したが、これに限定されず、本願発明は、スキャナ単体の構成にも適用可能である。
図9は変更例の説明図であり、図9Aは案内部材の両端まで曲げ部が形成された構成の説明図、図9Bは案内部材の他端部に幅狭部が形成された構成の説明図である。
(H02)前記実施例において、曲げ部19を案内部材18,18′の他端18bまで形成しない構成を例示したが、これに限定されない。例えば、図9Aに示すように、他端18bまで形成することも可能であるし、必要な剛性に応じて、実施例1に比べて、長手方向の長さを短くしたり長くしたりすることも可能である。
(H03)前記実施例において、長手方向に対して幅が一定の案内部材18,18′を例示したが、これに限定されない。例えば、図9Bに示すように、案内部材18,18′の他端部に、幅狭部21を設けることも可能である。ここで、折り返し部17aの部分は、上方に膨らもうとする力が作用するが、これは、FFC17だけでなく、案内部材18,18′でも折り返し部分では、上方に膨らもうとする力が作用する。よって、キャリッジ11が待機位置、いわゆる、ホームポジションに位置している状態で、折り返し部17aに対応する部分に幅狭部21を形成した場合、案内部材18,18′の折り返し部分が上方に膨らもうとする力が弱くなる。よって、キャリッジ11が位置する時間が最も長いホームポジションに対応して幅狭部21を設けない場合に比べて、FFC17や案内部材18,18′が膨らむことが低減され、プラテンガラスPGに接触しにくくなる。
図10は変更例の説明図であって、実施例1の図5Bに対応する図であり、図10Aは曲げ部が1つのみの断面の説明図、図10Bは曲げ部が5つある場合の断面の説明図、図10Cは弧状に曲げられた断面の説明図である。
(H04)前記実施例において、案内部材18,18′の曲げ部19は、例示した形状に限定されない。例えば、図10A、図10Bに示すように、曲げ部19の数を増減可能である。また、図10Cに示すように、曲げ部19が無く、幅方向に対して全体が弧状に湾曲した形状とすることも可能である。
(H05)前記実施例において、例示した具体的な数値や材料は、設計や仕様に応じて任意に変更可能である。特に、案内部材18,18′の材料として、PETやSUSを例示したが、これらに限定されない。例えば、PETやSUS以外の樹脂や金属材料を使用することも可能である。このとき、FFC17に追従して変形できるように、厚さを調整したり、ヤング率Eが異なっても、曲げ部19での成す角や曲げ部19の数を変えることで、断面2次モーメントを大きくして、曲げ剛性E・Iを調整することも可能である。
(H06)前記実施例において、案内部材18,18′とFFC17の長手方向の長さが異なる構成を例示したが、これに限定されない。案内部材18,18′の長さを実施例に例示した構成よりも長くすることも可能である。また、案内部材18,18′の両端をFFC17に支持する構成を例示したが、これに限定されず、キャリッジ11やケース1の底面に支持することも可能である。
(H07)前記実施例において、キャリッジ11に光源、光学系、読取り部材の全てが支持された構成を例示したが、これに限定されない。例えば、キャリッジ11に光源や光学系が支持され、読取り部材が支持されない構成とすることも可能である。
(H08)前記実施例において、オートフィーダU3を有する構成を例示したが、オートフィーダU3を有しない構成にも適用可能である。
(H09)前記実施例において、案内部材18,18′は、FFC17の外側に配置する構成とすることが望ましいが、FFC17の内側に配置することも可能である。
11…移動体、
12…光源、
17…接続部材、
17a…折り返し部、
18…案内部材、
21…幅狭部、
E・I…曲げ剛性、
Gi…原稿、
GS…制御部、
PG…支持台、
S…媒体、
U…画像形成装置、
U2…画像読取り装置、
Uy〜Uk+T1+T2+B…画像の記録部。

Claims (4)

  1. 原稿が支持される支持台に沿って移動可能に支持され、少なくとも光源を支持する移動体と、
    前記光源の制御を行う制御部と、
    長手方向が前記移動体の移動方向に延び且つ短手方向が前記移動体の移動方向に交差する幅方向に延びる帯板状に形成され、前記移動体と前記制御部とを電気的に接続する接続部材であって、前記移動体の移動方向に対して折り返された折り返し部を有する前記接続部材と、
    前記接続部材に沿って配置された案内部材であって、前記移動体が予め設定された待機位置に移動した状態における前記接続部材の折り返し部に対応して形成され、他の部分に比べて幅の狭い幅狭部を有し、前記接続部材が前記移動体の移動方向に沿って延びる部分では曲げ剛性が高く、且つ、前記接続部材の折り返し部では曲げ剛性が低い前記案内部材と、
    を備えたことを特徴とする画像読取り装置。
  2. 原稿が支持される支持台に沿って移動可能に支持され、少なくとも光源を支持する移動体と、
    前記光源の制御を行う制御部と、
    長手方向が前記移動体の移動方向に延び且つ短手方向が前記移動体の移動方向に交差する幅方向に延びる帯板状に形成され、前記移動体と前記制御部とを電気的に接続する接続部材であって、前記移動体の移動方向に対して折り返された折り返し部を有する前記接続部材と、
    前記接続部材に沿って配置された案内部材であって、前記移動体が予め設定された待機位置に移動した状態における前記接続部材の折り返し部に対応して形成され、他の部分に比べて幅の狭い幅狭部を有し、前記幅方向に対して曲げられて形成され、且つ、前記折り返された部分では、幅方向に対して曲げられた部分が平板状に延びるように弾性変形可能な前記案内部材と、
    を備えたことを特徴とする画像読取り装置。
  3. 電気的に接地され、且つ、導電性の前記案内部材、
    を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取り装置。
  4. 原稿の画像を読み取る請求項1ないしのいずれかに記載の画像読取り装置と、
    前記画像読取り装置に読み取られた画像に基づいて、媒体に画像を記録する画像の記録部と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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