JP6547000B2 - 圧力弁及び電解コンデンサ - Google Patents

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Description

本発明は、電解コンデンサ用の圧力弁(pressure valve)及び当該圧力弁を備えた電解コンデンサ(electrolytic capacitor)に関する。
電解コンデンサや電気二重層コンデンサとして、コンデンサ素子が収容されたケースと、ケースを封止する封口体と、封口体に形成された貫通孔を塞ぐ圧力弁とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。圧力弁には、図11Aに示すような、平坦部811を有する圧力弁810、または、図11Bに示すような、平坦部911を有する圧力弁910が用いられている。
ケースの内圧が一定値に達すると、平坦部811、911が破裂することにより、ケース内のガスが放出される。
特開2005−93941号公報
ケースに収容されたコンデンサ素子には、電解液が含浸されている。ケースの内圧が一定値に達する頃には、コンデンサ素子が高温となっており、電解液がケース内にて蒸散している。この状態で圧力弁810又は910が一旦破裂すると、破裂した圧力弁からガスとともに電解液がケースの外部に蒸散し、コンデンサの静電容量が減少するとともに損失が増加してしまう。その結果、コンデンサは摩耗故障に至り、コンデンサの寿命が短くなるという問題がある。
本発明の目的は、圧力弁の破裂を回避することにより、コンデンサの寿命の向上を図ることができる圧力弁及び電解コンデンサを提供することである。
本発明は、コンデンサ素子を収容するケースを封止する封口体に、基端が前記ケースの内部に位置し、先端が前記ケースの外部に位置するように配置される圧力弁であって、先細り形状となった先細り領域を有し、前記先細り領域の頂部に、弾性変形することにより閉口状態と開口状態とに状態変化可能なスリットが形成されており、前記ケース内圧が一定値未満では前記スリットが前記閉口状態を維持する一方、前記ケース内圧が一定値に達したときに前記スリットが前記開口状態に状態変化することで、前記ケースの内部と前記ケースの外部とを連通させ前記ケース内圧を開放する圧力弁である。
上記構成によれば、先細り形状となった先細り領域を有しているので、開口状態となったスリットに対して弾性変形により閉口状態に復元しようとする力(以下「緊迫力」という)を作用させることができる。そのため、ケース内圧が一定値に達したときのみスリットが開口状態に状態変化することで、ケース内圧を開放することができる一方、ケース内圧が一定値未満となったときには緊迫力によりスリットを閉口状態としてその状態を維持することができる。その結果、圧力弁を破裂させることなく、一定値に達したケース内圧を開放することができ、コンデンサの寿命の向上を図ることができる。さらに、ケースの内部から外部への流出のみを許可し、ケースの外部から内部への流入を防止する作用(以下「逆止弁作用」という)を発揮させることができることから、ケースの内部への汚染物の侵入(コンタミネーション)を防止することができる。
また、上記構成において、前記先細り領域は、円錐台状又は多角錐台状に形成されていることが好ましい。上記形状により、上記した緊迫力が大きくなるため、逆止弁作用がより効果的に得られる。
前記先細り形状は、前記先細り領域の前記頂部において、前記先端と前記基端とを結ぶ軸方向と直交する第1方向の長さが、前記軸方向及び前記第1方向と直交する第2方向の長さよりも長くなる平面形状を有するような形状であり、前記スリットが、前記第1方向と交差する方向に延在していることが好ましい。これにより、ケース内圧を開放する際にスリット両端付近において圧力弁がスリットの延在方向に裂けてスリット長が長くなることを効果的に防止できる。そのため、スリット長が長くなることによる圧力弁の耐圧低下を抑制することができる。
このとき、前記先細り形状は、前記第1方向の厚さが前記軸方向の高さに依存せず一定で且つ前記第2方向の厚さが前記先端に近づくほど小さくなるような形状であってよい。これによって、スリット長が長くなることをさらに効果的に防止できる。
また、このとき、前記スリットが、前記第2方向に延在していてよい。これによって、スリット長が長くなることをさらに効果的に防止できる。
また、上記構成において、平面視において、前記スリットは直線状に形成されていることが好ましい。スリットを直線状にすることにより、緊迫力が大きくなる。これにより逆止弁作用がより効果的に得られる。
さらに、上記構成において、前記スリットは、前記頂部の厚み方向にテーパ状に形成されていることが好ましい。スリットの入口及び出口のうち一方を狭くし、他方を広くすることにより、構造の強度が確保され、緊迫力が大きくなり、逆止弁としての機能がより効果的に得られる。
また、上記構成において、少なくとも一部が前記封口体に形成された貫通孔内に配置される弁本体と、前記弁本体の基端に接続され、前記貫通孔より径が大きい鍔体とを備え、前記弁本体の先端に前記先細り領域が形成されていることが好ましい。
上記構成では、圧力弁を封口体に配置したとき、弁本体は貫通孔に配置され、鍔体は貫通孔を包囲する壁の下方に配置される。このため、ケース内のガス量が増加し、圧力弁がケースの外部に向けて押圧されても、鍔体が壁に引っ掛かるため、圧力弁が封口体から外れることを抑止できる。
また、本発明のコンデンサは、上述した圧力弁と、前記圧力弁が配置された封口体と、封口体によって封止されたケースと、ケースに収容されたコンデンサ素子とを備えている。
上述した圧力弁により、コンデンサ素子に含浸された電解液がケースの外部に過剰に放出されることを抑止できるため、コンデンサの寿命低下を抑止できる。また、圧力弁のスリット周辺が逆止弁として機能するため、ケース内のコンタミネーションを抑止できる。さらに、圧力弁の破裂による故障が生じず、コンデンサの寿命の向上を図ることができる。
本発明によると、圧力弁の破裂を回避することができる。これによりコンデンサの寿命の向上を図ることができる。
本発明の第1実施形態に係る電解コンデンサの平面図である。 本発明の第1実施形態に係る電解コンデンサの全体構成を示す図1AのIB−IB線に沿った部分断面図である。 図1A及び図1Bに示すコンデンサ素子の分解斜視図である。 正面からみた圧力弁周辺の拡大図である。 圧力弁の斜視図である。 図4Aに示すIVb- IVb線に沿った圧力弁の断面図である。 スリットが閉じた状態を示す、図4AのV方向から視た圧力弁の平面図である。 スリットが開いた状態を示す、図4AのV方向から視た圧力弁の平面図である。 本発明の第2実施形態に係る電解コンデンサにおける圧力弁のスリットが閉じた状態での平面図である。 図6Aに示す圧力弁のスリットが開いた状態での平面図である。 本発明の第3実施形態に係る電解コンデンサにおける圧力弁の断面図である。 本発明の第4実施形態に係る電解コンデンサにおける圧力弁周辺の正面からみた拡大図である。 本発明の第4実施形態に係る電解コンデンサにおける圧力弁の斜視図である。 図9Aに示すIXb‐IXbに沿った圧力弁の断面図である。 本発明の第4実施形態の変形例に係る電解コンデンサにおける圧力弁の断面図である。 従来の圧力弁の断面図である。 従来の他の圧力弁の断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。ここでは、本発明の第1実施形態である電解コンデンサについて、図面を参照しつつ以下に説明する。
〔第1実施形態〕
電解コンデンサ1は、図1A及び図1Bに示すように、コンデンサ素子2、ケース3a、封口体3b、底板4、スリーブ5、固定材6、端子7a、7b、および圧力弁10を含む。
ケース3aは、コンデンサ素子2を収容するものであり、開口部に封口体3bが嵌合されている。封口体3bは、ケース3aを封止している。ケース3aは金属(アルミニウム等)からなり、封口体3bは絶縁材料(変性フェノール樹脂等)からなる。封口体3bの上部周縁には、弾性材料(ゴム等)からなるパッキン3xが配置されている。パッキン3xは、封口体3bとケース3aとの隙間からケース3a内のガスが漏出するのを防止する機能を有する。ケース3aの上端は、パッキン3xに加締固定されている。
底板4は、絶縁材料(難燃性ポリエステル等)からなる円形のフィルムであり、ケース3aの底部下面に重なるように配置されている。スリーブ5は、絶縁材料(ポリオレフィン等)からなる略円筒状の部材であり、ケース3aの側部周面、底板4の下部周縁、およびケース3aの上部周縁を覆っている。スリーブ5の下部は、ケース3aの底部との間に底板4を狭持し、固定している。
固定材6は、コンデンサ素子2をケース3a内に固定するものであり、熱可塑性樹脂(ポリプロピレン等)からなる。
端子7a、7bおよび圧力弁10は、封口体3bに配置されている。端子7a、7bは、封口体3bの厚み方向から見て、封口体3bの中心に関して点対称となる位置に、互いに離隔して配置されている。端子7a、7bは金属(アルミニウム等)からなり、陰極端子7aはコンデンサ素子2の陰極リード2a、陽極端子7bはコンデンサ素子2の陽極リード2bとそれぞれ接続されている(図2参照)。
封口体3bには、図1Bに示すように、封口体3bの厚み方向から見たときの中心(端子7a−端子7b間の中央)と外縁との間に、ケース3aの内部と外部とを連通する貫通孔30が形成されている。圧力弁10は、当該貫通孔30を塞ぐように配置されており、その上面に配置されたロックワッシャ(図示せず)によって、封口体3bに固定されている。圧力弁10は、ケース3a内のガスを放出する機能を有する。圧力弁10は、例えば、IIRやEPDM、シリコーンゴムやフッ素ゴムなどの非ジエン系ゴムや、CRなどのジエン系ゴムなどによって形成されている。
次に、図2を参照し、コンデンサ素子2の構成について詳細に説明する。
コンデンサ素子2は、陰極リード2aおよび陽極リード2bがそれぞれ取り付けられた陽極箔2yおよび陰極箔2xを、絶縁材料からなるセパレータ(クラフト紙等)2zを介して巻回し、これにより形成された巻回体の外周を素子止めテープ2tで固定し(図1B参照)、その後、巻回体を駆動用電解液に含浸させることにより、形成されている。陽極箔2xおよび陰極箔2yはアルミニウム箔の表面を粗面化したものであり、陽極箔2xはさらに当該表面に陽極酸化皮膜を形成したものである。
続いて、圧力弁の構成について、図3及び図4を参照しつつ詳細に説明する。
圧力弁10は、図3に示すように、先端がケース3aの外部に位置し、基端がケース3aの内部に位置するように封口体に配置されている。
圧力弁10は、上下方向に延在した弁本体11と、弁本体11の基端に接続された鍔体12とを有している。ここで、上下方向とは圧力弁10の先端と基端とを結ぶ方向(軸方向)であり、これは貫通孔30の軸方向でもある。弁本体11は、基端から3/5程度の高さまでが貫通孔30内に配置されている。鍔体12は貫通孔30の直径より大きな直径を有し、封口体3bにおいて貫通孔30を包囲する壁部3b1の下方に配置されている。
弁本体11は、図4Aに示すように、基端から上方に延在した筒状の筒領域21と、筒領域21の上方に形成された先細り領域22とを有している。先細り領域22は、弁本体11の先端に形成されている。
筒領域21は、径が一定の領域である。先細り領域22は、弁本体11の先端に近付くにつれて、図4A中の前後方向(本発明の「第2方向」に相当し、後述するスリット23の延在方向に直交する方向)に先細る(すなわち、前後方向の厚さが上方ほど小さくなる)ように形成されている。なお、左右方向(本発明の「第1方向」に相当し、前記スリット23の延在方向)については、先細り領域22の幅が一定(すなわち、左右方向の厚さが上下方向のどの位置でも同じ)である。
先細り領域22の最上位置には、細長形状の頂部22tが形成されている。頂部22tは、左右方向の長さが前後方向の長さよりも長いほぼ矩形の平面形状を有している。頂部22tには、左右方向に長い直線状のスリット23が形成されている。スリット23は、図4Bに示すように、左右方向の幅が頂部22tの厚み方向(上下方向)に一定(すなわち、左右方向の幅が上下方向のどの位置でも同じ)になるように形成されている。スリット23の周囲が弾性変形することにより、スリット23は閉口状態と開口状態とに変化可能である。スリット23が開口することにより、圧力弁10の内部空間と外部とが連通する。
圧力弁10は、図4Bに示すように、下端が開口した中空の部材である。
続いて、図5A及び図5Bを参照しつつ、スリット23の開閉動作について説明する。
図1Bにおいてケース3aの内圧が一定値未満では、図5Aに示すように、スリット23の閉口状態が維持される。
ケース3aの内圧が一定値に達すると、図5Bに示すようにスリット23が開口し、ケース3aの内部と外部とが連通し、ケース3aの内圧が開放される。これにより、ケース3a内のガスが放出される。ここで、ケース3aの内圧が一定値に達するときとは、図11Aに示す従来の圧力弁810を用いた場合、平坦部811が破裂するときに相当する。また、図11Bに示す従来の圧力弁910を用いた場合、平坦部911が破裂するときに相当する。ケース3aの内圧が一定値に達するのは、例えば、以下の場合である。すなわち、逆電圧によって陰極箔に陽極酸化皮膜が形成されるとき、過電圧及び過電流などによって陽極箔の陽極酸化皮膜が損傷し、電解液によって損傷した皮膜の修復が行われて水素ガスが発生するときである。上記皮膜の形成や修復中は、コンデンサ素子が発熱するのでケース内の温度が上昇し、電解液が蒸散する。
スリット23の開口は、従来の図11A及び図11Bに示す圧力弁が破裂して形成される開口よりはるかに小さい。このため、スリット23の開口時にケース3a内に電解液が蒸散していても、ケース3a内の電解液はスリット23から殆ど放出されない。
その後、ケース3aの内圧が一定値未満になると、スリット23が閉じる。これは、圧力弁10が前後方向の厚さが上方ほど小さくなる先細り形状になっていることで、スリット23を挟んで前後方向に対向した前領域31と後領域32において開口状態となったスリット23に対して、緊迫力が作用するためである(図4A参照)。
この状態から、ケース3a内のガスの内圧が再び一定値に達すると、スリット23が開き、ケース3a内のガスが放出される。その後、ケース3a内の内圧が一定値を下回ると、スリット23が閉じる。このようにスリット23の開口と閉口が繰り返される。
以上に述べたように、本実施形態の圧力弁10を備えた電解コンデンサ1では、圧力弁10に先細り領域22を形成し、先細り領域22の頂部22tにスリット23を形成している。これにより、スリット23の周囲が弾性変形することにより開口状態となったスリット23に対して緊迫力を作用させることができる。そのため、ケース3aの内圧が一定値に達したときのみスリット23が開口状態に状態変化することで、ケース3aの内圧を開放することができる一方、ケース3aの内圧が一定値未満となったときには緊迫力によりスリット23を閉口状態としてその状態を維持することができる。その結果、圧力弁10を破裂させることなく、一定値に達したケース3aの内圧を開放することができ、電解コンデンサ1の寿命の向上を図ることができる。さらに、ケース3aの内部から外部へのガス等の流出のみを許可し、ケース3aの外部から内部への流入を防止する作用(逆止弁作用)を発揮させることができることから、ケース3aの内部への汚染物の侵入(コンタミネーション)を防止することができる。
また、圧力弁10の平面視において、スリット23が直線状に形成されているため、スリット23を前後方向に挟んだ前領域31と後領域32とが互いの領域に近付こうとする力(緊迫力)が作用しやすい。したがって、逆止弁作用がより効果的に得られる。
また、圧力弁10を封口体3bに配置したとき、弁本体11の少なくとも一部は貫通孔30内に配置され、鍔体12は貫通孔30を包囲する壁部3b1の下方に配置される。これにより、ケース3aの内圧が一定値に達し、圧力弁10がケース3aの外部に向かって押圧されても、鍔体12が壁部3b1に引っ掛かるため、圧力弁10が封口体3bから外れることを抑止できる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態について、図6A及び図6Bを参照しつつ説明する。第2実施形態において第1実施形態と異なる点は、先細り形状とスリットの方向である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
本実施形態に係る圧力弁110は、先端がケース3aの外部に位置し、基端がケース3aの内部に位置するように封口体に配置されている。
圧力弁110は、第1実施形態の圧力弁10と同様に、上下方向に延在した弁本体111と、弁本体111の基端に接続された鍔体112とを有している。弁本体111は、図4Aに示す圧力弁10と同様に、基端から上方に延在した筒状の筒領域と、筒領域の上方に形成された先細り領域102とを有している。
先細り領域102は、弁本体111の先端に近付くにつれて、図6A中の前後方向(後述するスリット103の延在方向と平行な方向)に先細る(すなわち、前後方向の厚さが上方ほど小さくなる)先細り形状を有するように形成されている。なお、左右方向(スリット103の延在方向と直交する方向)については、先細り領域102の幅が一定(すなわち、左右方向の厚さが上下方向のどの位置でも同じ)である。
先細り領域102の最上位置には、細長形状の頂部102tが形成されている。頂部102tは、第1実施形態に係る頂部22tと同じく、左右方向の長さが前後方向の長さよりも長いほぼ矩形の平面形状を有している。本実施形態の頂部102tは、第1実施形態に係る頂部22tよりも前後方向に幅広に形成されている。
頂部102tには、前後方向に長い直線状のスリット103が形成されている。スリット103の周囲が弾性変形することにより、スリット103は閉口状態と開口状態とに変化可能である。スリット103が開口することにより、圧力弁110の内部空間と外部とが連通する。
続いて、スリット103の開閉動作について説明する。
ケース3aの内圧が一定値未満では、図6Aに示すように、スリット103の閉口状態が維持される。
ケース3aの内圧が一定値に達すると、図6Bに示すようにスリット103が開口し、ケース3aの内部と外部とが連通し、ケース3aの内圧が開放される。これにより、ケース3a内のガスが放出される。
その後、ケース3aの内圧が一定値未満になると、スリット103が閉じる。この状態から、ケース3a内のガスの内圧が再び一定値に達すると、スリット103が開き、ケース3a内のガスが放出される。その後、ケース3a内の内圧が一定値を下回ると、スリット103が閉じる。このようにスリット103の開口と閉口が繰り返される。
ところで、第1実施形態では、先細り領域22の頂部22tの平面形状が左右方向に細長く、スリット23は左右方向に延在している。そのため、ケース3a内の内圧が急激に上昇することを繰り返すと、スリット23が開口した際に、スリット23の両端付近において圧力弁10がスリット23の延在方向に裂けてスリット長が長くなるおそれがある。スリット長が長くなると、耐圧すなわち弁作動圧が低下しやすい。これに対して、本実施形態では、先細り領域102の頂部102tの平面形状が左右方向に細長く、スリット103は前後方向に延在している。そのため、スリット103が開口した際に、スリット103の両端付近において圧力弁110がスリット103の延在方向に裂けてスリット長が長くなることを効果的に防止することができる。したがって、ケース3a内の内圧が急激に上昇することを繰り返しても、耐圧が低下しにくい。
本実施形態において、先細り領域102の先細り形状は、左右方向の厚さが上下方向すなわち軸方向の高さに依存せず一定で且つ前後方向の厚さが前記先端に近づくほど小さくなるような形状となっている。これによって、スリット103が開口した際にスリット103の両端付近において圧力弁110がスリット103の延在方向に裂けるのを抑制する力がより大きく働くので、スリット長が長くなることをさらに効果的に防止できる。
さらに、本実施形態では、スリット103が、前後方向、つまり細長い頂部102tの長手方向(左右方向)と直交する方向に延在しているので、スリット103が開口した際にスリット103の両端付近において圧力弁110がスリット103の延在方向に裂けるのを抑制する力がより大きく働くので、スリット長が長くなることをさらに効果的に防止できる。
なお、先細り領域102の先細り形状は、頂部102tの平面形状が一方向に細長くなるように形成されていれば、本実施形態のような形状でなくてもよい。また、スリット103の延在方向は当該一方向と直交していることが好ましいが、当該一方向と交差していれば直交していなくてもよい。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態について、図7を参照しつつ説明する。第3実施形態において第1実施形態及び第2実施形態と異なる点は、スリットの形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
スリット123は、先細り領域22の頂部22tに、左右方向に直線状に形成されている。スリット123は、左右方向の幅が上方ほど広いテーパ状に形成されている。スリット123の上端の幅は、第1実施形態のスリット23の幅と同じ幅である。
上記構成により、第3実施形態でも、第1実施形態と同様に、ケース3aの内圧が一定値に達すると、スリット123が開き、スリット123からケース3a内のガスが放出される。スリット123が開いても、スリット123から電解液が殆ど放出されない。また、圧力弁を破裂させることなく、一定値に達したケース3aの内圧を開放することができるため、電解コンデンサの寿命の向上を図ることができる。電解コンデンサ1の寿命低下を抑止できる。また、ガスが一定値を下回ると、スリット123が閉じ、逆止弁として機能する。
また、スリット123が頂部22tの厚み方向に変化するテーパ状に形成されているため、構造の強度が確保され、緊迫力が大きくなる。これにより逆止弁作用がより効果的に得られる。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態について、図8及び図9を参照しつつ説明する。第4実施形態において第1実施形態と異なる点は、圧力弁の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
圧力弁210は、図8に示すように、封口体203bの貫通孔230に配置された弁本体211と、弁本体211の基端に接続された鍔体212とを有している。鍔体212は貫通孔230の直径より大きな直径を有し、封口体203bにおいて貫通孔230を包囲する壁部203b1の下方に配置されている。
弁本体211は、図9Aに示すように、略円筒状の筒領域221と、筒領域221の上方に配置された円錐台状の先細り領域222とを有している。先細り領域222は、弁本体211の先端に近付くにつれて径が小さくなった先細り形状となっている。
筒領域221には、径が他の部分よりも大きい2つの大径部221a、221bが形成されている。大径部221a、221bの径は、図8に示す貫通孔230の径よりやや大きいため、弁本体211を貫通孔230に配置すると、大径部221a、221bにより筒領域221と封口体203bとの間が密封される(図8参照)。
先細り領域222の頂部222tは、図9Aに示すように、円形状である。頂部222tには、左右方向に延在した短い直線状のスリット223が形成されている。図9Bに示すように、頂部222tは厚みが厚い。スリット223の左右方向の幅は、頂部222tの厚み方向(上下方向)に一定(すなわち、左右方向の幅が上下方向のどの位置でも同じ)である。
圧力弁210は、下端が開口した中空の部材である。スリット223が開くことにより、圧力弁210の内部空間と外部とが連通する。
図1Bに示すケース3aの内圧が一定値未満では、スリット223が閉じている(図9A及び図9B参照)。ケース3aの内圧が一定値に達すると、スリット223が開き、ケース3a内のガスが放出される。ケース3a内のガスが一定値を下回ると、スリット223が閉じる。このように、スリット223の開口と閉口が繰り返される。その結果、圧力弁210を破裂させることなく、一定値に達したケース3aの内圧を開放することができ、電解コンデンサの寿命の向上を図ることができる。
上記構成により、第4実施形態でも、第1実施形態と同様に、ケース3aの内圧が一定値に達すると、スリット223が開き、スリット223からケース3a内のガスが放出される。ケース3aの内圧が一定値を下回るとスリット223が閉じることにより、スリット223から電解液が殆ど放出されない。このため、電解コンデンサの寿命低下を抑止できる。また、ケース3aの内圧が一定値を下回ると、スリット223が閉じ、逆止弁として機能する。
また、先細り領域222が円錐台状であるため、頂部222tでは、スリット223周囲の領域が頂部222tの中心に向かう力が作用し、この力がスリット223に集中し、スリット223を閉じようとする。したがって、逆止弁としての機能がより効果的に得られる。
また、スリット223が短いため、スリット223周囲の領域が頂部222tの中心に向かう力が作用しやすい。また、頂部222tの厚みが厚いため、頂部222tの厚みが薄い場合に比べて緊迫力が大きくなる。これらにより、逆止弁としての機能がより効果的に得られる。
以下、実施例により、本発明をさらに具体的に説明する。
実施例のNo.1〜No.3では、図7に示す第3実施形態の圧力弁を用いた。圧力弁において、筒領域の高さ10mm及び直径4mm、先細り領域の高さ5mm、スリットの左右方向幅が上端において0.5mmで下端において0.3mmである。
従来例のNo.4〜No.6では、図11Aに示す円板状の圧力弁(直径8mm)を用いた。
封口体に形成された円筒状の貫通孔の直径は4mmである。
実施例のNo.1〜No.3および従来例のNo.4〜No.6では、直径76.2mm、高さ90mm、定格電圧400V、及び、静電容量4700μFの電解コンデンサ(5000時間保証品)を用いた。当該電解コンデンサを周囲温度105℃で定格電圧(400V)を印加放置し、信頼性試験を行った。放置する試験前(初期)と8000時間放置した後とにおける、各パラメータを表1に示す。
Figure 0006547000
表1の「外観」は、目視により判断した。実施例のNo.1〜No.3では、8000時間が経過しても圧力弁が破裂せず、電解コンデンサに故障などの問題が生じなかった。また、8000時間を経過しても静電容量Cap、損失角の正接tanδ、及び漏れ電流LCがあまり変化していなかった。
これは、ケースの内圧が一定値に達すると、スリットからガスは放出されたが、電解液は殆ど放出されなかったためであると考えられる。また、8000時間を経過しても圧力弁を継続して使用できた。
一方、従来例のNo.4〜No.6では、8000時間経過時点で、静電容量Capが半分程度に低下するとともに損失角の正接tanδが10倍近く上昇し、圧力弁が破裂しており、電解コンデンサが故障した。これは、圧力弁に形成された破裂孔から電解液が放出されたためであると考えられる。
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、第1実施形態の弁本体11は筒領域21を有しているが、筒領域21を有さない構成でもよい。また、第2実施形態の弁本体111も筒領域を有し、第3実施形態の弁本体211も筒領域21を有し、第4実施形態の弁本体311も筒領域321を有しているが、これらの弁本体も筒領域を有さない構成としてもよい。
さらに、上述した第4実施形態では、先細り領域222が円錐台状であるが、先細り領域222が多角錐台状、例えば、三角錘台状、四角錐台状、五角錘台状でもよい。
また、上述した第1〜第4実施形態では、スリット23、103、123、223が左右方向に直線状であるが、スリットの形状は変更可能である。例えば、スリットが波形でもよい。
また、上述した第4実施形態では、スリット223の左右方向の幅が頂部222tの厚み方向に一定であるが、スリット223の左右方向の幅が頂部222tの厚み方向にテーパ状であってもよい。これにより、構造の強度が確保されるため、逆止弁としての機能がより効果的に得られる。同様に、第2実施形態においてもスリット103の左右方向の幅が頂部102との厚み方向に変化していてもよい。
また、上述した第4実施形態では、先細り領域222の頂部222tの厚みが厚いが、頂部222tはこのような構成に限られない。例えば、図10に示すように、先細り領域322の頂部322tの中央部に薄肉部401が形成され、その周囲に薄肉部401より厚みが厚い厚肉部402が形成され、スリット323が薄肉部401に形成されていてもよい。
本発明の実施形態として電解コンデンサについて説明したが、本発明の圧力弁を電気二重層コンデンサに用いてもよい。

Claims (9)

  1. コンデンサ素子を収容するケースを封止する封口体に、基端が前記ケースの内部に位置し、先端が前記ケースの外部に位置するように配置される圧力弁であって、
    先細り形状となった先細り領域を有し、
    前記先細り領域の頂部に、弾性変形することにより閉口状態と開口状態とに状態変化可能なスリットが形成されており、
    前記スリットは、前記頂部の厚み方向の一方の端部の幅が他方の端部の幅よりも広いテーパ状に形成されており、
    前記ケース内圧が一定値未満では前記スリットが前記閉口状態を維持する一方、
    前記ケース内圧が一定値に達したときに前記スリットが前記開口状態に状態変化することで前記ケースの内部と前記ケースの外部とを連通させ前記ケース内圧を開放する圧力弁。
  2. 前記先細り領域が、円錐台状又は多角錐台状に形成されている請求項1に記載の圧力弁。
  3. 前記先細り形状は、前記先細り領域の前記頂部において、前記先端と前記基端とを結ぶ軸方向と直交する第1方向の長さが、前記軸方向及び前記第1方向と直交する第2方向の長さよりも長くなる平面形状を有するような形状であり、
    前記スリットが、前記第1方向と交差する方向に延在している請求項1に記載の圧力弁。
  4. 前記先細り形状は、前記第1方向の厚さが前記軸方向の高さに依存せず一定で且つ前記第2方向の厚さが前記先端に近づくほど小さくなるような形状である請求項3に記載の圧力弁。
  5. 前記スリットが、前記第2方向に延在している請求項3又は4に記載の圧力弁。
  6. 平面視において、前記スリットは直線状に形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧力弁。
  7. 前記スリットが、前記先端に近いほど、前記スリットの延在方向における幅の広いテーパ状に形成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載の圧力弁。
  8. 少なくとも一部が前記封口体に形成された貫通孔内に配置される弁本体と、前記弁本体の基端に接続され、前記貫通孔より径が大きい鍔体とを備え、
    前記弁本体の先端に前記先細り領域が形成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の圧力弁。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の圧力弁と、
    前記圧力弁が配置された封口体と、
    前記封口体によって封止されたケースと、
    前記ケースに収容されたコンデンサ素子とを備えている電解コンデンサ。
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