JP6542104B2 - 歯車装置 - Google Patents

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Description

本発明は、歯車装置に関する。
特許文献1に、ケーシングと、該ケーシングに収納される減速機構と、を備えた歯車装置が開示されている。
この歯車装置の減速機構は、入力段の平行軸歯車セットと、出力段の平行軸歯車セットと、入力段と出力段の間に設けられる中間段の平行軸歯車セットと、を備えている。
ケーシングには、隔壁が設けられ、該隔壁によって形成される別室(第2の収納室)に高い支持強度が要求される出力段の平行軸歯車セットを配置している。
中国実用新案201627905号公報
しかしながら、この歯車装置は、出力段の平行軸歯車セットのみが別室に配置されていたことから、潤滑剤の封入量を少なく抑えた設計が行いにくいという問題があった。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであって、潤滑剤の封入量を少なくする設計をより容易に行うことが可能な歯車装置を提供することをその課題としている。
本発明は、ケーシングと、該ケーシングに収納される減速機構と、を備える歯車装置であって、前記減速機構は、入力段の平行軸歯車セットと、出力段の平行軸歯車セットと、前記入力段の平行軸歯車セットと前記出力段の平行軸歯車セットとの間に設けられる中間段の平行軸歯車セットと、を備え、前記ケーシングは、前記入力段の平行軸歯車セットを収納する第1の収納室と、前記中間段の平行軸歯車セットおよび前記出力段の平行軸歯車セットを収納する第2の収納室と、を備え、前記ケーシング内の潤滑剤の液面は、前記出力段の平行軸歯車セットの鉛直方向最下部よりも下方で、前記中間段の平行軸歯車セットの鉛直方向最下部よりも上方で、かつ、前記入力段の平行軸歯車セットの鉛直方向最下部よりも上方に位置している構成とすることにより、上記課題を解決したものである。
本発明においては、ケーシングは、第1の収納室と第2の収納室を備え、第1の収納室には入力段の平行軸歯車セットが配置される。そして、第2の収納室に中間段の平行軸歯車セットおよび出力段の平行軸歯車セットが配置される。
出力段の平行軸歯車セットは、回転速度が遅いため、いわゆる油膜切れの恐れが比較的少ない。そのため、必ずしも潤滑剤に浸っていなくても、隣接して配置された中間段の平行軸歯車セットの回転によって掻き上げられた(あるいは跳ね上げられた)潤滑剤を活用することで潤滑する設計が可能である。そのため、歯車装置全体で必要とされる潤滑剤の封入量をより低減した歯車装置を、より容易に設計できるというメリットが得られる。
本発明によれば、潤滑剤の封入量を少なくする設計をより容易に行うことが可能な歯車装置を得ることができる。
本発明の実施形態の一例に係る歯車装置の断面図 図1の歯車装置の動力伝達系を示す展開平面図 図1の歯車装置の各歯車の配置位置を示した側面図 (A)第2軸に組み込まれた入力ギヤおよび中間ピニオンの配置状態を示した断面図、(B)第3軸に組み込まれた中間ギヤおよび出力ピニオンの配置状態を示した断面図 中間ギヤ、出力ピニオン、出力ギヤ部分の要部拡大断面図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態の一例に係る歯車装置の断面図、図2は、同歯車装置の動力伝達系を示す展開平面図、図3は、同歯車装置の各歯車の配置位置を示した側面図である。また、図4は、同歯車装置の一部の部材のみを取り出して示したもので、(A)は、第2軸に組み込まれた入力ギヤおよび中間ピニオンの配置状態を示した断面図、(B)は、第3軸に組み込まれた中間ギヤおよび出力ピニオンの配置状態を示した断面図である。
この歯車装置G1は、ケーシング10と、該ケーシング10に収納される減速機構20と、を備える。
歯車装置G1のケーシング10は、全体がほぼ立方体で構成され、減速機構20を収納するケーシング本体11と、該ケーシング本体11の軸方向負荷側端部を覆う負荷側カバー壁14と、ケーシング本体11の軸方向反負荷側端部を覆う反負荷側カバー壁15と、ケーシング本体11の軸方向ほぼ中央に鉛直に立設された隔壁17と、を有している。
ケーシング本体11の(後述する第2収納室62の)上部には、メンテナンス等を行うための開口11Aが形成されている。開口11Aは、蓋体11Bによって、閉塞されている。ケーシング本体11は、最下部から水平方向に突出された台座部12を一体的に有している(別体の台座部を連結したものでもよい)。台座部12には取付穴(中心線C12のみ図示)が鉛直方向に貫通形成されている。該ケーシング本体11は、取付穴を介して図示せぬボルトにより水平の外部部材18に固定される。
ケーシング10内には、潤滑剤としてオイルFが封入される。なお、流動性のあるグリースが潤滑剤として用いられてもよい。
ケーシング10は、減速機構20を収納する収納室60を備える。
収納室60は、前記隔壁17によって第1収納室61(第1の収納室)と、第2収納室62(第2の収納室)とに、軸方向に仕切られている(分離されている)。
歯車装置G1の減速機構20は、入力段セット(入力段の平行軸歯車セット)30と、出力段セット(出力段の平行軸歯車セット)40と、入力段セット30と出力段セット40との間に設けられる中間段セット(中間段の平行軸歯車セット)50と、を備える。
入力段セット30は、第1軸(この歯車装置G1の入力軸)21に組み込まれた入力ピニオン31と、第2軸22に組み込まれ、該入力ピニオン31と噛合する入力ギヤ32と、によって構成されている。
図1に示されるように、第1軸21は、モータ側の回転軸によって構成されている。また、図4(A)に示されるように、第2軸22は、隔壁17を貫通して第2収納室62まで延在されている。つまり、第2軸22は、第1収納室61に収納される反負荷側部位22Aと、第2収納室62に収納される負荷側部位22Bと、を有している。第2軸22は、反負荷側カバー壁15、隔壁17、および負荷側カバー壁14にそれぞれ配置された3個の軸受25A、25B、25Cによって支持されている。
中間段セット50は、第2軸22に組み込まれた中間ピニオン51と、第3軸23に組み込まれ、該中間ピニオン51と噛合する中間ギヤ52と、によって構成されている。
第3軸23は、第2収納室62内に配置されている。第3軸23は、隔壁17と負荷側カバー壁14に配置された一対の軸受26A、26Bによって支持されている。
出力段セット40は、第3軸23に組み込まれた出力ピニオン41と、第4軸(この歯車装置G1の出力軸)24に組み込まれ、出力ピニオン41と噛合する出力ギヤ(出力歯車)42と、によって構成されている。なお、出力ギヤ42の軸方向端面42Eには凹部42E1が形成されている。
第4軸24は、負荷側カバー壁14を貫通してケーシング10の外部にまで片持ち状態で延在されている。つまり、第4軸24は、第2収納室62に収納される反負荷側部位24Aと、ケーシング10外に突出する負荷側部位24Bと、を有している。第4軸24は、隔壁17と負荷側カバー壁14に配置された一対の軸受27A、27Bによって支持されている。
各ピニオン31、41、51、およびギヤ32、42、52は、この歯車装置G1では、ヘリカルピニオンおよびヘリカルギヤで構成されている(スパーピニオンおよびスパーギヤで構成してもよい)。
第1収納室61には、入力段セット30が収納されている。具体的には、第1軸21、入力ピニオン31、入力ギヤ32、および第2軸22の反負荷側部位22Aが第1収納室61に収納されている。
第2収納室62には、中間段セット50および出力段セット40が収納されている。具体的には、第2軸22の負荷側部位22B、中間ピニオン51、中間ギヤ52、第3軸23、出力ピニオン41、出力ギヤ42、第4軸(出力軸)24の反負荷側部位24Aが収納されている。
本歯車装置G1では、入力段セット30を構成する入力ピニオン31および入力ギヤ32のうち、入力ギヤ32の鉛直方向最下部32Bが、入力段セット30の鉛直方向最下部30Bに相当している。本歯車装置G1では、オイルFの液面Foは、入力ギヤ32の鉛直方向最下部32Bよりも上方に位置している。
また、本歯車装置G1では、中間段セット50を構成する中間ピニオン51と中間ギヤ52のうち、中間ギヤ52の鉛直方向最下部52Bが、中間段セット50の鉛直方向最下部50Bに相当している。本歯車装置G1では、オイルFの液面Foは、中間ギヤ52の鉛直方向最下部52Bよりも上方に位置している。
さらに、本歯車装置G1では、出力段セット40を構成する出力ピニオン41および出力ギヤ42のうち、出力ピニオン41の鉛直方向最下部41Bが、出力段セット40の鉛直方向最下部40Bに相当している。
しかし、本歯車装置G1においては、オイルFの液面Foを、出力段セット40の鉛直方向最下部40Bよりも下方に位置させている。つまり、出力段セット40は、該出力段セット40を構成する出力ピニオン41および出力ギヤ42の両方とも、オイルFに浸っていない。
要するならば、本歯車装置G1のオイルFの液面Foは、出力段セット40の鉛直方向最下部40B(出力ピニオン41の鉛直方向最下部41B)よりも下方で、中間段セット50の鉛直方向最下部50B(中間ギヤ52の鉛直方向最下部52B)よりも上方で、かつ、入力段セット30の鉛直方向最下部30B(入力ギヤ32の鉛直方向最下部32B)よりも上方に位置していることになる。換言するならば、第1軸21〜第4軸24、入力ピニオン31、中間ピニオン51、出力ピニオン41、および出力ギヤ42は、全体がオイルFの液面Foよりも上方にあってオイルFに浸っておらず、入力ギヤ32の一部および中間ギヤ52の一部のみが、オイルFの液面Foよりも下方にあってオイルFに浸っている。
本歯車装置G1においては、第1収納室61内の歯車の鉛直方向最下部である入力ギヤ32の鉛直方向最下部32Bの方が、第2収納室62内の歯車の鉛直方向最下部である中間ギヤ52の鉛直方向最下部52Bよりも、高い位置にある。そのため、第1収納室61の底面61Bと、第2収納室62の底面62Bに高低差H(61B−62B)を付け、第1収納室61の底面61Bを、第2収納室62の底面62Bより上方に位置させている。
なお、第1収納室61と第2収納室62は、隔壁17に形成した連通路17Aを介してオイルFが行き来できるため、第1収納室61の液面Foと第2収納室62の液面Foは、同一となる。
そして、第2収納室62の底面62Bに、排油口(排脂口)19が設けられている。排油口19は、底面62B自体にではなく、底面62Bの近傍のケーシング本体11あるいは負荷側カバー壁14に形成してもよい。要するならば、隔壁17は、第1収納室61と第2収納室62とを連通する連通路17Aを有し、かつ第1収納室61および第2収納室62のうち、底面が低い方の第2収納室62に排油口19がある。なお、仮に、第1収納室の底面の方が、第2収納室の底面より低い場合は、排油口(排脂口)は、第1収納室側に設けられる。
図5に要部を拡大図示するように、本歯車装置G1においては、中間段セット50のうち、出力段セット40の出力ピニオン41が配置される軸と同一の軸である第3軸23に配置される中間ギヤ52は、内周縁に軸方向に突出する突出部52Pを有している。この突出部52Pの側面52Sの外径d52Sは、中間ギヤ52の軸方向端面52Aから遠ざかるに従って(突出部52Pの先端に向かうに従って)小さくなっている。具体的には、突出部52Pの側面52Sは、出力ピニオン41側がより径が小さくなるように軸方向から2段階に(途中点52S1からより大きく)傾斜している。また、この突出部52Pの軸方向出力ピニオン41側の端面52Eは、出力ピニオン41の軸方向中間ギヤ52側の端面41Eと直接当接している(止め輪等の位置決め材が介在されていない)。
さらに、突出部52Pの端面52Eの外径d52Eは、出力ピニオン41(突出部52Pを有する歯車である中間ギヤ52が配置される第3軸23に設けられる出力段セット40の歯車)の歯底41Dの歯底円径d41Dよりも大きい。
より具体的には、この中間ギヤ52の突出部52Pの端面52Eと、出力ピニオン41の端面41Eとの間には、中間ギヤ52の突出部52Pの端面52Eの外径d52Eよりも大きな外径の部材(あるいは部位)が存在していない。また、該中間ギヤ52の突出部52Pの端面52Eと出力ピニオン41の端面41Eとの間には、出力ピニオン41の歯底41Dの歯底円径d41Dよりも小さな外径の部材(あるいは部位)も存在していない。
また、出力段セット40の歯車(出力ピニオン41および出力ギヤ42)のうち、当該歯車装置G1の第4軸(出力軸)24に設けられる出力ギヤ(出力歯車)42は、内周縁に軸方向に突出する突出部42Pを有している。このため、出力ギヤ42の突出部42Pの外周側の軸方向端面42Eには、相対的に凹部42E1が形成されている。
出力ギヤ42は、第4軸24に設けられたスペーサ(位置決め部材)70によって当該第4軸24に対する軸方向移動が規制されている。出力ギヤ42の突出部42Pの軸方向端面42E2の外径d42E2は、スペーサ70の外径d70よりも大きい。また、スペーサ70の軸方向位置は、中間ギヤ52の軸方向位置と重なっている(径方向から見たときに、スペーサ70は、中間ギヤ52と重なっている)。
次に、この歯車装置G1の作用を説明する。
図示せぬモータの動力によって、入力段セット30の入力ピニオン31が回転すると、該入力ピニオン31と噛合している入力ギヤ32が回転し、ここで第1軸(入力軸)21の回転速度に対し、入力ピニオン31と入力ギヤ32のギヤ比に応じた第1段減速が実現される。
入力ギヤ32が配置されている第2軸22は、隔壁17を貫通して第2収納室62まで延在されており、この第2軸22に中間ピニオン51が配置されている。中間ピニオン51は、中間段セット50の中間ギヤ52と噛合している。これにより、中間ピニオン51と中間ギヤ52のギヤ比に応じた第2段減速が実現される。
さらに、中間ギヤ52が配置されている第3軸23には、出力段セット40の出力ピニオン41が配置されている。出力ピニオン41は、出力段セット40の出力ギヤ42と噛合している。これにより、出力ピニオン41と出力ギヤ42のギヤ比に応じた第3段減速が実現される。
ここで、入力段セット30は、該入力段セット30の鉛直方向最下部30Bに相当する入力ギヤ32の鉛直方向最下部32Bよりも、オイルFの液面Foが上方に位置している。このため、入力ギヤ32の回転と共にオイルFが掻き上げられ、当該入力ギヤ32および該入力ギヤ32と噛合している入力ピニオン31が良好に潤滑される。
また、中間段セット50は、該中間段セット50の鉛直方向最下部50Bに相当する中間ギヤ52の鉛直方向最下部52BよりもオイルFの液面Foが上方に位置している。このため、中間ギヤ52の回転と共にオイルFが掻き上げられ、当該中間ギヤ52および該中間ギヤ52と噛合している中間ピニオン51が良好に潤滑される。
一方、出力段セット40は、該出力段セット40の鉛直方向最下部40Bに相当する出力ピニオン41の鉛直方向最下部41Bよりも、オイルFの液面Foが下方に位置している。このため、出力段セット40は、出力ピニオン41あるいは出力ギヤ42が回転しても、当該出力ピニオン41あるいは出力ギヤ42によってオイルFを掻き上げることはできない。
しかしながら、本歯車装置G1においては、中間段セット50が出力段セット40と同室の第2収納室62内に設けられており、出力段セット40は、中間段セット50と隣接して配置されている。このため、出力段セット40は、中間段セット50の中間ギヤ52が掻き上げた(あるいは跳ね上げた)オイルFによって潤滑が可能である。
とりわけ、本歯車装置G1においては、中間段セット50のうち、中間ギヤ52は、内周縁に軸方向に突出する突出部52Pを有している。この突出部52Pの側面52Sの外径d52Sは、中間ギヤ52の軸方向端面52Aから遠ざかるに従って(出力ピニオン41に近づくに従って)小さくなっている。
すなわち、突出部52Pの側面52Sは、出力ピニオン41側がより径が小さくなるように軸方向から傾斜している。そのため、中間ギヤ52の上方にまで掻き上げられたオイルFは、重力によって該中間ギヤ52の下側に流れ落ちて来るときにこの内周縁に形成された突出部52Pに案内されて出力ピニオン41の側に方向が変えられる(矢印A1)。
この突出部52Pの軸方向出力ピニオン41側の端面52Eは、出力ピニオン41の軸方向中間ギヤ52側の端面41Eと直接当接している。さらに、突出部52Pの出力ピニオン41側の端面52Eの外径d52Eは、当該中間ギヤ52が配置される第3軸23に設けられる出力段セット40の歯車(出力ピニオン41)の歯底41Dの歯底円径d41Dより大きい。
換言するならば、この中間ギヤ52の突出部52Pの端面52Eと、出力ピニオン41の端面41Eとの間には、例えば位置決め用の止め輪など、中間ギヤ52の突出部52Pの端面52Eの外径d52Eよりも大きな外径の部材(あるいは部位)が存在していない。さらに、この中間ギヤ52の突出部52Pの端面52Eと、出力ピニオン41の端面41Eとの間には、出力ピニオン41の歯底41Dの歯底円径d41Dよりも小さな径の部材(あるいは部位)も存在していない。
そのため、中間ギヤ52側から流れてきたオイルFは、出力ピニオン41側への流れが堰き止められて、そのまま下方に流れてしまったりすることがなく、流れ落ちてきたオイルFのほぼ全量が、円滑に出力ピニオン41側へと流れて行くことになる(矢印A2)。したがって、出力ピニオン41は良好に潤滑され、また、該出力ピニオン41と噛合している出力ギヤ42も良好に潤滑される。
なお、中間ギヤ52の回転速度が速い場合には、中間ギヤ52が掻き上げたオイルFが重力によって中間ギヤ52の軸方向端面52Aを伝って出力ピニオン41側に流れて来るオイルFの量は少なくなる傾向となる。しかし、この場合には、遠心力によって中間ギヤ52から放たれるオイルFの量が増大する傾向となる。そのため、この中間ギヤ52から放たれたオイルFが出力軸24に配置されたスペーサ(位置決め部材)70および出力ギヤ42の軸方向端面42Eを介して出力ピニオン41側に流れ落ちる作用を利用して出力段セット40を良好に潤滑することができる。
この作用を、図1を参照してより具体的に説明すると、スペーサ70の軸方向位置は、中間ギヤ52の軸方向位置と重なっている(径方向から見たときに、スペーサ70は、中間ギヤ52と重なっている)。そのため、中間ギヤ52から放たれたオイルFは、スペーサ70に付着する。
次に、出力ギヤ42の突出部42Pの軸方向端面42E2の外径d42E2は、スペーサ70の外径d70よりも大きい。仮に、スペーサ70の外径(d70)が突出部42Pの軸方向端面42E2の外径d42E2より大きいと、スペーサ70に付着したオイルFは、その多くが当該スペーサ70の大きな外径(d70)の外周からそのまま鉛直下方に滴下してしまい、その分、出力ギヤ42の軸方向端面42E側に至るオイルFの量が減少してしまう。
しかし、本歯車装置G1では、突出部42Pの軸方向端面42E2の外径d42E2が、スペーサ70の外径d70よりも大きいため、中間ギヤ52から放たれたオイルFは、該スペーサ70から重力または遠心力により出力ギヤ42の軸方向端面42E側を通って出力ギヤ42の歯部に到達することができる。出力ギヤ42は出力ピニオン41と噛合しているため、結局、出力ピニオン41および出力ギヤ42は、双方とも歯部全体が良好に潤滑される。
出力段セット40の出力ピニオン41および出力ギヤ42は、入力段減速および中間段減速がなされた後の遅い回転で回転する。このため、この中間ギヤ52側から流れてきた、あるいは放たれたオイルFで十分潤滑することが可能である。
なお、上述した突出部の構成や、径の大小関係は、必ずしも成立していなくてもよい。この場合でも、例えば、遠心力によるオイルの飛散によって相応の潤滑効果を得ることができる。
本歯車装置G1では、オイルFの液面Foは、出力段セット40の鉛直方向最下部40B(出力ピニオン41の鉛直方向最下部41B)よりも下方にあり、出力段セット40は、オイルFに浸っていない。したがって、入力段セット30、出力段セット40、および中間段セット50のそれぞれの一部が、全てオイルFに浸るように設計する場合と比較して、オイルFの液面Foをより低めることができ、封入するオイルFの量を低減することができる。
また、入力段セット30の入力ギヤ32および中間段セット50の中間ギヤ52がオイルFに浸る割合を小さくすることができ、該入力ギヤ32および中間ギヤ52のオイルFの撹拌抵抗を低減することができる。入力段セット30の入力ギヤ32あるいは中間段セット50の中間ギヤ52(とりわけ入力ギヤ32)は、回転速度が速いため、オイルFの撹拌による動力伝達損失を低減できる効果は大きい。
さらに、第1収納室61の底面61Bと第2収納室62の底面62Bは、高低差H(61B−62B)が確保されているため、第1収納室61のオイルFを、ほぼ[第1収納室61の底面積×高低差H(61B−62B)]に相当する分、高低差H(61B−62B)を設けない構造と比較して少なくできる。これにより、収納室60全体(第1収納室61および第2収納室62)に封入するオイルFの封入量を一層少なくすることができる。
なお、上記歯車装置G1では、第1収納室61内の歯車の鉛直方向最下部である入力ギヤ32の鉛直方向最下部32Bの方が、第2収納室62内の歯車の鉛直方向最下部である中間ギヤ52の鉛直方向最下部52Bよりも、高い位置にあったため、第1収納室61の底面61Bを第2収納室62の底面62Bよりも高くしていた。しかし、仮に、第1収納室の減速段セットの鉛直方向最下部よりも第2収納室の減速段セットの鉛直方向最下部の方が高い場合は、第2収納室の底面の方を高くするように高低差をつけるとよい。これにより、同様にオイルの封入量を少なくすることができる。
なお、オイルFの排出は、連通路17A、排油口19を介して、第1収納室61および第2収納室62のオイルFを一度に排出可能である。これにより、第1収納室61および第2収納室62のいずれかの側からオイルFを一度に供給し、かつ一度に排出可能である。
また、歯車装置G1自体は、隔壁17によって第1収納室61と第2収納室62に軸方向に分離されており、特に、第4軸(出力軸)24の支持間隔を短くすることができることから、出力ギヤ42のラジアル荷重によって当該第4軸24に発生する曲げモーメントを小さく抑制することができる。
なお、上記歯車装置G1においては、入力段セット30を構成する入力ピニオン31および入力ギヤ32のうち、入力ギヤ32の鉛直方向最下部32Bが入力段セット30の鉛直方向最下部30Bに相当していたため、オイルFの液面Foは、入力ギヤ32の最下部よりも高い位置となるように設定されていた。しかし、入力ピニオンが入力段セットの鉛直方向最下部に相当している場合には、オイルの液面は、入力ピニオンの最下部よりも高い位置となっていればよい。
同様に、上記歯車装置G1においては、中間段セット50を構成する中間ピニオン51および中間ギヤ52のうち、中間ギヤ52の鉛直方向最下部52Bが中間段セット50の鉛直方向最下部50Bに相当していたため、オイルFの液面Foは、中間ギヤ52の最下部よりも高い位置となるように設定されていた。しかし、中間ピニオンが中間段セットの鉛直方向最下部に相当している場合には、オイルの液面は中間ピニオンの最下部よりも高い位置となっていればよい。
また、上記歯車装置G1においては、第2収納室62に中間段セット50と出力段セット40が収納され、中間段セット50のオイルFの掻き上げによって出力段セット40の潤滑を行うようにしていた。しかし、例えば、モータが負荷側(出力軸が突出している側)にある場合などでは、第1収納室に中間段セットを収納し、第2収納室に入力段セットと出力段セットを収納するようにしてもよい。この場合でも、入力段セットのオイルの掻き上げ、あるいは、特に遠心力によって放たれるオイルによって出力段セットの潤滑を行うことができる。この収納態様は、第1軸〜第4軸の長さを調整することによって、モータが反負荷側にあるときでも採用できる。
このため、本発明は、ケーシングと、該ケーシングに収納される減速機構と、を備える歯車装置であって、前記減速機構は、入力段の平行軸歯車セットと、出力段の平行軸歯車セットと、前記入力段の平行軸歯車セットと前記出力段の平行軸歯車セットとの間に設けられる中間段の平行軸歯車セットと、を備え、前記ケーシングは、前記中間段の平行軸歯車セットを収納する第1の収納室と、前記入力段の平行軸歯車セットおよび前記出力段の平行軸歯車セットを収納する第2の収納室と、を備えることを特徴とする歯車装置と捉えることもできる。
この場合も、潤滑剤の液面は、出力段の平行軸歯車セットの鉛直方向最下部よりも下方で、中間段の平行軸歯車セットの鉛直方向最下部よりも上方で、かつ、入力段の平行軸歯車セットの鉛直方向最下部よりも上方に位置させるようにすると、効率よく潤滑剤の封入量を低減することができる。
G1…歯車装置
10…ケーシング
20…減速機構
30…入力段セット(入力段の平行軸歯車セット)
40…出力段セット(出力段の平行軸歯車セット)
50…中間段セット(中間段の平行軸歯車セット)
61…第1収納室(第1の収納室)
62…第2収納室(第2の収納室)

Claims (5)

  1. ケーシングと、該ケーシングに収納される減速機構と、を備える歯車装置であって、
    前記減速機構は、入力段の平行軸歯車セットと、出力段の平行軸歯車セットと、前記入力段の平行軸歯車セットと前記出力段の平行軸歯車セットとの間に設けられる中間段の平行軸歯車セットと、を備え、
    前記ケーシングは、前記入力段の平行軸歯車セットを収納する第1の収納室と、前記中間段の平行軸歯車セットおよび前記出力段の平行軸歯車セットを収納する第2の収納室と、を備え、
    前記ケーシング内の潤滑剤の液面は、前記出力段の平行軸歯車セットの鉛直方向最下部よりも下方で、前記中間段の平行軸歯車セットの鉛直方向最下部よりも上方で、かつ、前記入力段の平行軸歯車セットの鉛直方向最下部よりも上方に位置している
    ことを特徴とする歯車装置。
  2. ケーシングと、該ケーシングに収納される減速機構と、を備える歯車装置であって、
    前記減速機構は、入力段の平行軸歯車セットと、出力段の平行軸歯車セットと、前記入力段の平行軸歯車セットと前記出力段の平行軸歯車セットとの間に設けられる中間段の平行軸歯車セットと、を備え、
    前記ケーシングは、前記入力段の平行軸歯車セットを収納する第1の収納室と、前記中間段の平行軸歯車セットおよび前記出力段の平行軸歯車セットを収納する第2の収納室と、を備え、
    前記第1の収納室の底面と、前記第2の収納室の底面には高低差が付けられており、
    前記第1の収納室と前記第2の収納室を仕切る隔壁を備え、
    該隔壁は、前記第1の収納室と前記第2の収納室を連通する連通路を有し、前記第1の収納室および第2の収納室のうち、底面が低い方の収納室に排脂口がある
    ことを特徴とする歯車装置。
  3. ケーシングと、該ケーシングに収納される減速機構と、を備える歯車装置であって、
    前記減速機構は、入力段の平行軸歯車セットと、出力段の平行軸歯車セットと、前記入力段の平行軸歯車セットと前記出力段の平行軸歯車セットとの間に設けられる中間段の平行軸歯車セットと、を備え、
    前記ケーシングは、前記入力段の平行軸歯車セットを収納する第1の収納室と、前記中間段の平行軸歯車セットおよび前記出力段の平行軸歯車セットを収納する第2の収納室と、を備え、
    前記中間段の平行軸歯車セットのうち、前記出力段の平行軸歯車セットの歯車が配置される軸と同一の軸に配置される歯車は、内周縁に軸方向に突出する突出部を有し、
    該突出部の外径は、当該突出部を有する歯車が配置される軸に設けられる出力段の歯車の歯底円径よりも大きい
    ことを特徴とする歯車装置。
  4. ケーシングと、該ケーシングに収納される減速機構と、を備える歯車装置であって、
    前記減速機構は、入力段の平行軸歯車セットと、出力段の平行軸歯車セットと、前記入力段の平行軸歯車セットと前記出力段の平行軸歯車セットとの間に設けられる中間段の平行軸歯車セットと、を備え、
    前記ケーシングは、前記入力段の平行軸歯車セットを収納する第1の収納室と、前記中間段の平行軸歯車セットおよび前記出力段の平行軸歯車セットを収納する第2の収納室と、を備え、
    前記出力段の平行軸歯車セットの歯車のうち、当該歯車装置の出力軸に設けられる出力歯車は、内周縁に軸方向に突出する突出部を有し、
    該出力歯車は、前記出力軸に配置された位置決め部材によって該出力軸に対する軸方向移動が規制されており、
    前記出力歯車の突出部の軸方向端面の外径は、前記位置決め部材の外径よりも大きい ことを特徴とする歯車装置。
  5. ケーシングと、該ケーシングに収納される減速機構と、を備える歯車装置であって、
    前記減速機構は、入力段の平行軸歯車セットと、出力段の平行軸歯車セットと、前記入力段の平行軸歯車セットと前記出力段の平行軸歯車セットとの間に設けられる中間段の平行軸歯車セットと、を備え、
    前記ケーシングは、前記中間段の平行軸歯車セットを収納する第1の収納室と、前記入力段の平行軸歯車セットおよび前記出力段の平行軸歯車セットを収納する第2の収納室と、を備える
    ことを特徴とする歯車装置。
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