JP6540941B2 - 昇華転写用インクジェットブラックインク組成物、並びに、染色物及びその製造方法 - Google Patents

昇華転写用インクジェットブラックインク組成物、並びに、染色物及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、昇華転写用インクジェットブラックインク組成物、並びに、染色物及びその製造方法に関する。
インクジェット記録方法は、比較的単純な装置で、高精細な画像の記録が可能であり、各方面で急速な発展を遂げている。その中で、得られる記録物の画質等について種々の検討がなされている。例えば、特許文献1には、印刷時にカスレ、ドット欠け、飛行曲がりが生じず、印刷された昇華転写紙にべたつきがなく、ポリエステル生地に熱プレスして、転写画像が歪むことなく、高濃度で鮮明なフルカラー画像を得ることができるインク組成物を提供することを目的として、少なくとも昇華性染料、アセチレングリコール系界面活性剤、水溶性有機溶剤および水を含有するポリエステル生地昇華転写用インクジェットインクにおいて、水溶性有機溶剤は、グリセリン、グリコール類およびグリコールエーテル類の少なくとも3種からなり、インクにおいて、グリセリンの含有量が5重量%以上30重量%以下の範囲であり、グリコール類の含有量が1重量%以上15重量%以下の範囲であり、グリコールエーテル類の含有量が0.1重量%以上5重量%以下の範囲であるポリエステル生地昇華転写用インクジェットインクが開示されている。
特開2010−53197号公報
しかしながら、特許文献1のインク組成物でもなお、間欠特性に優れ、かつ、色味に優れ、高い黒濃度を有する染色物を得ることが困難であるという課題がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、間欠特性に優れ、かつ、色味に優れ、高い黒濃度を有する染色物を与える昇華転写用インクジェットブラックインク組成物、並びに、染色物及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した。その結果、所定の成分を含有することにより上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は以下のとおりである。
〔1〕
水と、
水溶性有機溶剤と、
C.I.ディスパースブルー360と、
下記式(1)で表される化合物と、
C.I.ディスパースオレンジ25及びC.I.ディスパースブラウン27からなる群より選ばれる1種以上と、を含む、
昇華転写用インクジェットブラックインク組成物。
〔2〕
前記式(1)で表される化合物の含有量は、インク組成物の総量に対して、0.5〜3.0質である、〔1〕に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物。
〔3〕
前記C.I.ディスパースブルー360の含有量に対する分散染料の総含有量の質量比Aが、1.0〜3.0である、〔1〕又は〔2〕に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物。
〔4〕
前記水溶性有機溶剤が、グリセリン及びグリコール類からなる群より選ばれる1種以上を含む、〔1〕〜〔3〕のいずれか1項に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物。
〔5〕
前記水溶性有機溶剤の含有量が、10〜30質量%である、〔1〕〜〔4〕のいずれか1項に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物。
〔6〕
インクジェット法により、〔1〕〜〔5〕のいずれか1項に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物を中間転写媒体に付着させる付着工程と、
前記中間転写媒体の前記昇華転写用インクジェットブラックインク組成物が付着した面と、被記録媒体の染色させる面と、を対向させた状態で加熱し、前記昇華転写用インクジェットブラックインク組成物に含まれるC.I.ディスパースブルー360及び前記分散染料を前記被記録媒体に転写させる転写工程と、を有する、
染色物の製造方法。
〔7〕
〔1〕〜〔5〕のいずれか1項に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物を用いて得られる、染色物。
以下、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」という。)について詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
〔昇華転写用インクジェットブラックインク組成物〕
本実施形態の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物(以下、「インク組成物」ともいう。)は、水と、水溶性有機溶剤と、C.I.ディスパースブルー360と、染色物上で波長380nm以上520nm以下の反射率が0.1未満となる2種類以上の分散染料と、含む。
本実施形態のインク組成物は、C.I.ディスパースブルー360と、染色物上で波長380nm以上520nm以下の反射率が0.1未満となる2種類以上の分散染料と、含むことにより、得られる染色物の光の反射率を制御することができ、その結果、色味に優れ、高い黒濃度を有する染色物を与えることができる。
〔水〕
水としては、例えば、イオン交換水、限外濾過水、逆浸透水、及び蒸留水等の純水、並びに超純水のような、イオン性不純物を極力除去したものが挙げられる。また、紫外線照射又は過酸化水素の添加等によって滅菌した水を用いると、インクを長期保存する場合にカビやバクテリアの発生を防止することができる。これにより貯蔵安定性がより向上する傾向にある。
水の含有量は、インク組成物の総量に対して、好ましくは50〜90質量%であり、より好ましくは55〜85質量%であり、さらに好ましくは60〜80質量%である。水の含有量が上記範囲内であることにより、インクの粘度をより容易に調整することができ、かつ吐出後に容易に除去することができるため、記録物は生産性により優れるものとなる。
〔水溶性有機溶剤〕
水溶性有機溶剤としては、特に限定されないが、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキシレングリコールのグリコール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテルのグリコールの低級アルキルエーテル類;グリセリン、2−ピロリドン、N−メチルピロリドン、などが挙げられる。このなかでも、グリセリン及びグリコール類からなる群より選ばれる1種以上を含むことが好ましい。このような水溶性有機溶剤を含むことにより、間欠特性がより向上する傾向にある。これらの水溶性有機溶剤は、1種類または2種類以上を組み合わせて用いることができる。
水溶性有機溶剤の含有量は、インク組成物の総量に対して、好ましくは5.0〜30質量%であり、より好ましくは10〜30質量%であり、さらに好ましくは10〜20質量%である。水溶性有機溶剤の含有量が5.0質量%以上であることにより、間欠特性がより向上する傾向にある。また、水溶性有機溶剤の含有量が30質量%以下であることにより、インクの粘度をより容易に調整することができる。
〔染料〕
昇華転写用インクジェットブラックインク組成物は、染料として、C.I.ディスパースブルー360と、染色物上で波長380nm以上520nm以下の反射率が0.1未満となる2種類以上の分散染料を含む。2種類以上の分散染料を含むことにより、青みが抑制され同一染料濃度における黒色濃度がより向上する。ここで、染色物上の波長380nm以上520nm以下の反射率は、実施例に記載の方法により測定することができる。尚、上記以外の分散染料を含んでもよい。
分散染料としては、特に限定されないが、例えば、以下のものが挙げられる。
イエロー分散染料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ディスパースイエロー3、4、5、7、9、13、23、24、30、33、34、42、44、49、50、51、54、56、58、60、63、64、66、68、71、74、76、79、82、83、85、86、88、90、91、93、98、99、100、104、108、114、116、118、119、122、124、126、135、140、141、149、160、162、163、164、165、179、180、182、183、184、186、192、198、199、202、204、210、211、215、216、218、224、227、231、232等が挙げられる。
オレンジ分散染料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ディスパースオレンジ1、3、5、7、11、13、17、20、21、25、29、30、31、32、33、37、38、42、43、44、45、46、47、48、49、50、53、54、55、56、57、58、59、61、66、71、73、76、78、80、89、90、91、93、96、97、119、127、130、139、142等が挙げられる。
レッド分散染料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ディスパースレッド1、4、5、7、11、12、13、15、17、27、43、44、50、52、53、54、55、56、58、59、60、65、72、73、74、75、76、78、81、82、86、88、90、91、92、93、96、103、105、106、107、108、110、111、113、117、118、121、122、126、127、128、131、132、134、135、137、143、145、146、151、152、153、154、157、159、164、167、169、177、179、181、183、184、185、188、189、190、191、192、200、201、202、203、205、206、207、210、221、224、225、227、229、239、240、257、258、266、277、278、279、281、288、298、302、303、310、311、312、320、324、328等が挙げられる。
バイオレット分散染料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ディスパースバイオレット1、4、8、23、26、27、28、31、33、35、36、38、40、43、46、48、50、51、52、56、57、59、61、63、69、77等が挙げられる。
グリーン分散染料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ディスパースグリーン9等が挙げられる。
ブラウン分散染料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ディスパースブラウン1、2、4、9、13、19、27等が挙げられる。
ブルー分散染料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ディスパースブルー3、7、9、14、16、19、20、26、27、35、43、44、54、55、56、58、60、62、64、71、72、73、75、79、81、82、83、87、91、93、94、95、96、102、106、108、112、113、115、118、120、122、125、128、130、134、139、141、142、143、146、148、149、153、154、158、165、167、171、173、174、176、181、183、185、186、187、189、197、198、200、201、205、207、211、214、224、225、257、259、266、267、268、270、284、285、287、288、291、293、295、297、301、315、330、333、359、360等が挙げられる。
ブラック分散染料としては、特に限定されないが、例えば、C.I.ディスパースブラック1、3、10、24等が挙げられる。
このなかでも、染色物上で波長380nm以上520nm以下の反射率が0.1未満となる分散染料として、C.I.ディスパースオレンジ25、C.I.ディスパースブラウン27、及び下記式(1)で表される化合物からなる群より選ばれる1種以上を含むことが好ましい。このような分散染料を含むことにより、より青みが抑制され同一染料濃度における黒色濃度がより向上する。
C.I.ディスパースオレンジ25、C.I.ディスパースブラウン27、式(1)で表される化合物の含有量は、インク組成物の総量に対して、好ましくは0.5〜3.0質量%であり、より好ましくは0.75〜2.5質量%であり、さらに好ましくは1.0〜2.0質量%である。
C.I.ディスパースブルー360と分散染料との総含有量は、インク組成物の総量に対して、好ましくは4.0〜8.0質量%であり、より好ましくは4.5〜7.5質量%であり、さらに好ましくは5.0〜7.0質量%である。分散染料の総含有量が4.0質量%以上であることにより、黒濃度がより向上する傾向にある。また、分散染料の総含有量が8.0質量%以下であることにより、間欠特性がより向上する傾向にある。
また、C.I.ディスパースブルー360の含有量に対する分散染料の総含有量の質量比A(分散染料の総含有量/C.I.ディスパースブルー360の含有量)は、好ましくは1.0〜4.0であり、より好ましくは1.0〜3.5であり、さらに好ましくは1.0〜3.0である。質量比Aが上記の範囲であることにより、青みが抑制され同一染料濃度における黒色濃度がより向上し、色味がより向上する傾向にある。
〔分散剤〕
インク組成物は分散剤を含んでもよい。インク組成物が分散剤を含むことにより、インク組成物における染料の分散安定性がより優れる傾向にあり、インク組成物の保存安定性、長期にわたる吐出安定性等がより優れる傾向にある。分散剤としては、特に限定されないが、例えば、アニオン系分散剤、ノニオン系分散剤、高分子分散剤が挙げられる。
アニオン系分散剤としては、特に限定されないが、例えば、芳香族スルホン酸のホルマリン縮合物、β−ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、アルキルナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物、及び、クレオソート油スルホン酸のホルマリン縮合物が挙げられる。
上記芳香族スルホン酸としては、特に限定されないが、例えば、クレオソート油スルホン酸、クレゾールスルホン酸、フェノールスルホン酸、β−ナフトールスルホン酸、メチルナフタレンスルホン酸、ブチルナフタレンスルホン酸等のアルキルナフタレンスルホン酸、β−ナフタレンスルホン酸とβ−ナフトールスルホン酸との混合物、クレゾールスルホン酸と2−ナフトール−6−スルホン酸との混合物、リグニンスルホン酸等が挙げられる。
ノニオン系分散剤としては、特に限定されないが、例えば、フィトステロールのエチレンオキサイド付加物、コレスタノールのエチレンオキサイド付加物等が挙げられる。
高分子分散剤としては、特に限定されないが、例えば、ポリアクリル酸部分アルキルエステル、ポリアルキレンポリアミン、ポリアクリル酸塩、スチレン−アクリル酸共重合物、ビニルナフタレン−マレイン酸共重合物等が挙げられる。
分散剤の含有量は、インク組成物に含まれる染料の総量に対して、好ましくは50質量%〜150質量%であり、より好ましくは75質量%〜125質量%である。分散剤の含有量が上記範囲であることにより、染料の分散安定性がより向上する傾向にある。
〔界面活性剤〕
インク組成物は、界面活性剤を含むことが好ましい。界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、アセチレングリコール系界面活性剤、アニオン系界面活性剤、及びシリコーン系界面活性剤が挙げられる。
アセチレングリコール系界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール及び2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールのアルキレンオキサイド付加物、並びに2,4−ジメチル−5−デシン−4−オール及び2,4−ジメチル−5−デシン−4−オールのアルキレンオキサイド付加物から選択される一種以上が好ましい。アセチレングリコール系界面活性剤の市販品としては、特に限定されないが、例えば、オルフィン104シリーズやオルフィンE1010等のEシリーズ(エアプロダクツ社(Air Products Japan, Inc.)製商品名)、サーフィノール465やサーフィノール61(日信化学工業社(Nissin Chemical Industry CO.,Ltd.)製商品名)などが挙げられる。アセチレングリコール系界面活性剤は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
アニオン系界面活性剤としては、特に限定されないが、例えば、アルキルスルホカルボン酸塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、N−アシルアミノ酸およびその塩、N−アシルメチルタウリン塩、アルキル硫酸塩ポリオキシアルキルエーテル硫酸塩、アルキル硫酸塩ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、ロジン酸石鹸、ヒマシ油硫酸エステル塩、ラウリルアルコール硫酸エステル塩、アルキルフェノール型燐酸エステル、アルキル型燐酸エステル、アルキルアリールスルホン酸塩、ジエチルスルホ琥珀酸塩、ジエチルヘキルシルスルホ琥珀酸塩、ジオクチルスルホ琥珀酸塩等が挙げられる。アニオン系界面活性剤の市販品としては、特に限定されないが、例えば、ペレックスSS−H、ペレックスSS−L(以上商品名、花王株式会社製)などが挙げられる。1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
シリコーン系界面活性剤としては、ポリシロキサン系化合物、ポリエーテル変性オルガノシロキサン等が挙げられる。シリコーン系界面活性剤の市販品としては、特に限定されないが、具体的には、BYK−306、BYK−307、BYK−333、BYK−341、BYK−345、BYK−346、BYK−347、BYK−348、BYK−349(以上商品名、ビックケミー・ジャパン株式会社製)、KF−351A、KF−352A、KF−353、KF−354L、KF−355A、KF−615A、KF−945、KF−640、KF−642、KF−643、KF−6020、X−22−4515、KF−6011、KF−6012、KF−6015、KF−6017(以上商品名、信越化学株式会社製)等が挙げられる。
界面活性剤の含有量は、インク組成物の総量に対して、好ましくは0.1〜2.5質量%であり、より好ましくは0.1〜1.0質量%である。界面活性剤の含有量が上記範囲内であることにより、染料の分散安定性がより向上する傾向にある。
〔その他の成分〕
インク組成物は、その保存安定性及びヘッドからの吐出安定性を良好に維持するため、目詰まり改善のため、又はインク組成物の劣化を防止するため、溶解助剤、粘度調整剤、pH調整剤、酸化防止剤、防腐剤、防黴剤、腐食防止剤、及び分散に影響を与える金属イオンを捕獲するためのキレート化剤などの、種々の添加剤を適宜添加することもできる。
〔染色物の製造方法〕
本実施形態の染色物の製造方法は、インクジェット法により、上記インク組成物を中間転写媒体に付着させる付着工程と、中間転写媒体のインク組成物が付着した面と、被記録媒体の染色面と、を対向させた状態で加熱し、インク組成物に含まれるC.I.ディスパースブルー360及び分散染料を被記録媒体に転写させる転写工程と、を有する。
〔付着工程〕
付着工程は、インクジェット法により、インク組成物を中間転写媒体に付着させる工程である。インクジェット法によるインク組成物の吐出は、公知のインクジェット記録装置を用いて行うことができる。吐出方法としては、ピエゾ方式や、インクを加熱して発生した泡(バブル)によりインクを吐出させる方式等を用いることができる。このなかでも、インク組成物の変質のし難さ等の観点から、ピエゾ方式が好ましい。
(中間転写媒体)
中間転写媒体としては、特に限定されないが、例えば、普通紙等の紙、インク受容層が設けられた被記録媒体(インクジェット用専用紙、コート紙等で呼称される)等を用いることができる。このなかでも、シリカ等の無機微粒子でインク受容層が設けられた紙が好ましい。これにより、中間転写媒体に付着したインク組成物が乾燥する過程で、滲み等が抑制された中間転写媒体を得ることができ、また、後の転写工程において、染料の昇華がより円滑に進行する傾向にある。
〔転写工程〕
転写工程は、前記中間転写媒体のインク組成物が付着した面と、被記録媒体の染色面と、を対向させた状態で加熱し、インク組成物に含まれるC.I.ディスパースブルー360及び分散染料を被記録媒体に転写させる工程である。
転写工程における加熱温度は、特に限定されないが、好ましくは160℃以上220℃以下であり、より好ましくは170℃以上200℃以下である。加熱温度が上記範囲内であることにより、転写に要するエネルギーをより少なくすることができ、染色物の生産性により優れる傾向にある。また、得られる染色物の発色性がより優れる傾向にある。
本工程での加熱時間は、加熱温度にもよるが、好ましくは30秒以上90秒以下であり、より好ましくは45秒以上60秒以下である。加熱時間が上記範囲内であることにより、転写に要するエネルギーをより少なくすることができ、染色物の生産性により優れる傾向にある。また、得られる染色物の発色性がより優れる傾向にある。
また、本工程は、インク組成物が付着された中間転写媒体の表面を、被記録媒体と一定間隔で離間して対向させた状態で加熱することにより行うことも、中間転写媒体と被記録媒体とを密着させた状態で加熱することにより行うこともできる。このなかでも、中間転写媒体と被記録媒体とを密着させた状態で加熱することにより行うことが好ましい。これにより、転写に要するエネルギーをより少なくすることができ、染色物の生産性により優れる傾向にある。また、本工程における被記録媒体と中間転写媒体の位置ずれがより生じにくくなるため、染料を所望の位置により正確に転写した染色物が得られる上、得られる染色物の発色性がより向上する傾向にある。
(被記録媒体)
被記録媒体としては、特に限定されないが、例えば、布帛(疎水性繊維布帛等)、樹脂(プラスチック)フィルム、紙、ガラス、金属、陶磁器等が挙げられる。また、被記録媒体としては、シート状、球状又は直方体形状等の立体的な形状を有する物を用いてもよい。
被記録媒体が布帛である場合に、布帛を構成する繊維としては、特に限定されないが、例えば、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、トリアセテート繊維、ジアセテート繊維、ポリアミド繊維及びこれらの繊維を2種以上用いた混紡品等が挙げられる。また、これらとレーヨン等の再生繊維あるいは木綿、絹、羊毛等の天然繊維との混紡品を用いてもよい。
また、被記録媒体が樹脂(プラスチック)フィルムである場合、用い得る樹脂(プラスチック)フィルムとしては、特に限定されないが、例えば、ポリエステルフィルム、ポリウレタンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリフェニレンサルファイドフィルム、ポリイミドフィルム、ポリアミドイミドフィルム等が挙げられる。樹脂(プラスチック)フィルムは、複数の層が積層された積層体であってもよいし、材料の組成が傾斜的に変化する傾斜材料で構成されたものであってもよい。
〔他の工程〕
本実施形態の染色物の製造方法は、上述したような工程に加え、さらに他の工程(前処理工程、中間処理工程、後処理工程)を有するものであってもよい。前処理工程としては、特に限定されないが、例えば、被記録媒体にコート層を塗布する工程が挙げられる。中間処理工程としては、特に限定されないが、例えば、中間転写工程の前又は転写工程の前に被記録媒体を予備加熱する工程が挙げられる。後処理工程としては、特に限定されないが、例えば、被記録媒体を洗浄する工程が挙げられる。
また、本実施形態のインク組成物は、中間転写媒体を用いない昇華転写においても好適に使用できる。中間転写媒体を用いない昇華転写は、特に限定されないが、例えば、剥離可能なインク受容層が設けられた被記録媒体(フィルム製品等)のインク受容層に、インクジェット方式により本実施形態のインク組成物を付着させる工程と、インク組成物が付着されたインク受容層が設けられた被記録媒体をそのまま加熱して、インク受容層から、その下層側の被記録媒体に昇華拡散染色する工程と、インク受容層を被記録媒体から剥離して染色物を得る工程とを有する方法が挙げられる。
〔染色物〕
本実施形態の染色物は、上記インク組成物を用いて得られるものである。
以下、本発明を実施例及び比較例を用いてより具体的に説明する。本発明は、以下の実施例によって何ら限定されるものではない。
[インク組成物用の材料]
下記の実施例及び比較例において使用したインク組成物用の主な材料は、以下の通りである。
〔染料〕
DY54 :C.I.ディスパースイエロー54
DR60 :C.I.ディスパースレッド60
DB359:C.I.ディスパースブルー359
DB360:C.I.ディスパースブルー360
DO25 :C.I.ディスパースオレンジ25
DBr27:C.I.ディスパースブラウン27
式(1) :式(1)で表される化合物
〔分散剤〕
NS:β−ナフタレンスルホン酸のホルマリン縮合物
〔界面活性剤〕
BYK348:ビックケミー・ジャパン社製、シリコーン界面活性剤)
〔水溶性有機溶剤〕
GL :グリセリン
TEGMME:トリエチレングリコールモノメチルエーテル
[インク組成物の調製]
各材料を下記の表1に示す組成で混合し、十分に撹拌し、各インク組成物を得た。なお、下記の表1中、数値の単位は質量%であり、合計は100.0質量%である。
〔波長380nm以上520nm以下の反射率〕
得られる染色物の波長380nm以上520nm以下の反射率は、下記染料を4質量%含む各インクを後述の黒濃度評価と同様にインクジェット方法により出力し、同じ条件で転写させて得られた記録物を用いて測定した。その結果を染料ごとに以下に示す。
尚、以下の反射率は波長380nm以上520nm以下の平均値である。
DY54 :0.13
DR60 :0.08
DB359:0.20
DB360:0.15
DO25 :0.03
DBr27:0.03
式(1) :0.03
〔黒濃度〕
インクジェットプリンタSureColor SC−F7000、セイコーエプソン社製)を用いて、中間転写媒体であるTRANSJET Classic(Cham Paper社)に対して解像度1440×720dpiにて記録を行い、各インク組成物を用いて記録した、20階調のパッチを持つグレースケールを出力した。尚、打ち込める最大インク量をDuty100%と定義した場合、Duty5%から5%刻みでDuty100%までの20階調を形成した。
その後、中間転写媒体のインク付着側を白色記録媒体である布帛(ポリエステル100%、アミーナ、東レ社製)と密着させ、この状態で、ヒートプレス機(TP−608M、太陽精機社製)を用いて200℃で60秒の条件で加熱し、昇華転写を行い、各染色物を得た。
得られた各染色物のOD値を反射濃度計(商品名:Spectrolino、Gretag社製)を用いて測定した。下記評価基準に従い、OD値に基づいて黒濃度を評価した。
(評価基準)
A: OD値が1.60以上である。
B: OD値が1.58以上1.60未満である。
C: OD値が1.56以上1.58未満である。
D: OD値が1.56未満である。
〔間欠特性〕
インクジェットプリンタSureColor SC−F7000、セイコーエプソン社製)を用いて、温度40℃、相対湿度20RH%の環境下で間欠印刷時における吐出安定性(間欠特性)の評価を行った。まず、全てのノズルから正常にインク組成物が吐出されることを確認した。そして、中間転写媒体であるTRANSJET Classic(Cham Paper社)上の任意の地点Aにインク滴を吐出し、吐出パターン1を得た。次にインクを吐出させない状態でキャリッジを4.3秒間駆動させた後、中間転写媒体であるTRANSJET Classic(Cham Paper社)上の任意の地点Aで再度インク滴を吐出し、吐出パターン2を得た。
中間転写媒体に付着した吐出パターン1及び吐出パターン2を比較して、インク滴の着弾位置のずれ量を光学顕微鏡で測定し、以下の評価基準で評価をした。
(評価基準)
A:ドットの位置ずれが80μm未満であった
B:ドットの位置ずれが80μm以上120μm未満であった。
C:ドットの位置ずれが120μm以上であった。
〔色味〕
上記黒濃度の評価において得られた染色物を目視にて観察し、下記評価基準に従い色味を評価した。
(評価基準)
A: 目視にて青味及び緑味が確認されない。
B: 目視にて青味が確認されないが、緑味が確認される。
C: 目視にて青味及び緑味が確認される。

Claims (7)

  1. 水と、
    水溶性有機溶剤と、
    C.I.ディスパースブルー360と、
    下記式(1)で表される化合物と、
    C.I.ディスパースオレンジ25及びC.I.ディスパースブラウン27からなる群より選ばれる1種以上と、を含む、
    昇華転写用インクジェットブラックインク組成物。
  2. 前記式(1)で表される化合物の含有量は、インク組成物の総量に対して、0.5〜3.0質である、請求項1に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物。
  3. 前記C.I.ディスパースブルー360の含有量に対する散染料の総含有量の質量比Aが、1.0〜3.0である、請求項1又は2に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物。
  4. 前記水溶性有機溶剤が、グリセリン及びグリコール類からなる群より選ばれる1種以上を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物。
  5. 前記水溶性有機溶剤の含有量が、10〜30質量%である、請求項1〜のいずれか1項に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物。
  6. インクジェット法により、請求項1〜のいずれか1項に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物を中間転写媒体に付着させる付着工程と、
    前記中間転写媒体の前記昇華転写用インクジェットブラックインク組成物が付着した面と、被記録媒体の染色させる面と、を対向させた状態で加熱し、前記昇華転写用インクジェットブラックインク組成物に含まれるC.I.ディスパースブルー360及び前記分散染料を前記被記録媒体に転写させる転写工程と、を有する、
    染色物の製造方法。
  7. 請求項1〜のいずれか1項に記載の昇華転写用インクジェットブラックインク組成物を用いて得られる、染色物。
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