JP6538926B1 - 筋力補助具 - Google Patents
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Abstract
Description
その一つである特許文献1はぎっくり腰予防具であり、これは、一方の肩から臀部を経由して他方の足へ掛け渡して人体に装着する一対の牽引帯からなるものであって、該各牽引帯の一端には肩に掛止する環状の掛止部を備え、かつ該各牽引帯の他端には足に掛止する環状の足掛止部を備え、かつ該各牽引帯に長さ調整手段を備えたものである。
被着者の腰に巻き付けて固定する腰ベルトであって、前記二本の帯状弾性部材の各帯状基礎バネの下端を結合した腰ベルトと、
前記腰ベルトの腰部への固定状態を強化するべく、該腰ベルトの背面側中央部に後方に膨らむ突部材を配置した上で、腰部に巻き付けた腰ベルトに該突部材の上からさらに巻き付けて締め付ける締付補助ベルトと、
前記二本の帯状弾性部材の各帯状補助バネの上端と各一端を結合した二本のテンションベルトであって、被着者の肩上部を経由して該被着者の前面下部でその各他端を前記腰ベルトに結合する二本のテンションベルトと、
被着者の両肩に被せた状態に配する肩当て部材であって、その外面を、該外面を通過する前記各テンションベルトがスムーズにスライド往復動可能になるように滑面に構成し、さらにその外面に前記各テンションベルトを案内通過させる案内環を構成した肩当て部材と、
で構成した筋力補助具である。
前記帯状基礎バネ及び前記帯状補助バネのそれぞれを複数の弾性帯材を積層して構成することとし、
該帯状基礎バネ及び該帯状補助バネのそれぞれの最内層又は最外層を下端から上端までカバーする一枚の弾性帯材で構成し、
最内層を下端から上端までカバーする一枚の弾性帯材で構成した場合は、これより外層を、これと下端を一致させた、より外層に積層するものほど短い一枚以上の弾性帯材で構成することとし、
最外層を下端から上端までカバーする一枚の弾性帯材で構成した場合は、これより内層を、これと下端を一致させた、より内層に積層するものほど短い一枚以上の弾性帯材で構成することとしたものである。
前記二本のテンションベルトを被着者の前面で交差させ、右肩側から引き出されたテンションベルトの下端は左下で、左肩側から引き出されたテンションベルトの下端は右下で、それぞれ前記腰ベルトに結合することとしたものである。
前記肩当て部材は右肩用及び左肩用の二つで構成し、それぞれを側面視でほぼ逆U字形に構成し、その各々に背面側及び正面側の二つで一組の案内環を設け、両側の各組の案内環に前記テンションベルトを貫通させることとしたものである。
前記肩当て部材は右肩用及び左肩用が一体であるベストの下部を削除したような構成とし、右肩側の部位及び左肩側の部位の各々に背面側及び正面側に位置する二つで一組の案内環を設け、右肩側及び左肩側の各組の案内環に各々前記テンションベルトを貫通させることとしたものである。
前記二本の帯状弾性部材を被着者の背面に近接状態に保持させるべく、該二本の帯状弾性部材を抱持する抱持手段を備えた、被着者の身体に巻き付け固定することができる離間防止ベルトを、該二本の帯状弾性部材に付設したものである。
背面側の二本の帯状弾性部材は、被着者が身体の前屈動作又は起立動作を行った場合に、これによって、それぞれ背面を外側方向に動いて身体の側部に位置してしまう傾向が若干あり、そのようになってしまうと、それらの二本の帯状弾性部材は、身体の前屈動作又は起立動作の際に、その動作を補助する作用を十分に果たすことができなくなってしまう。しかし本発明の3の筋力補助具によれば、前記二本のテンションベルトを被着者の前面で交差させ、右肩側から引き出されたテンションベルトの下端は左下で、左肩側から引き出されたテンションベルトの下端は右下で、それぞれ前記腰ベルトに結合することとしたものであるため、被着者が身体の前屈動作又は起立動作を行う際にも、二本の帯状弾性部材はそれぞれ身体の中央側に引き寄せられており、いずれも身体の側部側に動いてしまうような問題は生ぜず、筋力補助作用を確実に果たすことが可能となる。
この筋力補助具の装着に際して、まずこれを被着者の背中側に位置させる。このとき、図3に示すように、被着者の右肩には右肩用の肩当て部材6aを被せ、左肩には左肩用の肩当て部材6bを被せ、そうした上で、腰ベルト2の高さを被着者の腰部に合わせつつ、図5に示すその内面側を被着者の背中に向けて配置させ、最初に腰ベルト2を腰部に巻き付ける。このとき腰ベルト2の両端を十分に引っ張って腰部に対する適度な締め付け力を確保し、その上で、図6に示すように、外面側に面ファスナー2aを有するその端部を内側に、内面側に面ファスナー2bを有するその端部を外側にして、該腰ベルト2の端部相互を重ね合わせ、雄雌の両面ファスナー2a、2bによりこれらを結合する。
1a 帯状基礎バネ
1b 帯状補助バネ
2 腰ベルト
2a 右側外面の面ファスナー
2b 左側内面の面ファスナー
3 突部材
4 締付補助ベルト
4a 締付補助ベルトの一端の係止環
4b 締付補助ベルトの他端の面ファスナー
4c 締付補助ベルトの案内環
5 テンションベルト
5a テンションベルトの他端の面ファスナー
6a 右肩用の肩当て部材
6a1、6a2 右肩用の肩当て部材の案内環
6b 左肩用の肩当て部材
6b1、6b2 左肩用の肩当て部材の案内環
7 離間防止ベルト
7a 離間防止ベルトの係止環
7b 離間防止ベルトの面ファスナー
7c 抱持手段
8 係止具
8a 係止具の基部
8b 係止具の係止環
r リベット
h 長孔
Claims (6)
- 腰部付近の外面に位置し屈曲方向に弾性を有する帯状基礎バネ及びその上方に連結し屈曲方向に弾性を有する帯状補助バネで構成され、被着者の背面に左右独立して縦向きに配置される二本の帯状弾性部材であって、前記各帯状補助バネの上端が直立状態の被着者の肩の下方に位置し、前記各帯状基礎バネの下端が被着者の腰部下部に位置するように配置する二本の帯状弾性部材と、
被着者の腰に巻き付けて固定する腰ベルトであって、前記二本の帯状弾性部材の各帯状基礎バネの下端を結合した腰ベルトと、
前記腰ベルトの腰部への固定状態を強化するべく、該腰ベルトの背面側中央部に後方に膨らむ突部材を配置した上で、腰部に巻き付けた腰ベルトに該突部材の上からさらに巻き付けて締め付ける締付補助ベルトと、
前記二本の帯状弾性部材の各帯状補助バネの上端と各一端を結合した二本のテンションベルトであって、被着者の肩上部を経由して該被着者の前面下部でその各他端を前記腰ベルトに結合する二本のテンションベルトと、
被着者の両肩に被せた状態に配する肩当て部材であって、その外面を、該外面を通過する前記各テンションベルトがスムーズにスライド往復動可能になるように滑面に構成し、さらにその外面に前記各テンションベルトを案内通過させる案内環を構成した肩当て部材と、
で構成した筋力補助具。 - 前記帯状基礎バネ及び前記帯状補助バネのそれぞれを複数の弾性帯材を積層して構成することとし、
該帯状基礎バネ及び該帯状補助バネのそれぞれの最内層又は最外層を下端から上端までカバーする一枚の弾性帯材で構成し、
最内層を下端から上端までカバーする一枚の弾性帯材で構成した場合は、これより外層を、これと下端を一致させた、より外層に積層するものほど短い一枚以上の弾性帯材で構成することとし、
最外層を下端から上端までカバーする一枚の弾性帯材で構成した場合は、これより内層を、これと下端を一致させた、より内層に積層するものほど短い一枚以上の弾性帯材で構成することとした請求項1の筋力補助具。 - 前記二本のテンションベルトを被着者の前面で交差させ、右肩側から引き出されたテンションベルトの下端は左下で、左肩側から引き出されたテンションベルトの下端は右下で、それぞれ前記腰ベルトに結合することとした請求項1又は2の筋力補助具。
- 前記肩当て部材は右肩用及び左肩用の二つで構成し、それぞれを側面視でほぼ逆U字形に構成し、その各々に背面側及び正面側の二つで一組の案内環を設け、両側の各組の案内環に前記テンションベルトを貫通させることとした請求項1、2又は3の筋力補助具。
- 前記肩当て部材は右肩用及び左肩用が一体であるベストの下部を削除したような構成とし、右肩側の部位及び左肩側の部位の各々に背面側及び正面側に位置する二つで一組の案内環を設け、右肩側及び左肩側の各組の案内環に各々前記テンションベルトを貫通させることとした請求項1、2又は3の筋力補助具。
- 前記二本の帯状弾性部材を被着者の背面に近接状態に保持させるべく、該二本の帯状弾性部材を抱持する抱持手段を備えた、被着者の身体に巻き付け固定することができる離間防止ベルトを、該二本の帯状弾性部材に付設した請求項1、2、3、4又は5の筋力補助具。
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