JP2010070364A - 腰への荷重軽減装置 - Google Patents

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Koichi Uchiyama
内山耕一
Junnosuke Katsuyama
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Abstract

【課題】簡単な構造でありながら、介護者や運搬作業者の背骨への負担を大きく軽減させることができる装置を提供する。
【解決手段】腰への荷重軽減装置は、骨盤位置に取り付けられる腰ベルトと、肘関節位置に取り付けられる肘ベルトと、前記腰ベルトに固定保持され、肩位置近傍に延出される支持手段と、この支持手段の上部と前記肘ベルトとの間に設けられるテンション手段を備える。骨盤位置に取り付けられる腰ベルトと1、肘関節位置に取り付けられる肘ベルト2と、前記腰ベルト1に固定保持され、肩位置近傍に延出される支持手段3と、この支持手段3の上部と前記肘ベルト2との間に設けられるテンション手段4を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、 介護や荷物の運搬など、直接身体を使って、持ち上げ作業、運搬作業を行う作業者の腰の過重負担を軽減させる装置に関するものである。
従来、腰の負担を軽減させる装置として、 腰の姿勢を制限させる腹巻状コルセット、荷物を腰のベルトに載せられるようにした装置、荷重を機械的に受ける装置などが提案されている。
従来のこの種の装置の一つとして、荷物を腰のベルトに載せられるようにしたウエストバック(例えば、特許文献1参照。)が開示されている。このウエストバックは、荷物をウエストバックで受け、腰ベルトで荷重を分散させたものである。
また、介護者を助ける筋力補助装置(特許文献2参照)が開示されている。
この装置は、ベッドに取り付けられたアームが介護者の上半身のベルトを吊って、荷重を軽減するものである。
さらに、(特許文献3参照)には、作業補助具として、荷重を肩と腰と足(地上)に分散させる装置が開示されている。
特開2005−280884 特開2003−126179 特開2000−16539
上記従来の装置は、大掛かりで実際の使用が難しい、あるいは、十分な性能が得られないなどの問題があり、介護者や運搬作業者の背骨への負担を軽減させる最適な装置が求められていた。
そこで、本発明は、簡単な構造でありながら、介護者や運搬作業者の背骨への負担を大きく軽減させることができる装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る腰への荷重軽減装置は、骨盤位置に取り付けられる腰ベルトと、肘関節位置に取り付けられる肘ベルトと、前記腰ベルトに固定保持され、肩位置近傍に延出される支持手段と、この支持手段の上部と前記肘ベルトとの間に設けられるテンション手段を備える。
以上のように構成した本発明に係る腰への荷重軽減装置は、手、腕に受けた荷重が、肘ベルトを介してテンション手段に伝えられることになり、さらにその荷重はこのテンション手段の他端に接続されている支持手段を介して腰ベルトに伝えられる。こうして、手、腕で受けた荷重の一部は、腰ベルトまで分担させることが可能になる。 したがって、この装置によれば、持ち上げ時や運搬時の背骨への荷重負担が軽減される。
上述したように本発明に係る荷重軽減装置によれば、 背骨の安全を図り、持ち上げ作業や運搬作業の効率を向上することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態の装置は、例えば、介護者が被介護者を抱き抱えて移動させるために用いられるものである。
図1および図2に示すように、装置装着者Hの骨盤部P位置に取り付けられる腰ベルト1と、肘関節位置に取り付けられる2個の肘ベルト2と、前記腰ベルト1の左右2箇所にそれぞれ固定保持され、肩部位置S近傍まで延出されてなる支持手段3としての2本の支持ポール30と、このそれぞれの支持ポール30の上部と前記肘ベルト2との間に設けられるテンション手段4とを備えている。
上記腰ベルト1は、上部帯部1aと下部帯部1bを有し、帯状の布が積層されて構成されている。
上記上部帯部1a内には、縦方向に心材(図示せず)が複数本所定間隔で挿入され、上記下部帯部1b内には横方向に心材(図示せず)が挿入されている。
この各心材は、可とう性の樹脂材、例えばポリプロピレン等が用いられる。
さらに上記腰ベルト1の一端内側には、面ファスナーの片方が、また、他端の外側には、その面ファスナーのもう片方が取り付けられ、ベルト長さの調整と着脱が自在とされている。
前記腰ベルト1の外側には、支持手段3の連結固定部5が下部帯部1bに沿って貼着されており、この連結固定部5は、柔軟な硬質樹脂、例えばゴム材やウレタン材により形成されている。この連結固定部5の中央部に揺動自在に前記支持ポール30が取り付けられている。
前記支持ポール30は、径の異なる2本の樹脂製のパイプが入れ子状に組み合わされて構成され、長さ調整が可能な構造とされている。この長さ調整の機構は、固定ねじ6が、外側パイプ30aの端部を締め付けて内側パイプ30bと密着固定させる構成とされている。
一方、前記肘ベルト2は、2箇所の帯状部2a、2aと、この2箇所の帯上部2a、2aをつなぐ中間接続部2bを有しており、上記2箇所の帯状部2a、2aの各端部のそれぞれは、面ファスナーにより着脱自在とされ、上記中間接続部2b外側には、可とう性の樹脂材による肘受け皿2cが、固着されている。
さらに上記肘受け皿2cと前記支持ポール30の上端とが、テンション手段としてのテープ材40で連結されている。このテープ材40は、図2に示すように上記支持ポール30に形成されたホック7と着脱自在とされることにより、長さ調節が可能な構成とされている。
また、前記各支持ポール30の中間部には、その各支持ポール30,30間をつなぐようにして、胸背ベルト8が取り付けられており、この胸ベルト8は、装着者Hの脇の下位置に来るようにその支持ポール30に沿って摺動自在に固定される。
この胸背ベルト8は、装着者Hの胸と背を囲って面ファスナーにより着脱自在とされ、この面ファスナーによりベルトサイズの調整が可能な構造とされている
以上の構成による腰への荷重軽減装置の作用を説明する。
本装置を装着した装着者Hが手あるいは腕で荷を受けた荷重は、腕や肩などの力の入れ方で変わるが、肘部と肩部に加えられる。
ここで、肩の力を少し抜くと、前記肘ベルト2にその荷重の一部が受け継がれる。
その肘ベルト2が受けた荷重は、テンション手段4としてのテープ材40を下方向へ牽引することになる。
上記牽引されたテープ材40の他端は、前記支持ポール30の上端に連結されているので、この支持ポール30も下方に牽引される。
さらに支持ポール30の下端は、連結固定部5に連結されているので、支持ポール30が受けた下方への牽引力は、この連結固定部5を介して前記腰ベルト1で受けることになる。
こうして、腕で受けた荷重の一部は、テンション手段4、支持手段3、連結固定部5、腰ベルト1を介して 装着者のH腰骨部Pに伝えられる。
従って、腕で受けた荷重が分散され、背骨に集中することが防止されることになる。このとき連結固定部5は柔軟性を有しているため、腰骨部Pに伝えられる力が急であっても、そのショックは軽減されるとともに、装着者Hの行動の自由度も保たれることになる。
図3は第二の実施形態を示すものであり、前述した実施形態と同様の箇所には同等の符号を付し、その説明は省略する。
この第二の実施形態では、テンション手段4として、前記支持手段3と同様の剛性のあるポールが用いられ、テンションポール41とされている。 このテンションポール41も前記支持手段3の支持ポール30と同様に、径の異なる2本の樹脂製のパイプが入れ子状に組み合わされて構成され、長さ調整が可能な構造とされている。この長さ調整の機構も、固定ねじ60が、外側パイプ41aの端部を締め付けて内側パイプ41bと密着固定させる構成とされている。
このテンション手段41は、剛性を有することから、テンションのみならず圧縮にも耐えられるため、装着者Hの肘位置が肩位置よりも高い状況下においても、その荷重は、肘ベルト2支持手段3を介して腰ベルト1に伝えることができる。
また、この実施形態においては、支持ポール30と腰ベルト1の連結固定部5との間に、支持ポール30を後方向へ付勢するスプリング9が取り付けられており、持ち上げ時の動作をサポートする作用を有している。
図4は、第三の実施形態を示すものであり、支持手段3として、その形状をジャケット状にしたものである。
この支持手段3としての支持ジャケット31は、前記支持ポール30を薄くして支持ベルト1の外周に取り付け、さらに前記胸背ベルト8とも一体化させてものであるj。
詳述すると、この支持ジャケット31は、軟質樹脂材をジャケット状に成型されてなり、前面には、前面空間部Aが設けられ、左右の肩部位置Sには腕を通すための肩部開口Bが形成されている。
さらに、この支持ジャケット31の表裏面には、着脱衣時に屈曲し易いように縦方向に溝10が形成されている。
また、肩部Sの上面には凹部11が形成され、この凹部11に載せた荷の荷重も腰ベルト1に伝えることができる。
さらに、この支持ジャケット31の前記前面空間部Aの胸位置部分には着脱自在に胸部ファスナー手段80が取り付けられており、左右の何れか一方に力が加えられた際にもその力を左右に分散させることができる。
またこの図4には、オプションとしての手部フック手段12が記載されており、この手部フック手段は、先端のフック部13と前記肘ベルト2と接続されるテープ部14と手首に固定される手首バンド15とを有している。
上記テープ部14にはホック穴16が形成され、このホック穴16は前記肘ベルト2の肘受け皿2cの外側に形成されたホック17に着脱自在に固定される。
また、前記手首バンド15はゴム等による伸縮自在のバンドが用いられ、前記フック部13に荷をかけると、その荷重は肘ベルト2、テンション手段4、支持ジャケット31を介して腰ベルト1に伝えられる。
本発明は、腕等の上半身にかかる荷重を分散して腰骨に伝え、背骨への荷重負担を軽減させるため、介護者や引越し等の運搬業者の職業病とも言われている腰痛の予防に有効である。
本発明に係る腰への荷重軽減装置の実施の形態を示した斜視図である。 前記腰への荷重軽減装置の左側面図である。 本発明に係る第二の実施形態を示す左側面図である。 本発明に係る第三の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 腰ベルト
2 肘ベルト
3 支持手段
4 テンション手段

Claims (1)

  1. 骨盤位置に取り付けられる腰ベルトと、肘関節位置に取り付けられる肘ベルトと、前記腰ベルトに固定保持され、肩位置近傍に延出される支持手段と、この支持手段の上部と前記肘ベルトとの間に設けられるテンション手段を有しており、前記肘ベルトが受けた荷重が、前記テンション部材を介して、さらには前記支持手段を介して、前記腰ベルトに伝えられる構成とされたことを特徴とする腰への荷重軽減装置。

































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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104909106A (zh) * 2015-06-17 2015-09-16 严瑾 一种提送架
CN106628806A (zh) * 2017-02-28 2017-05-10 深圳龙海特机器人科技有限公司 双开穿戴式辅助搬运装置
US10687970B2 (en) 2014-12-11 2020-06-23 R.U. Technologies, Inc. Assistance device, assistance garment, and assistance method

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