JP3207382U - 介護補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】介護者の負担を軽減するとともに、被介護者にとっても抱きつきやすい介護補助具を提供する。【解決手段】介護補助ベスト1は、ベスト本体7、ショルダーストラップ3、腰ベルト4、取っ手2及び補強ベルト5、6、16で構成されている。ショルダーストラップ3と腰ベルト4は、介護者14が着用するためのもので、ベスト本体7の背面には補強ベルト5、6、16等を介して複数の取っ手2が保持されており、被介護者により適した位置の取っ手2を掴むことが出来る。【選択図】図1
Description
本考案は、介護者が被介護者を抱きかかえるときに介護者の負担を軽減するための介護補助具に関する。
介護者が高齢者(以下、被介護者という。)を抱きかかえるときは、被介護者を介護者に抱きつかせた状態で被介護者の腰に手を回して抱き上げるが、そのとき、被介護者は、介護者にしがみつくので、介護者の上着が伸びたり、背中にアザができたりする。
また、被介護者が介護者にしがみつかないときは、被介護者を抱き上げるときの介護者にとっては、大きな負担になってしまう。
本考案は、こうした介護者の負担を軽減するとともに、被介護者にとっても抱きつきやすい介護補助具を提供することを課題とする。
本考案に係る介護補助具は、介護者が被介護者を介護するときの介護補助具であって、前記介護者が着る上着又は腰の一部に、前記被介護者が掴むことのできる取っ手が、身体の中心線の両側に設けられているものである。
また、前記上着の上半分と下半分にそれぞれ前記取っ手が設けられている。これにより、介護者の体格の大小により取っ手の位置が選択可能になる。
また、前記上着が、ショルダーストラップを備えたベストである。これにより、被介護者が取っ手を掴んだときに、上着がずれなくなる。
また、前記取っ手が、前記腰に装着するベルトに対して着脱可能である。これにより、腰のベルトに取っ手を装着したり、取り付け位置をずらすことができる。
さらに、前記上着が、背中で交差する2本のクロスベルトから成り、該クロスベルトの4本の腕にそれぞれ前記取っ手が設けられている。これにより、介護者の服装の一部として外観的にも自然であり、取り扱いがしやすくなる。
この介護補助具を利用すれば、被介護者を楽に抱きかかえることができる。
以下、本考案の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。
実施の形態に係る介護補助ベスト1について、図1〜図3に基づいて説明する。図1〜図3はそれぞれ、介護補助ベスト1の背面図、正面図、使用状態図を示している。
介護補助ベスト1は、ベスト本体7、ショルダーストラップ3、腰ベルト4、取っ手2及び補強ベルト5、6、16で構成されている。ショルダーストラップ3と腰ベルト4は、介護者14が着用するためのもので、ベスト本体7の背面には補強ベルト5、6、16等を介して複数の取っ手2が保持されており、被介護者15により適した位置の取っ手2を掴むことが出来る。
図3の使用状態図に示すように、被介護者15が立ち上がったり、移乗したりするときに取っ手2を握ってもらうことで、介護者14は被介護者15を安定して抱きかかえることができる。特に、取っ手2の取り付け位置を体の中心線の両側に配置することより、被介護者15は両手で取っ手2を確実に掴むことが出来、また、介護補助具をベスト状にすることにより横ズレが少なく安定して、介護者14は介護補助具を着用出来る。
また、図1に示すように、前記介護補助ベスト1の上半分と下半分にそれぞれ前記取っ手2が設けられている。これにより、介護者の体格の大小により取っ手2を掴む位置が選択可能になる。
介護補助ベスト1は、ベスト本体7、ショルダーストラップ3、腰ベルト4、取っ手2及び補強ベルト5、6、16で構成されている。ショルダーストラップ3と腰ベルト4は、介護者14が着用するためのもので、ベスト本体7の背面には補強ベルト5、6、16等を介して複数の取っ手2が保持されており、被介護者15により適した位置の取っ手2を掴むことが出来る。
図3の使用状態図に示すように、被介護者15が立ち上がったり、移乗したりするときに取っ手2を握ってもらうことで、介護者14は被介護者15を安定して抱きかかえることができる。特に、取っ手2の取り付け位置を体の中心線の両側に配置することより、被介護者15は両手で取っ手2を確実に掴むことが出来、また、介護補助具をベスト状にすることにより横ズレが少なく安定して、介護者14は介護補助具を着用出来る。
また、図1に示すように、前記介護補助ベスト1の上半分と下半分にそれぞれ前記取っ手2が設けられている。これにより、介護者の体格の大小により取っ手2を掴む位置が選択可能になる。
ショルダーストラップ3と腰ベルト4は、少し幅広で個人により長さ調節が出来る。横補強ベルト5、縦補強ベルト6、及び斜め補強ベルト16は、被介護者15が掴まった取っ手2の引っ張りに対する力を受け止める。前固定ベルト8は、力が掛った時に介護補助ベスト1の横ズレを防止する。着脱バックル9及び10は、それぞれ前固定ベルト8と腰ベルト4のワンタッチ接続具である。
上記の介護補助ベスト1は、ベスト本体7がある実施例を記載したが、ベスト本体7が無い介護補助クロスベルト17について、図8〜図9に基づいて説明する。図8〜図9はそれぞれ、介護補助クロスベルト17の背面図、正面図を示している。介護補助クロスベルト17は、腰ベルト19と、腰ベルト19に固定されるクロスベルト18は、介護者14の背中で交差する2本のベルトから成り、クロスベルト18の4本の腕に、取っ手2が設けられている。クロスベルト18の胸側は、交差しても良いし、平行にし前固定ベルト8等で固定しても良い。介護補助クロスベルト17は、介護者14の服装の一部として外観的にも自然であり、取り扱いのしやすい介護補助具である。
上記の介護補助ベスト1は、ベスト本体7がある実施例を記載したが、ベスト本体7が無い介護補助クロスベルト17について、図8〜図9に基づいて説明する。図8〜図9はそれぞれ、介護補助クロスベルト17の背面図、正面図を示している。介護補助クロスベルト17は、腰ベルト19と、腰ベルト19に固定されるクロスベルト18は、介護者14の背中で交差する2本のベルトから成り、クロスベルト18の4本の腕に、取っ手2が設けられている。クロスベルト18の胸側は、交差しても良いし、平行にし前固定ベルト8等で固定しても良い。介護補助クロスベルト17は、介護者14の服装の一部として外観的にも自然であり、取り扱いのしやすい介護補助具である。
実施の形態に係る介護補助取っ手11について、図4〜図5に基づいて説明する。図4〜図5はそれぞれ、介護補助取っ手11の外観図、使用状態図を示している。介護補助取っ手11は、取っ手部とベルト保持部で構成されており、腰ベルト12をベルト保持部に挿入することで、介護補助取っ手11は、腰ベルト12に着脱可能に装着される。また腰ベルト12は、個人により長さが調節出来る。
また、介護補助取っ手11は、介護補助ベスト1又は介護補助クロスベルト17の腰ベルト4又は19等にも着脱可能に装着できる。
また、介護補助取っ手11は、介護補助ベスト1又は介護補助クロスベルト17の腰ベルト4又は19等にも着脱可能に装着できる。
図6〜図7はそれぞれ、介護補助取っ手カバー13の外観図及び展開図を示している。取っ手カバー13は、取っ手2に巻き付け、面ファスナー等で着脱可能に固定される。複数の被介護者が取っ手2を握ることから、衛生面を確保するために取っ手カバー13を設けることができる。
1 介護補助ベスト
2 取っ手
3 ショルダーストラップ
4 介護補助ベストの腰ベルト
5 横補強ベルト
6 縦補強ベルト
7 ベスト本体
8 前固定ベルト
9 前固定ベルト着脱バックル
10 腰ベルト着脱バックル
11 介護補助取っ手
12 腰ベルト
13 取っ手カバー
14 介護者
15 被介護者
16 斜め補強ベルト
17 介護補助クロスベルト
18 クロスベルト
19 介護補助クロスベルトの腰ベルト
2 取っ手
3 ショルダーストラップ
4 介護補助ベストの腰ベルト
5 横補強ベルト
6 縦補強ベルト
7 ベスト本体
8 前固定ベルト
9 前固定ベルト着脱バックル
10 腰ベルト着脱バックル
11 介護補助取っ手
12 腰ベルト
13 取っ手カバー
14 介護者
15 被介護者
16 斜め補強ベルト
17 介護補助クロスベルト
18 クロスベルト
19 介護補助クロスベルトの腰ベルト
Claims (5)
- 介護者が被介護者を介護するときの介護補助具であって、前記介護者が着る上着又は腰の一部に、前記被介護者が掴むことのできる取っ手が、身体の中心線の両側に設けられている介護補助具。
- 前記上着の上半分と下半分にそれぞれ前記取っ手が設けられている請求項1に記載の介護補助具。
- 前記上着が、ショルダーストラップを備えたベストである請求項1又は2に記載の介護補助具。
- 前記取っ手が、前記腰に装着するベルトに対して着脱可能である請求項1から3の何れかに記載の介護補助具。
- 前記上着が、背中で交差する2本のクロスベルトから成り、該クロスベルトの4本の腕にそれぞれ前記取っ手が設けられている請求項1に記載の介護補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004329U JP3207382U (ja) | 2016-08-18 | 2016-08-18 | 介護補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004329U JP3207382U (ja) | 2016-08-18 | 2016-08-18 | 介護補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3207382U true JP3207382U (ja) | 2016-11-10 |
Family
ID=57243539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016004329U Expired - Fee Related JP3207382U (ja) | 2016-08-18 | 2016-08-18 | 介護補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207382U (ja) |
-
2016
- 2016-08-18 JP JP2016004329U patent/JP3207382U/ja not_active Expired - Fee Related
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