JP3152073U - 片手が不自由な人のための着替え用補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】片手が不自由な人であっても衣類を引き上げて着替えることを可能にする補助具を提供する。【解決手段】ズボンを履く場合、下着の着替えや普段着からパジャマに着替えをするように衣類を着替える場合に、手掛けベルト5を不自由な片手に掛けて利き手を用いてリング1の接着テープ6を正面にしてそれを持ち上げて利き手で接着テープを剥離して衣類からリング1を外せば容易に着替をすることができる。片手の不自由な人が不自由な片手と利き手の両手を使って一人で着替えることが出来る。【選択図】図1

Description

本考案は、片手が不自由な人が着替えをする際に補助具を使って一人で衣類を着やすく補助するために使用するための補助具であり、片手が不自由な人が自分だけで着替えが出来るように工夫された補助具に関するものである。
介護用補助装置の中で、衣服装着補助器具(特許文献2)は、知られているが、片手が不自由な人の場合には、器具の重量や形状に左右されるので必ずしも利便性が良くない。
片手だけでは着替える衣類の装着、衣類の引き上げや、補助具の持ち運びの利便性がよくないという欠点があった。
詳細に記載すれば片手が不自由な人が一人で着替えをする用途において、この欠点は利便性に関して大きな障害である。具体的には、重量が重いので一定の場所に置かれるから、自宅風呂場や寝室などで使用される場合とか、病院、養老院といった日常とは異なる場所に生活の場所を移動して手軽に持ち運びする場合に利便性がない、片手が不自由な人が片手だけで、着替えるズボンやパジャマを装着したり、引き上げたりするのに不便であるなどの問題があった。
この改善策として、片手が不自由な人が居場所を変える場合、日常とは異なる場所毎に補助具が設置されることにより不便を解消する方法がある。特許文献2に公開される衣服装着補助器具が単独では移動に対応することが不便であるものに対して、片手が不自由な人は日常的にリハビリ訓練で症状を改善して自力移動ができる場合が多くあり、単独で着替え用補助具を使用される場所は、在宅中のみではなく浴場、養老院、介護センターのように移動先まで持ち運び使用ができるような着替えが容易で軽便な補助具が望まれている。
特開2008−266846号公報 特開2006−15103号公報 特開平10−037012号公報
解決しようとする問題点は、脳梗塞をはじめ病に原因して治癒後に残る麻痺のために左右のいずれか一方の手が不自由であり、そのために自分で衣類の着替をすることが出来ない人のために、左手或いは右手が不自由なっているいずれの場合にも両手で着替えをすることが出来るようにする軽量柔軟な補助具を開発することを目的とする。
この補助具があれば、片手が不自由な人であっても着替えが容易になり、軽量であって利便性に優れて、リングに着替えを装着して、手掛けベルトを片手に掛けて利き手でリングを持って衣類を引き上げて着替えることを可能にする。
本考案は、麻痺している左手または右手を使って両手で常に着替えを可能とするため、腰の周囲に巻くリングとリング上を移動可能に取り付けた手掛けベルトとリングの両端部に両端部同士を接着或いは離脱できるようにするための接着テープを設けてなる補助具である。
リングに衣類を装着して不自由な手を手掛けベルトに掛けて、利き手でリングを持ち上げてリング両端の接着テープを外して衣類のゴムで体に着ることを最も主要な特徴とする。
本考案の片手が不自由な人のための着替え用補助具は、リングに衣類を装着して不自由な手を掛けるベルトをリング上で左右の適位置までスライド可能に設けるので、不自由な左手又は右手のいずれの位置にも、手掛けベルトを移動させて使い分けられるという利点がある。
片手が不自由な人のための着替え用補助具の実施方法を示した斜視図である。(実施例1) 片手が不自由な人のための着替え用補助具の実施方法を示した平面図である。(実施例1) 片手が不自由な人のための着替え用補助具の手掛けベルトを示した正面図である。(実施例1) 片手が不自由な人のための着替え用補助具の心材(ホース)を示した断面図である。(実施例1) 片手が不自由な人のための着替え用補助具の心材(ロープ)を示した断面図である。(実施例2) 片手が不自由な人のための着替え用補助具の使用方法を示した斜視図である。(実施例1、2共通)
片手が不自由な人が両手を使って衣類を着替えるという目的を、身体の周囲を取り巻くリングとリングに取り付ける手掛けベルトと該リングの両端部に設けた接着テープでリング両端を着脱可能にすることにより、軽量柔軟な着替え用補助具の利便性を損なわずに実現した。
図1〜4及び6は、本考案装置の1実施例の実施方法を示す図面であって、1はリング、2は覆い布、3は心材ホース、5は手掛けベルト、6は接着テープ、7はリング通し穴、8は衣類である。
前記したように本考案は、身体の周囲を取り巻くリング1とリング1に取り付ける手掛けベルト5と該リングの両端部に設けた接着テープ6でリング両端を着脱可能にする実施方法にあるので、覆い布2は心材を覆うために心材の周囲に取り付けた繊維製の布であり説明は省略する。
着替え用補助ぐは、柔軟なゴム製又は合成樹脂製ホースを心材として体の周囲に巻くことが可能な120cm程度に切断して、ホース3を心材として覆い布2を周囲に被せて縫い合わせ取り付けた。その両端部には接着テープ6を縫い合わせて接着テープを接着してリング状に形成できるようにする。リング1は、接着テープを剥離すれば一本にできるものによって、両端を接着テープでリング状に形成してリング1には衣類8を装着し(図6参照)て体の周囲に両手でリング1と手掛けベルト5を引き上げて接着テープを外すと衣類はゴムの弾力で体に着き、衣類を着替えることが出来る。
手掛けベルト5は、輪の部分とリング通し穴7を設けてあり、リング通し穴7にリング1を通して輪の部分に左右どちらかの不自由な手を通して腕に補助具を掛けることができるようにした。従って、手掛けベルト5は、リング上をスライドして適位置まで移動させることが可能であるから、不自由な手が左手の人、不自由な手が右手の人のいずれの場合にも手掛けベルト5のリング上の位置を調整すれば左手又は右手の場合に適用できる。例えば、ズボンをリングの中に入れて、手掛けベルトも体型に合わせて移動ができる。
リング1の両端部に設けた接着テープ6は、心材を両端部で接着しリング状に形成したり、剥離して一本にするために設けてあり、心材として用いている長いホース3を一本にすることも接着してリング状に形成することも可能である。従って接着テープ6は、例えばマジックテープ(登録商標)のような材料を使用して心材の両端を接着してリング状にすることや剥離して一本にすることは片手が不自由な人でも自在にできるようにしてある。
上記の接着テープ6において、心材であるホース3の両端を接着した場合にホースはリング状になり、そこに衣類8を装着して着替える人がリング1を持ち上げれば衣類のゴムを腰周りまで引き上げて、その後はリングの接着テープ6を外して衣類を着替えることができる。
例えば、前記ズボンの例ではウエストサイズは、接着テープをずらして自由な長さに調整することが容易にできる。
ズボンをリング1の中に入れるときにリングを横に丸長くして、不自由な方の腕全体で押さえ込んで安定させると、片方の手でズボンをリングの中に入れることが楽にできる。
手掛けベルト5だけを持って引き上げるのはすべりが悪くて難しいので、必ずリング1を持って引き上げる。両足がズボンの中に入ったら、不自由な方の腕に手掛けベルト5を引っ掛けてリング1を持って引き上げると片手でも簡単にウエストまで引き上げることができる。ウエストまで引き上げることができたら前側にある接着テープ6を剥離して、リング1を外す時は前側の接着テープを片手で引っ張ると簡単に補助具を外すことができる。不自由な腕に通した手掛けベルト5によりリングが下に落ちることも無く、片づけができる。
このような実施形態を採用したので、片手でも着替えが容易になる。さらに、リング1と手掛けベルト5は、軽量であるから片手が不自由な人は一人で補助具を操作し易く移動するときにも持ち運びが容易なのでその使用によりリハビリ訓練を促進する効果がある。
図5の実施例は、リング1の心材として長いロープ4を使用しロープの周囲に覆い布2を取付けたリングに手掛けベルト5を取り付ける場合である。心材としてロープを使用される場合、繊維製若しくは合成樹脂製であっても柔軟性のあるものが良い。
左右の手いずれからでも手を通すことができるように手掛けベルト5を移動できるように移動用リング通し穴を設けたので、例えば左手が利かない場合は左手を手掛けベルトに通して右手を利用する場合、右手が利かない場合は右手を手掛けベルトに通して左手を利用する場合、左右のいづれの手が不自由であっても手掛けベルトをリング上でスライドして使用できるようにした。そのために手掛けベルトを左右に移動して各々手を差し替えて使用する。手掛けベルトは、リング上の位置をスライド自在にできるようにリング通し穴7を設けてその穴にリングを通してあるので、手掛けベルトは1個有る場合でも、2個ある場合とほぼ同様に使用をすることができる。
例えば、前記ズボンの例ではウエストサイズは、接着テープ6をずらして自由な長さに調整することが容易にできる。
ズボンをリング1の中に入れるときにリングを横に丸長くして、不自由な方の腕全体で押さえ込んで安定させると、片方の手でズボンをリングの中に入れることが楽にできる。
手掛けベルト5だけを持って引き上げるのはすべりが悪くて難しいので、必ずリングを持って引き上げる。両足がズボンの中に入ったら、不自由な方の腕に手掛けベルト5を引っ掛けてリング1を持って引き上げると片手でも簡単にウエストまで引き上げることができる。ウエストまで引き上げることができたら前側中心にある接着テープ6を剥離して、リング1を外す時は前側中心にある接着テープを片手で引っ張ると簡単に補助具を外すことができる。不自由な腕に通した手掛けベルトによりリングが下に落ちることも無く、片づけができる。
本考案の実施例に示すようにズボンを履く場合、下着の着替えや普段着からパジャマに着替えをする場合に、手掛けベルトを不自由な片手に掛けて利き手を用いて容易に着替をすることができるように考案された補助具である。片手が不自由な人であってもこの補助具があれば、これはもう一方の手が利く人の場合の補助具であるから、片手の不自由な人が手掛けベルト5を片手に掛けて利き手で新しい衣類を装着したリングを引き上げて着替えることが出来るので片手の不自由な人であっても、両手を使って一人で着替えをすることが出来る。その人が在宅、養老院、病院にいづれに在っても介護する者の手を借りずに容易に着替えをすることができる。
1 リング
2 覆い布
3 ホース
4 ロープ
5 手掛けベルト
6 接着テープ
7 手掛けベルトの移動用リング通し穴
8 衣類

Claims (5)

  1. 折り曲げ可能な柔軟性のある心材をカバーで覆い、心材を胴体に巻き止めるために両側のそれぞれの端部に接着テープを設けて、心材の中ほどに手掛けベルトを移動可能に設けたことを特徴とする片手が不自由な人のための着替え用補助具。
  2. 請求項1に記載の柔軟性のある心材はゴム製又は合成樹脂製ホースであることを特徴とする片手が不自由な人のための着替え用補助具。
  3. 請求項1に記載の柔軟性のある心材は繊維製又は合成樹脂製ロープであることを特徴とする片手が不自由な人のための着替え用補助具。
  4. 請求項1に記載のカバーは心材の周囲を覆う繊維製布であることを特徴とする片手が不自由な人のための着替え用補助具。
  5. 請求項1に記載の手掛けベルトは繊維布製であることを特徴とする片手が不自由な人のための着替え用補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6247431B1 (ja) * 2016-12-02 2017-12-13 株式会社オンワードホールディングス 防寒素材、防寒素材の製造方法及び、防寒ウェア
WO2018100763A1 (ja) * 2016-12-02 2018-06-07 株式会社オンワードホールディングス 防寒素材、防寒素材の製造方法及び、防寒ウェア

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