JP2003235898A - 介護補助具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 従来、足の不自由な方を車椅子やベッド等へ移動させる
手段として、抱きかかえる、着衣（ズボン等）を持つ、
等の手段がとられていた。介護される側は、不安定な状
態で抱きかかえられる事によって、足が引きずられる、
胸部が圧迫されるなどの危険性が常にあり、それによっ
て捻挫や骨折等が引き起こされることも珍しくなかっ
た。介護人はベルト部分の空洞、持ち手を持つことによ
って、不必要な力が要らず、安定した姿勢で持つことが
出来、腰や腕に対する負担が軽減される。又、介護され
る側も体が十分に上がり、胸部や足部などに負担が掛か
ることもなく、持ち手が臀部と両大腿にわたっている為
に体重が分散され、体への負担も大きく軽減されるので
ある。又、脱着に関しては、本発明を体の下に敷きこ
み、ワンタッチ留め具でとめ、使用後は体の下から抜き
出す、といった簡単な行為で出来るのである。 【目的】 介護する側、される側、双方の体への負担
軽減をもたらし、簡単に着脱できる様にする。 【課題】 介護する側、される側、双方の体への負担軽
減をもたらし、簡単に着脱できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】本発明は、足の不自由な方を車椅子やベッ
ド等への移動時の介護する側、介護される側、双方の体
への負担を軽減させる為のものである。又、ワンタッチ
器具を用いて簡単に脱着できるようにしたものである。 【０００２】従来、足の不自由な方を車椅子やベッド等
へ移動させる手段として、抱きかかえる、着衣（ズボン
等）を持つ、等の手段がとられていた。介護される側
は、不安定な状態で抱きかかえられる事によって、足が
引きずられる、胸部が圧迫されるなどの危険性が常にあ
り、それによって捻挫や骨折等が引き起こされることも
珍しくなかった。ズボンを持つことによって胸部圧迫は
軽減されるが、体重が股部一点に掛かる為、股部に負担
が掛かった。一方、介護側も抱きかかえることによっ
て、腕や腰に負担が掛かった。さらに、ズボンを持つ方
法では、衣服がのびる為に必要以上の力を要し、負担が
増すことになったのである。 【発明の効果】介護人はベルト部分の空洞、持ち手を持
つことによって、不必要な力が要らず、安定した姿勢で
持つことが出来、腰や腕に対する負担が軽減される。
又、介護される側も体が十分に上がり、胸部や足部など
に負担が掛かることもなく、持ち手が臀部と両大腿にわ
たっている為に体重が分散され、体への負担も大きく軽
減されるのである。又、脱着に関しては、本発明を体の
下に敷きこみ、ワンタッチ留め具でとめ、使用後は体の
下から抜き出す、といった簡単な行為で出来るのであ
る。

【図面の簡単な説明】 本発明は、介護する側、される側、双方の体への負担軽
減をもたらし、簡単に着脱でき、どこでも使用できるよ
うに携帯しやすくなっている。図１にて示すとおり、厚
手の生地１に板状の紐を縫い付けて、ベルト部分に指四
本入る程度の空洞２ヵ所作り、臀部と両大腿の外側それ
ぞれに持ち手３を作り、もち手と紐の各先端にワンタッ
チ器具４を取り付けたものである。

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【手続補正書】 【提出日】平成１４年５月１０日（２００２．５．１
０） 【手続補正１】 【補正対象書類名】明細書 【補正対象項目名】図面の簡単な説明 【補正方法】変更 【補正内容】 【図面の簡単な説明】 【図１】平面図である。 【図２】正面装着図である。 【図３】横面装着図である。 【符号の説明】 １ 厚手の生地 ２ 空洞にしている。 ３ 持ち手 ４ ワンタッチ留め具

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】介護時に生ずる双方の体の負担を軽減させ
   る為の介護補助具。