JP2002028196A - 介護用ベルト - Google Patents
介護用ベルトInfo
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- JP2002028196A JP2002028196A JP2000214855A JP2000214855A JP2002028196A JP 2002028196 A JP2002028196 A JP 2002028196A JP 2000214855 A JP2000214855 A JP 2000214855A JP 2000214855 A JP2000214855 A JP 2000214855A JP 2002028196 A JP2002028196 A JP 2002028196A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自力歩行の困難な患者を安全に歩行させると
共に、その着脱が容易な介護用ベルトの提供。 【解決手段】 可撓性を有する幅広のベルト本体５を有
し、ベルト本体５の尻抱持部２に係脱自在な脚バンド８
を設け、ベルト本体５の背面に一対の把持部９を設け
る。
共に、その着脱が容易な介護用ベルトの提供。 【解決手段】 可撓性を有する幅広のベルト本体５を有
し、ベルト本体５の尻抱持部２に係脱自在な脚バンド８
を設け、ベルト本体５の背面に一対の把持部９を設け
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自力で歩行が困難
な患者等の被介護者（以下、患者という）を安全に介護
するための介護用ベルトに関する。
な患者等の被介護者（以下、患者という）を安全に介護
するための介護用ベルトに関する。
【０００２】
【従来の技術】比較的取付けの容易な介護用ベルトとし
て、幅広の本体の両端に着脱自在な係脱部を設け、その
背面に把持部を設けたものが知られている。この介護用
ベルトは患者の腰部回りに取付け、介護者が把持部を保
持して患者の歩行を助けるものである。
て、幅広の本体の両端に着脱自在な係脱部を設け、その
背面に把持部を設けたものが知られている。この介護用
ベルトは患者の腰部回りに取付け、介護者が把持部を保
持して患者の歩行を助けるものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の簡易な介護用ベ
ルトは、その取付けは容易であるが患者を立ち上がらせ
る場合、上方に把持部を持ち上げるとベルトがその方向
にずれることになり、患者に苦痛を与えると共に安全な
保持ができ難い欠点があった。このような欠点を解消す
るため、患者の腰部全体を確実に抱持する構造とすれ
ば、その取付けが面倒であると共に患者の自由な動きを
拘束するおそれがある。そこで、取付け易く患者の動き
を制限することがなく且つ、安全に介護できる介護用ベ
ルトを提供することを課題とする。
ルトは、その取付けは容易であるが患者を立ち上がらせ
る場合、上方に把持部を持ち上げるとベルトがその方向
にずれることになり、患者に苦痛を与えると共に安全な
保持ができ難い欠点があった。このような欠点を解消す
るため、患者の腰部全体を確実に抱持する構造とすれ
ば、その取付けが面倒であると共に患者の自由な動きを
拘束するおそれがある。そこで、取付け易く患者の動き
を制限することがなく且つ、安全に介護できる介護用ベ
ルトを提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、可撓性を有する幅広の帯状体よりなり、腰巻回部
(1) および尻抱持部(2) を有し、その腰巻回部(1) の巻
回方向の一端に係合部(3)が設けられると共に、その係
合部(3) に着脱自在に係止される係止部(4) が、その腰
巻回部(1) の他端に設けられたベルト本体(5) と、前記
尻抱持部(2) の中心部の縁部に夫々突出され、その先端
に係合部(6) が設けられ、その係合部(6) に着脱自在に
係止される係止部(7) が、その尻抱持部(2) の両側部に
設けられた一対の脚バンド(8) と、前記ベルト本体(5)
の背面の中心の両側に水平に配置された一対の把持部
(9)と、を具備し、介護者が前記一対の把持部(9) を保
持して被介護者の歩行や立ち上がり等を補助できるよう
に構成された介護用ベルトである。
は、可撓性を有する幅広の帯状体よりなり、腰巻回部
(1) および尻抱持部(2) を有し、その腰巻回部(1) の巻
回方向の一端に係合部(3)が設けられると共に、その係
合部(3) に着脱自在に係止される係止部(4) が、その腰
巻回部(1) の他端に設けられたベルト本体(5) と、前記
尻抱持部(2) の中心部の縁部に夫々突出され、その先端
に係合部(6) が設けられ、その係合部(6) に着脱自在に
係止される係止部(7) が、その尻抱持部(2) の両側部に
設けられた一対の脚バンド(8) と、前記ベルト本体(5)
の背面の中心の両側に水平に配置された一対の把持部
(9)と、を具備し、介護者が前記一対の把持部(9) を保
持して被介護者の歩行や立ち上がり等を補助できるよう
に構成された介護用ベルトである。
【０００５】請求項２に記載の発明は、請求項１におい
て、前記ベルト本体(5) の全体の展開形状が、偏平な略
三角形状または略台形に形成され、その腰巻回部(1) の
巻回方向の一端に、腰バンド(10)を介して、その長さを
調整自在に前記係合部(3) が設けられ、前記脚バンド
(8) の先端部に、その長さが伸縮自在となるように、前
記係合部(6) が突設された介護用ベルトである。請求項
３に記載の発明は、請求項１または請求項２において、
前記腰巻回部(1) の両側部間を前面側から係脱自在に連
結する吊り下げ用バンド(11)と、その吊り下げ用バンド
(11)に係脱自在にまたは、挿通自在に挿通される細長い
金具本体(12)と、その金具本体(12)の中央に突設された
吊りフック(13)と、を有する介護用ベルトである。
て、前記ベルト本体(5) の全体の展開形状が、偏平な略
三角形状または略台形に形成され、その腰巻回部(1) の
巻回方向の一端に、腰バンド(10)を介して、その長さを
調整自在に前記係合部(3) が設けられ、前記脚バンド
(8) の先端部に、その長さが伸縮自在となるように、前
記係合部(6) が突設された介護用ベルトである。請求項
３に記載の発明は、請求項１または請求項２において、
前記腰巻回部(1) の両側部間を前面側から係脱自在に連
結する吊り下げ用バンド(11)と、その吊り下げ用バンド
(11)に係脱自在にまたは、挿通自在に挿通される細長い
金具本体(12)と、その金具本体(12)の中央に突設された
吊りフック(13)と、を有する介護用ベルトである。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の各
介護用ベルトの実施の形態につき説明する。図１は本発
明の介護用ベルトの第１の実施の形態を示し、それを背
面側から見た展開図である。また、図２はその取付け説
明図であって前面側から見たものである。さらに図３は
その取付け状態を示す側面図である。この介護用ベルト
は、可撓性を有する幅広の帯状体からなるベルト本体５
が腰巻回部１と尻抱持部２とを有する。腰巻回部１は展
開状態で偏平な略三角形状に形成され、その中央上縁部
に一対の欠切部が設けられ、その欠切部に伸縮部15が縫
着されている。この伸縮部15は幅ひろのゴム紐からな
る。
介護用ベルトの実施の形態につき説明する。図１は本発
明の介護用ベルトの第１の実施の形態を示し、それを背
面側から見た展開図である。また、図２はその取付け説
明図であって前面側から見たものである。さらに図３は
その取付け状態を示す側面図である。この介護用ベルト
は、可撓性を有する幅広の帯状体からなるベルト本体５
が腰巻回部１と尻抱持部２とを有する。腰巻回部１は展
開状態で偏平な略三角形状に形成され、その中央上縁部
に一対の欠切部が設けられ、その欠切部に伸縮部15が縫
着されている。この伸縮部15は幅ひろのゴム紐からな
る。
【０００７】また、腰巻回部１の一端には腰バンド10を
介し係合部３が設けられている。即ち、腰バンド10の一
端は腰巻回部１の一端に縫着され、その先端側に長さ調
整自在に係合部３が取付けられている。さらに腰巻回部
１の他端には、小バンド部17を介し係止部４が突設され
ている。そして係合部３と係止部４とが係脱自在に係合
する。なお、腰バンド10の形態は、腰巻回部１を患者の
回りに係脱自在に締結するものであれば、実施例に限定
されるものではない。一例として通常のバックル型腰バ
ンドを利用できる。また、係脱位置は自由に変更でき
る。腰巻回部１の背面には、把持部９が設けられてい
る。この把持部９は帯状材の両端部及び中央部を腰巻回
部１の背面に縫着し、その両側に介護者の手が挿入でき
る一対の把持部９を設けたものである。また、腰巻回部
１は重ね合わせた布状体からなり、内部に比較的薄い発
泡ウレタン等が内装されている。それにより、腰巻回部
１を常に平面状態に保持するものである。
介し係合部３が設けられている。即ち、腰バンド10の一
端は腰巻回部１の一端に縫着され、その先端側に長さ調
整自在に係合部３が取付けられている。さらに腰巻回部
１の他端には、小バンド部17を介し係止部４が突設され
ている。そして係合部３と係止部４とが係脱自在に係合
する。なお、腰バンド10の形態は、腰巻回部１を患者の
回りに係脱自在に締結するものであれば、実施例に限定
されるものではない。一例として通常のバックル型腰バ
ンドを利用できる。また、係脱位置は自由に変更でき
る。腰巻回部１の背面には、把持部９が設けられてい
る。この把持部９は帯状材の両端部及び中央部を腰巻回
部１の背面に縫着し、その両側に介護者の手が挿入でき
る一対の把持部９を設けたものである。また、腰巻回部
１は重ね合わせた布状体からなり、内部に比較的薄い発
泡ウレタン等が内装されている。それにより、腰巻回部
１を常に平面状態に保持するものである。
【０００８】腰巻回部１の下部側の外周には尻抱持部２
が延在されている。この尻抱持部２は全体が偏平なＶ字
状に形成され、その両側が腰巻回部１よりも短い。そし
てその尻抱持部２の上縁部が腰巻回部１に縫着されてい
る。この尻抱持部２の中心部の下縁部に一対の脚バンド
８の一端が縫着され、その他端に長さ調整自在に係合部
６が設けられている。この係合部６は腰巻回部１の右端
に設けられている係合部３と同一のものを用いることが
できる。そして尻抱持部２の両側コーナー部には小バン
ド部17を介して係止部７が突設されている。この係止部
７は腰巻回部１の左端に設けられた係止部４と同一のも
のを使用できる。なお、脚バンド８の根元部はより幅広
のものが用いられ、患者の内股部への食い込みを抑えて
いる。またこの脚バンドの形態は、脚の付根部の回りに
係脱自在に締結するものであれば、実施例に限定される
ものではない。一例として通常のバックル型腰バンドを
利用できる。また係脱位置は脚バンドの中間であっても
よい。
が延在されている。この尻抱持部２は全体が偏平なＶ字
状に形成され、その両側が腰巻回部１よりも短い。そし
てその尻抱持部２の上縁部が腰巻回部１に縫着されてい
る。この尻抱持部２の中心部の下縁部に一対の脚バンド
８の一端が縫着され、その他端に長さ調整自在に係合部
６が設けられている。この係合部６は腰巻回部１の右端
に設けられている係合部３と同一のものを用いることが
できる。そして尻抱持部２の両側コーナー部には小バン
ド部17を介して係止部７が突設されている。この係止部
７は腰巻回部１の左端に設けられた係止部４と同一のも
のを使用できる。なお、脚バンド８の根元部はより幅広
のものが用いられ、患者の内股部への食い込みを抑えて
いる。またこの脚バンドの形態は、脚の付根部の回りに
係脱自在に締結するものであれば、実施例に限定される
ものではない。一例として通常のバックル型腰バンドを
利用できる。また係脱位置は脚バンドの中間であっても
よい。
【０００９】
【使用方法】このようにしてなる介護用ベルトは、図２
に示す如く、被介護者である患者の腰を含む尻部とベッ
ドまたは椅子との間に挿入する。そして患者の前側にお
いて、一対の脚バンド８の係合部６を係止部７に夫々係
合する。このとき、脚バンド８が弛まないように係合部
６の位置を調整する。それと共に、腰バンド10の係合部
３を係止部４に係合する。このとき係合部３の位置を調
整し、腰回りに弛みがないようにする。而して、図３に
示す如く腰巻回部１は患者の腰回りに巻回され、尻抱持
部２は脚バンド８を介して各脚の付根部及び尻部に巻回
される。そこで、一例としてベッドや椅子に座った患者
を立ち上がらせるには、介護者が一対の把持部９を図３
の鎖線の如く把持し、引き上げればよい。このとき、尻
抱持部２及び脚バンド８が患者の脚の付根部に巻回され
ているため、ベルト全体が不用意に上方に移動すること
はない。次いで立ち上がった患者に自力歩行させるに
は、患者の後ろ側から把持部９を介護者が保持して、患
者がよろけないように手助けすればよい。
に示す如く、被介護者である患者の腰を含む尻部とベッ
ドまたは椅子との間に挿入する。そして患者の前側にお
いて、一対の脚バンド８の係合部６を係止部７に夫々係
合する。このとき、脚バンド８が弛まないように係合部
６の位置を調整する。それと共に、腰バンド10の係合部
３を係止部４に係合する。このとき係合部３の位置を調
整し、腰回りに弛みがないようにする。而して、図３に
示す如く腰巻回部１は患者の腰回りに巻回され、尻抱持
部２は脚バンド８を介して各脚の付根部及び尻部に巻回
される。そこで、一例としてベッドや椅子に座った患者
を立ち上がらせるには、介護者が一対の把持部９を図３
の鎖線の如く把持し、引き上げればよい。このとき、尻
抱持部２及び脚バンド８が患者の脚の付根部に巻回され
ているため、ベルト全体が不用意に上方に移動すること
はない。次いで立ち上がった患者に自力歩行させるに
は、患者の後ろ側から把持部９を介護者が保持して、患
者がよろけないように手助けすればよい。
【００１０】次に、図４は本発明の介護用ベルトの他の
実施の形態であり、この例が図１のそれと異なる点は、
腰巻回部１の中央部に腰幅調整バンド16が設けられてい
ることである。これは、患者の体形に合わせて腰巻回部
１の腰幅の長さを自由に調整できるものである。
実施の形態であり、この例が図１のそれと異なる点は、
腰巻回部１の中央部に腰幅調整バンド16が設けられてい
ることである。これは、患者の体形に合わせて腰巻回部
１の腰幅の長さを自由に調整できるものである。
【００１１】次に、図５及び図６は本発明のさらに他の
実施の形態を示し、この例は図１の介護用ベルトに付け
加えて、吊り下げ用バンド11及び金具本体12が設けられ
たものである。即ち、吊り下げ用バンド11一端が腰巻回
部１の右端部に縫着され、腰巻回部１の左端部にはバッ
クル18が小バンド部17を介して突設固定されている。そ
して吊り下げ用バンド11には、図５及び図６の如く金具
本体12が挿通される。この金具本体12は、僅かに湾曲さ
れたパイプ材の両端に環状部が溶接固定され、その環状
部に吊り下げ用バンド11が挿通されている。そしてその
金具本体12の中央には吊りフック13が突設されている。
そして吊り下げ用バンド11をバックル18に図６の如く係
止させることにより、図示しない吊り上げ装置によって
ロープ19を介して患者を吊り上げることができる。この
とき、患者が背面側に倒れないように介護者はその背中
を保持することが好ましい。なお、金具本体12は、上記
実施例の他に、その両端に係止部を設けそれを直接吊り
下げ用バンド11の係合部に係脱自在に取付けるものであ
ってもよい。
実施の形態を示し、この例は図１の介護用ベルトに付け
加えて、吊り下げ用バンド11及び金具本体12が設けられ
たものである。即ち、吊り下げ用バンド11一端が腰巻回
部１の右端部に縫着され、腰巻回部１の左端部にはバッ
クル18が小バンド部17を介して突設固定されている。そ
して吊り下げ用バンド11には、図５及び図６の如く金具
本体12が挿通される。この金具本体12は、僅かに湾曲さ
れたパイプ材の両端に環状部が溶接固定され、その環状
部に吊り下げ用バンド11が挿通されている。そしてその
金具本体12の中央には吊りフック13が突設されている。
そして吊り下げ用バンド11をバックル18に図６の如く係
止させることにより、図示しない吊り上げ装置によって
ロープ19を介して患者を吊り上げることができる。この
とき、患者が背面側に倒れないように介護者はその背中
を保持することが好ましい。なお、金具本体12は、上記
実施例の他に、その両端に係止部を設けそれを直接吊り
下げ用バンド11の係合部に係脱自在に取付けるものであ
ってもよい。
【００１２】
【発明の作用・効果】本発明の介護用ベルトは、そのベ
ルト本体５が腰巻回部１と尻抱持部２とを有し、腰巻回
部１がその両端部において着脱自在に係止されると共
に、尻抱持部２に一対の脚バンド８が設けられ、それが
係脱自在に係合されている。そしてベルト本体５の背面
に一対の把持部９が設けられたものである。従って、こ
の介護用ベルトは患者の腰部及び尻部並びに股部を抱持
して、患者と一体となる。そのため、介護者が把持部９
を保持して患者を補助するとき、介護用ベルトが上下方
向及び左右方向等にずれることがなく、補助し易く安全
な介護用ベルトとなる。また、一対の脚バンド８は係脱
自在にその先端が尻抱持部２の両側部に固定されるもの
であるから、患者を殆ど動かすことなく、その股部の回
りに脚バンド８を巻回することができる。同様に腰巻回
部１の両端部も係脱自在に患者の腰部回りに取付けるこ
とができる。
ルト本体５が腰巻回部１と尻抱持部２とを有し、腰巻回
部１がその両端部において着脱自在に係止されると共
に、尻抱持部２に一対の脚バンド８が設けられ、それが
係脱自在に係合されている。そしてベルト本体５の背面
に一対の把持部９が設けられたものである。従って、こ
の介護用ベルトは患者の腰部及び尻部並びに股部を抱持
して、患者と一体となる。そのため、介護者が把持部９
を保持して患者を補助するとき、介護用ベルトが上下方
向及び左右方向等にずれることがなく、補助し易く安全
な介護用ベルトとなる。また、一対の脚バンド８は係脱
自在にその先端が尻抱持部２の両側部に固定されるもの
であるから、患者を殆ど動かすことなく、その股部の回
りに脚バンド８を巻回することができる。同様に腰巻回
部１の両端部も係脱自在に患者の腰部回りに取付けるこ
とができる。
【００１３】請求項２に記載の発明によれば、ベルト本
体５の全体の展開形状が偏平な略三角形状または略台形
に形成されているから、患者の腰部を係脱自在に確実に
抱持できると共に、患者にとって自由度のきく快適な介
護用ベルトとなる。請求項３に記載の発明によれば、腰
巻回部１に吊り下げ用バンド11が設けられ、それに金具
本体12が係脱自在にまたは挿通自在に挿通され、その金
具本体12の中央に吊りフック13が突設されたものである
から、各種市販の吊り上げ装置によって患者を容易に吊
り上げることができる。
体５の全体の展開形状が偏平な略三角形状または略台形
に形成されているから、患者の腰部を係脱自在に確実に
抱持できると共に、患者にとって自由度のきく快適な介
護用ベルトとなる。請求項３に記載の発明によれば、腰
巻回部１に吊り下げ用バンド11が設けられ、それに金具
本体12が係脱自在にまたは挿通自在に挿通され、その金
具本体12の中央に吊りフック13が突設されたものである
から、各種市販の吊り上げ装置によって患者を容易に吊
り上げることができる。
【図１】本発明の介護用ベルトの背面側から見た展開
図。
図。
【図２】同介護用ベルトの取付け説明図。
【図３】同介護用ベルトの使用状態を示す側面図。
【図４】本発明の他の介護用ベルトの展開図。
【図５】本発明のさらに他の介護用ベルトの展開図。
【図６】同介護用ベルトの他の使用状態を示す説明図。
１ 腰巻回部 ２ 尻抱持部 ３ 係合部 ４ 係止部 ５ ベルト本体 ６ 係合部 ７ 係止部 ８ 脚バンド ９ 把持部 10 腰バンド 11 吊り下げ用バンド 12 金具本体 13 吊りフック 14 縫製部 15 伸縮部 16 腰幅調整バンド 17 小バンド部 18 バックル 19 ロープ
Claims (3)
- 【請求項１】 可撓性を有する幅広の帯状体よりなり、
腰巻回部(1) および尻抱持部(2) を有し、その腰巻回部
(1) の巻回方向の一端に係合部(3) が設けられると共
に、その係合部(3) に着脱自在に係止される係止部(4)
が、その腰巻回部(1) の他端に設けられたベルト本体
(5) と、 前記尻抱持部(2) の中心部の縁部に夫々突出され、その
先端に係合部(6) が設けられ、その係合部(6) に着脱自
在に係止される係止部(7) が、その尻抱持部(2) の両側
部に設けられた一対の脚バンド(8) と、 前記ベルト本体(5) の背面の中心の両側に水平に配置さ
れた一対の把持部(9)と、を具備し、介護者が前記一対
の把持部(9) を保持して被介護者の歩行や立ち上がり等
を補助できるように構成された介護用ベルト。 - 【請求項２】 請求項１において、 前記ベルト本体(5) の全体の展開形状が、偏平な略三角
形状または略台形に形成され、 その腰巻回部(1) の巻回方向の一端に、腰バンド(10)を
介して、その長さを調整自在に前記係合部(3) が設けら
れ、 前記脚バンド(8) の先端部に、その長さが伸縮自在とな
るように、前記係合部(6) が突設された介護用ベルト。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２において、 前記腰巻回部(1) の両側部間を前面側から係脱自在に連
結する吊り下げ用バンド(11)と、その吊り下げ用バンド
(11)に係脱自在にまたは、挿通自在に挿通される細長い
金具本体(12)と、その金具本体(12)の中央に突設された
吊りフック(13)と、を有する介護用ベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000214855A JP4602522B2 (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 介護用ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000214855A JP4602522B2 (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 介護用ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002028196A true JP2002028196A (ja) | 2002-01-29 |
| JP4602522B2 JP4602522B2 (ja) | 2010-12-22 |
Family
ID=18710367
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000214855A Expired - Fee Related JP4602522B2 (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 介護用ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4602522B2 (ja) |
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| JP2010142485A (ja) * | 2008-12-19 | 2010-07-01 | Akio Nozoe | 介護補助具 |
| JP2017060741A (ja) * | 2015-07-17 | 2017-03-30 | 鍾泰天 | 牽引式寝返り補助器及びこれを具える牽引式寝返り装置 |
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