JP3957661B2 - 座位保持用補助装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として自力では座位保持ができない人に装着して座位保持を行わせるための座位保持用補助装置に関する。また、そのような人を介助者が短距離移動させる場合、例えばベッドから車椅子に移乗させる場合にも用いることができる座位保持用補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
下記特許文献1には、長方形状のパッドとその両端から出た一対のループ状のストラップからなるサポート部材が記載されている。このサポート部材は座位保持をする際に装着するもので、装着者はパッドを腰背部に当て、ループ状のストラップを前に出して両膝に掛ける。これにより、座位保持(特に背もたれのない状態での座位)のとき腰部への負担が軽減され、長時間座位保持をしたときの腰痛が防止される。
【0003】
このサポート部材は、本来、自力で座位保持ができる人が腰痛緩和及び腰痛防止の目的で用いるものであるが、座位時にバランスをとることができない、すなわち自力で座位保持ができない人が座位保持を行うための座位保持用補助装置として使用することもできる。しかし、このサポート部材を装着すると膝を伸ばすことができないし、長時間装着するとストラップが当たる箇所に痛みを生じるという問題がある。また、このサポート部材は、股関節や膝関節に拘縮があったり、下肢に強い痙性の症状があって膝屈曲90度以上の屈曲ができない人には装着ができず、頸髄損傷患者など極度にバランスの不安定な人も装着ができない。
【0004】
一方、下記特許文献2,3には、介助者が被介助者を例えばベッドから車椅子に回転移動させる場合に使用する移動補助具が記載されている。この移動補助具によれば、被介助者の体重の一部又は大部分を介助者の足で支えることができるので、被介助者を短距離移動させる場合に、介助者の負担を減らすことができる。しかし、被介助者が自力で座位保持できない場合、介助者が被介助者の体を支えて座位保持させたうえ、前記移動補助具を用いて回転移動させる必要があり、この場合、介助者の負担が大きいという問題がある。また、被介助者が自力で座位保持できる場合でも、被介助者の下肢の筋力が衰えていて膝折れする場合、被介助者の体重の大部分を腕で支える必要があり、介助者の負担は余り軽減されない。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第4,773,106号明細書
【特許文献2】
特開2001−299814号公報
【特許文献3】
特開2003−644号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の座位保持用補助装置の問題点に鑑み、膝屈曲90度以上の屈曲ができない人でも装着が可能で、装着したままで膝を伸ばすこともできる座位保持用補助具を得ることを第1の目的とする。また、被介助者を例えば回転移動させる場合に座位保持させることがまず必要な点に鑑み、座位保持と移動補助が兼用できるようにすることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る座位保持用補助装置は、上部装具と、装着する左右一対の下部装具と、前記上部装具と下部装具を連結する左右一対の連結部材からなり、前記上部装具は、腰背部から前方側に延びるベルト状部を有し、前記下部装具は各々、膝の前面側を被って膝上から膝下まで延びる被着部と、その下端に取り付けられ足を入れて踏むようにした掛止部からなり、前記連結部材は各々、前記ベルト状部の端部と前記被着部の上端を連結又は分離自在に連結し、かつ長さ調節自在であることを特徴とする。前記上部装具において、前記ベルト状部は腰部に固定可能とすることができる。
【0008】
前記上部装具は、例えば前記ベルト状部のみにより構成することができ、あるいは、前記ベルト状部と、両肩に掛けて着用したとき前記ベルト状部を腰部の高さに吊り下げる着用部により構成することができる。後者の場合の望ましい形態として、前記上部装具は、後ろ身頃が腰背部に達するベスト状部材からなり、該ベスト状部材の下端部が所定幅にわたり前記ベルト状部を構成していること、前記ベスト状部材は前見頃がなく、両肩部とベルト状部を連結する装着用のベルト部材を一対備え、該ベルト部材は長さ調節自在であること、を挙げることができる。
【0009】
前記座位保持用補助装置の望ましい形態の1つとして、前記被着部は各々、下腿部を中に通すようにした筒状の部位を膝下に有し、かつ左右の被着部は互いに連結されている。これにより装着時の座位保持が安定するとともに、この装置が移動補助の機能を併せ持つようになる。このとき両膝が所定間隔開く状態で連結されていることが望ましい。
別の望ましい形態として、前記被着部は各々、下腿部を中に通すようにした筒状の部位を膝下に有し、かつ左右の被着部は互いに連結又は分離自在であることが望ましい。連結又は分離する箇所は膝下でよい。連結したときは座位保持が安定し、分離したときは歩行が可能となるとともに、この装置が移動補助の機能を併せ持つようになる。連結したとき両膝が所定間隔開く状態であることが望ましい。
また、移動補助を行う場合、前記ベルト状部の背面側に介助者が両手でつかむことができる把持ベルトが左右一対取り付けられていることが望ましい。
【0010】
さらに、前記座位保持用補助装置において、望ましい具体的形態として、前記ベルト状部は、腰背部にパッドが設けられていること、前記連結部材は、一端が前記ベルト状部の端部に取り付けられ、他端に第1掛止具が取り付けられた第1ベルト部材と、一端が前記被着部の上端に取り付けられ、他端に前記第1掛止具に対し着脱自在の第2掛止具が取り付けられた第2ベルト部材からなり、前記第1ベルト部材と第2ベルト部材は少なくともいずれか一方が長さ調節自在であること、及び前記ベルト状部、装着部及び被着部は、柔軟で実質的に伸縮性をもたない材質の布からなること、等を挙げることができる。そのほか、前記ベルト状部が上にずり上がるのを防止するため、該ベルト状部の左右両側の適宜箇所に掛止ベルトの両端を取り付け、ベルト状部から湾曲してぶら下がるようにし、それを尻の下に敷くこともできる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を参照して、本発明に係る座位保持用補助装置(以下、補助装置と簡略にいう)についてより具体的に説明する。
この補助装置は、図1に示すように、装着者がベストのように上半身に装着する上部装具1と、下半身に装着する左右一対の下部装具2,3、及び連結部材4、5からなる。
上部装具1は(図、2,3も参照)、全体としてみると、前身頃がなく後ろ身頃が腰背部に達するベスト状部材からなり、該ベスト状部材の下端部が所定幅Wにわたり本発明でいうベルト状部を構成している。該ベルト状部6を除いた部分が本発明でいう着用部に相当するということができる。
【0012】
ベルト状部6は腰背部から前方に延びて装着者の体側部まで達し、その腰背部にはパッド8が収容されている。また、ベルト状部6の背面側には、把持ベルト9,10の一端が前記ベルト状部6のほぼ中央部上端位置に固定され、他端が腰背部の端部近傍下端位置に固定されている。
着用部7は本体部11と一対の装着用ベルト部材12からなり、前記本体部11とベルト状部6は一つながりの柔軟で実質的に伸縮性をもたないメッシュにより一体的に構成されている。ただし、ベルト状部6はメッシュが2重にされて袋状となり、そこに前記パッド8が収容されている。また、装着用ベルト部材12は、同じく柔軟で実質的に伸縮性をもたない材質の布で構成され、本体部11の両肩部11aとベルト状部6の先端近傍とを連結し、かつ長さ調整自在とされている。なお、両肩部11aには丈夫な裏当てが縫いつけられている。
従って、図1に示すように、装着者が上部装具1をベストのように着用すると、ベルト状部6は腰部の高さにほぼ水平に吊り下げられたかたちになり、装着用ベルト部材12によりその高さが調節できるようになっている。
【0013】
下部装具2,3は(図4,5も参照)、被着部13と、その下端に取り付けられたU字状の掛止部14からなる。被着部13は、前面側では装着者の膝を被って膝上から膝下の足首近くまで延び、背面側では上下方向の幅が狭く、下腿部において筒状とされ(筒状の部位13a)、その中に下腿部を通すようになっている。被着部13は柔軟で実質的に伸縮性をもたない材質のメッシュからなり、膝下で略X字状に交差する補強用の挟幅の布15が上下方向全長にわたり縫い付けられている。掛止部14と布15は柔軟で実質的に伸縮性がない布でできている。
被着部13の内側には、それぞれ膝の辺りから下に所定長さにわたってファスナー17a,17bが固定され、このファスナー17a,17bを閉じて下部装具2,3を連結することができる。連結したときの装着者の両膝の開き可能幅は、介助者の膝が入り得る程度乃至肩幅程度に設定されているのが望ましい。
【0014】
連結部材4、5は、一端がベルト状部6の端部に固定され、他端にプラスチック製の第1掛止具(はめ込み式の固定具の雌型)18が取り付けられた第1ベルト部材19と、一端が被着部13の上端に固定され、他端に前記第1掛止具18に係合する同じくプラスチック製の第2掛止具(はめ込み式の固定具の雄型)21が取り付けられた第2ベルト部材22からなる。前記第1掛止具18と第2掛止具21は連結又は分離自在であり、第2ベルト部材22は長さ調節自在である。第1ベルト部材19と第2ベルト部材22は柔軟で実質的に伸縮性のない材質の布でできている。
【0015】
前記補助装置の使用に際しては、例えば装着者がベッドの脇に上体を起こして腰掛ける場合(端座位)、図1に示すように上部装具1をベストのように着用し、下部装具2,3については被着部13の筒状の部位13aに足を通し、掛止部14に足を掛けてこれを足裏で踏み、第2掛止具21を第1掛止具部18にはめ込んで上部装具1と下部装具2,3を連結し、ファスナー17a,17bを閉じて下部装具2,3同士を連結し、最後に第2ベルト部材22の長さを調節する。この調節のとき、ベルト状部6、第1ベルト部材19、第2ベルト部材22、被着部13及び掛止部14がピンと張る程度にする。
【0016】
これにより、装着者の腰部がベルト状部6により支持され、自力で座位保持ができない人でも後ろや横に倒れるのが防止され、座位を安定的に保持することができる。
この場合、足裏で掛止部14を踏んで押さえる荷重がベルト状部6に作用する支持力となる。足裏であれば筋力の衰えた装着者でもこの支持力を保持することが容易である。また、被着部13を介して膝に圧迫力が加わるが、支持力の作用線(掛止部14〜被着部13(前面側)〜第1,第2ベルト部材19,22〜ベルト状部6)が膝に直接作用しないので、この圧迫力は大きくない。従って、仮に長時間座位を保持したとしても、装着者への負担は小さい。なお、装着時にファスナー17a,17bを閉じて被着部13,13同士を連結するのは必須ではないが、連結した方がより座位保持が安定する。
【0017】
また、前記補助装置は、膝を曲げた状態で座る場合だけでなく、例えばベッドに足を投げ出して座る場合などにも、同様に座位保持を補助する作用を有する。装着の仕方は同じである。
一方、例えばベッドの端に腰掛けていた装着者がトイレ等に歩いて行きたいとき、図6に示すように、ファスナー17a,17bを開いて下部装具2,3の連結を解除し、第2ベルト部材22の長さ調整(緩める)を行えば、歩くのに支障がない。このとき、上部装具1は装着者の肩に掛けられているので、ベルト状部6がずり落ちることはなく、下部装具2,3も連結部材4,5の第1,第2掛止具18,21により掛止されているので、ずり落ちることはない。
【0018】
さらに、前記補助装置を装着すると、介助者が装着者(被介助者)を短距離移動(例えばベッドに腰掛けた装着者を車椅子に回転移動・・・・前記特許文献2,3参照))させる場合に、介助者の負担を減らすことができる。前記特許文献2,3に記載された移動補助具では、被介助者が自力で座位を保持できないような場合、介助者が被介助者の状態を起こし端座位姿勢に保持した上で移動させる必要があったが、前記補助装置では装着者(被介助者)が該補助装置によりすでに端座位姿勢に保持されているので、介助者の負担がより軽減される。
移動補助の場合、図7,8に示すように、介助者Aは装着者Bの前方側から装着者Bの両膝の間に足を踏み出す。このとき一方の膝を両被着部13,13の中間位置(閉じたファスナー17a,17bの位置)に当てがって被介助者の両膝の間に膝裏まで押し込む。同時に両腕を装着者の背中側に回して把持ベルト9,10を持つ。一方、装着者Bは常法通り両腕で介助者Aの体につかまる。
【0019】
続いて、介助者Aは把持ベルト9,10を介して両腕で装着者Bの体を抱え、ベッドから持ち上げ、かつ踏み出した足で装着者Bの体重を支え、その足を軸足として車椅子の方へ回転移動させ、着座させる。
装着者Bの体を抱えてベッドから持ち上げたとき、装着者Bの体重の一部又は大部分が膝から左右の被着部13に掛かり、その体重は両被着部13,13の中央部で介助者Aの足に支えられる。この補助装置を装着すると、装着者Bの体重の大部分を確実に介助者Aの足で支えることができるので、介助者の負担が軽くなる。また、介助者Aの膝は装着者Bの両膝の間に入って直接膝同士が当たらないので、装着者が痛がるということもない。
なお、従来の移動補助具によれば、装着者Bの下肢の筋力が衰えていて膝折れする場合、装着者Bの体重の大部分を腕で支える必要があり、介助者Aの負担が大きくなるが、この補助装置によれば、装着者Bが膝折れを起こそうとすると、掛止部14、被着部13、第1,第2ベルト部材19,22及びベルト状部6がひとつながりとなっているため、被着部13の前面側に張力が作用し、この張力が装着者Bの膝関節を伸展させ又は伸展を維持する作用をして膝折れが抑制される。
【0020】
ここで、前記補助装置の各部の作用について、補足的にいくつか説明する。
▲1▼この補助装置において、座位保持のための支持力の作用線は、掛止部14〜被着部13(前面側)〜連結部材4,5(第1,第2ベルト部材19,22)〜ベルト状部6であるから、単に座位保持の機能のみ求めるのであれば、被着部13は膝の前面側を被って膝上から膝下まで延びるだけでよく、筒状の部位13aやファスナー17a,17bは必須ではない。しかし、被着部13の筒状の部位13aに下腿部を通し、かつファスナー17a,17bを閉じることで、上下腿部の左右の広がりが拘束され、これにより装着時の座位保持が安定するとともに、移動補助の機能をもたせることができる。
【0021】
▲2▼この補助装置において、上部装具1はベスト状部材からなり、該ベスト状部材は、下端のベルト状部6とそれ以外の着用部7からなる。着用部7はベルト状部6を腰部の高さに吊り下げるためのもので、これによりベルト状部6が位置決めされて下方にずれることがなくなり、高齢者でもベルト状部6に被着部13を連結するのが容易となる。また、立って歩くときでもベルト状部6及び下部装具2,3がずり落ちない。なお、このような吊り下げタイプの上部装具1は、上記の例のようなベスト状に限定されるものではない。要するに着用部を両肩に掛けてベルト状部を腰部の高さに維持できればよい。
【0022】
図9に別の座位保持用補助装置を示す。この補助装置が図1等に示したものと異なる点は、▲1▼上部装具31がベルト状部材36と該ベルト状部材36を腰部に巻いて固定する固定用ベルト37,38からなること、▲2▼下部装具32,33の被着部39,39が互いに連結されている(分離できない)こと、の2点である。固定用ベルト37の裏面と固定用ベルト38の表面には周知の面ファスナー対が固定され、互いに連結可能となっている。これによりベルト状部材は下にずり下がることも上にずり上がることもなくなる。
この補助装置の座位保持機能及び移動補助機能は、図1等に示した補助装置と同等である。
【0023】
なお、この補助装置において、固定ベルト37,38を他の固定手段に代替すること、あるいはこれを省略することが可能である。また、下部装具32,33の被着部39,39を分離した状態としておくことが可能である。ただし、連結した状態としておくことで、上下腿部の左右の広がりが拘束され、これにより装着時の座位保持が安定するとともに、移動補助の機能をもたせることができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係る座位保持用補助装置によれば、膝屈曲90度以上の屈曲ができない人でも装着が可能で、膝を伸ばして装着したり、装着したままで膝を伸ばすこともでき、足裏でベルト状部に掛かる座位保持用の荷重を受けるので、長時間装着しても痛みが生ずることはない。
合わせて、本発明に係る座位保持用補助装置は、これを装着して座位保持した装着者(被介助者)の移動補助具として利用することもできる。
なお、本発明に係る座位保持用補助装置は、主として自力では座位保持できない人を対象とするが、自力で座位保持できる人が装着してもよく、その場合、座位保持(特に背もたれのない状態での座位)のとき腰部への負担が軽減され、長時間座位保持をしたときの腰痛が防止される。また、姿勢矯正の効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る座位保持用補助装置の斜視図(装着状態)である。
【図2】 その上部装具の正面図(視線がやや下向き)である。
【図3】 その上部装具の背面図である。
【図4】 その下部装具の正面図である。
【図5】 その下部装具の背面図である。
【図6】 上記座位保持用補助装置を装着して歩行する場合の正面図(視線がやや下向き)である。
【図7】 移動補助を行う場合の使用方法を説明する斜視図(正面側)である。
【図8】 移動補助を行う場合の使用方法を説明する斜視図(背面側)である。
【図9】 本発明に係る別の座位保持用補助装置の斜視図(装着状態)である。
【符号の説明】
1 上部装具
2,3 下部装具
4,5 連結部材
6 ベルト状部
7 着用部
8 パッド
9,10 把持ベルト
11 着用部の本体部
12 着用部の装着用ベルト部材
13 被着部
13a 被着部の筒状の部位
14 掛止部
17a,17b ファスナー
18 第1掛止具
19 第1ベルト部材
21 第2掛止具
22 第2ベルト部材

Claims (11)

  1. 上部装具と、左右一対の下部装具と、前記上部装具と下部装具を連結する左右一対の連結部材からなり、前記上部装具は腰背部から前方側に延びるベルト状部を有し、前記下部装具は各々、膝の前面側を被って膝上から膝下まで延びる被着部と、その下端に取り付けられ足を入れて踏む掛止部からなり、前記連結部材は各々、前記ベルト状部の端部と前記被着部の上端を連結又は分離自在に連結し、かつ長さ調節自在であることを特徴とする座位保持用補助装置。
  2. 上部装具と、左右一対の下部装具と、前記上部装具と下部装具を連結する左右一対の連結部材からなり、前記上部装具は、腰背部から前方側に延びるベルト状部と、両肩に掛けて着用することにより前記ベルト状部を腰部の高さに吊り下げる着用部からなり、前記下部装具は各々、膝の前面側を被って膝上から膝下まで延びる被着部と、その下端に取り付けられ足を入れて踏む掛止部からなり、前記連結部材は各々、前記ベルト状部の端部と前記被着部の上端を連結又は分離自在に連結し、かつ長さ調節自在であることを特徴とする座位保持用補助装置。
  3. 前記上部装具は、後ろ身頃が腰背部に達するベスト状部材からなり、該ベスト状部材の下端部が所定幅にわたり前記ベルト状部を構成していることを特徴とする請求項2に記載された座位保持用補助装置。
  4. 前記ベスト状部材は前見頃がなく、両肩部とベルト状部を連結する装着用のベルト部材を一対備え、該ベルト部材は長さ調節自在であることを特徴とする請求項3に記載された座位保持用補助装置。
  5. 前記ベルト状部が腰部に固定可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載された座位保持用補助装置。
  6. 前記被着部は各々、下腿部を中に通すようにした筒状の部位を膝下に有し、かつ左右の被着部は互いに連結又は分離自在であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載された座位保持用補助装置。
  7. 前記被着部は各々、下腿部を中に通すようにした筒状の部位を膝下に有し、かつ左右の被着部は互いに連結されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載された座位保持用補助装置。
  8. 前記ベルト状部の背面側に介助者が両手でつかむことができる把持ベルトが左右一対取り付けられていることを特徴とする請求項6又は7に記載された座位保持用補助装置。
  9. 前記ベルト状部は、腰背部にパッドが設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載された座位保持用補助装置。
  10. 前記連結部材は、一端が前記ベルト状部の端部に取り付けられ、他端に第1掛止具が取り付けられた第1ベルト部材と、一端が前記被着部の上端に取り付けられ、他端に前記第1掛止具に対し着脱自在の第2掛止具が取り付けられた第2ベルト部材からなり、前記第1ベルト部材と第2ベルト部材は少なくともいずれか一方が長さ調節自在であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載された座位保持用補助装置。
  11. 前記ベルト状部、着用部及び被着部は、柔軟で実質的に伸縮性をもたない材質の布からなることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載された座位保持用補助装置。
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