JP6536014B2 - 隠蔽媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、記入した情報を隠蔽する隠蔽媒体に関するものである。
従来、一方の紙片の一部を他方の紙片に粘着させて隠蔽し、開封の際には一方の紙片の一部に孔を開けることにより、開封履歴として利用する情報隠蔽用シートがあった(例えば特許文献1)。
しかし、従来の情報隠蔽用シートは、紙片に孔を開けてしまうので、紙片の厚さの変化が大きい。このような厚さの変化は、例えば、情報隠蔽用シートの記載内容をシートフィード付きのスキャナ等の読み取り装置で読み取る場合に、装置内の紙詰まりの原因等になったりする。
特許第4770574号公報
本発明の課題は、開封状態において、厚さの変化を低減した隠蔽媒体を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
・第1の発明は、記入欄(21)を有する記入片(20)と、折り線(5)介して前記記入片に接続され、前記折り線で折られた閉状態で前記記入片の記入欄を隠蔽可能な隠蔽片(10)とを備え、前記隠蔽片は、開封側の縁部に沿って設けられた縁部粘着領域(12)を備え、前記記入片は、厚さ方向に貫通しない非貫通部(32,42,252,352,432,442,452,652)で囲まれ、閉状態において前記縁部粘着領域に粘着する領域である縁部被着領域(22)の一部に重なる剥ぎ取り領域(31,41,251,351,431,441,451,531,541,651)と、前記剥ぎ取り領域から続いて剥離する領域に設けられ、前記縁部被着領域の一部に重なり、閉じ状態において前記縁部粘着領域の粘着剤が剥離可能に積層される剥離領域(33,43,253,254,353,354,533,543,653,654)とを備えること、を特徴とする隠蔽媒体である。
・第2の発明は、第1の発明の隠蔽媒体において、前記剥ぎ取り領域(31,41,431,441,531,541)は、前記記入片(20)の縁部であって前記縁部被着領域(22)の端部に設けられおり、前記記入片の一辺と、前記非貫通部(32,42,432,442)とに囲まれた領域であること、を特徴とする隠蔽媒体である。
・第3の発明は、第2の発明の隠蔽媒体において、前記剥ぎ取り領域(31,41,431,441,531,541)及び前記剥離領域(33,43,533,543)の組み合わせは、前記記入片(20)の縁部であって前記縁部被着領域(22)の両端にそれぞれ設けられていること、を特徴とする隠蔽媒体である。
・第4の発明は、第3の発明の隠蔽媒体において、前記剥ぎ取り領域(251,351,451,651)及び前記剥離領域(253,254,353,354,653,654)の組み合わせは、前記縁部被着領域(22)の両端に加えて、前記両端を結ぶ線上に設けられていること、を特徴とする隠蔽媒体である。
本発明によれば、開封状態において、厚さの変化を低減した隠蔽媒体を提供できる。
第1実施形態の隠蔽媒体1の開状態を説明する図である。 第1実施形態の隠蔽媒体1の閉状態を説明する図である。 第1実施形態の剥ぎ取り領域31,41近傍の剥離を説明する図である。 第1実施形態の開封状態の隠蔽媒体1を説明する図である。 第2実施形態の隠蔽媒体201を説明する図である。 第3実施形態の隠蔽媒体301の開状態を上面から見た図(図1(A)に対応する図)である。 第4実施形態の隠蔽媒体401の開状態、閉状態を上面から見た図である。 第5実施形態の隠蔽媒体501の開状態、閉状態を上面から見た図である。 第6実施形態の隠蔽媒体601の開状態、閉状態を上面から見た図である。
(実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の隠蔽媒体1の開状態を説明する図である。
図1(A)は、隠蔽媒体1を上面から見た図である。
図1(B)は、図1(A)のB−B部断面図である。
図1(C)は、図1(A)のC−C部断面図である。
図2は、第1実施形態の隠蔽媒体1の閉状態を説明する図である。
図2(A)は、隠蔽媒体1を隠蔽片10側から見た図である。
図2(B)は、図2(A)に接着パターンを重ねて示す図である。
図2(C)は、図2(A)のC−C部断面図である。
図2(D)は、図2(A)のD−D部断面図である。
実施形態、図面では、説明と理解を容易にするために、XYZ直交座標系を設けて説明する。この座標系は、図1の状態を基準に、左右方向X(左側X1、右側X2)、縦方向Y(下側Y1、上側Y2)、厚さ方向Z(下面側Z1、上面側Z2)を表す。
図面では、適宜、隠蔽媒体1の厚さ方向Zの構成、各部の構成を誇張して図示する。
また、隠蔽媒体1を閉じる前の開いた状態(図1の状態)を開状態といい、また、隠蔽媒体1を折り線5で折って粘着剤で封をして閉じた状態(図2の状態)を閉状態という。さらに、隠蔽片10の上面の接着力(粘着力)の分布を、接着パターンという。
図1に示すように、隠蔽媒体1は、例えば隠蔽葉書等の通信用隠蔽媒体である。つまり、隠蔽媒体1は、送付元が記入した情報を隠蔽し、配達者(配送業者等)が配達先に配達するものである。
隠蔽媒体1の材質は、例えば上質紙等である。
隠蔽媒体1は、隠蔽片10、記入片20を備える。
隠蔽片10、記入片20は、1枚の上質紙等に、縦方向Yに平行な折り線5(例えば、押罫、ミシン目等)を加工したものである。隠蔽片10、記入片20は、折り線5を介して接続されている。
以下、隠蔽媒体1の構成を説明しながら、接着パターンについて説明する。
(隠蔽片10)
隠蔽片10は、閉状態で記入片20の記入欄21(後述する)を、隠蔽可能な大きさである。
隠蔽片10の上面は、接着力が異なる内粘着領域11、縁部粘着領域12を備える。
内粘着領域11は、粘着剤11aが露出した領域である。
内粘着領域11は、記入欄21よりも大きな領域であり、かつ、閉状態において記入欄21を覆う。内粘着領域11は、隠蔽片10の外形よりも一回り小さい。内粘着領域11は、隠蔽片10の下辺、上辺、折り線5と、隠蔽片10の外形との長さは、数mm程度である。また、内粘着領域11の左側X1には、数mm程度離れて、縁部粘着領域12が配置されている。
内粘着領域11での粘着力は、記入片20を破壊せずに剥離できる程度であればよい。
開状態では、粘着剤11a,12aの保護等のために、隠蔽片10の上面には、隠蔽片10と同様な大きさの剥離紙15が積層されている。この剥離紙15には、シリコン樹脂等を含んだ剥離層が設けられている。このため、剥離紙15を剥離後に露出した粘着剤11a,12aは、粘着性を維持する。
縁部粘着領域12は、記入片20の右縁部に粘着するための粘着剤12aが露出した領域である。縁部粘着領域12は、開封時には開封側となる左縁部に設けられ、左辺に沿った帯状の領域である。縁部粘着領域12は、下辺から上辺まで連続している。
縁部粘着領域12は、左端部から数mm程度離れて配置されている。
縁部粘着領域12での粘着力は、後述するように、剥ぎ取り領域31,41の上面を剥ぎ取れる程度の粘着力を有する。
縁部粘着領域12の粘着力は、縁部粘着領域12の粘着力よりも強いことが好適であるが、これに限定されることはない。
また、各粘着領域11,12の粘着層の層構成は、上記接着パターンを実現できるものであれば、いずれの構成を用いてもよい。例えば、粘着領域の粘着剤11a,12aを共通にして、内粘着領域11では粘着剤を網点印刷し、一方、縁部粘着領域12では粘着剤をベタ印刷することにより、粘着領域での粘着力を調整してもよい。
(記入片20)
左右方向Xにおいて、記入片20の長さは、隠蔽片10の長さよりも数mm程度大きい。
記入片20は、記入欄21、剥ぎ取り領域31,41、剥離領域33,43を備える。
記入欄21は、送信元が隠蔽情報(例えば銀行口座のキャッシュカードのパスワード等)を筆記具等で記入するための欄である。
剥ぎ取り領域31,41は、非貫通部32,42で囲まれた領域である。
非貫通部32,42は、記入片20を、厚さ方向Zに貫通しない切り込みであり、つまり、上面から厚さ方向Zの途中の深さまで切り込まれている。
以下、記入片20のうち、閉状態で縁部粘着領域12に重なる領域を、縁部被着領域22ともいう。
剥ぎ取り領域31,41は、縁部被着領域22の一部に重なる。
剥ぎ取り領域31,41は、記入片20の上縁部及び下縁部であって、縁部被着領域22の縦方向Yの両端の縁部に設けられている。剥ぎ取り領域31の外形は、記入片20の下辺と、非貫通部32とに囲まれた長方形又は正方形である。同様に、剥ぎ取り領域41の外形は、記入片20の上辺と、非貫通部42とに囲まれた長方形又は正方形である。
剥離領域33は、剥ぎ取り領域31の上側Y2に設けられている。剥離領域43は、剥ぎ取り領域41の下側Y1に設けられている。
後述するように、剥離領域33は、隠蔽片10を右下コーナ部10aから剥離する場合に、隠蔽片10が剥ぎ取り領域31から続いて剥離する領域である。一方、剥離領域43は、隠蔽片10を右上コーナ部10bから剥離する場合に、隠蔽片10が剥ぎ取り領域41から続いて剥離する領域である。
剥離領域33,43は、非貫通部32,42に連続して設けられている。剥離領域33,43の面積は、小さくてよく、後述するように、剥ぎ取り領域31,41の剥ぎ取りが非貫通部32,42で終わる程度の大きさであればよい。
閉状態では、剥離領域33,43は、縁部被着領域22に重なる。このため、閉状態では、縁部粘着領域12の粘着剤12aは、剥離領域33,43に密着し、剥離領域33,43に積層した状態になる。
剥離領域33,43には、シリコン樹脂等を含んだ剥離剤33a,43aが塗布されている。このため、隠蔽片10の縁部粘着領域12の粘着剤12aは、剥離領域33,43に接触しても殆んど粘着性を有さず、剥離領域33,43から容易に剥離する。
なお、図面には、図示の都合上、剥離領域33,43の剥離剤33a,43aは、記入片20に埋め込められたように示すが、実際には、記入片20に塗布されることにより、積層されている。
上記構成により、記入片20は、縁部被着領域22の縦方向Yの両端に、剥ぎ取り領域31及び剥離領域33の組み合わせ、剥ぎ取り領域41及び剥離領域43の組み合わせが、それぞれ配置される。
(使用方法)
図1から図4を参照しながら隠蔽媒体1の使用方法を説明する。
図3は、第1実施形態の剥ぎ取り領域31,41近傍の剥離を説明する図である。
図3では、剥離前の非貫通部32,42を太線で示す。
図3(C)、図3(D)では、隠蔽片10を一部切断して図示した。
図4は、第1実施形態の開封状態の隠蔽媒体1を説明する図である。
図4(A)は、隠蔽媒体1を上面から見た図である。
図4(B)は、図4(A)のB−B部断面図である。
図4(C)は、図4(A)のC−C部断面図である。
実施形態では、適宜、閉状態から開封した状態を、開封状態という。
(閉じ作業)
送信元の作業者は、記入欄21に隠蔽情報を記入し、また、剥離紙15を剥がす(図1の矢印B1参照)。
作業者は、隠蔽媒体1を、折り線5で、上面を内側になるように折ることにより、隠蔽片10、記入片20を、各粘着領域11,12の粘着剤11a,12aで粘着する(図1の矢印B2参照)。
図2に示すように、これにより、隠蔽媒体1は、右側X2を開封側として、閉じることができる。
作業者は、閉じた隠蔽媒体1を、投函したりする。配達者は、隠蔽媒体1を配達先に配達する。
閉状態において、隠蔽片10、記入片20の大部分は、内粘着領域11の粘着剤11aによって粘着されている。また、隠蔽片10、記入片20の右端部は、縁部粘着領域12の粘着剤12aによって粘着されている。
また、前述したように、剥離領域33,43の面積は、十分に小さい。このため、縁部粘着領域12の粘着剤12aは、隠蔽片10、記入片20の右縁部の上面のほぼ全体に、直接接触した状態で粘着する。そのため、隠蔽媒体1の右縁部は、十分に強い粘着力で粘着する。
これにより、隠蔽媒体1は、配送時等において、隠蔽媒体1が不意に開いてしまうことを十分に抑制できる。
また、隠蔽媒体1は、周囲に粘着剤11aが露出していないし、また、粘着剤12aの露出範囲が上縁部、下縁部の僅かな範囲であるため、配送時等において、他の部材に付着することを抑制できる。
(開封作業)
配達先の作業者(受け取り人)は、配達者から閉状態の隠蔽媒体1を受け取ると、これを開く。
作業者は、隠蔽媒体1を、隠蔽片10の右下コーナ部10a、右上コーナ部10b(図2(A)参照)のいずれからでも開封できる。
前述したように、記入片20は、隠蔽片10の長さよりも数mm程度大きいので、閉状態では、右縁部に段10c(図2(D)参照)が形成される。また、縁部粘着領域12は、隠蔽片10の外形から数mm程度離れて配置されている。このため、作業者は、指等を、隠蔽片10の端部に容易に引っ掛けることができるので、作業性がよい。
以下、右下コーナ部10aから開く例を説明する。
図2(A)、図3(A)に示すように、作業者は、隠蔽片10の右上コーナ部10bを指でつまんで、左上に向けて引っ張るようにして、隠蔽片10及び記入片20を開く(矢印A1参照)。
剥離は、下縁部を左側X1に向けて進み(矢印A3参照)、また、右縁部を上側Y2に向けて進む(矢印A2参照)。
(右辺を上側Y2に向けて進む剥離)
右辺を上側Y2に向けて進む剥離、つまり、剥ぎ取り領域31から剥ぎ取り領域41に進む剥離について説明する。
(1)剥ぎ取り領域31
図3(B)に示すように、剥ぎ取り領域31の剥離開始時には、記入片20の剥ぎ取り領域31では、隠蔽片10の縁部粘着領域12の粘着力の作用によって、下端から上面の表層31aの剥ぎ取りが始まる(図4(C)参照)。つまり、剥ぎ取り領域31の表層31aは、下端から基材破壊(被着体破壊)が発生する。これは、紙材の端部の表層は、破壊が開始しやすいという性質を有するからである。このように、紙面の表層が剥ぎ取られることを、「紙剥け」ともいう。
(2)剥離領域33
図3(C)に示すように、剥離は、続いて剥離領域33を進む。
剥離領域33では、隠蔽片10の縁部粘着領域12の粘着剤12aは、剥離領域33から容易に剥離する。このため、剥離が剥ぎ取り領域31から剥離領域33に移動する場合に、記入片20の上面は、非貫通部32から剥ぎ取られることはない。
上記(1)、(2)の作用によって、剥ぎ取り領域31の表層31aの剥ぎ取りは、非貫通部32までで終わる。
同様に、左右方向Xにおいても、剥ぎ取り領域31の表層31aの剥ぎ取りは、非貫通部32までで終わる。
(3)剥離領域33上端から剥離領域43下端までの領域23
剥離は、続いて領域23を進む(図示は省略する)。
領域23では、縁部粘着領域12の粘着剤11a,12aが、直接記入片20の上面に粘着しているが、紙材の端部以外の上面は、端部からの剥離とは異なり、剥ぎ取られる現象が起き難いという性質を有する。このため、領域23では、記入片20の上面の表層は、剥ぎ取られない。
(4)剥離領域43
図3(D)に示すように、剥離は、続いて剥離領域43を進む。
剥離領域43では、剥離領域33と同様に、隠蔽片10の縁部粘着領域12の粘着剤12aは、容易に剥離する。このため、剥離領域43では、隠蔽片10の縁部粘着領域12の粘着剤12aは、記入片20の上面の表層を剥ぎ取ることがない。
(5)剥ぎ取り領域41
剥離は、続いて剥ぎ取り領域41を進む。
剥ぎ取り領域41の下端には、非貫通部42が配置されている。このため、剥ぎ取り領域41の非貫通部42側かつ上面側の形態は、紙材の端部の上面の形態と同様である。
図4(B)に示すように、そのため、剥ぎ取り領域41の上面の表層41aは、隠蔽片10の縁部粘着領域12の粘着力の作用によって、非貫通部42から剥ぎ取られる。表層41aの剥ぎ取りは、上端(上辺)まで続く。
また、左右方向Xにおいては、表層41aの剥ぎ取りは、非貫通部42までで終わる。
このように、隠蔽媒体1は、従来の隠蔽葉書等と同様に、容易に開封できる。
なお、詳細な説明は省略するが、隠蔽媒体1を、右上コーナ部10bから開く場合には、剥離が上記とは上下逆方向に進んで、剥ぎ取り領域31,41の表層31a,41aが剥ぎ取られる。
また、内粘着領域11は、端部から数mm程度離れて配置されている。内粘着領域11の作用によっては、記入片20の上面は、剥ぎ取られない。
これにより、記入片20の記入欄21は、開封状態において損傷がないので、配達先の作業者は、その記入内容を確認できる。
図4に示すように、隠蔽媒体1は、上記工程を経て正当に開いた開封状態では、記入片20の剥ぎ取り領域31,41の上面の表層31a,41aが剥ぎ取られて、隠蔽片10の縁部粘着領域12の粘着剤12aに付着している。
配達先では、未開封の状態で記入片20の表層31a,41aの剥ぎ取りを確認することにより、送付元で閉じてから配達先で開かれるまでの間に、不正に開かれたか否かを確認できる。隠蔽媒体1は、不正に開いた後に閉じた場合にも、記入片20の表層31a,41aが剥ぎ取られた状態になるからである。
また、剥ぎ取り領域31,41は、剥離開始端となる右下コーナ部10a、右上コーナ部10bの両方に設けられている。このため、これらのいずれから開封し、開封を途中で止めた場合でも、剥ぎ取り領域31,41のいずれかに、隠蔽媒体1を開いた形跡が確実に残る。
(開封状態での凹凸)
開封状態での隠蔽媒体1の上面の凹凸について説明する。
図4(B)、図4(C)に示すように、開封状態では、記入片20の右縁部には、表層31a,41aのみが剥ぎ取られて段31b,41bが形成され、また、隠蔽片10の左縁部には、この段31b,41bに対応した段31c,41cが形成される。
このため、開封状態の隠蔽媒体1の上面は、凹凸が小さい。つまり、隠蔽媒体1は、孔を開けて開封履歴を残す形態に比べると、厚さの変化が少ない。
また、剥ぎ取り領域31,41は、右縁部の両端部(一部)のみの領域に設けられている。このため、開封状態の隠蔽媒体1の上面は、凹部、凸部の面積が少ない。
これにより、記入片20の記入情報をシートフィード付きのスキャナ等の読み取り装置で読み取る場合に、装置内の紙詰まり等を抑制できる。なお、隠蔽片10、記入片20を、折り線5で分離し、記入片20のみを読み取り装置で読み取れば、紙詰まり等の抑制効果を向上できる。
以上説明したように、本実施形態の隠蔽媒体1は、容易に開封でき、また、配送時等において、不正に開かれた場合にはその形跡を確実に残すことができる。さらに、隠蔽媒体1は、開封状態の上面の凹凸を少なくすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
なお、以下の説明及び図面において、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
図5は、第2実施形態の隠蔽媒体201を説明する図である。
図5(A)は、隠蔽媒体201の開状態を上面から見た図(図1(A)に対応する図)である。
図5(A)には、縁部被着領域22の外形を二点鎖線で示した。
図5(B)は、隠蔽媒体201の閉状態の断面図(図2(C)に対応する図)である。
図5(C)は、隠蔽媒体201の開封状態の断面図(図4(B)に対応する図)である。
図5(A)に示すように、隠蔽媒体201は、剥ぎ取り領域251、非貫通部252、剥離領域253,254を備える。
隠蔽媒体201は、剥ぎ取り領域及び剥離領域の複数の組み合わせが、縁部被着領域22の両端部に加えて、縁部被着領域22の中央に配置されている。つまり、剥ぎ取り領域251、剥離領域253,254の組み合わせは、両端に配置された剥ぎ取り領域31、剥離領域33の組み合せと、剥ぎ取り領域41、剥離領域43の組み合せとを結ぶ線上に配置されている。
剥ぎ取り領域251の外形は、剥ぎ取り領域251と同様な長方形又は正方形である。
非貫通部252は、剥ぎ取り領域251の全周に設けられている。
剥離領域253は、剥ぎ取り領域251の上側Y2に設けられている。剥離領域254は、剥ぎ取り領域251の下側Y1に設けられている。
剥ぎ取り領域251の上側Y2は、隠蔽片10を右下コーナ部10a(図2(a)参照)から剥離する場合に、隠蔽片10が剥ぎ取り領域251から続いて剥離する領域である。一方、剥ぎ取り領域251の下側Y1は、隠蔽片10を右下コーナ部10a(図2(a)参照)から剥離する場合に、隠蔽片10が剥ぎ取り領域251から続いて剥離する領域である。
隠蔽媒体201の開封作業について説明する。
図5(B)に示すように、閉状態では、隠蔽片10の縁部粘着領域12の粘着剤12aは、剥ぎ取り領域31,41,251に粘着している。
以下、第1実施形態と同様に、隠蔽片10を右下コーナ部10aから剥離する例を説明する。
剥離領域254の下端までの剥離は、第1実施形態と同様である。
隠蔽片10の剥離は、剥離領域254、剥ぎ取り領域251、剥離領域253を、以下のように進む(図5(A)の矢印A22参照)。
(1)剥離領域254
剥離領域254では、隠蔽片10の縁部粘着領域12の粘着剤12aは、記入片20から容易に剥離する。このため、剥離領域254では、上面の表層の剥ぎ取りは、発生しない。
(2)剥ぎ取り領域251
剥離は、続いて剥ぎ取り領域251を進む。
この剥離は、第1実施形態の図3(B)と同様である。つまり、剥ぎ取り領域251の上面の表層251aの剥ぎ取りが、非貫通部252の下辺から始まる。
(3)剥離領域253
剥離は、続いて剥離領域253を進む。
この剥離は、第1実施形態の図3(C)と同様である。つまり、剥離領域253の上面は、剥ぎ取られることはない。
また、上記(2)の剥ぎ取りは、非貫通部252の上辺、左辺、右辺で終了する。
その後の剥離は、第1実施形態と同様である。
図5(B)に示すように、隠蔽媒体201は、上記工程を経て開いた開状態では、記入片20の剥ぎ取り領域31,41,251の上面の表層31a,41a,251aが剥ぎ取られて、隠蔽片10の縁部粘着領域12の粘着剤12aに付着している。
なお、詳細な説明は省略するが、隠蔽媒体1を、右上コーナ部10bから開く場合には、剥離が上記とは上下逆方向に進んで、剥ぎ取り領域31,41の表層31a,41aが剥ぎ取られる。
以上説明したように、本実施形態の隠蔽媒体201は、剥ぎ取り領域の数を増やすことにより、これらの表層の剥ぎ取りが目立つ。これにより、作業者は、隠蔽媒体201が開封されたか否かを、一目瞭然で確認できる。
なお、本実施形態では、剥ぎ取り領域251、非貫通部252、剥離領域253,254の組み合わせを、1つ設けた例を示したが、これに限定されず、縁部被着領域22上に複数設けてもよい。
また、隠蔽媒体201は、場合によっては、右下コーナ部10a又は右上コーナ部10bではなく、右縁部から開封される場合がある(図5(A)に示す矢印A23参照)。
この場合、剥離が右縁部から順に非貫通部252の右辺部、剥ぎ取り領域251を進む態様は、前述した剥離が剥ぎ取り領域31を進む態様(図3(B)参照)、又は剥離が剥ぎ取り領域41を進む態様(図3(D)参照)と、ほぼ同様である。
このため、隠蔽媒体201は、右縁部から開封された場合であっても、剥ぎ取り領域251が剥ぎ取られる。これにより、隠蔽媒体201は、この場合であっても、開封されたか否かを確認できる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
図6は、第3実施形態の隠蔽媒体301の開状態を上面から見た図(図1(A)に対応する図)である。
第3実施形態の隠蔽媒体301は、剥ぎ取り領域、非貫通部、剥離領域の形状を、第2実施形態から変更した。
つまり、縁部被着領域22の両端に配置された剥ぎ取り領域331,341、非貫通部332,342の形状は、半円である。
また、縁部被着領域22の中央に配置された剥ぎ取り領域351、非貫通部352の形状は、円形である。
詳細な説明は省略するが、この構成であっても、隠蔽媒体301の開封状態では、剥ぎ取り領域331,341,351の表層は、縁部粘着領域12の粘着剤12aによって、剥ぎ取られる。このため、隠蔽媒体301は、前述した実施形態と同様な効果を奏する。
このように、剥ぎ取り領域、非貫通部、剥離領域の形状は、適宜設定することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。
なお、第4実施形態の説明及び図面において、第2実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
図7は、第4実施形態の隠蔽媒体401の開状態、閉状態を上面から見た図である。
隠蔽媒体401の剥ぎ取り領域431,441,451の左右方向Xの幅L4は、第2実施形態のものよりも小さい。また、左右方向Xにおいて、剥ぎ取り領域431,441,451は、縁部被着領域22の内側に配置される。このため、非貫通部432,442,452も、縁部被着領域22の内側に配置される。
これにより、隠蔽媒体401は、剥ぎ取り領域431,441,451の全範囲を、縁部粘着領域12の接着剤12aに確実に粘着させることにより、開封時にこれら全範囲を確実に剥ぎ取ることができる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態について説明する。
図8は、第5実施形態の隠蔽媒体501の開状態、閉状態を上面から見た図である。
本実施形態の剥離領域533,543は、非貫通部32,42を跨って、剥ぎ取り領域531,541の一部の範囲にも設けられている。
このため、非貫通部32,42の内側の領域には、剥ぎ取り領域531,541と、剥離領域533,543とが重複する重複領域535,545を有する。
このように、隠蔽媒体501は、重複領域535,545を有するので、非貫通部32,42、剥離領域533,543の加工時の位置ずれを、許容できる。これにより、隠蔽媒体501は、製造が容易である。
重複領域535,545の縦方向Yの長さは、この位置ずれを吸収できる程度(例えば1mm程度)であればよい。このため、この長さは、十分に短い。
図8(B)に示すように、隠蔽媒体501を右下コーナ部から開封する場合に、右縁部を進む剥離について説明する(矢印A52参照)。
下辺側の剥ぎ取り領域531、非貫通部32、剥離領域533は、第1実施形態と同様に、剥ぎ取り領域531の表層が、剥ぎ取られる。この場合、剥ぎ取り領域531の下側の領域536から連続して、重複領域535が剥ぎ取られる。
また、上辺側の剥ぎ取り領域541の表層も剥離が非貫通部42により、重複領域545から領域546へ跨って上側Y2に進む場合に剥ぎ取られる。ここで、隠蔽片10は、重複領域545の表層から剥離し易い。但し、前述したように、重複領域545は、縦方向Yの長さが十分に短い。このため、剥離は剥ぎ取り領域541が重複領域545からその上側Y2の領域546を進む場合に、重複領域545の表層は、領域546の表層と一緒に剥離する。
また、隠蔽媒体501を右上コーナ部から開封する場合には、剥離が上記とは上下逆方向に進んで、剥ぎ取り領域541,531の表層が剥ぎ取られる。
以上説明したように、本実施形態の隠蔽媒体501は、開封を確認できる上に、製造が容易である。
なお、上記説明では、剥ぎ取り領域531,541の両方が剥ぎ取られる例を示したが、これに限定されない。
例えば、重複領域535,545の縦方向Yの長さが十分に長い形態では、これら2つのうち開封側のものは、剥ぎ取られるが、他方は、剥ぎ取られない場合がある。例えば、右下コーナ部から開封する場合には、下辺側の剥ぎ取り領域531は、確実に剥ぎ取られるのに対して、上辺側の剥ぎ取り領域541は、剥ぎ取られない場合がある。剥離が非貫通部42を跨って上側Y2に進む場合に、隠蔽片10は、重複領域545の剥離層の作用によって、剥ぎ取り領域541の表層から容易に剥離してしまうからである。
この形態であっても、配達先では、未開封の状態で剥ぎ取り領域531,541のうち少なくとも1つが剥ぎ取られていた場合には、送付元で閉じてから配達先で開かれるまでの間に、不正に開かれたことを確認できる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態について説明する。
なお、第6実施形態の説明及び図面において、第2実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾(下2桁)に同一の符号を適宜付して、重複する説明を適宜省略する。
図9は、第6実施形態の隠蔽媒体601の開状態、閉状態を上面から見た図である。
本実施形態の隠蔽媒体601は、第2実施形態とは、以下の点が異なる。
左右方向Xにおいて、隠蔽片10の長さと、記入片20の長さとは、等しい。つまり、隠蔽片10の外形と、記入片20の外形とは、等しい。
縁部粘着領域612は、隠蔽片10の上辺及び下辺から離れて配置されている(図8(B)に示す長さL612,L614参照)。
剥ぎ取り領域651,剥離領域653,654は、記入片20の右辺まで連続するように配置されている。剥ぎ取り領域651は、非貫通部652と、記入片20の右辺とに囲まれた領域である。
上記構成により、隠蔽媒体601は、閉状態では、隠蔽片10の外形と、記入片20の外形とが一致する。
また、隠蔽媒体601の周囲には、内粘着領域11の粘着剤11aが露出していないことに加えて、縁部粘着領域612の粘着剤612aが露出しない。このため、隠蔽媒体601は、他の部材に付着することを、より確実に抑制することができる。
なお、縁部粘着領域612と隠蔽片10の下辺部との長さL612は、粘着剤612aが周囲に露出しない程度(例えば1〜2mm程度)であればよい。このため、長さL612は、十分に短い。上辺部側の長さL614も同様である。
図9(B)に示すように、隠蔽媒体601を右下コーナ部から開封する場合に、右縁部を進む剥離について説明する(矢印A62参照)。
下辺側の剥ぎ取り領域31は、長さL612の範囲において、隠蔽片10に粘着していないが、前述したように、長さL612の長さは、十分に短い。このため、剥ぎ取り領域31の表層は、第1実施形態と同様に、下端から剥ぎ取られる。
剥ぎ取り領域651は、記入片20の右辺部まで設けられているが、右辺部から縁部粘着領域612(縁部被着領域622)までの長さL613は、十分に短い(例えば、1〜2mm程度)。このため、剥ぎ取り領域651の表層は、第2実施形態と同様に、剥ぎ取られる。
上辺側の剥ぎ取り領域41においても、粘着されていない長さL614の範囲が十分に短い。このため、剥ぎ取り領域41は、第1実施形態と同様に、上端まで剥ぎ取られる。
また、隠蔽媒体601は、第2実施形態で説明したように、右下コーナ部又は右上コーナ部ではなく、右縁部から開封される場合がある(図9(B)に示す矢印A63参照)。
この場合にも、長さL613が十分に短いので、剥ぎ取り領域651は、剥ぎ取られる。これにより、隠蔽媒体601は、この場合であっても、開封されたか否かを確認できる。
なお、本実施形態の隠蔽片10の外形と記入片20の外形とが等しい構成、縁部粘着領域612の粘着剤612aが周囲に露出しない構成は、前述した実施形態に適用してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、後述する変形形態等のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)実施形態において、隠蔽媒体は、送付元から配達先に、配達者によって配達される例を示したが、これに限定されない。
例えば、隠蔽媒体は、1つの施設内において、各部署で記入した隠蔽情報を、他の部署へと伝えるために利用されるものであってもよい。
また、隠蔽媒体は、クジ等に利用されるものでもよい。この場合には、クジの開催者が隠蔽情報として「当たり」、「はずれ」等と記入片に記入して閉じ、その後、クジの購入者等が開封すればよい。
(2)実施形態において、内粘着領域は、隠蔽片の下辺、上辺から離れて配置されている例を示したが、これに限定されない。内粘着領域は、隠蔽片の下辺、上辺まで配置してもよく、つまり、隠蔽片の縦方向の全範囲に渡って設けてもよい。この場合には、隠蔽片及び記入片の上縁部を密閉でき、また、下縁部を密閉できる。これにより、閉状態の隠蔽媒体を取り扱う場合に、隠蔽片及び記入片間に他の部材が引っ掛かることを抑制できるので、隠蔽媒体が不意に開いてしまうこと等を抑制できる。なお、内粘着領域の粘着剤の粘着力は、十分に弱い。このため、この形態であっても、隠蔽媒体は、閉状態において、他の部材に付着することを抑制できる。
1,201,301,401,501,601 隠蔽媒体
5 折り線
10 隠蔽片
12,612 縁部粘着領域
12a,612a 接着剤
20 記入片
22,622 縁部被着領域
31,41,251,351,431,441,451,531,541,651 剥ぎ取り領域
32,42,252,352,432,442,452,652 非貫通部
33,43,253,254,353,354,533,543,653,654 剥離領域
535,545 重複領域

Claims (4)

  1. 記入欄を有する記入片と、
    折り線を介して前記記入片に接続され、前記折り線で折られた閉状態で前記記入片の記入欄を隠蔽可能な隠蔽片とを備え、
    前記隠蔽片は、開封側の縁部に沿って設けられた縁部粘着領域を備え、
    前記記入片は、
    厚さ方向に貫通しない非貫通部で囲まれ、閉状態において前記縁部粘着領域に粘着する領域である縁部被着領域の一部に重なる剥ぎ取り領域と、
    前記剥ぎ取り領域から続いて剥離する領域に設けられ、前記縁部被着領域の一部に重なり、閉状態において前記縁部粘着領域の粘着剤が剥離可能に積層される剥離領域とを備え、
    前記剥ぎ取り領域は、
    前記記入片の縁部であって前記縁部被着領域の端部に設けられており、
    前記記入片の一辺と、前記非貫通部とに囲まれた領域であること、
    を特徴とする隠蔽媒体。
  2. 請求項1に記載の隠蔽媒体において、
    前記剥ぎ取り領域及び前記剥離領域の組み合わせは、前記記入片の縁部であって前記縁部被着領域の両端にそれぞれ設けられていること、
    を特徴とする隠蔽媒体。
  3. 請求項2に記載の隠蔽媒体において、
    厚さ方向に貫通しない非貫通部により少なくとも一部が囲まれ、閉状態において前記縁部粘着領域に粘着する領域である縁部被着領域の一部に重なる第2剥ぎ取り領域と、
    前記第2剥ぎ取り領域から続いて剥離する領域に設けられ、前記縁部被着領域の一部に重なり、閉状態において前記縁部粘着領域の粘着剤が剥離可能に積層される第2剥離領域とを備え、
    前記第2剥ぎ取り領域及び前記第2剥離領域の組み合わせは、前記縁部被着領域の前記両端を結ぶ線上に設けられていること、
    を特徴とする隠蔽媒体。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の隠蔽媒体において、
    前記記入欄は隠蔽情報を記入する欄であること、
    を特徴とする隠蔽媒体。
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