JP6535992B2 - 点火コイル装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関用の点火プラグに高電圧を供給するための点火コイル装置に関するものである。
特許文献1には、収納部、コネクタ、及び高圧タワーが形成された絶性樹脂製の外装ケースと、中心鉄心及び該中心鉄心と協働して閉磁路を構成する側方鉄心からなる鉄心、該中心鉄心を囲繞するように配設された一次巻線、および該一次巻線を囲繞するように配設された二次巻線を有し、前記収納部内に収納される昇圧トランスと、前記収納部内に充填硬化され、前記昇圧トランスを埋設する注形絶縁樹脂と、を備えた内燃機関用点火コイル装置が開示されている。
従来の点火コイル装置のように、昇圧トランスの全てを外装ケース内に収容し、その周囲を注形絶縁樹脂で覆って、密封した場合、昇圧トランスやケース内に収容された発熱性の半導体スイッチング素子を含む回路モジュールから放出された熱の廃熱性が低下して、スイッチング素子の応答性を低下させたり、冷熱ストレスによる熱応力が高くなり注形絶縁樹脂や外装ケース等に亀裂を生じたりする問題があった。
このような問題に対して、昇圧トランスの一部を収容ケースから露出させることにより、放熱性の向上と、熱応力の抑制を図ることにより、注形絶縁樹脂や外装ケース等に亀裂を抑制できると考えられる。
しかし、閉磁路を構成する側方鉄心には、ケイ素鋼板を積層し、かしめ固定したもの等が用いられており、絶縁性樹脂から露出する部分の防水性、絶縁性を確保する必要がある。
そこで、シリコーン樹脂、EPDM、PET樹脂やPBT樹脂等の熱可塑性樹脂や、エポキシ等の熱硬化性樹脂等の絶縁性樹脂を用いて、予め、側方鉄心の一部を覆うことにより、絶縁性、防水性を確保した上で、その一部を収容ケースから露出させることにより、放熱性を向上させ、冷熱ストレスに対する耐久性を向上できると考えられた。
特開2009−299614号公報
一方、側面鉄心の一部を絶縁性樹脂からなるコアカバーで覆った側面鉄心モールド体をインサート成形等の方法により形成しようとした場合、金型内に成形樹脂を充填するためのゲートは、均等に樹脂が充填されるように金型の中心軸上に配設されることが多い。
成形時、ゲートから射出された成形樹脂はそこから放射状に分散し、最終的に、インサートされた部材を挟んで、ゲートのほぼ反対側の位置で樹脂が合流する。
このとき、ウェルドラインが発生し、局所的な強度低下を招くおそれのあることが知られている。
また、金型から側面鉄心モールド体をイジェクタピンによって押し出す際に、製品表面に凹みが形成され樹脂の肉厚が薄くなって強度低下を招く場合もある。
さらに、イジェクタピンの位置とウェルドラインの位置とが一致し、イジェクト動作によって荷重が作用して樹脂に歪が発生して、ウェルドライン周辺の強度をより一相低下させるおそれもある。
点火コイル装置は、冷熱サイクルに晒される厳しい使用環境に配設されるため、コアカバーに局所的に強度の低い部分が存在するとその部分に亀裂が発生し、防水性が著しく低下して、側面鉄心の腐食を招くおそれがある。
腐食によって側面鉄心が膨張すると、ハウジング内に充填された点火コイルの周囲を覆う絶縁性樹脂にも亀裂を生じさせることにもなり、コイル内部への浸水による短絡や、コイル内部の高電圧が外部へリークする等の著しい性能低下を招くおそれもある。
また、車両整備点検時には、点火コイルの脱着を行うことがあり、その際、誤って、点火装置の一部をエンジン、ボディ、他の電装品、工具等にぶつけることがあり、外部からの衝撃が加わったときにコアカバーに局所的に強度の低い部分があると、亀裂の進展を招き、さらに新羅性が低下するおそれがあった。
特に、水平対向エンジンに用いられた場合は、点火コイルの搭載角度が水平に近い角度になる場合があるが、そのような場合、コアカバーの水平面にイジェクタピン痕が露出していると、そこに水分が溜まり易く、より一層亀裂を生じ易くなる。
そこで本発明は、かかる実情に鑑み、コアカバーに局所的に強度の低い部分が形成されるのを防止し、信頼性の高い点火コイル装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明(1、1a〜1f)では、少なくとも、一次巻線(11)と、二次巻線(12)と、前記一次巻線(11)の内側に配置した中心鉄心(13)と、前記二次巻線(12)の外側に配置した側面鉄心(100)と、前記中心鉄心(13)と前記側面鉄心(100)とを含む昇圧トランス(16)と、前記昇圧トランス(16)と外部との接続を図るコネクタターミナル(21)と、前記二次巻線(12)の出力端と内燃機関に設けた点火栓との接続を図る出力中継端子(120)、高圧端子(121)、バネ端子(122)と、をハウジング(30)の内側に収容し、絶縁性樹脂(40)によって封止した点火コイル装置であって、前記側面鉄心(100)の一部を、モールド成形によって形成したモールド樹脂からなるコアカバー(101、101a〜101f)によって覆って、側面鉄心モールド体(10、10a〜10f)を構成して、その一部を前記絶縁性樹脂(40)から露出せしめると共に、前記コアカバーが、モールド成形の際に形成されたイジェクタピン痕(102、102a、102b、102c)とゲート痕(103、103b、103c、103dl、103ds)とを具備し、前記絶縁性樹脂(40)から露出した位置に前記ゲート痕及び前記イジェクタピン痕を有する点火装置において、
前記ゲート痕を形成したゲート位置から流入した前記モールド樹脂が形成するウェルドライン(WL、WLa〜WLf)から外れた位置に、前記絶縁性樹脂から露出する前記イジェクタピン痕を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明(1、1a、1b、1d)では、少なくとも、一次巻線(11)と、二次巻線(12)と、前記一次巻線(11)の内側に配置した中心鉄心(13)と、前記二次巻線(12)の外側に配置した側面鉄心(100)と、前記中心鉄心(13)と前記側面鉄心(100)とを含む昇圧トランス(16)と、前記昇圧トランス(16)と外部との接続を図るコネクタターミナル(21)と、前記二次巻線(12)の出力端と内燃機関に設けた点火栓との接続を図る出力中継端子(120)、高圧端子(121)と、をハウジング(30)の内側に収容し、絶縁性樹脂(40)によって封止した点火コイル装置であって、前記側面鉄心の一部を、モールド成形によって形成したモールド樹脂からなるコアカバー(101、101a、101b、101d)によって覆った側面鉄心モールド体(10、10a、10b、10d)を具備し、その一部を前記絶縁性樹脂(40)から露出せしめると共に、前記コアカバー(101、101a、101b、101d)が、前記コアカバーをモールド成形する際の金型を分割した位置に形成されたパーティングライン(PL)と、モールド成形の際に形成されたゲート痕(103、103b、103dl、103ds)を1個以上、イジェクタピン痕(102、102a)を1個または2個以上を有し、前記絶縁性樹脂(40)から露出した位置に前記ゲート痕及び前記イジェクタピン痕を有する点火装置において、
前記ゲート痕を含み前記パーティングライン(PL)に直交する仮想平面(VP)から外れた位置に、前記絶縁性樹脂から露出する前記イジェクタピン痕を少なくとも1個設けたことを特徴とする。
本発明によれば、前記コアカバー(101、101a〜101f)に不可避的に形成されるウェルドライン(WL、WLa〜WLf)の位置とイジェクタピン痕(102、102a)の位置とが一致せず、前記コアカバー(101,101a〜101f)の局所的な強度低下を抑制できるので、信頼性の高い点火コイル装置(1、1a〜1f)が実現できる。
特に、前記コアカバーが前記絶縁性樹脂から露出する位置に前記ゲート痕及びイジェクタピン痕が露出している場合でも、前記コアカバーの局所的な強度低下を回避して、前記コアカバーの被水割れの防止を図り、信頼性の高い点火コイル装置を実現することが可能となる。
本発明の第1の実施形態における点火コイル装置1の上面図 図1Aの点火コイル装置1の縦断面図 側面鉄心コアモールド体成型時における樹脂の流れとウェルドラインの発生位置との関係を示す断面図 図2Aに直交する方向の断面図 側面鉄心コアモールド体成型方法の概要を示す断面図 第2の実施形態における点火コイル装置1bの要部である側面鉄心モールド体10aを示す上面図 図3Aに示す側面鉄心モールド体10aの側面図 第3の実施形態における点火コイル装置1bの要部である側面鉄心モールド体10bを示す上面図 図4Aに示す側面鉄心モールド体10bの側面図 第2の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせた点火コイル装置1abの要部である側面鉄心モールド体10abを示す上面図 図4Cに示す側面鉄心モールド体10abの側面図 第4の実施形態における点火コイル装置1cの要部である側面鉄心モールド体10cを示す上面図 図4Aに示す側面鉄心モールド体10cの側面図 第5の実施形態における点火コイル装置1dの要部である側面鉄心モールド体10dを示す上面図 図6Aに示す側面鉄心モールド体10dの側面図 第6の実施形態における点火コイル装置1eの要部である側面鉄心モールド体10eを示す上面図 図7Aに示す側面鉄心モールド体10eの側面図 第7の実施形態における点火コイル装置1fの要部である側面鉄心モールド体10fを示す上面図 図8Aに示す側面鉄心モールド体10fの側面図 点火コイルの配設状態を示す側面図 図9Aの上面図
図1A、図1Bを参照して、本発明の第1の実施形態における点火コイル装置1及び、その要部である側面鉄心モールド体10の概要について説明する。
本発明の点火コイル装置1は、一次巻線11と、二次巻線12と、一次巻線11の内側に配置した中心鉄心13と、二次巻線12の外側に配置した側面鉄心100と、中心鉄心13と側面鉄心100との間隙に配設した永久磁石14とからなる昇圧トランス17と、一次巻線11への電流の供給と遮断とを制御する回路モジュール20と、一次巻線11及び回路モジュール20と外部との接続を図るコネクタターミナル21と、二次巻線12の出力端と図略の点火栓との接続を図る出力中継端子120、高圧端子121、バネ端子122と、をハウジング30内に収容し、絶縁性樹脂40によって封止してある。
ハウジング30に設けたコネクタ31の内側には、一次巻線11の入力端、及び、イグナイタ20と外部との接続を図るコネクタターミナル21が引き出され、図略の電源及び制御装置に接続される。
また、ハウジング30には、筒状の高圧タワー部32が延設され、内燃機関に設けた点火プラグへの装着が可能となっている。
高圧タワー部32の内側には、出力中継端子120、高圧端子121を介して二次巻線12の出力端に接続されたバネ端子122が配設されている。
ハウジング30内から、側面鉄心モールド体10の一部が露出するように配設され、絶縁性樹脂40によって封止固定されている。
絶縁性樹脂40には、エポキシ樹脂、等が用いられており、機械的強度向上のための繊維を添加した繊維強化樹脂や、放熱性向上のための放熱フィラーを添加したものを用いても良い。
一次巻線11及び二次巻線12には、銅、アルミニウム等の導体の表面に、エナメル、ポリウレタン、ポリエステル等の絶縁を施した公知の絶縁電線が用いられている。
一次巻線11は、一次側ボビン150に所定回数N1だけ巻回されている。
一次巻線11の一方の端は、コネクタターミナル21を介して外部に設けた図略の電源に接続されている。
一次巻線11の他方の端は、回路モジュール20に接続されている。
二次巻線12は、二次側ボビン151に所定回数N2だけ巻回されている。
二次巻線12の一方の端は、ダイオード16を介して一次巻線11の一方の端に接続されている。
二次巻線12の他方の端は、出力中継端子120、高圧端子121、バネ端子122に接続されており、内燃機関に設けた点火プラグの中心電極に接続できるようになっている。
回路モジュール20は、外部に設けた図略のECUに接続され、ECUから発信された点火信号IGtにしたがって、一次巻線11への通電と停止とを制御する。
回路モジュール20には、パワーMOSFETやIGBT等のスイッチング素子やスイッチング素子を開閉駆動するためのドライバ、制御IC等が内蔵されている。
点火コイル装置1は、回路モジュール20によって制御され、一次巻線11への通電と遮断を行うことにより、一次巻線11の巻回数N1と二次巻線12の巻回数N2との比N2/N1に比例する二次電圧を発生させることができる。
本発明の点火コイル装置1では、側面鉄心100の一部が樹脂成形されたコアカバー101によって覆われた側面鉄心モールド体10を構成しており、コアカバー101の一部が、絶縁性樹脂40の表面から露出している。
中心鉄心13は、帯状のケイ素鋼板を複数枚積層して柱状としたものであり、励磁コアを構成している。
側面鉄心100は、コ字型に形成したケイ素鋼板を複数積層し、かしめ固定したものである。
側面鉄心100と中心鉄心13との間隙には永久磁石14が配設されている。
側面鉄心100と中心鉄心13との協働により閉磁路を形成している。
本発明の要部である側面鉄心モールド体10は、側面鉄心100の一部を、モールド成形により一体に形成した樹脂製のコアカバー101によって覆ったものである。
コアカバー101は、PET樹脂、PBT樹脂等のモールド樹脂材料からなり、機械的強度向上のための繊維を添加した繊維強化樹脂や、放熱性向上のための放熱フィラーを添加した放熱性向上樹脂を用いても良い。
側面鉄心モールド体10の具体的な製造方法については、図2A、図2B、2Cを参照して、後述するが、コアカバー101は、トランスファー成型、射出成型、圧縮成形のいずれの成型方法でも形成することができる。
コアカバー101の一部は、絶縁性樹脂40の表面から外部に露出している。
コアカバー101の一部を絶縁性樹脂40の表面から露出させることにより、放熱性を良好にすると共に、冷熱ストレスを開放し易くし、コアカバー101や、絶縁性樹脂40、ハウジング30等に亀裂を生じ難くしている。
コアカバー101の表面には、金型から排出する際にイジェクタピンによって押圧されたときに形成されたイジェクタピン痕102、モールド成型する際に金型に設けたキャビティ内に樹脂を充填する際に形成されたゲート痕103、及び、金型の分割面に沿って形成されたパーティングラインラインPL、ゲートから流入した樹脂の合流端に形成されたウェルドラインWLを具備する。
なお、イジェクタピン痕102は、絶縁性樹脂40の表面から露出した部分に形成されている。
コアカバー10のゲート痕103が形成された位置に金型のゲートが配置され、ゲート痕103の位置から流入したモールド樹脂が金型内で合流する位置にウェルドラインが形成される。
なお、ウェルドラインWLは、視認できるものとは限らず、内部欠陥として存在する場合もある。
本発明においては、側面鉄心モールド体10の成形時に不可避的に形成されるイジェクタピン痕102とゲート痕103との関係において、コアカバー101のパーティングラインPLに直交し、かつ、ゲート痕103を含む仮想平面VPから外れた位置にイジェクタピン痕102を位置せしめたことを特徴としている。
モールド成形後に金型から製品を取り出す際に形成されるイジェクタピン痕102の位置とウェルドラインWLを含む仮想平面VPの位置とを一致させないようにすることで、コアカバー101に局所的な強度低下が発生しないようにしている。
ここで、イジェクタピン痕102が絶縁性樹脂40の表面から露出しており、外側には補強部材がないため、本発明によらず、イジェクタピン痕102の位置とウェルドラインWLを含む仮想平面VPの位置が一致しているとすると、局所的な強度低下が顕著に現れることになる。
なお、これは後述する第2ないし第7の実施形態においても同様である。
特に、本実施形態においては、ゲート痕103の位置は、コアカバー101の中心軸C/L上に配設されており、イジェクタピン痕102の輪郭線(本図においては、円形に形成された例を示している。)までの距離は、中心軸C/Lから、所定の距離L1だけ横方向にずれた位置に設けられている。
イジェクタピン痕102の位置と中心軸C/Lとの関係をこのように設定することが、点火コイルの強度を保持する上で望ましい。
また、本実施形態においては、イジェクタピン痕102、ゲート痕103はそれぞれ1個の例を示してあるが、後述するように、ゲート痕103を2個以上、イジェクタピン痕102を1個または2個以上を有するようにしても良い。
ハウジング30には、コネクタ31が形成され、外部との接続を図るコネクタハーネスが装着可能となっている。
ハウジング30には、高圧タワー部32が形成され、図略の点火プラグの頭部に装着されるようになっている。
ハウジング30には、フランジ33が形成され、エンジンヘッド等に固定できるようになっている。
ここで、図2A、図2B、図2Cを参照して、本発明の要部である側面鉄心モールド体10の製造方法について説明する。
図2Cに示すように、一対のモールド成型用の金型M1、M2には、側面鉄心100を収容保持するためのコアインサート用キャビティCV(100)と、コアカバー101を充填するためのコアカバー成形用キャビティCV1(101)が形成されており、コアカバー成形用キャビティCV1(101)に樹脂を注入するためのゲートG、及び、金型M1から、側面鉄心モールド体10を排出するためのイジェクタピンPEJCが形成されている。
本実施形態においては、ゲートGの位置は、側面鉄心モールド体10の中心軸C/L上に配設されており、イジェクタピンPEJCは、中心軸C/Lから一定の距離L1だけずれた位置に配設されている。
図2Cに示すように、金型M1、M2を開いた状態で、金型M1に設けたコアインサート用キャビティCV(100)に側面鉄心100を装着し、金型M1、M2を型締めして、ゲートGからコアカバー成型用キャビティCV(101)内に樹脂RSNを充填する。
なお、コアカバー101内に気泡等の欠陥が形成されないよう、ベントを設けてコアカバー形成用キャビティCV(100)内の空気を適宜排出しながら、樹脂RSNを充填する。
このとき、本図に示すように、重力に逆らうように樹脂を注入することで、気泡の咬み込みを防止できる
また、図2A、図2Bに示すように、ゲートから射出された成形樹脂はそこから放射状に分散し、最終的に、インサートされた側面鉄心100を挟んで、ゲートGのほぼ反対側の位置で樹脂が合流し、特に、ゲートGからの移動距離が長い、図2Aに示す方向のウェルドラインWLにおける強度低下を招き易い。
本実施例においては、コアカバー成型用キャビティCV(101)に露出するイジェクタピンPEJCの先端が、コアカバー成型用キャビティCV(101)の底面と面一となるように配置した例を示してあるが、樹脂の充填前には、イジェクタピンPEJCの先端が側面鉄心100の表面に当接し、樹脂の充填を開始したときに、コアカバー成型用キャビティCV(101)の底面と面一となる位置まで後退する可動ピンによって構成しても良い。
コアカバー成型用キャビティCV(101)内に充填した樹脂が硬化すると、金型M1、M2が開かれ、イジェクタピンPEJCによって側面鉄心モールド体10が押し出される。
このとき、イジェクタピンPEJCの先端によって、コアカバー101が押圧された位置に、イジェクタピン痕102が形成される。
しかし、ウェルドラインWLの位置とイジェクタピン痕102の位置とは、一定の距離を隔てているので、コアカバー101に局所的に著しい強度低下を発生することはない。
このようにしてできあがった側面鉄心モールド体10と、図1Aに示したように、一次巻線11、二次巻線12、中心鉄心13、永久磁石14とを組み合わせてハウジング30内に収容し、回路モジュール20、コネクタターミナル21、ダイオード16、出力中継端子120、高圧端子121、バネ端子122等の必要な配線を行い、絶縁性樹脂40を充填、固化させることで点火コイル装置1が完成する。
なお、必要に応じて、雑音防止用コンデンサ等を内蔵させても良い。
図3A、図3Bを参照して、本発明の第2の実施形態における点火コイル装置1aの要部である側面鉄心モールド体10aについて説明する。
なお、以下の実施形態において、側面鉄心モールド体以外の構成については、上述の第1の実施形態における点火コイル装置1と同様であるので、共通する部分については、説明を省略し、各実施形態における特徴的な部分についてのみ説明する。
なお、ゲート痕103の周囲に四方八方に向かうように示した矢印は、成型時におけるゲートから射出された樹脂の流れ方向を示すものである。
また、イジェクタピンによって押圧される方向及びイジェクタピン痕102の成形される位置とウェルドラインWLの形成される位置と太線矢印で示してある。
上記実施形態においては、イジェクタピンを中心軸から片側にずらした位置に設けた例を示したが、本実施形態においては、イジェクタピンを複数設けてあるため、ウェルドラインWLを挟んで、両側にイジェクタピン痕102aが形成されている。
本実施形態においては、上記実施形態と同様に、イジェクタピン痕102aとウェルドラインWLとが一致しないことにより、局所的な強度低下を防止する効果に加え、複数箇所にイジェクタピンを設けることで、金型から側面鉄心モールド体10aを取り出す際に、それぞれのイジェクタピンに作用する荷重が分散され小さくできるので、より一層、局所的な強度低下を抑制できる。
また、ウェルドラインWLを挟んで、両側にイジェクタピン痕102aを形成した位置にイジェクタピンが設けられており、金型から側面鉄心モールド体10aを取り出す際の姿勢のねじれ、傾き等が発生しにくいため、樹脂に発生する残留応力が小さく、局所的な強度低下を抑制できる。
図4A、図4Bを参照して、本発明の第3の実施形態における点火コイル装置1bの要部である側面鉄心モールド体10bについて説明する。
本実施形態においては、ゲートGの位置を中心軸から大きく片側に偏心させた位置に設けることにより、ウェルドラインWLbが形成される位置をゲートGを設けた側に偏らせて、イジェクタピン痕102の位置と一致しないようにしてある。
また、ゲート痕103bを含む仮想平面VP及びウェルドラインWLbの位置と一致しないようにイジェクタピン痕102が形成されていればよいので、本実施形態と第2の実施形態とを組み合わせて、図4C、図4Dに示す点火コイル装置1abの要部である側面鉄心モールド体10abのように、複数のイジェクタピン痕102aの位置とゲート痕103b及びウェルドラインWLbとが一致しないようにしても良い。
図5A、図5Bを参照して、本発明の第4の実施形態における点火コイル装置1cの要部である側面鉄心モールド体10cについて説明する。
本実施形態においては、同じ開口径の複数のゲートを中心軸に対して一方の側に偏らせることにより、ウェルドラインWLcを中心軸から一方の側に偏らせて、イジェクタピン痕102の位置と一致しないようにしてある。
なお、ゲートを複数設けた場合、充填途中でゲート間にも樹脂の合流する箇所があるが、樹脂温度が十分に高く、圧力も高いので、強度が問題となるようなウェルドラインにはならず、インサートされた側面鉄心100や金型への熱伝導により、徐々に樹脂温度が低下して最終的に樹脂が合流する端部において形成されるウェルドラインWLdとイジェクタピン痕102の位置が一致しないようにすれば、本発明の効果を発揮できる。
図6A、図6Bを参照して、本発明の第5の実施形態における点火コイル装置1dの要部である側面鉄心モールド体10dについて説明する。
本実施形態においては、複数のゲート痕103dl、103dsを形成する複数のゲートGの一方(G(103dl)を他方(G(103ds))より大きな開口径することで、充填速度に差を生じさせ、それぞれのゲートから注入された樹脂が最終的に合流してウェルドラインWLdを形成する位置が、中心軸よりも、開口径の小さいゲートG(103ds)によって形成されたゲート痕103ds側に偏った位置に形成されることになる。
その結果、中心軸上に形成されるイジェクタピン痕102の位置と一致せず、局所的な強度低下を抑制できる。
ここで、ゲート痕103dl、103dsの面積は、それぞれを形成するゲートG(103dl、103ds)の開口径の2乗に比例し、ゲート痕103dlとゲート痕103dsとの面積差が大きい程、ウェルドラインWLdの位置は、小さい面積のゲート痕103dsの側に近づくことになる。
したがって、複数のゲートの開口径の比率を調整することにより、ウェルドラインWLdの位置とイジェクタピン痕102dの位置とを任意にずらすことが可能である。
図7A、図7Bを参照して、本発明の第6の実施形態における点火コイル装置1eの要部である側面鉄心モールド体10eについて説明する。
上記実施形態においては、ゲートの位置とイジェクタピンの位置とを相対的に変位させることで、イジェクタピン痕102とウェルドラインWLとの位置が一致しないようにした例を説明したが、以下の実施形態においては、ゲート位置とイジェクタピンの位置とは、従来と同様、側面鉄心コアモールド体10eの中心軸上に形成されている。
しかし、本実施形態においては、側面鉄心100eの中心より一方の側に偏った位置においてコアカバー101eの一部の肉厚を厚肉に形成した厚肉部104が設けてある。
厚肉部104を形成する際、金型内のキャビティが厚肉部101eにおいて、広がるため、その分だけ、成型樹脂の充填に時間が掛かる。
その結果、図7Bに示すように、本実施形態の側面鉄心モールド体10eでは、その中心よりも、厚肉部104のある方に偏った位置にウェルドラインWLeが形成されることになる。
したがって、中心軸上に設けられたイジェクタピンは、ウェルドラインWLeと離れた位置にあるため、イジェクタピン痕102の位置とウェルドラインWLfの位置とが一致せず、局所的な強度低下を抑制することができる。
なお、本実施形態において、コアカバー101fに設けた厚肉部104は、ウェルドラインWLfの発生位置を変化させるだけでなく、コアと成型樹脂の密着性を向上させる構造としての機能も有する。
図8A、図8Bを参照して、本発明の第7の実施形態における点火コイル装置1fの要部である側面鉄心モールド体10fについて説明する。
前述の鉄火コイル装置1eにおいては、コアカバー101eの一部を外側に向かって突出せしめた厚肉部104を設けた例を示したが、本実施形態においては、コアカバー101fの一部を内側に向かって突出せしめて厚肉に形成した点が相違する。
本実施形態においては、イジェクタピンの位置とゲートの位置とは、従来と同様、図略の金型の中心軸上に設けてあるが、側面鉄心100fの中心より一方の側に偏った位置に切欠部104fが設けてある。
このため、この部分を覆うコアカバー101fの肉厚が周囲の肉厚より厚く形成されている。
切欠部104fの周辺は、金型内のキャビティが広がるため、その分だけ、成型樹脂の充填に時間が掛かる。
その結果、図8Bに示すように、本実施形態の側面鉄心モールド体10fでは、その中心よりも、切欠部104fのある方に偏った位置にウェルドラインWLfが形成されることになる。
したがって、中心軸上に設けられたイジェクタピンは、ウェルドラインWLfと離れた位置にあるため、イジェクタピン痕102の位置とウェルドラインWLfの位置とが一致せず、局所的な強度低下を抑制することができる。
また、本実施形態において、側面鉄心100fの一部を切り欠いたのは、樹脂の流動速度に変化を生じさせ、ウェルドラインWLfの位置とイジェクタピン痕102の位置とを一致させないためだけでなく、コアと成型樹脂の密着性を向上させる機能を発揮するものでもある。
なお、前記実施形態においては、イジェクタピン痕102が、絶縁性樹脂40から露出する位置に設けた例を示したが、絶縁性樹脂40に埋設される位置に配設するようにしても良い。
これにより、イジェクタピン痕102が形成された位置に亀裂が生じていても、絶縁性樹脂40に覆われることによって、防水性がより確実となり、さらに点火コイル装置1の信頼性を向上できる。
また、前記実施形態においては、イジェクタピンPEJCが、コイルカバー101の表面を押圧して窪み状のイジェクタピン痕102が形成される場合の浸水防止や、亀裂発生の防止のため手段について説明したが、いわゆる可動ピンを用いた場合にも適用し得るものである。
可動ピンは、樹脂充填開始時には、金型M1、M2のキャビティ(100)内にインサートされた側面鉄心100を押さえ、樹脂の充填完了時には側面鉄心100から離れ、可動ピンのあった空間には樹脂が充填され、コアカバー101に可動ピンの痕が残らないようにするものである。
しかし、可動ピンの周辺の成型樹脂の流れが他の部分と異なり、肉厚が薄くなったり、内部に欠陥が生じたりする虞があり、イジェクタピン痕102と同様の問題を抱えている。
このため、前記実施形態と同様に、可動ピン痕の位置とウェルドラインの形成位置とが一致しないようにすることで、局所的な強度低下を抑制し、亀裂の進展の防止を図ることができる。
本発明の点火コイル装置1は、図9Aに示すような、水平対向エンジンの点火コイルとして好適に用いられる。
このとき、図9Bに示すように、絶縁性樹脂40から露出するコアカバー101の水平面に水滴が溜まりやすい状況となる。
また、図9Cに示すように、エンジンルーム内壁との隙間CLRが狭い場合、点火コイル装置1の取り付け作業時において、コアカバー101の露出部分がエンジンルーム内壁に当たったときに、局所的に強度の低い部分が存在すると、亀裂を生じたり、亀裂の進展を招いたりする虞がある。
本発明の点火コイル装置1を用いれば、ウェルドラインWLとイジェクタピン痕102とが一致していないため、局所的な強度低下が抑制されているので、外部からの衝撃に対しても、亀裂の進展を生じ難くなっている。
さらに、絶縁樹脂40から露出するコアカバー101の水平面に水滴が溜まっても、ウェルドラインから浸水するおそれもない。
尚、以上の実施形態1ないし7では、点火コイル装置の内部に回路モジュール20を有する構成について説明したが、本発明において、回路モジュール20は、必ずしも点火コイル装置の内部設ける必要はなく、回路モジュール20を具備しない構成であっても良い。
回路モジュールの有無に拘わらず、本発明の作用効果である、ウエルドライン、イジェクタピン痕、ゲート痕に関する作用効果が発生することは明らかである。
1 点火コイル装置
10 側面鉄心モールド体
100 側面鉄心
101 コアカバー(樹脂成形体)
102 イジェクタピン痕
103 ゲート痕
11 一次巻線
12 二次巻線
120 出力中継端子
121 高圧端子
122 バネ端子
13 中心鉄心
14 永久磁石
150 一次巻線ボビン
151 二次巻線ボビン
16 昇圧トランス(点火コイル)
20 点火回路モジュール
21 コネクタターミナル
30 ハウジング
31 コネクタ
32 高圧タワー部
33 フランジ
40 絶縁樹脂
41 樹脂上面
PL 金型分割面(パーティングライン)
M1、M2 金型
CV(100) コアインサート用キャビティ
CV(101) コアカバー成形用キャビティ
G ゲート
EJC イジェクタピン
WL ウェルドライン
VP 仮想平面

Claims (7)

  1. 少なくとも、一次巻線(11)と、二次巻線(12)と、前記一次巻線(11)の内側に配置した中心鉄心(13)と、前記二次巻線(12)の外側に配置した側面鉄心(100)と、前記中心鉄心(13)と前記側面鉄心(100)とを含む昇圧トランス(16)と、前記昇圧トランス(16)と外部との接続を図るコネクタターミナル(21)と、前記二次巻線(12)の出力端と内燃機関に設けた点火栓との接続を図る出力中継端子(120)、高圧端子(121)と、をハウジング(30)の内側に収容し、絶縁性樹脂(40)によって封止した点火コイル装置であって、
    前記側面鉄心(100)の一部を、モールド成形によって形成したモールド樹脂からなるコアカバー(101、101a〜101f)によって覆って、側面鉄心モールド体(10、10a〜10f)を構成して、その一部を前記絶縁性樹脂(40)から露出せしめると共に、
    前記コアカバーが、モールド成形の際に形成されたイジェクタピン痕(102、102a、102b、102c)とゲート痕(103、103b、103c、103dl、103ds)とを具備し、前記絶縁性樹脂(40)から露出した位置に前記ゲート痕及び前記イジェクタピン痕を有する点火装置において、
    前記ゲート痕を形成したゲート位置から流入した前記モールド樹脂が形成するウェルドライン(WL、WLa〜WLf)から外れた位置に、前記絶縁性樹脂から露出する前記イジェクタピン痕を設けたことを特徴とする点火コイル装置(1、1a〜1f)
  2. 少なくとも、一次巻線(11)と、二次巻線(12)と、前記一次巻線(11)の内側に配置した中心鉄心(13)と、前記二次巻線(12)の外側に配置した側面鉄心(100)と、前記中心鉄心(13)と前記側面鉄心(100)とを含む昇圧トランス(16)と、前記昇圧トランス(16)と外部との接続を図るコネクタターミナル(21)と、前記二次巻線(12)の出力端と内燃機関に設けた点火栓との接続を図る出力中継端子(120)、高圧端子(121)と、をハウジング(30)の内側に収容し、絶縁性樹脂(40)によって封止した点火コイル装置であって、
    前記側面鉄心の一部を、モールド成形によって形成したモールド樹脂からなるコアカバー(101、101a、101b、101d)によって覆った側面鉄心モールド体(10、10a、10b、10d)を具備し、その一部を前記絶縁性樹脂(40)から露出せしめると共に、
    前記コアカバー(101、101a、101b、101d)が、前記コアカバーをモールド成形する際の金型を分割した位置に形成されたパーティングライン(PL)と、モールド成形の際に形成されたゲート痕(103、103b、103dl、103ds)を1個以上、イジェクタピン痕(102、102a)を1個または2個以上を有し、前記絶縁性樹脂(40)から露出した位置に前記ゲート痕及び前記イジェクタピン痕を有する点火装置において、
    前記ゲート痕を含み前記パーティングラインPLに直交する仮想平面(VP)から外れた位置に、前記絶縁性樹脂から露出する前記イジェクタピン痕を少なくとも1個設けたことを特徴とする点火コイル装置(1、1a、1b、1d
  3. 前記ゲート痕を2個以上、前記イジェクタピン痕を1個または2個以上を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の点火コイル装置(1c、1d)
  4. 前記ゲート痕が複数あり、これらゲート痕の面積が互いに異なることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の点火コイル装置(1d)
  5. 前記コアカバー(101e、101f)が、その一部を外側、又は、内側に突出せしめた厚肉部(104、104f)を具備することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の点火コイル装置(1e、1f)
  6. 前記イジェクタピン痕の輪郭線が、前記モールド樹脂が形成するウェルドラインから、外れた位置にあることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の点火コイル装置(1、1a〜1f)
  7. 前記モールド樹脂が形成するウェルドラインは、前記ゲート痕の位置に対して、前記厚肉部のある方に偏って形成されることを特徴とする請求項に記載の点火コイル装置(1e、1f)
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