JP4819022B2 - 成形装置、成形方法 - Google Patents

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Description

本発明は、成形物を成形する成形装置及び成形方法に関するものである。
従来、熱可塑性樹脂を成形する方法として、溶融した原料を金型に流し込み冷却することにより成形物を作成する射出成形法が、日用品から電化製品・自動車等の工業製品に至るまで様々な分野で広く用いられている。一般的に、射出成形法を用いて成形物を作製する際に用いる金型として、例えば図10に示すものがあげられる。
図10に示す成形金型は、成形物を成形する成形空間(キャビティ)10001と、キャビティ10001と第1の位置(第1のゲート)10002において連通する第1のランナー溝10005と、キャビティ10001と第2の位置(第2のゲート)10003及び第3の位置(第3のゲート)10004において連通する第2のランナー溝10006と、第1のランナー溝10005及び第2のランナー溝10006と連通する成形材射出口10007とを有している。そして、溶融した原材料を成形材射出口10007から第1のランナー溝10005及び第2のランナー溝10006へ射出し、さらに第1乃至第3のゲート10002〜10004を介してキャビティ10001に原材料を流し込んだ後、冷却することにより成形物を作製することができる。
しかしながら、図10に示すような成形金型を用いて成形物を作製した場合、各ゲートから流れ込んだ原材料の先端部分の冷却が進み、各ゲートから流れ込んだ原材料が合流する箇所において各原材料が互いに十分に密着できず、ウエルドラインが発生する可能性があった。ウエルドラインは、商品の外観上好ましくない上、ウエルドライン付近では各ゲートから流れ込んだ原材料の密着性が十分でないためウエルドライン付近での強度が低下し、耐久性の面でも問題であった。
そこで、このようなウエルドラインの発生を防ぐための方法として、成形用キャビティに連通する連通孔に減圧装置を接続し、成形用キャビティ内を1気圧以下に減圧しながら射出形成用樹脂を注入する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−178184号公報
しかしながら、上記の射出成形方法は単一ゲートのキャビティにおいて単一の材料を射出して成形物を作製した場合は有効であるものの、複数のゲートを有するキャビティにおける射出成形の際のウエルドライン発生の抑制には不向きであった。また、減圧装置を用いる必要があり、装置の小型化や作業の簡略化の妨げとなっていた。
また、成形金型を単一ゲート構造にして一点のみから材料を流し込むことにより、ウエルドラインの発生を抑制する場合、成形物は一点のみにてランナーと接続されることとなり、例えば、プラスチックモデルのようにランナーと成形物とが接続された状態で運搬する必要がある製品の場合、運搬時にランナーと成形物の接続が切れてしまう可能性がある。
そこで、本発明では、複数のゲートを有するキャビティにおいてウエルドラインの発生を抑えることが可能な成形装置及び成形方法を提案する。
本発明の成形装置は、成形物を成形する成形空間(204a)と、成形空間(204a)と成形空間(204a)上の第1のゲート(203a)及び第2のゲート(203c)を介して連通し、成形物と接続されたランナーを形成するランナー溝(202a〜202e)と、ランナー溝(202a〜202e)と連通する成形材射出口(201)と、を有し、ランナー溝(202a〜202e)には、第1のゲート(203a)又は第2のゲート(203c)において成形空間(204a)への成形材料の流入方向または流入量を制御する流入制御手段(205b)が設けられており、流入制御手段(205b)は、ランナー溝に設けられた仕切部材(205b)であり、仕切部材(205b)は成形材射出口か(201)ら射出される一方向からの成形材料の流入を許容し、成形材射出口(201)から射出される他方向からの成形材料の流入を阻止する構造であり、仕切部材(205b)は、上部材(301)と、下部材(302)と、前記下部材(302)に接する弾性部材(104)とを有し、上部材(301)の先端部は傾斜しており、傾斜部に成形材料を流入することにより上部材が押し下げられる構造である。
また、本発明の成形装置は、成形物を成形する成形空間(204a)と、成形空間(204a)と成形空間(204a)上の第1のゲート(203a)及び第2のゲート(203c)を介して連通し、成形物と接続されたランナーを形成するランナー溝(202a〜202e)と、ランナー溝(202a〜202e)と連通する成形材射出口(201)と、を有し、ランナー溝(202a〜202e)には、第1のゲート(203a)又は第2のゲート(203c)において成形空間(204a)への成形材料の流入方向または流入量を制御する流入制御手段(205b)が設けられており、流入制御手段(205b)は、ランナー溝に設けられた仕切部材(205b)であり、仕切部材(205b)は成形材射出口(201)から射出され第1のゲート(203a)から成形空間(204a)に流入し、成形空間(204a)より第2のゲート(203c)から流出する一方向からの成形材料の流入を許容し、成形材射出口(201)から射出され第2のゲート(203c)に向かう他方向からの成形材料の流入を阻止する構造であり、仕切部材は、上部材(301)と、下部材(302)と、下部材(302)に接する弾性部材(104)とを有し、上部材(301)の先端部は傾斜しており、傾斜部に成形材料を流入することにより上部材が押し下げられる構造である。
また、本発明の成形装置は、成形物を成形する成形空間(204a)と、成形空間(204a)と成形空間(204a)上の第1のゲート(203a)及び第2のゲート(203b)を介して連通し、成形物と接続されたランナーを形成するランナー溝(202a〜202e)と、ランナー溝(202a〜202e)と連通する成形材射出口(201)と、を有し、ランナー溝(202a〜202e)には、第1のゲート(203a)又は第2のゲート(203b)において成形空間(204a)への成形材料の流入方向または流入量を制御する流入制御手段(20a、20b)が設けられており、流入制御手段は、第1のゲート(203a)の断面積を、第2のゲート(203b)の断面積よりも大きく形成することにより、第1のゲート(203a)からの成形材料の流入量を、第2のゲート(203b)における成形材料の流入量より大きくなるように制御するものであり、第1のゲート(203a)は、第2のゲート(203b)より成形射出口(201)に近い位置に設けられている構造である。
また、本発明の成型装置は、第1の成形物を成形する第1の成形空間(204a)と、第1の成形空間(204a)と第1の成形空間(204a)上の第1のゲート(203a)を介して連通し、第1の成形物と接続された第1のランナーを成形する第1のランナー溝(202a)と、第1の成形空間(204a)と第1の成形空間(204a)上の第2のゲート(203c)を介して連通し、第1の成形物と接続された第2のランナーを成形する第2のランナー溝(202c)と、第1のランナー溝(202a)と連通する成形材射出口(201)と、を有し、第1のランナー溝(202a)は第2のランナー溝(202c)と連通し、第1のゲート(203a)の断面積は、第2のゲート(203c)の断面積よりも大きく形成され、第2の成形物を成形する第2の成形空間(204b)と、第2の成形空間(204b)と前記第2の成形空間(204b)上の第3のゲート(203d)を介して連通し、第2の成形物と接続された第3のランナーを成形する第3のランナー溝(202e)と、第2の成形空間(204b)と第2の成形空間(204b)上の第4のゲート(203f)を介して連通し、第2の成形物と接続された第4のランナーを成形する第4のランナー溝(202f)と、を有し、成形材射出口(201)は第3のランナー溝(202e)と連通し、第3のランナー溝(202e)は第4のランナー溝(202f)と連通し、第3のゲート(203d)の断面積は、第4のゲート(203f)の断面積よりも大きく形成され、第1のランナー溝(202a)と第4のランナー溝(20f)との間には第1の仕切部材(205a)が形成され、第2のランナー溝(202c)と第3のランナー溝(20e)との間には第2の仕切部材(205b)が形成され、第1の仕切部材(205a)は、第1のランナー溝(202a)から第4のランナー溝(20f)への成形材料の流入は阻止し、第4のランナー溝(20f)から第1のランナー溝(202a)への成形材料の流入は許容し、第2の仕切部材(205b)は、第3のランナー溝(202e)から第2のランナー溝(20c)への成形材料の流入は阻止し、第2のランナー溝(20c)から第3のランナー溝(202e)への成形材料の流入は許容する構造である。
なお、本発明の成形装置において、一方向から流れてくる成形材と、他方向から流れてくる成形材は、成形材射出口から射出された同一の成形材であってもよい。
また、本発明の成形方法は、 成形材射出口(201)から射出された成形材料を第1のランナー溝(202a)に流入し、第1のランナー溝(202a)に流入した成形材料を第1のゲート(203a)を介して成形空間(204a)に流入し、第1のゲート(203a)から成形空間(204a)に流入した成形材料を、成形空間(204a)から第2のゲート(203c)を介して第2のランナー溝(202c)に流入し、成形材射出口(201)から射出された成形材料を第のランナー溝(202d)に流入する成形物の成形方法において、第2のゲート(203c)と第のランナー溝(202d)との間に設けられた仕切部材(205b)により、第のランナー溝(202d)から第2のゲートへの成形材料の流入を阻止し、第2のゲート(203c)から第のランナー溝(202d)への成形材料の流入を許容する。
本発明の成形装置において、成形空間への成形材料の流入方向または流入量を制御する流入制御手段が設けられているため、複数のゲートから成形材料が流れ込んだ場合でもウエルドラインの発生を抑制することができる。なお、本発明の成形装置において、成形空間に接続するゲートの断面積を異ならせることにより、成形空間に流入する成形材料の流入量を制御することができるため、複数のゲートから成形材料が流れ込んだ場合でもウエルドラインの発生を抑制することができる。また、本発明の成形装置において、仕切部材を設けることにより成形材料の流入方向を制御することができるため、ウエルドラインの発生を抑制することができる。
(実施の形態1)
本実施の形態では、成形空間への成形材料の流入方向または流入量を制御する流入制御手段が設けられている成形装置について説明する。
本実施の形態の成形装置の断面図を図1に示す。本実施の形態の成形装置は図1に示すように、成形材料を射出する射出装置の移動側に取り付けられる移動金型本体102と、射出装置の固定側に取り付けられる固定金型本体103とを有する。移動金型本体102と固定金型本体103とにはそれぞれ成形材料が流入される溝が形成されている。
ここで、成形装置101の移動金型102の上面(固定金型103側の面)について図2を用いて説明する。図2に示すように移動金型102の上面には、射出装置から成形材料が射出される成形材射出口201と、成形材射出口201から射出された成形材料が流入する第1〜第6のランナー溝202a〜202fと、第1〜第6のランナー溝202a〜202fから成形材料が流入する第1〜第6のゲート203a〜203fと、第1〜第6のゲート203a〜203fから成形材料が流入する成形空間204a、204bと、に対応する溝が形成されている。
なお、本実施の形態の成形装置は、少なくとも2つの成形空間204a、204bを有し、成形空間204aは、第1〜第3のゲート203a〜203cを介して第1〜第3のランナー溝202a〜202cと接続され、ランナー溝202aは成形材射出口201と接続されている。なお、ここで、第1のゲート203aは第2のランナー溝202bと接続され、第2〜第3のゲート203b〜203cは第3のランナー溝202cと接続されている。また、成形空間204bは、第4〜第6のゲート203d〜203fを介して第4〜第6のランナー溝202d〜202fと接続され、第5のランナー溝202eは成形材射出口201と接続されている。なお、ここで、第4のゲート203dは第4のランナー溝202dと接続され、第5〜第6のゲート203e〜203fは第のランナー溝202fと接続されている。また、第2のランナー溝202bと第6のランナー溝202fとの間には仕切部材205aが設けられており、第3のランナー溝202cと第4のランナー溝202dとの間には仕切部材205bが設けられている。
図2において、成形材射出口201に一番近いゲート(ここでは第1のゲート203a及び第4のゲート203d)の断面積は、それ以外のゲート(ここでは第2のゲート203b、第3のゲート203c、第5のゲート203e、及び第6のゲート203f)の断面積より大きく形成されている。
本実施の形態に示す成形装置において、成形材射出口201から射出した成形材料が第1のランナー溝202a及び第4のランナー溝202dに流入し、第1のランナー溝202aを通過した成形材料は第2のランナー溝202bに流入し、第1のゲート203aを介して成形空間204aに流入し、第2のランナー溝202bを通過した成形材料は第3のランナー溝202cに流入し、第2〜3のゲート203b〜203cを介して成形空間204aに流入する。また、第5のランナー溝202eを通過した成形材料は第4のランナー溝202dに流入し、第4のゲート203dを介して成形空間204bに流入し、第4のランナー溝202dを通過した成形材料は第6のランナー溝202fに流入し、第5〜6のゲート203e〜203fを介して成形空間204bに流入する。
本実施の形態において、第1のゲート203a又は第4のゲート203dから成形空間へ流入する成形材料は、それ以外のゲート(第2のゲート203b、第3のゲート203c、第5のゲート203e、又は第6のゲート203f)から成形空間に流入する成形材料に比べて多量に流入される。つまり、成形空間204a、204bへの成形材料は、大部分が第1のゲート203a又は第4のゲート203dから流入され、それ以外のゲートからはほとんど成形材料が流入しない。従って、成形空間内で異なる方向からの成形材料がほとんど合流しないため、ウエルドラインの発生を抑制することができる。また、本実施の形態の構造を用いることにより、ウエルドラインの発生を抑制しつつ、1つの成形空間に対して複数のゲートを設けることができるため、ランナーと成形物とを複数個所で接続することができ、成形品の強度の低下を抑えることができる。なお、本実施の形態において、成形空間に接続するゲートの断面積を異ならせることを、成形空間への成形材料の流入量を制御する流入制御手段として用いている。
本実施の形態において、成形空間に接続するゲートの断面積を異ならせることにより、成形空間に流入する成形材料の流入量を制御することができ、複数のゲートから成形材料が流れ込んだ場合でもウエルドラインの発生を抑制することができる。
なお、第2のゲート203b、第3のゲート203c、第5のゲート203e、及び第6のゲート203fのゲートの断面積はそれぞれ同一でもよいし、異なる大きさに形成されていてもよい。好ましくは、成形材射出口に近いほうから順にゲートの断面積が小さくなっていくように形成するとよい。
また、図2に示す移動金型本体102には、第2のランナー溝202bから第6のランナー溝202fへの成形材料の流入を阻止し、第6のランナー溝202fから第2のランナー溝202bへの成形材料の流入を許容する仕切部材205aと、第4のランナー溝202dから第3のランナー溝202cへの成形材料の流入を阻止し、第3のランナー溝202cから第4のランナー溝202dへの成形材料の流入を許容する仕切部材205bが設けられている。
つまり、仕切部材205aは、成形材射出口201から射出し、第1〜第2のランナー溝202a〜202bを通過した成形材料が第6のランナー溝202f側に流入するのを阻止し、成形材射出口201から射出し、第4〜第6のランナー溝202d〜202fを通過した成形材料が第2のランナー溝202b側に流入することを許容する構造となっている。また、本実施の形態では、仕切部材205aは成形材射出口201から射出され第4のゲート203dから成形空間204bに流入し、成形空間204bより第5のゲート203e又は第6のゲート203fから流出する一方向からの成形材料の流入を許容し、成形材射出口201から射出され第1のランナー溝202a、第2のランナー溝202bを通過して第5のゲート203eおよび第6のゲート203fに向かう他方向からの成形材料の流入を阻止する構造でもある。
一方、仕切部材205bは、成形材射出口201から射出し、第1〜第3のランナー溝202a〜202cを通過した成形材料が第4のランナー溝側に流入するのを許容し、成形材射出口201から射出し、第4〜第5のランナー溝202d〜202eを通過した成形材料が第3のランナー溝202c側に流入することを阻止する構造となっている。また、本実施の形態では、仕切部材205bは成形材射出口201から射出され第1のゲート203aから成形空間204aに流入し、成形空間204aより第2のゲート203b又は第3のゲート203cから流出する一方向からの成形材料の流入を許容し、成形材射出口201から射出され第5のランナー溝202e、第4のランナー溝202dを通過して第2のゲート203b、第3のゲート203cに向かう他方向からの成形材料の流入を阻止する構造でもある。
従って、本実施の形態に示す成形装置において、成形空間204aには第1のランナー溝202aへ流入した成形材料のみが流入し、第5のランナー溝202eへ流入した成形材料が流入することがなく、異なる方向からの成形材料が成形空間204a内で合流することがないため、ウエルドラインの発生を抑制することができる。また、成形空間204bには第5のランナー溝202eへ流入した成形材料のみが流入し、第1のランナー溝202aへ流入した成形材料が流入することがなく、異なる方向からの成形材料が成形空間204b内で合流することがないため、ウエルドラインの発生を抑制することができる。
本実施の形態の成形装置は、ゲートの断面積を異ならせるだけでなく、仕切部材を設けることでより成形空間への成形材料の流入方向を制御しているため、ウエルドラインの発生を更に抑制することができる。
なお、仕切部材205a、205bとして例えば図1に示すものを用いることができる。なお、図1は図2の点Aと点Bとを結ぶ破線における断面図である。なお、図1に示す固定金型本体103の上面(移動金型側の面)には、移動金型本体102に形成された溝に対応する溝が形成されている。ここで、移動金型本体102と固定金型本体103とを接合することにより、移動金型本体102と固定金型本体103との間に成形材料を流入する経路となる第2のランナー溝202b、第6のランナー溝202fが形成される。
図1に示すように、移動金型本体102には第2のランナー溝202bと第6のランナー溝202fとの間に、第2のランナー溝202bと第6のランナー溝202fとを仕切る仕切部材205aが形成されている。仕切部材205aは、弾性部材104によってランナー溝202b、202f側に付勢されている。
ここで、図3を用いて仕切部材205aの構造を詳細に説明する。図3に示すように、仕切部材205aは上部材301と下部材302とを有し、下部材301の下側には弾性部材104が設けられており、上部材301の上面に圧力をかけると弾性部材104が押し下げられ、上部材301も押し下げられる構造となっている。
また、上部材301は、上面に上端面303まで開放される段凹部304が形成されている。ここで、段凹部304は、底面304aと、底面304aに対してほぼ垂直に3方向に形成された側面304b〜304dからなっており、底面304aは側面304d側に向かって上昇するように傾斜している。
図3に示す仕切部材205aにおいて、段凹部304側から成形材料が流入された場合は、段凹部304上に成形材料が流入するため、弾性部材104及び上部材301が押し下げられて仕切部材205a上を成形材料が通過することができる。一方、段凹部304が形成されていない側から成形材料が流入された場合、成形材料は上部材301の側面で止まってしまい、弾性部材104及び上部材301上面に圧力がかからないため押し下げられず、成形材料は仕切部材205a上を通過することはできない。なお、仕切部材205bは、仕切部材205aと同様の構成とすることができるため説明は省略する。
続いて、仕切部材205aの使用形態について図4を用いて説明する。図4は図1に示す破線部105の拡大図を示し、第2のランナー溝202bと第6のランナー溝202fとの間に仕切部材205aが設けられており、上部材301の第2のランナー溝202b側の上面に段凹部304が形成されている。ここで、上部材301は弾性部材により付勢されているためランナー溝内に突出しており、上端面303が雌型119に接する状態となっている。
まず、成形材射出口201から射出されランナー溝202aを通過した成形材料401bは、図4(A)に示すように第2のランナー溝202bに流入される。すると、流入した成形材料401bは上部材301の側面402に衝突して止まる。また、ランナー溝202e側を通過した成形材料401aは、図4(B)に示すように第6のランナー溝202fに流入される。すると、段凹部304に成形材料401aが流入し、成形材料の圧力により上部材301が押し下げられ、仕切部材205a上に成形材料401aの流入経路が形成される。そして、流入した成形材料401a及び401bを冷却することにより第2のランナー溝202b内及び第6のランナー溝202f内に成形物を形成することができる。ここで、成形材料401aは第2のランナー溝202b側に形成された成形物に接するところまで流入するため、第2のランナー溝202bに形成された成形物と第6のランナー溝202fに形成された成形物とは接合し、1つの成形物を形成することができる。
なお、本実施の形態では図6に示すように、第2のランナー溝202bと第6のランナー溝202fとは仕切部材205a及び連結部601を介して接続されている。本実施の形態において、連結部601は、第2のランナー溝202bと仕切部材205aとの間に設けられており、仕切部材205aの側面を部分的に取り囲むように形成されている。
連結部601が仕切部材205aの側面を部分的に取り囲むように形成されていることにより、作製された成形物は図7に示すように、連結部601に対応する部分の成形物701が仕切部材205aに対応する部分の成形物702を取り囲むように形成されるため、第2のランナー溝202bから流入する成形材料と第6のランナー溝202fから流入する成形材料との接合面積が大きくなり、第2のランナー溝202bから流入する成形材料と第6のランナー溝202fから流入する成形材料との溶着をより強固なものとすることができる。
なお、本実施の形態では、移動金型本体2に仕切部材205a、205bを設ける構成としたが、固定金型本体103に設けてもよい。また、成形空間に成形材料を流入させるためのゲートは、各成形空間に少なくとも2つ以上設ければよい。また、仕切部材において、成形材料の流入を許容又は阻止する方向は本実施の形態に示すものに限られるものではなく、成形装置の構造により適宜選択することができる。
次に、図1に示す成形装置101の詳細な構成について説明する。本実施の形態の成形装置は、図1に示すように移動金型本体102と固定金型本体103とを有している。移動金型本体102は、雄型106を取り付ける雄型取付板107と、雄型取付板106を固定する固定台108と、成形材射出装置に取り付けられる移動側取付板109と、固定台109と移動側取付板109との間に設けられたスペーサ110と、を有している。
なお、固定台108には空室111が形成され、空室111内には移動可能な押し出し板112が設けられている。押し出し板112は、固定台108に形成された開口部114、115に設けられた押圧軸116に固定されている。また、押し出し板112には、雄型取付板107及び雄型106を貫通するノックアウトピン113が形成されている。ここで、押し出し板112を移動することにより、ノックアウトピン113の先端がランナー溝202f内に突出するように形成されている。
また、固定台108には、固定金型本体103側が開口された取付穴117が形成され、取付穴117内には仕切部材205aが移動可能に設けられており、仕切部材205aと固定台108との間に弾性部材104が形成され、固定金型本体103側に付勢されている。本実施の形態では、仕切部材205aの底部にフランジが設けてあり、このフランジを取付穴117に形成された段部に係合させ、仕切部材205aの移動範囲を制限している。なお、フランジは必ずしも設けなくてよい。また、弾性部材として、コイルスプリング、ゴム、板バネ等の弾性を有する部品を用いることができる。
また、固定金型本体103は、成形材射出装置に取り付けられる固定取付板118と、雌型119が取り付けられる雌型取付板120と、固定取付板118と雌型取付板120との間に設けられるスペーサ121とを有している。
図1に示す成形装置において、ランナー溝や成形空間に成形材料を流入して成形物を形成した後、移動金型本体102を固定金型本体103から離し、押圧板116を押圧して押し出し板112を移動させると、押し出し板112に設けられたノックアウトピン113が移動金型本体102を構成する雄型106に付着した成形物を押し出し、成形物を容易に取り出すことができる。
なお、成形装置の構造として図1に示すものだけでなく様々な構造をとることが可能であり、例えば図5に示す成形装置を用いてもよい。なお、図5において、図1と同様の部分については説明を省略する。図5に示す成形装置101は、移動可能な第1の押し出し板112を貫通する開口部に仕切部材205aを設け、第1の押し出し板112の下側に設けられた第2の押し出し板501に開口された開口部に、仕切部材205aの底部と接する弾性部材104が設けられている。図5に示す成形装置を用いて成形物を作製した後、移動金型本体102を固定金型本体103から離し、押圧軸116を押圧して第1の押し出し板112及び第2の押圧板501を固定金型本体103側に移動させると、移動金型本体102の雄型106に付着している成形物を仕切部材205aが押し出し、成形物を成形装置から取り出すことができる。
図5に示す成形装置を用いることにより、成形装置から成形物を容易に取り出すことができる。また、成形物を取り出すためのノックアウトピンを設ける必要がなくなり、成形装置の小型化、低コスト化を実現することができる。
本実施の形態に示す成形装置は、成形空間に接続するゲートの断面積を異ならせることにより、成形空間に流入する成形材料の流入量を制御することができ、複数のゲートから成形材料が流れ込んだ場合でもウエルドラインの発生を抑制することができる。また、ランナー溝に仕切部材を設けることで成形空間への成形材料の流入方向を制御しているため、ウエルドラインの発生を抑制することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、ランナー溝において成形材料の流入を制御するための仕切部材の構成として、図4に示す以外の構成について図8〜図9を用いて説明する。
図8(A)〜(C)に示す仕切部材205aは、図4に示す仕切部材205aと上部材301上に形成される段凹部304の形状が異なる。図8(A)に示す仕切部材205aにおいて段凹部304は、底面304aの両側に側面が形成され、上端面303の中心方向に向かって上昇するように底面304aが傾斜している。また、図8(B)に示す仕切部材205aにおいて段凹部304は、底面304aは上端面303とほぼ平行に形成され、底面304aとほぼ垂直に形成された側面304b〜304dから形成されている。また、図8(C)に示す仕切部材205aにおいて段凹部304は、図4に示すものとほぼ同様であるが上端面側から見て円弧304aが半円状に形成されている。
また、図9に示す仕切部材205aは、上部材901が上方から見たとき長方形状を有している。上部材901の上端面303は、ランナー溝の内面と沿った形状となるような曲面を有している。また、底面304aと底面304aとほぼ垂直に形成された側面304bからなる段凹部304を有し、底面304bは側面304bに向かって上昇するように傾斜するように形成されている。
なお、仕切部材の構成は、実施の形態1〜2に示すものに限定されるものではなく、成形材射出口から射出される一方向からの成形材料の流入を許容し、成形材射出口から射出される他方向からの成形材料の流入を阻止することができるものであれば特に限定されない。
本実施の形態に示す仕切部材を成形装置に用いることにより、成形空間への成形材料の流入方向を制御することができるため、成形物におけるウエルドラインの発生を抑制することができる。
本発明の成形装置の構造を説明するための図。 本発明の成形装置の構造を説明するための図。 本発明の仕切部材の構造を説明するための図。 本発明の仕切部材の使用形態を説明するための図。 本発明の成形装置の構造を説明するための図。 本発明の仕切部材の構造を説明するための図。 本発明の仕切部材の構造を説明するための図。 本発明の仕切部材の構造を説明するための図。 本発明の仕切部材の構造を説明するための図。 従来の成形装置の構成を説明する図。
符号の説明
101 成形装置
102 移動金型
103 固定金型
104 弾性部材
201 成形材射出口
202a ランナー溝
202b ランナー溝
202c ランナー溝
202d ランナー溝
202e ランナー溝
202f ランナー溝
203a ゲート
203b ゲート
203c ゲート
203d ゲート
203e ゲート
203f ゲート
204a 成形空間
204b 成形空間
205a 仕切部材
205b 仕切部材

Claims (7)

  1. 成形物を成形する成形空間(204a)と、
    前記成形空間(204a)と前記成形空間(204a)上の第1のゲート(203a)及び第2のゲート(203b)を介して連通し、前記成形物と接続されたランナーを形成するランナー溝(202a〜202e)と、
    前記ランナー溝(202a〜202e)と連通する成形材射出口(201)と、を有し、
    前記ランナー溝(202a〜202e)には、前記第1のゲート(203a)又は前記第2のゲート(203b)において前記成形空間(204a)への成形材料の流入方向または流入量を制御する流入制御手段(20a、20b)が設けられており、
    前記流入制御手段は、前記第1のゲート(203a)の断面積を、前記第2のゲート(203b)の断面積よりも大きく形成することにより、前記第1のゲート(203a)からの前記成形材料の流入量を、前記第2のゲート(203b)における前記成形材料の流入量より大きくなるように制御するものであり、
    前記第1のゲート(203a)は、前記第2のゲート(203b)より前記成形射出口(201)に近い位置に設けられている成形装置。
  2. 成形物を成形する成形空間(204a)と、
    前記成形空間(204a)と前記成形空間(204a)上の第1のゲート(203a)及び第2のゲート(203c)を介して連通し、前記成形物と接続されたランナーを形成するランナー溝(202a〜202e)と、
    前記ランナー溝(202a〜202e)と連通する成形材射出口(201)と、を有し、
    前記ランナー溝(202a〜202e)には、前記第1のゲート(203a)又は前記第2のゲート(203c)において前記成形空間(204a)への成形材料の流入方向または流入量を制御する流入制御手段(205b)が設けられており、
    前記流入制御手段(205b)は、前記ランナー溝に設けられた仕切部材(205b)であり、前記仕切部材(205b)は前記成形材射出口(201)から射出される一方向からの成形材料の流入を許容し、前記成形材射出口(201)から射出される他方向からの成形材料の流入を阻止する構造であり、
    前記仕切部材(205b)は、上部材(301)と、下部材(302)と、前記下部材(302)に接する弾性部材(104)とを有し、前記上部材(301)の先端部は傾斜しており、前記傾斜部に成形材料を流入することにより前記上部材が押し下げられる構造である成形装置。
  3. 成形物を成形する成形空間(204a)と、
    前記成形空間(204a)と前記成形空間(204a)上の第1のゲート(203a)及び第2のゲート(203c)を介して連通し、前記成形物と接続されたランナーを形成するランナー溝(202a〜202e)と、
    前記ランナー溝(202a〜202e)と連通する成形材射出口(201)と、を有し、
    前記ランナー溝(202a〜202e)には、前記第1のゲート(203a)又は前記第2のゲート(203c)において前記成形空間(204a)への成形材料の流入方向または流入量を制御する流入制御手段(205b)が設けられており、
    前記流入制御手段(205b)は、前記ランナー溝に設けられた仕切部材(205b)であり、前記仕切部材(205b)は前記成形材射出口(201)から射出され前記第1のゲート(203a)から前記成形空間(204a)に流入し、前記成形空間(204a)より前記第2のゲート(203c)から流出する一方向からの成形材料の流入を許容し、前記成形材射出口(201)から射出され前記第2のゲート(203c)に向かう他方向からの成形材料の流入を阻止する構造であり、
    前記仕切部材は、上部材(301)と、下部材(302)と、前記下部材(302)に接する弾性部材(104)とを有し、前記上部材(301)の先端部は傾斜しており、前記傾斜部に成形材料を流入することにより前記上部材が押し下げられる構造である成形装置。
  4. 請求項2または請求項3において、
    前記一方向から流れてくる成形材料と、前記他方向から流れてくる成形材料は、前記成形材射出口から射出された同一の成形材料である成形装置。
  5. 第1の成形物を成形する第1の成形空間(204a)と、
    前記第1の成形空間(204a)と前記第1の成形空間(204a)上の第1のゲート(203a)を介して連通し、前記第1の成形物と接続された第1のランナーを成形する第1のランナー溝(202a)と、
    前記第1の成形空間(204a)と前記第1の成形空間(204a)上の第2のゲート(203c)を介して連通し、前記第1の成形物と接続された第2のランナーを成形する第2のランナー溝(202c)と、
    前記第1のランナー溝(202a)と連通する成形材射出口(201)と、を有し、
    前記第1のランナー溝(202a)は前記第2のランナー溝(202c)と連通し、前記第1のゲート(203a)の断面積は、前記第2のゲート(203c)の断面積よりも大きく形成され、
    第2の成形物を成形する第2の成形空間(204b)と、
    前記第2の成形空間(204b)と前記第2の成形空間(204b)上の第3のゲート(203d)を介して連通し、前記第2の成形物と接続された第3のランナーを成形する第3のランナー溝(202e)と、
    前記第2の成形空間(204b)と前記第2の成形空間(204b)上の第4のゲート(203f)を介して連通し、前記第2の成形物と接続された第4のランナーを成形する第4のランナー溝(202f)と、を有し、
    前記成形材射出口(201)は前記第3のランナー溝(202e)と連通し、前記第3のランナー溝(202e)は前記第4のランナー溝(202f)と連通し、前記第3のゲート(203d)の断面積は、前記第4のゲート(203f)の断面積よりも大きく形成され、
    前記第1のランナー溝(202a)と前記第4のランナー溝(20f)との間には第1の仕切部材(205a)が形成され、前記第2のランナー溝(202c)と前記第3のランナー溝(20e)との間には第2の仕切部材(205b)が形成され、
    前記第1の仕切部材(205a)は、前記第1のランナー溝(202a)から前記第4のランナー溝(20f)への成形材料の流入は阻止し、前記第4のランナー溝(20f)から前記第1のランナー溝(202a)への成形材料の流入は許容し、前記第2の仕切部材(205b)は、前記第3のランナー溝(202e)から前記第2のランナー溝(20c)への成形材料の流入は阻止し、前記第2のランナー溝(20c)から前記第3のランナー溝(202e)への成形材料の流入は許容する構造である成形装置。
  6. 請求項5において、
    前記第1の仕切部材、第2の仕切部材は、上部材(301)と、下部材(302)と、前記下部材(302)に接する弾性部材(104)とを有し、前記上部材(301)の先端部は傾斜しており、前記傾斜部に成形材料を流入することにより前記上部材が押し下げられる構造である成形装置。
  7. 成形材射出口(201)から射出された成形材料を第1のランナー溝(202a)に流入し、
    前記第1のランナー溝(202a)に流入した成形材料を第1のゲート(203a)を介して成形空間(204a)に流入し、
    前記第1のゲート(203a)から前記成形空間(204a)に流入した成形材料を、前記成形空間(204a)から第2のゲート(203c)を介して前記第2のランナー溝(202c)に流入し、
    前記成形材射出口(201)から射出された成形材料を第3のランナー溝(202d)に流入する成形物の成形方法において、
    前記第2のゲート(203c)と前記第3のランナー溝(202d)との間に設けられた仕切部材(205b)により、前記第3のランナー溝(202d)から前記第2のゲートへの成形材料の流入を阻止し、前記第2のゲート(203c)から前記第3のランナー溝(202d)への成形材料の流入を許容する成形物の成形方法。
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