JP6534739B2 - 車両エネルギー吸収装置および車両 - Google Patents

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Description

断続的サイドレールエネルギー吸収要素およびその製造法の技術に関する。
正面車両衝突は、死亡につながる最も一般的な衝突のタイプである。スモールオーバーラップ車両衝突(即ち、車両のフロントコーナーが別の車両、あるいは木や電柱などの物体と衝突する場合)は正面車両衝突の一種である。
特開2014−058184号公報
オーバーラップが小さいため車両内にあるエネルギー吸収構造の大部分は衝突体に関与せず、このため、この種の衝突に関する衝突試験に合格することは困難な課題であると言える。
高速スモールオーバーラップ衝突のための車両エネルギー吸収装置は、車両レールに沿って断続的に置かれた突出部を含み、この突出部は、衝突アームと反動アームとベースとを含み、ベースの形状は、車両レールの形状に対して相補的であり、衝突アームおよび反動アームは、ベースおよび車両レールから、外方向へ突出しており、ベースと衝突アームと反動アームとの間の空間にチャンネルが形成されており、このチャンネルは、突出部の中を端から端まで伸びており、突出部は、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収する、または、車両を衝突体から逸らす、または、エネルギーを車両レールへ移動させる、または、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、車両を衝突体から逸らす、あるいは、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、エネルギーを車両レールへ移動させるように設計された、幾何学的形状を持ち、また材料を含む。
高速スモールオーバーラップ衝突のための車両エネルギー吸収装置は、車両レールに沿って断続的に置かれた突出部を含み、この突出部は、車両レールから、それに対してある角度を成して外方向へ突出しているハニカム構造を含み、突出部は、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収する、または、車両を衝突体から逸らす、あるいは、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、車両を衝突体から逸らすように設計された材料を含む。
車両エネルギー吸収装置の製造法は、衝突アームと反動アームとベースとを含む突出部を製造する工程と、突出部のベースを車両レールに断続的に取り付ける工程と、を含み、ベースの形状は、突出部を取り付ける車両レールの形状に対して相補的であり、衝突アームおよび反動アームは、ベースおよび車両レールから、外方向へ突出しており、ベースと衝突アームと反動アームとの間の空間にチャンネルが形成されており、このチャンネルは、突出部の中を端から端まで伸びている。
上記およびその他の特徴を、以下の図面および詳細な記述によって例示する。
次に、図面について述べるが、これらは例示的な実施形態であり、この中では同様の要素に同じ番号が付けられている。
車両エネルギー吸収装置を示す等角図である。 湾曲したベースを持つ、車両エネルギー吸収装置の連結した突出部を示す等角図である。 平らなベースを持つ、車両エネルギー吸収装置の連結した突出部を示す等角図である。 車両エネルギー吸収装置の、個別の突出部を示す等角図である。 内部にチャンネルを備えた、車両エネルギー吸収装置の突出部を示す等角図である。 突出部を取り付けた車両レールを示す側面図である。 図6の、突出部を取り付けた車両レールを示す等角図である。 内部にチャンネルのある、図6の突出部を示す等角図である。 内部に分散させた肋材のある多層構造を示す図である。 内部に分散させた肋材のある多層構造を示す図である。 内部に分散させた肋材のある多層構造を示す図である。 内部に分散させた肋材のある多層構造を示す図である。 車両エネルギー吸収装置の構成要素の様々な形状を示す図である。 波形形状を持つ突出部を示す図である。 車両レールに取り付けた車両エネルギー吸収装置を示す図である。 車両エネルギー吸収装置の取り付け機構を示す側面図である。 車両エネルギー吸収装置の取り付け機構を示す側面図である。 車両エネルギー吸収装置の取り付け機構を示す側面図である。 ハニカム構造を持つ車両エネルギー吸収装置を示す等角図である。 図19の円の部分を示す図である。 車両レールに取り付けた突出部と、Aピラーに取り付けた突出部を持つ、車両エネルギー吸収装置を示す等角図である。 図21の車両エネルギー吸収装置の突出部を示す等角図である。 図21の車両エネルギー吸収装置の、2つ以上の反動アームを持つ突出部を示す等角図である。 車両レールに取り付けた突出部を持つ、車両エネルギー吸収装置を示す等角図である。 図24の突出部を示す等角正面図である。 図24の突出部を示す等角背面図である。 車両エネルギー吸収装置を使用して行う模擬実験の概略設計を示す上面図である。 車両エネルギー吸収装置のない車両で行った模擬実験の結果を示す図である。 車両エネルギー吸収装置のある車両で行った模擬実験の結果を示す図である。 車両エネルギー吸収装置のない車両で行った模擬実験の結果を示す図である。 車両エネルギー吸収装置のある車両で行った模擬実験の結果を示す図である。
米国内の事故全体の約25%は、スモールオーバーラップ衝突に当たると推定される。米国内の現在の規制は、この種の衝突には対応していない。米国道路安全保険協会(The Insurance Institute of Highway Safety:IIHS)は、最近、この問題に対応した試験法を公表した。この試験法では、車両が前面の25%をオーバーラップさせ、40マイル/時(miles per hour:mph)(64キロメートル/時(kilometers per hour:kph))で硬い障壁に衝突するとしている。国家道路交通安全局(The National Highway Transportation Safety Administration:NHTSA)は、目下、斜め衝突を想定した試験法を検討中であり、数年内には試験法が公表されると予想される。現時点で使用できる車両の主要クラッシュゾーン構造は、車両前端の中央の50%に集中しているため、スモールオーバーラップ前面衝突は、車両メーカーにとって課題となっている。これらの構造が衝突に関与すれば、車両の乗員室への侵入を防ぎ、フロントエアバッグとシートベルトが乗員を効果的に抑制して守ることができる。スモールオーバーラップ正面衝突では主に車両の外側の縁が関わるが、この部分は、現在使用可能な車両のクラッシュゾーン構造によって守られていない。衝突の力は、前輪、サスペンション装置、およびファイアウォールに直接向かう。前輪が車両のフットウェル内へ向けて後方に押しやられ、更に乗員室内に侵入して、下肢および足に重傷を負わせることがある。高速スモールオーバーラップ衝突のための車両エネルギー吸収装置を使用すると、このような衝突の際の、前輪、サスペンション装置、およびファイアウォールへの力を弱めることができる。高速スモールオーバーラップ衝突のための車両エネルギー吸収装置を使用すると、乗員室への侵入を小さくすることができる。衝突の際にエネルギーを吸収または移動させ、あるいは車両を衝突体から逸らせるために、車両エネルギー吸収装置を車両の構造部材、例えば、車両レール、Aピラー、クラッシュカンなどの上に設けることができる。衝突体とは、別の車両、柱、壁、樹木、障壁などの硬い要素を指す。
高速スモールオーバーラップ衝突のための車両エネルギー吸収装置は、車両部材に沿って、例えば、車両レールに沿って、車両のAピラーに沿って、または、車両レールとAピラーとの組合せに沿って、断続的に置かれた突出部を含むことができる。必要に応じて、突出部は、車両のバンパービームアッセンブリのそれぞれの端にあるクラッシュカン上に置くことができる。突出部は、衝突アームと反動アームとベースとを含むことができる。突出部は、どの突出部にも、複数(即ち、2つ以上)の衝突アーム、反動アーム、またはベースを含むことができる。当然のことながら、ここでいう(an)衝突アーム、(a)反動アーム、または(a)ベースは、複数の衝突アーム、反動アーム、またはベースが存在する実施形態も指している。ベースの形状は、これを取り付ける予定の車両部材、例えば、車両レールの形状に対して相補的とすることができる。例えば、車両レールが平らな形状の場合、ベースは平らな形をしていても良い。車両レールが湾曲した形状の場合、ベースは、湾曲した形をしていても良い。ベースと衝突アームと反動アームとの間にある空間にチャンネルができるよう、衝突アームと反動アームが、ベースおよび車両部材(例えば、車両レール)から、外方向に突出していても良い。チャンネルは、突出部の中を端から端まで、例えば、突出部の頂部端から底部端まで伸びていても良い。別の言い方をするなら、チャンネルは、突出部の端から端まで垂直方向に伸びていても良い。チャンネルの上、突出部の一方の端または両端にカバーがあっても良い。
突出部は、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収する、または、車両を衝突体から逸らす、または、エネルギーを車両レールへ移動させる、または、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、車両を衝突体から逸らす、あるいは、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、エネルギーを車両レールへ移動させるように設計された幾何学的形状を持つことができる。突出部は、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収する、または、車両を衝突体から逸らす、または、エネルギーを車両レールへ移動させる、または、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、車両を衝突体から逸らす、あるいは、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、エネルギーを車両レールへ移動させるように設計された材料を含むことができる。
存在する突出部の数は限定されず、車両の乗員室を望ましい程度に保護すると考えられる任意の数とすることができる。例えば、突出部の数は、2以上、例えば、3以上、例えば、5以上、例えば、10以上、例えば、15以上、例えば、20以上、例えば、25以上とすることができる。突出部は、個別の突出部であっても良い。突出部は、互いに連結していても良い。車両エネルギー吸収装置中の突出部は、個別の突出部と連結した突出部との組合せを含んでいても良い。
突出部は、金属材料、ポリマー材料、複合材料、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せを含むことができる。突出部は、所望の形状に成形でき、所望の特性を示すことができるものであればどのようなポリマー材料またはポリマー材料の組合せを含んでいても良い。材料の例としては、ポリマー材料、更に、ポリマー材料と、エラストマー材料および/または熱硬化性材料との組合せが挙げられる。ある実施形態において、ポリマー材料は、熱可塑性材料を含んでいる。考えられるポリマー材料としては、ポリブチレンテレフタレート(PBT);アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS);ポリカーボネート(LEXAN(登録商標)およびLEXAN(登録商標)EXL樹脂、SABIC’s Innovative Plastics businessより市販);ポリエチレンテレフタレート(PET);ポリカーボネート/PBT混合物;ポリカーボネート/ABS混合物;コポリカーボネート−ポリエステル;アクリル−スチレン−アクリロニトリル(ASA);アクリロニトリル−(エチレン−ポリプロピレンジアミン変性)−スチレン(AES);フェニレンエーテル樹脂;ポリフェニレンエーテル/ポリアミドの混合物(NORYL GTX(登録商標)樹脂、SABIC’s Innovative Plastics businessより市販);ポリカーボネート/PET/PBTの混合物;PBTおよび衝撃調節剤(XENOY(登録商標)樹脂、SABIC’s Innovative Plastics businessより市販);ポリアミド(ナイロン6、ナイロン6−6、ナイロン6−9、ナイロン6−10、ナイロン6−12、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン4−6など);フェニレンスルフィド樹脂;ポリ塩化ビニル(PVC);高衝撃ポリスチレン(HIPS);ポリオレフィン、例えば、低/高密度ポリエチレン(L/HDPE)、ポリプロピレン(PP)、発泡ポリプロピレン(EPP);ポリエチレンと繊維の複合材料;ポリプロピレンと繊維の複合材料(AZDEL Superlite(登録商標)シート、Azdel, Inc.より市販);長繊維強化熱可塑性物質(VERTON(登録商標)樹脂、SABIC’s Innovative Plastics businessより市販)、熱可塑性オレフィン(TPO)、および、炭素繊維強化ポリマー複合材料(CFRP)、更に、前述のものの少なくとも1つを含む組合せが挙げられる。
充填樹脂の一例はSTAMAX(登録商標)樹脂で、これは長いガラス繊維を充填したポリプロピレン樹脂であり、これもSABIC’s Innovative Plastics businessから市販されている。考えられるいくつかの強化材としては、繊維(ガラス、炭素など、更に、前述のものの少なくとも1つを含む組合せ)が挙げられ、例えば、長ガラス繊維および/または長炭素繊維強化樹脂である。例えば、炭素繊維強化ポリマー複合材料を用いて突出部を形成することができる。炭素繊維強化ポリマー複合材料を、突出部のコーティング(例えば、表皮)として使用し、突出部に望ましい構造完全性を与えても良い。突出部を、上記の材料の少なくともいずれか1つを含む組合せから形成しても良い。
突出部は、三角形、円錐形、角錐形、円筒形、正方形、長方形、平行四辺形、不等辺四角形または台形(trapezium)、楕円形、六角形、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せなどの幾何学的形状を持つ。例えば、突出部は、三角錐、四角錐、六角錐、三角柱、五角柱、六角柱、立方体、直方体(cuboid)、頂部が平らな円錐形、五角の円錐(pentagonal cone)、五角錐、頂部が平らな五角錐、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せなどの形状を持つことができる。衝突アームまたは反動アーム、あるいは、衝突アームおよび反動アームは、真っ直ぐな形状(即ち、直線)、波形形状、台形状、鋸歯状、正弦波状、ラメラ状、三角形状、サイン(abs(sin))形状、サイクロイド状、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せなどの形状を持つことができる。
衝突アームおよび反動アームは、ある角度でベースから伸びていても良い。衝突アームと反動アームが互いに向かって伸び、衝突アームと反動アームとの間にある点または接合領域で交わっていても良い。衝突アームと反動アームが、アームの間に配置された中間面に向かって伸びていても良い。衝突アームおよび反動アームがベースから伸びる角度は、0°から50°、例えば、0°から45°、例えば、0°から25°、例えば、5°から15°であっても良い。衝突アームは長さlを持つことができ、反動アームは長さlを持つことができる。長さlはlと等しくても良く、または、lはlより大きくても良く、あるいは、lはlより小さくても良い。突出部は、チャンネル内に多層構造を含んでいても良い。突出部は、チャンネル内の層の間に配置された肋材を含んでいても良い。
突出部は、車両レールから、それに対してある角度を成して外方向へ突出しているハニカム構造を含んでいても良い。ハニカム構造が伸びる角度は、0°から50°、例えば、0°から45°、例えば、0°から25°、例えば、5°から15°とすることができる。衝突体と衝突後、ハニカム構造は、長さlに沿って軸方向に潰れると考えられる。ハニカム構造は、構造用接着剤でレールに取り付けることができる。ハニカム構造は、締付具を用いてレールに取り付けることができる。必要に応じて、車両との接着性を高めるため、ハニカム構造上にベースが存在していても良い。
ベースは、望ましい程度の接着性を生じ、衝突時に突出部が外れないと考えられる、どのような方法で、車両、例えば、車両レール、Aピラー、クラッシュカンなどに取り付けても良い。ベースは、フック、スナップ式結合、機械式締付具、構造用接着剤、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せにより、車両に取り付けることができる。車両上の突出部を取り付ける予定の位置に、孔または取り付けポイントを設けても良い。例えば、車両上の対応する穴、例えば、車両レール上の対応する穴に差し込むことのできるフックで、ベースを車両に取り付けても良い。車両は、車両エネルギー吸収装置を含むことができる。
車両エネルギー吸収装置の製造法も企図している。車両エネルギー吸収装置の製造法は、突出部を製造する工程と、突出部を車両部材に取り付ける工程とを含むことができる。突出部は、衝突アームと反動アームとベースとを含むことができる。ベースの形状は、これを取り付ける予定の車両部材、例えば、車両レール、Aピラー、クラッシュカンなどの形状に対して相補的とすることができる。衝突アームおよび反動アームは、ベースおよび車両部材から、外方向へ突出していても良い。ベースと衝突アームと反動アームとの間の空間にチャンネルを形成することができる。このチャンネルは、突出部の中を端から端まで垂直に伸びていても良い。突出部は、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収する、または、車両を衝突体から逸らす、または、エネルギーを車両レールへ移動させる、または、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、エネルギーを衝突体から逸らす、あるいは、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、エネルギーを車両レールへ移動させるように設計された、幾何学的形状を持つことができ、また、材料を含むことができる。突出部を車両部材へ取り付ける方法としては、フック、スナップ式結合、機械式締付具、構造用接着剤、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せが挙げられる。
車両エネルギー吸収装置の製造法は、突出部を製造する工程と、突出部を車両部材に取り付ける工程とを含むことができる。突出部は、車両レールから、それに対してある角度を成して外方向へ突出しているハニカム構造を含んでいても良い。ハニカム構造が伸びる角度は、0°から50°、例えば、0°から45°、例えば、0°から25°、例えば、5°から15°とすることができる。この方法は、個別の突出部または連結した突出部を製造する工程を含むことができ、このとき、突出部の数は2つ以上である。
添付図を参照することで、本件に開示されている構成要素、工程、および装置について更に詳しく理解できる。これらの図(文中において、“FIG.”ともいう)は、本開示内容を便宜的かつ容易に示すための単なる略図であり、このため、装置またはその構成要素の相対的大きさおよび寸法を示すものではなく、および/または、例示した実施形態の範囲を規定または制限しようとするものではない。明確にするため以下の記述では特定の用語を使用するが、これらの用語は、図面中で図示するため選択した実施形態の特定の構造だけを指すことを意図しており、本開示内容の範囲を規定または制限しようとするものではない。図面および以下の記述において、同じ数字表示は、同じ機能を持つ構成要素を指していることは当然である。
図1は、エネルギー吸収装置10を取り付けた車両レール1を示している。図1のエネルギー吸収装置は、衝突アーム14と反動アーム16を備えた突出部12を含み、衝突アームは衝突の方向を向いている。ベース22は車両レール1に取り付けられており、衝突アーム14と反動アーム16とベース22とによって形成されたチャンネル20(図5参照)上にはカバー18が置かれている。図1に示すように、衝突アーム14と反動アーム16は、ベース22から、外方向へ突出している。図1では、突出部12が、いくつもの連結した突出部12を含み、エネルギー吸収装置10が、いくつもの突出部12を含むことがあることを示している。図1において、突出部12は、車両レール1上に断続的に分散している。図2から4は、突出部12の様々な実施形態を示している。例えば、図2は、湾曲したベース42を持つ突出部12を示しており、図3および4は、ベース22を持つ突出部12を示している。図2および3において、突出部12は連結しているが、図4において、突出部12は連結しておらず、即ち、個別の突出部12となっている。
衝突アーム14は、長さlを持つことができ、反動アーム16は長さlを持つことができる。図1から4に示すように、lはlよりも大きい。しかし、当然のことながら、lがlより大きくても、lとlが同じ長さであっても良い。
次に、図6および7では、車両レール1に取り付けた衝突アーム14と反動アーム16とベース22を備えた円錐形突出部50を示している。円錐形突出部50は、衝突アーム14と、反動アーム16と、衝突アーム14と反動アーム16との間にあってそれらの間に平面または中間面24を成している、中間面24とを含んでいる。円錐形突出部50内に存在する多層構造30を示すため、図7では、衝突アーム14と反動アーム16が除かれている。図6および7には、車両のフロントビーム44も示されている。図6では、円錐形突出部50に多層構造30がある。図7に示すように、突出部12の頂部と底部との間に置かれたカバー18の間には、複数の層が設けられている。図8では、突出部50内に伸びるチャンネル20が見て取れる。図7の多層構造30は、チャンネル20内に設けられている。多層構造30内の層の間に肋材が分散していても良い。例えば、図9から12に示すように、肋材の付いた多層構造60、62、64、および66はそれぞれ、第1壁46と、第2壁54と、その間に配置された肋材52とを備えている。肋材52は、車両エネルギー吸収装置に望ましい機械的および構造的特性を与えるものならばどのような形状であっても良い。肋材52は、多壁構造60、62、64、66の1つの壁に取り付けることができ、および/または、多層構造60、62、64、66のいずれか2つの壁に取り付けることができ、および/または、多層構造60、62、64、66の様々な層中に浮遊させることができる(例えば、多層構造60、62、64、66のいずれの壁にも付着していない)。図9では、肋材52が、第1壁46と第2壁54との間に垂直に配置されている様子を示しており、図10では、肋材52は、ある角度、即ち、第1壁46と第2壁54との間の対角線上(例えば、45°以上)に配置されている。図11では、肋材52が、一般的に“X”形を成して、第1壁46と第2壁54の間の対角線上に配置されており、図12では、肋材52は、第1壁46と第2壁54との間に、対角線上と垂直に配置されている。
衝突アーム14または反動アーム16は、突出部に望ましい特性を与える、どのような形状をしていても良い。例えば、図13および14に示すように、衝突アーム14または反動アーム16は、波形形状34、台形状120、鋸歯状130、正弦波状140、ラメラ状150、三角形状160、サイン形状170、サイクロイド状180、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せなどの形状をしていても良い。図14に示すように、反動アームは波形形状34をしている。
次に、図15では、衝突アーム14に向かって移動する衝突体32と、反動アーム16に沿って移動する力の方向56を示している。本件に開示の車両エネルギー吸収装置10は、衝突が起きた際に、衝突体32からのエネルギーを吸収することができる。本件に開示の車両エネルギー吸収装置10は、衝突が起きた際に、車両を衝突体32から逸らすことができる。本件に開示の車両エネルギー吸収装置10は、エネルギーを車両レールへ移動させることができる。本件に開示の車両エネルギー吸収装置10は、衝突が起きた際に、衝突体32からエネルギーを吸収することができ、かつ、衝突が起きた際に、車両を衝突体(impact)32から逸らすことができる。本件に開示の車両エネルギー吸収装置10は、衝突が起きた際に、衝突体32からエネルギーを吸収することができ、かつ、エネルギーを車両レールへ移動させることができる。本件に開示の車両エネルギー吸収装置10の様々な構成要素が、これらの働きをする上で役立つことができる。力を吸収し、力を移動させ、車両を力から逸らすことで、車両の乗員室への侵入を防止または小さくして、車両の乗員が被る傷害を低減することができる。突出部12の圧壊は、これが取り付けられている車両部材に対して直角方向に起こすことができる。例えば、図15に示すように、突出部12の圧壊は、車両レール1に対して直角方向に起こすことができる。1つの突出部12が圧壊に失敗しても、連なっている次の突出部がエネルギーを吸収し、または、車両を逸らせることができ、また、直前の突出部が圧壊に失敗しても、連続するそれぞれの突出部が同じことを繰り返すと考えられる。
図16から18は、突出部12を車両部材、例えば、レール1に取り付けるための、様々な取り付け機構を示している。図16に、スナップ式70およびフック式72取付け法を示す。図17に、機械式締付具74を示す。図18に、突出部12を車両レール1に付着させている、構造用接着剤76を示す。機械式締付具としては、ねじ、釘、ボルト、クリップ、クランプ、ピンなどが挙げられる。構造用接着剤としては、エポキシ、アクリル、またはウレタン接着剤が挙げられる。スナップ70、フック72、および機械式締付具74は、突出部12のベース22と、これを取り付ける車両部材、例えば、車両部材との間に所望の接着性を与えると考えられるどのような材料を含んでいても良い。取り付け機構を車両レール1に直接取り付けても良い。
突出部12の衝突アーム14は、反動アーム16よりも先に衝突体32と接触すると考えられる。衝突アーム14と反動アーム16が衝突体32からエネルギーを吸収することで、連続するそれぞれの突出部はエネルギーを吸収し、車両レール1から離れたところへエネルギーを移動させることができる。衝突アーム14と反動アーム16は、車両を衝突体32から逸らすことができる。衝突アーム14は、衝突体32からエネルギーを吸収することができ、反動アーム16は、車両を衝突体から逸らすことができる。
図19および20に、ハニカム構造80を持つ突出部78を備えた車両エネルギー吸収装置1を示す。突出部78は、車両部材、例えば、車両レール1に沿って断続的に置くことができる。ハニカム構造80は、車両レールから、それに対してある角度を成して外方向へ突出していても良い。衝突アーム82と反動アーム84は、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、または、車両を衝突体から逸らし、あるいは、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、車両を衝突体から逸らすことができる。ハニカム構造80は、0°から45°の角度でベースから伸びていても良い。衝突の際に、ハニカム構造80は長さlに沿って軸方向に潰れると考えられる。
次に、図21、22、23に、エネルギー吸収装置100を示す。図21に示すように、突出部112は車両レール1に付いており、突出部84は車両のAピラーに付いている。図21、22、23に示すように、突出部112は、衝突アーム14と反動アーム16とベース22とを含むことができ、ベース22は、車両レール1に取り付けることができる。突出部112は、図23に示すように、複数の反動アーム16を含むことができる。
図24、25、26は、車両レール1に取り付けた突出部114を備えた、更に別のエネルギー吸収装置102を示している。図24、25、26に示すように、突出部114は、衝突アーム14と反動アーム16とベース22とを含むことができる。衝突アーム14と反動アーム16は、図に示すような多層構造を含むことができる。図26において、突出部114は2つのベース22を持ち、それぞれが多層構造を備えている。複数のベースは、曲率変化の大きい構造、例えば、曲率変化の大きい車両レールにおいて、好ましいことがある。
以下の非制限的な実施例で、車両エネルギー吸収装置について更に説明する。別途定めのない限り、全ての実施例は模擬実験に基づくものであった。
実施例1
衝突体として剛体材料を使用し、ポリフェニレンエーテル(PPE)とポリアミド(PA)の混合物(NORYL GTX(登録商標))(2.5ギガパスカル(GPa)のモジュラスを持つ熱可塑性材料)を用いてベースの模型を作製し、破損ひずみ(failure strain)を60%として、LS−DYNA(登録商標)ソフトウェアを使用する。ここでいう“剛体材料”とは、変形しない材料を指す。この実施例では、全方向をスチール製の器具で拘束した剛体材料(例えば、約210GPaのモジュラス)を使用する。以下の実施例では、図3に開示されている車両エネルギー吸収装置を備えた車両レールを用いて、構成要素レベルの模擬実験を行い、車両エネルギー吸収装置のない車両レールと比較する。突出部12を車両94の車両レール1に取り付けた、模擬実験計画を図27に示す。車両94の移動方向92は前方である。車両質量を1,500キログラム(kg)とし、その他の要素の質量を重心90に載せて、実際的な車両質量とする。この実施例では、レール質量が50gであるため、余分の質量として1,450kgを加える。装置を、フロントビーム44およびレール1が殆ど接しないよう、前方向94へ、64kphの速度で衝突体32(例えば、固定した硬い障壁)へ向けて動かした。衝突の結果を図28および29に示す。図28は車両エネルギー吸収装置のない車両を対象とし、図29は車両エネルギー吸収装置のある車両を対象としている。測定は、0ミリ秒(ms)、30ms、70ms、および100msで行った。図28および29に示すように、車両エネルギー吸収装置のある車両は、衝突体32から離れるように移動し始めるのに対し、車両エネルギー吸収装置のない車両は、衝突速度のまま同じ方向に移動し、これは、衝突体が車両から離れ、これにより乗員室へ侵入しないため、車両エネルギー吸収装置が乗員の怪我を少なくする上で有効であることを示している。これは、図30および31から見て取れ、図30は、本件に開示の車両エネルギー吸収装置のない車両を対象とし、図31は、本件に開示の車両エネルギー吸収装置のある車両を対象としている。図30の部分200と、図31の部分202から分かるように、本件に開示の車両エネルギー吸収装置のない車両(図30)は、本件に開示の車両エネルギー吸収装置を含む車両(図31)よりも、車両室への侵入が大きかった。
本件に開示の車両エネルギー吸収装置および製造法は、少なくとも次の実施形態を含む。
実施形態1:高速スモールオーバーラップ衝突のための車両エネルギー吸収装置であって、この装置は、車両レールに沿って断続的に置かれた突出部を含み、突出部は、衝突アームと反動アームとベースとを含み、ベースの形状は、車両レールの形状に対して相補的であり、衝突アームおよび反動アームは、ベースおよび車両レールから、外方向へ突出しており、ベースと衝突アームと反動アームとの間の空間にチャンネルが形成されており、チャンネルは、突出部の中を端から端まで伸びており、突出部は、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収する、または、車両を衝突体から逸らす、または、エネルギーを車両レールへ移動させる、または、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、車両を衝突体から逸らす、あるいは、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、エネルギーを車両レールへ移動させるように設計された、幾何学的形状を持ち、また材料を含む。
実施形態2:実施形態1の車両エネルギー吸収装置であって、突出部は、突出部の一方の端、チャンネル上に更にカバーを含む。
実施形態3:実施形態1の車両エネルギー吸収装置であって、突出部は、突出部のそれぞれの端の上に更にカバーを含む。
実施形態4:実施形態1〜3のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、突出部は、車両のAピラーに沿って断続的に置かれている。
実施形態5:実施形態1〜4のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、車両エネルギー吸収装置は、2つ以上の個別の突出部を含む。
実施形態6:実施形態1〜4のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、車両エネルギー吸収装置は、2つ以上の連結した突出部を含む。
実施形態7:実施形態1〜6のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、突出部は、金属材料、ポリマー材料、複合材料、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せより選ばれる材料を含む。
実施形態8:実施形態1〜7のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、突出部は、三角形、円錐形、四角錐形、円筒形、正方形、長方形、平行四辺形、台形または不等辺四角形、楕円形、六角形、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せより選ばれる幾何学的形状を持つ。
実施形態9:実施形態1〜7のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、衝突アームまたは反動アーム、あるいは、衝突アームおよび反動アームは、波形形状を持つ。
実施形態10:2つ以上の衝突アームを更に含む、実施形態1〜9のいずれかの車両エネルギー吸収装置。
実施形態11:2つ以上の反動アームを更に含む、実施形態1〜10のいずれかの車両エネルギー吸収装置。
実施形態12:実施形態1〜11のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、衝突アームおよび反動アームは、ある角度でベースから伸びている。
実施形態13:実施形態12の車両エネルギー吸収装置であって、衝突アームおよび反動アームは互いに向かって伸び、ある点で交わっている。
実施形態14:実施形態1〜11のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、衝突アームおよび反動アームは、アームの間に配置された中間面に向かって伸び、必要に応じて、衝突アームおよび反動アームは、ある角度でベースから伸びている。
実施形態15:実施形態12〜14のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、角度は0°から45°である。
実施形態16:実施形態1〜15のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、衝突アームは長さlを持ち、反動アームは長さlを持ち、lはlと等しい、または、lはlと等しくない。
実施形態17:実施形態1〜16のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、突出部はチャンネル内に多層構造を含む。
実施形態18:実施形態17の車両エネルギー吸収装置であって、多層構造は、層内に配置された肋材を含む。
実施形態19:高速スモールオーバーラップ衝突のための車両エネルギー吸収装置であって、この装置は、車両レールに沿って断続的に置かれた突出部を含み、突出部は、車両レールから、それに対してある角度を成して外方向へ突出しているハニカム構造を含み、突出部は、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収する、または、車両を衝突体から逸らす、あるいは、衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、車両を衝突体から逸らすように設計された材料を含む。
実施形態20:実施形態19の車両エネルギー吸収装置であって、ハニカム構造は、0°から45°の角度でベースから伸びている。
実施形態21:実施形態19または実施形態20の車両エネルギー吸収装置であって、ハニカム構造は、衝突体と衝突後、長さlに沿って軸方向に潰れる。
実施形態22:実施形態1〜21のいずれかの車両エネルギー吸収装置であって、ベースは、フック、スナップ、機械式締付具、構造用接着剤、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せより選ばれる機構によって車両レールに取り付けられている。
実施形態23:実施形態1〜22のいずれかの車両エネルギー吸収装置を含む車両。
実施形態24:車両エネルギー吸収装置の製造法であって、この製造法は、衝突アームと反動アームとベースとを含む突出部を製造する工程と、突出部のベースを車両レールに断続的に取り付ける工程と、を含み、ベースの形状は、突出部を取り付ける車両レールの形状に対して相補的であり、衝突アームおよび反動アームは、ベースおよび車両レールから、外方向へ突出しており、ベースと衝突アームと反動アームとの間の空間にチャンネルが形成されており、チャンネルは、突出部の中を端から端まで伸びている。
実施形態25:実施形態24の製造法であって、取り付け工程は、フック、スナップ式結合、機械式締付具、構造用接着剤、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せを含む。
実施形態26:実施形態24または実施形態25の製造法であって、車両エネルギー吸収装置は、2つ以上の個別の突出部を含む、または、車両エネルギー吸収装置は、2つ以上の連結した突出部を含む。
一般的に、本発明は、本件に開示されている任意の適当な構成要素を、交互的に、含む(comprise)、〜から成る(consist of)、または本質的に〜から成る(consist essentially of)ことができる。本発明は、先行技術の構成物に使われている任意の構成要素、材料、成分、補助物、または種、あるいは、本発明の機能および/または目的の達成に必要でない物を除いて、または実質的に含まないように、追加的に、または、交互的に構成しても良い。
文中に開示されている全ての範囲は終点を含み、終点はそれぞれ独立して結合可能である(例えば、“25質量%まで、または、より詳細には、5質量%から20質量%”の範囲は、終点と、“5質量%から25質量%”などの範囲の間にある全ての値を含む)。“組合せ(combination)”は、配合物、混合物、合金、反応生成物などを含んでいる。更に、文中の用語“第1”、“第2”等は、順序、量、または重要度のいずれを示すものではなく、ある要素と別の要素とを区別するために使用する。文中の用語“a”、“an”、“the”は量の限定を示すものではなく、文中に別途指示のない限り、または、文脈によって明らかに否定されない限り、単数形と複数形の両方を含むと解釈すべきである。文中で使われている接尾辞“(s)”は、それが修飾する語の単数形と複数形の両方を含むことを意図しており、このため、1つ以上のその項目が含まれる(例えば、フィルム(s)は、1つ以上のフィルムを含む)。明細書中で言及している“ある実施形態(one embodiment)”、“別の実施形態(another embodiment)”、“ある実施形態(an embodiment)”などは、その実施形態に関連して述べられている特定の要素(例えば、特徴、構造、および/または特性)が、本件に記載の少なくとも1つの実施形態に含まれており、他の実施形態中には存在していてもしていなくても良いことを意味している。更に、当然のことながら、記載されている要素は、様々な実施形態において任意の適当な方法で組合せることができる。
文中において別途指定のない限り、標準規格、規定、試験法など(ASTM D256、ASTM D638、ASTM D790、ASTM D1238、ASTM D4812、ASTM 4935、およびUL94など)への言及は、本願出願時に実施されている標準規格、規定、指針、または方法を指す。
特定の実施形態について述べてきたが、現時点で予期されていない、または、予期されていない可能性のある、代替、変形、変化、改良、および実質的同等物が、出願者または他の当業者の働きによって生じる可能性がある。従って、出願時の、および、修正される可能性のある添付請求項は、このような代替、変形、変化、改良、および実質的同等物を全て包含するものとする。

Claims (15)

  1. 高速スモールオーバーラップ衝突のための車両エネルギー吸収装置(10、100、102)であって、
    前記装置が、車両レール(1)に沿って断続的に置かれた突出部(12、78、112、114)を含み、前記突出部(12、78、112、114)が、幾何学的形状を有し、各々が衝突アーム(14)と反動アーム(16)とベース(22)とを含み、前記ベース(22)の形状が、前記車両レール(1)の形状に対して相補的であり、前記衝突アーム(14)および前記反動アーム(16)が、前記ベース(22)および前記車両レール(1)から、外方向へ突出しており、前記ベースと前記衝突アームと前記反動アーム(16)との間の空間にチャンネルが形成されており、前記チャンネル(20)が、前記突出部(12、78、112、114)の中を一方の端から他方の端まで伸びており、
    前記突出部(12、78、112、114)が、ポリマー材料を含み、前記突出部(12、78、112、114)は、
    衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収する、または、
    車両を衝突体から逸らす、または、
    エネルギーを車両レールへ移動させる、または、
    衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、車両を衝突体から逸らす、あるいは、
    衝突体との衝突の際にエネルギーを吸収し、かつ、エネルギーを車両レールへ移動させる、
    ように設計されていることを特徴とする、車両エネルギー吸収装置。
  2. 前記突出部(12、78、112、114)が、前記突出部(12、78、112、114)の前記一方の端の前記チャンネル(20)上に配置されるカバー(18)を更に含み、または、前記突出部(12、78、112、114)が、前記突出部(12、78、112、114)の前記一方の端及び前記他方の端の上に配置されるカバー(18)を更に含むことを特徴とする、請求項1に記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  3. 前記突出部(12、78、112、114)が、更に車両(94)のAピラー(2)に沿って断続的に置かれていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  4. 前記車両エネルギー吸収装置(10、100、102)が、2つ以上の個別の突出部(12、78、112、114)を含む、または、前記車両エネルギー吸収装置(10、100、102)が、2つ以上の連結した突出部(12、78、112、114)を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  5. 前記突出部(12、78、112、114)が、さらに、金属材料、および/または、複合材料を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  6. 前記突出部(12、78、112、114)が、三角形、円錐形、四角錐形、円筒形、正方形、長方形、平行四辺形、台形または不等辺四角形(trapezium)、楕円形、六角形、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せより選ばれる幾何学的形状を持つことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  7. 前記衝突アーム(14)および前記反動アーム(16)が、ある角度で前記ベース(22)から伸びていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  8. 前記衝突アーム(14)および前記反動アーム(16)が、前記アーム(14、16)の間に配置された中間面に向かって伸びていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  9. 前記角度が0°から45°の間であることを特徴とする、請求項7に記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  10. 前記衝突アーム(14)が長さlを持ち、前記反動アーム(16)が長さlを持ち、lがlと等しい、または、lがlと等しくないことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  11. 前記突出部(12、78、112、114)が前記チャンネル内に多層構造を含むことを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  12. 前記突出部(12、78、112、114)が、前記車両レール(1)から、それに対してある角度を成して外方向へ突出しているハニカム構造(80)を含む、
    ことを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  13. 前記ハニカム構造(80)が、0°から45°の角度で前記ベースから伸びていることを特徴とする、請求項12に記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  14. 前記ベース(22、42)が、フック、スナップ、機械式締付具、構造用接着剤、または前述のものの少なくとも1つを含む組合せより選ばれる機構によって、前記車両レール(1)に取り付けられていることを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)。
  15. 請求項1〜14のいずれかに記載の車両エネルギー吸収装置(10、100、102)を含むことを特徴とする車両(94)。
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