JPS6116221Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6116221Y2 JPS6116221Y2 JP15318880U JP15318880U JPS6116221Y2 JP S6116221 Y2 JPS6116221 Y2 JP S6116221Y2 JP 15318880 U JP15318880 U JP 15318880U JP 15318880 U JP15318880 U JP 15318880U JP S6116221 Y2 JPS6116221 Y2 JP S6116221Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- engine
- recess
- collision
- energy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は自動車衝突時のエネルギをフレーム
の変形によつて吸収するようにした自動車のフレ
ーム構造に関するものである。
の変形によつて吸収するようにした自動車のフレ
ーム構造に関するものである。
衝突時のエネルギ吸収のために、たとえば実開
昭50−21809号公報に示すような構造のものが案
出されているが、一般に、自動車のエンジン室側
方に位置するフレームは強固に構成してあつて、
容易に変形しないようになつている。これに対し
て本考案は、このフレームを大きい衝突時に折れ
曲がるようにして、エネルギの吸収をもつとも有
効に行うようにしたものである。
昭50−21809号公報に示すような構造のものが案
出されているが、一般に、自動車のエンジン室側
方に位置するフレームは強固に構成してあつて、
容易に変形しないようになつている。これに対し
て本考案は、このフレームを大きい衝突時に折れ
曲がるようにして、エネルギの吸収をもつとも有
効に行うようにしたものである。
次に本考案の構造を図面に示す実施例によつて
説明する。
説明する。
第１図はエンジン室まわりの一半を示す平面図
であつて、エンジン室１の中央にエンジン２が置
かれ、その側方にフレーム３が位置し、さらにそ
の外側にホイールエプロン４、ストラツトタワー
５が配置してある。そしてエンジン室１の前方に
位置するバンパ６は、フレーム３に沿つて車体に
固設してあるブラケツト７に、ダンパ８を介して
連結するようになつている。
であつて、エンジン室１の中央にエンジン２が置
かれ、その側方にフレーム３が位置し、さらにそ
の外側にホイールエプロン４、ストラツトタワー
５が配置してある。そしてエンジン室１の前方に
位置するバンパ６は、フレーム３に沿つて車体に
固設してあるブラケツト７に、ダンパ８を介して
連結するようになつている。
そしてフレーム３は、第２図に示すようにハツ
ト状の断面形になつていて、本考案においては、
その一面に、エンジン２の幅広部分に近接して、
局部的の凹部３ａが設けてある。
ト状の断面形になつていて、本考案においては、
その一面に、エンジン２の幅広部分に近接して、
局部的の凹部３ａが設けてある。
さて第３図に示すように、バンパ６の前方向す
なわちＢ方向から大きな衝撃力が加わると、バン
パ６が後退するとともにダンパ８を支えているブ
ラケツト７が車体から脱離して内方にめり込み、
同時にバンパ６を備えていたエンジン室１の前半
部が潰れるようになる。
なわちＢ方向から大きな衝撃力が加わると、バン
パ６が後退するとともにダンパ８を支えているブ
ラケツト７が車体から脱離して内方にめり込み、
同時にバンパ６を備えていたエンジン室１の前半
部が潰れるようになる。
すなわちホイールエプロン４が波状に変形して
４′の状態になるとともに、フレーム３が凹部３
ａでエンジン２の側に折れ曲がつて３′の状態に
なり、衝突によるエネルギを吸収するようにな
る。このとき凹部３ａの反対側にあるフレーム３
の他面３ｂを、エンジン２の幅広部分に当接させ
るようにしてあり、この当接は圧接となつてフレ
ーム３に働らく折り曲げエネルギを吸収するよう
になつている。
４′の状態になるとともに、フレーム３が凹部３
ａでエンジン２の側に折れ曲がつて３′の状態に
なり、衝突によるエネルギを吸収するようにな
る。このとき凹部３ａの反対側にあるフレーム３
の他面３ｂを、エンジン２の幅広部分に当接させ
るようにしてあり、この当接は圧接となつてフレ
ーム３に働らく折り曲げエネルギを吸収するよう
になつている。
前述にように本考案は、衝突時にエンジン室側
方のフレームの折れ曲がりによりエネルギを吸収
するようにしてあり、さらにこの折れ曲がつた部
分をエンジンに当接させて折り曲げエネルギを吸
収するようにしてあるから、特に水平対向エンジ
ンまたは横置エンジン使用の自動車において、す
こぶる効率のいいエンジン吸収特性が得られると
いう特長がある。
方のフレームの折れ曲がりによりエネルギを吸収
するようにしてあり、さらにこの折れ曲がつた部
分をエンジンに当接させて折り曲げエネルギを吸
収するようにしてあるから、特に水平対向エンジ
ンまたは横置エンジン使用の自動車において、す
こぶる効率のいいエンジン吸収特性が得られると
いう特長がある。
第１図は本考案の実施例を示すものでエンジン
室まわりの要部平面図、第２図は第１図のフレー
ムのＡ部斜視図、第３図は第１図の実施例におい
て衝突があつたときの状態を示す平面図である。 １……エンジン室、２……エンジン、３、３′
……フレーム、３ａ……凹部、３ｂ……他面、
４、４′……ホイールエプロン、５……ストラツ
トタワー、６……バンパ、７……ブラケツト、８
……ダンパ、Ｂ……衝突方向。
室まわりの要部平面図、第２図は第１図のフレー
ムのＡ部斜視図、第３図は第１図の実施例におい
て衝突があつたときの状態を示す平面図である。 １……エンジン室、２……エンジン、３、３′
……フレーム、３ａ……凹部、３ｂ……他面、
４、４′……ホイールエプロン、５……ストラツ
トタワー、６……バンパ、７……ブラケツト、８
……ダンパ、Ｂ……衝突方向。
Claims (1)
- エンジン室側方に位置するフレームの一面に、
エンジンの幅広部分に近接して局部的の凹部を設
け、自動車衝突時に、該凹部で折れ曲るようにす
るとともに、該凹部の反対側にある該フレームの
他面を、該幅広部分に当接させるようにしたこと
を特徴とする自動車のフレーム構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15318880U JPS6116221Y2 (ja) | 1980-10-27 | 1980-10-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15318880U JPS6116221Y2 (ja) | 1980-10-27 | 1980-10-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5774877U JPS5774877U (ja) | 1982-05-08 |
| JPS6116221Y2 true JPS6116221Y2 (ja) | 1986-05-19 |
Family
ID=29512451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15318880U Expired JPS6116221Y2 (ja) | 1980-10-27 | 1980-10-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6116221Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102770330A (zh) * | 2010-03-02 | 2012-11-07 | 丰田自动车株式会社 | 车辆前部构造 |
| CN111301325A (zh) * | 2014-10-30 | 2020-06-19 | 沙特基础工业全球技术有限公司 | 车辆能量吸收系统及包括车辆能量吸收系统的车辆 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2600382B2 (ja) * | 1989-06-22 | 1997-04-16 | 日産自動車株式会社 | バンパ取付部構造 |
| CN102892665B (zh) * | 2010-03-02 | 2016-01-20 | 丰田自动车株式会社 | 车辆骨架构件 |
-
1980
- 1980-10-27 JP JP15318880U patent/JPS6116221Y2/ja not_active Expired
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102770330A (zh) * | 2010-03-02 | 2012-11-07 | 丰田自动车株式会社 | 车辆前部构造 |
| CN102770330B (zh) * | 2010-03-02 | 2014-12-10 | 丰田自动车株式会社 | 车辆前部构造 |
| CN111301325A (zh) * | 2014-10-30 | 2020-06-19 | 沙特基础工业全球技术有限公司 | 车辆能量吸收系统及包括车辆能量吸收系统的车辆 |
| CN111301325B (zh) * | 2014-10-30 | 2022-03-18 | 沙特基础工业全球技术有限公司 | 车辆能量吸收系统及包括车辆能量吸收系统的车辆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5774877U (ja) | 1982-05-08 |
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