JP5692210B2 - 車体前部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体前部構造に関する。
フロントサイドメンバの前部を車幅方向内側部分と車幅方向外側部分の二股状に分岐させ、フロントサイドメンバよりも車幅方向外側で前面衝突(微小ラップ衝突)したときに、その車幅方向内側部分によって衝突荷重をパワーユニットへ伝達させるようにした車体前部構造は、従来から提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4122887号公報
ところで、フロントサイドメンバよりも車幅方向外側で前面衝突(微小ラップ衝突)した場合には、車両の変形を抑制するために、その車両に対して横力(車幅方向で衝突側とは反対側へ向かう力)を効率よく発生させることが望まれる。
そこで、本発明は、微小ラップ衝突時に車両に対して横力を効率よく発生させられる車体前部構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車体前部構造は、車体前部における車幅方向外側に車体前後方向に沿って配置されたフロントサイドメンバと、前記フロントサイドメンバの車体前方側に車幅方向に延在するように配置されたフロントバンパリインフォースメントと、前記フロントサイドメンバの外側壁に該外側壁よりも車幅方向外側へ突出するように、かつ平面視で前記フロントサイドメンバの車幅方向内側に配置されたパワーユニットの車体前方側端部よりも車体後方側に後端部が位置するように設けられた第1突起部材と、前記フロントバンパリインフォースメントの車幅方向の端部側に正面視で前記第1突起部材と重なるように、かつ前記フロントサイドメンバの外側壁との間に隙間を有するか、又は前記フロントサイドメンバに衝突荷重が入力されたときに前記外側壁から離脱されるように設けられた第2突起部材と、前記第1突起部材の車体後方側に設けられ、前記フロントサイドメンバと前記第1突起部材とを連結する連結ブラケットと、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、フロントサイドメンバの外側壁に、その外側壁よりも車幅方向外側へ突出するように、かつ平面視でフロントサイドメンバの車幅方向内側に配置されたパワーユニットの車体前方側端部よりも車体後方側に後端部が位置するように、第1突起部材が連結ブラケットによって設けられている。そして、フロントバンパリインフォースメントの車幅方向の端部側に、車体前後方向から見た正面視で第1突起部材と重なるように、第2突起部材が設けられている。
したがって、フロントサイドメンバよりも車幅方向外側でバリアに衝突(微小ラップ衝突)した場合には、車両の前進に伴って第2突起部材が第1突起部材に干渉することから、フロントサイドメンバの潰れ残り量が増加され、バリアから受ける反力が増加される。つまり、微小ラップ衝突時に入力された衝突荷重の一部は、直列的に繋がった第1突起部材及び第2突起部材からフロントサイドメンバを介してパワーユニットへ伝達される。これにより、車両に対して横力が効率よく発生される。
また、第2突起部材は、フロントサイドメンバの外側壁との間に隙間を有するか、又はフロントサイドメンバに衝突荷重が入力されたときに、その外側壁から離脱されるように設けられているので、微小ラップ衝突時に入力された衝突荷重によるフロントサイドメンバの軸方向の圧壊を第2突起部材によって阻害するのが抑制又は防止される。
また、請求項2に記載の車体前部構造は、請求項1に記載の車体前部構造であって、前記フロントサイドメンバと前記フロントバンパリインフォースメントとを車体前後方向及び車幅方向に対して斜めに連結する連結部材を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、フロントサイドメンバとフロントバンパリインフォースメントとを車体前後方向及び車幅方向に対して斜めに連結する連結部材が備えられている。したがって、微小ラップ衝突時にフロントサイドメンバが車幅方向内側へ折れ曲がり変形されるのがサポートされ、車両に対して横力が更に効率よく発生される。
また、請求項3に記載の車体前部構造は、請求項1又は請求項2に記載の車体前部構造であって、前記第1突起部材及び前記第2突起部材は、平面視で前輪よりも車幅方向内側に配置されていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、第1突起部材及び第2突起部材が、平面視で前輪よりも車幅方向内側に配置されている。したがって、微小ラップ衝突時に入力された衝突荷重が前輪へ伝達されるのが抑制又は防止される。これにより、微小ラップ衝突時に入力された衝突荷重は横力の発生に効率よく活用される。
また、請求項4に記載の車体前部構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車体前部構造であって、前記第1突起部材は、平面視でエンジンマウントよりも車体前方側に設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、第1突起部材が、平面視でエンジンマウントよりも車体前方側に設けられている。したがって、微小ラップ衝突時に入力された衝突荷重の一部は、直列的に繋がった第2突起部材及び第1突起部材からフロントサイドメンバを介してパワーユニットへ効率よく伝達される。これにより、車両に対して横力が更に効率よく発生される。
以上、説明したように、請求項1に係る発明によれば、微小ラップ衝突時に車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
請求項2に係る発明によれば、微小ラップ衝突時に車両に対して横力を更に効率よく発生させることができる。
請求項3に係る発明によれば、微小ラップ衝突時に入力された衝突荷重を横力の発生に効率よく活用することができる。
請求項4に係る発明によれば、微小ラップ衝突時に車両に対して横力を更に効率よく発生させることができる。
第1実施形態に係る車体前部構造の要部を拡大して示す斜視図である。 第1実施形態に係る車体前部構造の要部を拡大して示す側面図である。 第1実施形態に係る車体前部構造の微小ラップ衝突前の状態を示す平面図である。 第1実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 第1実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが折れ曲がり変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 第2実施形態に係る車体前部構造の微小ラップ衝突前の状態を示す平面図である。 第2実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 第3実施形態に係る車体前部構造の微小ラップ衝突前の状態を示す平面図である。 第3実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 第4実施形態に係る車体前部構造の微小ラップ衝突前の状態を示す平面図である。 第4実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 第5実施形態に係る車体前部構造の微小ラップ衝突前の状態を示す平面図である。 第5実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形して折れ曲がり変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 第6実施形態に係る車体前部構造の微小ラップ衝突前の状態を示す平面図である。 (A)第6実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形した微小ラップ衝突途中の状態を示す平面図である。(B)第6実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが折れ曲がり変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 第7実施形態に係る車体前部構造の微小ラップ衝突前の状態を示す平面図である。 (A)第7実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形した微小ラップ衝突途中の状態を示す平面図である。(B)第7実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが折れ曲がり変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 第8実施形態に係る車体前部構造の微小ラップ衝突前の状態を示す平面図である。 第8実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形して折れ曲がり変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 第9実施形態に係る車体前部構造の微小ラップ衝突前の状態を示す平面図である。 (A)第9実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形した微小ラップ衝突途中の状態を示す平面図である。(B)第9実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 (A)第9実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが折れ曲がり変形した微小ラップ衝突初期の状態を示す平面図である。(B)第9実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが折れ曲がり変形した微小ラップ衝突途中の状態を示す平面図である。 (A)第9実施形態に係る車体前部構造の第1突起部材がバリアを乗り越えた微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。(B)第9実施形態に係る車体前部構造の第1突起部材がバリアによって回動させられた微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。 第10実施形態に係る車体前部構造の微小ラップ衝突前の状態を示す平面図である。 第10実施形態に係る車体前部構造のフロントサイドメンバが潰れ変形して折れ曲がり変形した微小ラップ衝突後の状態を示す平面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車体上方向、矢印FRを車体前方向、矢印LEを車体左方向とする。また、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車体上下方向の上下、車体前後方向の前後、車体左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
更に、各図は車体の左側を示しているが、車体の右側も左右対称で同一であるため、車体の右側についての説明は適宜省略する。また、後述する第1突起部材30及び第2突起部材40の車体前後方向の長さは、後述するフロントサイドメンバ12が潰れ変形(軸方向に圧壊)したときや車幅方向内側へ折れ曲がり変形したときに、第2突起部材40が第1突起部材30に干渉(圧接)できる長さに設定されている。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態について説明する。図1〜図3に示されるように、車体前部における車幅方向外側には、矩形閉断面形状とされて車体前後方向に延在するフロントサイドメンバ12が左右一対で配置されている。各フロントサイドメンバ12の車体前方側端部には、略矩形閉断面形状とされて車幅方向に延在するフロントバンパリインフォースメント14が、ブラケット(図示省略)を介して設けられている。このフロントバンパリインフォースメント14の車幅方向両端部14Aは、左右のフロントサイドメンバ12よりも、それぞれ車幅方向外側へ延びている。
なお、各フロントサイドメンバ12とフロントバンパリインフォースメント14との間に、矩形閉断面形状のクラッシュボックス(図示省略)を、各フロントサイドメンバ12と同軸になるように設ける構成にしてもよい。
また、図2、図3に示されるように、左右のフロントサイドメンバ12間には、エンジン及びトランスミッションを含んで構成され、少なくとも前輪18を駆動するパワーユニット16が配設されている。そして、このパワーユニット16は、左右のフロントサイドメンバ12にそれぞれ設けられたエンジンマウント20によって支持されるようになっている。
各エンジンマウント20は、同軸的に配置された金属製の内筒(図示省略)と外筒(図示省略)との間に弾性体としてのマウントラバー(図示省略)が設けられて構成されている。そして、例えば各内筒が各フロントサイドメンバ12にそれぞれブラケット22を介して取り付けられ、各外筒がパワーユニット16の左右両端部にそれぞれブラケット(図示省略)を介して取り付けられるようになっている。この状態で、各マウントラバーが適宜弾性変形することにより、パワーユニット16の振動が車体側へ伝わり難くなる(吸収される)ようになっている。
また、各フロントサイドメンバ12の車幅方向外側の壁部である外側壁12Aには、その外側壁12Aよりも車幅方向外側へ突出する金属製でブロック状の第1突起部材30が、1個又は複数個(例えば2個)の連結ブラケット24によって取り付けられている。なお、第1突起部材30の材質は、金属に限定されるものではなく、後述する横力を発生させるべく荷重を伝達できるようになっていれば、例えば樹脂製とされていてもよい。
この第1突起部材30は、平面視で車幅方向外側前端部が斜めに切り欠かれた五角柱状に形成されており、その斜めに切り欠かれた、前壁36の一部が傾斜面35とされている。そして、平面状とされた後壁(後端部)32の所定位置には、ボルト50を挿通させるための貫通孔(図示省略)が形成されており、その貫通孔と同軸的に連通するウエルドナット52が、後壁32の内面に設けられている。
また、第1突起部材30の後壁32よりも車体後方側におけるフロントサイドメンバ12の外側壁12Aの所定位置には、ボルト50を挿通させる貫通孔(図示省略)が形成されている。そして、その貫通孔と同軸的に連通するウエルドナット52が、外側壁12Aの内面に設けられている。
連結ブラケット24は、図3に示されるように、平面視で略「L」字状に屈曲された平板状に金属で形成されており、第1突起部材30側に配置される一端部(荷重受け面)24A及びフロントサイドメンバ12側に配置される他端部(荷重伝達面)24Bには、それぞれボルト50を挿通させるための貫通孔(図示省略)が形成されている。
したがって、連結ブラケット24の一端部24Aに形成された貫通孔と第1突起部材30の後壁32に形成された貫通孔とを連通させ、各貫通孔に車体後方側からボルト50を挿通してウエルドナット52に螺合することにより、連結ブラケット24の一端部24Aが、第1突起部材30の後壁32に締結固定される。
同様に、連結ブラケット24の他端部24Bに形成された貫通孔とフロントサイドメンバ12の外側壁12Aに形成された貫通孔とを連通させ、各貫通孔に車幅方向外側からボルト50を挿通してウエルドナット52に螺合することにより、連結ブラケット24の他端部24Bが、フロントサイドメンバ12の外側壁12Aに締結固定される。
また、第1突起部材30の車幅方向内側を向く内壁34の車体前方側がフロントサイドメンバ12の外側壁12Aに締結固定されている。すなわち、内壁34と対向する外側壁12Aの所定位置にボルト50を挿通させるための貫通孔が形成されるとともに、外側壁12Aの内面に、その貫通孔と同軸的に連通するウエルドナット52が設けられている。
そして、第1突起部材30の内壁34の所定位置にボルト50を挿通させるための貫通孔が形成されるとともに、ボルト50を車幅方向外側から螺合するための円筒状の開口部(図示省略)が第1突起部材30の前壁36における傾斜面35に設けられている。これらの締結固定により、衝突荷重が入力されたときの第1突起部材30のフロントサイドメンバ12の外側壁12Aからの脱落が抑制又は防止されるようになっている。
また、図3に示されるように、第1突起部材30の後壁(後端部)32は、平面視でパワーユニット16の車体前方側端部16Aよりも車体後方側で、かつパワーユニット16の車体前後方向略中央部(エンジンマウント20)よりも車体前方側で、フロントサイドメンバ12の外側壁12Aの外側に配置されるようになっている。
なお、クラッシュボックスが設けられる場合、第1突起部材30の前壁(前端部)36は、そのクラッシュボックスよりも車体後方側におけるフロントサイドメンバ12の外側壁12Aの外側に配置されるようになっている。これにより、クラッシュボックスの潰れ変形(軸方向の圧壊)が第1突起部材30によって阻害されない構成になっている。
また、フロントバンパリインフォースメント14の左右両端部(車幅方向端部)14A側には、車体後方側へ延在するとともに、車体前後方向から見た正面視で、第1突起部材30と重なる(車体上下方向及び車幅方向でオーバーラップする領域を有するように車体前後方向に所定の間隔を隔てて並んだ)金属製でブロック状の第2突起部材40が設けられている。なお、この第2突起部材40の材質も、金属に限定されるものではなく、荷重を伝達できるようになっていれば、例えば樹脂製とされていてもよい。
この第2突起部材40は、平面視でフロントバンパリインフォースメント14の後壁14Bの形状に沿った形状とされた前壁46と、平面状とされて第1突起部材30の前壁36と車体前後方向に所定の間隔を隔てて対向する後壁42と、フロントサイドメンバ12の外側壁12Aと隙間Sを有して対向する内壁44と、を有している。
そして、この第2突起部材40は、その前壁46が、フロントバンパリインフォースメント14の後壁14Bに締結固定されている。すなわち、前壁46と対向するフロントバンパリインフォースメント14の後壁14Bには、ボルト(図示省略)を挿通させるための複数の貫通孔が形成されており、各貫通孔と同軸的に連通するウエルドナット(図示省略)が、後壁14Bの内面に設けられている。
一方、第2突起部材40の前壁46には、ボルトを挿通させるための複数の貫通孔が形成されており、第2突起部材40の後壁42には、ボルトを車体後方側から螺合するための円筒状の開口部(図示省略)が複数設けられている。したがって、車体後方側からボルトを各開口部及び各貫通孔に挿通してウエルドナットに螺合することにより、第2突起部材40が、フロントバンパリインフォースメント14の車幅方向端部14A側に締結固定される。
なお、この状態で、第2突起部材40の内壁44とフロントサイドメンバ12の外側壁12Aとの間に隙間Sが形成されるようになっている。これにより、フロントサイドメンバ12に衝突荷重が入力されたときに、そのフロントサイドメンバ12の潰れ変形(軸方向の圧壊)が、第2突起部材40によって阻害されるのが抑制又は防止されるようになっている。
また、図示しないが、この第2突起部材40は、フロントサイドメンバ12に衝突荷重が入力されたときに、その内壁44が外側壁12Aから離脱される構成になっていれば、フロントバンパリインフォースメント14の端部14A側における後壁14Bとフロントサイドメンバ12の外側壁12Aとの間に跨って設けられていてもよい。
つまり、この第2突起部材40は、フロントサイドメンバ12に衝突荷重が入力されたときに、その潰れ変形(軸方向の圧壊)を阻害するのを抑制又は防止できるように設けられていればよい。なお、フロントサイドメンバ12に衝突荷重が入力されたときに、内壁44が外側壁12Aから離脱される構成としては、例えば第2突起部材40を外側壁12Aに沿って車体後方側へスライドさせると、内壁44に突設された係止部(図示省略)が、外側壁12Aに設けられた係止穴部(図示省略)から外れるような構成などが挙げられる。
また、図2に示されるように、この第2突起部材40は、第1突起部材30と同じ高さ(フロントサイドメンバ12の前端部側の高さと同じ高さ)に形成されている。そして、図3に示されるように、第1突起部材30及び第2突起部材40は、平面視で前輪18の内面18A(車体前後方向に沿った仮想直線K)よりも車幅方向内側に配置されるようになっている。
更に、図1〜図3に示されるように、フロントサイドメンバ12の前端部側の上壁12Cと、フロントバンパリインフォースメント14の端部14Aよりも車幅方向内側の上壁14Cとの間には、連結部材としてのブレース26が架設されている。このブレース26は、平板状に金属で形成されており、フロントサイドメンバ12とフロントバンパリインフォースメント14とを車体前後方向及び車幅方向に対して斜めに連結するようになっている。
すなわち、ブレース26の前端部26Aは、フロントバンパリインフォースメント14の上壁14Cにボルト50及びウエルドナット(図示省略)によって締結固定されている。そして、ブレース26の後端部26Bは、フロントサイドメンバ12の上壁12Cにボルト50及びウエルドナット(図示省略)によって締結固定されている。
なお、第1突起部材30及び第2突起部材40の固定手段やブレース26の固定手段は、ボルト50及びウエルドナット52に限定されるものではなく、例えば接着剤やリベットなどによって固定するようにしてもよい。また、接着剤とボルト50及びウエルドナット52とを併用して、それらを固定するようにしてもよい。
以上のような構成の第1実施形態に係る車体前部構造10において、次にその作用について説明する。
図3、図4に示されるように、例えば車両の左側のフロントサイドメンバ12よりも車幅方向外側、即ちフロントバンパリインフォースメント14の左側の端部14AがバリアWに衝突する微小ラップ衝突が発生すると、車両の前進に伴って、左側のフロントサイドメンバ12が潰れ変形(軸方向に圧壊)するとともに、第2突起部材40が第1突起部材30に干渉(圧接)する。つまり、第2突起部材40の後退が第1突起部材30によって阻止される。
したがって、フロントサイドメンバ12の潰れ残り量(デッドストローク)が増加され、バリアWから受ける反力が増加される。詳細には、第2突起部材40の後壁42が第1突起部材30の傾斜面35を押圧することにより、第2突起部材40と第1突起部材30とが直列的に繋がり、その直列的に繋がった第2突起部材40及び第1突起部材30が、車体後方内側へ向けて移動する。これにより、第1突起部材30の内壁34と対向するフロントサイドメンバ12の一部が車幅方向内側へ押圧されて折り曲げられる。
ここで、この第1突起部材30の後壁(後端部)32は、パワーユニット16の車体前方側端部16Aよりも車体後方側に配置されている。したがって、折り曲げられたフロントサイドメンバ12の車幅方向内側の壁部である内側壁12Bがパワーユニット16に干渉し(当たり)、第2突起部材40から第1突起部材30に入力された衝突荷重の一部は、その第1突起部材30からフロントサイドメンバ12及びエンジンマウント20を介してパワーユニット16へ効率よく伝達される(図4において矢印Fで示す)。
特に、この第1突起部材30は、平面視で車幅方向外側前端部が車体前後方向及び車幅方向に対して傾斜した傾斜面35とされた五角柱状に形成されているため、その傾斜面35に第2突起部材40から衝突荷重が入力されることにより、第1突起部材30には、傾斜面35の法線方向へ向かう反力、即ち車幅方向内側(この場合は右側)へ向かう分力が効率よく得られる。
したがって、この第2突起部材40及び第1突起部材30により、微小ラップ衝突によってバリアWから受けた反力を反衝突側(この場合は右側)へ容易に伝達することができ、車両に対して横力(車幅方向で衝突側とは反対側へ向かう力)を効率よく発生させることができる。よって、微小ラップ衝突時において、車室(乗員空間)をバリアWから遠ざけることができ、その車室(乗員空間)の変形を抑制又は防止することができる。
なお、図5に示されるように、フロントサイドメンバ12が潰れ変形(軸方向に圧壊)せずに、衝突荷重を吸収しつつ車幅方向内側へ折れ曲がり変形し、その内側壁12Bがパワーユニット16に干渉した(当たった)場合も同様である。すなわち、この場合も、第2突起部材40の後壁42が第1突起部材30の傾斜面35を押圧するので、第2突起部材40から第1突起部材30に入力された衝突荷重の一部は、その第1突起部材30からフロントサイドメンバ12及びエンジンマウント20を介してパワーユニット16へ効率よく伝達される(図5においても矢印Fで示す)。
また、図3に示されるように、第2突起部材40及び第1突起部材30は、共に前輪18の内面18A(仮想直線K)よりも車幅方向内側に配置されている。したがって、上記のような微小ラップ衝突時において、その衝突荷重が前輪18に伝達されるのが抑制又は防止される。これにより、微小ラップ衝突時に入力された衝突荷重を横力の発生に効率よく活用することができる。
更に、フロントバンパリインフォースメント14の上壁14Cとフロントサイドメンバ12の上壁12Cとの間には、車体前後方向及び車幅方向に対して斜めに延在するブレース26が架設されている。したがって、上記のような微小ラップ衝突時において、車両の前進に伴い、フロントサイドメンバ12の前端部側が車幅方向内側へ折れ曲がり変形するのをサポートすることができ、車両に対して横力を更に効率よく発生させることができる。
また、クラッシュボックス(図示省略)が設けられる場合、第1突起部材30の前壁(前端部)36は、クラッシュボックスよりも車体後方側に配置されるので、フルラップ衝突時やオフセット衝突時において、第1突起部材30が、クラッシュボックスによるエネルギー吸収を阻害することがない。つまり、フルラップ衝突時やオフセット衝突時に入力される衝突荷重は、その一部がクラッシュボックスによって吸収される。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図6に示されるように、この第2実施形態では、第1突起部材30の傾斜面35の面積が増加されるように、その車幅方向の長さ及び傾斜面35の傾斜角度が変更されるとともに、第2突起部材40の形状が上記第1実施形態の場合と異なっている。すなわち、この第2突起部材40は、後壁42が、平面視で車体後方外側に向かって傾斜した傾斜面41を有している。
したがって、図7に示されるように、フロントサイドメンバ12が潰れ変形(軸方向に圧壊)したときには、第1突起部材30の前壁36における傾斜面35に、第2突起部材40の後壁42における傾斜面41が面接触する(直列的に繋がる)。よって、フロントサイドメンバ12の潰れ残り量(デッドストローク)を増加させることができ、バリアWから受ける反力を増加させることができる。
なお、車両が更に前進すると、直列的に繋がった第2突起部材40及び第1突起部材30が車体後方内側へ向けて移動し、第1突起部材30の内壁34と対向するフロントサイドメンバ12の一部が車幅方向内側へ押圧されて折り曲げられる。これにより、フロントサイドメンバ12の内側壁12Bがパワーユニット16に干渉するので、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図8に示されるように、この第3実施形態では、第1突起部材30及び第2突起部材40の形状が上記第1実施形態の場合と異なっている。すなわち、平面視で、第2突起部材40の後壁42における車幅方向中央部には、車体後方側へ鋭角に突出する凸部47が形成され、第1突起部材30の前壁36における車幅方向中央部には、凸部47と嵌合可能に車体後方側へ鋭角に凹む凹部37が形成されている。
したがって、図9に示されるように、フロントサイドメンバ12が潰れ変形(軸方向に圧壊)したときには、第1突起部材30の前壁36における凹部37に、第2突起部材40の後壁42における凸部47が嵌合して両者が合体される(直列的に繋がって1つの塊となる)。よって、フロントサイドメンバ12の潰れ残り量(デッドストローク)を増加させることができ、バリアWから受ける反力を増加させることができる。
なお、車両が更に前進すると、直列的に繋がった第2突起部材40及び第1突起部材30が車体後方内側へ向けて移動し、第1突起部材30の内壁34と対向するフロントサイドメンバ12の一部が車幅方向内側へ押圧されて折り曲げられる。これにより、フロントサイドメンバ12の内側壁12Bがパワーユニット16に干渉するので、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
また、図示しないが、第2突起部材40の後壁42に凹部を形成し、第1突起部材30の前壁36に凸部を形成して、両者を嵌合させるようにしてもよい。更に、このような凹部と凸部の嵌合は、両者に遊びがない構成に限定されるものではなく、例えば車幅方向に遊びを有する構成とされていてもよい。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態及び第2実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図10に示されるように、この第4実施形態では、第1突起部材30の形状が上記第2実施形態の場合と異なっている。すなわち、この第1突起部材30は、前壁36の車幅方向外側部分に平面視で円弧状に凹んだ曲面38が形成されるとともに、前壁36の車幅方向内側部分が車体前方に向かって延長されている。
したがって、図11に示されるように、フロントサイドメンバ12が潰れ変形(軸方向に圧壊)したときには、第1突起部材30の前壁36における曲面38に、第2突起部材40の後壁42における傾斜面41がスムーズに接触する(直列的に繋がる)。よって、フロントサイドメンバ12の潰れ残り量(デッドストローク)を増加させることができ、バリアWから受ける反力を増加させることができる。
なお、車両が更に前進すると、直列的に繋がった第2突起部材40及び第1突起部材30が車体後方内側へ向けて移動し、第1突起部材30の内壁34と対向するフロントサイドメンバ12の一部が車幅方向内側へ押圧されて折り曲げられる。これにより、フロントサイドメンバ12の内側壁12Bがパワーユニット16に干渉するので、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態及び第2実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図12に示されるように、この第5実施形態では、第1突起部材30が上記第1実施形態と同等とされるとともに、第2突起部材40の形状が上記第2実施形態の場合と異なっている。すなわち、この第2突起部材40は、後壁42が、平面視で車体後方内側に向かって傾斜した傾斜面43を有している。つまり、この第2突起部材40は、平面視で第2実施形態における後壁42の傾斜面41と交差する方向に傾斜する傾斜面43を有している。
したがって、図13に示されるように、フロントサイドメンバ12が潰れ変形(軸方向に圧壊)したときには、第2突起部材40の後壁42における傾斜面43が第1突起部材30の前壁36における傾斜面35に面接触する(直列的に繋がる)とともに押圧し、フロントサイドメンバ12の一部を車幅方向内側へ折り曲げる。これにより、フロントサイドメンバ12の内側壁12Bがパワーユニット16に干渉するので、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
<第6実施形態>
次に、第6実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態及び第2実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図14に示されるように、この第6実施形態では、第1突起部材30の形状が上記第2実施形態の場合と異なっている。すなわち、この第1突起部材30は、前壁36が、平面視で外側壁12Aに対して垂直な平面状とされており、第2突起部材40の後壁42における車幅方向外側端部が接触し易いように、傾斜面35を有しない構成とされている。
したがって、図15(A)に示されるように、フロントサイドメンバ12が潰れ変形(軸方向に圧壊)したときには、第2突起部材40の後壁42における車幅方向外側端部が第1突起部材30の前壁36の車幅方向外側端部を押圧し、第1突起部材30を、連結ブラケット24の屈曲部24C付近を支点にして車体後方内側へ向けて回動させる。
すると、図15(B)に示されるように、フロントサイドメンバ12の一部が連結ブラケット24の他端部24Bによって車幅方向内側へ押圧され、そのフロントサイドメンバ12の一部が車幅方向内側へ折り曲げられる。これにより、フロントサイドメンバ12の内側壁12Bがパワーユニット16に干渉するので、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
<第7実施形態>
次に、第7実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態及び第6実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図16に示されるように、この第7実施形態では、第2突起部材40の形状が上記第6実施形態の場合と異なっている。すなわち、この第2突起部材40は、後壁42の車幅方向内側端部が、平面視で車体後方へ向けて鋭角に突出されており(以下、その車幅方向内側端部を「突出部45」という)、内壁44の面積が増加されるようになっている。
したがって、図17(A)に示されるように、フロントサイドメンバ12の潰れ変形(軸方向の圧壊)を突出部45(車体後方側へ延長された内壁44)によってガイドしつつ促すことができる。そして、フロントサイドメンバ12が潰れ変形(軸方向に圧壊)したときには、第2突起部材40の後壁42における車幅方向外側端部が第1突起部材30の前壁36の車幅方向外側端部を押圧し、第1突起部材30を、連結ブラケット24の屈曲部24C付近を支点にして車体後方内側へ向けて回動させる。
すると、図17(B)に示されるように、フロントサイドメンバ12の一部が連結ブラケット24の他端部24Bによって車幅方向内側へ押圧され、そのフロントサイドメンバ12の一部が車幅方向内側へ折り曲げられる。これにより、フロントサイドメンバ12の内側壁12Bがパワーユニット16に干渉するので、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
<第8実施形態>
次に、第8実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態及び第2実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図18に示されるように、この第8実施形態では、第1突起部材30の形状が上記第2実施形態の場合と異なっている。すなわち、この第1突起部材30は、前壁36が、平面視で外側壁12Aに対して垂直な平面状とされており、その前壁36の車幅方向外側端部には、平面視で車体前方へ向けて矩形状に突出する凸部39が形成されている。
したがって、図19に示されるように、フロントサイドメンバ12が潰れ変形(軸方向に圧壊)したときには、第2突起部材40の後壁42(傾斜面41)における車幅方向外側端部が、第1突起部材30の前壁36に形成された凸部39の車幅方向内側に係止される。これにより、第2突起部材40の後壁42における車幅方向外側端部が、第1突起部材30の前壁36から車幅方向外側へ外れるのが抑制又は防止される。
よって、第2突起部材40の後壁42における車幅方向外側端部が、第1突起部材30の前壁36の車幅方向外側端部を車体後方側へ向けて効率よく押圧することができ、第1突起部材30を、連結ブラケット24の屈曲部24C付近を支点にして車体後方内側へ向けて回動させることができる。
つまり、フロントサイドメンバ12の一部が連結ブラケット24の他端部24Bによって車幅方向内側へ押圧され、そのフロントサイドメンバ12の一部が車幅方向内側へ折り曲げられる。これにより、フロントサイドメンバ12の内側壁12Bがパワーユニット16に干渉するので、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
なお、図示しないが、第1突起部材30の前壁36の車幅方向外側に凸部39を形成するのではなく、その前壁36の車幅方向外側端部に、第2突起部材40の後壁42における車幅方向外側端部を係止させる凹部を形成するようにしてもよい。すなわち、この第1突起部材30の前壁36の車幅方向外側端部は、第2突起部材40の後壁42における車幅方向外側端部が車幅方向外側へ外れないように係止できる形状になっていればよい。
<第9実施形態>
次に、第9実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態及び第6実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図20に示されるように、この第9実施形態では、第2突起部材40の形状が上記第6実施形態の場合と異なっている。すなわち、この第2突起部材40は、フロントバンパリインフォースメント14の端部14A側における後壁14Bから車体後方内側へ向けて(車体前後方向及び車幅方向に対して斜めに)延在されており、その後壁42の車幅方向中央部は平面視で鋭角又は直角に突出形成されている。
そして、この第2突起部材40の延在長さは、第2突起部材40がフロントサイドメンバ12の一部を車幅方向内側へ折り曲げても、車両の前進に伴い、第1突起部材30がバリアWに干渉できる(当たる)程度の長さに設定されている。したがって、車両の微小ラップ衝突時、フロントサイドメンバ12は、次のように変形させられる。
すなわち、図21(A)に示されるように、このフロントサイドメンバ12は、その前端部側が潰れ変形(軸方向に圧壊)しつつ、第2突起部材40によって車幅方向内側へ折り曲げ変形させられる。そして、この第2突起部材40は、図21(B)に示されるように、車幅方向内側へ折り曲げられたフロントサイドメンバ12(内側壁12B)をパワーユニット16に干渉させるとともに、第1突起部材30に干渉する。
よって、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。なお、図22(A)に示されるように、フロントサイドメンバ12の前端部側が潰れ変形(軸方向に圧壊)せずに、第2突起部材40によって車幅方向内側へ折り曲げ変形させられたときには、図22(B)に示されるように、車両の前進に伴って、第1突起部材30の前壁36がバリアWに衝突する。
この場合、図23(A)に示されるように、車両の前進に伴い、第1突起部材30がバリアWを乗り越え、内壁34と対向するフロントサイドメンバ12の一部を車幅方向内側へ押圧する。これにより、フロントサイドメンバ12の一部が車幅方向内側へ移動して、その内側壁12Bがパワーユニット16に干渉するので、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
また、図23(B)に示されるように、車両の前進に伴い、第1突起部材30がバリアWによって連結ブラケット24の屈曲部24C付近を支点にして相対的に車体後方内側へ回動させられ、フロントサイドメンバ12のブラケット22寄りの一部を連結ブラケット24の他端部24Bが車幅方向内側へ押圧する場合もある。
この場合には、それによってフロントサイドメンバ12のブラケット22寄りの一部が車幅方向内側へ更に折り曲げられて、その内側壁12Bがパワーユニット16に干渉するため、第1突起部材30へ入力された衝突荷重を、フロントサイドメンバ12を介してパワーユニット16へ効率よく伝達することができ、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
<第10実施形態>
最後に、第10実施形態について説明する。なお、上記第1実施形態と同等の部位には、同じ符号を付して詳細な説明(共通する作用も含む)は適宜省略する。
図24に示されるように、この第10実施形態では、フロントサイドメンバ12の外側壁12Aに、第1突起部材としてのストッパー部材28が設けられている。そして、フロントバンパリインフォースメント14の端部14A側における後壁14Bに、第2突起部材としてのスライド部材48が設けられている。
ストッパー部材28は、平面視で略「L」字状に屈曲された平板状に金属で形成されており、その一端部(荷重受け面)28Aが、スライド部材48と車体前後方向に所定の間隔を隔てて対向配置されるようになっている。すなわち、ストッパー部材28の他端部(荷重伝達面)28Bが、少なくともパワーユニット16の車体前方側端部16Aよりも車体後方側に位置するように、外側壁12Aの所定位置にボルト(図示省略)及びウエルドナット(図示省略)によって締結固定されている。
スライド部材48は、第9実施形態の第2突起部材40と同様に、フロントバンパリインフォースメント14の端部14A側における後壁14Bから車体後方内側へ向けて(車体前後方向及び車幅方向に対して斜めに)延在されており、その後端部には、外側壁12Aと隙間Sを有して対向する対向面を備えた平板部48Aが一体に設けられている。
そして、微小ラップ衝突時、スライド部材48は、その平板部48Aの後端がストッパー部材28の一端部28Aに干渉する(当たる)まで、外側壁12Aに沿って車体後方へ向けて相対的にスライドするようになっている。つまり、このスライド部材48は、その相対的な後退がストッパー部材28によって規制されるようになっており、その挙動がストッパー部材28によって安定的にコントロールされるようになっている。
したがって、車両の左側がバリアWに衝突する微小ラップ衝突時には、フロントサイドメンバ12の前端部側が潰れ変形(軸方向に圧壊)しつつ、スライド部材48が外側壁12Aに沿って車体後方へ向かってスライドし、その平板部48Aの後端がストッパー部材28に当たることで、その後退が規制される。
そして、その後退が規制されたスライド部材48により、フロントサイドメンバ12の一部が車幅方向内側へ向かって折り曲げ変形させられ、その内側壁12Bがパワーユニット16に干渉する。これにより、微小ラップ衝突時に入力された衝突荷重の一部を、スライド部材48からフロントサイドメンバ12及びエンジンマウント20を介してパワーユニット16へ効率よく伝達することができ、車両に対して横力を効率よく発生させることができる。
なお、フロントバンパリインフォースメント14の左側の端部14AがバリアWに衝突する微小ラップ衝突時、その左側の端部14Aがフロントバンパリインフォースメント14の右側の端部(図示省略)付近を支点にして車体後方側へ回動させられても、その左側の端部14A及びスライド部材48が前輪18に干渉しない(当たらない)構成になっている。
以上、本実施形態に係る車体前部構造10について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る車体前部構造10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば第1突起部材30が樹脂製とされている場合には、フロントサイドメンバ12の外側壁12Aに対して、図示しないリテーナを介して、その第1突起部材30を取り付けるようにしてもよい。
また、第1突起部材30(ストッパー部材28を含む)及び第2突起部材40(スライド部材48を含む)は、平面視で前輪18の内面18Aよりも車幅方向内側に配置される構成としたが、これに限定されるものではない。更に、第1突起部材30の車幅方向の長さと第2突起部材40の車幅方向の長さとの関係も、特に限定されない。
また、フロントサイドメンバ12とフロントバンパリインフォースメント14との間に、車体前後方向及び車幅方向に対して斜めに延在するブレース26を架設する構成としたが、これに限定されるものではない。また、パワーユニット16に荷重を伝達できる構成であれば、第1突起部材30の後壁(後端部)32を、平面視でパワーユニット16の車体前方側端部16Aよりも車体後方側に位置させなくてもよい。更に、本実施形態に係る車体前部構造10は、左右対称に構成されているとして説明したが、左右対称に構成されていなくてもよい。
10 車体前部構造
12 フロントサイドメンバ
12A 外側壁
14 フロントバンパリインフォースメント
14A 端部
16 パワーユニット
16A 車体前方側端部
18 前輪
26 ブレース(連結部材)
28 ストッパー部材(第1突起部材)
30 第1突起部材
32 後壁(後端部)
40 第2突起部材
48 スライド部材(第2突起部材)
S 隙間

Claims (4)

  1. 車体前部における車幅方向外側に車体前後方向に沿って配置されたフロントサイドメンバと、
    前記フロントサイドメンバの車体前方側に車幅方向に延在するように配置されたフロントバンパリインフォースメントと、
    前記フロントサイドメンバの外側壁に該外側壁よりも車幅方向外側へ突出するように、かつ平面視で前記フロントサイドメンバの車幅方向内側に配置されたパワーユニットの車体前方側端部よりも車体後方側に後端部が位置するように設けられた第1突起部材と、
    前記フロントバンパリインフォースメントの車幅方向の端部側に正面視で前記第1突起部材と重なるように、かつ前記フロントサイドメンバの外側壁との間に隙間を有するか、又は前記フロントサイドメンバに衝突荷重が入力されたときに前記外側壁から離脱されるように設けられた第2突起部材と、
    前記第1突起部材の車体後方側に設けられ、前記フロントサイドメンバと前記第1突起部材とを連結する連結ブラケットと、
    を備えた車体前部構造。
  2. 前記フロントサイドメンバと前記フロントバンパリインフォースメントとを車体前後方向及び車幅方向に対して斜めに連結する連結部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
  3. 前記第1突起部材及び前記第2突起部材は、平面視で前輪よりも車幅方向内側に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車体前部構造。
  4. 前記第1突起部材は、平面視でエンジンマウントよりも車体前方側に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車体前部構造。
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