JP6530622B2 - 端子ユニット及びリアクトル - Google Patents
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Description
(1)前記樹脂部材における前記導電本体の両面を被覆する部分の一方の面には、少なくとも何れかの前記端子部の間において、前記導電本体のエッジが露出する切欠き部が設けられていること。
(2)前記樹脂部材には、前記切欠き部に対向する位置に注入部が設けられていること。
(3)前記樹脂部材内において、前記注入部から前記切欠き部に向かって前記複数のガラス繊維が配向されていること。
(4)前記樹脂部材内の前記切欠き部近傍において、前記複数のガラス繊維が絡み合っていること。
(5)前記導電本体のエッジは、丸く成形されていること。
(6)前記端子部は、前記導電本体の長手方向の片側縁に設けられ、前記切欠き部は、前記導電本体の前記端子部が設けられている側のエッジを露出すること。
(7)コアと前記コアに装着されたコイルとを有するリアクトル本体。
(8)前記リアクトル本体を収容する収容部材。
(9)上記(1)〜(4)の構成を有する端子ユニット、又は、上記(1)〜(4)及び上記(5)、(6)の少なくとも何れかの構成を有する端子ユニット。
(10)前記端子ユニットは、少なくとも上記(1)〜(4)の構成を有する端子ユニットであり、この端子ユニットは、前記収容部材に固定され、前記注入部は、前記樹脂部材の底部に設けられ、前記切欠き部は、前記樹脂部材の上部に設けられ、前記注入部から離れた導電本体の他のエッジを露出させていること。
[1−1.構成]
本実施形態のリアクトルは、例えばハイブリッド自動車や電気自動車、燃料電池車の駆動システム等で使用される大容量のリアクトルである。リアクトルは、これら自動車に搭載される電気回路の主要部品である。この電気回路は、リアクトルの他、IGBT等の半導体スイッチング素子を有する。リアクトルは、半導体スイッチング素子のオンオフが高速に行われることにより、外部電源から供給される電気エネルギーを磁気エネルギーに変換し、当該エネルギーの蓄積及び放出を繰り返し、電流や電圧を抑制する。
本実施形態の端子ユニットの作用について、図10〜図13及び図16〜図21を参照し、比較例と比較しつつ説明する。図16〜図21は比較例に関する図であり、比較例の端子ユニットの樹脂部材の符号は100番台にしている。比較例の端子ユニットの構成は、導電本体616の被覆以外で実施形態の端子ユニット6と同じである。
(1)本実施形態の端子ユニット6は、バスバー61と、バスバー61の少なくも一部の周囲を被覆する樹脂部材62と、を備え、バスバー61は、長板状で長手方向に延びるエッジE1、E2を有する導電本体616と、この導電本体616に所定の間隔で設けられた複数の端子部611〜615と、を有し、樹脂部材62には、少なくとも何れかの端子部611〜615の間において、導電本体616のエッジE1が露出する切欠き部622aを設けるようにした。
本発明は、第1の実施形態に限定されるものではなく、下記に示す他の実施形態も包含する。また、本発明は、第1の実施形態及び下記の他の実施形態の少なくともいずれか2つを組み合わせた形態も包含する。
10 単位リアクトル本体
11、12 環状コア
2 ケース(他の部材)
21 収容部
22 ネジ穴
23 突出部
24 ネジ穴
25 凹部
3 充填材
51〜54 コイル
51a〜54a コイルの端部(巻き始め)
51b〜54b コイルの端部(巻き終わり)
6 端子ユニット
61 バスバー(導電部材)
611 端子部
611a 締結孔
612〜615 端子部
81 張出部
82 接続部
616 導電本体
616a 折り曲げ部
616b 屈曲部
616c 切欠き部
62 樹脂部材
621 端子台
622、623 被覆部
622a 切欠き部
624〜626 固定部
624a〜626a 締結孔
624b〜626b カラー
626c ピン
626d 座面
627 注入部
71、72、73 ボルト
91、92 端子台
93 出力側バスバー
E1 エッジ
E2 エッジ
Claims (5)
- 長板状で長手方向に延びるエッジを有する導電本体と、前記導電本体に所定の間隔で設けられた複数の端子部と、を有する導電部材と、
複数のガラス繊維を含んでなり、前記導電本体の両面をモールドして被覆する樹脂部材と、
を備え、
前記樹脂部材における前記導電本体の両面を被覆する部分の一方の面には、少なくとも何れかの前記端子部の間において、前記導電本体のエッジが露出する切欠き部が設けられ、
前記樹脂部材には、前記切欠き部に対向する位置に注入部が設けられ、
前記樹脂部材内において、前記注入部から前記切欠き部に向かって前記複数のガラス繊維が配向され、
前記樹脂部材内の前記切欠き部近傍において、前記複数のガラス繊維が絡み合っていること、
を特徴とする端子ユニット。 - 前記導電本体のエッジは、丸く成形されていること、
を特徴とする請求項1に記載の端子ユニット。 - 前記端子部は、前記導電本体の長手方向の片側縁に設けられ、
前記切欠き部は、前記導電本体の前記端子部が設けられている側のエッジを露出すること、
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端子ユニット。 - コアと前記コアに装着されたコイルとを有するリアクトル本体と、
前記リアクトル本体を収容する収容部材と、
前記請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の端子ユニットと、
を備えること、
を特徴とするリアクトル。 - 前記端子ユニットは、前記請求項1に記載の端子ユニットであり、
この端子ユニットは、前記収容部材に固定され、
前記注入部は、前記樹脂部材の底部に設けられ、
前記切欠き部は、前記樹脂部材の上部に設けられ、前記注入部から離れた導電本体の他のエッジを露出させていること、
を特徴とする請求項4に記載のリアクトル。
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JP2015062794A JP6530622B2 (ja) | 2015-03-25 | 2015-03-25 | 端子ユニット及びリアクトル |
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JP2016184989A JP2016184989A (ja) | 2016-10-20 |
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-
2015
- 2015-03-25 JP JP2015062794A patent/JP6530622B2/ja active Active
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