JP6527806B2 - 搬送ホイール - Google Patents

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本発明は、首部を保持して容器の搬送を行う搬送装置に関し、特にコンベヤ等との間で容器の受け渡しを行う搬送ホイールに関する。
搬送される容器をロータリ式フィラやロータリ式キャッパなど回転式の容器処理装置に順次供給し、容器の充填およびキャッピングを行う容器搬送処理システムが知られている。このような容器搬送処理システムでは、例えば、入口側搬送ホイールを用いて供給コンベヤから容器を受け取りフィラへと受け渡し、フィラで内容物を充填後、フィラ、キャッパ間に配置される中間搬送ホイールを介して容器をフィラからキャッパへと受け渡す。キャッパにおいてキャッピングされた容器は、出口側搬送ホイールにより排出コンベヤへと受け渡される。
コンベヤを用いた搬送では、搬送面に容器を載せて移送するため容器の底位置が容器搬送の基準高さとなる。これに対して入口側搬送ホイール、フィラ、中間搬送ホイール、キャッパ、出口側搬送ホイールでは、容器首部を保持し、容器を吊り下げて搬送するネック搬送が行われるため、ネック位置が容器搬送の基準高さとなる。そのためサイズ(底部から首部までの高さ)が異なる複数種類の容器で、同容器搬送処理システムを共用する場合、容器の高さに応じて、搬送ホイールやフィラ、キャッパの高さを搬送コンベヤに合わせて昇降させるか、搬送コンベヤ側の高さをフィラやキャッパの高さに合わせて昇降させる必要がある。
搬送ホイールや、フィラ、キャッパを昇降する場合、これら全ての装置に対して昇降機構が必要となり、構造が複雑となりコスト高となる。一方、搬送コンベヤ側の高さを調整する場合、搬送コンベヤ全体の高さを昇降させることは困難なため、傾斜コンベヤを用いて受け渡し位置または受け取り位置の高さを調整することとなる。この場合、傾斜コンベヤにおいて容器の搬送が不安定となる問題が発生する。このような問題に対して、出口側搬送ホイールの容器保持部の高さを容器の受け渡し位置で変更可能にした構成が提案されている(特許文献1参照)。
特許第4158247号公報
特許文献1では、容器保持手段を昇降させるための環状カムを、高さが固定された固定カム部と、容器サイズに合わせて高さが調整可能な水平昇降カム部と、これらの間を連絡する一対の中間カム部とで構成し、固定カム部で容器を受け取り、水平昇降カム部で容器を排出コンベヤへと受け渡している。
しかし、同構成では略1/4周に亘る円弧状の二つの部材から成る中間カム部が設けられ、水平昇降カム部が昇降して中間カム部が傾斜すると固定カム部や水平昇降カム部との連結部に隙間や段差が生じたり、中間カム部とカムフォロアとの係合面が減少したりするので、スムーズなカムフォロアの乗り移りや回転が出来ないおそれがある。また、容器受け取り位置と容器受け渡し位置にも制限が生じる。
本発明は、簡略な構成でありながら、容器受け取り位置や容器受け渡し位置をより自由に設定でき、かつカムフォロアがよりスムーズに乗り移り、回転可能な搬送ホイールの環状カム機構を提供することを目的としている。
本発明の搬送ホイールは、回転体と、この回転体を回転駆動する駆動手段と、回転体の円周方向に等間隔で設けられ、容器を保持する保持部とこの保持部に連結したカムフォロアとを有して昇降可能な複数の容器保持手段と、カムフォロアと係合するカム部材とを備える搬送ホイールであって、カム部材は、半径方向外側に配置される第1カム部材と、第1カム部材よりも半径方向内側に配置される第2カム部材と、第1カム部材と第2カム部材にそれぞれ設けられた長穴と係合する係合部材が設けられた第3カム部材とを有し、第1カム部材と第2カム部材の少なくともいずれか一方を回転させ、係合部材を長穴に沿って昇降させることによって第3カム部材が昇降して、搬送コンベヤと容器の受け渡しを行う保持部の高さを変更可能としたことを特徴としている。
長穴は、第1カム部材、第2カム部材の円周方向に沿って傾斜して形成されることが好ましい。
本発明によれば、簡略な構成でありながら、容器受け取り位置や容器受け渡し位置をより自由に設定でき、かつカムフォロアがよりスムーズに乗り移り、回転可能な搬送ホイールの環状カム機構を提供することができる。
本発明の一実施形態である搬送ホイールが適用された容器搬送処理システムの構成を示す平面図である。 出口側搬送ホイールの昇降カムの配置を示す平面図である。 図2のAOC線に沿った搬送ホイールの一部側断面図である。 図2のAOB線に沿った搬送ホイールの一部断側面図である。 昇降カムの側面展開図の一部である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態である搬送ホイールが適用された容器搬送処理システムの構成を示す平面図である。
本実施形態の容器搬送処理システム10は、例えばロータリ式のフィラ12、およびロータリ式のキャッパ14など、回転式の容器処理装置を備える。容器は、供給コンベヤ16により順次供給され、供給コンベヤ16の搬送面上の容器は、入口側搬送ホイール18により、受け取り位置P1においてその首部がグリッパ等の保持部により把持され、受け渡し位置P2においてフィラ12へと受け渡される。
フィラ12は容器の首部を保持し、液体などの内容物を容器内に充填する。充填が完了した容器は、フィラ12から中間搬送ホイール20へと受け渡され、中間搬送ホイール20は、受け取った容器の首部を把持し、キャッパ14へと受け渡す。
キャッパ14は、首部を把持して中間搬送ホイール20から容器を受け取り、充填された容器のキャッピングを行う。キャッピングが完了した容器は、出口側搬送ホイール22へと受け渡される。出口側搬送ホイール22は、受け取り位置P3において容器の首部を把持し、キャッパ14から容器を受け取る。その後排出コンベヤ24の上方へと容器を移送し、受け渡し位置P4において排出コンベヤ24の搬送面上に容器を載置して排出コンベヤ24へと引き渡す。
供給コンベヤ16および排出コンベヤ24では、搬送面高さに位置する容器底部が搬送基準高さとなる。一方、フィラ12、キャッパ14、搬送ホイール18、20、22では、グリッパなどの保持部を用いたネック搬送が行われ、容器首部が搬送基準高さとなる。そのため本実施形態の入口側搬送ホイール18および出口側搬送ホイール22は、入口側搬送ホイール18の受け取り位置P1および出口側搬送ホイール22の受け渡し位置P4において、グリッパなどの保持部の高さを容器高さに合わせて変更可能にする高さ調整機構を備える。
次に図2、図3を参照して本実施形態の出口側搬送ホイール22の構成について説明する。なお入口側搬送ホイール18の構成は、受け取り位置と受け渡し位置の関係が逆になるだけで、その他の構成は同一であるためその説明を省略する。
図2は、出口側搬送ホイール22(以下、単に搬送ホイール22と呼ぶ)の高さ調整機構を構成する昇降カムの配置を示す平面図である。また図3は、搬送ホイール22の一部側断面図であり、図3の左側は、図2のO−C線、に沿った側断面図、図3の右側は、図2のO−A線に沿った側断面図である。なお、O−A線に沿った側断面図は、図1における受け渡し位置P4に対応する。また図2において昇降カムに関わる構成以外は省略されている。
搬送ホイール22は、鉛直に配置されたシャフト26を備え、シャフト26は、下方に配置された駆動装置(図示せず)により回転軸Oの周りに回転される。シャフト26の先端には回転テーブル(回転体)28が取り付けられ、シャフト26と一体的に回転する。回転テーブル28の外周部には、外周に沿って等間隔で複数の容器保持手段30が配置される。各容器保持手段30は、容器保持部32と容器保持部32を昇降自在に支持する昇降ロッド34を備える。また容器保持部32は、容器Vの首部を把持するグリッパ32Gと後述する昇降カム36と係合するカムフォロア(第1カムフォロア)32Fを備える。
シャフト26は、設置部に据え付けられる固定筒40によりその周囲が覆われ、ベアリング等を介して回転自在に軸支される。固定筒40の周囲には、回転テーブル28に対面する固定テーブル42が設けられ、固定テーブル42の上には昇降カム36と、これを駆動するためのモータ44が設けられる。昇降カム36は、固定テーブル42の外周に沿って配置される環状のカムであり、互いに隣接して配置される外側カム部材(第1カム部材)360、中間カム部材(第3カム部材)362、内側カム部材(第2カム部材)364から主に構成される。
外側カム部材360は、昇降カム36のうち最も外側に配置される環状のカムであり、内側カム部材364は最も内側に配置される環状のカムである。中間カム部材362(図2においてハッチングを施した部材)は、例えば中心角が略90°の円弧状のカムであり、外側カム部材360と内側カム部材364の間に配置される。
外側カム部材360、内側カム部材364は、L字断面形状を呈し、上方に延出する側板部360S、364Sの上端面がカムフォロア32Fと係合する。すなわち外側カム部材360、内側カム部材364の側板部360S、364Sの高さは、固定テーブル42の周に沿って変化し、容器保持部32の高さは、これらカムの高さに沿って上下する。外側カム部材360、内側カム部材364の横方向に延出する底板部360B、364Bは、それぞれ内側に向けてフランジ状に延出し、内側カム部材364の底板部364Bは、外側カム部材360の底板部360Bの上に重ねた状態で配置される。
外側カム部材360および内側カム部材364は、ローラベアリング46やボールベアリング48等により支持され、回転軸Oを中心に互いに反対向きに回動可能である。底板部360B、364Bの先端には、部分的に円弧状のラック360R、364Rが各々設けられ、それぞれピニオン360P、364Pに噛み合わされる。ピニオン360P、364Pは、後述するようにモータ44により互いに逆向きに回転され、外側カム部材360および内側カム部材364を相対的に逆回転する。
中間カム部材362は、円弧状の板部材であり、一方の端部には径方向外側に突出する一対のピン(第2カムフォロア)362Aを備え、他方の端部には径方向内側に突出する一対のピン(第2カムフォロア)362Bを備える。外側カム部材360の側板部360Sには、ピン362Aに対応する位置にピン362Aと係合する溝カム(長穴)360Cが設けられる。一方、内側カム部材364の側板部364Sには、ピン362Bに対応する位置にピン362Bと係合する溝カム(長穴)364Cが設けられる(図5参照)。なお、図4の左側に、ピン362Bの一方の上を横切る図2のO−B線に沿った搬送ホイール22の一部断面図を示す(右側は図3と同様にO−A線に沿った断面図である)。
中間カム部材362は、ピン362A、362Bおよび溝カム360C、364Cを用いて、後述するように外側カム部材360、内側カム部材364の周方向の相対位置に応じてその高さが容器Vのサイズに合わせて調整可能であり、容器保持部32の高さ調整機構を構成する。
なお、グリッパ32Gの開閉は、図3、4に示されるように、ロッド33を介してグリッパ32Gに接続されるカムフォロア35とカム37を用いて行われる。カムフォロア35は、ロッド33を中心に揺動可能であり、スプリング39により径方向内側に付勢されている。受け渡し位置P4(位置A)では、カムフォロア35がカム37により外側に押し出され、これによりロッド33が回転してグリッパ32Gが開かれる。カムフォロア35がカム37から離接すると、カムフォロア35は、スプリング39の付勢力により内側に向けて移動し、これによりロッド33が逆向きに回転してグリッパ32Gが閉じられる。
次に図5を参照して、受け渡し位置P4に設けられる中間カム部材362の昇降動作について説明する。図5は、中間カム部材362を中心として昇降カム36を外側から見た一部展開側面図である。図5(a)には、中間カム部材362が上昇された状態が示され、図5(b)には、中間カム部材362が下降された状態が示される。なお、カムフォロア32F(図3、4参照)は、図面左側から右側(矢印方向)へと移動する。図5(a)、(b)には、カムフォロア32Fの3つの位置Pc1〜Pc3が例示される。
図5に示されるように、外側カム部材360および内側カム部材364の受け渡し位置P4周辺の高さは、他の場所(高区間)よりも低くなっており、それぞれ低区間S1、S2を形成する。外側カム部材360の溝カム360Cは、低区間S1と高区間を連絡する右側の傾斜面(下流側傾斜面)の略全長に沿って側板部360Sに設けられる。一方、内側カム部材364の溝カム364Cは、低区間S2と高区間を連絡する左側の傾斜面(上流側傾斜面)の略全長に沿って側板部364Sに設けられる。
なお、外側カム部材360の右側傾斜面と内側カム部材364の左側傾斜面の形状は左右対称の関係にあり、その傾斜角および長さは互いに等しい。また、本実施形態では、外側カム部材360の左側傾斜面(上流側傾斜面)と内側カム部材364の右側傾斜面(下流側傾斜面)の形状も互いに左右対称の関係にあり、その傾斜角は外側カム部材360の右側傾斜面、内側カム部材364の左側傾斜面の傾斜角よりも大きい。
モータ44、ピニオン360P、364Pの回転により、外側カム部材360が左側(図2における時計回り)に、内側カム部材364が右側(図2における反時計回り)へ移動されると、外側カム部材360の右側傾斜面と内側カム部材364の左側傾斜面が接近し、低区間S1、S2の重なり部分が縮小される(図5(a))。このとき中間カム部材362のピン362A、362Bは、溝カム360C、364Cの傾斜に沿って上方へ移動され、中間カム部材362が上昇される。なお、図5において、中間カム部材362には斜線が施されている。
一方、モータ44が逆回転され、外側カム部材360が右側(図2における反時計回り)に移動され、内側カム部材364が左側(図2における時計回り)へ移動されと、外側カム部材360の右側傾斜面と内側カム部材364の左側傾斜面が離間され、低区間S1、S2の重なり部分が拡大される(図5(b))。このとき中間カム部材362のピン362A、362Bは、溝カム360C、364Cの傾斜に沿って下方へ移動され、中間カム部材362が下降される。
本実施形態では、中間カム部材362は、カムフォロア32Fを案内するその上端面が外側カム部材360、内側カム部材364の高区間の高さ以下の位置から低区間S1、S2の高さ以上の位置の間で昇降する。なお、外側カム部材360の右側傾斜面と内側カム部材364の左側傾斜面の傾斜角が等しいことから、中間カム部材362は、水平を維持したまま昇降される。
カムフォロア32Fは、高区間に対応する外側カム部材360および内側カム部材364の上端面によりガイドされ、その後、高区間に対応する内側カム部材364のみでガイドされ(位置Pc1)、更に内側カム部材364の左側傾斜面(上流側傾斜面)に沿って下降して中間カム部材362上へと移る(位置Pc2)。そしてカムフォロア32Fは、受け取り位置P4前後では中間カム部材362によりガイドされ、外側カム部材360の右側傾斜面(下流側傾斜面)に達すると、この傾斜面に沿って外側カム部材360の高区間まで上昇する(位置Pc3)。その後、高区間に対応する外側カム部材360および内側カム部材364の上端面により再びガイドされ、搬送ホイール22の周囲を循環しながら同様の動作を繰り返す。なお、本実施形態では、内側カム部材364の左側傾斜面(上流側傾斜面)の入口近く上方に、押さえ部材50が設けられ、カムフォロア32Fのカム面からの跳ねを防止する。
外側カム部材360は、モータ44の駆動力をラック360Rと係合するピニオン360Pに伝達することで駆動され、内側カム部材364は、ピニオン360Pに伝達された駆動力を、ラック364Rと係合するピニオン364Pに伝達することで駆動される。なおピニオン360Pは、所定間隔で離間された上下2枚の同径の歯車を備え、外側カム部材360のラック360Rとは下側の歯車で係合する。
一方、ピニオン364Pは、ピニオン360Pと同径の1枚の歯車からなり、ピニオン360Pの上側歯車の頂面から下側歯車の頂面までの高さに位置する。ピニオン364Pは、ピニオン360Pとは、ピニオン360Pの上側の歯車とのみ係合し、ピニオン360Pの2枚の歯車の間隙に対応する位置で、内側カム部材364のラック364Rと係合する。内側カム部材364のラック364Rは、このピニオン360Pに設けられた間隙を通り、ピニオン360Pとは干渉せず、外側カム部材360のラック360Rは、ピニオン364Pの下を通りピニオン364Pとは干渉しない。
以上のように、本実施形態の搬送ホイールの構成によれば、外側カム部材(第1カム部材)と内側カム部材(第2カム部材)を逆向きに所定角度相対回転することで、容器のサイズに合わせて中間カム部材(第3カム部材)の高さを調整することができ、搬送基準高さが異なるコンベヤとの間で受け渡しを行う場合にも、サイズの異なる容器に簡略な構成で対応することができる。
なお、本実施形態では入口側および出口側の両方に本発明の高さ調整機構を備えた搬送ホイールを用いたが、供給コンベヤや排出コンベヤに替えて、その一方にネック搬送などを用いた搬送装置を用いる場合には、他方の搬送ホイールにのみ本発明の構成を採用すればよい。
本実施形態では、中間カム部材の高さを調整するために外側カム部材および内側カム部材を相互に逆回転したが、一方のカムのみを回転させる構成としてもよい。
第3カム部材(中間カム部材)を昇降するのに十分なカム溝を形成することが出来れば、第1カム部材(外側カム部材)、第2カム部材(内側カム部材)は必ずしも環状カムである必要はなく、例えば円弧状であってもよい。また第3カム部材は、第1カム部材と、第2カム部材との間に設ける以外に、第1カム部材の半径方向外側に配置したり、第2カム部材の半径方向内側に配置したりしてもよい。
溝カムは、カム部材の傾斜面に略平行に設ける必要はなく、第1カム部材の溝カムと第2カム部材の溝カムを対象に設ける必要もない。例えば、第1カム部材の溝カム360Cを右下がり、第2カム部材の溝カム364Cを右上がりに設け、区間S1とS2の重なりが大きいときに第3カム部材が下降し、重なりが小さいときに上昇する構成とすることもできる。
10 容器搬送処理システム
12 フィラ
14 キャッパ
16 供給コンベヤ
18 入口側搬送ホイール
20 中間搬送ホイール
22 出口側搬送ホイール
24 排出コンベヤ
26 シャフト
28 回転テーブル(回転体)
32 容器保持部
32G グリッパ
32F 第1カムフォロア
36 昇降カム(カム部材)
42 固定テーブル
44 モータ
360 外側カム部材(第1カム部材)
362 中間カム部材(第3カム部材)
364 内側カム部材(第2カム部材)
360C、364C 溝カム
360P、364P ピニオン
360R、364R ラック
362A、362B ピン(第2カムフォロア)
P1、P3 受け取り位置
P2、P4 受け渡し位置
V 容器

Claims (2)

  1. 回転体と、この回転体を回転駆動する駆動手段と、前記回転体の円周方向に等間隔で設けられ、容器を保持する保持部とこの保持部に連結したカムフォロアとを有して昇降可能な複数の容器保持手段と、前記カムフォロアと係合するカム部材とを備える搬送ホイールであって、
    前記カム部材は、半径方向外側に配置される第1カム部材と、第1カム部材よりも半径方向内側に配置される第2カム部材と、前記第1カム部材と前記第2カム部材にそれぞれ設けられた長穴と係合する係合部材が設けられた第3カム部材とを有し、
    前記第1カム部材と前記第2カム部材の少なくともいずれか一方を回転させ、前記係合部材を前記長穴に沿って昇降させることによって前記第3カム部材が昇降して、搬送コンベヤと前記容器の受け渡しを行う前記保持部の高さを変更可能としたことを特徴とする搬送ホイール。
  2. 前記長穴は、前記第1カム部材、第2カム部材の円周方向に沿って傾斜して形成されることを特徴とする請求項1に記載の搬送ホイール。
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