JP5246661B2 - ネック把持装置 - Google Patents
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Description
(概要)
たとえば図3に示す充填設備において、搬入コンベヤ10により順次搬入されたボトルは、本発明に係るネック把持装置を有する搬入ホイール装置(容器受渡し装置)11から充填装置12に搬入され、ボトル内に内容液が充填される。充填されたボトルは、充填装置12から中間搬送装置13を介してキャッパー14に送られてボトルにキャップが装着される。さらにキャッピングされたボトルは、キャッパー14から本発明に係るネック把持装置を有する搬出ホイール装置(容器受渡し装置)15を介して排出コンベヤ16に排出される。
容器受渡し装置である搬入ホイール装置11と搬出ホイール装置15とは、同一構造であるため、搬入ホイール装置11のみを説明する。
ネック把持装置25の詳細を、図5〜図17を参照して説明する。
左右のグリップアーム28は、平面視で互いに突設された基端部28aが1本の支軸27により受け台26上に回動自在に支持されており、先端側の対向面にボトルB1,B2のネック部N1,N2を把持可能な複数の凸部を有する把持部28bが設けられている。また左右のグリップアーム28の先端寄りに、上下一対の閉動付勢用ピン62がそれぞれ突設され、左右の閉動付勢用ピン62間に閉動用コイルばね29が連結されている。さらにグリップアーム28の中間部に、その上面側で支軸27を中心とする円弧の接線方向に伸びるガイド板64が、受け台26に立設された支柱部材63を介して設置されている。さらにまたグリップアーム28の基端寄りの対向面に、開閉カム30に圧接される受圧面65が形成されている。
図5〜図10に示すように、このセンタリング機構61は、位置決め部材として、グリップアーム28の上面より上方に突出された開閉カム30が兼用されている。この開閉カム30は、図6(a)〜(c)に示すように、円柱体の左右側面を半径方向の軸線Lsに平行に削除して形成された一対の削除平面30aと、残り一対の円弧面30bとで形成され、平面視が回転カム30の回転軸心を中心とした点対称(線対称でもある)の断面に形成されている。したがって、図9に示すように、開閉カム30を所定角度回動することにより、回転カム30の回転軸心に点対称の当接面である対角位置のコーナー部30cで受圧面65を押圧してグリップアーム28を押し開き開動させることができる。
図11〜図15に示すように、このセンタリング機構71は、位置決め部材として、ガイド板64上に前記軸線Lsから等距離離れた対称位置に立設された円柱状の左右一対の位置決めピン72により構成され、両位置決めピン72の外周面が、軸線Lsの線対称に形成された当接面に構成されている。またグリップアーム28の上面には、開閉カム30の両側方で軸線Lsの対称位置に、一対の支持ピン73が立設され、両支持ピン73に挟圧レバー(挟圧レバー)74がそれぞれ回動自在に支持され、これら挟圧レバー74は、それぞれ先端側に伸びて左右の位置決めピン72にそれぞれ当接し挟圧可能に構成されている。これら挟圧レバー74の先端部間に、挟圧レバー74を閉動方向に付勢する位置決め用コイルばね(位置決め付勢部材)75が連結ピン76を介して連結されている。なお、位置決め用コイルばね75に替えて、支持ピン73に介装され挟圧レバー74を閉動付勢するつるまきばねなどの他の付勢部材であってもよい。
図16、図17に示すように、センタリング機構81は、位置決め部材が、開閉カム30の上面で同一軸心上に設けられた円柱状の位置決めブロック82により構成されている。この位置決めブロック82の外周面が軸線Lsに対して線対称に形成された当接面となる。またグリップアーム28の上面で開閉カム30から先端側にずれた位置にそれぞれ支持ピン83が立設され、両支持ピン83に、基端側に伸びて位置決めブロック82に当接可能な挟圧レバー(挟圧レバー)84がそれぞれ回動自在に支持されている。そしてこれら挟圧レバー84の先端部間に、挟圧レバー84を閉動方向に付勢して位置決めブロック82を挟圧可能な位置決め用コイルばね(位置決め付勢部材)85が連結ピン86を介して連結されている。なお、位置決め用コイルばね85に替えて、支持ピン83に介装され挟圧レバー84を閉動付勢するつるまきばねなどの他の付勢部材であってもよい。
図4を参照してボトルの受渡し動作を説明する。
主動用電動モータにより主軸23を介して旋回テーブル24が所定速度で矢印方向に回転駆動され、ネック把持装置25が旋回経路に沿って移動される。戻り工程から受取り工程に接近すると、昇降用シリンダ54が進展され、昇降カムローラ35が上限規制カム42から離間して下降され下限規制カム41に当接されるとともに、スライド筒34を介してグリップアーム28が基準レベルSLから搬送レベルCLに下降される。さらに受取り工程になると、開閉カムローラ33が受取り開閉カム43のカム溝43aに係合され、カム溝43aの作用により開閉カム軸31を介して開閉カム30が回動されグリップアーム28が開動される。次いで容器受取り部Biで、搬入コンベヤ10から送り出されたボトルB1のネック部N1がグリップアーム28の把持部28b間に受け取られ、さらに受取り開閉カム43のカム溝43aの作用により開閉カムローラ33、開閉カム軸31および開閉カム30を介してグリップアーム28が閉動されてボトルB1のネック部N1が把持される。
上記搬入ホイール装置10によれば、昇降用シリンダ54によりスライド筒34を介してグリップアーム28を昇降させ、スライド筒34に設けられた上限規制カム42と下限規制カム41とに昇降カムローラ35を当接させてグリップアーム28の高さを制御するように構成したので、ボトルB1,B2のネック部N1,N2に対応するグリップアーム28の高さを高精度で制御することができ、誤差の発生を少なくして、ボトルB1,B2のネック部N1,N2の高さ位置の異なる搬入コンベヤ10と充填装置12との間で、ボトルB1,B2を確実に受渡しすることができる。またグリップアーム28の高さの制御を下限規制カム41および上限規制カム42と昇降カムローラ35とにより機械的に行うので信頼性が高い。
さらにまた、ネック把持装置25において、1本の支軸27により一対のグリップアーム28が開閉自在に支持され、ネック部N2の外径D2が大きくて、開閉カム30とグリップアーム28の受圧面65との間に隙間が生じた状態で、グリップアーム28の把持部28bでネック部N2を把持することがあっても、各グリップアーム28に設けられた挟圧レバー67R,67L,74,84が、開閉カム30、位置決めピン72、位置決めブロック82をそれぞれ挟圧することにより、両グリップアーム28が軸線Lsの対称位置に保持されてボトルB2が軸線Ls上にセンタリングされる。これにより、ネック部N1,N2の外径の異なるボトルB1,B2を安定して保持し、搬入コンベヤ10と充填装置12との間でボトルB1,B2をスムーズに受渡しすることができる。
N1,N2 ネック部
Bi 容器受取り部
Bo 容器送出し部
SL 基準レベル
CL 搬送レベル
Ls 軸線
10 搬入コンベヤ
11 搬入ホイール装置(容器受渡し装置)
12 充填装置
15 排出ホイール装置(容器受渡し装置)
23 主軸
24 旋回テーブル
25 ネック把持装置
26 受け台
27 支軸
28 グリップアーム
29 閉動用コイルばね
30 開閉カム(位置決め部材)
31 開閉カム軸
32 開閉レバー
33 開閉カムローラ
34 スライド筒
35 昇降カムローラ
41 下限規制カム
42 上限規制カム
43 受取り開閉カム
43a カム溝
44 送出し開閉カム
44a カム溝
45 昇降部材
46 把持位置調整装置
49 ねじ軸
51 調整用サーボモータ
61,71,81 センタリング機構
62 閉動付勢用ピン
63 支柱部材
64 ガイド板
65 受圧面
66R,66L,73,83 支持ピン
67R,67L,74,84 挟圧レバー
68,75,85 位置決め用コイルばね(位置決め付勢部材)
72 位置決めピン(位置決め部材)
82 位置決めブロック(位置決め部材)
Claims (4)
- 両基端部が1本の支軸を介してそれぞれ回動自在に支持され先端側の対向面に容器のネック部を把持可能な把持部を有する一対のグリップアームと、これらグリップアームを閉動方向に付勢するアーム閉動付勢部材と、両グリップアーム間で支軸に平行な軸心周りに回動自在に配置されてグリップアームを開閉可能な開閉カムとを具備したネック把持装置において、
両グリップアーム間に配置された位置決め部材と、両グリップアームに支軸に平行な支持ピンを介して回動自在に取り付けられて前記位置決め部材に当接可能な一対の挟圧レバーと、当該挟圧レバーを閉動方向に付勢して前記位置決め部材を挟圧可能な位置決め付勢部材とを有するセンタリング機構を設けた
ことを特徴とするネック把持装置。 - 位置決め部材を開閉カムとし、
前記開閉カムに、挟圧レバーが当接される当接面が開閉カムの回転軸心に点対称に形成され、
一方の挟圧レバーを支持ピンから先端側に伸びる方向に配置するとともに、他方の挟圧レバーを支持ピンから基端側に伸びる方向に配置し、
位置決め付勢部材を、両挟圧レバーの先端部間に連結されたコイルばねとした
ことを特徴とする請求項1記載のネック把持装置。 - 位置決め部材は、両グリップアーム間で支軸を通る軸線上に配置され、
挟圧レバーが位置決め部材に当接される当接面が、前記軸線の線対称に形成され、
位置決め付勢部材を、両挟圧レバーの先端部間に連結されたコイルばねとした
ことを特徴とする請求項1記載のネック把持装置。 - 位置決め部材を、軸線の両側に配置された左右一対の位置決めピンとした
ことを特徴とする請求項3記載のネック把持装置。
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