JP6933796B2 - 容器搬送装置 - Google Patents

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本発明は容器搬送装置に関し、詳しくは複数のスターホイールによって容器を搬送する容器搬送装置に関する。
従来、ビンやペットボトルといった容器を搬送するため、複数のスターホイールによって構成された容器搬送装置が用いられており、このようなスターホイールには回転体の外周に複数のグリッパが設けられている。
そして、隣接する上流側のスターホイールと下流側のスターホイールとが接近した受渡し位置において、上流側のスターホイールのグリッパから下流側のスターホイールのグリッパへと容器を受け渡すようになっている。
またこのような容器搬送装置として、各グリッパの下方に上記容器の底部の略半分を支持する載置プレートを設けて、上記グリッパが容器を受け渡す際に、上記上流側のスターホイールの載置プレートと下流側のスターホイールの載置プレートとによって容器の底部を支持するようにしたものも知られている(特許文献1)。
特開平11−59889号公報
ここで、上記特許文献1の容器搬送装置で容器を受渡す際、上記受渡し位置の近傍において、上記上流側のスターホイールの載置プレートに載置された容器の下方に、下流側のスターホイールの載置プレートが進入することとなる。
このとき、容器の底部と上記下流側のスターホイールの載置プレートとの間に生じた摩擦力によって上記容器の下部が移動し、上記容器の姿勢が崩れて受け渡し不良等が発生するという問題があった。
このような問題に鑑み、本発明は容器の受渡しをより確実に行うことが可能な容器搬送手段を提供するものである。
すなわち本発明にかかる容器搬送装置は、回転可能に設けられた回転体と、当該回転体の外周に複数設けられて容器を把持するグリッパと、各グリッパの下方に設けられて、上記容器の底部の一部を支持する載置プレートとが設けられたスターホイールを複数備え、
隣接する上流側のスターホイールと下流側のスターホイールとが接近した受渡し位置において、上流側のスターホイールのグリッパから下流側のスターホイールのグリッパへと容器を受け渡す際に、上記上流側のスターホイールの載置プレートと下流側のスターホイールの載置プレートとによって容器の底部を支持するようにした容器搬送装置において、
上記上流側のスターホイールのグリッパおよび上記下流側のスターホイールのグリッパを、容器の高さに合わせて昇降可能に設けるとともに、
少なくともいずれか一方のスターホイールに、上記載置プレートを昇降させる昇降手段を設け、
上記昇降手段は、上記受渡し位置よりも回転方向上流側となる位置で、上流側のスターホイールの載置プレートの載置面を、下流側のスターホイールの載置プレートの載置面よりも上方に位置させて、上流側となる載置プレートの載置面で容器の底部を支持するとともに下流側となる載置プレートの載置面から容器の底部を上方に離隔させ、上記受渡し位置で、両載置プレートの載置面の高さを同一にさせて、両載置プレートの載置面で同時に容器の底部を支持させることを特徴としている。
上記発明によれば、上記受渡し位置よりも回転方向上流側となる位置で、上流側のスターホイールの載置プレートの載置面を、下流側のスターホイールの載置プレートの載置面よりも上方に位置させることで、容器と当該容器の底部に進入する載置プレートとの間に摩擦力が発生せず、容器の姿勢が崩れないようにすることができる。
その後、上記受渡し位置で両載置プレートの載置面の高さを同一にすることで、上流側のスターホイールの載置プレートと下流側のスターホイールの載置プレートとによって容器が同時に支持され、姿勢の崩れのない状態で容器の受渡しを行うことができる。
容器搬送装置の平面図 図1のII―II部の断面図 載置プレートの移動を説明する平面図 載置プレートの移動を説明する側面図
以下図示実施例について説明すると、図1は容器1を搬送する容器搬送装置2を示し、容器1の搬送経路に従って設けられた第1〜第3スターホイールHA〜HCによって構成されている。
上記第1〜第3スターホイールHA〜HCは図示しない一つの駆動手段によって連動しながら駆動され、第1、第3スターホイールHA、HCは図1において時計回りに回転し、第2スターホイールHBは図1において反時計回りに回転し、隣接するスターホイールとスターホイールとが接近した受渡し位置Pにおいて容器1の受渡しを行うようになっている。
そして上記容器搬送装置2は、例えば容器1に液体を充填する充填装置を構成しており、具体的な説明は省略するが、第1〜第3スターホイールHA〜HCは例えば容器1に液体を充填するフィラや、容器1にキャップを装着するキャッパを構成している。
図2は図1のII―II部の断面図を示し、第1スターホイールHAと第2スターホイールHBとによる受渡し位置Pおよび、第1スターホイールHAと第3スターホイールHCとによる受渡し位置Pを示している
また本実施例の容器搬送装置2によって搬送される容器1はビンとなっており、円筒状を有した胴部1aと、当該胴部1aの上部に設けられた首部1bとを備えている。
上記第1〜第3スターホイールHA〜HCはそれぞれ、回転可能に設けられた第1〜第3回転体3A〜3Cと、当該第1〜第3回転体3A〜3Cの外周に設けられて容器1を把持する第1〜第3グリッパ4A〜4Cと、各第1〜第3グリッパ4A〜4Cの下方に設けられて、上記容器1の底部の略半分を支持する第1〜第3載置プレート5A〜5Cとを備えている。
このような構成により、第1〜第3スターホイールHA〜HCでは、第1〜第3グリッパ4A〜4Cによって把持した容器1を、上記第1〜第3載置プレート5A〜5Cによって下方から支持しながら搬送するようになっている。
上記第1スターホイールHAおよび第3スターホイールHCは同様の構成を有しており、上記第1、第3グリッパ4A、4Cは、上記第1、第3載置プレート5A、5Cに立設された支持部材6に沿って昇降可能に設けられている。
このため第1、第3スターホイールHA、HCでは、容器1の高さに合わせて上記第1、第3グリッパ4A、4Cを上下に移動させることで、様々な高さの容器を搬送することが可能となっている。
これに対し、上記第2スターホイールHBの第2回転体3Bは、上端部に上記第2グリッパ4Bの設けられた回転軸11と、当該回転軸11を囲繞するとともに上記第2載置プレート5Bの設けられた円筒状の中空軸12とによって構成されている。
上記回転軸11と中空軸12とは図示しないキー溝等によって相対的に回転できないようにされており、これにより上記第2グリッパ4Bと第2載置プレート5Bとは相対的に回転しないようになっている。
一方、上記回転軸11は上記中空軸12に対して上下に移動可能となっており、当該回転軸11に設けられた上記第2グリッパ4Bを、上記中空軸12に設けられた第2載置プレート5Bに対して上下に接離させることで、第1、第3スターホイールHA、HCと同様、異なる高さの容器1を保持することが可能となっている。
上記第1、第3スターホイールHA、HCの第1、第3グリッパ4A、4Cについて説明すると、これら第1、第3グリッパ4A、4Cは、図示しない駆動手段によって開閉する一対の把持部材を備えており、上記把持部材の開閉によって容器1の首部1bを把持するようになっている。
これに対し、上記第2スターホイールHBの第2グリッパ4Bは、ばねによって閉鎖方向に付勢された一対の把持部材を備えており、上記把持部材は上記容器1の首部1bにおける、上記第1、第3グリッパ4A、4Cが把持する位置よりも下側を把持するようになっている。
上記構成を有する第1〜第3グリッパ4A〜4Cによる、容器1の受渡しを説明すると、まず第1スターホイールHAから第2スターホイールHBへと容器1を受け渡す際、上記第1グリッパ4Aは予め容器1の首部1bを把持しており、この状態で第1、第2グリッパ4A、4Bが上記第1、第2回転体3A、3Bにおける回転方向上流側から上記受渡し位置Pに向けて移動する。
すると、第1、第2グリッパ4A、4Bが相互に接近し、第1グリッパ4Aの保持した容器1が上記第2グリッパ4Bの把持部材の間に進入すると、当該把持部材が上記ばねの付勢力に抗して開放される。
その後、容器1が第2グリッパ4Bの所要の位置まで押し込まれると、第2グリッパ4Bの把持部材が上記ばねの付勢力によって閉鎖され、第2グリッパ4Bによって容器1が把持される。
そして第1、第2グリッパ4A、4Bが上記受渡し位置Pを通過してさらに回転方向下流側に移動すると、第1グリッパ4Aが開放動作を行いながら第2グリッパ4Bより離脱し、容器1の受渡しが完了する。
次に、第2スターホイールHBから第3スターホイールHCに容器1を受け渡す際、上記第3グリッパ4Cは開放状態となっており、この状態で上記第2グリッパ4Bおよび第3グリッパ4Cが回転方向上流側から上記受渡し位置Pに向けて移動する。
すると、第2、第3グリッパ4B、4Cが相互に接近して、第2グリッパ4Bに保持された容器1が開放された上記第3グリッパ4Cの把持部材の間に進入すると、第3グリッパ4Cが閉鎖動作を開始し、上記受渡し位置Pで第3グリッパ4Cが閉鎖状態となって容器1が把持されることとなる。
その後、第2、第3グリッパ4B、4Cが上記受渡し位置Pを通過してさらに回転方向下流側に移動すると、第3グリッパ4Cに把持された容器1が第2グリッパ4Bの把持部材を押し広げつつ離脱して、容器1の受渡しが完了する。
図3は第2スターホイールHBと第3スターホイールHCとによる受渡し位置P近傍での第2、第3載置プレート5B、5Cの動作を説明する図を示し、この図3において、第2、第3グリッパ4B、4Cが把持する容器1の中心が通過する移動軌跡を一点鎖線によって示している。
図3(a)は第2、第3載置プレート5B、5Cが上記受渡し位置Pに対して第2、第3回転体3B、3Cの回転方向上流側に位置した状態を、図3(b)は上記受渡し位置Pに位置した状態を、図3(c)は上記受渡し位置Pに対して第2、第3回転体3B、3Cの回転方向下流側に位置した状態を示している。
第2、第3載置プレート5B、5Cは、それぞれ容器1の底部における、上記第2、第3回転体3B、3Cの回転中心側の一部を下方から支持するようになっている。
具体的には、第2、第3載置プレート5B、5Cの外周縁部は、上記受渡し位置Pでその端部同士が接触しないよう、円弧状に形成され、かつ第2載置プレート5Bの外周縁部は容器1の移動軌跡よりも第2回転体3Bの中心側に位置し、これに対し第3載置プレート5Cの外周縁部は容器1の移動軌跡よりも第3回転体3Cの外周側に突出するようになっている。
従って図2に示すように、上記受渡し位置Pでは、第2、第3載置プレート5B、5Cによって容器1の底部の略全体を支持するものの、第3載置プレート5Cによって容器1の中心部分を支持するようになっている。
なお、第2載置プレート5Bの外周縁部および第3載置プレート5Cの外周縁部を容器1の移動軌跡に一致させて、受渡し位置Pにおいて容器1の底部の半分をそれぞれ支持するようにしてもよい。
また、必ずしも受渡し位置Pにおいて容器1の底部の略全体を支持する必要はなく、上記受渡し位置Pで上記第2、第3載置プレート5B、5Cが同時に容器1の底部を支持できるような形状を有して入ればよい。
そして、第2スターホイールHBから第3スターホイールHCに容器1を受け渡す際、容器1を載置した第2載置プレート5Bと第3載置プレート5Cとが上記受渡し位置Pに向けて移動しながら接近する(図3(a))。
上記受渡し位置Pよりも回転方向上流側となる位置において、第3載置プレート5Cの一部が第2載置プレート5Bに支持された容器1の底部の下方への入り込みを開始する。
その後、図3(b)に示すように第2、第3載置プレート5B、5Cが受渡し位置Pに到達すると、第2グリッパ4Bから第3グリッパ4Cへと容器1が受け渡されることとなる。
その後、第2、第3載置プレート5B、5Cはさらに回転方向下流側に移動しながら相互に離隔し、第2載置プレート5Bが第3載置プレート5Cに支持された容器1の底部から離脱するようになっている(図3(c))。
ここで、図3(a)に示す受渡し位置Pの回転方向上流側となる位置で第3載置プレート5Cが容器1の底部に入り込む際、第2載置プレート5Bの載置面の高さと第3載置プレート5Cの載置面の高さが同一であると、容器1の底部と第3載置プレート5Cの載置面との間に摩擦力が発生することとなる。
このとき発生する摩擦力の方向は、それまでの第2載置プレート5Bによって搬送されていた容器1の移動軌跡とは異なる方向(第3載置プレートによる移動軌跡)となる。
その結果、この第3載置プレート5Cの進入によって、上記容器1が第2グリッパ4Bによって把持された首部1bを支点として傾いてしまい、第2載置プレート5B上の容器1の姿勢が崩れてしまう恐れがある。
これと同様、図3(c)に示す受渡し位置Pの回転方向下流側となる位置で第2載置プレート5Bが容器1の底部から離脱する際、第2載置プレート5Bの載置面の高さと第3載置プレート5Cの載置面の高さが同一であると、容器1の底部と第2載置プレート5Bの載置面との間に摩擦力が発生することとなる。
この場合も、発生する摩擦力の方向が第3載置プレート5Cによって搬送される容器1の移動軌跡とは異なる方向となるため、この第3載置プレート5Cに載置された容器1の姿勢が崩れてしまう恐れがある。
そこで本実施例の容器搬送装置2では、本実施例の第2スターホイールHBの第2載置プレート5Bを昇降手段13によって昇降させ、第2載置プレート5Bの載置面の高さと第3載置プレート5Cの載置面の高さとを異ならせることで、受け渡しの際における容器1の姿勢の崩れを防止するようにしている。
上記第2載置プレート5Bは、上記中空軸12に設けられたステー12aの先端に揺動可能に設けられており、上記昇降手段13は、上記第2載置プレート5Bの底部に設けられたカムフォロア13aと、当該カムフォロア13aの移動をガイドするカム13bとから構成されている。
上記カム13bは上記第2回転体3Bの下方に、第2載置プレート5Bの移動軌跡に沿って円周状に設けられ、その上面を上記カムフォロア13aが摺動もしくは回転しながら移動することで、カム13bの上面の高さに従って第2載置プレート5Bが上下に揺動するようになっている。
図4は受取り位置P近傍における第2載置プレート5Bの動作を説明する図であり、図4(a)(b)(c)はそれぞれ第2、第3載置プレート5B、5Cが図3(a)(b)(c)に示した位置に対応している。
まず、図3(a)に示す第2、第3載置プレート5B、5Cが上記受渡し位置Pよりも回転方向上流側に位置した状態では、図4(a)に示すように上記第2載置プレート5Bの載置面は上記昇降手段13によって第3載置プレート5Cの載置面よりも上方に位置するようになっている。
これにより、上記第2載置プレート5Bによって支持された容器1は、その底部が上記第3載置プレート5Cの載置面よりも上方に離隔し、容器1の底部と第3載置プレート5Cとの間で摩擦力が発生しないようになっている。
次に、図3(b)に示す第2、第3載置プレート5B、5Cが上記受渡し位置Pに位置した状態では、図4(b)に示すように第2載置プレート5Bの載置面は第3載置プレート5Cの載置面と同じ高さに位置するようになっており、その間、第2載置プレート5Bは上記カム13bによって図4(a)の状態から徐々に下降するようになっている。
これにより、それまで第2載置プレート5Bによって支持されていた容器1の底部に、上記第3載置プレート5Cの載置面が接触することとなり、容器1が上記第2、第3載置プレート5B、5Cによって同時に支持され、容器1の受渡しが行われるようになっている。
そして、図3(c)に示す第2、第3載置プレート5B、5Cが上記受渡し位置Pよりも回転方向下流側に位置した状態では、図4(c)に示すように第2載置プレート5Bの載置面は上記昇降手段13によって第3載置プレート5Cの載置面よりも下方に位置するようになっており、その間、第2載置プレート5Bは上記カム13bによって図4(b)の状態から徐々に下降するようになっている。
これにより、第2載置プレート5Bは第3載置プレート5Cによって支持された容器1の底部から下方に退避することとなり、容器1の底部と第2載置プレート5Bとの間で摩擦力が発生しないようになっている。
上記構成によれば、上記昇降手段13によって第2載置プレート5Bを昇降させることで、第2スターホイールHBから第3スターホイールHCへと容器1を受け渡す際に、第2、第3グリッパ4B,4Cによって把持される容器1の姿勢が崩れないようにすることができる。
すなわち、本実施例のように図3(a)に示す上記受渡し位置Pよりも回転方向上流側に位置した状態において、第2載置プレート5Bの載置面を第3載置プレート5Cの載置面よりも上方に位置させることで、当該位置から受渡し位置Pに移動するまでの間、第2載置プレート5Bに載置されていた容器1と第3載置プレート5Cとの間に摩擦力が生じないようにすることができ、容器1の姿勢の崩れを防止することができる。
これと同様、上記受渡し位置Pから回転方向下流側へと移動する際にも、第2載置プレート5Bの載置面を第3載置プレート5Cの載置面よりも下方に位置させることで、それまで容器1を支持していた第2載置プレート5Bと第3載置プレート5Cによって搬送される容器1との間で摩擦力が生じないようにすることができ、容器1の姿勢の崩れを防止することができる。
また図示しないが、上記第1スターホイールHAから第2スターホイールHBに容器1を受け渡す際にも、上記昇降手段13によって上記第2載置プレート5Bを昇降させることにより、容器1の姿勢が崩れないようにしている。
まず第1、第2載置プレート5A、5Bが上記受渡し位置Pよりも回転方向上流側に位置した状態では、第2載置プレート5Bの載置面を第1載置プレート4Aの載置面よりも下方に位置させる。
これにより、当該回転方向上流側の位置から受渡し位置Pに移動するまでの間、第1載置プレート4Aに載置されていた容器1と第2載置プレート5Bとの間に摩擦力が生じないことから、容器1の姿勢が崩れないようにすることができる。
そして上記受渡し位置Pにおいて第2載置プレート5Bの載置面の高さを第1載置プレート4Aの載置面の高さに一致させたら、その後回転方向下流側へと移動しながら、第2載置プレート5Bの載置面を第1載置プレート4Aの載置面よりも上方に位置させる。
これにより、それまで容器1を支持していた第1載置プレート4Aが容器1から離隔するため、その後当該第1載置プレート4Aと第2載置プレート5Bに支持された容器1との間に摩擦力が発生せず、容器1の姿勢が崩れないようにすることができる。
なお、上記実施例では容器1としてガラス製や陶製のビンとなっているが、ペットボトルのような樹脂製の容器であってもよい。
また、上記実施例では第1〜第3スターホイールHCH1〜H3において容器1の首部1bを把持しながら搬送しているが、例えば容器1の胴部1aを把持するようにしてもよい。
ただし、容器1の姿勢が崩れやすいのは、当該容器1がグリッパによって把持された位置と、上記載置プレートとの距離が離れている場合となるため、本実施例のように受け渡しの際に首部1bを把持する構成のほうが、上記構成による良好な効果を得ることができる。
さらに、上記第2載置プレート5Bおよび上記昇降手段13については、上記実施例に記載した構成に限らず、第2載置プレート5Bをエアシリンダ等の手段を用いて昇降させる構成としてもよく、その際上記第2載置プレート5Bを揺動ではなく、スライドレール等によって上下に直動するようにしてもよい。
さらに、上記実施例では第2スターホイールHBの第2載置プレート5Bを上記昇降手段13によって昇降可能としているが、第1、第3スターホイールHA、HCの第1、第3載置プレート5Cを昇降手段13によって昇降させるようにしてもよい。
この構成において、上記第2スターホイールHBから第3スターホイールHCに容器1を受け渡す際には、上記受渡し位置Pよりも回転方向上流側に位置した状態で、第2載置プレート5Bを上昇させて第3載置プレート5Cを下降させることで、第2載置プレート5Bの載置面を第3載置プレート5Cの載置面よりも上方に位置させればよい。
そして受渡し位置Pでは、両載置面の高さが一致するよう、第2載置プレート5Bを下降させるとともに第3載置プレート5Cを上昇させ、さらに受渡し位置Pよりも回転方向下流側に位置した状態では、第2載置プレート5Bをさらに下降させるとともに第3載置プレート5Cを上昇させて、第2載置プレート5Bの載置面を第3載置プレート5Cの載置面よりも下方に位置させればよい。
1 容器 2 容器搬送装置
3A〜3C 第1〜第3回転体 4A〜4C 第1〜第3グリッパ
5A〜5C 第1〜第3載置プレート 13昇降手段
HA〜HC 第1〜第3スターホイール P 受渡し位置

Claims (3)

  1. 回転可能に設けられた回転体と、当該回転体の外周に複数設けられて容器を把持するグリッパと、各グリッパの下方に設けられて、上記容器の底部の一部を支持する載置プレートとが設けられたスターホイールを複数備え、
    隣接する上流側のスターホイールと下流側のスターホイールとが接近した受渡し位置において、上流側のスターホイールのグリッパから下流側のスターホイールのグリッパへと容器を受け渡す際に、上記上流側のスターホイールの載置プレートと下流側のスターホイールの載置プレートとによって容器の底部を支持するようにした容器搬送装置において、
    上記上流側のスターホイールのグリッパおよび上記下流側のスターホイールのグリッパを、容器の高さに合わせて昇降可能に設けるとともに、
    少なくともいずれか一方のスターホイールに、上記載置プレートを昇降させる昇降手段を設け、
    上記昇降手段は、上記受渡し位置よりも回転方向上流側となる位置で、上流側のスターホイールの載置プレートの載置面を、下流側のスターホイールの載置プレートの載置面よりも上方に位置させて、上流側となる載置プレートの載置面で容器の底部を支持するとともに下流側となる載置プレートの載置面から容器の底部を上方に離隔させ、上記受渡し位置で、両載置プレートの載置面の高さを同一にさせて、両載置プレートの載置面で同時に容器の底部を支持させることを特徴とする容器搬送装置。
  2. 上記昇降手段は、上記受渡し位置よりも回転方向下流側となる位置で、上流側のスターホイールの載置プレートの載置面を、下流側のスターホイールの載置プレートの載置面よりも下方に位置させることを特徴とする請求項1に記載の容器搬送装置。
  3. 上記上流側のスターホイールのグリッパと上記下流側のスターホイールのグリッパのうち、少なくともいずれか一方が容器の首部を把持することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の容器搬送装置。
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