JP4412134B2 - キャッピング装置 - Google Patents

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Description

本発明はキャッピング装置に係り、特に、キャッピングを行うキャッピングヘッドと、キャッピングヘッドにキャップを供給するキャップ供給ディスクを昇降可能にして、各々の高さを調整可能にしたキャッピング装置に関するものである。
キャッピングヘッドとキャップ供給ディスクの高さを調整可能にしたキャッピング装置は従来から知られているが、従来のキャッピング装置は、容器の高さが変更になった場合には、キャッピングヘッドとキャップ供給ディスクとを一体的に昇降するようになっている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
前記特許文献1に記載されたキャッピング装置は、キャップ締付機とキャップ供給手段とを備えている。キャップ締付機は、ジャッキに容器停止装置上下方向に移動可能に構成された中央支柱を備えている。この中央支柱の上端部にカムトラックを備えたカムブロックが取り付けられている。下端にキャッピングヘッドを取り付けるスピンドルに、前記カムブロックのカムトラックに係合するカムフォロアが設けられている。また、キャップ供給手段は、前記中央支柱の上端に装着された静止支持板に、支持手段を介して取り付けられている。従って、中央支柱の上下位置を移動調節することにより、スピンドルが移動調節されるとともに、キャップ供給手段も同時に移動調節される。
また、特許文献2に記載されたキャップ装着設備は、キャップ装着装置とキャップ・容器供給装置とが具備されている。このキャップ装着装置は、昇降可能な中心軸が立設されており、基台の下部に配置された高さ調整装置により、取り扱う容器に対応してギヤユニットおよびねじ部を介して中心軸が所定範囲で昇降移動される。キャップ・容器供給装置は、キャップ装着装置の高さ調整装置に連動されたギヤユニットおよびねじ部からなる高さ調整装置により、供給用中心軸が所定範囲で昇降駆動される。
特開平7−232797号公報(第4−5頁、図2) 特開2001−122390号公報(第2−3頁、図2)
前記各特許文献に記載されたキャッピング装置は、いずれもキャッピングヘッドとキャップ供給ディスクとが一体的に昇降するため、キャッピングヘッドとディスクとの距離を調節できないので、キャップの高さだけが変わった場合には、キャッピングヘッドのチャックを交換しなければならないという問題があった。
本発明は、容器を載せる容器載置台と、キャップを保持して、前記容器載置台上の容器にキャッピングを行うキャッピングヘッドと、このキャッピングヘッドよりも下方に配置され、キャッピングヘッドにキャップを供給するキャップ供給ディスクと、駆動モーターを有し前記容器載置台に対してキャッピングヘッドを昇降させて、キャッピングヘッドの高さを調整するヘッド昇降機構とを備えたキャッピング装置において、前記キャップ供給ディスクを昇降させるディスク昇降機構を設け、かつ、このディスク昇降機構に前記駆動モーターの駆動を伝達する差動ギヤ装置を接続し、前記ディスク昇降機構は、ウオームが設けられた水平回転軸と、前記ウオームと噛み合うウオームホイールと、このウオームホイールと一体的なナットと、ナットに螺合して直立した中心軸とを備えるとともに、前記作動ギヤ装置は、前記駆動モータからの駆動力が伝達される中間軸と前記ウオームが設けられた水平回転軸とを回転自在に支持するディファレンシャルケースを備え、前記駆動モーターの駆動によりキャッピングヘッドの昇降に連動させて、前記中心軸を昇降させてキャップ供給ディスクを昇降させるとともに、駆動モーターの停止時に、前記ディファレンシャルケースを回転させることで前記キャップ供給ディスクを単独で昇降可能にしたことを特徴とするものである。
本発明のキャッピング装置は、キャッピングヘッドとキャップ供給ディスクを一体的に昇降させることが可能であるとともに、キャップ供給ディスクを単独で昇降させることもできるので、キャップの径が同一で、キャップの高さが変わった場合にも、キャッピングヘッドのチャックを交換することなく兼用が可能である。
駆動モーターの駆動によりキャッピングヘッドを昇降させるヘッド昇降機構と、キャップ供給ディスクを昇降させるディスク昇降機構を設け、駆動モーターの駆動を差動ギヤ装置を介してディスク昇降機構に伝達するように構成することにより、キャッピングヘッドとキャップ供給ディスクを一体的に昇降させるとともに、キャップ供給ディスクを単独で昇降可能にするという目的を達成する。
以下、図面に示す実施例により本発明を説明する。図1は本発明の一実施例に係るキャッピング装置の縦断面図、図2はキャッピングヘッドおよびキャップ供給ディスクの昇降機構を示す図である。このキャッピング装置は、容器2を載せて回転搬送する容器載置台4およびこの容器載置台4上の容器2にキャップ6を装着するキャッピングヘッド8等を備えたキャッパ本体10と、キャッパ本体10のキャッピングヘッド8にキャップ6を供給するキャップ供給機構12とを備えている。
先ず、キャッパ本体10の構成について説明する。ベース14上に固定された環状の支持ブロック16の内部側に、円筒状の固定軸18が配置されており、この固定軸18の外周に、直立した円筒状の回転軸20が嵌合され、前記支持ブロック16内のベアリング16aにより回転自在に支持されている。この円筒状回転軸20の上部外周に外筒22が嵌合している。この外筒22と円筒状回転軸20とは、キー24を介して連結されており、一体的に回転するとともに、外筒22が円筒状回転軸20に対して昇降できるようになっている。
前記円筒状回転軸20の下部寄りに回転テーブル26が固定され、この回転テーブル26上に円周方向等間隔で、容器2を支持する容器載置台4が設けられている。各容器載置台4には、このキャッピング装置の上流側に配置されている充填装置(図示せず)によって液体が充填された容器2が、搬送コンベヤ(図示せず)によって搬送され、スターホイール等の容器供給手段を介して供給される。
外筒22の上端には、この外筒22および前記円筒状回転軸20と一体的に回転する回転体28が取付けられており、この回転体28に円周方向等間隔で複数のキャッピングヘッド8が支持されている。各キャッピングヘッド8は、回転体28の上面に固定されたサーボモータ30によって回転される。これらキャッピングヘッド8は、前記サーボモータ30とスプライン軸32を介して連結されており、回転体28に対して昇降できるようになっている。キャッピングヘッド8の上部内周側にはカムフォロア34が取り付けられており、このカムフォロア34が、これらキャッピングヘッド8の内周側に配置された円筒カム36のカム面に沿って移動することにより、キャッピングヘッド8が昇降する。
これら各キャッピングヘッド8は、前記回転テーブル26に設けられている各容器載置台4と円周方向の位置が一致しており、円筒状回転軸20の回転に伴って、各キャッピングヘッド8と各容器載置台4とが一体的に回転する。キャッピングヘッド8の下端にはキャップ6を保持するチャック38が設けられており、キャッピングヘッド8と容器載置台4上の容器2が一体的に回転(公転)しつつ、キャッピングヘッド8がサーボモータ30によって回転(自転)するとともに、前記円筒カム36によって昇降し、チャック38が保持しているキャップ6を前記容器2に装着する。
また、外筒22の下端部寄りには、ネック支持ガイド40が取り付けられている。このネック支持ガイド40は、前記容器載置台4上の容器2にキャッピングを行う際に、容器2の首部を支持するようになっている。従って、このネック支持ガイド40は、容器載置台4が設けられている回転テーブル26よりも上方で、かつ、キャッピングヘッド8よりも下方に位置している。
キャッパ本体10の中心部に直立して固定された前記円筒状固定軸18の内部に、昇降用の駆動軸42が回転可能に挿通されている。この昇降用駆動軸42の上端に、内面に雌ねじが形成されたナット44が固定されている。また、前記回転体28の上部プレート46の中央に形成された孔46a内を上下に貫通して、カップ状の筒体48が配置されている。このカップ状筒体48は、底部48aを上方に向けており、その下端には前記円筒カム36が取り付けられている。回転体28の上部プレート46を貫通しているカップ状筒体48は、上部プレート46の孔46a内に嵌着されたベアリング50を介して保持されており、回転体28は、このカップ状筒体48の周囲を回転するとともに、カップ状筒体48と一体的に昇降するようになっている。
前記カップ状筒体48の底面(上端面)48aに、外面に雄ねじが形成されたねじ軸52が鉛直方向を向けて固定され、前記雌ねじを有するナット44に螺合している。一方、昇降用駆動軸42の下端部に、ウオームホイール54が固定され、このウオームホイール54に、駆動モーター56(図2参照)によって回転される水平回転軸58(以下、第1水平回転軸と呼ぶ)に設けられたウオーム60が噛み合っており、駆動モーター56の回転が減速されて昇降用駆動軸42に伝達されてこの昇降用駆動軸42が回転する。昇降用駆動軸42が回転すると、この昇降用駆動軸42の上端に取り付けられたナット44に螺合するねじ軸52が昇降し、このねじ軸52が固定されているカップ状筒体48が昇降する。カップ状筒体48の昇降により、回転体28に設けられているキャッピングヘッド8および外筒22に固定されたネック支持ガイド40が一体的に昇降し、円筒状回転軸20に固定された下方の容器載置台4との距離を変更することができる。
前記キャッパ本体10に隣接してキャップ供給機構12が設けられている。このキャップ供給機構12も、直立した中心軸62がベース14を貫通して配置され、その外周に、円筒状回転軸64(以下、第2円筒状回転軸と呼ぶ)が間隙を隔てて嵌合されている。この第2の円筒状回転軸64は、ベース14上に固定された環状の支持ブロック66に保持されたベアリング66aを介して回転自在に支持されている。
第2の円筒状回転軸64の上部にカップ状の外筒68(以下第2外筒と呼ぶ)が嵌合され、キー70を介して連結されており、第2円筒状回転軸64と第2外筒68とが一体的に回転するとともに、第2外筒68が第2円筒状回転軸64に対して昇降できるようになっている。この第2外筒68の下端部の外周に、キャップ供給ディスク72が固定されている。このキャップ供給ディスク72には、シュート74から送り出されたキャップ6が順次載せられ、回転移動して前記キャッピングヘッド8に供給する。従って、このキャップ供給ディスク72は、前記キャッピングヘッド8のチャック38とネックガイド40との間の高さに位置している。
前記中心軸62は、上端が第2外筒68の天面68aにベアリング76を介して回転自在に保持されている。また、この中心軸62は、下端部の外周面に雄ねじが形成されている。この中心軸62の下端部の外周にウオームホイール78が間隙を隔てて嵌合し、このウオームホイール78の上面に、内周に雌ねじが形成されたナット80が固定されて前記中心軸62の雄ねじに螺合している。ウオームホイール78には、前記駆動モーター56(図2参照)の回転が伝達される第2水平回転軸82に設けられたウオーム84が噛み合っている。
前記ウオームホイール78とナット80およびウオームホイール78に噛み合うウオーム84を囲んでウオームケース86が設けられている。このウオームケース86は、前記中心軸62とキー88を介して連結されており、中心軸62はこのウオームケース86によって回転を規制されるとともに、昇降できるようになっている。従って、ウオーム84の回転によってウオームホイール78が回転すると、ナット80が一体的に回転し、このナット80の雌ねじに螺合している中心軸62が昇降する。この中心軸62の昇降に伴って、第2外筒68および第2外筒68に固定されているキャップ供給ディスク72が、第2円筒状回転軸64に対して昇降する。
前記キャッパ本体10の第1円筒状回転軸20の下部外周と、キャップ供給機構12の第2円筒状回転軸64の下部外周にそれぞれ大径の歯車90、92が固定されて互いに噛み合っている。これらの大径歯車90、92の一方に図示しない駆動源からの駆動力によって回転される駆動歯車が噛み合っており、両円筒状回転軸20、64が同期して回転するようになっている。
次に、図2によりキャッピングヘッド8の昇降機構およびキャップ供給ディスク72の昇降機構の構成について説明する。前記駆動モーター56により回転される第1水平回転軸58にウオーム60が設けられ、キャッパ本体10の昇降用駆動軸42の下端部に固定されているウオームホイール54に噛み合っており、駆動モーター56によってウオームホイール54を回転させることにより駆動用昇降軸42を回転させ、第1外筒22に回転体28を介して取り付けられているキャッピングヘッド8および下方のネックガイド40を昇降させる。
前記第1水平回転軸58と平行して中間軸94が配置され、これら両軸58、94にそれぞれプーリー96、98が固定されて、ベルト100が掛け回されている。前記中間軸94と同軸上にキャップ供給機構12の回転軸(第2水平回転軸)82が配置され、この第2水平回転軸82に、前記ウオーム84が設けられて、キャップ供給機構12の中心軸62の周囲に嵌合されたウオームホイール78に噛み合っている。前記第2水平回転軸82が回転すると、ウオーム84を介してウオームホイール78が回転し、このウオームホイール78に固定されているナット80が回転して、中心軸62を昇降させ、第2外筒68に取り付けられているキャップ供給ディスク72が昇降する。
中間軸94とキャップ供給機構12の第2水平回転軸82との間に差動ギア装置102が設けられている。この差動ギヤ装置102は、ディファレンシャルケース104の中間軸94側に大径の平歯車106(以下、第1平歯車と呼ぶ)が固定されており、中間軸94がこの第1平歯車106内にボールベアリング108を介して回転自在に支持されている。この中間軸94の、ディファレンシャルケース104の内部側の先端にかさ歯車94aが設けられている。また、キャップ供給機構12の第2水平回転軸82が、ベアリング110を介してディファレンシャルケース104に回転自在に支持されており、そのケース104の内部側の先端にかさ歯車82aが設けられている。ディファレンシャルケース104には、前記中間軸94および回転軸82と直交するピン112が取付けられ、互いに対向する一対のかさ歯車114、116が回転自在に支持されている。これら2つのかさ歯車114、116が、前記中間軸94のかさ歯車94aおよび第2水平回転軸82のかさ歯車82aに同時に噛み合っている。
ディファレンシャルケース104に固定された第1平歯車106は、前記中間軸94および第2水平回転軸82と平行な伝達軸118に固定された第2平歯車120と噛み合っている。この伝達軸118はケース122に回転自在に支持され、ケース122の内部側の先端にかさ歯車118aが設けられている。また、このケース122には、前記伝達軸118と直交する入力軸124が回転自在に支持され、その先端にかさ歯車124aが設けられて、前記伝達軸118のかさ歯車118aに噛み合っている。入力軸124のケース122外部側には、図示しないハンドル等を取り付けて回転操作する操作部124bが設けられており、この操作部124bを手動で操作することにより入力軸124を回転させることができる。
従って、前記駆動モーター56からの駆動力が、前記プーリー96、98およびベルト100を介して伝達されて中間軸94が回転すると、中間軸94のかさ歯車94aが回転し、この回転が、前記ピン112に嵌合している2つのかさ歯車114、116の回転を介して第2水平回転軸82のかさ歯車82aを回転させる。なお、この操作は、第1平歯車106およびディファレンシャルケース104の回転を阻止した状態で行われるので、図示しないブレーキ手段によって回転を規制しておく。
一方、前記入力軸124の操作部124bを操作して回転させると、この回転は、入力軸124のかさ歯車124aおよび伝達軸118のかさ歯車118aを介して伝達軸118を回転させる。伝達軸118の回転により第2平歯車120が回転すると、この第2平歯車120に噛み合う第1平歯車106が回転する。この第1平歯車106はディファレンシャルケース104に固定されており、このディファレンシャルケース104が一体として回転する。ディファレンシャルケース104が回転するとピン112が回転して、このピン112に嵌合している2つのかさ歯車114、116が、中間軸94および回転軸82の軸線を中心に回転する。中間軸94はキャッパ本体10の第1水平回転軸58を介し、停止してブレーキがかけられている駆動モーター56に接続されているため回転しないので、ピン112に嵌合されているかさ歯車114、116が、中間軸94のかさ歯車94aに噛み合って回転することにより、キャップ供給装置12の第2水平回転軸82を回転させる。このように、モーター56の駆動によりキャッパ本体10の第1水平回転軸58を回転させると、この回転が伝達されてキャップ供給部12の第2水平回転軸82も回転し、キャッピングヘッド8の昇降に追従してキャップ供給ディスク72も昇降する。逆に、駆動モーター56を停止させた状態で、入力軸124側から入力すると、キャップ供給ディスク72だけを昇降させることができる。
以上の構成に係るキャッピング装置の作動について説明する。通常の運転時には、容器2の高さやキャップ6のサイズに応じて、回転テーブル26(容器載置台4)の高さに対して、キャッピングヘッド8およびネックガイド40を所定の高さに設定するとともに、キャップ6の高さに応じて、キャッピングヘッド8に対するキャップ供給ディスク72の高さを設定する。この状態で、図示しないモーターの駆動により大径歯車90、92を介して第1円筒状回転軸18および第2円筒状回転軸64を同期回転させ、第1円筒状回転軸18に取り付けられている回転テーブル26および回転体28に支持されているキャッピングヘッド8を回転させるとともに、第2円筒状回転軸64に連結された第2外筒68に取り付けられているキャップ供給ディスク72を回転させる。
上流側の充填装置で液体が充填された容器2が、図示しない搬送コンベヤによって搬送され、回転テーブル26上に円周方向等間隔で設けられている容器載置台4に順次供給される。一方、シュート74から落下してきたキャップ6が、回転するキャップ供給ディスク72上に順次載せられる。キャッピングヘッド8は、回転体28の回転に伴い、円筒カム36のカム形状に応じて昇降するようになっており、キャップ供給ディスク72上で一端下降してチャック38によりキャップ6を取り上げ、一度上昇した後、容器2の口部に向かって下降するとともに、サーボモータ30によって回転(自転)されてこの容器2にキャッピングを行う。
キャッピングを行う容器2のサイズが変更になった場合には、その容器2の高さに応じて、キャッピングヘッド8の高さおよびネックガイド40の高さを調整する。このときには、駆動モーター56を駆動してキャッパ本体10の第1水平回転軸58を回転させる。第1水平回転軸58が回転すると、この第1水平回転軸58に設けられているウオーム60が回転し、このウオーム60に噛み合っているウオームホイール54が回転する。ウオームホイール54は昇降用駆動軸42に固定されており、ウオームホイール54の回転に伴ってこの昇降用駆動軸42が回転する。すると、昇降用駆動軸42の上端に取り付けられているナット44が回転する。ナット44にはねじ軸52が螺合し、しかもこのねじ軸52がカップ状筒体48に固定されて回転を規制されているので、昇降用駆動軸42に対して昇降する。ねじ軸52の上昇または下降により、カップ状筒体48および回転体28が一体的に上昇または下降する。この回転体28の昇降によりキャッピングヘッド8が昇降する。また、回転体28は第1外筒22に連結されており、第1外筒22に固定されているネックガイド40もキャッピングヘッド8と一体的に昇降する。
前記駆動モーター56の駆動により第1水平回転軸58が回転すると、この第1水平回転軸58の回転は、プーリー96、ベルト100およびプーリー98を介して中間軸94に伝達されてこの中間軸94が回転する。さらに、中間軸94の回転は、そのかさ歯車94a、ディファレンシャルケース102に取り付けられたピン112に支持されている一対のかさ歯車114、116および第2水平回転軸82のかさ歯車82aを介して第2水平回転軸82に伝達されてこの回転軸82を回転させる。第2水平回転軸82に設けられたウオーム84が回転し、ウオームホイール78およびナット80の回転を介して中心軸62が回転する。中心軸62はウオームケース86にキー88を介して連結されて回転が規制されているので、ナット80の回転に伴ってこの中心軸62が昇降する。この中心軸62の昇降により、第2外筒68に取り付けられているキャップ供給ディスク72が昇降する。このように駆動モーター56を駆動することにより、キャッピングヘッド8とキャップ供給ディスク72とを連動させて昇降させることができる。これらキャッピングヘッド8およびネックガイド40と、キャップ供給ディスク72は、上下に接近して配置されているので、このようにキャッピングヘッド8およびネックガイド40と、キャップ供給ディスク72とを一体的に昇降させることにより、これらが互いに衝突することを防止できる。
また、例えば、容器2のサイズが変わらずキャップ6の高さだけが変わった場合には、キャッピングヘッド8の高さを変えずにキャップ供給ディスク72の高さだけを調整することができる。この場合には、駆動モーター56は停止させたままで、入力軸124を操作して回転させる。入力軸124が回転すると、その先端のかさ歯車124aに噛み合う伝達軸118のかさ歯車118aが回転し、伝達軸118に固定されている第2平歯車120が回転する。第2平歯車120に噛み合う第1平歯車106はディファレンシャルケース102に固定されており、このディファレンシャルケース102が回転する。ディファレンシャルケース102が回転すると、このディファレンシャルケース102に固定されているピン112が、中間軸94および第2回転軸82の軸線回りに回転する。中間軸94は停止している駆動モーター56側に接続されているので回転せず、ピン112の周囲に回転自在に支持されている一対のかさ歯車114、116が中間軸94のかさ歯車94aの周囲を回転し、第2水平回転軸82のかさ歯車82aを回転させる。第2水平回転軸82の回転は、ウオーム84からウオームホイール78およびナット80に伝えられてこれらを回転させる。ナット80が回転すると、中心軸62が昇降しキャップ供給ディスク72を昇降させる。このように本実施例に係るキャッピング装置では、キャッピングが行われる容器2が変更になったときには、キャッピングヘッド8とキャップ供給ディスク72を一体的に昇降させてその高さを調整することができるとともに、キャップ供給ディスク72の高さだけを調整することもできる。
キャッピング装置の縦断面図である。(実施例1) キャッパ本体のキャッピングヘッドの高さを調整する昇降機構と、キャップ供給ディスクの高さを調整する昇降機構の駆動を説明する図である。
符号の説明
2 容器
4 容器載置台
6 キャップ
8 キャッピングヘッド
56 駆動モーター
72 キャップ供給デスク
102 差動ギヤ装置

Claims (1)

  1. 容器を載せる容器載置台と、キャップを保持して、前記容器載置台上の容器にキャッピングを行うキャッピングヘッドと、このキャッピングヘッドよりも下方に配置され、キャッピングヘッドにキャップを供給するキャップ供給ディスクと、駆動モーターを有し前記容器載置台に対してキャッピングヘッドを昇降させて、キャッピングヘッドの高さを調整するヘッド昇降機構とを備えたキャッピング装置において、
    前記キャップ供給ディスクを昇降させるディスク昇降機構を設け、かつ、このディスク昇降機構に前記駆動モーターの駆動を伝達する差動ギヤ装置を接続し、
    前記ディスク昇降機構は、ウオームが設けられた水平回転軸と、前記ウオームと噛み合うウオームホイールと、このウオームホイールと一体的なナットと、ナットに螺合して直立した中心軸とを備えるとともに、
    前記作動ギヤ装置は、前記駆動モーターからの駆動力が伝達される中間軸と前記ウオームが設けられた水平回転軸とを回転自在に支持するディファレンシャルケースを備え、前記駆動モーターの駆動によりキャッピングヘッドの昇降に連動させて、前記中心軸を昇降させてキャップ供給ディスクを昇降させるとともに、駆動モーターの停止時に、前記ディファレンシャルケースを回転させることで前記キャップ供給ディスクを単独で昇降可能にしたことを特徴とするキャッピング装置。
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