JP3109527B2 - キャッパのキャッピングヘッド昇降装置 - Google Patents

キャッパのキャッピングヘッド昇降装置

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JP3109527B2 JP02412276A JP41227690A JP3109527B2 JP 3109527 B2 JP3109527 B2 JP 3109527B2 JP 02412276 A JP02412276 A JP 02412276A JP 41227690 A JP41227690 A JP 41227690A JP 3109527 B2 JP3109527 B2 JP 3109527B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明はキャッパに関し、より詳
しくはキャップを容器にキャッピングするキャッピング
ヘッドの昇降装置に関する。
【従来の技術】従来、回転式のキャッパは、回転自在に
設けた回転体と、この回転体を回転駆動するモータと、
上記回転体の外周部等間隔位置に設けられ、それぞれキ
ャップを把持するとともに、該キャップを容器にキャッ
ピングするキャッピングヘッドと、各キャッピングヘッ
ドを昇降させる昇降機構とを備えている。そして上記昇
降機構は、通常、キャッパのフレームに上記回転体の回
転中心を中心として設けたリング状のカム部材と、各キ
ャッピングヘッドに設けられて上記カム部材に係合する
カムフォロワとを備えており、上記回転体の回転に伴う
キャッピングヘッドの移動により上記カム部材のカム曲
線に従って各キャッピングヘッドを昇降させるようにし
ている。
【発明が解決しようとする課題】しかるに、キャッピン
グすべきキャップを高さの低い第1キャップから高さの
高い第2キャップに変更する場合には、キャッピングヘ
ッドにキャップを供給するキャップ供給機構、例えば回
転ディスクによりキャップを上記回転体の回転に同期し
て搬送しながら供給するようにしたキャップ供給機構で
は、上記回転ディスクの高さ位置を低くして、第2キャ
ップの頂部の高さ位置を第1キャップの頂部の高さ位置
に一致させる必要がある。このような調整を行なえば、
第2キャップを第1キャップと同一の状態でキャッピン
グヘッドに供給することができるが、この場合には回転
ディスクの昇降機構が必要となり、また高さの高い第2
キャップについてはキャッピングヘッドはその上方部分
を把持するようになるので、キャッピング時に第2キャ
ップが傾き易くなり、キャッピング不良が発生する危険
性が高くなる。他方、回転ディスクの高さ位置を変更す
ることなくそのまま第2キャップをキャッピングヘッド
に供給するようにした場合には、キャッピングヘッドは
第1キャップの把持位置と同一高さの下方位置で第2キ
ャップを把持できるので、キャッピング時に第2キャッ
プが傾き易くなることが防止できる。しかしながらこの
場合には、上記カム部材によるキャッピングヘッドの降
下パターンは一定なので、すなわち回転体の回転角度位
置に対するキャッピングヘッドの降下位置は一定なの
で、高さの低い第1キャップを基準とした場合、キャッ
ピングヘッドは高さの高い第2キャップとは相対的に早
いタイミングで接触するようになる。換言すれば、キャ
ッピングヘッドと第2キャップとの相対的な位置が最適
な状態となる前にキャッピングヘッドと第2キャップと
が接触するようになるので、円滑に把持できるキャップ
の兼用性の範囲が小さくならざるをえなかった。
【課題を解決するための手段】本発明はそのような事情
に鑑み、上述した従来のキャッパにおいて、上記昇降機
構をそれぞれのキャッピングヘッド毎に設けるととも
に、各昇降機構の駆動源をそれぞれサーボモータとし、
さらに各サーボモータを制御して各キャッピングヘッド
を昇降させる制御装置に、第1キャップに応じて各キャ
ッピングヘッドを所定のパターンで昇降させる第1昇降
パターンと、上記第1キャップとは高さの異なる第2キ
ャップに応じて各キャッピングヘッドを昇降させる上記
第1昇降パターンとは異なるパターンの第2昇降パター
ンとを記憶させたものである。
【作用】上記構成によれば、第1キャップを容器にキャ
ッピングする際には、制御装置により第1昇降パターン
に基づいて各キャッピングヘッドを昇降させればよく、
第2キャップを容器にキャッピングする際には、制御装
置により第2昇降パターンに基づいて各キャッピングヘ
ッドを昇降させればよい。そして上記第1昇降パターン
および第2昇降パターンはそれぞれ第1キャップおよび
第2キャップに最適なパターンに設定してあるので、最
適な状態で各キャップを把持することができる。
【実施例】以下図示実施例について本考案を説明する
と、図1において、図示しないフレームに固定軸1を鉛
直方向に配設して固定してあり、この固定軸1に軸受2
を介して回転体3を回転自在に軸支している。この回転
体3は、図示しないモータによって一方向に回転駆動さ
れるようになっている。上記回転体3の外周部には、回
転体3の回転中心を中心とする円上の等間隔位置に複数
のスピンドル4をそれぞれ鉛直方向に配設し、かつ、各
スピンドル4を上記回転体3に昇降自在に取付けるとと
もに、各スピンドル4をそれぞれ昇降機構5によって昇
降させることができるようにしている。上記各スピンド
ル4の下端部にはそれぞれキャップを把持して該キャッ
プを容器にキャッピングするためのキャッピングヘッド
6を設けている。上記各スピンドル4の上端部にはピニ
オン7を取付けてあり、各ピニオン7を上記固定軸1に
設けたサンギヤ8に噛合させている。各ピニオン7はサ
ンギヤ8に噛合した状態を保ったまま上記昇降機構5に
よって昇降されるようになっている。上記昇降機構5は
それぞれスピンドル4を回転自在に軸支したブラケット
11を備えており、各スピンドル4は該ブラケット11
と一体的に昇降されるようになっている。そして各ブラ
ケット11に固定したナット部材12に、各スピンドル
4と平行に配設して回転体3に軸支したねじ軸13をそ
れぞれ螺合させている。上記各ねじ軸13の上端部には
それぞれギヤ14を取付けてあり、各ギヤ14を回転体
3に設けたサーボモータ15の駆動ギヤ16にそれぞれ
噛合させている。したがって、各サーボモータ15によ
りねじ軸13を正転又は逆転させれば、上記ナット部材
12とブラケット11とを介してスピンドル4およびキ
ャッピングヘッド6を昇降させることができる。上記各
サーボモータ15はそれぞれ図示しないロータリジョイ
ントを介してフレーム側に設けた制御装置21に電気的
に接続している。この制御装置21は、回転体3が1回
転したことを検出する原点検出器22と、容器が1ピッ
チ進む毎に1回転するように設定したロータリエンコー
ダ等の回転位置検出器23とからの信号を入力し、両検
出器22、23からの信号によって各キャッピングヘッ
ド6のそれぞれの回転位置を検出できるようになってい
る。図2に示すように、上記キャッピングヘッド6に供
給されるキャップ24は、従来公知の回転式キャップ供
給機構の回転ディスク25によって搬送され、回転体3
内に搬入された図示しない容器の直上位置でキャッピン
グヘッド6に受渡されるようになっている。そして上記
制御装置21は、図3に示すように、例えば10mmの
高さの第1キャップに対して各キャッピングヘッド6を
最適のパターンで昇降させる第1昇降パターン31と、
30mmの高さの第2キャップに対して各キャッピング
ヘッド6を昇降させる第2昇降パターン32とを記憶し
ている。そして上記制御装置21にキャッピングするキ
ャップが例えば第1キャップであることが入力される
と、該制御装置21は上記第1昇降パターン31を選択
して、第1昇降パターン31に従って各キャッピングヘ
ッド6を昇降させるようになる。なお、図2において、
回転体3と回転ディスク25とはそれぞれに示した位置
A〜Eが相互に一致するように同期回転するようになっ
ており、また図3における位置A〜Eは図2の位置A〜
Eに対応している。以上の構成において、制御装置21
にキャッピングするキャップが第1キャップ又は第2キ
ャップであることを入力してキャッパの運転開始指令を
入力すると、該制御装置21はモータを起動して回転体
3を回転させる。これにより回転体3と一体的にスピン
ドル4が固定軸1の周囲を公転し、かつスピンドル4に
取付けたピニオン7がサンギヤ8に噛合しているので、
スピンドル4を介してキャッピングヘッド6が回転駆動
される。これと同時に、上記制御装置21は上記各検出
器22、23からの信号によって各キャッピングヘッド
6のそれぞれの回転位置を検出し、第1キャップに対応
する第1昇降パターン31又は第2キャップに対応する
第2昇降パターン32に従って各キャッピングヘッド6
を昇降させる。このとき、上記第1昇降パターン31お
よび第2昇降パターン32は、第1キャップの高さと第
2キャップの高さとを考慮してそれぞれ自由にキャッピ
ングヘッド6の降下開始位置、降下速度、最下端位置等
を設定することができるので、それぞれのキャップを円
滑に把持することができる。したがって本実施例によれ
ば、第1キャップと第2キャップとの高さが異なって
も、キャッピングヘッド6と各キャップとのそれぞれの
接触位置を最適な状態に維持することができ、したがっ
て円滑な把持が行なえるとともに、キャップの兼用性の
範囲を拡大することができる。また、従来のように回転
ディスク25の高さ位置を調整することなく、上記キャ
ッピングヘッド6で第1キャップおよび第2キャップの
それぞれの最適な位置を把持させることができるので、
従来のようにキャッピング時にキャップが傾き易くなる
ということも防止できる。さらに従来のカム部材を用い
た昇降機構では、容器の高さが異なる容器を兼用する場
合、容器の高さに合わせてカム部材全体の昇降、回転デ
ィスクの昇降など複雑な調整作業を必要としていたが、
本実施例によればキャッピングヘッドの昇降パターンを
設定するだけで簡単に兼用することができる。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、異なる
種類のキャップについて、キャッピングヘッドと各キャ
ップとの接触位置や把持位置等を最適な状態に維持する
ことができるので、円滑かつ確実なキャッピングを行な
うことができ、しかもキャップや容器の兼用性の範囲を
拡大することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図。
【図2】キャッピングヘッド6へのキャップ24の受渡
し状態を示す平面図。
【図3】第1キャップに対応する第1昇降パターン31
と第2キャップに対応する第2昇降パターン32とを示
す図。
【符号の説明】
3 回転体 5 昇降機構 6 キャッピングヘッド 13 ねじ軸 15 サーボモータ 21 制御装置 24 キャップ 25 回転ディスク 31 第1昇降パターン 32 第2昇降パターン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に設けた回転体と、この回転体
    を回転駆動するモータと、上記回転体の外周部等間隔位
    置に設けられ、それぞれキャップを把持するとともに、
    該キャップを容器にキャッピングするキャッピングヘッ
    ドと、各キャッピングヘッドを昇降させる昇降機構とを
    備えたキャッパにおいて、 上記昇降機構をそれぞれのキャッピングヘッド毎に設け
    るとともに、各昇降機構の駆動源をそれぞれサーボモー
    タとし、さらに各サーボモータを制御して各キャッピン
    グヘッドを昇降させる制御装置に、第1キャップに応じ
    て各キャッピングヘッドを所定のパターンで昇降させる
    第1昇降パターンと、上記第1キャップとは高さの異な
    る第2キャップに応じて各キャッピングヘッドを昇降さ
    せる上記第1昇降パターンとは異なるパターンの第2昇
    降パターンとを記憶させたことを特徴とするキャッパの
    キャッピングヘッド昇降装置。
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